JP5221617B2 - 通信装置、通信システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、通信装置通信システム、制御方法及びプログラムに関する。
従来から、PC(Personal Computer)等の様々な端末は、イーサネット(登録商標)などを用いて通信を行っている。これらの端末は、通信フレームがいつ到着するか分からないため、常に稼働状態である必要があった。一方、近年の消費電力削減に対する気運の高まりから、これらの端末においても消費電力削減の試みがなされており、例えば、端末全体に給電が行われる稼働状態と、稼働状態に移行するパケットを監視させるために端末の通信に関わる部分に給電する低電力状態とを、使い分ける技術がある。
特開2003−89254号公報
しかしながら、上述したような技術では、通信に関わる部分への通電は常に行われているため、通信に関わる部分の消費電力を削減できない。
実施形態の通信装置は、通信部を備え、通信部は、起動信号受信部と、状態管理部と、応答信号送信部と、を備える。起動信号受信部は、第1状態よりも消費電力が小さい第2状態から前記第1状態への変更を要求する起動信号を受信する。状態管理部は、前記起動信号が受信された場合に、前記通信部前記第2状態から前記第1状態へ状態変更、前記通信部が前記第1状態時に受信されるフレームを処理する制御前記状態変更の通知である状態変更イベント通知とを、行う応答信号送信部は、前記起動信号が受信された場合に、前記通信装置を識別する通信装置識別情報及び前記制御部が初期化する毎に変動する初期化識別情報の少なくとも一方を含む応答信号を送信する。
図1は、第1実施形態の通信システムの構成例を示すブロック図。 図2は、第1実施形態の通信システムにおけるノード間のデータ送受信例を示すシーケンス図。 図3は、第1実施形態の起動信号として送信されるNLPの例を示す図。 図4は、第1実施形態のフレームのフォーマット例を示す図。 図5は、第1実施形態のフレームのフォーマット例を示す図。 図6は、第1実施形態の応答信号として送信されるNLPの例を示す図。 図7は、第1実施形態の送信端末の構成例を示すブロック図。 図8は、第1実施形態のNICの構成例を示すブロック図。 図9は、第1実施形態の受信端末の構成例を示すブロック図。 図10は、第1実施形態のNICの構成例を示すブロック図。 図11は、第1実施形態のスイッチの構成例を示すブロック図。 図12は、第1実施形態のNICの動作手順例を示すフローチャート。 図13は、第1実施形態のNICの起動信号受信動作手順例を示すフローチャート。 図14は、第1実施形態のNICのフレーム受信動作手順例を示すフローチャート。 図15は、第1実施形態の通信システム全体の動作手順例を示すシーケンス図。 図16は、第2実施形態のFLPのフォーマット例を示す図。 図17は、第2実施形態のFLPの情報用パルスの説明図。 図18は、第2実施形態のNICの構成例を示すブロック図。 図19は、第2実施形態のNICの構成例を示すブロック図。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる通信装置及び通信システムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の通信システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、通信システム1は、送信端末10と、受信端末20と、スイッチ30とを、備える。送信端末10及び受信端末20は、スイッチ30を介して接続される。第1実施形態では、通信システム1の通信方式が、イーサネット(登録商標)通信方式であり、10Mbpsの通信速度を有する場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。また、送信端末10及び受信端末20は、いずれも送受信が可能な通信端末であるが、説明を平易にするため、起動信号及びフレームの送信に特化した送信端末と、起動信号及びフレームの受信に特化した受信端末として説明する。但し、これらに限定されるものではない。
また以下では、送信ノード、受信ノードという表現を用いる場合がある。ここで、送信ノードとは、起動信号及びフレームの送信対象を指し、例えば、送信端末10や、受信端末20に起動信号及びフレームを送信するスイッチ30などが該当する。同様に、受信ノードとは、起動信号及びフレームの受信対象を指し、例えば、受信端末20や、送信端末10から起動信号及びフレームを受信するスイッチ30などが該当する。
また、通信システム1における送信ノード及び受信ノードの通信部(NIC:Network Interface Card)は、フレームの送受信が可能なアクティブ状態(第1状態の一例、以下、「N1」と称する)と、フレームの送信が不可能であって、クロック周波数がアクティブ状態よりも低いLPI(Low Power Idle)状態(第2状態の一例、以下、「N2」と称する)とを、有している。そして通信システム1では、送信ノードと受信ノードとがNLP(Normal Link Pulses)を交換することで、互いにリンクに接続していることを認識し、リンクを介してフレームを送受信する。但し、送信ノード及び受信ノードの通信部がN1の場合には、NLPの交換は定期的に行われるが、送信ノード及び受信ノードの通信部がN2の場合には、NLPの交換は行われず、受信ノードの通信部をN2からN1に復帰させる場合に、NLPの交換が行われる。これにより、フレームを送信しない場合の送信ノード及び受信ノードの消費電力の更なる削減を図っている。
図2は、第1実施形態の通信システム1におけるノード間のデータ送受信の流れの一例を示すシーケンス図である。
送信ノードは、フレームを送信する際に、まず、起動信号としてNLPを受信ノードに送信する(ステップS10)。図3は、起動信号として送信されるNLPの一例を示す図である。ここで、受信ノードの通信部は、N2において、起動信号(NLP)を受信すると、クロック周波数を上げることにより、N1に移行し、フレーム受信の準備を行う。この際、受信ノードの通信部は、給電電圧も上げることが望ましい。
続いて、送信ノードは、送信対象のフレームを受信ノードに送信する(ステップS20)。図4及び図5は、フレームのフォーマットの一例を示す図である。送信ノードは、図4及び図5のいずれのフォーマットを有するフレームを送信してもよい。ここで、フレームは、電気信号の形で伝達されるため、受信ノードの通信部は、フレームを正しく受信するために、信号の乱れを補正するためのデジタル信号処理を行う必要がある。このため、受信ノードの通信部は、デジタル信号処理として、フレームの先頭に付加されているプリアンブルと呼ばれる既知のビットパターンを用いて、伝送ひずみを補正するためのフィルタ係数(波形乱れの成分)を算出したり、送信ノードとビット同期を取るために受信側のPLLを調節したりする。以下、これらのパラメータを決定する処理をウォーミングアップと称する。
続いて、受信ノードは、送信ノードから起動信号を受信すると、応答信号としてNLPを送信ノードに送信する(ステップS30)。図6は、応答信号として送信されるNLPの一例を示す図である。図6に示すように、応答信号として送信されるNLPには、ノードを識別するノードIDと、ノードが再起動(初期化)する毎に変化する起動IDとが、含まれる。これにより、送信ノードは、ノードの入れ替わりやリブートの有無を検出することができる。なお送信ノードは、フレーム送信後一定時間以内に受信ノードからNLPを受信できない場合には、リンク切断としてエラー処理を行う。
続いて、送信ノードは、送信対象のフレームを受信ノードに送信する(ステップS40、ステップS50)。ここで、送信ノードは、前回のフレーム送信後、一定時間以内に次のフレームを送信する場合には、NLPの送信を省略できる。なお、送信ノードは、後続フレームがある場合には、フレームのヘッダ又はトレーラに後続フレームがある旨を記すことが望ましい。
図7は、第1実施形態の送信端末10の構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、送信端末10は、CPU(Central Processing Unit)101と、メモリ102と、割込みコントローラ103と、バス104と、ブリッジ105と、NIC(Network Interface Card)110とを、備える。
送信端末10では、送信端末10の各部を制御するCPU101、CPU101の作業領域として使用されるメモリ102、NIC110などの周辺機器からの割込み要求をCPU101へ通知する割込みコントローラ103、及びバス104が、ブリッジ(チップ)105を介して接続され、NIC110がバス104に接続されている。
CPU101は、メモリ102上で送信対象のフレームを作成し、バス104を介してNIC110に転送したり、フレーム送信を開始する旨を示すフレーム送信イベントを、バス104を介してNIC110に通知したりする。またCPU101は、NIC110からバス104及び割込みコントローラ103を介してリンク故障イベントを受信する。これにより、CPU101は、フレーム送信に失敗したと判定し、エラー処理を行う。例えば、CPU101は、エラー処理として、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によるIPアドレスの再取得を行い、再取得に失敗した場合に、図示せぬ表示部などにエラーメッセージを表示する。
図8は、第1実施形態のNIC110の構成の一例を示すブロック図である。なお、図8に示す例は、NIC110の構成のうち送信に関係する構成を例示したものである。図8に示すように、NIC110は、バスインタフェース112と、送信フレームバッファ114と、物理層処理部116と、状態管理部118と、クロック周波数管理部120と、電圧管理部122と、起動信号送信部124と、フレーム送信部126と、NLP制御部128とを、備える。
バスインタフェース112は、バス104とのインタフェースである。送信フレームバッファ114は、CPU101からバスインタフェース112を介して転送されたフレームを格納する。物理層処理部116は、物理層レベルでの各種変換処理などを行う。
状態管理部118は、NIC110の電源状態であるNIC状態を管理する。具体的には、状態管理部118は、クロック周波数管理部120に対するNIC110のクロック周波数の上げ下げ、電圧管理部122に対するNIC110への給電電圧の上げ下げを指示する。
例えば、状態管理部118は、NIC110のNIC状態がN2である場合に、CPU101からフレーム送信イベントが通知されると、クロック周波数管理部120にNIC110のクロック周波数を上げさせるとともに、電圧管理部122にNIC110への給電電圧を上げさせるように指示する。これにより、状態管理部118は、NIC110のNIC状態をN2からN1に変更する。ここで、状態管理部118は、状態管理部118内の図示せぬメモリなどでNIC状態(N1であるか、N2であるか)を管理するものとする。なお状態管理部118は、NIC110のNIC状態がN1である場合に、CPU101からフレーム送信イベントが通知されても、クロック周波数管理部120及び電圧管理部122への上述した指示は行わない。
また状態管理部118は、送信フレームバッファ114にフレームが転送されると、起動信号送信部124に起動信号の送信を指示する。
また状態管理部118は、NLP制御部128からリンク故障イベントを受信すると、バスインタフェース112を介してCPU101に通知する。
クロック周波数管理部120は、状態管理部118からの指示を受け、NIC110の動作クロック数の上げ下げを行う。電圧管理部122は、状態管理部118からの指示を受け、NIC110への給電電圧の上げ下げを行う。
起動信号送信部124は、状態管理部118からの指示を受け、起動信号としてNLPを、物理層処理部116を介して送信する。
フレーム送信部126は、送信フレームバッファ114に格納されている送信フレームを、物理層処理部116を介して順次送信する。この際、フレーム送信部126は、受信ノードから送信停止が要求されているか否かの確認を行い、送信停止期間でない場合にフレームを送信する。
なおフレーム送信部126は、送信対象のフレームを送信する際に、送信フレームバッファ114に後続フレーム(他のフレーム)が格納されている場合、送信対象のフレームに後続フレームビット(後続フレームがあることを示す情報フィールド)をセットして送信する。但し、後続フレームビットのセットは、必須ではない。
またフレーム送信部126は、前回のフレームを送信してから一定時間以内、即ち受信ノードの受信動作が可能な時間内であれば、起動信号送信部124による起動信号の送信を必要とせずに送信対象のフレームを送信できる。
NLP制御部128(応答信号受信部の一例)は、起動信号が送信された受信ノードから予め定められた時間内に応答信号としてNLPを受信しなかった場合、リンク切断と判定し、状態管理部118にリンク故障イベントを送信する。またNLP制御部128は、予め定められた時間内にNLPを受信した場合であっても、ノードIDが前回のNLPのノードIDと異なる場合や、起動IDが前回のNLPの起動IDと異なる場合にも、状態管理部118にリンク故障イベントを送信する。
なお、NLP制御部128は、NIC110のNIC状態がN1の場合、受信ノードに一定間隔でNLPを送信するとともに、受信ノードからNLPを受信する処理を行うが、NIC110のNIC状態がN2の場合には、この処理を行わない。これにより、NIC110のNIC状態がN2の場合の消費電力を一層削減することができる。
図9は、第1実施形態の受信端末20の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、受信端末20は、送信端末10と同様、CPU201と、メモリ202と、割込みコントローラ203と、バス204と、ブリッジ205と、NIC210とを、備える。送信端末20では、CPU201、メモリ202、割込みコントローラ203、及びバス204が、ブリッジ(チップ)205を介して接続され、NIC210がバス204に接続されている。
CPU201は、NIC210からバス204及び割込みコントローラ203を介してNIC210のNIC状態がN2からN1に移行した旨の状態変更イベントを受信する。この際、CPU201は、動作速度を上げることが望ましい。このようにすれば、CPU201は、NIC210が受信したフレームの処理遅延を削減することができる。またCPU201は、NIC210からバス204及び割込みコントローラ203を介してNIC210のNIC状態をN1からN2に移行する旨の状態変更イベントを受信する。
メモリ202には、NIC210からフレームがバス204を介してDMA(Direct Memory Access)転送される。
図10は、第1実施形態のNIC210の構成の一例を示すブロック図である。なお、図10に示す例は、NIC210の構成のうち受信に関係する構成を例示したものである。図10に示すように、NIC210は、バスインタフェース212と、物理層処理部214と、起動信号受信部216と、状態管理部218と、クロック周波数管理部220と、電圧管理部222と、NLP制御部224と、フレーム受信部226と、フレームフィルタ部228と、受信フレームバッファ230と、DMAコントローラ232とを、備える。
バスインタフェース212は、バス204とのインタフェースである。物理層処理部214は、物理層レベルでの各種変換処理などを行う。
起動信号受信部216は、送信ノードから起動信号として送信されたNLPを、物理層処理部214を介して受信し、状態管理部218に起動信号受信イベントを通知する。
状態管理部218は、NIC210のNIC状態を管理する。具体的には、状態管理部218は、クロック周波数管理部220に対するNIC210のクロック周波数の上げ下げ、電圧管理部222に対するNIC210への給電電圧の上げ下げを指示する。
例えば、状態管理部218は、NIC210のNIC状態がN2である場合に、起動信号受信部216から起動信号受信イベントが通知されると、クロック周波数管理部220にNIC210のクロック周波数を上げさせるとともに、電圧管理部222にNIC210への給電電圧を上げさせるように指示する。これにより、状態管理部218は、NIC210のNIC状態をN2からN1に変更する。なお状態管理部218は、状態管理部218内の図示せぬメモリなどでNIC状態(N1であるか、N2であるか)を管理する。そして状態管理部218は、NLP制御部224にNLPの送信を指示する。更に状態管理部218は、バスインタフェース212を介してCPU201にNIC210のNIC状態がN2からN1に移行した旨の状態変更イベントを送信する。なお、状態管理部218は、CPU201以外にもメモリコントローラやバスコントローラ(いずれも図示省略)等に状態変更イベントを送信することもできる。
また状態管理部218は、フレーム受信部226により予め定められた一定時間フレームが受信されなければ、バスインタフェース212を介してCPU201にNIC210のNIC状態がN1からN2に移行する旨の状態変更イベントを送信する。そして状態管理部218は、クロック周波数管理部220にNIC210のクロック周波数を下げさせるとともに、電圧管理部222にNIC210への給電電圧を下げさせるように指示する。これにより、NIC210がフレームを受信しない場合の消費電力を削減することができる。
クロック周波数管理部220は、状態管理部218からの指示を受け、NIC210のクロック周波数の上げ下げを行う。電圧管理部222は、状態管理部218からの指示を受け、NIC210への給電電圧の上げ下げを行う。
NLP制御部224(応答信号送信部の一例)は、状態管理部218からの指示を受け、物理層処理部214を介して応答信号としてNLPを送信する。なお、NLP制御部224は、NIC210のNIC状態がN2の場合には、一定間隔でのNLP送信は行わない。これにより、NIC210のNIC状態がN2の場合の消費電力を一層削減することができる。
フレーム受信部226は、物理層処理部214を介してフレームを受信し、FCS(Frame Check Sequence)を用いたフレーム内ビット誤りの有無の確認及びフレームフォーマットの確認などイーサネット(登録商標)のMAC処理を行い、出力する。特にフレーム受信部226は、受信したフレームのプリアンブルを用いて、ウォーミングアップを行う。
フレームフィルタ部228は、フレーム受信部226から出力されたフレームの宛先MACアドレスを確認し、所望のフレーム以外を破棄し、出力する。ここで、所望のフレームとは、ブロードキャストMACアドレスを有するフレーム、及びCPUから予め受信を指示されたMACアドレスを有するフレームなどである。
受信フレームバッファ230は、フレームフィルタ部228から出力されたフレームを格納する。なお、受信フレームバッファ230は、複数フレームを格納できることが好ましい。
DMAコントローラ232は、受信フレームバッファ230に格納されたフレームを、バスインタフェース212を介してメモリ202にDMA(Direct Memory Access)転送する。但し、NIC210が、フレーム受信を開始する旨を示すフレーム受信イベントを、バス204及び割込みコントローラ203を介してCPU201に通知し、受信フレームバッファ230からCPU201経由でメモリ202にフレームを転送するようにしてもよい。また、DMAコントローラ232は、CPU201からの指示でDMA転送を行うようにしてもよい。
図11は、第1実施形態のスイッチ30の構成の一例を示すブロック図である。図11に示すように、スイッチ30は、CPU301と、メモリ302と、割込みコントローラ303と、バス304と、ブリッジ305と、FIB(Forwarding Information Base)306と、NIC307と、NIC308と、NIC309とを、備える。スイッチ30では、CPU301、メモリ302、割込みコントローラ303、及びバス304が、ブリッジ(チップ)305を介して接続され、FIB306、NIC307、NIC308、及びNIC309がバス304に接続されている。
スイッチ30は、複数のNIC(本実施形態では、3つ)を備えるとともにFIBを備える点で、送信端末10及び受信端末20と、相違する。
FIB306は、MACアドレスとポート(NIC)を対応付けて保持しており、フレームを受信する毎に、受信したフレームの送信MACアドレスと受信ポート(NIC)との対応を追加する。
NIC307〜309は、それぞれ、フレームを受信すると、その送信MACアドレスをFIB306に問合せ、得られたポートに受信フレームを送信する。NIC307〜309の構成は、フィルタの部分を除き、図8に示すNIC110や図10に示すNIC210と同様である。
なお、スイッチ30によるフレーム送信動作及び受信動作は、それぞれ上述の送信端末10の動作及び受信端末20の動作と同様である。但し、スイッチ30の場合、全てのNIC307〜309がN2の時にのみCPU301やバス304などの回路をスリープさせることができる。また、スイッチ30のNIC状態のN2からN1への移行は、若干の時間を要するため、送信端末10から一定時間のフレーム受信がなくてもN2へ移行しないようにすることもできる。また、スイッチ30のNIC307〜309は、一定時間フレーム送信がなくても、スイッチ30のNIC状態をN2へ移行させず、送信フレームの発生時に、起動信号を送信することもできる。これによりフレーム転送時の処理遅延を削減することができる。
図12は、第1実施形態のNIC110の動作手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、状態管理部118は、CPU101からフレーム送信イベントが通知されると、NIC状態がN2であるか否かを確認する(ステップS100)。
続いて、状態管理部118は、NIC状態がN2である場合(ステップS100でYes)、クロック周波数管理部120に動作クロック数を上げさせるとともに、電圧管理部122にNIC110への給電電圧を上げさせ、NIC状態をN2からN1に変更する(ステップS102)。なお、NIC状態がN1である場合(ステップS100でNo)、ステップS102の処理は行われない。
続いて、状態管理部118は、前回のフレームが送信されてから、Ta時間経過したか否かを確認する(ステップS104)。そして状態管理部118は、Ta時間経過している場合には(ステップS104でYes)、起動信号送信部124に起動信号の送信を指示し、起動信号送信部124は、起動信号としてNLPを、物理層処理部116を介して送信する(ステップS106)。なお、Ta時間経過していない場合には(ステップS104でNo)、ステップS106の処理は行われない。
続いて、フレーム送信部126は、送信フレームバッファ114から送信対象のフレームを取得し、送信対象のフレームを取得した後に、後続フレームが送信フレームバッファ114に残っているか否かを確認する(ステップS108)。そして、フレーム送信部126は、後続フレームが残っている場合には(ステップS108でYes)、送信対象のフレームに後続フレームビットをセットして(ステップS110)、送信する(ステップS112)。一方、フレーム送信部126は、後続フレームが残っていない場合には(ステップS108でNo)、ステップS110の処理を行わずに、送信対象のフレームを送信する(ステップS112)。
続いて、NLP制御部128は、起動信号送信部124による起動信号(NLP)の送信後Tr時間以内に、受信ノードからNLPを受信したか否かを確認する(ステップS114)。またNLP制御部128は、Tr時間以内にNLPを受信した場合(ステップS114でYes)、受信したNLPのノードIDに変更があるか否かを確認する(ステップS116)。更にNLP制御部128は、ノードIDに変更がない場合(ステップS116でNo)、受信したNLPの起動IDに変更があるか否かを確認する(ステップS118)。
そして、NLP制御部128は、Tr時間以内にNLPを受信しなかった場合(ステップS114でNo)、ノードIDに変更がある場合(ステップS116でYes)、又は起動IDに変更がある場合に(ステップS118でYes)、状態管理部118にリンク故障イベントを通知し、状態管理部118がリンク故障イベントをCPU101に送信する(ステップS120)。
一方、起動IDに変更がない場合(ステップS118でNo)、フレーム送信部126は、送信フレームバッファ114にフレームがあるか否かを確認する(ステップS122)。
そして、フレーム送信部126は、送信フレームバッファ114にフレームがある場合(ステップS122でYes)、ステップS124〜ステップS128の処理を行い、ステップS122に戻る。なお、ステップS124〜ステップS128までの処理は、それぞれステップS108〜ステップS112までの処理と同様であるため、説明を省略する。
一方、送信フレームバッファ114にフレームがない場合(ステップS122でNo)、状態管理部118は、前回のフレームが送信されてからTs時間以上経過したか否かを確認する(ステップS130)。そして、状態管理部118は、Ts時間以上経過している場合(ステップS130でYes)、クロック周波数管理部120に動作クロック数を下げさせるとともに、電圧管理部122にNIC110への給電電圧を下げさせ、電源状態をN1からN2に変更し(ステップS132)、処理を終了する。なお、Ts時間以上経過していない場合(ステップS130でNo)、ステップS122へ戻る。
図13は、第1実施形態のNIC210の起動信号受信動作手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、状態管理部218は、起動信号受信部216から起動信号受信イベントが通知されると、NIC状態がN2であるか否かを確認する(ステップS200)。
続いて、状態管理部218は、NIC状態がN2である場合(ステップS200でYes)、クロック周波数管理部220に動作クロック数を上げさせるとともに、電圧管理部222にNIC210への給電電圧を上げさせ、NIC状態をN2からN1に変更する(ステップS202)。
続いて、状態管理部218は、バスインタフェース212を介してCPU201にNIC210のNIC状態がN2からN1に移行した旨の状態変更イベントを送信する(ステップS204)。
続いて、状態管理部218は、NLP制御部224にNLPの送信を指示し、NLP制御部224は、物理層処理部214を介してNLPを送信する(ステップS206)。
なお、ステップS200において、NIC状態がN1である場合(ステップS200でNo)、ステップS202〜ステップS206の処理は行われない。
図14は、第1実施形態のNIC210のフレーム受信動作手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、フレーム受信部226は、物理層処理部214を介してフレームを受信し、受信したフレームに後続フレームビットがセットされているか否かを確認する(ステップS210)。
そしてフレーム受信部226は、後続フレームビットがセットされている場合(ステップS210でYes)、スリープ待ちタイマをTaにセットし(ステップS212)、後続フレームビットがセットされていない場合(ステップS210でNo)、スリープ待ちタイマをTbにセットする(ステップS214)。なお、Ta>Tbである。
続いて、フレーム受信部226は、後続フレームなどのフレームを受信した場合(ステップS216でYes)、ステップS210へ戻り、後続フレームなどのフレームを受信しない場合(ステップS216でNo)、スリープ待ちタイマが満了したか否かを確認する(ステップS218)。
そしてフレーム受信部226は、スリープ待ちタイマが満了していない場合(ステップS218でNo)、ステップS216へ戻り、スリープ待ちタイマが満了した場合(ステップS218でYes)、その旨を状態管理部218に通知する。この場合、状態管理部218は、バスインタフェース212を介してCPU201にNIC210のNIC状態がN1からN2に移行する旨の状態変更イベントを送信する(ステップS220)。そして状態管理部218は、クロック周波数管理部220にNIC210の動作クロック数を下げさせるとともに、電圧管理部222にNIC210への給電電圧を下げさせ、NIC状態をN1からN2に変更する(ステップS222)。
図15は、第1実施形態の通信システム1全体の動作手順の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、図15に示す例では、NICがN1であること(CPUの場合は高速動作状態)を太線部分で示し、NICがN2であること(CPUの場合は低速動作状態又はスリープ状態)を細線部分で示している。
まず、送信端末10のCPU101は、送信対象のフレーム1、2を作成し、NIC110に転送する(ステップS300、ステップS302)。
続いて、送信端末10のNIC110は、起動信号としてNLPを、スイッチ30のNIC307〜309のいずれかである受信NICに送信する(ステップS304)。
続いて、スイッチ30の受信NICは、スイッチ30のCPU301に受信NICのNIC状態がN2からN1に移行する旨の状態変更イベントを通知するとともに(ステップS306)、送信端末10のNIC110にNLPを送信する(ステップS308)。
続いて、送信端末10のNIC110は、CPU101から転送されたフレーム1、2をスイッチ30の受信NICに送信する(ステップS310、ステップS312)。
続いて、スイッチ30の受信NICは、送信端末10のNIC110から送信されたフレーム1、2をスイッチ30のCPU301に転送する(ステップS314、ステップS316)。その後、スイッチ30の受信NICは、予め定められた一定時間フレームが受信されなければ、スイッチ30のCPU301に受信NICのNIC状態をN1からN2に移行する旨の状態変更イベントを送信する。(ステップS318)。
続いて、スイッチ30のCPU301は、スイッチ30の受信NICから送信されたフレーム1、2を、スイッチ30のNIC307〜309のいずれかである送信NICに送信する(ステップS320、ステップS322)。
続いて、スイッチ30の送信NICは、起動信号としてNLPを、受信端末20のNIC210に送信する(ステップS324)。
続いて、受信端末20のNIC210は、受信端末20のCPU201にNIC210のNIC状態がN2からN1に移行する旨の状態変更イベントを通知するとともに(ステップS326)、スイッチ30の送信NICにNLPを送信する(ステップS328)。
続いて、スイッチ30の送信NICは、CPU301から転送されたフレーム1、2を受信端末20のNIC210に送信する(ステップS330、ステップS332)。
続いて、受信端末20のNIC210は、スイッチ30の送信NICから送信されたフレーム1、2を受信端末20のCPU201に転送する(ステップS334、ステップS336)。その後、受信端末20のNIC210は、予め定められた一定時間フレームが受信されなければ、受信端末20のCPU201にNIC210のNIC状態をN2からN1に移行する旨の状態変更イベントを送信する(ステップS338)。
以上のように第1実施形態によれば、NICは、フレーム送受信の有無に応じて、NIC状態をアクティブ状態(N1)又はLPI状態(N2)に変更するため、通信に関わる部分の消費電力を削減することができる。特に、NIC状態の変更が状態変更イベントとしてCPUに通知されるため、CPUによる省電ステートの制御を正確に行うこともできる。
また第1実施形態によれば、NICにより受信されたフレームはDMA転送されるため、CPUが低速動作状態から高速動作状態への移行中であっても、受信されたフレームを確実に転送することができる。
また第1実施形態によれば、NIC状態がN2の場合に、一定間隔でのNLPの送受信が行われないため、NIC状態がN2の場合の消費電力を一層削減することができる。
また第1実施形態によれば、NIC状態がN2からN1に変更される場合に受信されるフレームのプリアンブルを用いることで、一定間隔でのNLPの送受信を行わなくてもウォーミングアップを行うことができる。同様に起動信号の応答にノードID及び起動IDが付与されるため、一定間隔でのNLPの送受信を行わなくても、受信ノードの入れ替わりやリブートを検出することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、フレームのプリアンブルを用いて受信ノードのNIC(NICの回路)のウォーミングアップを行う例について説明した。しかしながら、例えば100Mbpsや1Gbpsのように通信速度が高速になると、プリアンブルでウォーミングアップを行うことが難しくなる。これは、例えば、1000Base−Tのようにツイストペアケーブル(信号線対を複数束ねたケーブル)にて電気信号を通すことで高速な情報を送る際には、ケーブル内の隣接信号線対から電磁的な影響を受けるため信号波形の乱れが高速通信になるほど大きくなる。また、自身の信号線対の送信信号が反射したエコーが受信信号に重なり合うことでも受信信号の波形の乱れも大きくなるためである。さらに、プリアンブル長を伸ばすと有効なデータを運ぶための効率を低下させるためである。このため、第2実施形態では、起動信号を用いて受信ノードのNIC(NICの回路)のウォーミングアップを行う例などについて説明する。なお以下では、第1実施形態との相違点の説明を主に行い、第1実施形態と同様の機能を有する構成要素については、第1実施形態と同様の名称・符号を付し、その説明を省略する。
ここで、第2実施形態では、起動信号としてNLPではなく、FLP(Fast Link Pulse)を用いるものとする。
図16は、FLPのフォーマットの一例を示す図であり、図17は、FLPの情報用パルスの説明図である。図16に示すように、FLPは33個のパルス列で構成されており、奇数番目のパルスは同期用パルスとなっており、偶数番目の16個のパルスが情報用のパルスとなっている。
例えば、図17に示すように、A0〜A7は、通信方式を定めるビットとなっており、送信ノードは、通信したい通信方式を示すビットをセットして受信ノードに送信する。この際、送信ノードは、受信ノードの通信部のウォーミングアップのために、FLPを2つ以上連続して送信することが望ましい。
そして送信ノードは、受信ノードから、ACKに1が設定され、かつ、送信した通信したい通信方式に対応する位置に1が設定されたFLPを受信すると、フレームを送信する。なお、送信ノードにより受信されるFLPには、第1実施形態同様、ノードID及び起動IDの少なくともいずれかが付与されていることが好ましい。これにより、送信ノードは、受信ノードの入れ替わりやリブートを検出できる。
図18は、第2実施形態の送信端末のNIC1110の構成の一例を示すブロック図である。図18に示すように、第2実施形態では、NIC1110が休止信号送信部1130を備え、状態管理部1118及び起動信号送信部1124の処理内容が第1実施形態と相違する。
状態管理部1118は、一定時間、送信フレームバッファ114にフレームが格納されていないと、バスインタフェース112を介してCPU101にNIC1100のNIC状態がN1からN2に移行する旨の状態変更イベントを送信する。そして状態管理部1118は、クロック周波数管理部120にNIC1100のクロック周波数を下げさせるとともに、電圧管理部122にNIC1100への給電電圧を下げさせるように指示する。更に、状態管理部1118は、休止信号送信部1130に休止信号の送信を指示する。
休止信号送信部1130は、状態管理部1118からの指示を受け、休止信号としてFLPを、物理層処理部116を介して送信する。休止信号送信部1130は、例えば、A0〜A5の全ビットを0にセットしたFLPを休止信号としてもよいし、A7ビットを1にセットしたFLPを休止信号としてもよい(図17参照)。なお、休止信号送信部1130は、休止信号を2回以上繰り返して送信してもよい。例えば、休止信号は、送信ノードがスリープ状態に移行する場合にも送信することが望ましい。また例えば、送信ノードがクライアント端末である場合には、サーバにリクエストを送信するアプリケーション、例えばブラウザプログラムが終了した際に、送信休止信号を送信するようにすることもできる。
起動信号送信部1124は、状態管理部1118からの指示を受け、起動信号としてFLPを、物理層処理部116を介して送信する。なお、起動信号送信部1124は、送信を再開する際に上述したようなFLPを送信するが、この際、FLPにて通知する通信方式を、送信休止前と異なる方式にしてもよい。また起動信号送信部1124は、このFLPを用いて通信中に通信速度を変更することも可能である。送信ノードあるいは受信ノードのバッテリの残量に応じて、最も高速な通信測や、最も電力効率の良い通信速度に変更することが好ましい。なお、この通信速度の変更は、送信ノードの送信するフレーム量に応じて変更することも可能である。例えば、送信フレーム量を一定時間毎に計測するあるいは送信フレームバッファ内のフレーム数を計測し、これに応じて通信速度を変更することが好ましい。
図19は、第2実施形態の受信端末のNIC1210の構成の一例を示すブロック図である。図19に示すように、第2実施形態では、NIC1210が休止信号受信部1234を備え、状態管理部1218及び起動信号受信部1216の処理内容が第1実施形態と相違する。
休止信号受信部1234は、送信ノードから休止信号として送信されたFLPを、物理層処理部214を介して受信し、状態管理部1218に休止信号受信イベントを通知する。
状態管理部1218は、休止信号受信部1234から休止信号受信イベントが通知されると、受信フレームバッファ230に格納されているフレームがなくなるまで待機する。そして状態管理部1218は、フレームがなくなると、クロック周波数管理部220にNIC1210のクロック周波数を上げさせるとともに、電圧管理部222にNIC1210への給電電圧を上げさせるように指示する。これにより、状態管理部1218は、NIC1210のNIC状態をN1からN2に変更する。更に状態管理部1218は、バスインタフェース212を介してCPU201にNIC1210のNIC状態がN1からN2に移行した旨の状態変更イベントを送信する。
起動信号受信部1216は、送信ノードから起動信号として送信されたFLPを、物理層処理部214を介して受信し、状態管理部1218に起動信号受信イベントを通知する。
以上のように第2実施形態によれば、通信速度が高速であっても、NIC状態がN2からN1に変更される場合に受信される起動信号を用いることで、ウォーミングアップを行うことができる。
(変形例)
上記第1実施形態では、NLPを起動信号として用いる例について説明したが、これに限定されるものではなく、NLP以外の信号を起動信号として用いるようにしてもよい。
また上記第1実施形態では、イーサネット(登録商標)を例に取り説明したが、イーサネット(登録商標)以外であっても、フレームのプリアンブル信号を用いてNICのウォーミングアップを行なう通信方式に適用することが可能である。例えば、光を用いた通信方式にも適用できる。
また上記各実施形態では、メモリ及びCPU内のレジスタには、DRAMやSRAMのような給電を止めると記憶した内容を失う揮発性メモリではなく、MRAMのような給電を止めても記憶内容を失わない不揮発メモリを用いることが好ましい。これにより、NICがN2の間はCPUやメモリの給電を止めることができ、CPUやMRAMの読み出し回路や買い込み回路のリーク電力による消費電力も削減することができる。
また上記各実施形態において、スイッチには3つ以上のノードあるいは他のスイッチが接続されていてもよい。
以上のように上記各実施形態によれば、通信に関わる部分の消費電力を削減することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 通信システム
10 送信端末
20 受信端末
30 スイッチ
101、201、301 CPU
102、202、302 メモリ
103、203、303 割込みコントローラ
104、204、304 バス
105、205、305 ブリッジ
110、210、307〜309、1110、1210 NIC
306 FIB
112、212 バスインタフェース
114 送信フレームバッファ
116、214 物理層処理部
118、218、1118、1218 状態管理部
120、220 クロック周波数管理部
122、222 電圧管理部
124、1124 起動信号送信部
126 フレーム送信部
128、224 NLP制御部
216、1216 起動信号受信部
226 フレーム受信部
228 フレームフィルタ部
230 受信フレームバッファ
232 DMAコントローラ
1130 休止信号送信部
1234 休止信号受信部

Claims (11)

  1. 通信部を備える通信装置であって、
    前記通信部は、
    第1状態よりも消費電力が小さい第2状態から前記第1状態への変更を要求する起動信号を受信する起動信号受信部と、
    前記起動信号が受信された場合に、前記通信部前記第2状態から前記第1状態へ状態変更、前記通信部が前記第1状態時に受信されるフレームを処理する制御前記状態変更の通知である状態変更イベント通知とを、行う状態管理部と、
    前記起動信号が受信された場合に、前記通信装置を識別する通信装置識別情報及び前記制御部が初期化する毎に変動する初期化識別情報の少なくとも一方を含む応答信号を送信する応答信号送信部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御は、CPU(Central Processing Unit)であり、
    前記CPUがアクセス可能なメモリへ前記フレームをDMA(Direct Memory Access)転送するDMAコントロール部と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信部は、
    フレームを受信するフレーム受信部を更に備え、
    前記フレーム受信部は、前記フレームに含まれるビットパターンを用いてパラメータを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記状態管理部は、前記通信部が前記第2状態時に、前記制御からフレーム送信を開始する旨を示すフレーム送信イベントが通知された場合に、前記通信部を前記第2状態から前記第1状態へ状態変更し、
    前記通信部は、
    前記通信部が前記第2状態から前記第1状態へ状態変更された場合に、起動信号を送信する起動信号送信部を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の通信装置。
  5. 前記通信部は、
    応答信号を受信する応答信号受信部を更に備え、
    前記応答信号受信部は、前回受信した応答信号に含まれる通信装置識別情報及び初期化識別情報の少なくとも一方と新たに受信した応答信号に含まれる通信装置識別情報及び初期化識別情報の少なくとも一方とが異なる場合に、障害が発生していると判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の通信装置。
  6. 前記状態管理部は、前記障害が発生していると判定された場合に、その旨を前記制御へ通知することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記応答信号受信部は、前記応答信号に含まれるビットパターンを用いてパラメータを決定することを特徴とする請求項5又は6に記載の通信装置。
  8. 前記起動信号は、通信方式に関する情報を含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の通信装置。
  9. 第1通信部を備える送信ノードと第2通信部を備える受信ノードとを備える通信システムであって、
    前記第1通信部は、
    第1状態よりも消費電力が小さい第2状態から前記第1状態への変更を要求する起動信号を送信する起動信号送信部を備え、
    前記第2通信部は、
    前記起動信号を受信する起動信号受信部と、
    前記起動信号が受信された場合に、前記第2通信部前記第2状態から前記第1状態へ状態変更、前記第2通信部が前記第1状態時に受信されるフレームを処理する制御前記状態変更の通知である状態変更イベント通知とを、行う状態管理部と、
    前記起動信号が受信された場合に、前記通信装置を識別する通信装置識別情報及び前記制御部が初期化する毎に変動する初期化識別情報の少なくとも一方を含む応答信号を送信する応答信号送信部と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  10. 通信部を備える通信装置で実行される状態管理方法であって、
    前記通信部では、
    起動信号受信部が、第1状態よりも消費電力が小さい第2状態から前記第1状態への変更を要求する起動信号を受信する起動信号受信ステップと、
    状態管理部が、前記起動信号が受信された場合に、前記通信部前記第2状態から前記第1状態へ状態変更、前記通信部が前記第1状態時に受信されるフレームを処理する制御前記状態変更の通知である状態変更イベント通知とを、行う状態管理ステップと、
    応答信号送信部が、前記起動信号が受信された場合に、前記通信装置を識別する通信装置識別情報及び前記制御部が初期化する毎に変動する初期化識別情報の少なくとも一方を含む応答信号を送信する応答信号送信ステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  11. 通信部を備える通信装置で実行されるプログラムであって、
    前記通信部のコンピュータを、
    第1状態よりも消費電力が小さい第2状態から前記第1状態への変更を要求する起動信号を受信する起動信号受信部と、
    前記起動信号が受信された場合に、前記通信部前記第2状態から前記第1状態へ状態変更、前記通信部が前記第1状態時に受信されるフレームを処理する制御前記状態変更の通知である状態変更イベント通知とを、行う状態管理部と、
    前記起動信号が受信された場合に、前記通信装置を識別する通信装置識別情報及び前記制御部が初期化する毎に変動する初期化識別情報の少なくとも一方を含む応答信号を送信する応答信号送信部と、
    して機能させるためのプログラム。
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