JP3882452B2 - 受信装置及び通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信装置及び通信装置に係り、より詳しくは、省電力制御が可能な受信装置及び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリンタ等の電子機器における省電力化の要望がますます高くなっており、例えばデータ転送が行われない期間はスリープモードへ以降し、データ転送が検知された場合にスリープモードを解除することにより省電力化を図ることができるプリンタが知られている。
【0003】
例えば、特開平8−324071号公報には、上位装置との通信機能を除く受信装置本体の各部への電源供給を休止するスリープモードへ遷移させた状態時に上位装置から情報を受信した場合、CPUやROM、RAM等を含んで構成された制御部が、前記受信した情報を解析して電源供給を開始すべき情報を受信しているかどうかを判別し、該判別結果に応じて電源供給を再開するか否かを制御する印刷制御装置が提案されている。この印刷制御装置によれば、上位装置からデータを受信する毎に不必要に電源供給を再開させることがなく、電力消費を抑えることができる。
【0004】
しかしながら、上記従来技術では、制御部において電源供給を開始すべき情報を受信しているかどうかを常に監視しているため、制御部を構成するCPUやROM,RAM等に常に電源を供給する必要があり、スリープモードでも電力を消費してしまう。近年では、通信制御に関わるCPUや、ROM,RAM等のメモリの消費電力も無視できない状況となっており、印刷装置本体だけでなく通信制御に関わるCPUやROM,RAM等の消費電力も抑える必要がある。
【0005】
また、省エネモード時にデータ受信制御部内の通信I/Fにのみ通電させ、データ受信時にCPUやメモリに起動をかける技術も提案されているが、CPUやメモリに起動をかけるまでの時間内の受信データを取りこぼしてしまう、という問題があった。
【0006】
また、特開平8−202469号公報には、CPU及び非同期送受信回路を備えたマイクロコンピュータが記載されている。このマイクロコンピュータでは、省電力制御状態時には、外部から送信されるシリアルデータのスタートビットを検出して非同期送受信回路を起動させ、非同期送受信回路は、全データを受信した後にCPUに割り込みを発生させ、CPUを起動している。
【0007】
また、従来では、省電力状態から復帰する場合、非同期送受信回路が復帰情報を受信してCPUへ通知する。これにより、CPUはブート処理を実行し、ブート処理完了後に省電力状態の外部装置へ復帰情報を送信して復帰させている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、省電力状態から復帰した後、非同期送受信回路はCPUのブート処理が終了するまでは動作することができず、さらに、外部装置はブート処理終了後、復帰情報を受信するまでは省電力状態から復帰できない、という問題があった。
【0009】
本発明は、上記問題を解決すべく成されたものであり、省電力状態から通常状態へ復帰する際の受信データの取りこぼしを防ぐことができると共に、速やかに復帰することができる受信装置及び通信装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、データを処理する処理手段と前記データを記憶する主記憶手段とを含む第1の装置と、前記第1の装置に接続される少なくとも1つの第2の装置と、を備え、省電力モード時に前記処理手段及び前記第2の装置の電源をオフ状態にする通信装置において、前記省電力モード時にデータを受信した場合に前記処理手段の電源をオン状態にさせる電源制御手段と、前記処理手段の電源をオン状態にさせたときに、電源オン状態へ移行させるための起動開始通知を前記第2の装置へ通知する通知手段と、受信データを一時記憶する副記憶手段と、前記処理手段の電源をオン状態にさせてから前記処理手段が前記主記憶手段に記憶されたデータを読み出し可能になるまで、前記主記憶手段の残り記憶容量がなくなった場合は、前記副記憶手段に受信データを転送する転送手段と、を備え、前記処理手段は、電源オン状態時に前記主記憶手段のメモリチェックを含む立ち上げ処理を行い、前記転送手段は、前記受信データを記憶するために予め設定された前記主記憶手段の記憶領域のメモリチェックが終了した時点で前記副記憶手段に記憶された受信データを前記主記憶手段へ転送することを特徴としている。
【0020】
通信装置は、データを処理する例えばCPUなどの処理手段と、このデータを処理する例えばRAMなどの主記憶手段とを備えた第1の装置と、第1の装置と接続される第2の装置を備えている。第2の装置は、例えば通信装置が画像形成装置に用いられる場合には画像処理装置や印刷装置などであり、1つでもよいし、複数あってもよい。この通信装置では、省電力モード時には、処理手段及び外部装置を電源オフ状態にして省電力を図る。
【0021】
このような通信装置において、電源制御手段は、省電力モード時にデータを受信した場合に処理手段の電源をオン状態にさせる。なお、データの内容に関わらず単にデータを受信した場合に電源オン状態にさせてもよいし、予め定めたデータ、例えば電源オン状態にさせることを指示するためのデータを受信したか否かを判断し、一致した場合にのみ電源をオンさせてもよい。
【0022】
通知手段は、処理手段の電源をオン状態にさせた時に、起動開始通知を第2の装置へ通知する。すなわち、処理手段の立ち上げ処理が終了するまで待ってから起動開始通知を第2の装置へ通知するのではなく、処理手段の電源をオン状態にさせた時に即座に起動開始通知を第2の装置へ通知する。これにより、電源オフ状態から通常状態へ復帰するまでの時間を短縮することができる。
【0023】
ところで、電源オン状態において、処理手段が主記憶手段のデータを読み出すことが可能になるまでに時間がかかるような場合には、受信データを取りこぼす恐れがある。
【0024】
そこで、受信データを一時記憶する副記憶手段と、前記処理手段の電源をオン状態にさせてから前記処理手段が前記主記憶手段に記憶されたデータを読み出し可能になるまで、前記主記憶手段の残り記憶容量がなくなった場合は、前記副記憶手段に受信データを転送する転送手段と、を備えている。
【0025】
処理手段の電源をオン状態にさせてから処理手段が主記憶手段に記憶されたデータを読み出し可能になるまでの間は、主記憶手段の残り記憶容量がなくなった場合は、副記憶手段に受信データを転送する。これにより、受信データの取りこぼしを防ぐことができる。また、前記処理手段は、電源オン状態時に前記主記憶手段のメモリチェックを含む立ち上げ処理を行い、前記転送手段は、前記受信データを記憶するために予め設定された前記主記憶手段の記憶領域のメモリチェックが終了した時点で前記副記憶手段に記憶された受信データを前記主記憶手段へ転送する。
【0026】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。図1には、本発明を適用した印刷装置10の概略ブロック図が示されている。
【0027】
図1に示すように、印刷装置10は、CPU12、ブリッジイメージ処理部14、RAM16、ROM18、設定手段としての電源制御部20、印刷手段としての印字部22、各種の通信規格に対応した通信インターフェース(I/F)24、バッファ26A、物理層I/F26Cを備えている。
【0028】
通信I/F24は、例えば高速なパラレル転送を実現することができるIEEE(米国電気電子技術者協会)1284規格での通信制御を行う1284インターフェース28、高速なシリアル転送を実現することができるUSB(Universal Serial Bus)での通信制御を行うUSBインターフェース30、LAN(Local Erea Network)において高速伝送を実現することができるイーサネット(Ethernet)の規格である100BASE−Tでの通信制御を行う100BTインターフェース32、及びDMA転送を行うためのDMAC(Direct Memory Access Controller)34を備えている。
【0029】
1284インターフェース28は、バッファ26Aを介してホストコンピュータ群36に接続されており、USBインターフェース30は直接ホストコンピュータ群36に接続されており、100BTインターフェース32は、物理層I/F26Cを介してホストコンピュータ群36に接続されている。各々のインターフェースは、ホストコンピュータ群36と各々の通信規格に従った通信制御を行う。なお、CPU12では、例えば物理層I/F26Cのステータスを100BTインターフェース32、DMAC34、ブリッジイメージ処理部14を介してリードすることにより、イーサネットが接続されているか否かを知ることができる。
【0030】
また、1284インターフェース28、USBインターフェース30、及び100BTインターフェース32は、DMAC(Direct Memory Access Controller)34と各々接続されている。ホストコンピュータ群36から送信されたデータは、1284インターフェース28、USBインターフェース30、及び100BTインターフェース32を介してDMAC34へ出力され、該DMAC34は、DMA転送要求信号38をブリッジイメージ処理部14へ出力すると共に、入力されたデータをバス39上に出力する。バス39上に出力されたデータは、ブリッジイメージ処理部14を介してメインメモリであるRAM16へDMA転送される。
【0031】
また、DMAC34には、サブメモリ35が接続されており、入力されたデータをメインメモリであるRAM16へ転送するかサブメモリ35へ転送するかを切り換えることができるようになっている。
【0032】
RAM16へDMA転送されたデータは、CPU12によりイメージ処理が施され、ブリッジイメージ処理部14を介して印字部22へ出力される。印字部22は、入力されたデータを記録媒体へ印字する。なお、ブリッジイメージ処理部14に接続されたROM18には、CPU12で実行されるプログラム等が記憶される。
【0033】
ところで、印刷装置10は、CPU12、ブリッジイメージ処理部14、RAM16、ROM18、印字部22、及び通信I/F24への電源及びクロックの供給を制御する電源制御部20を備えている。
【0034】
図1に示すように、電源制御部20には、図示しない発振器からクロック40Aが供給され(CLK IN)、供給されたクロック40AをCPU12及びブリッジイメージ処理部14へ供給する(CLK OUT)。
【0035】
また、電源制御部20には、例えばCPU12からはイーサネットが接続されていることを示す接続信号42が入力され、DMAC34からはDMA転送要求信号38が入力され、1284インターフェース28、USBインターフェース30、100BTインターフェース32からは、ホストコンピュータ群36からのデータを受信したことを示す受信割り込み信号44A、44B、44Cが各々入力される。
【0036】
次に、第1実施形態の作用について、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
【0037】
印刷装置10の通常モードにおいて、DMAC34はホストコンピュータ群36からデータを受信したか否かを判断し(ステップ100)、データを受信した場合には、DMA転送要求信号38をブリッジイメージ処理部14へ出力してメインメモリであるRAM16に対してDMA転送を行う(ステップ102)。
【0038】
一方、電源制御部20では、DMAC34からのDMA転送要求信号38を監視し(ステップ104)、DMAC34からDMA転送要求信号38が所定時間以上出力されていない場合には、CPU12へDMA転送要求信号38が所定時間以上出力されていない旨を通知する。これにより、CPU12は、所定の電源オフ処理を行う。その後、CPUブリッジイメージ処理部14、RAM16、ROM18、印字部22への電源供給を停止させ、スリープモードへ移行する。なお、通信I/F24には通常の電源が供給される。また、このとき、DMAC34は、データ転送先をRAM16からサブメモリ35へ切り換えておく(ステップ106)。
【0039】
そして、スリープモードにおいて、電源制御部20は、データを受信したか否かを判断する(ステップ108)。この判断は、1284インターフェース28、USBインターフェース30、及び100BTインターフェース32の何れかから受信割り込み信号が電源制御部20に入力されたか否かにより判断する。受信されたデータは、DMAC34によりサブメモリ35に転送され保持される。
【0040】
電源制御部20は、受信割り込み信号を受信すると、CPU12などに通常電源の供給を開始する。これにより、CPU12は所定のブート(BOOT)処理を開始する。
【0041】
この間にデータを受信した場合には、一旦サブメモリ35へデータが転送される(ステップ110)。
【0042】
そして、CPU12によるブート処理が終了すると(ステップ112)、CPU12はDMAC34にデータ転送を指示する。これにより、DMAC34はサブメモリ35内のデータをRAM16へ転送する(ステップ114)。
【0043】
この場合、サブメモリ35からのRAM16へのデータ転送と、1284インターフェース28、USBインターフェース30、及び100BTインターフェース32からサブメモリ35へのデータ転送が同時に行われる。
【0044】
このようにしてサブメモリ35からRAM16へのデータ転送が終了すると(ステップ116)、DMAC34は、データ転送先をサブメモリ35からメインメモリであるRAM16へ切り換える。これにより、受信データは直接RAM16へ転送される。
【0045】
このように、スリープモード時には通信I/F24にのみ電源を供給し、通常モードへ移行するまでの間に受信したデータはサブメモリ35へ格納されるため、省エネを図ることができると共に受信データを取りこぼすことがない。
【0046】
次に、DMA転送要求信号38の監視をタイマで行う場合の形態について図3を参照して説明する。なお、図1における印刷装置10と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、図3における印刷装置102では、説明の簡単化のため、印字部22、バッファ26A、物理層I/F26C、1284インターフェース28、100BTインターフェース32については図示を省略している。
【0047】
通常モードにおいては、CPU12はDMAC34に起動をかけ、1284受信部68がデータを受信すると、FIFO制御部56に受信データが格納される。
【0048】
FIFO制御部56では、データが格納されると、データ要求信号54をREQ制御部52へ出力する。REQ制御部52は、他のモジュールからの転送要求を調停し、バス要求信号をCPU12へ出力してバス39の獲得を要求する。そして、DMAC34がバス39を獲得すると、FIFO制御部56へACK信号60を出力すると共にタイマ46へDMA転送要求信号38を出力する。これによりカウンタがリセットされる。FIFO制御部56では、ACK信号60を受けて格納したデータ61をDMAC34へ出力する。これにより、DMAC34−RAM16間でDMA転送が行われる。
【0049】
タイマ46は、DMA転送要求38のネゲート期間、すなわちDMA転送要求信号38が出力されていない期間をカウントし、このカウント値が予め定めた所定値に達したときにCPU12へタイムアウト割り込み信号48を出力する。
【0050】
CPU12は、タイマ46からのタイムアウト割り込み信号48を受信すると、電源オフに先立って必要な処理を実行する。まず、REQ制御部52に対してデータ転送要求信号を受信した場合にバス要求信号を出力せず、代わりに割り込み要求信号42Aを出力するように設定する。次に、DMAC34に対し、データ転送先をサブメモリ35に設定する。そして、その他の電源オフ用の処理を行い、電源スイッチ62に電源オフ通知信号64をブリッジイメージ処理部14を介して出力する。
【0051】
電源スイッチ62では、この電源オフ通知信号64を受けて、主電源66からCPU12,ブリッジイメージ処理部14、RAM16、ROM18などへの電源供給を停止させ、図4に示すように電源停止モードへ移行する。この時、通信I/F24には通常通り電源が供給されている。
【0052】
この電源停止モードの状態で1284受信部68が外部装置からデータを受信すると、FIFO制御部56へデータが書き込まれる。FIFO制御部56では、予め定めた所定数のデータが格納されると、データ要求信号54をREQ制御部52へ出力する。
【0053】
REQ制御部52では、データ要求信号54を受けて割り込み要求信号42Aを電源スイッチ62へ出力する。このとき、バス要求信号は出力しない。このとき、DMAC34はデータ61をサブメモリ35へ転送する。
【0054】
電源スイッチ62は、CPU12,ブリッジイメージ処理部14、RAM16、ROM18などへの電源供給を再開させる。そして、CPU12では、電源供給が再開されることによりBOOT処理が実行され、図4に示すように通常動作モードへ戻り、復帰信号70をREQ制御部20へ出力する。
【0055】
REQ制御部52では、この復帰信号70を受けて、データ要求信号54をDMAC34へ出力する。これにより、DMAC34では、サブメモリ35からRAM15へデータ転送させる。そして、サブメモリ35からRAM15へのデータ転送が終了すると、データ転送先をRAM16へ切り換え、通常状態へ戻る。
【0056】
ところで、イーサネットからデータ受信を行うと、100BaseTの場合には、最大で100Mbpsの速度でデータ転送される。これに対し、電源をオンしてから電源が安定的に供給されるようになり、CPUのブート処理が終了するまでには、早くて数百msec〜数sec程度かかる。このため、RAM16へのDMA転送ができるようになるまでに時間がかかるため、サブメモリ35の容量を大きくする必要がある。
【0057】
そこで、サブメモリ容量を削減するために、CPU12のブート処理を分割してRAM16へのDMA転送を速やかに開始させる場合について説明する。
【0058】
以下に、CPU12のアドレスマップの一例を示す。
【0059】
【表1】
【0060】
各セグメントのキャッシュ可、キャッシュ不可領域に対し、システムのコンフィグレーションが設定されている。
【0061】
通常、ブート時においては、これらの領域のチェック及びメモリテスト(例えば各アドレスごとにbitライト後bitリードする)を実施する。
【0062】
このアドレスマップにおいては、RAM16は、キャッシュ可能領域のセグメントkseg0に割り当てられており、さらに、SDRAMの実容量である32Mバイトに合わせ、物理アドレスを0x00000000〜0x01FFFFFFに割り振られている。
【0063】
ブート時には、この全アドレスのライト・リードテストを行うが、本実施形態では、以下に示すように、RAM16の領域を受信データ格納領域と他の処理に使用するワーク領域とに仮想的に分割する。
【0064】
【表2】
【0065】
ブート時においては、この受信データ格納領域のテストが完了した時点でDMAC34へデータ転送要求を出力する。
【0066】
ブート時の処理について図5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0067】
図5に示すように、電源がオンし、電源が安定的に供給されると、CPU12は、受信データ格納領域、すなわちアドレス0x00000000〜0x003FFFFFまでの領域のメモリチェックを行う(ステップ200)。
【0068】
そして、メモリチェックが終了すると(ステップ202)、DMAC34へデータ転送要求の指示を行う(ステップ204)。これにより、DMAC34はサブメモリ35からRAM16の受信データ格納領域にDMA転送する(ステップ206)。また、これと同時にCPU12は、その他の領域のメモリチェック、その他のブート処理を行う(ステップ208)。
【0069】
これにより、省エネモードから通常状態のDMA転送開始までの時間を短縮することができ、サブメモリ容量を削減することができる。
【0070】
なお、通信I/F24内にデータ圧縮部を設け、受信データを圧縮してサブメモリ35へ格納するようにしてもよい。
【0071】
また、サブメモリ35は、省エネモード時の受信データ格納用に用いるだけでなく、通常モード時にはワークエリアとして使用してもよく、印字部22への速度調整用バッファとして使用するようにしてもよい。
【0072】
また、上記では、電源供給を通信I/F24、及びサブメモリ35と、CPU12、RAM16、ROM18、及び印字部22で分けた場合について説明したが、DMAC34,100BTインターフェース32、及びサブメモリ35のみ通電し、1284インターフェース28などの他のインターフェースの電源をオフするようにしてもよい。
【0073】
また、通信インターフェースとしては、100BASE−T等のイーサネット、IEEE1284、USB等を例に説明したが、これに限らず、IEEE1394等の他の通信インターフェースを採用した場合においても本発明を適用可能である。
【0074】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
【0075】
図6には、本実施形態に係る受信装置80が示されている。受信装置80は、CPU81,UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter:非同期送受信回路)82A、UART82Bを備えている。
【0076】
UART82Aは、コマンド制御部83A、データ制御部84A,制御部85A,及びバッファ86Aで構成されている。データ制御部84Aは、UI87とシリアルバス88Aで接続されると共に、コマンド制御部83A,バッファ86Aと接続されている。バッファ86Aは、データ制御部84A、制御部85A、及びパラレルバス89Aと接続されている。制御部85AはCPU81と接続されている。
【0077】
UART82Bは、コマンド制御部83B、データ制御部84B,制御部85B,及びバッファ86Bで構成されている。データ制御部84Bは、例えばIPS(画像処理システム)やIOT(印刷部)などの外部装置90とシリアルバス88Bで接続されると共に、コマンド制御部83B,バッファ86Bと接続されている。バッファ86Bは、データ制御部84B、制御部85B、パラレルバス89A及びデータ制御部84Aと接続されている。制御部85BはCPU81と接続されている。また、データ制御部84Aとバッファ86Bとは、パラレルバス89Bにより接続されている。
【0078】
次に、第2実施形態の作用について、図7、8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0079】
図7は、UART82Aにおいて実行される制御ルーチンのフローチャートが、図8には、UART82Bにおいて実行される制御ルーチンのフローチャートがそれぞれ示されている。
【0080】
スリープモード時には、UI87,UART82A,82Bにのみ電源が供給され、CPU81,外部装置90には電源が供給されない。
【0081】
この状態において、UI87から電源オフ状態から通常状態へ復帰させるためのコマンド(以下、パワーオンコマンドという)がUART82Aに送信されると、UART82Aでは、データ制御部84AにおいてUI87から送信されたパワーオンコマンドを受信する(ステップ300)。
【0082】
このとき、UI87,UART82A,82B以外は電源オフの状態のため、パワーオンコマンドはコマンド制御部83Aへ転送されるように予め設定されている。
【0083】
このため、コマンド制御部83Aにおいて、受信したパワーオンコマンドと予め設定されたパワーオンコマンドとを比較し(ステップ302)、一致した場合には、CPU81を起動させるための割り込み信号91を制御部85Aに送信させる(ステップ304)。
【0084】
また、これと同時に、外部装置90とシリアルバス88Bにより接続されたUART82Bに対して、パワーオンコマンドを受信したことを示すパワーオンコマンド受信信号92を送信する(ステップ306)。
【0085】
また、UART82Aが電源オフ状態から通常状態へ復帰し、今後受信するデータを格納することができるように、データ制御部84Aは、バッファ86Aへデータが格納されるように設定を切り換える。
【0086】
一方、UART82Bは、UART82Aから割り込みがあった場合、すなわちUART82Aからパワーオンコマンド受信信号92を受信した場合には(図8のステップ400)、シリアルバス88Bにより接続された外部装置90の電源をオンするために、予めコマンド制御部83B内に格納されているパワーオンコマンドをデータ制御部84Bから外部装置90へ送信する(ステップ402)。これにより、外部装置90は電源オンし、通常動作状態へ戻るための復帰処理を開始する。
【0087】
そして、外部装置90は、復帰処理を終了するとパワーオンコマンドに対する返信コマンドであるACK信号をUART82Bへ送信する。UART82Bは、ACK信号を受信することにより外部装置90が正常に通常状態へ復帰したことを知ることができ、この後、シリアルバス88Bを介してデータの送受信を行うことが可能となる。
【0088】
CPU81は、割り込み信号91を受信すると、ブート処理を実行し、ブート処理が完了すると(ステップ312、ステップ410)、通常動作に復帰する。そして、CPU81は、UART制御信号93A,93BをUART82A,82Bに送信し、通常状態における送受信の設定を行う(ステップ314、ステップ412)。これにより、UART82AはUI87と、UART82Bは外部装置90とデータの送受信が可能となり、その後はそれぞれにおいてデータ通信を行うこととなる(ステップ316、414)。
【0089】
所定時間通信が実行されない場合には、電源オフモード、すなわちスリープモードへ移行する(ステップ318、ステップ416)。通常、CPU81は、電源オフ状態から復帰した後のUART82A,82Bの動作条件に対応する設定を行った後、電源オフ状態へ移行する。このとき、UART82Aによる受信に対して優先権が与えられている場合には、CPU81は、UART82Aのバッファ86Aにデータを全て格納しきれなくなった場合に、UART82Bのバッファ86Bへデータを格納することができるように所定の設定を行う(ステップ322、420)。
【0090】
また、この時、外部装置90から送信されるパワーオンコマンドに対するACK信号を受信した場合にコマンドの正誤を判定することができるように、UART82Bが受信するデータが、UART82Bのデータ制御部84Bからコマンド制御部83Bへ転送されるように設定する。
【0091】
次に、UART82Aの受信を優先した場合の電源オフ状態からの復帰後の動作について説明する。
【0092】
UI87からの受信データは、UART82Aのデータ制御部84Aからバッファ86Aへ格納される。受信データ量は、UART82Aの制御部85Aでカウントしており、バッファ86Aの容量が満たされた場合、UART82Bのバッファ86Bへ格納することとなる。このときは、データ制御部84Aからパラレルバス89Bを介してバッファ86Bへ格納される(ステップ310、ステップ406)。
【0093】
UART82Bは、外部装置90から送信されるパワーオンコマンドに対するACK信号を受信できる設定に変更されているため、コマンド制御部84BにおいてACK信号のコマンドに正誤を判定し、一致した場合には、制御部85Bに対して外部装置90が電源オフ状態から復帰した旨を通知しておく(ステップ408)。その後、外部装置90からのデータは無視する。
【0094】
そして、CPU81のブート処理終了後(ステップ312、410)、UART82Aのステータスを読み出すことにより受信データ量を把握することができ、CPU81は、バッファ86Aからデータを読み込み、次にバッファ86Bからデータを読み出す。その後、UART82A、82Bのステータスをそれぞれ読み出し、UART82A,82Bがデータの送受信を行うことができるように通常状態の所定の設定を行う(ステップ322、420)。
【0095】
このように、UI87からパワーオンコマンドを受信した場合には、即座にCPUを起動させると共に外部装置90を起動させるため、電源オフ状態から速やかに通常状態へ復帰させることができる。また、CPUがブート終了するまでにバッファ86Aが一杯になった場合には、受信データはバッファ86Bへ転送されるため、CPUがブート終了するまでに受信したデータを取りこぼすのを防ぐことができる。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、省電力状態から通常状態へ復帰する際に、速やかに復帰することができると共に、省電力状態から通常状態へ復帰する際に、受信データの取りこぼしを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係る印刷装置の概略構成図である。
【図2】 第1実施形態に係る印刷装置において実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図3】 印刷装置の他の例を示す概略構成図である。
【図4】 電源停止モード及び通常動作モードの状態遷移図である。
【図5】 CPUにおいて実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図6】 第2実施形態に係る受信装置の概略構成図である。
【図7】 UART82Aで実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【図8】 UART82Aで実行される制御ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10 印刷装置
12 CPU
14 ブリッジイメージ処理部
16 RAM
18 ROM
20 電源制御部
22 印字部
24 通信I/F
26A バッファ
26C 物理層I/F
28 1284インターフェース
30 USBインターフェース
32 100BTインターフェース
34 DMAC
36 ホストコンピュータ群
39 バス
81 CPU
82A,82B UART
87 UI
90 外部装置
Claims (1)
- データを処理する処理手段と前記データを記憶する主記憶手段とを含む第1の装置と、前記第1の装置に接続される少なくとも1つの第2の装置と、を備え、省電力モード時に前記処理手段及び前記第2の装置の電源をオフ状態にする通信装置において、
前記省電力モード時にデータを受信した場合に前記処理手段の電源をオン状態にさせる電源制御手段と、
前記処理手段の電源をオン状態にさせたときに、電源オン状態へ移行させるための起動開始通知を前記第2の装置へ通知する通知手段と、
受信データを一時記憶する副記憶手段と、
前記処理手段の電源をオン状態にさせてから前記処理手段が前記主記憶手段に記憶されたデータを読み出し可能になるまで、前記主記憶手段の残り記憶容量がなくなった場合は、前記副記憶手段に受信データを転送する転送手段と、
を備え、
前記処理手段は、電源オン状態時に前記主記憶手段のメモリチェックを含む立ち上げ処理を行い、前記転送手段は、前記受信データを記憶するために予め設定された前記主記憶手段の記憶領域のメモリチェックが終了した時点で前記副記憶手段に記憶された受信データを前記主記憶手段へ転送する
ことを特徴とする通信装置。
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