JP5636677B2 - 電子機器、その省電力制御方法、およびプログラム - Google Patents

電子機器、その省電力制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、外部インタフェース手段に対する電源制御機能を有する電子機器、その省電力制御方法、およびプログラムに関する
近年、画像形成装置等の電子機器に対し、省エネ法や国際エネルギースター等により、低消費電力化が求められている。これまでも、プリンタ装置を含め多くの電子機器が省電力機能を備えた製品開発を行ってきているが、今後は更なる低消費電力化が求められることが予想される。
また、近年の画像形成装置には、ユーザが必要に応じてメモリ(RAM:Random Access Memory)を増設することができるように、増設用のメモリスロットが設けられている。
しかし、メモリを増設したからといってメモリ容量を常時100%活用している訳ではなく、コントローラの動作状態、メモリに展開する画像データの種類やデータ量などにより、使用するメモリ容量が異なる。例えば、スタンバイ状態や、メモリ容量をそれほど要しない1枚のテキスト文書等のプリント時には、標準搭載のメモリ容量で十分であり、増設メモリの領域は必要ない。
このような実情に対応した画像形成装置として、必要なメモリ容量を算出し、増設メモリが必要な場合には増設メモリに対する電源供給をオンにし、不要な場合には増設メモリに対する電源供給をオフする制御手段を設けることで、低消費電力化を図ることができる画像形成装置がある(特許文献1参照)。
しかしながら、この画像形成装置の増設メモリに対する電源供給制御は通常の動作状態(通常モード時)のみ実行しており、省電力モード時については考慮されていない。従って、例えば省電力モードであるSTR(Suspend to RAM)モードに移行した場合、システム情報の退避(保持)に必要な容量のメモリだけでなく、全てのメモリに電力が供給されてしまうため、電力が無駄に消費されてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、外部インタフェース手段に対する電源制御機能を有する電子機器において、省電力モード時の消費電力を低減することである。
本発明の電子機器は、外部インタフェース手段と、機種モデルを検知する検知手段と、省電力モードへ移行するとき、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段を使用する機種モデルであるか否かを判定する判定手段と、該判定手段により使用しない機種モデルであると判定された場合のみ、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段の電源がオフになるように制御する手段と、を有することを特徴とする電子機器である。
本発明の電子機器の省電力制御方法は、外部インタフェース手段を有する電子機器の省電力制御方法であって、省電力モードへ移行するとき、機種モデルを検知する検知ステップと、該検知ステップの検知結果に基づいて、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段を使用する機種モデルであるか否かを判定する判定ステップと、該判定ステップで使用しない機種モデルであると判定された場合のみ、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段の電源がオフになるように制御するステップと、を有することを特徴とする電子機器の省電力制御方法である。
[作用]
本発明によれば、外部インタフェース手段に対する電源制御機能を有する電子機器が省電力モードへ移行するとき、機種モデルを検知し、その検知結果に基づいて、省電力モード時に外部インタフェース手段を使用する機種モデルか否かを判定し、使用しない機種モデルであると判定された場合のみ、省電力モード時に外部インタフェース手段の電源がオフになるように制御する。
本発明によれば、外部インタフェース手段に対する電源制御機能を有する電子機器において、省電力モード時に外部インタフェース手段を使用しない機種モデルの場合、省電力モード時の消費電力を低減することができる。
本発明の実施形態の画像形成装置のブロック図である。 本発明の実施形態のSTRモード時の電源供給状態を示す図である。 従来のSTRモード時の電源供給状態を示す図である。 本発明の実施形態のスナップショットモード時の電源供給状態を示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU(Central Processing Unit)及びASIC(ApplicationSpecific Integrated Circuit)の処理の第1の例を示すフローチャートである。 図5の処理に対応する機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置において、RAMの第2の領域のデータを第1の領域に退避する様子を示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置において、RAMの領域毎の装着状態を検出する仕組みを示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置において、RAMに対する電源供給を制御する手段を示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU及びASICの処理の第2の例を示すフローチャートである。 図10の処理に対応する機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU及びASICの処理の第3の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置において、RAM上のデータを不揮発性記憶媒体に退避する様子を示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置がSTRモードからスナップショットモードへ移行するときのCPU及びASICの処理を示すフローチャートである。 図14の処理に対応する機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態の画像形成装置がスナップショットモードから通常モードへ復帰する際のASICの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU及びASICの処理の第4の例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置がSTRモードから通常モードへ復帰する際のCPU及びASICの処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態の画像形成装置のブロック図である。この画像形成装置は、バス100と、それぞれがバス100に接続されたCPU1、ASIC2、ROM(Read Only memory)3、RAM4、外部I/F(インタフェース)5、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、およびHDD(ハードディスク装置)9を備えており、エンジンI/F7にはエンジン制御部10が接続されている。
CPU1はこの画像形成装置全体の制御等を行う。ASIC2は電源オン/オフ制御等を実行する。ROM3には本装置を制御するプログラムが格納されている。RAM4は個別に電源供給可能な複数のDIMM(Dual In-line Memory Module)スロットに装着された複数のDIMMからなる。外部I/F5は、セントロニクスI/F、シリアルI/F、USB(Universal Serial Bus)I/F、イーサネット(登録商標)I/Fなど、外部機器との通信を可能とするインタフェースである。操作部6は、ボタンスイッチ、LED(Light Emitting Diode)、液晶パネル、タッチパネル等から構成されており、本装置に対する設定条件を入力したり、本装置の設定条件や状態を参照・通知したりすることができる。後述する省電力モード時のASIC2によるRAM4の各スロット(メモリ領域)に対する電源オン/オフの設定も操作部6で行われる。
エンジンI/F7とエンジン制御部10との間ではエンジンI/F7から送信されるビデオデータのインタフェースと、そのビデオデータの情報、ステータス情報、定着温度情報やコマンドの送受信が行われるインタフェースを備えている。
以上の構成を有する画像形成装置において、外部機器から送信されてくる画像データや画像形成コマンド、画像形成情報を外部I/F5で受信する。受信された画像データはCPU1及びASIC2により、RAM4に展開される。画像展開されたデータは、ビデオデータとしてエンジンI/F7を介してエンジン制御部10にてプロット制御される。
本実施形態の画像形成装置は通常モードと省電力モードを有する。通常モードでは図1の全てのデバイスの電源がオンである。省電力モードにはSTRモードとスナップショット(Snapshot)モードがある。
図2は、STRモード時の各デバイスの電源供給状態を示す図である。この図において、枠内の全域に斜線を付したデバイス、即ちCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源はオフである。枠内の半分に斜線を付したデバイスであるRAM4及び外部I/F5については、画像形成装置のモデルによって電源供給状態が異なる。この点に関する詳細については後述する。
図3は、比較のため、従来のSTRモード時の各デバイスの電源供給状態を示したものである。従来のSTRモード場合、RAM4及び外部I/F5の電源がオンであるため、その分、本実施形態の装置より消費電力が多くなる。
図4は、スナップショットモード時の各デバイスの電源供給状態を示す図である。このモードでは、画像形成装置のモデルに関係なく、RAM4の電源をもオフする点がSTRモードと相違する。従って、スナップショットモードは、STRモードより、さらに消費電力が少なくなる。
図5は、本実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU1及びASIC2の処理の第1の例を示すフローチャートであり、図6は、その処理に対応する機能ブロックを示す図である。図5の処理は、所定の条件(例えば操作部6や外部I/F5に対する入力が一定時間ない等)が満たされた場合にスタートする。
図5に示すように、STRモードへの移行が始まると、CPU1は従来装置と同様の移行処理を実行(ステップS1)した後、STRモード時のRAM4の使用量(必要量)を算出する(ステップS2、図6のメモリ容量算出部11)。表1に示すような画像形成装置の各機能における必要容量のテーブルがROM3に格納されているので、CPU1は、画像形成装置が使用している機能に対応する数値をROM3から読み出すことで、STRモード時のRAM4の使用量を算出することができる。
Figure 0005636677
次にCPU1は、RAM4の一部の領域の電源をオフすることができるか否かを判断する(ステップS3)。この判断は以下のように行う。例えばRAM4が、それぞれ別のDIMMスロットに装着されているDIMMである第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42からなる場合、第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの一部を使用している状態から、第2の領域42(メモリ2)42に保持されている全てのデータを第1の領域(メモリ1)41の空き部分へ退避させることができる場合、第2の領域42(メモリ2)の電源をオフすることができると判断する。また、第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの一部を使用している状態から、第1の領域(メモリ1)41に保持されている全てのデータを第2の領域(メモリ2)42の空き部分へ退避させることができる場合、第1の領域(メモリ1)41の電源をオフすることができると判断する。ただし、以下の説明では便宜上、第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの一部を使用している状態から、第2の領域(メモリ2)42に保持されている全てのデータを第1の領域(メモリ1)41の空き部分へ退避させることができるか否かを判断するものとして説明する。
RAM4の第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの一部を使用している状態から、第2の領域42に保持されている全てのデータを第1の領域41の空き部分へ退避させることができる場合を図7に示す。
RAM4の第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの一部を使用している状態から、第2の領域42に保持されている全てのデータを第1の領域41の空き部分へ退避させることができるか否かを判断するには、RAM4の第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの記憶容量を知ることが必要である。
RAM4の第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの記憶容量は以下のようにして、システム起動時にソフトが認識することができる。図8に示すように、第1の領域(メモリ1)41に搭載されているROM411、及び第2の領域(メモリ2)42に搭載されているROM421は、IC(Inter-Integrated Circuit)I/F200によりASIC2と接続されている。ROM411、ROM412には、それぞれ第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42の記憶容量を示すメモリ情報などが格納されているので、CPU1はASIC2及びICI/F200を介してROM411、ROM412内のメモリ情報を読み出すことで、第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42の記憶容量を知ることができる。ここで、例えば第2の領域(メモリ2)42がDIMMスロットに装着されていない場合は、読み出し要求に対して、ROM412からメモリ情報が返ってこないため、CPU1は、第2の領域(メモリ2)42がDIMMスロットに装着されていないと判定することができる。
図5の説明に戻る。RAM4の一部の領域の電源をオフすることができると判断した場合(ステップS3:YES)、CPU1(メモリ退避制御部13)は、図7に例示したように、RAM4で使用しているデータを1つの領域にまとめる(ステップS5)。
例えばRAM4の第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42がともに512MBであり、画像形成装置がコピー機能、FAX機能を使用するため(表1より400MBが必要)、第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42に200MBずつ保持されている場合、第2の領域(メモリ2)42に保持されている200MBのデータを第1の領域(メモリ1)41へ移すことで、第1の領域(メモリ1)41にまとめることができる。
次いでASIC2(メモリ電源制御部12)は、図2のCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフにした後(ステップS6)、RAM4の使用しない領域(ここでは第2の領域42)の電源をオフにし(ステップS7)、STRモードへの移行が完了する。
図9は、RAM4に対する電源供給を制御する手段を示す図である。図示のように、第1の領域(メモリ1)の電源17、第2の領域(メモリ2)の電源18は、それぞれメモリの電源14がFET15、16からなるスイッチを通して供給されるとともに、ASIC2がFET15、16のオン/オフを行うように構成されている。ASIC2がFET14をオフすることで、第2の領域(メモリ2)のみの電源をオフすることができる。
ステップS3で、RAM4の一部の領域の電源をオフすることができないと判断した場合は(ステップS3:NO)、ASIC2(メモリ電源制御部12)が図2のCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフにし(ステップS4)、RAM4の電源はオフにせずにSTRモードへの移行が完了する。
このように、STRモード時に使用するRAM4の容量を算出し、使用する容量分のRAM領域を確保し、確保した領域にSTRモード時に必要なデータを退避した後に、STRモード時に使用しない領域の電源を切るので、従来のSTRモード時に比べ、消費電力を低減することができる。なお、通常モードへの復帰時の処理は退避した領域から実行する。
図10は、本実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU1及びASIC2の処理の第2の例を示すフローチャートであり、図11はその処理に対応する機能ブロックを示す図である。この処理は外部I/F5(ここではUSBインタフェース51とイーサネット(登録商標)インタフェース52)に応じた制御である。
図10に示すように、STRモードへの移行が始まると、CPU1は移行処理を実行(ステップS11)した後、装置の機種モデルを検知する(ステップS12、図11のモデル検知部21)。
CPU1は、この検知結果に基づいて、STRモード時に外部I/F5を使用するか否か判断する(ステップS13)。そして、外部I/F5を使用しない機種である場合は(ステップS13:NO)、ASIC2は、図2のCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフにした後(ステップS15)、外部I/F5(USBインタフェース51、イーサネット(登録商標)インタフェース52)の電源をオフにし(ステップS16、図10のI/Fデバイス電源制御部22)、STRモードへの移行が完了する。
ステップS13で、「外部I/F5を使用する」と判断した場合は(ステップS13:NO)、ASIC2が図2のCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフにし(ステップS14)、外部I/F5の電源はオフにせずにSTRモードへの移行が完了する。
このように処理することで、外部I/F5を使用していないモデルの場合、外部I/F5の電源を切ることができるため、STRモード時の消費電力をより低減することが可能となる。
図12は、本実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU1及びASIC2の処理の第3の例を示すフローチャートである。この処理では、STRモードへ移行するとき、STRモード時に使用するデータの退避領域をRAM4の一つの領域にまとめられない場合、RAM4上のデータの一部を不揮発性記憶媒体であるHDD9のディスクに退避させることにより、RAM4の一つの領域にまとめられるようにしたものである。
この図のステップS21、S22、S23、S27、S25、S26は、それぞれ図5のステップS1、S2、S3、S5、S6、S7と同じである。つまり、STRモード時に使用するデータの退避領域をRAM4の一つの領域にまとめられる場合の処理は図5と同じである。
一方、ステップS2で、RAM4の一部の領域の電源をオフすることができないと判断した場合は(ステップS23:NO)、CPU1は、RAM4上の一定容量以上のデータをHDD9のディスク上に退避させて、RAM4上に使用されていない領域を作成する(ステップS24)。次いで、ASIC2が図2のCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフにし(ステップS25)、RAM4の使用しない領域の電源をオフにし(ステップS26)、STRモードへの移行が完了する。
このように処理することで、STRモード時に使用するRAM4の容量が大きい場合、RAM4上のデータの一定量をHDD9のディスクへ移すことで、RAM4の使用しない領域の電源を切ることができるので、STRモード時に使用するRAM4の容量が大きい場合にも、消費電力を低減することができる。なお、不揮発性記憶媒体としてフラッシュメモリを用いてもよい。
図13は、STRモードへ移行するとき、STRモード時に使用するデータの退避領域をRAM4の一つの領域にまとめられない場合、RAM4上の全部のデータを不揮発性記憶媒体であるHDD9のディスクに退避させる様子を示す図である。この場合、STRモード時にはRAM4を使用しないため、RAM4全体の電源をオフすることができることから、図12の場合より消費電力を低減することができる。通常モードへの復帰時は、HDD9のディスク上のデータをそのままRAM4上にコピーする。
図14は、本実施形態の画像形成装置がSTRモード(図5、図10、図12の処理の終了)からスナップショットモードへ移行するときのCPU1及びASIC2の処理を示すフローチャートであり、図15は、その処理に対応する機能ブロックを示す図である。
図14に示すように、STRモードへの移行完了後、ASIC2は、一定時間の経過を検出すると(ステップS31:YES)、電源がオフになっているブロックの電源をオンして通常モードに復帰させる(ステップS32、図15のスナップショット制御部31)。次いで、RAM4に保持されている全てのデータをCPU1が不揮発性記憶媒体であるHDD9のディスクへ退避させる(ステップS33、図15の不揮発性記憶媒体への退避制御部32)。次に、ASIC2が、CPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフにし(ステップS34)、RAM4の電源をオフし(ステップS35)、スナップショットモードへの移行が完了する。
このように、STRモードに移行するときに、使用していないRAM4の電源を切った後、一定時間経過してもアクセスがない場合は、RAM4上のデータをHDD9のディスク上に退避させ、RAM4の全領域の電源を切ることで、さらに消費電力が少ないスナップショットモードへと移行する。
図16は、本実施形態の画像形成装置がスナップショットモードから通常モードへ復帰する際のASIC2の処理を示すフローチャートである。図示にように、スナップショットモードへの移行が完了した後に、復帰要因の存在を監視する(ステップS41)。復帰要因としては外部I/F5に対する入力がある。
復帰要因を検出すると(ステップS41:YES)、RAM4の全領域の電源をオンにした後(ステップS42)、HDD9のディスク上に退避させておいたデータをRAM4上へ移動し(ステップS43)、通常モードへの復帰が完了する。
以上説明したSTRモード、スナップショットモードにおいて、不揮発性記憶媒体にデータを退避させた場合、退避、復帰のそれぞれに時間がかかるため、ユーザによっては、不揮発性記憶媒体にデータを退避させることを望まないことが考えられる。
そこで、本実施形態では、ユーザが操作部6からオン/オフ設定することで、不揮発性記憶媒体に対するデータの退避機能のオン/オフを選択できるようにした。これにより、ユーザは、消費電力の低減を優先するのか、省電力モードへの移行/復帰の速度を優先するのかに応じた選択を行うことができる。
以上説明した各フローチャートは、RAM4上の画像データを圧縮せずにそのまま退避させる処理に関するものである。本実施形態の画像形成装置はRAM4上の画像データをCPU1のソフトウェア又はハードウェア(SoC:ASIC2の内部機能)により圧縮した上で退避させることもできる。以下、この処理について説明する。なお、データ圧縮は可逆方式で実行される。
図17は、本実施形態の画像形成装置が通常モードからSTRモードへ移行するときのCPU1及びASIC2の処理の第4の例を示すフローチャートである。このフローでは、CPU1は、画像データの圧縮後のデータ量を基に画像データの退避に必要なRAM4の容量を算出することが特徴である。
図17において、ステップS51、S52は、それぞれ図5のステップS1、S2と同じである。次のステップS53では、図5のステップS3と同様に、RAM4の一部の領域の電源をオフすることができるか否かを判断する。
この判断は以下のように行う。RAM4の第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの一部を使用している状態から、第1の領域(メモリ1)41及び第2の領域(メモリ2)42に保持されている全部のデータを圧縮した上で第1の領域(メモリ1)41へ退避させることができる場合、第2の領域(メモリ2)42の電源をオフすることができると判断する。また、第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42のそれぞれの一部を使用している状態から、第1の領域(メモリ1)41及び第2の領域(メモリ2)42に保持されている全部のデータを圧縮した上で第2の領域(メモリ2)42へ退避させることができる場合、第1の領域(メモリ1)41の電源をオフすることができると判断する。なお、この判断の詳細については具体例を挙げて詳細に後述する。
RAM4の一部の領域の電源をオフすることができると判断した場合(ステップS53:YES)、CPU1又はASIC2は、第1の領域(メモリ1)41及び第2の領域(メモリ2)42に保持されているデータをまとめて圧縮(ステップS54)した上で、第1の領域(メモリ1)41もしくは第2の領域(メモリ2)42にまとめる(ステップS55)。
次いでASIC2(メモリ電源制御部12)は、図2のCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフにした後(ステップS56)、RAM4の使用しない領域の電源をオフにし(ステップS57)、STRモードへの移行が完了する。
ステップS53で、RAM4の一部の領域の電源をオフすることができないと判断した場合は(ステップS53:NO)、ASIC2(メモリ電源制御部12)が図2のCPU1、ROM3、操作部6、エンジンI/F7、タイマー8、HDD9、及びエンジン制御部10の電源をオフし(ステップS58)、RAM4の電源はオフにせずにSTRモードへの移行が完了する。
図18は、図17に示すフローによりSTRモードへの移行が完了した状態から通常モードへ復帰する処理する際のCPU及びASICの処理を示すフローチャートである。
復帰要因を監視し(ステップS61)、それを検出すると(ステップS61:YES)、第1の領域(メモリ1)41もしくは第2の領域(メモリ2)42の電源がオフになっているか否かを判断する(ステップS62)。そして、オフになっている場合(ステップS62:YES)は、その領域の電源をオンした後、各デバイスの電源をオンする(ステップS63→S64)。一方、オフになっていない場合(ステップS62:NO)は、そのままデバイスの電源をオンする(ステップS64)。
次いで第1の領域(メモリ1)41もしくは第2の領域(メモリ2)42に退避されているデータが圧縮されているか否かを判断する(ステップS65)。そして、圧縮されている場合(ステップS65:YES)は、伸張した後に復帰処理を実行し(ステップS66→S67)、圧縮されていない場合は(ステップS65:NO)、そのまま復帰処理を実行する(ステップS67)ことで、通常モードへの復帰が完了する。
次にステップS53、S54及びその変形例について具体的に説明する。
画像形成装置が表1に示す全ての機能を使用する場合は、850MBの記憶容量が必要となる。第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42がともに512MBとすると、図5に示す処理では第1の領域(メモリ1)41もしくは第2の領域(メモリ2)42へ必要なデータをまとめることができず、メモリの電源を切ることができない。そこで、850MBのデータを圧縮し、データの容量を512MB以下にして、第1の領域(メモリ1)41もしくは第2の領域(メモリ2)42に退避させる。退避が完了すれば、第2の領域(メモリ2)42もしくは第1の領域(メモリ1)41の電源を切る。STRモードからの復帰時に、圧縮したデータを伸張しRAM4に展開することで復帰を完了する。
また、上記850MBのデータを圧縮しても、データ容量が512MB、つまり片方の領域に収まらなかった場合には、圧縮したデータを保持するのではなく、元データをRAM4に保持しておき、第1の領域(メモリ1)41、第2の領域(メモリ2)42の電源は切らない。850MBの容量を全て圧縮して、512MBに収まるか否かを判断するのではなく、850MBのある一部の100MB部分を圧縮し、圧縮結果から圧縮率を計算する。その圧縮率を基に850MBが512MBに収まるか否かを判断する。収まる場合は、データを退避し、片方のメモリの電源を切る。収まらない場合は、データを圧縮せず、メモリの電源も切らない。
850MBの容量を全て圧縮した時に、512MBに収まらなかった場合、さらにデータを圧縮(二次圧縮)することで、よりデータを小さくしてもよい。そのデータが512MBに収まる場合は、データを退避し、片方のメモリの電源を切る。収まらない場合は、データを圧縮せず、メモリの電源も切らない。
DIMMが片方しか装着されていない場合には、圧縮/伸張機能は使用されない。操作部6にて、圧縮/伸張機能の有効/無効を選択できるようにしてもよい。
第1の領域(メモリ1)41が1GB、第2の領域(メモリ2)42が512MBであり、STRモード時に保持しておくデータの容量が850MBであった場合には、第1の領域(メモリ1)41にデータを退避し、第2の領域(メモリ2)42の電源を切ることが可能である。また第1の領域(メモリ1)41が1GB、第2の領域(メモリ2)42が512MBであり、STRモード時に保持しておくデータの容量が450MBであった場合には、第2の領域(メモリ2)42にデータを退避し、第1の領域(メモリ1)41の電源を切ることが可能である。
第1の領域(メモリ1)41が1GB、第2の領域(メモリ2)42が512MBであり、STRモード時に保持しておくデータの容量が圧縮した状態で850MBであった場合には、第1の領域(メモリ1)41にデータを退避し、第2の領域(メモリ2)42の電源を切ることが可能である。また、第1の領域(メモリ1)41が1GB、第2の領域(メモリ2)42が512MBであり、STRモード時に保持しておくデータの容量が圧縮した状態で450MBであった場合には、第2の領域(メモリ2)42にデータを退避し、第1の領域(メモリ1)41の電源を切ることが可能である。
第1の領域(メモリ1)41が1GB、第2の領域(メモリ2)42が512MBのとき、STRモード時に保持しておくデータの容量を512MB以下にすることで、第1の領域(メモリ1)41の電源を切ることができる。512MB以下にする際には、STRモード時に保持しておくデータの必要容量を計算し、その段階で512MB以下であれば、圧縮せずに、第2の領域(メモリ2)42へデータを退避し、第1の領域(メモリ1)41の電源を切る。
必要容量を計算した結果、512MBより大きく1GB以下であった場合、圧縮/伸張機能が無効であれば、第1の領域(メモリ1)41にデータを退避し、第2の領域(メモリ2)42の電源を切ることができる。
1GBより大きかった場合には、データを圧縮する。圧縮データが512MB以下であれば、第2の領域(メモリ2)42へデータを退避して第1の領域(メモリ1)41の電源を切ることができる。圧縮データが512MBより大きく1GB以下であれば、第1の領域(メモリ1)41にデータを退避して第2の領域(メモリ2)42の電源を切ることができる。圧縮データが1GBより大きかった場合、圧縮データを破棄し、データの退避を行わない。第1の領域(メモリ1)41及び第2の領域(メモリ2)42の電源は入った状態のままとする。
1GBのメモリと、512MBのメモリでは、1GBのメモリの方が消費電力が大きいため、容量の小さい方のメモリにデータを退避することで、STRモード時の消費電力をより低減できる。
データの圧縮/伸張はハードウェア(ASIC2)又はソフトウェア(CPU1)で実行する。ハードウェアによる圧縮/伸張ではスピードがある程度固定となるが、ソフトウェアでの圧縮/伸張ではCPU1の動作周波数によりスピードが決まってくる。そこで、CPU1の動作周波数がある周波数より高い場合は、ソフトウェアでの圧縮/伸張を使用し、動作周波数がある周波数より低い場合はハードウェアでの圧縮/伸張を使用する。
しかし、データの圧縮/伸張機能を使用することで、STRモードへの移行と、通常モードへの復帰に時間がかかってしまう。そこで、ユーザが操作部6でキーを操作し、この機能の有効/無効を選択することで、低消費電力とするか、本機能を使わないか(無効にする)をユーザが決められるようにした。無効とした場合、STRモード時に必要なRAMの容量がDIMM一つ分の容量を超えてしまった場合には、もう片方のDIMMの電源が切れることはない。
以下に、データ圧縮に係る実施形態の特徴を整理する。
DIMMの構成によって、退避データを圧縮・伸張する。DIMMの構成の判断は、ソフトウェアにて行う。DIMMに搭載されているROMをICI/F200経由でリードすることで、装着されているDIMMの容量を判断できる。
DIMMの装着数については、DIMMに搭載されているROMをIC経由でリードしにいき、データが返ってくるか否かで、装着されているか否かを判断する。即ちDIMMが搭載されていればROMからデータが返ってくるが、DIMMが装着されていなければROMも装着されていないことになるため、データが返ってこない。第1の領域(メモリ1)41に搭載されているROM411と、第2の領域(メモリ2)42に搭載されているROM412とは、ROMのアドレスが異なるため、IC経由でどちらの領域(DIMM)のROMにアクセスし、どちらのDIMMが存在しているかを確認できる。
退避データを圧縮するタイミングは、DIMMの電源オフ/オンの判断で、電源を切ることができると判断した後であり、ソフトウェアにて、そのタイミングを制御する(ステップS54参照)。
以上詳細に説明したように、本発明の実施形態の画像形成装置は下記(1)〜(11)の特徴を有する。
(1)STRモード時に使用していないメモリの電源を切ることができるので、消費電力が低減する。
(2)外部I/F5を使用していないモデルの場合、外部I/F5の電源を切ることができるため、STRモード時の消費電力をより低減できる。
(3)STRモード時に使用するRAM4の容量が大きい場合、RAM4上のデータの一定量をHDD9のディスクへ移すことで、RAM4の使用しない領域の電源を切ることができるので、STRモード時に使用するRAM4の容量が大きい場合にも、消費電力を低減できる。
(4)STRモードに移行するときに、使用していないRAM4の電源を切った後、一定時間経過してもアクセスがない場合は、RAM4上のデータをHDD9のディスク上に退避させ、RAM4の全領域の電源を切ることで、さらに消費電力が少ないスナップショットモードへと移行する。
(5)ユーザが操作部6から不揮発性記憶媒体に対するデータの退避機能のオン/オフを選択できるようにしたことにより、ユーザは、消費電力の低減を優先するのか、省電力モードへの移行/復帰の速度を優先するのかに応じた選択を行うことができる。
(6)STRモードへ移行するときのデータ待避を行う際に、データを圧縮することにより、待避の必要なメモリの容量を低減できるため、メモリの電源を切ることができる可能性が高まる。
(7)圧縮/伸張をハードウェアのみで行う構成にすれば、圧縮と伸張のソフトが不要になる。
(8)圧縮/伸張をソフトウェアで行う構成にすれば、圧縮と伸張のハードウェアを備えていなくても対応可能である。
(9)圧縮/伸張をハードウェア、ソフトウェアの双方が行える構成とし、ハードウェアで行うか、ソフトウェアで行うかを、自動で判断することで、データ量により圧縮時間と伸張時間の最適化が可能となる。
(10)ユーザが操作部6から、圧縮/伸張機能の有効/無効を選択できるようにしたことにより、ユーザは、消費電力の低減を優先するのか、STRモードへの移行/復帰の速度を優先するのかに応じた選択を行うことができる。
(11)圧縮/伸張機能が有効であっても、圧縮する必要がない場合は圧縮を行わないので、無駄な圧縮処理によるSTRモードへの移行、通常モードへの復帰の遅延を防止することができる。
1・・・CPU、2・・・ASIC、4・・・RAM、5・・・外部I/F、6・・・操作部、9・・・HDD。
特開2002−254765号公報

Claims (11)

  1. 外部インタフェース手段と、
    機種モデルを検知する検知手段と、
    省電力モードへ移行するとき、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段を使用する機種モデルであるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により使用しない機種モデルであると判定された場合のみ、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段の電源がオフになるように制御する手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載された電子機器において、
    個別に電源供給が可能な複数のメモリ領域からなる揮発性メモリと、
    前記複数のメモリ領域が使用されている状態で前記省電力モードへ移行するとき、第1のメモリ領域上の全てのデータを第1のメモリ領域とは異なる他のメモリ領域の空き部分へ退避させることができるか否かを判定する退避判定手段と、
    該退避判定手段により、退避させることができると判定されたとき、該退避を実行する第1の退避制御手段と、
    該第1の退避制御手段による退避が実行された後、前記第1のメモリ領域の電源をオフに制御するメモリ電源制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項に記載された電子機器において、
    不揮発性の補助記憶媒体と、
    前記退避判定手段により、単一のメモリ領域に退避させることができないと判定されたとき、退避させることができるように、そのメモリ領域以外のメモリ領域上のデータの一部を前記補助記憶媒体に退避させる第の退避制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2に記載された電子機器において、
    不揮発性の補助記憶媒体と、
    前記退避判定手段により、単一のメモリ領域に退避させることができないと判定されたとき、前記揮発性メモリ上の全てのデータを前記補助記憶媒体に退避させる第3の退避制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項3又は4に記載された電子機器において、
    ユーザの選択指示に応じて、前記第2の退避制御手段または第3の退避制御手段の動作を有効または無効にする選択手段を有することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項に記載された電子機器において、
    前記第1の退避制御手段、及び退避判定手段は、圧縮されていないデータを処理対象とすることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載された電子機器において、
    データ圧縮手段を有するとともに、前記第1の退避制御手段、及び退避判定手段は、前記データ圧縮手段で圧縮されたデータを処理対象とすることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7に記載された電子機器において、
    ユーザの選択指示に応じて、前記データ圧縮手段の動作を有効または無効にする選択手段を有することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項に記載された電子機器において、
    前記データ圧縮手段として、ハードウェアにより圧縮する第1の圧縮手段と、ソフトウェアにより圧縮する第2の圧縮手段とを有するともに、そのソフトウェアを実行するプロセッサの性能に応じて、前記第1の圧縮手段又は前記第2の圧縮手段を選択する選択手段を有することを特徴とする電子機器。
  10. 外部インタフェース手段を有する電子機器の省電力制御方法であって、
    省電力モードへ移行するとき、機種モデルを検知する検知ステップと、
    該検知ステップの検知結果に基づいて、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段を使用する機種モデルであるか否かを判定する判定ステップと、
    該判定ステップで使用しない機種モデルであると判定された場合のみ、前記省電力モード時に前記外部インタフェース手段の電源がオフになるように制御するステップと、
    を有することを特徴とする電子機器の省電力制御方法。
  11. 外部インタフェース手段を有する電子機器のコンピュータに、請求項10に記載された電子機器の省電力制御方法の各ステップを実行させるためのプログラム。
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