JP5221323B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特にSRAM等に関する。
LSIの低消費電力化のために、電源電圧を低くすることが要求されている。LSIの電源電圧の下限はLSI中のSRAMで決定される場合が多い。これはメモリセルのディスターブの問題に起因する。すなわち、従来の6トランジスタ型メモリセルでは、読み出し動作のためにワード線が選択された際に、プリチャージされたビット線がトランスファトランジスタを介してフリップフロップ回路を構成する内部ノードと接続されて、内部ノードが僅かにプルアップされる。このため、フリップフロップ回路のデータが不安定となり、電源電圧が低下するとデータ破壊が起こる。このようなディスターブの問題の対策として、ワード線選択レベルを非選択レベルから選択レベルに段階的に上昇させる方法がある。この方法によれば、ワード線のレベルが中間レベルにある場合、トランスファトランジスタの駆動力が弱く、内部ノードに対するビット線の影響を抑制することができる(非特許文献1)。
ただし、単一電源、かつ、小さな面積オーバヘッドで、ワード線選択レベルを階段状にあげていくのは困難である。また、セルアレイの規模に応じて回路定数の調整をする必要があるため問題となる。
A 1-V TFT-Load SRAM Using Two-Step Word-Voltage Method, Koichiro Ishibashi et.al., IEEE JOURNAL OF SOLID-STAGE CIRCUITES, VOL.27, No.11, NOVEMBER 1992.
本発明は、簡素な回路構成により階段状のワード線選択レベルを実現する半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの態様において、半導体記憶装置は、互いに交差する複数の第1及び第2の配線とこれら第1及び第2の配線の各交差部に設けられた複数のメモリセルとを備えたメモリセルアレイと、前記第1の配線を駆動する複数のドライバと、前記第1の配線方向及び前記第2の配線方向に連続的に伸び、前記第2の配線方向に延びた部分が前記複数のドライバに接続されたダミー配線と、前記複数のドライバ及び前記ダミー配線の各接続部に接続された複数のスイッチ手段と、前記第2の配線方向に延び、前記複数のスイッチ手段を介して前記ダミー配線に接続されるレプリカ線とを有することを特徴とする。
本発明によれば、簡素な回路構成により階段状のワード線選択レベルを実現する半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る半導体記憶装置の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルMCの回路図である。
メモリセルMCは、例えば、図1に示すような6トランジスタ型メモリセルである。すなわち、6トランジスタ型メモリセルは、ソースが電源線Vdd及び接地線Vssにそれぞれ接続され相補対接続されたPMOSトランジスタQ1及びNMOSトランジスタQ2を備えた第1のインバータIV1と、ソースが電源線Vdd及び接地線Vssにそれぞれ接続され相補対接続されたPMOSトランジスタQ3及びNMOSトランジスタQ4を備えた第2のインバータIV2とを有する。これらインバータIV1、IV2の入力と出力は相互に接続されている。第2の配線を構成するビット線BLと第1のインバータIV 1の出力との間には、第1のトランスファトランジスタQ5が接続され、第2の配線を構成するビット線/BLと第2のインバータIV2の出力との間には、第2のトランスファトランジスタQ6が接続されている。第1及び第2のトランスファトランジスタQ5、Q6のゲートは、第1の配線であるワード線WLに接続されている。
なお、以下の説明において、電圧Vddを“H”、電圧Vssを“L”と表現することもある。
次に、メモリセルMCの動作について説明する。
本実施形態に関する説明をする前に、従来におけるデータ読み出し/書き込み動作について簡単に説明する。
ここでは、メモリセルMCのビット線BL側のノードnに“H”、ビット線/BL側のノードnbに“L”が保持されているものとする。
メモリセルMCからのデータ読み出しは以下のとおりである。
データ読み出し前、ビット線BL、/BLは、図示されないプリチャージ回路により“H”にプリチャージされている。
ここで、ワード線WLが選択され“H”になると、トランスファトランジスタQ5、Q6がオンされる。この場合、ノードnが保持する“H”によりオンされているNMOSトランジスタQ4を介して、ビット線/BLは“L”に引き下げられる。一方、ビット線BLについては、“H”が維持される。
これらビット線BL、/BLに現れたデータが図示されないセンスアンプ回路により検知・増幅されることでデータ読み出しが完了する。
一方、メモリセルMCへのデータ書き込みは以下のとおりである。
データ書き込みは、図示されない書き込み回路からメモリセルMCのノードn、nbに書き込みたいデータをそれぞれビット線BL、/BLに対して書き込む。ここでは、ビット線BL、/BLに“L”、“H”が書き込まれたものとする。
ここで、ワード線WLが選択され“H”になると、トランスファトランジスタQ5、Q6がオンされる。その結果、ノードnは、“H”から“L”に、ノードnbは、“L”から“H”にそれぞれ遷移する。
以上により、データ書き込みが完了する。
しかし、実際には、メモリセルMCを構成するトランジスタの特性にはばらつきがあり、そのばらつき方によって、以下のような問題点が生じる。
つまり、データ読み出しにおいては、所定のメモリセルMCのトランスファトランジスタQ6の駆動力が大きく、駆動用トランジスタQ4の駆動力が小さい場合、ビット線/BLが“H”から“L”に引き下げられる前に、ノードnbが保持するデータが、ビット線/BLの影響で“H”に反転してしまう恐れが生じる。このような問題を考慮すると、データ読み出しに関しては、トランスファトランジスタQ6より駆動用トランジスタQ4の駆動力が大きい方が良いことになる。
一方、データ書き込みにおいては、所定のメモリセルMCのトランスファトランジスタQ6の駆動力が小さく、駆動用トランジスタQ4の駆動力が大きい場合、ノードnbのデータが“L”から“H”に遷移する前に、ビット線/BLが高い駆動力を持つ駆動用トランジスタQ4の影響で“L”に引き下げられるおそれが生じる。このような問題を考慮すると、データ読み出しに関しては、駆動用トランジスタQ4よりトランスファトランジスタQ6の駆動力が大きい方が良いことになる。
以上から明らかなように、データ読み出しとデータ書き込みをより確実にするためには、相反する特性のトランジスタを用意することになり、実現することは困難である。
そこで、本実施形態では、メモリセルMCのデータ読み出し/書き込みを、図2に示すような動作波形により実現する。
まず、データ読み出し前(時刻T0)は、ワード線WLは選択されていないため“L”、ビット線BL、/BLはプリチャージされているため“H”となっている。
続いて、時刻T2において、ワード線WLが選択されるが、このとき、ワード線WLには、0Vと電圧Vddの中間であるレベル、例えば、1/2×Vddが供給される。その結果、トランスファトランジスタQ5、Q6は弱い駆動力によりオンされるため、ビット線/BLのレベルは、緩やかに“L”に遷移していく。このように、トランスファトランジスタQ5、Q6の駆動力を弱めてやることで、ビット線BL、/BLのレベルによるノードn、nbへの影響を弱めてやることができる。
続いて、ビット線/BLのレベルがある十分に下がった時点(時刻T2)において、ワード線WLのレベルを電圧Vddにする。その結果、トランスファトランジスタQ5、Q6の駆動力が大きくなるため、ビット線/BLは一挙に“L”に引き下げられる。
以上のように、ワード線WLの動作波形を階段状にすることで、データ読み出し時のメモリセルMCのデータ破壊を抑制することができる。また、時刻T2以後において、トランスファトランジスタQ5、Q6の駆動力は十分に高くなっているため、データ書き込みについても問題なく行うことができる。
次に、図2に示す動作波形を生成するための回路構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る半導体記憶装置の一部を示す概略図である。簡単化のためビット線BL、/BL、メモリセルMCについては省略されている。
この回路は、n本のワード線WL0〜WLn−1、これらワード線WLに交差する複数のビット線BL、/BL、及びこれらワード線WL及びビット線BL、/BLの各交差部に接続された複数のメモリセルMCからなるメモリセルアレイを備える。複数のワード線WLには、それぞれ寄生容量Cwが存在する。
また、この回路は、ダミー配線としてダミーワード線DWLを備える。ダミーワード線DWLは、ワード線WL方向に延びる部分ダミーワード線DWLaとビット線BL方向に延びる部分ダミーワード線DWLbが連続的に形成されたものである。このうち部分ダミーワード線DWLbは、各ワード線WLの端部に設けられたスイッチ手段1を介して接続されている。
なお、部分ダミーワード線DWLaは、ワード線WLと同様に形成されているため、その寄生容量Cdaは、ワード線WLの寄生容量Cwとほぼ同じになる。
次に、以上の回路構成を用いて、ワード線WLに対し、1/2×Vddを供給する方法を説明する。
ワード線WLが選択される前、予め、ダミーワード線DWLのレベルを電圧Vddにしておく。続いて、所定のワード線WLが選択されると同時に、このワード線WLの端部に備わったスイッチ手段1をオンさせる。こうすることで、ダミーワード線DWLの寄生容量Cdとワード線WLの寄生容量Cwとの間にチャージシェアが生じる。この場合、ダミーワード線DWLとワード線WLのレベルは平衡状態となり、その結果、ワード線WLのレベルは1/2×Vddとなる。
しかし、実際には、ダミーワード線DWLには、部分ダミーワード線DWLaの寄生容量Cdaのみならず、部分ダミーワード線DWLbの寄生容量Cdbも存在する。したがって、ワード線WLのレベルを1/2×Vddにするためには、寄生容量Cdbも考慮する必要がある。但し、この寄生容量Cdbは、被選択ワード線WLの位置により変動する。
そこで、本実施形態の半導体記憶装置は、さらにダミーワード線WLの他、レプリカ線RLとダミードライバ3を備えている。
図4は、本実施形態に係る半導体記憶装置の一部を示す回路図である。
この回路は、ダミーワード線DWL、このダミーワード線DWLに平行に延びる複数のワード線WL0、WL1、・・・を備える。各ワード線WL0、WL1、・・・の端部には、ワード線WLを駆動するワード線ドライバ2が備わっている。これらワード線ドライバ2の最終段は第1の第1導電型トランジスタであるPMOSトランジスタQ21及び第2導電型トランジスタであるNMOSトランジスタQ22の電流経路を直列接続してなるインバータ回路となっている。ここで、部分ダミーワード線DWLaの長さは、ワード線WLの長さと同程度となり、部分ダミーワード線DWLbの長さは、複数のワード線ドライバ2が配置された配線領域Aのビット線BL方向の長さと同程度となる。
なお、図4のワード線ドライバ2は、この最終段のインバータ回路のみ示されている。また、ワード線WL0を駆動するワード線ドライバ2のPMOSトランジスタQ21のソースは、直接部分ダミーワード線DWLaに接続されている。一方、ワード線WL1を駆動するワード線ドライバ2のPMOSトランジスタQ21のソースは、部分ダミーワード線DWLbの一部である寄生容量Cdb0を持つDWLb0を介して接続されている。つまり、ワード線WLi(i=1〜n−1)を駆動するワード線ドライバ2は、部分ダミーワード線DWLの一部であるDWLb0〜i−1を介して接続されており、その寄生容量は、Cdb0〜i−1の合成容量となる。
また、本半導体記憶装置は、ドレインが各ワード線ドライバ2のPMOSトランジスタQ21のソースに接続されたスイッチ手段1であるPMOSトランジスタQ11を備えている。全てのPMOSトランジスタQ11は、共通に与えられるチャージシェア開始信号CSによってオン/オフ制御される。また、全てのPMOSトランジスタQ11のソースは、部分ダミーワード線DWLb方向に延び、寄生容量Cdbと同等の寄生容量Crを持つレプリカ線RLが共通に接続されている。ここで、部分ダミーワード線DWLbとレプリカ線RLの寄生容量の分布は同じであるため、ビット線BL方向の所定の位置と、他の所定の位置の間に存在する両配線の寄生容量は同じになる。
さらに、本半導体記憶装置は、スイッチ手段1である各PMOSトランジスタQ11のソースに接続されたレプリカドライバ3を備える。このレプリカドライバ3は、ソースとドレインが接続されており、ワード線ドライバ2とともにワード線選択信号WSにより制御される。なお、レプリカドライバ3は、ワード線ドライバ2と同等の寄生容量となるように形成されている。ワード線ドライバ2とレプリカドライバ3の寄生容量を同じにするには、例えば、PMOSトランジスタQ21、Q31のゲート幅の比を2:1にすれば良い。
なお、上記構成においてスイッチ手段1はPMOSトランジスタに限られるものではなく、NMOSトランジスタ等、スイッチ機能を有するあらゆる素子に置き換えすることができる。
次に、図4に示す回路におけるワード線WLの選択時の動作について説明する。
上述したように、ワード線WLを選択する前は、ダミーワード線DWLのレベルは電圧Vddになっている。この状態で、ワード線選択信号WSにより、所定のワード線ドライバ2及びレプリカドライバ3が活性化される。その際、チャージシェア開始信号CSにより、これら選択ワード線ドライバ2及び選択レプリカドライバ3の間に設けられたスイッチ手段1をオンさせる。この場合、部分ダミーワード線DWLaの寄生容量Cda及びワード線WLの寄生容量Cw、部分ダミーワード線DWLb及びレプリカ線RLの寄生容量Cr、ワード線ドライバ2の寄生容量及びレプリカドライバ3の寄生容量が、それぞれ等価であるため、チャージシェアの結果、選択ワード線WLのレベルは1/2×Vddとなる。
以上のような構成によれば、選択ワード線WLの位置により変動する部分ダミーワード線DWLbの寄生容量Cdbをレプリカ線RLの寄生容量Crで相殺することができるため、どの位置にあるワード線WLに対しても、1/2×Vddの電圧を生成することができる。
このことから、ワード線WL毎に調整する必要がないためコスト削減することができる。
さらに、このような回路構成によれば、メモリセルアレイのサイズが変更された場合であっても容易に対応することができる。
つまり、メモリセルアレイのワード線WL方向のサイズが変わった場合、部分ダミーワード線DWLaをワード線WLと同じ長さに変更することでワード線WLの寄生容量Cwと同じ寄生容量Cdaを作ることができる。さらに、メモリセルアレイのビット線BL方向のサイズが変わった場合でも、ビット線BL、/BLと同様に、部分ダミーワード線Wdbとレプリカ線RLの長さを変更するだけで良い。
このことから、メモリセルアレイのサイズ変更に対し柔軟性が高い回路構成と言える。
図5、図6は、トランジスタの設計条件及びメモリセルアレイのサイズを変化させた場合のワード線WLの動作波形のシミュレーション結果である。
図5は、スイッチ手段1のトランジスタを高速仕様にした場合のシミュレーション結果である。一点鎖線は、ワード線WL方向に64個、ビット線BL方向に512個のメモリセルからなるメモリセルアレイに対するシミュレーション結果である。同様に、点線は64×64個、二点鎖線は、512×512個、破線は512×64個のメモリセルアレイに対するシミュレーション結果である。なお、図5において電圧Vddは、700mである。
図5から分かるように、いずれのメモリセルアレイであっても、1/2×Vddである350mの電圧が生成されていることが分かる。また、ワード線WL方向のメモリセル数が少ない場合、ワード線WLレベルの立ち上がり(2.2n付近)において多少のオーバシュートが見られるものの、メモリセルアレイの規模に関わらず、ほぼ同じ動作波形が得られることも確認できる。
図6は、本実施形態の半導体集積記憶回路を構成するスイッチ手段1のトランジスタを低速仕様にした場合のシミュレーション結果である。
ワード線WL方向に64個のメモリセルを有するメモリセルアレイの場合と、ワード線WL方向に512個のメモリセルを有するメモリセルアレイの場合とでは、“L”からの立ち上がり時間に差異がある。具体的には、ワード線WL方向に512個のメモリセルを有するセルアレイの方が緩やかな立ち上がりとなっている。しかし、いずれのサイズであっても1/2×Vddとなる350mの電圧が生成されていることが分かる。さらに、ビット線BL方向のサイズの違いは、ワード線WLの動作波形にほとんど影響されていないことが確認できる。
以上から、本実施形態によれば、あらゆるメモリセルアレイに柔軟に対応できる簡素な回路構成により、階段状のワード線選択レベルを実現する半導体記憶装置を提供することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置のスイッチ手段1の第3の第1導電型トランジスタであるPMOSトランジスタQ11を、各ワード線ドライバ2のPMOSトランジスタQ21のそれぞれと同じ特性にしたものである。
上述したように、ワード線WLの動作波形を階段状にしてやることで、データ読み出し時のメモリセルMCのデータ保持性を向上させることができるが、このワード線WLの動作波形の立ち上がりは、ワード線ドライバ2のPMOSトランジスタQ21とスイッチ手段1との駆動力の関係に依存する。
したがって、各ワード線WLの動作波形を均一にするためには、それぞれのワード線WLに対応したワード線ドライバ2及びスイッチ手段1の特性を揃える必要がある。
しかし、実際には、ワード線ドライバ2を構成するトランジスタの特性にはばらつきが生じるため問題となる。
この点、本実施形態によれば、各ワード線WLに対応したワード線ドライバのPMOSトランジスタQ21と同じ駆動力を有するPMOSトランジスタによりスイッチ手段1が形成されているため、トランジスタのプロセスばらつきを補償することができる。
なお、各ワード線WLに対応するワード線ドライバ2のPMOSトランジスタQ21とスイッチ手段1のPMOSトランジスタQ11を連続的に形成することで、これらPMOSトランジスタQ21、Q11の特性を揃えることができる。
[その他]
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
例えば、ワード線WLの寄生容量Cw及び部分ダミーワード線DWLaの寄生容量Cda、部分ダミーワード線DWLbの寄生容量Cdb及びレプリカ線Cr、ワード線ドライバ2の寄生容量及びレプリカドライバ3の寄生容量のそれぞれの比を変更してやることで、ワード線WLを1/2×Vddに限らず、任意のレベルに調整することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルの回路図である。 同半導体記憶装置のメモリセルの動作波形である。 同半導体記憶装置の一部を示す概略図である。 同半導体記憶装置の一部を示す回路図である。 同半導体記憶装置のワード線の動作波形を示すシミュレーション結果である。 同半導体記憶装置のワード線の動作波形を示すシミュレーション結果である。
符号の説明
1・・・スイッチ手段、2・・・ワード線ドライバ、3・・・レプリカドライバ。

Claims (5)

  1. 互いに交差する複数の第1及び第2の配線とこれら第1及び第2の配線の各交差部に設けられた複数のメモリセルとを備えたメモリセルアレイと、
    前記第1の配線を駆動する複数のドライバと、
    前記第1の配線方向及び前記第2の配線方向に連続的に伸び、前記第2の配線方向に延びた部分が前記複数のドライバに接続されたダミー配線と、
    前記複数のドライバ及び前記ダミー配線の各接続部に接続された複数のスイッチ手段と、
    前記第2の配線方向に延び、前記複数のスイッチ手段を介して前記ダミー配線に接続されるレプリカ線と
    を有することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記スイッチ手段を介して前記ドライバに接続される複数のレプリカドライバ
    を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記ドライバは、ソースが前記ダミー配線、ドレインが前記第1の配線にそれぞれ接続された第1の第1導電型トランジスタと、ソースが接地線、ドレイン、ソースが前記第1の第1導電型トランジスタのドレイン、ソースとそれぞれ接続された第2導電型トランジスタとを備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記スイッチ手段は、第3の第1導電型トランジスタからなる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ダミー配線の前記第1の配線方向に延びた部分の長さは、前記第1の配線の長さと同程度であり、
    前記ダミー配線の前記第2の配線方向に延びた部分の長さは、前記複数のドライバの配線領域の前記第2の配線方向の長さと同程度である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
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