JP5221141B2 - 液晶表示パネル、これを備えた液晶表示装置、および液晶表示パネル用貼り合わせ基板 - Google Patents

液晶表示パネル、これを備えた液晶表示装置、および液晶表示パネル用貼り合わせ基板 Download PDF

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Description

本発明は、カラーフィルタを有するカラー型の液晶表示パネル、これを備えた液晶表示装置、および液晶表示パネル用貼り合わせ基板に関するものである。
近年、携帯型情報端末などの比較的小型の情報通信機器のみならず、モニタやカーナビゲーション装置などの比較的大型の電気機器にも、液晶表示パネルを備える液晶表示装置が普及してきている。このような液晶表示パネルは、通常、液晶に対して電圧を印加するための電極が形成された一対の透明基板間に液晶層を介在させた構造となっている。液晶層は、複数の画素部分を含む表示領域の周辺に配置されたシール材により、一対の透明基板の間に保持されている。
このような構造の液晶表示パネルでは、液晶層の厚みのバラツキに起因して表示ムラが発生してしまう場合があった。とくに、複数の画素部分を含む表示領域の外周部においては、液晶層の厚みムラが生じやすい。そのため、液晶層の厚みのバラツキに起因する表示ムラを抑制するために、種々の対策が講じられている(たとえば特許文献1参照)。
ここで、液晶表示パネルは、一般に次のようにして得ることができる。まず、図21Aに示したように、表示電極および配向膜などを形成した一対のマザー基体95A,95Bのうちの一方のマザー基体95Aに第1スペーサ96を散布し、他方のマザー基体95Bにスペーサ97を含有した熱硬化性樹脂製のシール材98を塗布する。スペーサ96としては、たとえば樹脂製の球状スペーサが使用される。一方、スペーサ97としては、シール材98によるマザー基体95A,95Bの間隔を精度よく制御するため、圧縮弾性係数の大きい、柱状のガラスファイバーや球状のシリカ粒子が一般的に使用される。次いで、一対のマザー基体95A,95Bを位置合わせして対向させた状態とし、図21Bに示したように一対のマザー基体95A,95Bを熱圧着しシール材98の熱硬化性樹脂を硬化させることにより、一対のマザー基体95A,95Bが相互に接合されて液晶表示パネル用貼り合わせ基板99が得られる。最後に、液晶表示パネル用貼り合わせ基板99を所定の切断ラインに沿って切断することにより、複数の液晶表示パネルが得られる。
一般に、スペーサ96は、圧縮弾性係数が小さいと安定したギャップ(液晶層の厚み)を保った生産が困難となるとともに、外力が加わったときに容易に変形して液晶層の厚みが変化して表示ムラが生じてしまう。その一方で、スペーサ96の圧縮弾性係数が大きい場合には、低温気泡が生じる可能性が高くなる。ここで、低温気泡とは、液晶表示パネルが低温環境下(たとえば−10℃以下)におかれたときに液晶層に空間が生じた状態において、液晶表示パネルに外力が加わったときに発生したガスが常温に戻っても残存したときに発生する気泡である。すなわち、低温環境下では、液晶の見かけ上の体積が減少するが、スペーサ96の圧縮弾性係数が大き過ぎて歪み量が不足する場合には液晶層に空間が生じる可能性が高くなり、低温気泡が生じる可能性も高くなる。そのため、スペーサ96としては、スペーサ97に比べ圧縮弾性係数の小さい樹脂製の球状スペーサが一般的に使用されている。
特開平01−269917号公報
しかしながら、スペーサ96としてスペーサ97よりも圧縮弾性係数の小さいものを使用した場合には、図22Aに示したように、熱圧着中はシール材98(スペーサ97)を支点にスペーサ96が大きく変形する。そのため、液晶層の厚みDは、表示領域においてシール材98の近傍より小さくなり、第1マザー基体95Bが凹んだ形状でシール材98の熱硬化性樹脂が硬化する。一方、図22Bに示したように、シール材98の熱硬化後において負荷を取り除いた場合には、表示領域では、液晶層の厚みDが第1スペーサ96の弾性により所定の間隔に弾性回復するものの、シール材98に近い領域(表示領域の外周部)では、液晶層の厚みDがシール材98の熱硬化の影響を受け、スペーサ96の弾性回復が充分に出来ない。そのため、表示領域の外周部では、中央部に比べて液晶層の厚みDが小さくなる。その結果、スペーサ96としてスペーサ97よりも圧縮弾性係数の小さいものを使用した場合には、表示領域の全体にわたって液晶層の厚みDの均一化を図ることが困難である。
本発明は、表示領域における液晶層の厚みを均一化し、表示領域の外周部に発生する凹みに起因する表示ムラを解消することを課題としている。
本発明の第1の側面においては、第1基体と、前記第1基体に対向して配置された第2基体と、前記第1基体と前記第2基体との間の距離を保つための複数のスペーサと、前記第1基体と前記第2基体との間に介在された液晶を封止するための封止部材と、を備える液晶表示パネルであって、前記第1基体は、複数の表示画素を含む表示領域と前記封止部材により封止される封止領域との間に位置する周辺領域において、前記表示領域を囲むように形成された凸部を有しており、前記複数のスペーサは、前記表示領域に位置する第1スペーサと、前記凸部に位置する第2スペーサと、を含んでおり、前記第1基体は、前記表示領域から前記周辺領域に亘って設けられており且つ前記表示領域において開口を有した遮光膜と、該遮光膜の開口に設けられた表示用カラーフィルタと、前記周辺領域において前記遮光膜上に設けられ且つ前記凸部を形成するための凸部用カラーフィルタと、を有しており、前記表示用カラーフィルタと前記凸部用カラーフィルタとは、離間して設けられている、液晶表示パネルが提供される。
前記第2スペーサは、前記第1スペーサに比べて、圧縮されていることが好ましい。
前記凸部は、たとえば枠状に形成される。
前記封止部材には、たとえば第3スペーサが含有させられている。この場合、前記第3スペーサの圧縮弾性係数は、前記第1および第2スペーサの圧縮弾性係数より大きいのが好ましい。
本発明の第の側面においては、前記液晶表示パネルと、前記第1基体または前記第2基体に対向配置されるバックライトと、を備え液晶表示装置が提供される。
前記封止部材には、たとえば第3スペーサが含有させられている。この場合、前記第3スペーサの圧縮弾性係数は、前記第1および第2スペーサの圧縮弾性係数より大きいのが好ましい。
本発明の第3の側面においては、第1マザー基体と、前記第1マザー基体に対向して配置された第2マザー基体と、前記第1マザー基体と前記第2マザー基体との間の距離を保つための複数のスペーサと、前記第1マザー基体と前記第2マザー基体との間に介在された液晶を封止するための封止部材と、を備える液晶表示パネル用貼り合わせ基板であって、前記第1マザー基体は、複数の表示画素を含む表示領域と前記各封止部材により封止される封止領域との間に位置する周辺領域において、前記表示領域を囲むように形成された複数の凸部を有しており、前記複数のスペーサは、前記表示領域に位置する第1スペーサと、前記凸部に位置する第2スペーサと、を含んでおり、前記第1マザー基体は、前記表示領域から前記周辺領域に亘って設けられており且つ前記表示領域において開口を有した遮光膜と、該遮光膜の開口に設けられた表示用カラーフィルタと、前記周辺領域において前記遮光膜上に設けられ且つ前記凸部を形成するための凸部用カラーフィルタと、を有しており、前記表示用カラーフィルタと前記凸部用カラーフィルタとは、離間して設けられている、液晶表示パネル用貼り合わせ基板が提供される。
前記第2スペーサは、前記第1スペーサに比べて、圧縮されていることが好ましい。
前記各凸部は、たとえば枠状に形成される。
前記第1マザー基体および前記第2マザー基体の少なくとも一方は、前記封止領域を囲む領域に形成された複数の別の凸部を有しており、前記複数のスペーサは、前記別の凸部に位置する第4スペーサを含んでいるのが好ましい。
前記封止部材には、たとえば第3スペーサが含有させられている。この場合、前記第3スペーサの圧縮弾性係数は、前記第1および第2スペーサの圧縮弾性係数より大きい。
本発明では、表示領域とシール部材(封止領域)との間の周辺領域に凸部を設けるとともに、凸部に第2スペーサを位置させた液晶表示パネルが提供される。この液晶表示パネルでは、第2スペーサから凸部に対して、第1基体と第2基体との間のギャップ(液晶層の厚み)を広げる方向に負荷が作用する。凸部に作用する負荷は、表示領域において第1スペーサにより与えられる負荷よりも大きい。そのため、周辺領域では、凹みが生じることが抑制される。その結果、表示領域の外周部に凹みが生じることも抑制することができる。これにより、本発明の液晶表示パネルでは、表示領域の全体にわたって液晶層の厚みの均一化を図ることができ、表示領域の外周部に表示ムラが発生するのを抑制することができる。また、このような凸部は、表示領域と封止領域との間に位置して画像表示に寄与しない周辺領域(いわゆるデッドスペース)に形成することができるので、凸部を形成するための領域を別途確保する必要がなく、液晶表示パネルが大型化することもない。
また、この凸部は、たとえば周辺領域にまで遮光膜を設けるとともに、その周辺領域に位置する遮光膜の所定位置にカラーフィルタを設けるだけで形成することができる。遮光膜およびカラーフィルタは、液晶表示パネルを形成するために必要なものである。したがって、本発明の液晶表示パネルでは、製造工数を増やすこと無く、表示領域におけるギャップの均一化を図り、表示領域の外周部に表示ムラが発生するのを抑制することができる。
本発明の液晶表示パネルにおいて、凸部を枠状に形成すれば、表示領域の周辺領域の全体において凹みが生じることを抑制し、ひいては表示領域の外周部の全体において凹みが生じることを抑制することができる。その結果、本発明の液晶表示パネルでは、より確実に液晶層の厚みの均一化を図ることができ、表示領域の外周部に表示ムラが発生するのをより確実に抑制することができる。
本発明の液晶表示パネルの凸部は、たとえば周辺領域にまで遮光膜を設けるとともに、その周辺領域に位置する遮光膜の所定位置にカラーフィルタを設けるだけで形成することができる。遮光膜およびカラーフィルタは、液晶表示パネルを形成するために必要なものである。したがって、本発明の液晶表示パネルでは、製造工数を増やすこと無く、表示領域におけるギャップの均一化を図り、表示領域の外周部に表示ムラが発生するのを抑制することができる。
本発明の液晶表示パネルにおいて、第3スペーサとして第1および第2スペーサよりも圧縮弾性係数が大きいものを使用すれば、封止部材における厚みを安定化させることができる。これにより、液晶表示パネルに外力が加わったときに、封止部材が容易に変形するのを防ぐことができるので、液晶層の厚みの変化に起因する表示ムラの発生を抑制することができる。
本発明の液晶表示装置において、液晶表示パネルとして表示領域の周辺領域に凸部が設
けられたものが使用されている。このような液晶表示パネルでは、上述のように、パネルの大型化を回避しつつ、表示領域の外周部に凹みが生じることを抑制することができる。そのため、本発明の液晶表示装置においても、装置の大型化を抑制しつつ、表示領域の外周部に表示ムラが発生することを抑制することができる。
本発明の液晶表示装置において、液晶表示パネルとして凸部を枠状に形成したものを使用すれば、表示領域の外周部の全体において凹みが生じることを抑制することができるため、より確実に液晶層の厚みの均一化を図ることができ、表示領域の外周部に表示ムラが発生するのを抑制することができる。
本発明の液晶表示装置において、液晶表示パネルとして、遮光膜における周辺領域に対応する部分にカラーフィルタを設けることにより凸部を形成したものを使用すれば、製造工数を増やすこと無く、表示領域における液晶層の厚みの均一化を図ることができ、表示領域の外周部における凹みに起因する表示ムラの発生を抑制することができる。
本発明液晶表示装置の液晶表示パネルにおいて、第3スペーサとして第1および第2スペーサよりも圧縮弾性係数大きいものを使用すれば、封止部材における厚みを安定化させることができる。これにより、液晶表示装置に外力が加わったときに、封止部材が容易に変形することもないので、液晶層の厚みの変化に起因する表示ムラの発生を抑制することができる。
本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板は、切断することにより複数の液晶表示パネルが得られるものであり、それらの液晶表示パネルは、液晶表示パネルとして表示領域の周辺領域に凸部が設けられたものである。そのため、本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板からは、上述のように、大型化を回避しつつ、表示領域の外周部に凹みが生じるのを抑制することができる液晶表示パネルが得られる。
本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板において、封止領域の周囲を囲む領域に別の凸部を設け、第4スペーサを別の凸部に位置させれば、封止領域の周囲に凹みが発生するのを抑制することができる。そのため、液晶表示パネル用貼り合わせ基板を切断して得られる液晶表示パネルは、封止領域の周囲の領域の凹みに起因して封止領域と表示領域との間の周辺領域に凹みが発生するのを抑制することができる。その結果、本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板では、表示領域の外周部において凹みが発生することがより確実に抑制されるため、液晶層の厚みのバラツキに起因する表示ムラの発生をより確実に抑制することができる。
本発明に係る液晶表示装置の一例を示す全体斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図2の一点鎖線で囲んだ部分を拡大して示した断面図である。 第1基体を示す全体斜視図である。 第1基体における凸部用カラーフィルタの他の例を説明するための図3に相当する断面図である。 図1に示した液晶表示装置の液晶表示パネルの製造方法において、第1マザー基体の製造工程を説明するための断面図である。 図1に示した液晶表示装置の液晶表示パネルの製造方法において、第1マザー基体の製造工程を説明するための断面図である。 図1に示した液晶表示装置の液晶表示パネルの製造方法において、第1マザー基体の製造工程を説明するための断面図である。 図1に示した液晶表示装置の液晶表示パネルの製造方法において、第1マザー基体の製造工程を説明するための断面図である。 図1に示した液晶表示装置の液晶表示パネルの製造方法において、第1マザー基体の製造工程を説明するための断面図である。 図1に示した液晶表示装置の液晶表示パネルの製造方法において、第2マザー基体の製造工程を説明するための断面図である。 第2マザー基体に封止部材を形成するとともに、第1スペーサを散布した状態を示す全体斜視図である。 第1マザー基体と第2マザー基体とを接合する工程を説明するための斜視図である。 第1マザー基体と第2マザー基体とを接合する工程を説明するための断面図である。 図15Aは図14Aにおいて一点鎖線で囲んだ部分を拡大して示した断面図であり、図15Bは図14Bにおいて一点鎖線で囲んだ部分を拡大して示した断面図である。 図16Aは図15Aの状態から負荷を取り除いたときの図14Aにおける一点鎖線で囲んだ部分に相当する断面図であり、図16Bは図15Aの状態から負荷を取り除いたときの図15Aにおける一点鎖線で囲んだ部分に相当する断面図である。 図17Aは、Y方向に沿った切断ラインを説明するための断面図であり、図17BはX方向に沿った切断ラインを説明するための断面図である。 図18Aは本発明に係る液晶表示パネルのX方向における液晶層の厚みを測定した結果であり、図18Bは従来の液晶表示パネルのX方向における液晶層の厚みを測定した結果である。 図19Aは本発明に係る液晶表示パネル用貼り合わせ基板のY方向における液相層の厚みを測定した結果であり、図19Bは従来の液晶表示パネル用貼り合わせ基板のY方向における液相層の厚みを測定した結果である。 図20Aおよび図20Bは、第1基体の他の例を説明するための全体斜視図である。 従来の液晶表示パネル用貼り合わせ基板の製造方法における第1マザー基体と第2マザー基体とを接合する工程を説明するための断面図である。 図22Aは図21Bにおける一点鎖線で囲んだ部分を拡大して示した断面図であり、図22Bは図21Aに示した状態から負荷を取り除いたときの断面図である。
符号の説明
1 液晶表示装置
2 液晶表示パネル
2′ 液晶表示パネル用張り合わせ基板
20 (液晶表示パネルの)第1スペーサ
21 (液晶表示パネルの)第2スペーサ
20′ (液晶表示パネル用貼り合わせ基板の第1)スペーサ
21′ (液晶表示パネル用貼り合わせ基板の第2)スペーサ
22′ (液晶表示パネル用貼り合わせ基板の第4)スペーサ
3 バックライト
4 第1基体
4′ 第1マザー基体
40 (液晶表示パネルの)表示領域
40′ (液晶表示パネル用貼り合わせ基板の)表示領域
41 (液晶表示パネルの)封止領域
42 (液晶表示パネルの)周辺領域
42′ (液晶表示パネル用貼り合わせ基板の)周辺領域
43,43A,43B (第1基体の)凸部
43′ (第1マザー基体の)凸部
43″ (第1マザー基体の別の)凸部
44 (第1基体の)第1透明基板
44′ (第1マザー基体の)第1透明マザー基板
45 (第1基体の)遮光膜
45′ (第1マザー基体の)遮光膜
45Aa (第1基体の遮光膜の)開口
45Aa′ (第1マザー基体の遮光膜の)開口
46R,46G,46B (第1基体の表示用)カラーフィルタ
46R′,46G′,46B′ (第1マザー基体の表示用)カラーフィルタ
46 (第1基体の凸部用)カラーフィルタ
46′,46″ (第1基体の凸部用)カラーフィルタ
48 (第1基体の)表示用電極
48′ (第1マザー基体の)表示用電極
5 第2基体
5′ 第2マザー基体
50 (第2基体の)第2透明基板
50′ (第2マザー基体の)第2透明マザー基板
51 (第2基体の)表示電極
51′ (第2マザー基体の)表示電極
6 (液晶表示パネルの)封止部材
6′ (液晶表示パネル用貼り合わせ基板の)封止部材
61 (液晶表示パネルの)第3スペーサ
61′ (液晶表示パネル用貼り合わせ基板の)第3スペーサ
以下においては、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明に係る液晶表示装置および液晶表示パネルについて、図1ないし図4を参照しつつ説明する。
図1に示した液晶表示装置1は、液晶表示パネル2およびバックライト3を備えたものである。
図2に示したように、液晶表示パネル2は、第1基体4、第2基体5、複数のスペーサ20,21、封止部材6、および液晶層7を有している。
図2ないし図4に示したように、第1基体4は、表示領域40と封止部材6により封止される封止領域41との間の領域である周辺領域42において、表示領域40を囲むように枠状に形成された凸部43を有している。凸部43は、周辺領域42に凹みが発生するのを抑制し、ひいては表示領域40の外周部に凹みが発生するのを抑制するためのものである。この第1基体4は、図2および図3によく表れているように第1透明基板44上に、遮光膜45、複数のカラーフィルタ46R,46G,46B,46、平坦化膜47、複数の表示電極48、および配向膜49が形成されたものである。
第1透明基板44は、液晶層7を封止するのに寄与する部材であり、ガラスや透光性プラスチックなどの所定の透光性(たとえば透過された光が視認可能な程度以上の透過性)を有する材料により形成されている。この第1透明基板44の厚みは、たとえば0.5mmとされている。
遮光膜45は、光の透過を制限するためのものであり、表示領域40に形成された第1遮光部45Aと、周辺領域42に形成された第2遮光部45Bと、を有している。第1遮光部45Aは、画素領域に対応した複数の開口45Aaを有する格子状に形成されている。遮光膜45は、たとえば遮光性の高い色(たとえば黒色)の染料や顔料が添加された樹脂(たとえばアクリル系樹脂)や遮光性を有する金属膜などにより、その厚みが1.0μm以上2.0μm以下に形成されている。このような遮光膜45を設けた場合には、表示画像のコントラスト比を高めることができる。
複数のカラーフィルタ46R,46G,46B,46は、表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bおよび凸部用カラーフィルタ46を含んでいる。
表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bは、第1遮光部45Aの開口45Aaに形成されたものであり、図1の矢印Y方向に延びる帯状に形成されている。表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bは、赤色光を選択的に透過させる赤色カラーフィルタ46R、緑色光を選択的に透過させる緑色カラーフィルタ46G、および青色光を選択的に透過させる青色カラーフィルタ46Bを含んでおり、たとえば赤色カラーフィルタ46R、緑色カラーフィルタ46G、および青色カラーフィルタ46Bの順序で矢印X方向に並んで配置されている。
これらの表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bは、あらかじめ顔料(赤、緑、青)を調合して目的とする色彩とした感光性レジストを、第1遮光部45Aの開口45Aaに充填した後に硬化させることにより形成することができる。もちろん、表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bは、シアン、マゼンダ、あるいはイエロの光を選択的に透過させるものとして形成してもよく、その場合の表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bは、シアン、マゼンダ、あるいはイエロの顔料を含有させた感光性レジストにより形成することができる。表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bの厚みは、たとえば1.0μm以上2.0μm以下とされている。
凸部用カラーフィルタ46は、第2遮光部45B上に形成されたものであり、たとえば矩形枠状に形成されている。凸部用カラーフィルタ46は、赤色カラーフィルタ46R、緑色カラーフィルタ46Gおよび青色カラーフィルタ46Bのうちの1つのカラーフィルタ46R,46G,46Bと同種の材料により形成されている。すなわち、凸部用カラーフィルタ46は、赤色カラーフィルタ46R、緑色カラーフィルタ46Gおよび青色カラーフィルタ46Bのいずれかを形成する際に同時に形成することができる。凸部用カラーフィルタ46は、表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bと同様な厚み、たとえば1.0μm以上2.0μm以下に形成されている。
このような凸部用カラーフィルタ46は、第2遮光部45B上に形成されているため、表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bに比べて、遮光膜45から突出したものとなっている。そのため、凸部用カラーフィルタ46に複数の表示電極48、および配向膜49を積層形成した場合には、凸部用カラーフィルタ46に対応する部分が他の部分よりも突出した凸部43となる(図4参照)。
凸部用カラーフィルタ46は、赤色カラーフィルタ46R、緑色カラーフィルタ46Gおよび青色カラーフィルタ46Bのうちのいずれかのカラーフィルタ46R,46G,46Bと同種の材料に限らず、図5Aに示したように3つの表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bのそれぞれと同種の材料により形成されたカラーフィルタ46r,46g,46bを厚み方向に積層し、あるいはカラーフィルタ46r,46g,46bを幅方向に並べて形成してもよい。ただし、カラーフィルタ46r,46g,46bを厚み方向に積層した場合には、凸部43の厚みを大きく確保できるので、スペーサ21に対して、より大きい負荷を作用させるうえで好ましい。
図2に示したように、平坦化膜47は、遮光膜45および表示用カラーフィルタ46R,46G,46Bを形成することにより生じる凹凸を吸収するためのものであり、カラーフィルタ46R,46G,46B,46および遮光膜45を覆うよう形成されている。この平坦化膜47は、たとえばアクリル系樹脂などの透明樹脂により形成することができる。
各表示電極48は、液晶分子に電圧を印加するためのものであり、たとえばITO(Indium Tin Oxide)や酸化錫などの透光性を有する導電性材料により帯状に形成されている。ここで、透光性とは、光を基準値以上の光量で透過させる性質を意味する。複数の表示電極48は、互いに平行に並んだストライプ状に配列されている。表示電極48の厚さは、抵抗や光の透過率などを考慮して適宜設定すればよいが、たとえば0.12μm程度に設定される。
配向膜49は、マクロ的にランダムな方向を向く(規則性が小さい)液晶層7の液晶分子を所定方向に配向させるためのものであり、表示電極48が形成された平坦化膜47を覆うように形成されている。配向膜49は、たとえば一定方向にラビング処理したポリイミド樹脂により形成されている。配向膜49の厚さは、必要に応じて適宜設定すればよいが、たとえば0.05μm程度に設定される。
なお、本実施形態における配向膜49は、表示電極48上に直接形成されているが、配向膜49と表示電極48との間に絶縁性樹脂や二酸化ケイ素(SiO)などにより形成された絶縁膜を介在させてもよい。このような構成によると、第1基体4の表示電極48と後述の第2基体5の表示電極51との間に導電性の異物が混入しても、表示電極48と表示電極51との間における充分な絶縁を維持することができるため、表示画素に欠陥が生じるのを防ぐうえで好適である。
第1基体4にはさらに、表示電極48などが形成された面とは反対側の面に、第1位相差フィルム4A、第2位相差フィルム4B、および偏光膜4Cが形成されている。
第1および第2位相差フィルム4A,4Bは、液晶の複屈折による光路差(位相のずれ)を補償し、波長分散に基づく着色を抑制するためのものである。第1および第2位相差フィルム4A,4Bとしては、たとえばポリカーボネイト製のものを使用することができる。
偏光膜4Cは、一方向に振動する光を選択的に透過させるものであり、偏光膜4Cによって特定方向に振動する光のみが液晶表示パネル2から出射することができる。偏光膜4Cとしては、ヨウ素系のものを使用することができる。
なお、第1基体4に対する第1および第2位相差フィルム4A,4B、および偏光膜4Cの固定には、たとえば透光性を有するアクリル系材料からなる透明の粘着材を使用することができる。
一方、第2基体5は、第1基体4に対向した状態で、封止部材6を介して第1基体4に接合されたものである。この第2基体5は、第2透明基板50上に、表示電極51および配向膜52が形成されたものである。
第2透明基板50は、液晶層7を封止するのに寄与する部材であり、第1基体4の側方に突出した端子部領域53を有している。この端子部領域53には、画像信号を入力させるための駆動IC54が搭載されている。この第2透明基板50は、第1透明基板44と同様に、たとえばガラスや透明樹脂により形成されている。第2透明基板50は、第1透明基板44よりも端子領域53の分だけ大きく形成されており、その厚みは、たとえば0.5mmとされている。
各表示電極51は、第1基体4の表示電極48とともに、液晶分子に電圧を印加するためのものであり、第1基体4の表示電極48に対して直交した方向に延びる帯状に形成されている。複数の表示電極51は、互いに平行に並んだストライプ状に配列されている。すなわち、複数の表示電極51は、第1基体4の複数の表示電極48と交差しており、その交差領域がマトリクス状に配置されている。表示電極48,51の交差領域は、表示画素を規定するものである。すなわち、表示画素は、マトリクス状に配列されたものとなっている。各表示電極51は、その一部が第2基体5における第1基体4の側方に突出した領域である端子部領域53にまで延出しており、各表示電極51における端子部領域53に位置する部分は、端子部55を構成している。端子部55は、駆動IC54に接続されており、駆動ICから画像信号などが入力されるようになされている。表示電極51は、第1基体4の表示電極48と同様に、ITOや酸化錫などの透光性を有する導電材料により、その厚さが、たとえば0.12μm程度に形成されている。
配向膜52は、第1基体4の配向膜49と同様に、液晶分子の配向状態を規定するものであり、たとえば一定方向にラビング処理したポリイミド樹脂により形成されている。配向膜52の配向方向は、配向膜49と交差した方向とされ、本発明の液晶表示パネル2をSTN方式の表示方式を採用したものとする場合には、それらの配向膜49,52の交差角度は、たとえば200°以上260°以下とされる。
第2基体5にはさらに、第1基体4と同様に、表示電極51などが形成された面とは反対側の面に、位相差フィルム56および偏光膜57が固定されている。
図2および図3に示したように、複数のスペーサ20,21は、第1基体4と第2基体5との間の距離、すなわち液晶層7の厚みを一定に保つためのものである。複数のスペーサ20,21は、表示領域40に位置する第1スペーサ20と、凸部43に位置する第2スペーサ21と、を含んでおり、その散布密度は、たとえば100個/mm以上300個/mm以下とされている。第1および第2スペーサ20,21は、たとえば同一の樹脂材料により球状に形成されており、その径が、たとえば4μm以上10μm以下とされ、圧縮弾性係数が、たとえば10%K値で2500MPa以上10000MPa以下とされている。第1および第2スペーサ20,21を形成するための樹脂材料としては、たとえばジビニルベンゼン系樹脂を挙げることができる。
また、第2スペーサ21は、凸部43に位置しているために、第1スペーサ20に比べてより圧縮されたものとされている。そのため、第2スペーサ21は、第1スペーサ20に比べて弾性変形率が大きくされているとともに、第1スペーサ20に比べてアスペクト比が大きくされている。ここで、第1スペーサ20と第2スペーサ21と弾性変形率の比は、たとえば2以上5以下とされる。また、第1スペーサ20のアスペクト比は、たとえば0.9以上1.0以下とされ、第2スペーサ21のアスペクト比は、たとえば0.6以上0.9以下とされる。
ここで、第1および第2スペーサ20,21の圧縮弾性係数は、10%K値として以下の条件により測定した値として表している。
すなわち、第1および第2スペーサ20,21の10%K値は、室温で微小圧縮試験機(島津製作所製「PCT−200型」)を用いて、第1および第2スペーサ20,21に相当する微粒子を、ダイヤモンド製の直径50μmの円柱の平滑端面において、圧縮速度0.27gf/秒、最大試験加重10gfで圧縮してF,S,Rを求め、下記式により算出した。なお、Fは微粒子の10%圧縮変形における荷重値(Kgf)、Sは微粒子の10%圧縮変形における圧縮変移(mm)、Rは微粒子の半径(mm)である。
Figure 0005221141
封止部材6は、第1基体4と第2基体5との間に液晶を封止するとともに、第1基体4と第2基体5とを所定間隔で離間した状態で接合するためのものである。封止部材6は、熱硬化性樹脂からなる樹脂部60に、第3スペーサ61を含有させたものとされている。この封止部材6は、第1基体4の外周部に沿って延びる矩形枠状に形成されている。第3スペーサ61は、第1および第2スペーサ20,21よりも圧縮弾性係数が大きくされており、圧縮弾性係数が、たとえば10%K値で30000MPa以上100000MPa以下とされている。これにより、封止部材6の厚みが安定化されるため、液晶表示パネル2に外力が作用した場合であっても封止部材6が容易に変形することもなく、液晶層7の厚みの変化に起因する表示ムラの発生を抑制することができる。第3スペーサ61は、たとえばガラスやシリカなどの無機物により、柱状あるいは球状に形成されており、その高さ寸法または径が、たとえば4μm以上10μm以下とされている。
ここで、第3スペーサ61の圧縮弾性係数は、10%K値として以下の条件により測定した値として表している。すなわち、第3スペーサ61の10%K値は、室温で微小圧縮試験機(島津製作所製「MCTM−200型」)を用いて、第3スペーサ61に相当する微粒子を、ダイヤモンド製の直径50μmの円柱の平滑端面において、圧縮速度1.44gf/秒、最大試験加重30gfで圧縮して、第1および第2スペーサ20,21を測定する場合と同様に、F,S,Rを求め、上記数式1により算出した値として表している。
なお、第1および第2スペーサ20,21と第3スペーサ61とでは、10%K値の測定法が若干異なっているが、それらの測定方法の相違は、10%K値の測定結果に実質的に影響を与えるものではない。
液晶層7は、電気的、光学的、力学的、あるいは磁気的な異方性を示し、固体の規則性と液体の流動性を併せ持つ液晶を含んでなる層であり、たとえばネマティック液晶を含んでいる。液晶層7は、第1および第2基体4,5の配向膜49,52によって、たとえば200°以上260°以下の角度でねじられており、液晶表示パネル2はSTN方式により画像表示を行なうように構成されている。この液晶層7は、第1基体4と第2基体5とが接合された状態において、それらの基体4,5の間に形成された空間に、たとえばカイラル剤を含む液晶を注入することにより形成されている。液晶としては、ネマティック液晶の他に、コレステリック液晶あるいはスメクティック液晶などを使用することもできる。
図2に示したように、バックライト3は、液晶表示パネル2の表示領域40に光を入射させるためのものであり、発光ダイオード(LED)などの光源30からの光を導光部材31に入射させ、導光部材31から上方に向けて光を面状に出射するように構成されたものである。バックライト3は、位相差フィルム56および偏光膜57を介在させた状態で、第2透明基板50(第2基体5)に対向して配置されている。バックライト3における第2透明基板50(第2基体5)に対向する面には光拡散層を設けてもよい。そうすれば、導光部材31からの光を、X方向およびY方向に略均一な光量分布をもつものとして出射することができるようになる。
次に、液晶表示パネル2の製造方法について、図6ないし図19を参照して説明する。
図1ないし図4に示した液晶表示パネル2は、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′(図17Aおよび図17B参照)を形成した後に、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′を所定の切断ラインX1,Y1,Y2において切断することにより形成することができる。
図17に示した液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′は、第1マザー基体4′および第2マザー基体5′を形成した後に、それらのマザー基体4′,5′の間に封止部材6′、スペーサ20′,21′,22′を介在させて接合することにより形成することができる(図13および図16参照)。
[I]第1マザー基体形成工程
第1マザー基体形成工程は、遮光膜形成工程(A)、カラーフィルタ形成工程(B)、平坦化膜形成工程(C)、表示電極形成工程(D)および配向膜形成工程(E)を含んでいる。
(A)遮光膜形成工程
図6Aおよび図6Bに示したように、遮光膜形成工程は、第1マザー基板44′上に、複数の開口45Aa′を有する遮光膜45′を形成することにより行なわれる。なお、図6Aは図1のX方向に沿った断面図であり、図6Bは図1のY方向に沿った断面図である。
この遮光膜45′は、たとえば黒色顔料を含む感光性レジストを第1マザー基板44′の全体に塗布した後に、所定のマスクを用いたフォトリソグラフィにより、開口45Aa′を有するものとして形成することができる。開口45Aa′は、X方向に並んだ状態でY方向に延びる帯状のスリットとして形成される。黒色顔料は、顔料分散方式にしたがって予め感光性レジスト中に分散させられる。感光性レジストの塗布量は、たとえば1.0μm以上2.0μm以下の膜厚に相当するものとされる。なお、遮光膜45′は遮光性を有する金属膜により形成してもよい。また、開口45Aa′は、帯状ではなく、各画素に対応させたマトリクス状(短冊状)に個別に形成してもよい。
(B)カラーフィルタ形成工程
図7Aおよび図7Bに示したように、カラーフィルタ形成工程は、遮光膜45′の複数の開口45Aa′にカラーフィルタ46R′,46G′,46B′を形成するとともに、遮光膜45′上の所定の領域にカラーフィルタ46′,46″を形成することにより行なわれる。なお、図7Aは図1のX方向に沿った断面図であり、図7Bは図1のY方向に沿った断面図である。
カラーフィルタ46R′,46G′,46B′は、液晶表示パネル2における表示用カラーフィルタ46R,46G,46B(図2参照)に対応するものである。これらのカラーフィルタ46R′,46G′,46B′は、たとえば赤色、緑色、あるいは青色顔料を含む感光性レジストのそれぞれを、遮光膜45′の開口45Aa′に順次塗布した後に、所定のマスクを用いたフォトリソグラフィにより形成することができる。その結果、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′は、遮光膜45′の開口45Aa′に配置されたものとなり、X方向に並んだ状態でY方向に延びる帯状に形成される。赤色、緑色、あるいは青色顔料は、顔料分散方式にしたがって予め感光性レジスト中に分散させられる。感光性レジストの塗布量は、たとえば1.0μm以上2.0μm以下の膜厚に相当するものとされ、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′は遮光膜45′と略面一に形成される。また、開口45Aa′は、帯状ではなく各画素に対応させたマトリクス状(短冊状)に個別に形成する場合には、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′は各画素に対応させたマトリクス状(短冊状)に形成される。
一方、カラーフィルタ46′は、液晶表示パネル2の凸部用カラーフィルタ46′(図2および図3参照)に対応するものである。このカラーフィルタ46′は、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′を形成する際に、遮光膜45′上の所定領域に感光性レジストを塗布しておくことにより、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′と同時に形成することができる。カラーフィルタ46″もまた、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′を形成する際に同時に形成することができる。
ここで、遮光膜45′上の所定領域は、液晶表示パネル2において、表示領域40と封止領域41との間の矩形枠状の周辺領域42(凸部43)(図2参照)に対応する部分、および端子部領域53における封止部材6に隣接する帯状の領域(図2参照)に対応する部分を含んでいる。
このようにして遮光膜45′の開口45Aa′および遮光膜45′上にカラーフィルタ46R′,46G′,46B′,46′,46″を形成した場合には、遮光膜45′上のカラーフィルタ46′,46″は、開口45Aa′のカラーフィルタ46R′,46G′,46B′に比べて突出したものとなり、後述する液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′の凸部43′,43″を規定するものとなる(図14Aおよび図14B参照)。
なお、遮光膜45′上のカラーフィルタ46′,46″は、3色のカラーフィルタ46R′,46G′,46B′のそれぞれを形成する際に、3色のカラーフィルタが横並びするように形成してもよいし(図5B参照)、3色のカラーフィルタ46R′,46G′,46B′を同一箇所に積層してもよいし(図5A参照)、3色のカラーフィルタ46R′,46G′,46B′のうちの1色または2色のカラーフィルタ46R′,46G′,46B′によって形成してもよい。
また、第1マザー基体4′における液晶表示パネル2の表示領域40(図2参照)に対応する領域40′から、後述する封止部材6′までの距離L1、およびカラーフィルタ46′までの距離L2、ならびにカラーフィルタ46′の幅寸法L3は、液晶表示パネル2のサイズ、第1マザー基体4′におけるレイアウト、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′の膜厚、プロセス条件等によって決定すればよい。ただし、カラーフィルタ46′の幅寸法L3は、距離L1に対して5%以上60%以下の範囲で形成するのが好ましい。カラーフィルタ46′の幅寸法L3は、距離L1に対して5%未満となると、凸部43′(図14Aおよび図14B参照)の表面積が小さくなりすぎて、圧着時に第2スペーサ21′が凸部43′上に存在しにくく、液晶層7(図2参照)の厚みを均一にする効果を充分に発揮できない場合がある。一方、カラーフィルタ46′の幅寸法L3は、距離L1に対して60%を越えると、凸部43′上に第2スペーサ21′が多数存在してしまい、後述する封止部材6′(図11C参照)の周辺において、液晶層7(図2参照)の厚みが所定値以上に厚くなり、液晶層7(図2参照)の厚みの平坦度が充分に得られない場合がある。また、表示領域(図2参照)の対応領域40′からカラーフィルタ46′までの距離L2は0.05≦L2<L1−L3(mm)の範囲で形成するのが好ましい。
第1マザー基体4′における液晶表示パネル2における端子部領域53(図2参照)に対応する領域の幅寸法L4、カラーフィルタ46″の幅寸法L5、およびカラーフィルタ46″と封止部材6′との間の距離L6は、カラーフィルタ46″の幅寸法L3(図7Aおよび図14A参照)などの同様に適宜設計すればよいが、カラーフィルタ46″の幅寸法L5は、端子部領域53(図2参照)の対応領域の幅寸法L4に対して10%以上70%以下の範囲で形成するのが好ましい。また、カラーフィルタ46″と封止部材6′との間の距離L6は、0.2≦L6<L4−L5−0.1(mm)の範囲で形成するのが好ましい。
(C)平坦化膜形成工程
図8Aおよび図8Bに示したように、平坦化膜形成工程は、遮光膜45′およびカラーフィルタ46R′,46G′,46B′,46′,46″を覆うようにアクリル系樹脂などの透明樹脂を塗布することにより行なわれる。透明樹脂の塗布量は、たとえば1.0μm以上5.0μm以下の厚みに相当する量とされる。このような平坦化膜47′を形成することにより、遮光膜45′とカラーフィルタ46R′,46G′,46B′との間の段差が吸収され、後に形成される表示電極48′(図9Aおよび図9B参照)の表面位置の均一化を図ることができる。
(D)表示電極形成工程
図9Aおよび図9Bに示したように、表示電極形成工程は、平坦化膜47′におけるカラーフィルタ46R′,46G′,46B′,46′,46″に対応する領域に、X方向に並んだ状態でY方向に延びる複数の表示電極48′を形成することにより行なわれる。複数の表示電極48′は、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′に対応する領域に開口が形成されたマスクを用いて、蒸着などの公知の成膜手法により、平坦化膜47′の所定領域にITOや酸化錫などの透光性を有する導電性成分を被着させることにより形成することができる。
(E)配向膜形成工程
図10Aおよび図10Bに示したように、配向膜形成工程は、公知の手法、たとえばポリイミド樹脂などからなる樹脂層を形成した後に、この樹脂層を一定方向にラビング処理して配向膜49′とすることにより行なわれる。配向膜(樹脂層)49′は、表示領域40′および周辺領域42′を覆うように形成される。配向膜形成工程はまた、予めラビング処理した樹脂シートを貼着することにより行なうこともできる。
このようにして、第1マザー基板44′に、遮光膜45′、カラーフィルタ46R′,46G′,46B′,46′,46″、平坦化膜47′、表示電極(帯状導電層)48′および配向膜(樹脂層)49′を形成した場合には、カラーフィルタ46′,46″がカラーフィルタ46R′,46G′,46B′よりも突出しているために、第1マザー基体4′は、カラーフィルタ46′に対応する矩形枠状の領域が突出して矩形枠状の凸部43′となり、カラーフィルタ46″に対応する帯状領域が突出して凸部43″となる。
[II]第2マザー基体形成工程
第2マザー基体形成工程は、表示電極形成工程(A)および配向膜形成工程(B)を含んでいる。
(A)表示電極形成工程
図11Aに示したように、表示電極形成工程は、第2マザー基板50′の略全域にわたって、Y方向(図1参照)に並んだ状態でX方向に延びる複数の表示電極51′を形成することにより行なわれる。すなわち、表示電極51′は、第1マザー基体4′の表示電極48′(図9Aおよび図9B)に直交する方向に延びるものとして形成される。複数の表示電極51′は、所定の開口が形成されたマスクを用いて、蒸着などの公知の成膜手法により、第2マザー基板50′の所定領域にITOや酸化錫などの透光性を有する導電性成分を被着させることにより形成される。
(B)配向膜形成工程
図11Bに示したように、配向膜形成工程は、公知の手法、たとえばポリイミド樹脂などからなる樹脂層を形成した後に、この樹脂層を一定方向にラビング処理して配向膜52′とすることにより行なわれる。配向膜形成工程はまた、予めラビング処理した樹脂シートを貼着することにより行なうこともできる。ただし、第2マザー基体5′における配向膜52′に施されているラビング処理の方向は、液晶層7(図2参照)にねじれを与えるために、第1マザー基体4′における配向膜48′のラビング処理の方向と交差した方向とされる。たとえば、液晶表示パネル2(図2参照)がSTN表示方式を採用したものとして構成する場合には、第1マザー基体4′の配向膜48′のラビング処理方向に対する第2マザー基体5′の配向膜(樹脂層)52′のラビング処理方向の交差角度は、たとえば200°以上260°以下とされる。
[III]第1マザー基体と第2マザー基体との接合工程
第1マザー基体と第2マザー基体との接合工程は、第2マザー基板に対する封止部材形成工程(A)、第1および第2フィラー散布工程(B)、および熱圧着工程(C)を含んでいる。
(A)封止部材形成工程
図11Cに示したように、封止部材形成工程は、熱硬化性樹脂60′中に第3スペーサ61′を含有させた塗布材料を、第2マザー基体5′の所定領域にスクリーン印刷などの手法により塗布する作業を含んでいる。封止部材6′は、後に行なわれる熱圧着工程(C)において、塗布材料中の熱硬化性樹脂を硬化させることにより実質的に形成される。
塗布材料の熱硬化性樹脂60′としては、たとえば硬化温度が150℃程度である一液性エポキシ系樹脂が使用される。塗布材料の第3スペーサ61′としては、たとえば平均粒径が4μm以上10μm以下、圧縮弾性係数(10%K値)が30000MPa以上100000MPaである球状のシリカ粒子が使用される。塗布材料にける第3スペーサ61′の含有量は、たとえば1.0重量%以上3.0重量%以下とされる。塗布材料を塗布する所定領域は、液晶表示パネル2における封止領域41(図2参照)に対応したものとされ、図12に示したように、たとえば幅寸法が0.6mm以上1.0mm以下の枠状に設定される。
(B)第1および第2スペーサ散布工程
図11Cに示したように、第1および第2スペーサ散布工程は、公知の乾式あるいは湿式スペーサ散布装置を用いて、ノズルを介してスペーサ20′,21′,22′を第2マザー基体5′に吹き付けることにより行なわれる。スペーサ20′,21′,22′の散布は、図12に示したように、第2マザー基体5′の1つの表面の略全領域とされる。
スペーサ20′,21′,22′としては、その径が、たとえば4.0μm以上10.0μm以下、圧縮弾性係数(10%K値)が2500MPa以上10000MPa以下であるジビニルベンゼン系樹脂の球状粒子が使用される。スペーサ20′,21′,22′の散布密度は、たとえば100個/mm以上300個/mm以下とされる。ただし、スペーサ20′,21′,22′の径、材質、散布密度などは、パネルサイズ・パネル作成工程の条件などを踏まえて、適宜選択すればよい。
(C)熱圧着工程
図13、図14Aおよび図14Bに示したように、熱圧着工程は、第1マザー基体4′と第2マザー基体5′とを互いに位置合わせして、硬質なゴム製などの載置台8に載置した状態とし、押圧部材(図示略)によって第1マザー基体4′に対して上方から負荷を作用させつつ加熱することにより行なわれる。なお、図14Aは図1のX方向に沿った断面図であり、図14Bは図1のY方向に沿った断面図である。
第1マザー基体4′に作用させる負荷は、たとえば0.04MPa以上0.15MPa以下の範囲から設定される。加熱温度は、第2マザー基体5′に塗布した封止部材6′のための塗布材料における熱硬化性樹脂を硬化させることができる温度とされ、たとえば硬化温度が150℃程度のものを使用する場合には、加熱温度は150℃程度とされる。
このようにして第1マザー基体4′と第2マザー基体5′とを熱圧着した場合には、封止部材6′のための塗布材料における熱硬化性樹脂が硬化し、第1マザー基体4′と第2マザー基体5′とが接合され、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′が形成される。
ここで、図15Aおよび図15Bとして第1マザー基板4′に負荷を作用させた状態での封止部材6′の近傍の様子を示し、図16Aおよび図16Bとして第1マザー基板4′から負荷を取り除いた状態での封止部材6′の近傍での様子を示した。なお、図15Aおよび図16Aは図14Aの一点鎖線で囲んだ部分に相当する部分の断面図であり、図15Bおよび図16Bは図14Bの一点鎖線で囲んだ部分に相当する部分の断面図である。
図15Aおよび図15Bに示したように、第1マザー基板4′に負荷を作用させた状態では、スペーサ20′,21′,22′は、圧縮変形させられている。このとき、スペーサ21′,22′は、凸部43′,43″に位置させられていることから、スペーサ20′よりも大きく変形させられている。
一方、図16Aおよび図16Bに示したように、第1マザー基板4′から負荷を取り除いた場合には、圧縮変形させられていたスペーサ20′,21′,22′が弾性回復する。このとき、スペーサ21′,22′は、凸部43′,43″に位置させられていることから、スペーサ20′よりも弾性回復量が小さくなる。そのため、スペーサ21′,22′は、スペーサ20′に比べて弾性変形率およびアスペクト比が大きなものとされる。その結果、凸部43′,43″に対しては、スペーサ20′が位置する他の部分に比べて、より大きな力が作用する。そのため、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′では、液晶表示パネル2の表示領域40(図2参照)に対応する領域の周辺領域に凹みが生じることを抑制することができる。とくに、封止部材6′に隣接する端子部領域53′に凸部43″を形成すれば、凸部43′のみを設けた場合に比べて、後述する液晶層7の厚みの測定例からも明らかとなるが、第1マザー基体4′における端子部領域53′に対応する部分での落ち込みに起因する凹みの発生をより適切に抑制することができる。
図17Aに示したように、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′は、Y方向に延びる切断ラインY1,Y2、および図17Bに示したように、X方向に沿って延びる切断ラインX1に沿って切断するとともに、第1マザー基体4′と第2マザー基体5′との間において、封止部材6′によって規定された空間に液晶を注入することにより、図1ないし図4に示した液晶表示パネル2とされる。なお、図17Aからわかるように、第1マザー基体4′において、端子部領域53′に対応する部分に設けられていた凸部43″は、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′を切断した際に除去される。また、液晶の注入は、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′を切断した状態ではなく、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′の状態で行なってもよく、また第1マザー基体4′のみを所定の位置で切断し端子部領域53′を露出させた状態で行なってもよい。
このようにして得られる液晶表示パネル2では、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′が、表示領域40に対応する領域の周辺領域42に凹みが生じるのを抑制されていることから、表示領域40の外周部に凹みが生じることが抑制されている。そのため、液晶表示パネル2では、表示領域40の外周部も含めて液晶層7の厚みの均一化が図られているため、表示領域の外周部に表示ムラが発生するのを抑制することができる。とくに、凸部43′(43)を枠状に形成すれば、表示領域40の周辺領域42の全体において凹みが生じることを抑制し、ひいては表示領域40の外周部の全体において凹みが生じることを抑制することができる。その結果、より確実に、液晶層7の厚みの均一化を図ることができ、表示領域40の外周部に表示ムラが発生するのを抑制することができる。
また、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′では、封止部材6′を囲む凸部43″を形成することにより、第1マザー基体4′における端子部領域53′に対応する部分での落ち込みに起因する凹みの発生が適切に抑制されている。そのため、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′により得られる液晶表示パネル2では、液晶層7の厚みの均一化がより一層図られているため、表示領域40の外周部に表示ムラが発生するのをより適切に抑制することができる。
凸部43′は、周辺領域42′に形成することができ、凸部43″は端子部領域53′に対応する部分(後において除去される部分)に形成することができる。そのため、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′では、凸部43′,43″を形成するための領域を別途確保する必要がないために、凸部43′,43″を形成することにより、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′ひいては液晶表示パネル2が大型化することもない。
凸部43′は、第1マザー基体4′において、周辺領域42′にまで遮光膜を設けるとともに、その遮光膜45′における周辺領域42′にカラーフィルタ46′を設けるだけで形成することができる。凸部43″も同様に、端子部領域53に相当する領域にカラーフィルタ46″を設けるだけで形成することができる。そのため、液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′により得られる液晶表示パネル2では、製造工数増やすこと無く、表示領域40における液晶層7の厚みの均一化を図ることができ、表示領域40の外周部における凹みに起因する表示ムラの発生を抑制することができる。
先に説明した液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′および液晶表示パネル2における液晶層の厚みを測定した結果について検討する。
液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′は、第1スペーサ20′、第2スペーサ21′、および第4スペーサ22′として、その径が5.6μm、圧縮弾性係数(10%K値)が5960MPaであるジビニルベンゼン系樹脂の球状粒子を用いて形成した。また、各スペーサ20′,21′,22′の散布密度は200個/mmとした。なお、第1マザー基体4′においては、図14Aに示した距離L1を2.0mm、距離L2を0.438mm、幅寸法L3を0.219mm、幅寸法L4を7.06mm、幅寸法L5を2.5mm、距離L6を2.28mmに設定した。
液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′の液晶層の厚みは、位相差フィルム4A,4B,56および偏光膜4C,57を形成していない状態の液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′についてX方向に沿って測定した。一方、液晶表示パネル2の厚みは、Y方向に沿って測定した。
液晶層の厚みは、大塚電子製の測定器「RETS−2000」のA30を使用し、測定条件を室温25℃にて、ゲート時間350msec、表示波長範囲400〜800nm、傾斜角度設定0°−0°、測定波長589nmとして測定した。
本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′の液晶層の厚みの測定結果については、図18Aに示した。図18Aは、本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′において、図1のX方向に沿った断面における表示領域40の外周部に対応する部分での測定結果である。本発明の液晶表示パネル2の液晶層7の厚みの測定結果については、図19Aに示した。図19Aは、本発明の液晶表示パネル2の図1のY方向に沿った断面における表示領域40の外周部に対応する部分での測定結果である。
一方、比較として、凸部43′,43″を設けずに形成した液晶パネル用貼り合わせ基板における液晶層の厚みをX方向に沿って測定し、この液晶表示パネル用貼り合わせ基板を分割して得られる液晶表示パネルにおける液晶層の厚みをY方向に沿って測定した。なお、比較の液晶表示パネル用貼り合わせ基板は、凸部43′,43″を設けない以外の条件は、本発明の液晶表示パネル2と同様にして形成した。従来の液晶表示パネル用張り合わせ基板におけるX方向に沿った液晶層の厚みの測定結果については図18Bに、従来の液晶表示パネルにおけるY方向に沿った液晶層の厚みの測定結果については図19Bにそれぞれ示した。
なお、図18Aおよび図18Bの測定結果においては、シール部内側からの距離が1.25mmにプロットされた結果が表示領域の最外周部の液晶層の厚みに対応している。
図18Aに示したように、本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′では、表示領域40の外周部における液晶層7の厚みは、表示領域40の縁(1.25mmのプロット点)に向うほど液晶層7の厚みが若干小さくなるものの、略均一となっていた。
このような結果は、図15Aに示したように、本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′では、凸部43′,43″が支えとなり、熱圧着時の第1マザー基体4′における端子部領域53′の凹みが緩和され、封止部材6′が斜めに硬化固着されることを防ぐことができるためであると考えられる。その結果、図16Aに示したように、第1マザー基体4′から負荷を取り除いた後においても、表示領域40′と封止部材6′との間の遮光膜45′上に設けた凸部43′が支えとなり、第1マザー基体4′における表示領域40′の外周部の凹みの発生が抑制され、表示領域40′での液晶層の厚みをより均一に保つ効果を発揮することが可能になるものと考えられる。
これに対して、図18Bに示したように、従来の液晶表示パネル用貼り合わせ基板では、表示領域の外周部において、表示領域の最外周部では液晶層の厚みが極端に小さくなっており、表示領域内に入っていくに従って液晶層の厚みが大きくなった後一定の厚みとなり、全体として厚みのばらつきが大きいものであった。
図19Aに示したように、本発明の液晶表示パネル2では、表示領域外周部における液晶層7の厚みは、表示領域40の縁(2.0mmのプロット点)に向うほど液晶層7の厚みが若干小さくなるものの、略均一となっていた。これに対して、図19Bに示したように、従来の液晶表示パネルでは、表示領域の外周部において表示領域の縁に向うほど液晶層の厚みが極端に小さくなり、表示領域の最外周部において液晶層7の厚みが大きく、表示領域の外周部に凹みが形成されていた。
このように、凸部43′,43″(カラーフィルタ46′,46″)を設けた本発明の液晶表示パネル用貼り合わせ基板2′では、表示領域40′の外周部における液晶層の厚み低減(凹み)が、凸部43′,43″(カラーフィルタ46′,46″)を設けていない従来の液晶表示パネル用貼り合わせ基板に比べて改善されている。
また、本発明の液晶表示パネル2においては、目視による表示領域40の周辺領域の表示ムラの有無を確認したところ、表示ムラの発生は認められなかった。その一方で、従来の液晶表示パネルでは、表示領域の外周部において、目視によって表示ムラが確認された。このように、本発明の液晶表示パネル2では、表示領域40の周辺領域42における凹みを抑制することにより、表示ムラが生じることが適切に抑制され、表示品位が向上することがわかる。
以上、本発明の具体的な実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
本発明は、先に説明したSTN(Super Twisted Nematic)方式の液晶表示パネルに限らず、TN(Twisted Nematic)方式の液晶表示パネル、TSTN(Triple Super Twisted Nematic)方式の液晶表示パネル、FSTN(Film Super Twisted Nematic)方式の液晶表示パネルなど、他の液晶表示パネルに適用することができる。
本発明は、先に説明した単純マトリックス駆動方式には限られず、アクティブマトリックス駆動方式など、他の駆動方式にも適用することができる。また、位相差板や偏光板は必須の構成要素ではなく、たとえばTFT方式では位相差板が省略され、反射型の液晶表示パネルでは一方の偏光板が省略される。
さらに、本実施形態では、表示用カラーフィルタが第1基体において表示電極と同じ方向(Y方向)に延びる帯状に形成されていたが、第2基体の表示用電極と同じ方向(X方向)に延びる帯状に形成してもよい。
本発明では、カラーフィルタを形成することにより凸部を設けていたが、カラーフィルタ以外の要素によって凸部を形成してもよく、またカラーフィルタは凸部が形成されていた基体とは異なる基体に形成してもよい。
また、第1基体4の凸部43は、表示領域の周囲を囲むように形成すればよく、必ずしも矩形枠状に形成する必要はない。たとえば、図20Aに示したように、凸部は、互いに分断された4つの帯状凸部43Aとして形成し、あるいは図20Bに示したように、複数のブロック43Bを離散的に配置した構成であってもよい。また、表示領域を囲み凸部は、第1基体に限らず、第2基体に形成してもよい。

Claims (10)

  1. 第1基体と、
    前記第1基体に対向して配置された第2基体と、
    前記第1基体と前記第2基体との間の距離を保つための複数のスペーサと、
    前記第1基体と前記第2基体との間に介在された液晶を封止するための封止部材と、
    を備える液晶表示パネルであって、
    前記第1基体は、複数の表示画素を含む表示領域と前記封止部材により封止される封止領域との間に位置する周辺領域において、前記表示領域を囲むように形成された凸部を有しており、
    前記複数のスペーサは、前記表示領域に位置する第1スペーサと、前記凸部に位置する第2スペーサと、を含んでおり、
    前記第1基体は、前記表示領域から前記周辺領域に亘って設けられており且つ前記表示領域において開口を有した遮光膜と、該遮光膜の開口に設けられた表示用カラーフィルタと、前記周辺領域において前記遮光膜上に設けられ且つ前記凸部を形成するための凸部用カラーフィルタと、を有しており、
    前記表示用カラーフィルタと前記凸部用カラーフィルタとは、離間して設けられている、液晶表示パネル。
  2. 前記第2スペーサは、前記第1スペーサに比べて、圧縮されている、請求項1に記載の液晶表示パネル。
  3. 前記凸部は、枠状に形成されている、請求項1または2に記載の液晶表示パネル。
  4. 前記封止部材には、第3スペーサが含有させられており、
    前記第3スペーサの圧縮弾性係数は、前記第1および第2スペーサの圧縮弾性係数より大きい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液晶表示パネル。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の液晶表示パネルと、
    前記第1基体または前記第2基体に対向配置されるバックライトと、を備え液晶表示装置。
  6. 第1マザー基体と、
    前記第1マザー基体に対向して配置された第2マザー基体と、
    前記第1マザー基体と前記第2マザー基体との間の距離を保つための複数のスペーサと、
    前記第1マザー基体と前記第2マザー基体との間に介在された液晶を封止するための封止部材と、を備える液晶表示パネル用貼り合わせ基板であって、
    前記第1マザー基体は、複数の表示画素を含む表示領域と前記各封止部材により封止される封止領域との間に位置する周辺領域において、前記表示領域を囲むように形成された複数の凸部を有しており、
    前記複数のスペーサは、前記表示領域に位置する第1スペーサと、前記凸部に位置する第2スペーサと、を含んでおり、
    前記第1マザー基体は、前記表示領域から前記周辺領域に亘って設けられており且つ前記表示領域において開口を有した遮光膜と、該遮光膜の開口に設けられた表示用カラーフィルタと、前記周辺領域において前記遮光膜上に設けられ且つ前記凸部を形成するための凸部用カラーフィルタと、を有しており、
    前記表示用カラーフィルタと前記凸部用カラーフィルタとは、離間して設けられている、液晶表示パネル用貼り合わせ基板。
  7. 前記第2スペーサは、前記第1スペーサに比べて、圧縮されている、請求項6に記載の液晶表示パネル用貼り合わせ基板。
  8. 前記各凸部は、枠状に形成されている、請求項6または7に記載の液晶表示パネル用貼り合わせ基板。
  9. 前記封止部材には、第3スペーサが含有させられており、
    前記第3スペーサの圧縮弾性係数は、前記第1および第2スペーサの圧縮弾性係数より大きい、請求項6〜8のいずれか1項に記載の液晶表示パネル用貼り合わせ基板。
  10. 前記第1マザー基体は、前記封止領域を囲む領域に形成された複数の別の凸部を有しており、
    前記複数のスペーサは、前記別の凸部に位置する第4スペーサを含んでいる、請求項6〜9のいずれか1項に記載の液晶表示パネル用貼り合わせ基板。
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