JP5115311B2 - 液晶表示素子 - Google Patents

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本発明は、液晶表示素子に関し、特にメモリ性の液晶表示素子に関する。
近年、電源を切っても表示内容を保持できる書換え可能な表示デバイスとして、電子ペーパーの開発が盛んに進められている。電子ペーパーは、電源を切ってもメモリ表示可能な超低消費電力と、目に優しく、疲れない反射型の表示と紙のような可撓性があるフレキシブルで薄型の表示体の実現を目指して研究が進められている。電子ペーパーの利用が期待されている応用分野として、電子書籍を筆頭に、モバイル端末機器のサブディスプレイやICカードの表示部など、多様な応用形態が提案されている。
電子ペーパーは、各種の表示方式が提案されているが、表示電子ペーパーの有力な方式の1つに、コレステリック液晶がある。コレステリック液晶は、半永久的な表示保持(メモリ性)や鮮やかなカラー表示、高コントラスト、高解像度といった優れた特徴を有している。
コレステリック液晶は、カライラルネマティック液晶とも称されることがあり、ネマティック液晶にキラル性の添加剤(カイラル材)を比較的多く(数十%)添加することにより、ネマティック液晶の分子がらせん状のコレステリック相を形成する液晶である。
図1は、コレステリック液晶の状態を説明する図である。図1の(A)および(B)に示すように、コレステリック液晶を利用した表示素子10は、上側基板11と、コレステリック液晶層12と、下側基板13と、有する。コレステリック液晶には、図1の(A)に示すように入射光を反射するプレーナ状態と、図1の(B)に示すように入射光を透過するフォーカルコニック状態と、があり、これらの状態は、無電界下でも安定してその状態が保持される。
プレーナ状態の時には、液晶分子のらせんピッチに応じた波長の光を反射する。反射が最大となる波長λは、液晶の平均屈折率n、らせんピッチpから次の式で表される。
λ=n・p
一方、反射帯域Δλは、液晶の屈折率異方性Δnにより大きく異なる。
プレーナ状態の時には、入射光が反射するので「明」状態、すなわち白を表示することができる。一方、フォーカルコニック状態の時には、下側基板13の下に光吸収層を設けることにより、液晶層を透過した光が吸収されるので「暗」状態、すなわち黒を表示することができる。
上記のように、プレーナ状態の時には、液晶分子のらせんピッチに応じた波長の光を反射するので、液晶材料およびカイラル材を選択し、カイラル材の含有率を決定すると、青(ブルー)、緑(グリーン)および赤(レッド)の各波長を選択反射する3層のパネルが得ら、それらを積層すると、カラー表示素子が得られる。
コレステリック液晶素子およびその駆動方法については、例えば、特許文献1などに記載されているので、ここでは詳しい説明は省略する。本出願において、特許文献1の記載内容は参照される。
液晶表示素子は、ガラス基板や樹脂基板などの透明基板間を所定の間隔(セルギャップ)で保持し、その空隙に所定の特性を有する液晶材料が充填される。液晶表示素子では均一なセルギャップを実現するため、スペーサと呼ばれる直径がセルギャップに対応する粒体を一方の基板上に散布した上で、他方の基板を貼り合わせている。また、一方の透明基板上にセルギャップに対応する高さのスペーサ構造物を形成し、他方の基板を貼り合わせることも行われている。コレステリック液晶表示素子においても、スペーサ構造物により所定のセルギャップを実現することが行われており、特に、接着性のスペーサ構造物を形成して基板を接着固定することにより、所定のセルギャップを安定して維持することが可能である。
しかしながら、可撓性の電子ペーパーに使用する上記の選択反射型のコレステリック液晶表示素子の場合、表示素子を曲げたりその表面を押すなどにより生じる外力の発生や、温度分布の変化が発生すると、それにより液晶が流動する。このような液晶の流動が発生すると、画像を表示している配向状態が乱れることにより表示が変化するという問題を生じる。一般に、液晶が流動すると、指向性が高く、反射率が高い相(プレーナ状態)が現れるため、表示相の消失、表示コントラストの低下が起きる。
このような問題を解決するため、特許文献2は、十字形のスペーサ構造物を、隣接する4個の画素の間に設け、液晶の流動を制限する構成を記載している。図2は、特許文献2に記載されたスペーサ構造物を示す図であり、(A)が斜視図であり、(B)が平面図であり、(C)がスペーサ構造物31の拡大図である。図2の(C)に示すように、スペーサ構造物31は、基板との接着の安定性を増加させるために、壁の一部が太くなっている。単純マトリクス構造を有する液晶表示素子では、対向する2枚の基板に、90度異なる2方向に伸びる複数の帯状電極がそれぞれ形成され、帯状電極の交差部分に画素が形成される。図2の(A)および(B)に示すように、スペーサ構造物31は、一方の直線部分が下側基板の下側帯状電極15の間に位置し、他方の直線部分が図示していない上側基板の上側帯状電極の間に位置するように配置される。従って、各画素16は、4個のスペーサ構造物31で囲まれ、隣接するスペーサ構造物31の間に4個の開口が形成される。これにより液晶の流動が制限されるため、表示の変化を低減することが可能である。
しかし、特許文献2に記載された図2のスペーサ構造物を設けても、可撓性の電子ペーパーにおける液晶の流動性を十分に低減できず、液晶の流動性を一層低減することが求められた。そこで、特許文献3は、画素を囲むように1個の開口を有する閉構造を設けることにより、液晶の流動性を一層低減した液晶表示素子を記載している。図3は、特許文献3に記載されたスペーサ構造物の平面図である。スペーサ構造物32は、画素16を囲い、各画素16を縦方向に伸びる液晶の注入経路34につなげる小さな1個の開口部33を形成する。これにより、画素16内の液晶の流動性は、大幅に制限されることになり、外力や温度分布の変化に起因した表示の変化を低減することができる。
国際公開WO2007/110949A1 国際公開WO2007/007394A1 国際公開WO2008/023416A1
しかし、特許文献3に記載された図3に示すスペーサ構造物でも、液晶の流動性の低減が不十分であり、表示の変化を生じるという問題が依然存在している。
さらに、図3では、画素面積に比べてスペーサ構造物32が大きな面積を占めており、その分表示の明るさが低くなり、コントラストも低下するという問題があった。この問題を解決するには、スペーサ構造物32の壁の厚さを小さくする必要があるが、その場合、画素が薄い壁のスペーサ構造物32で囲まれることになり、表示面に外力が加えられるとスペーサ構造物32が破壊されるという問題があった。
本発明は、表示の変化を生じないように液晶の流動性を一層低減すると共に、表示の明るさおよびコントラストを維持しながら強度を向上した液晶表示素子を実現することを目的とする。
本発明のドットマトリクス型表示素子は、2枚の透明基板を接着固定するスペーサ構造物を、1個の開口部を有する各画素に対応した閉構造物と、この閉構造物内に設けた内構造物と、で構成する。
内構造物は、閉構造物で囲まれる内部を、小さな副開口部を介して1個の開口部とつながる副空間に分ける形状であることが望ましい。
また、閉構造物で囲まれる空間内にさらに内構造物が設けられるので、閉構造物で囲まれる空間内での液晶の流動性が低減できる。特に、閉構造物で囲まれる内部を、小さな副開口部を介して1個の開口部とつながる副空間に分ける形状の内構造物を設ければ、閉構造物で囲まれる空間内での液晶の流動性が一層低減できる。
特許文献3に記載されたように、画素を囲むように1個の開口を有する閉構造を設けることにより画素内と画素外との間の液晶の流動性は大幅に低減される。しかし、表示の変化には、画素内での液晶の流動性による表示相の変化も影響しており、画素を囲むように1個の開口を有する閉構造を設けるだけでは画素内での液晶の流動性を十分に低減できず、これが表示の変化に影響していた。これに対して、本願発明によれば、閉構造物で囲まれる空間内での液晶の流動性が低減できるので、表示の変化を大幅に低減できる。なお、本願発明によれば、閉構造物で囲まれる空間内での液晶の流動性が低減できるだけでなく、画素内と画素外との間の液晶の流動性も一層低減できる。
閉構造物で囲まれる空間内にさらに内構造物が設けられるので、液晶表示素子の表面に加えられた外力は、閉構造物および内構造物に分散される。これにより、閉構造物および内構造物より破壊されにくくなり、その分壁の厚さを低減して表示の明るさおよびコントラストを向上できる。
以下、可撓性のコレステリック液晶表示素子を積層したフルカラーコレステリック液晶表示装置に本発明を適用した実施形態を説明するが、フルカラーコレステリック液晶表示装置については特許文献1から3などに詳細に記載されており、広く知られているので、ここではフルカラーコレステリック液晶表示装置についての説明は省略する。本実施形態のコレステリック液晶表示素子は、所定のセルギャップで2枚の基板を貼り合わせる接着性のスペーサ構造物の形状が、従来例と異なる。以下、異なる部分について説明する。
実施形態のコレステリック液晶表示素子は、100μm厚のポリカーボネート製基板で作られ、各基板表面にIZO透明導電膜による帯状電極が複数形成される。上側基板の帯状電極と下側基板の帯状電極は、互いに直交する方向に対向して配置され、パッシブ駆動される。
図4は、実施形態におけるスペーサ構造物の平面形状を示す図である。図6に示すように、上側帯状電極14と下側帯状電極15の帯状透明電極の交差部分に画素が形成される。スペーサ構造物は、各画素に対応して設けられた3重の正方形の薄い壁面で、一番外側の壁面41は小さな開口42を有する。壁面41の内部の壁面43は小さな開口44を有する。さらに、壁面43の内部の壁面45は小さな開口46を有する。従って、壁面45により囲まれる空間49は、小さな開口46を介して、壁面45と壁面43の間の空間48につながる。同様に、空間48は、小さな開口44を介して、壁面43と壁面41の間の空間47につながる。空間47は、小さな開口42を介して、画素の間の空間50につながる。
一番外側の壁面41の2辺は、隣接する上側帯状電極14の間と隣接する下側帯状電極15の間に位置する。隣接する一番外側の壁面41の間、すなわち画素の間に空間50が形成され、各画素の空間47は、小さな開口42を介して、画素の間の空間50につながる。この空間50は画素間でつながっており、表示素子(パネル)の辺に、空間50につながる注入用の開口部が設けられる。パネル内を真空状態とした上で、開口部をコレステリック液晶に浸漬して大気開放することで液晶を注入する。
図5は、実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図であり、左側がコモン電極が形成されるコモン基板を示し、右側がセグメント電極が形成されるセグメント基板を示す。基本的にコモン基板とセグメント基板のいずれを上側基板または下側基板として使用することも可能であるが、ここでは下側基板がコモン基板、上側基板がセグメント基板であるとし、下側基板にスペーサ構造物が形成されるとして説明する。
上側基板11および下側基板13の上に透明導電膜層14、15をそれぞれ形成する。
透明導電膜層14、15の上にそれぞれレジスト層51、52を塗布する。
光リソグラフィなどにより、レジスト層51、52をそれぞれ帯状電極の形状に対応してパターニングする。
パターニングしたレジスト層51、52の上からエッチングして、透明導電膜層14、15を帯状電極に加工する。
パターニングしたレジスト層51、52を剥離すると、パターニングされた透明導電膜層(帯状電極)14、15が現れる。
ここまでの工程は、上側基板11および下側基板13で同じである。
上側基板11の上に、パターニングされた帯状電極14を覆うように絶縁膜53を形成する。これにより上側基板11が完成する。
下側基板13の上に、パターニングされた帯状電極15を覆うように、スペーサ構造物の壁面用ネガレジスト54を塗布する。
スペーサ構造物の壁面として残す部分を透過するフォトマスク55を使用して露光を行う。
下側基板13の表面を現像すると、ネガレジスト54のスペーサ構造物の壁面に対応する部分が硬化し、それ以外の部分は除去されるので、ベークするとスペーサ構造物の壁面が形成される。さらにパネルの周囲にシール56を形成する。シール56は、壁面用ネガレジスト54を利用して形成してもよい。
以上で、下側基板13が完成する。
次に、上側基板11を反転して、上側基板11の帯状電極14と下側基板13の帯状電極14が直交するように位置合わせし、絶縁膜53がスペーサ構造物の壁面用ネガレジスト54に接触するように貼り合わせ、壁面用ネガレジスト54を硬化させて絶縁膜53を接着する。
図5はスペーサ構造物の壁面をネガレジストで形成する場合の製造工程であるが、スペーサ構造物の壁面をポジレジストで形成することも可能である。図6は、ポジレジストを使用する場合の製造工程を示す図である。
ポジレジストを使用する場合の上側基板の製造工程および下側基板13上にパターニングされた帯状電極15を形成するまでの製造工程は、ネガレジストを使用する場合と同じである。
下側基板13上に、パターニングされた帯状電極15を覆うように、スペーサ構造物の壁面用ポジレジスト63を塗布する。
壁面として残す部分は透過しないフォトマスク65を使用して露光を行う。
下側基板13の表面を現像すると、ポジレジスト63のスペーサ構造物の壁面に対応する部分が残り、それ以外の部分は除去される。この時点では、ポジレジスト63は硬化していない。
セルギャップに対応する直径を有する粒状のスペーサ64を散布する。この時、スペーサ64がポジレジスト63の上に散布される場合も生じる。さらにパネルの周囲にシール56を形成する。
以上で、下側基板13が完成する。
次に、上側基板11を反転して、上側基板11の帯状電極14と下側基板13の帯状電極15が直交するように位置合わせし、絶縁膜53がスペーサ構造物の壁面用ポジレジスト63に接触するように貼り合わせる。この時上側基板11を下側基板13に押し付けると、ポジレジスト63上のスペーサ64は、硬化していないポジレジスト63に埋め込まれる。このようにスペーサ64により基板間の間隔がセルギャップになった状態で、壁面用ポジレジスト63を硬化させて絶縁膜53を接着する。
以上、実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を説明したが、製造工程には各種の変形例があり得るのはいうまでもない。
図7は、実施形態のコレステリック液晶表示素子のスペーサ構造物の壁面形状の変形例を示す図である。
図7の(A)の例は、図4の一番外側の壁面41を同じ正方形の壁面71の内部に、交差する壁面73と74により形成される十字の壁面を設けたもので、壁面73の一方の端は壁面71に接続されており、壁面73の他方の端は壁面71の小さな開口部72に対して小さな開口部75を形成し、壁面74は壁面71との間に小さな開口部76を形成する。このような形状のスペーサ構造物により、画素は4つの閉領域に分けられ、4つの閉領域は小さな開口部でつながる。
また、図7の(B)の例は、図4の一番外側の壁面41を同じ正方形の壁面81の内部に、壁面81の開口部82を有する下辺部分から伸びる2本の壁面と、下辺部分に対向する上辺部分から開口部82に向かって伸びる1本の壁面83と、を設けたものである。壁面83は、壁面81の小さな開口部82に対して小さな開口部85を形成し、壁面84は壁面81との間に小さな開口部86を形成する。このような形状のスペーサ構造物により、画素は4つの閉領域に分けられ、4つの閉領域は小さな開口部でつながる。
以上説明した図4、図7の(A)および(B)のスペーサ構造物により、画素は複数の副領域に分けられるので、画素内の液晶の流動性が低下するだけでなく、画素内と画素外の間の液晶の流動性が低減される。また、液晶表示素子の表面に加えられた外力は、閉構造物および内構造物に分散される。これにより、閉構造物および内構造物より破壊されにくくなり、その分壁の厚さを低減して表示の明るさおよびコントラストを向上できる。なお、スペーサ構造物の形状は各種変形例があり得るのはいうまでもない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各種の変形例が可能であるのはいうまでもない。例えば、実施形態では、コレステリック液晶を使用する例を説明したが、ほかの液晶でも本発明のスペーサ構造物により流動性が低減できるので、メモリ性を利用して表示を長時間維持する液晶表示素子であれば効果がある。
また、スペーサ構造物の形状については、仕様に応じて最適な形状を選択することは、当業者には自明のことである。
図1は、コレステリック液晶の双安定状態(プレーナ状態とフォーカルコニック状態)を説明する図である。 図2は、スペーサ構造物の従来例を示す図である。 図3は、スペーサ構造物の別の従来例を示す図である。 図4は、実施形態のスペーサ構造物を示す図である。 図5は、実施形態の液晶表示素子の製造工程を示す図である。 図6は、実施形態の液晶表示素子の別の製造工程を示す図である。 図7は、実施形態のスペーサ構造物の変形例を示す図である。
符号の説明
10 表示素子
11 上側基板
12 液晶層
13 下側基板
14 上側帯状電極
15 下側帯状電極
17 吸光層
41,43,45 スペーサ構造物の壁面
42,44,46 開口部

Claims (4)

  1. 2枚の透明基板間にメモリ性を利用して表示を長時間維持する液晶を挟持し、前記2枚の透明基板を接着固定するスペーサ構造物によりセルギャップが維持される液晶表示素子であって、
    前記スペーサ構造物は、各画素に対応した1個の開口部を有する閉構造物と、前記閉構造物内に設けられた内構造物と、を備え
    前記内構造物は、前記閉構造物で囲まれる内部を、小さな副開口部を介して前記1個の開口部とつながる副空間に分ける、ことを特徴とする液晶表示素子。
  2. 前記閉構造物内に複数の前記内構造物が形成されている、ことを特徴とする請求項に記載の液晶表示素子。
  3. 2枚の透明基板間にメモリ性を利用して表示を長時間維持する液晶を挟持し、前記2枚の透明基板を接着固定するスペーサ構造物によりセルギャップが維持される液晶表示素子であって、
    前記スペーサ構造物は、各画素に対応した1個の開口部を有する閉構造物と、前記閉構造物内に設けられた内構造物と、を備え
    前記内構造物は十字形状を有し、十字形状の前記内構造物により、前記閉構造物内の空間が、4つの前記副空間に分割される、ことを特徴とする液晶表示素子。
  4. 2枚の透明基板間にメモリ性を利用して表示を長時間維持する液晶を挟持し、前記2枚の透明基板を接着固定するスペーサ構造物によりセルギャップが維持される液晶表示素子であって、
    前記スペーサ構造物は、各画素に対応した1個の開口部を有する閉構造物と、前記閉構造物内に設けられた内構造物と、を備え
    前記内構造物は、前記閉構造物から交互に櫛歯状に伸びる複数の壁を有する、ことを特徴とする液晶表示素子。
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