JP2010060940A - 液晶表示素子 - Google Patents

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拓人 加藤
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Abstract

【課題】視野角と明るさに対する要求をバランスさせた液晶表示素子の実現。
【解決手段】対向して配置される2枚の基板11,13と、2枚の基板間11,13に封入された所定の波長の光を選択的に反射する液晶12と、を備える液晶表示素子10であって、各画素30の中央部31と周辺部32で、反射特性が異なる。反射特性は、配向膜16,17のプレチルト角、画素を区切るスペーサ用構造物22などにより設定する。
【選択図】図4

Description

開示の技術は、液晶表示素子に関し、特に入射光を透過する状態と所定の波長の光を選択的に反射する状態を取り得る液晶を利用した液晶表示素子に関する。
液晶表示素子は、一対の基板間に液晶材料を含む液晶層を挟持する基本的構造を有する。この液晶層に駆動電圧を印加するなどして液晶層における液晶分子の配列を制御し、液晶表示素子に入射される光を変調して画像の表示を行う。各種の液晶材料が知られているが、その1つにコレステリック液晶がある。コレステリック液晶は、それ自体がコレステリック相を示す液晶や、ネマティック液晶にカイラル材を添加して得られるカイラルネマティック液晶を含む。カライラルネマティック液晶は、ネマティック液晶にキラル性の添加剤(カイラル材)を比較的多く(数十%)添加することにより、ネマティック液晶の分子が螺旋状のコレステリック相を形成する液晶である。
コレステリック液晶は、液晶分子同士が螺旋構造を形成するという特徴を有しており、一対の基板間に挟持された上で、電界、磁界、温度などの外部刺激が液晶に印加されるとプレーナ状態、フォーカルコニック状態、ホメオトロピック状態と呼ばれる3つの状態を示す。これら3つの状態はそれぞれ光透過性および反射性が異なるため、コレステリック液晶を使用する液晶表示素子では、3つの状態と外部刺激印加方法を適宜選択することにより、表示を行うことができる。その表示例としては、ホメオトロピック状態とフォーカルコニック状態とを使用するコレステリック−ネマティック相転移モードの表示や、プレーナ状態とフォーカルコニック状態とを使用する双安定モードの表示などがある。この中で、双安定モードの表示は、プレーナ状態とフォーカルコニック状態が外部刺激無印加状態でも安定であるという特徴、すなわち外部刺激無印加時(例えば電圧無印加時)においても表示状態が維持されるという双安定性(メモリ性)を有している。このことから、コレステリック液晶を使用した液晶表示素子は、電子ペーパーに使用する場合には、メモリ性を有するプレーナ状態とフォーカルコニック状態の双安定モードを利用するのが一般的である。
特に、プレーナ状態において可視域に選択反射特性を有するコレステリック液晶を使用した反射型液晶表示素子は、メモリ性を有し、且つ明るい反射状態が得られることから、言い換えれば偏光板、カラーフィルタを用いることなく明るい表示が可能であることから、低消費電力化に非常に有効な表示素子として、携帯情報機器の表示素子などの省電力表示素子への応用が期待されている。
ここで、双安定性とは、コレステリック液晶の螺旋軸が基板面に対し略垂直状態となり選択反射状態を示すプレーナ配列の状態(プレーナ状態)と、その液晶螺旋軸が基板面に対し略平行状態となり可視光を透過するフォーカルコニック配列の状態(フォーカルコニック状態)の2状態で安定であることをいう。
図1は、コレステリック液晶の2安定状態を説明する図である。図1の(A)および(B)に示すように、コレステリック液晶を利用した表示素子10は、上側帯状電極層14が設けられた上側基板11と、下側帯状電極層15が設けられた下側基板13と、上側帯状電極層14と下側帯状電極層15が所定の間隔で対向するように貼り合わされた空間に充填されたコレステリック液晶を含む液晶層12と、有する。なお、図1は、後述するように、上側帯状電極層14および下側帯状電極層15の上に、さらに配向膜16、17を設けた例を示している。
図1の(A)は入射光を反射するプレーナ状態を、図1の(B)は入射光を透過するフォーカルコニック状態を、示す。これらの状態は、無電界下でも安定してその状態が保持される。
プレーナ状態の時には、液晶分子の螺旋ピッチに応じた波長の光を反射する。反射が最大となる波長λは、液晶の平均屈折率n、らせんピッチpから次の式で表される。
λ=n・p
一方、反射帯域Δλは、液晶の屈折率異方性Δnにより大きく異なる。
プレーナ状態の時には、入射光が反射するので「明」状態、すなわち白を表示することができる。一方、フォーカルコニック状態の時には、下側基板13の下に光吸収層を設けることにより、液晶層を透過した光が吸収されるので「暗」状態、すなわち黒を表示することができる。
コレステリック液晶を利用した表示素子の駆動方法は各種提案されており、例えば、特許文献1などに記載されているので、ここでは詳しい説明は省略する。
液晶表示素子の明るさ、コントラストなどを向上するために、液晶層と配向膜の界面において液晶分子の配向を制御する技術が用いられてきた。従来の技術において、指向性を強くするように配向を制御すると、液晶表示素子の視認側表面に対して垂直方向の明るさは高くなるが、視認角度を垂直方向から平行方向に変化させていくと急激に暗くなる、すなわち、視野角が非常に狭いという問題があった。一方、指向性を弱くするように配向を制御すると、視野角は広いがいずれの角度からみても暗くなるという問題があった。このように、液晶層と配向膜の界面においてのみ配向を制御するだけでは視野角と明るさに対する要求を両立させるのが難しいという問題があった。
国際公開WO2007/110949A1 特開2005−128084号公報 特許第3301381号 特開2007−93848号公報
開示の技術は、視野角と明るさに対する要求をバランスさせた液晶表示素子を提供する。
開示の液晶表示素子は、対向して配置される2枚の基板と、2枚の基板間に封入された所定の波長の光を選択的に反射する液晶と、を備える液晶表示素子であって、各画素の中央部と周辺部で、反射特性が異なる。
開示の技術によれば、広い視野角と高輝度という2つの要求をバランスさせた実用上見易い液晶表示素子が実現できる。
実施形態を説明する前に、実施形態で使用する表示素子の基本構成を図2および図3を使用して説明する。
図2は、実施形態で使用する表示素子10の構成を示す図である。図2に示すように、この表示素子10は、見る側から順番に、青(ブルー)用パネル10B、緑(グリーン)用パネル10G、および赤(レッド)用パネル10Rの3枚のパネルが積層されており、レッド用パネル10Rの下側には光吸収層19が設けられている。パネル10B、10Gおよび10Rは、同じ構成を有するが、パネル10Bは反射の中心波長が青色(約480nm)、パネル10Gは反射の中心波長が緑色(約550nm)、パネル10Rは反射の中心波長が緑色(約630nm)になるように、液晶材料およびカイラル材が選択され、カイラル材の含有率が決定されている。パネル10B、10Gおよび10Rは、青層用制御回路20B、緑層用制御回路20Gおよび赤層用制御回路20Rで、それぞれ駆動される。
図3は、パネル10R、10G、10Bに共通する構成を有する1枚の表示素子(パネル)10Aを示す図である。パネル10R、10G、10Bの構成を、図3を参照して説明する。
図3に示すように、表示素子10Aは、上側基板11と、上側基板11の表面に設けられた上側電極層14と、上側電極層14の上に設けられた上側配向膜16と、下側基板13と、下側基板13の表面に設けられた下側電極層15と、下側電極層15の上に設けられた下側配向膜17と、シール剤18と、光吸収層19と、上側配向膜16と下側配向膜17の間隔を規制するスペーサ(図示せず)と、上側配向膜16と下側配向膜17の間に充填されたコレステリック液晶の層12と、駆動回路20と、を有する。
上側基板11と下側基板13は、100μm厚のポリエチレンテレフタレート製フィルム基板である。上側電極層14と下側電極層15の電極は、互いに平行な複数の透明な帯状電極で、上側電極層14の帯状電極と下側電極層15の帯状電極が互いに直交するように配置され、パッシブ駆動される。透明電極の材料としては、例えば、インジウム錫酸化物(ITO: Indium Tin Oxide)が代表的であるが、その他インジウム亜鉛酸化物(IZO: Indium Zic Oxide)などの透明導電膜を使用することが可能である。透明電極の形成方法については広く知られているので説明は省略する。
上側配向膜16と下側配向膜17は、ポリイミド樹脂配向膜で、スピンナで形成される。上側配向膜16と下側配向膜17は、ラビング処理される場合とされない場合がある。
次に、基板間ギャップを均一に保持するためのスペーサを設ける。スペーサは、樹脂製または無機酸化物製の球体で、一方の基板上に散布するのが一般的である。また、画素間に設けた所定の高さの構造物をスペーサとする場合もある。ここでは、両方のスペーサの使用例を示す。さらに、一方の基板に基板端部に液晶注入用の開口部を設けることができるようにシール材18を塗布し、2倍の基板を貼り合わせ、加圧・加熱することで接着する。上記のように、上側電極層14の帯状電極と下側電極層15の帯状電極が互いに直交するように且つ上側配向膜16と下側配向膜17のラビング処理の方向が液晶表示装置の使用時に水平方向となるように、貼り合わされる。
以上のようにして準備した空セル(上側配向膜16と下側配向膜17の間の空間)を真空状態とし、セル端部をコレステリック液晶に浸漬させ、大気開放することで、空セルに液晶を注入する。その後、注入用の開口を封止材で封止する。
注入する液晶組成物は、ネマティック液晶混合物にカイラル材を10〜40重量%(wt%)添加したコレステリック液晶である。ここで、カイラル材の添加量は、ネマティック液晶成分とカイラル材の合計量を100wt%とした時の値である。
ネマティック液晶としては、従来から公知の各種のものを使用可能であるが、誘電率異方性(Δε)が15〜35の範囲の液晶材料であることが望ましい。誘電率異方性が15以上であれば、駆動電圧が比較的低くなり、この範囲より大きいと駆動電圧自体は低下するが比抵抗が小さくなり、特に高温時の消費電力が増大する。
また、屈折率異方性(Δn)は、0.18〜0.24であることが望ましい。屈折率異方性が、この範囲より小さいと、プレーナ状態の反射率が低くなり、この範囲より大きいと、フォーカルコニック状態での散乱反射が大きくなるのに加えて、粘度も高くなり、応答速度が低下する。
液晶表示素子を駆動する回路については、特許文献1などに記載され、広く知られているので、説明は省略する。
以上が、実施形態で使用する表示素子の基本構成を説明した。以下に説明する実施形態の表示素子は、上記の基本構成を有し、各実施形態での説明では、基本構成の説明を省略する。
図4は、第1実施形態のコレステリック液晶表示素子の構成を示す図であり、(A)は画素30の拡大された断面を、(B)は画素配列を示す。図4の(B)に示すように、各画素は、スペーサとして働く構造物22で区切られる。構造物22は、隣接する画素をつなぐように開口23を有する。上側基板11と下側基板13を貼り合わせた後基板の間の部分を真空状態にして液晶を注入するが、この時液晶はこの開口23を介して隣接する画素に移動し、全画素に液晶が注入できる。なお、図4では、1個の画素が構造物22により囲まれているが、1個の画素を複数の副画素に分けるように構造物22を設けてもよく、ここではこの場合の副画素を含めて画素と称する。
第1実施形態の液晶表示素子では、図4の(A)に示すように、構造物22に近い液晶分子21Bは構造物22の表面に垂直に、すなわち上下基板11、13に対して平行に配向するので強い指向性を有する。これに対して、構造物22から離れた液晶分子21Aは、上下基板11、13に対して平行にならず弱い指向性を有する。従って、図4の(B)に示すように、構造物22で囲まれる画素の領域のうち、参照番号31で示す中央部の領域は弱い指向性を有し、参照番号32で示す周辺部の領域は強い指向性を有する。このため、領域31と領域32で反射特性が異なることになる。
図5は、第1実施形態の表示素子における、視野角と明度(明るさ)Yの関係を示す図である。視野角は、表示素子の表面に垂直な方向を0°としている。図5において、曲線Aが第1実施形態の表示素子における反射特性を示す。図5では、画素のすべてにおいて指向性が弱い従来例の表示素子の特性Bと、画素のすべてにおいて指向性が強い従来例の表示素子の特性Cを、参考例として示している。
特性Bでは視野角が0°に近い付近で十分な明度が得られないという問題があり、特性Cでは視野角が0°に近い付近で非常に大きな明度が得られるが、視野角が大きくなると明度が急激に低下するという問題があった。これに対して、第1実施形態の表示素子の反射特性Aは、視野角が0°に近い付近である程度以上の明度が得られ、視野角が大きくなっても明度はあまり低下しない。このように、第1実施形態の表示素子は、視野角と明るさに対する要求をバランスさせた特性を有する。
図6は、第2実施形態のコレステリック液晶表示素子の構成を示す図であり、(A)は画素30の拡大された断面を、(B)は画素配列を示す。図4と比較して明らかなように、第2実施形態のコレステリック液晶表示素子は第1実施形態のコレステリック液晶表示素子と類似の構成を有するが、領域31と領域32の指向性が第1実施形態とは異なる。
第2実施形態では、図6の(A)に示すように、構造物22から離れた液晶分子21Aは、上下基板11、13に対して平行に配向し、強い指向性を有する。これに対して、構造物22に近い液晶分子21Bは構造物22の表面に対して小さな接触角で、すなわち上下基板11、13に対して大きな角度で配向するので弱い指向性を有する。従って、図6の(B)に示すように、構造物22で囲まれる画素の領域のうち、参照番号31で示す中央部の領域は強い指向性を有し、参照番号32で示す周辺部の領域は弱い指向性を有する。このため、領域31と領域32で反射特性が異なることになる。
第2実施形態の表示素子の視野角に対する反射特性は、図5においてAで示した第1実施形態の表示素子と同様の特性であった。
第1および第2実施例で説明したように、各画素に、指向性の強い領域と弱い領域を設けることにより、視野角0°の明度と高視野角での明度の低下具合をバランスさせて適度な反射特性を得ることができる。このような特性は各種の構成で実現可能である。以下、そのような構成を製造工程の例で説明する。
図7は、第3実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。
図7の(A)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の上側基板11の上に透明導電膜を形成し、帯状の上側電極14にパターニングする。同様に、図7の(L)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の下側基板13の上に透明導電膜を形成し、帯状の下側電極15にパターニングする。
図7の(B)および(M)に示すように、上側電極14および下側電極15の上に、スピンナで高プレチルト角のポリイミド樹脂配向膜16、17を形成する。
図7の(C)および(N)に示すように、ポリイミド樹脂配向膜16、17の表面をラビング処理する。
図7の(D)に示すように、上側基板11のポリイミド樹脂配向膜16の上に、スピンナで疎水性のアクリル系ネガレジスト22を成膜する。さらに、図7の(E)に示すように、ネガレジスト22をフォトプロセスによりパターニングして、画素を区切るように構造物22を形成する。
図7の(O)に示すように、下側基板13の表示領域の周囲を囲むようにシール材18を塗布する。
図7の(P)に示すように、上側基板11と下側基板13を貼り合わせ、加圧および加熱して接着する。
図7の(Q)に示すように、シール材18の開口部から内部の空気を排気して、内部を真空状態とし、開口部をコレステリック液晶を入れた槽に浸漬し、この槽を大気開放することで、表示素子内部に液晶12を注入する。
図7の(R)に示すように、液晶の注入に使用された開口部を封止材23で封止してパネルが完成する。
以上のような製造工程で、反射波長の異なる赤(R)、緑(G)および青(B)の3枚のパネルを製作して積層することによりカラー表示素子が完成する。
第3実施形態の表示素子では、上側電極14および下側電極15の上には高プレチルト角の配向膜16、17が形成されているため、配向膜16、17に接する液晶分子は上下基板11、13に垂直に近い角度で配向する弱い指向性を有する。一方、構造物22は、疎水性であるため、構造物22の近傍の液晶分子は構造物22に対して大きな角度で、例えば垂直に近い角度で配向する。言い換えれば、構造物22の近傍の液晶分子は上下基板11、13に平行配向する強い指向性を有する。このように、第3実施形態では、第1実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では弱い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では強い指向性を有する。これにより、図5においてAで示す反射特性が得られる。
なお、ここでの説明において、プレチルト角は、一般的なネマティック液晶、ZLI-4792メルク社製に対するプレチルト角を意味し、高プレチルト角というのは80°以上のプレチルト角を示し、後述する低プレチルト角というのは10°以下のプレチルト角を示す。
また、疎水性レジストは、レジストに対する液晶分子の接触角が40°以上の材料であり、親水性レジストは、レジストに対する液晶分子の接触角が27°以下の材料である。
第3実施形態において、配向膜16、17を低プレチルト角のポリイミド樹脂で形成し、ネガレジスト22として親水性のアクリル系ネガレジストを使用するように変形すれば、第2実施形態と同様の特性を有する液晶表示素子が実現できる。この第3実施形態の変形例では、上側電極14および下側電極15の上には低プレチルト角の配向膜16、17が形成されているため、配向膜16、17に接する液晶分子は上下基板11、13に平行に配向する強い指向性を有する。一方、構造物22は、親水性であるため、構造物22の近傍の液晶分子は、構造物22に対して小さな角度で、すなわち上下基板11、13に垂直に近い角度で配向するので、弱い指向性を有する。これにより、画素の中央部の領域31では強い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では弱い指向性を有する液晶表示素子が実現でき、図5においてAで示す反射特性が得られる。
第3実施形態では、配向膜16、17を設けたが、所定のプレチルト角の透明導電膜を形成して、配向膜16、17の代わりにすることも可能である。次に説明する第4実施形態は、この例である。
図8は、第4実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。
図8の(A)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の上側基板11の上に、低プレチルト角の透明導電膜を形成し、帯状の上側電極14にパターニングする。同様に、図8の(L)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の下側基板13の上に、低プレチルト角の透明導電膜を形成し、帯状の下側電極15にパターニングする。
図8の(B)に示すように、上側基板11の上に、スピンナで親水性のアクリル系ネガレジスト22を成膜する。さらに、図8の(C)に示すように、ネガレジスト22をフォトプロセスによりパターニングして、画素を区切るように構造物22を形成する。
図8の(M)に示すように、下側基板13の表示領域の周囲を囲むようにシール材18を塗布する。シール材18は、図示していない開口部を有する。
図8の(P)に示すように、上側基板11と下側基板13を貼り合わせ、加圧および加熱して接着する。
図8の(Q)に示すように、シール材18の開口部から内部の空気を排気して、内部を真空状態とし、開口部をコレステリック液晶を入れた槽に浸漬し、この槽を大気開放することで、表示素子内部に液晶12を注入する。液晶は図4の構造物22の開口部23を介してすべての画素に注入される。
図8の(R)に示すように、液晶の注入に使用された開口部を封止材23で封止してパネルが完成する。
以上のような製造工程で、反射波長の異なる赤(R)、緑(G)および青(B)の3枚のパネルを製作して積層することによりカラー表示素子が完成する。
第4実施形態の表示素子では、上側電極14および下側電極15として低プレチルト角の透明導電膜が形成されているため、液晶分子は基板11、13に平行に配向し、強い指向性を有する。一方、構造物22は、親水性であるため、構造物22の近傍の液晶分子は、構造物22に対して小さな角度で配向し、上下基板11、13に垂直に配向する弱い指向性を有する。このように、第6実施形態では、第2実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では強い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では弱い指向性を有する。これにより、図5においてAで示す反射特性が得られる。
第4実施形態においても、高プレチルト角の透明導電膜で上側電極14および下側電極15を形成し、疎水性のレジストで構造物22を形成すれば、第1実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では弱い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では強い指向性を有する液晶表示素子を実現できる。
図9は、第5実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。
図9の(A)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の上側基板11の上に透明導電膜を形成し、帯状の上側電極14にパターニングする。さらに、フォトプロセスを用いて、上側電極14上に微小な誘電体の突起41を設ける。突起41は、角画素の中央に1個設けても、画素内に複数個設けてもよい。同様に、図9の(L)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の下側基板13の上に透明導電膜を形成し、帯状の下側電極15にパターニングし、下側電極15上に微小な誘電体の突起42を設ける。
図9の(B)に示すように、上側電極14の上に、スピンナで疎水性のアクリル系ネガレジスト22を成膜する。さらに、図9の(C)に示すように、ネガレジスト22をフォトプロセスによりパターニングして、画素を区切るように構造物22を形成する。
図9の(O)に示すように、下側基板13の表示領域の周囲を囲むようにシール材18を塗布する。
図9の(P)に示すように、上側基板11と下側基板13を貼り合わせ、加圧および加熱して接着する。
図9の(Q)に示すように、シール材18の開口部から内部の空気を排気して、内部を真空状態とし、開口部をコレステリック液晶を入れた槽に浸漬し、この槽を大気開放することで、表示素子内部に液晶12を注入する。
図9の(R)に示すように、液晶の注入に使用された開口部を封止材23で封止してパネルが完成する。
以上のような製造工程で、反射波長の異なる赤(R)、緑(G)および青(B)の3枚のパネルを製作して積層することによりカラー表示素子が完成する。
第5実施形態の表示素子では、上側電極14および下側電極15の上に微小な誘電体の突起41、42が形成されているため、液晶分子は基板11、13に対して平行にならず、弱い指向性を有する。一方、構造物22は、疎水性であるため、構造物22の近傍の液晶分子は、構造物22に対して大きな角度で配向し、上下基板11、13に平行に配向する強い指向性を有する。このように、第5実施形態では、第1実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では弱い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では強い指向性を有する。これにより、図5においてAで示す反射特性が得られる。
図10は、第6実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。
図10の(A)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の上側基板11の上に低プレチルト角の透明導電膜を形成し、帯状の上側電極14にパターニングする。同様に、図11の(L)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の下側基板13の上に低プレチルト角の透明導電膜を形成し、帯状の下側電極15にパターニングする。
図10の(B)および(M)に示すように、上側電極14および下側電極15の上に、スピンナで高プレチルト角の可溶性ポリイミド樹脂配向膜16、17を形成する。そして、配向膜16、17の上にフォトレジストを塗布し、画素の中央部の領域31のみを残し、周辺部の領域32を開口するようにパターニングする。そして、開口することにより現れた配向膜16、17をアルカリ系溶液によりエッチングした後、フォトレジストを除去する。これにより、配向膜16、17は、画素の中央部の領域31のみ残された形状になる。
図10の(C)および(N)に示すように、ポリイミド樹脂配向膜16、17の表面をラビング処理する。
図10の(D)に示すように、上側基板11のパターニングされたポリイミド樹脂配向膜16の上に、基板間ギャップを均一に保持するための球状のスペーサ51を散布する。
図10の(O)に示すように、下側基板13の表示領域の周囲を囲むようにシール材18を塗布する。
図10の(P)に示すように、上側基板11と下側基板13を貼り合わせ、加圧および加熱して接着する。
図10の(Q)に示すように、基板間に液晶12を注入する。
図10の(R)に示すように、液晶の注入に使用された開口部を封止材23で封止してパネルが完成する。
以上のような製造工程で、反射波長の異なる赤(R)、緑(G)および青(B)の3枚のパネルを製作して積層することによりカラー表示素子が完成する。
第6実施形態の表示素子では、各画素の中央部の領域31には高プレチルト角の配向膜16、17が存在し、各画素の周辺部の領域32には低プレチルト角の透明導電膜が存在する。そのため、第6実施形態では、第1実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では弱い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では強い指向性を有する。これにより、図5においてAで示す反射特性が得られる。
なお、図10の(B)および(M)で、配向膜16、17の上に塗布したフォトレジストの周辺部の領域32のみを残し、中央部の領域31を開口するようにパターニングするように変形する。この変形例では、画素の周辺部の領域32には、高プレチルト角の配向膜16、17が存在し、画素の中央部の領域31には低プレチルト角の透明導電膜が存在する。そのため、この変形例では、第2実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では強い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では弱い指向性を有する。これにより、図5においてAで示す反射特性が得られる。
図11は、第7実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。
図11の(A)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の上側基板11の上に透明導電膜を形成し、帯状の上側電極14にパターニングする。さらに、フォトプロセスを用いて、上側電極14上に微小な誘電体の突起41を設ける。突起41は、角画素の中央に1個設けても、画素内に複数個設けてもよい。同様に、図11の(L)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の下側基板13の上に透明導電膜を形成し、帯状の下側電極15にパターニングし、下側電極15上に微小な誘電体の突起42を設ける。
図11の(B)および(M)に示すように、上側電極14の上に、スピンナで低プレチルト角の可溶性ポリイミド樹脂配向膜16、17を形成する。そして、配向膜16、17の上にフォトレジストを塗布し、画素の中央部の領域31を開口し、周辺部の領域32を残すようにパターニングする。そして、開口することにより現れた配向膜16、17をアルカリ系溶液によりエッチングした後、フォトレジストを除去する。これにより、配向膜16、17は、画素の周辺部の領域32のみ残された形状になる。画素の中央の領域31には、突起41、42が現れる。
図11の(C)および(N)に示すように、ポリイミド樹脂配向膜16、17の表面をラビング処理する。
図11の(D)に示すように、上側基板11のパターニングされたポリイミド樹脂配向膜16の上に、基板間ギャップを均一に保持するための球状のスペーサ51を散布する。
図11の(O)に示すように、下側基板13の表示領域の周囲を囲むようにシール材18を塗布する。
図11の(P)に示すように、上側基板11と下側基板13を貼り合わせ、加圧および加熱して接着する。
図11の(Q)に示すように、基板間に液晶12を注入する。
図11の(R)に示すように、液晶の注入に使用された開口部を封止材23で封止してパネルが完成する。
以上のような製造工程で、反射波長の異なる赤(R)、緑(G)および青(B)の3枚のパネルを製作して積層することによりカラー表示素子が完成する。
第7実施形態の表示素子では、画素の中央部の領域31には、上側電極14および下側電極15の上に微小な誘電体の突起41、42が形成されているため、弱い指向性を有する。一方、画素の周辺部の領域32には、低プレチルト角の配向膜16、17が存在するため、強い指向性を有する。このように、第8実施形態では、第1実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では弱い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では強い指向性を有する。これにより、図5においてAで示す反射特性が得られる。
図12は、第8実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。第8実施形態は、第7実施形態において、配向膜16、17の上に塗布したフォトレジストの中央部の領域31のみを残し、周辺部の領域32を開口するようにパターニングするように変形したものである。
図12の(A)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の上側基板11の上に透明導電膜を形成し、帯状の上側電極14にパターニングする。さらに、フォトプロセスを用いて、上側電極14上に微小な誘電体の突起41を設ける。突起41は、角画素の中央に1個設けても、画素内に複数個設けてもよい。同様に、図12の(L)に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム製の下側基板13の上に透明導電膜を形成し、帯状の下側電極15にパターニングし、下側電極15上に微小な誘電体の突起42を設ける。
図12の(B)および(M)に示すように、上側電極14の上に、スピンナで低プレチルト角の可溶性ポリイミド樹脂配向膜16、17を形成する。そして、配向膜16、17の上にフォトレジストを塗布し、画素の中央部の領域31を残し、周辺部の領域32を開口するようにパターニングする。そして、開口することにより現れた配向膜16、17をアルカリ系溶液によりエッチングした後、フォトレジストを除去する。これにより、配向膜16、17は、画素の中央部の領域31のみ残された形状になる。画素の周辺部の領域32には、突起41、42が現れる。
図12の(C)および(N)に示すように、ポリイミド樹脂配向膜16、17の表面をラビング処理する。
図12の(D)に示すように、上側基板11のパターニングされたポリイミド樹脂配向膜16の上に、基板間ギャップを均一に保持するための球状のスペーサ51を散布する。
図13の(O)に示すように、下側基板13の表示領域の周囲を囲むようにシール材18を塗布する。
図12の(P)に示すように、上側基板11と下側基板13を貼り合わせ、加圧および加熱して接着する。
図12の(Q)に示すように、基板間に液晶12を注入する。
図12の(R)に示すように、液晶の注入に使用された開口部を封止材23で封止してパネルが完成する。
以上のような製造工程で、反射波長の異なる赤(R)、緑(G)および青(B)の3枚のパネルを製作して積層することによりカラー表示素子が完成する。
第8実施形態の表示素子では、画素の周辺部の領域32では、上側電極14および下側電極15の上に微小な誘電体の突起41、42が形成されているため、弱い指向性を有する。一方、画素の中央部の領域31には、低プレチルト角の配向膜16、17が存在するため、強い指向性を有する。このように、第8実施形態では、第2実施形態と同様に、画素の中央部の領域31では強い指向性を有し、画素の周辺部の領域32では弱い指向性を有する。これにより、図5においてAで示す反射特性が得られる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は記載した実施形態に限定されるものでなく、各種の変形例が可能であるのはいうまでもない。例えば、基板はフィルム以外の基板、例えばガラス基板を使用しても同様の効果が得られ、ポリエチレンテレフタレート製以外のフィルム基板を使用しても同様の効果が得られる。
配向膜は、ポリイミド樹脂以外の材料で形成しても、同様の効果が得られる。
レジストは、アクリル系以外のネガレジストおよびポジレジストを使用しても、同様の効果が得られる。
配向処理は、光配向などのラビング処理以外の処理を使用しても同様の効果が得られる。
一般的に、ラビング密度Lは、ラビング回数をN、ローラ押し込み量をp、ラビングローラの半径をr、ラビングローラの回転数をm、基板移動速度をvとした時に、次の式で表される。
L=Np(1+2πrm/60v
ラビング密度Lにより配向具合が異なるので、適宜設定することが望ましい。
以下、実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
図1は、コレステリック液晶の双安定状態(プレーナ状態とフォーカルコニック状態)を説明する図である。 図2は、実施形態で使用する表示素子10の構成を示す図である。 図3は、1枚のコレステリック液晶素子の構造を示す図である。 図4は、第1実施形態のコレステリック液晶素子のコレステリック液晶表示素子の構成を示す図である。 図5は、第1実施形態のコレステリック液晶素子の視野角に対する明度の特性を示す図である。 図6は、第2実施形態のコレステリック液晶素子のコレステリック液晶表示素子の構成を示す図である。 図7は、第3実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。 図8は、第4実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。 図9は、第5実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。 図10は、第6実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。 図11は、第7実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。 図12は、第8実施形態のコレステリック液晶表示素子の製造工程を示す図である。
符号の説明
10 表示素子
11 上側基板
12 液晶層
13 下側基板
14 上側電極層(上側電極)
15 下側電極層(下側電極)
16 上側配向膜
17 下側配向膜
19 吸光層
20 駆動回路
22 構造物
30 画素

Claims (5)

  1. 対向して配置される2枚の基板と、
    前記2枚の基板間に封入された所定の波長の光を選択的に反射する液晶と、を備える液晶表示素子であって、
    各画素の中央部と周辺部で、反射特性が異なることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 前記液晶の配向を制御する配向膜が、各画素の中央部に設けられ、周辺部に設けられていない請求項1に記載の液晶表示素子。
  3. 前記液晶の配向を制御する配向膜が、各画素の周辺部に設けられ、中央部に設けられていない請求項1に記載の液晶表示素子。
  4. 前記2枚の基板に設けられ、前記液晶の配向が高プレチルト角になる配向膜と、
    各画素を区切るように設けられ、疎水性レジストで作られた構造物と、を備える請求項1に記載の液晶表示素子。
  5. 前記2枚の基板に設けられ、前記液晶の配向が低プレチルト角になる配向膜と、
    各画素を区切るように設けられ、親水性レジストで作られた構造物と、を備える請求項1に記載の液晶表示素子。
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