JPH03287127A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置およびその製造方法

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JPH03287127A
JPH03287127A JP8793890A JP8793890A JPH03287127A JP H03287127 A JPH03287127 A JP H03287127A JP 8793890 A JP8793890 A JP 8793890A JP 8793890 A JP8793890 A JP 8793890A JP H03287127 A JPH03287127 A JP H03287127A
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JP8793890A
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Toshio Tatemichi
立道 敏夫
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明(よ 表示装置に関し 特に均質な表示を実現で
きる液晶表示装置とその製造方法に関するものである。
従来の技術 近抵 表示装置(よ 薄貌 軽量、低消費電力の要求に
加えて、さらに大型の表示画面でかつ均質で優れた画像
品質のものであることが要求されるようになった このような要求に対して、液晶は最も優れた表示体とし
て特に注目され 現在、平板型表示装置の主流となって
いる。
多くの情報を表示するために(よ 多くの画素を必要と
し このた取 その表示形態としては高時分割駆動で動
作させるマトリクス型構成のものが主流となっている。
高時分割駆動でコントラストの高い視認性の良い表示を
得るために(よ 液晶パネルの電気光学詩法 即ち電圧
−輝度特性(しきい値特性)が急峻であり、かつ表示形
態がネガ型表示において(よ○FF電圧印時0輝度レベ
ルが十分中さいことが重要である。
このよな要求を満たすた吹 液晶分子の捻れ角を従来の
90度からさらに拡大したパネル構造にすることによっ
て、 しきい値特性の大幅な改善を図る一方、液晶層を
二層構造にして光の旋光分散現象を補償して表示の色付
きを軽減させる施策がなされている。
しかしながら、これらの構成の表示パネル(よ液晶分子
の捻れ角力上 従来の90度捻れよりもさらに拡大した
こと、およびそれに伴って旋光性物質の添加量が増大し
 捻れピッチが小さくなったこと等により、液晶配向が
より一層難しいばかりでなく、さらに このような液晶
分子の捻れ角を拡大した構成では光の複屈折を利用する
た△ 液晶層厚の僅かな差異でも干渉による色むら、即
ち表示むらとなって現れる。このたべ 液晶層厚の制御
についても、そのバラツキを1%以内に保つ事が要求さ
れる。
従来、一般に 液晶表示パネル(よ 液晶材料充填部の
一端に注入用開口部が設けられたシール剤を介して、透
明電極を有する二枚のガラス基板を固着してセルが形成
され その後、基板端部の開口部より液晶材料を充填し
た後、その注入部が封止されて完成される。
ここで、シール剤として(よ 熱硬化型あるいは紫外線
照射によって硬化する光硬化型樹脂などが用いられる。
また 液晶層厚を保つためのスペーサとしてC戴  ガ
ラスファイバーあるいは無機系球状微粒子等が用いられ
 シール樹脂に混入される一方、大型パネルでは液晶充
填部にも散布されて使用される。
従来 このような構造の液晶パネルにおいて、セル間隙
を均一に保持することを目的として種々の試みがなされ
ている。
例えば 散布するスペーサとシール剤中に混入するスペ
ーサとに 共に同一のガラスファイバーを用1.%  
それらをフレオン液中に分散させてスプレー法によって
均一に散布させることを特徴とする特開昭58−100
122号公報に記載のもQあるいは散布するガラスファ
イバーはシール剤中に混合されるガラスファイバーの外
径より小さくした特開昭60−212733号公報に記
載のもの等が提案されている。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成で(よ 前記要求を満足する十分
な特性を得るに至っていない。
即ち、間隙を制御するために散布されるガラスファイバ
ーにはシール剤中に混入されるスペーサと同径ないしは
小さい径のものを用いて、その外径でセルギャップを保
持しようとする従来構成において、無機系スペーサの圧
縮弾性係数が大きいことに起因する以下のような致命的
な問題があった まず、第一の問題点(よ 散布される第一のスペーサと
シール剤中に混入される第二のスペーサの繊維径が等し
い場合、ガラスファイバーの圧縮弾性係数はその材質に
よって異なる力<、 5000〜10000Kg/mm
”と大きな値を有しており、ギャップ形成時の荷重によ
ってはスペーサの圧縮変形はほとんど望めない。さらに
 通常使用されるスペーサは±1.5〜2.5%程度の
繊維径分布がある。
従って、一対の基板の間隙は ギャップ形成時の荷重が
かかっている状態においても繊維径分布に伴うツセルギ
ャップむらが生じる。また 荷重を除去した際はその反
発力によってセル中央部のギャップが膨らみさらに大き
なギャプむらが生じ特に大型セルにおいてその間隙精度
を±1%以下に保つことは不可能であった 次に 第一のスペーサを第二のスペーサ径より小さくす
る従来の思想(よ 荷重を加えることによって一対の基
板を互いに内側に変形させ、たわみを持たせた状態で側
基板を固着することによって、第一のスペーサの繊維径
に等しいセルギャップを得ようとするものである。
しかしながら、荷重を除去した限 変形した基板に(よ
 元の形状に復元しようとする力が働くた取 荷重がか
かっている時のたわみ状態とは異なる。従って、この場
合得られるセルギャップは散布された第一のスペーサの
繊維径よりは当然大きくなる。また セルギャップ精度
も繊維径分布より大きいものとなり、大型セルにおける
間隙精度を±1%以下に保つことは困難であったまた 
このような槽底においてスペーサとじて弾性係数の大き
い樹脂微粒子を用いた場合も同様である。
即ち、圧縮変形されたスペーサの反発力はその変形率に
比例する力交 この構成ではスペーサの変形率は当然の
ことながら小さく、このためスペーサの反発力はガラス
基板の元に戻ろうとする力より弱いた取 スペーサはガ
ラス基板に密着しないことになる。
さらに これら従来のセル構造に起因する第二の問題点
U  基板のたわみを利用してギャップ精度を得るため
に(よ スペーサの散布量を多くする必要がある。しか
しながらこの場合、液晶セルが低温度雰囲気中に放置さ
れた場合、セル内の液晶材料はその体積が収縮する力丈
 セル内の容積はこれに追随できすミ 従って液晶表示
部に気泡が発生するという欠点があった これ(よ 液晶材料の体積収縮に伴って基板には内部へ
たわもうとする力が働く力交 散布された弾性係数の大
きい多数のスペーサによってさまたげられるたム 結果
的にセル内の容積が変化しないことに起因する。
このこと(よ 無機系の球状スペーサはもとより圧縮弾
性係数の大きい樹脂スペーサを用いた場合も同様である
さらにまた 第三の問題点Cヨ  表示コントラストに
関する点であり、特にネガ型表示においてコントラスト
を高めるためにはOFF電圧印加時の黒レベルはできる
だけ下げる必要がある。
しかしながら、従来使用されるスペーサは透光性のもの
であるたム 当然その散布量に比例して黒レベルは上が
ることになり、この結果 表示コントラストを低下させ
るという欠点があった課題を解決するための手段 本発明(よ 液晶層厚を高精度でかつ容易に制御すると
共に 高コントラスト表示の実現を可能にする液晶表示
装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために 本発明(よ 間隙を制御す
るための第一のスペーサとして黒色で圧縮弾性係数の小
さい球状の樹脂微粒子を用L\ シール剤中には無機質
の第二のスペーサを混入し 第一のスペーサの粒径が第
二のスペーサよりも大きく、その比率が1:0.98〜
l:0、84であり、さらにセル組み立て時および液晶
充填後において、第一のスペーサの圧縮変形率が3〜2
0%となるよう荷重を加えるようにしたものである。
作用 上記構成において、まずミ 一対の基板は所定の圧力で
加圧されてシール剤により固着される。
この隊 基板がたわむと共に 第一のスペーサには圧縮
変形が生じる。次に 荷重を除去した際はスペーサの弾
性力による反発により基板とスペーサは密着した状態が
保たれる。従って、側基板間の間隙精度は基板表面凹凸
で決まることとなり、均一な間隙形成が可能となる。
さらに スペーサの圧縮変形率と圧縮荷重との相関を知
ることにより、任意の液晶層厚を圧縮荷重の調整のみで
容易に確実に実現できる。
この結果 液晶分子の捩れ角を拡大した複屈折モードの
液晶表示装置においてL 色むら、表示9− 0− むらのない均質な表示が可能となる。
また このような構成の液晶セルは低温度雰囲気におい
ても、スペーサの弾性効果によりセル内に気泡が発生ず
ることはない。
さらにまた 第一のスペーサを黒色に染色したことによ
り、ネガ表示におけるO F、 F時の輝度レベルを低
くすることができるた取 表示コントラストの大幅向上
か可能となる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
(実施例1) 第1図は本発明の実施例1の液晶表示装置の構成を模式
的に示した平面図であり、第2図はその要部断面図であ
る。
第一のガラス基板1上に(よ 錫を含む酸化インジュウ
ムの透明導電膜(以下ITOと呼ぶ)をパターンニング
して複数の帯状の走査電極が設けられ その上に液晶配
向層が形成される。
次に その表面を一定方向にラビングした後、第二のス
ペーサ4が分散混入された熱硬化型あるいは紫外線硬化
型樹脂よりなるシール剤5が形成される。
ここで用いる第二のスペーサとしてはガラスファイバー
あるいは無機質の球状微粒子等が適している。本実施例
では外径6.5μm、長さ10〜40μmのガラスファ
イバーを用し\ これをシール用樹脂に対して1.5重
量%の比率で混合分散して使用した また シール剤5に(よ 液晶注入用開口部(注入口)
6が設けられており、その形状はシール線幅1mm、 
 内寸230mmx 180mmの枠状である。この形
成方法としてはシルクスクリーンによる印刷法あるいは
デイスペンサーによる描画手法等が用いられる。
第二のガラス基板2の上に(よ 前記同様のパターンニ
ングされたITOの信号重態 その上に液晶配向膜が設
けられた後、その表面を一定方向にラビングされる。こ
の暇 走査電極と信号電極はそれぞれ そのストライプ
方向が互いに直交する1 2− ように配設され かつそれぞれのラビング方向は基板1
、2が貼合わされ液晶材料7が充填された時、液晶の捩
れ方向が右旋回でその角度が240度となるように設定
し亀 このようにして信号電極が形成され 配向処理が施され
た基板2の上に 第一のスペーサ3として、球状の樹脂
微粒子(商品名: ミクロパール積木ファインケミカル
(株)製)を均一に分散、散布した この場合、使用した樹脂微粒子の粒径は6.75μm±
0.05μ孔 その圧縮弾性係数は約480Kg/mm
2であり、散布量は100個/mm2である。
ここで、樹脂粒子の圧縮弾性係数が500Kg/ m 
m 2を超える太きいものを用いた場合は低温度雰囲気
において液晶セル内に気泡が発生するので好ましくない
。この気泡発生率は粒子の散布量と相関があり、少ない
場合はその発生率は低いがセルギャプの均一性か損われ
るという他の問題がある。
次に 基板1、2を貼合せた後、側基板に1Kg70m
2の荷重を30分間加えた後、シール剤5を硬化させ側
基板l、 2を固着した このようにして貼り合わされた基板l、 2の間隙に(
よ 正の誘電異方性を有し 旋光性物質が添加されたネ
マチック液晶組成物7が液晶注入口6より充填される。
その後、一対の基板1、2には第一のスペーサの圧縮変
形が3.7%となるよう設定された荷重を30分間加え
た後、注入口6に紫外線硬化型樹脂を塗布し これを硬
化させて液晶セルを完成させる。
ここで、加える荷重として(よ スペーサの圧縮変形率
が3〜10%となるよう設定することが望ましい。3%
以下ではセルギャップの均一性が悪く、また10%以上
の場合、圧縮弾性係数が大きいものでは低温度雰囲気に
おいて液晶セル内に気泡が発生し易く、また大型液晶セ
ルでは大掛かりな加圧装置を必要とする等の問題がある
このようにして完成した液晶セル(よ その液晶3− 4 層厚が6.5μm±0.02μmの均一なセル厚を有し
 その厚さ方向に右旋回240度に捩れたラセン構造を
有する複屈折モードの液晶表示セルである。
この液晶セルをクロスニコルに配置した一対の直線偏光
板間に配置し 信号電極と走査電極間にONおよびOF
F電圧を印加してその表示特性を観察した結果 全面に
亘って色むら、表示むらの全くない均質で高品位の表示
が得られたまた この液晶セルを一40℃の低温雰囲気
中に72時間放置した場合板 液晶セル内に気泡が発生
するようなことはなかっ亀 (実施例2) 次に本発明の実施例2につき説明を行なう。
本実施例(よ 第2図と同様の断面構造を有するので、
便宜上 第2図を使って説明を行なう。
実施例1と同様の手法で一対の基板l、 2とシール剤
5が得られる。本実施例では第二のスペーサとして外径
6.4μ凪 長さ10〜40μmのガラスファイバーを
用ち\ これをシール樹脂に対して1.5重量%の比率
で混合分散させて使用した 次に 実施例1と同様に信号電極が形成され配向処理が
施された基板2の上に 球状の樹脂微粒子(商品名: 
ミクロパール 積木ファインケミカル(株)製)を黒色
染料で染色した第一のスペーサ3を均一に分散・散布し
た ここで 用いた樹脂微粒子の粒径は7μm±0゜05μ
mであり、散布量は60個/ m m 2である。
その後、基板l、 2を貼合せ、側基板にI Kg/c
m2の荷重を30分間加えた後、シール剤5を硬化させ
側基板l、 2を固着した 基板l、 2の間隙に(よ 正の誘電異方性を有し旋光
性物質が添加されたネマチック液晶組成物7を液晶注入
口6より充填し その後一対の基板1゜2には第一のス
ペーサ3の圧縮変形率が10%となるよう設定された荷
重を30分間加えた後、注入口6に紫外線硬化型樹脂を
塗布し これを硬化させて第一の液晶セルを完成させt
も このようにして完成した液晶セル(よ その液晶5− 6− 層厚が6.3μm±0.02μmの均一なセル厚を有し
 その厚さ方向に右旋回240度に捩れたラセン構造を
有する複屈折モードの液晶表示セルである。
次に この液晶セルとは逆向きに捩れたラセン構造を有
する旋光分散補償用の第二の液晶セルを同様の手法で製
作し 前記液晶セルに重ね合わせtも ここで、第二の液晶セル(よ 液晶の屈折率異方性とセ
ル厚との積△n−dが第一の液晶セルより小さく設定さ
れ また両液晶セルの隣合う液晶分子の方向が互いに直
交するように重ね合わされる。
このようにして得られた二層型セルをこの液晶セルをク
ロスニコルに配置した一対の直線偏光板間に配置し 信
号電極と走査電極間にONおよびOFF電圧を印加して
その表示特性を観察した結果、全面に亘って濃度むら、
表示むらの全くない均質で表示コントラストの高い高品
位の表示が得られた また この液晶セルを一40℃の低温雰囲気中に72時
間放置しても液晶セル内に気泡は発生しなかった (実施例3〉 次に本発明の実施例3につき説明を行なう。実施例3に
ついても断面構造は第2図と同様であり、第2図を兼用
して説明を行なう。
実施例2と同様の手法で第一の液晶セルを作製する。こ
こで第二のスペーサとしては外径5.9μ凪 長さ10
〜40μmのガラスファイバーを、また第一のスペーサ
にはベンゾグアナミン樹脂を主成分とする球状の樹脂微
粒子(商品名: エポスター 日本触媒化学工業製)を
黒色染料で染色したスペーサ3を用いた ここで、用いた第一のスペーサ3の粒径は7μm±0.
05μ臥 その圧縮弾性係数は約200Kg/mm2で
あり、散布量は60個/ m m 2である。その後、
基板l、 2を貼合せ、側基板に1Kg7cm2の荷重
を30分間加えた後、シール剤5を硬化させ側基板1、
2を固着する。
基板l、2の間隙に(よ 正の誘電異方性を有し7 8− 旋光性物質が添加されたネマチック液晶組成物7を液晶
注入口6より充填し その後一対の基板1゜2には第一
のスペーサ3の圧縮変形率が15%となるよう設定され
た荷重を30分間加えた後、注入口6に紫外線硬化型樹
脂を塗布し これを硬化させて第一の液晶セルを完成さ
せ亀 このようにして完成した液晶セル(よ その液晶層厚が
5.9μm±0.02μmの均一なセル厚を有し その
厚さ方向に右旋回240度に捩れたラセン構造を有する
複屈折モードの液晶表示セルである。
次に この液晶セルとは逆向きに捩れたラセン構造を有
する旋光分散補償用の第二の液晶セルを同様の手法で製
作し 前記液晶セルに重ね合わせた ここで、第二の液晶セル(よ 液晶の屈折率異方性とセ
ル厚との積△n−dが第一の液晶セルより小さく設定さ
れ また両液晶セルの隣合う液晶分子の方向が互いに直
交するように重ね合わされる。
このようにして得られた二層型セルをこの液晶セルをク
ロスニコルに配置した一対の直線偏光板間に配置し 信
号電極と走査電極間にONおよびOFF電圧を印加して
その表示特性を観察した結果、全面に亘って濃度むら、
表示むらの全くない均質で表示コントラストの高い高品
位の表示が得られた また この液晶セルを一40℃の低温雰囲気中に72時
間放置しても液晶セル内に気泡は発生しなかった (実施例4) 第3図は本発明の実施例4の液晶表示装置の構成を模式
的に示した要部断面図である。
実施例1と同様の手法で一対の基板1、2とシール剤5
が得られる力叉 ここでは第二のスペーサとして外径6
.5μ風 長さ10〜40μmのガラスファイバーを用
いた 次に 実施例1と同様に信号電極が形成され配向処理が
施された基板2の上に 第一のスペーサとして実施例3
と同種で粒径7μm±0.05μmの樹脂微粒子を均一
に分散・散布した 散布9− 20− 量は60個/ m m 2である。
その後、基板1、2を貼合せ、側基板に第一のスペーサ
の圧縮変形率が15%となるような荷重を加えてシール
剤5を硬化させ側基板1、2を固着する。
その後基板1、2の間隙に(よ 正の誘電異方性を有し
 旋光性物質が添加されたネマチック液晶組成物7を液
晶注入口6より充填し 注入口6に紫外線硬化型樹脂を
塗布してこれを硬化させて第一の液晶セルを完成させる
このようにして完成した液晶セル(よ 第3図のように
基板が変形し たわんだ状態が保たれる。
これは第一のスペーサの弾性係数が小さくかつ散布量も
少ないた数 変形した状態で固着された基板はそのまま
の状態で保持されることになる。
このため液晶充填後、セル厚制御のための荷重付与を必
要としないという利点がある。
この液晶セル(i  その液晶層厚が5.9μm±0、
02μmの均一なセル厚を有し その厚さ方向に右旋回
240度に捩れたラセン構造を有する複屈折モードの液
晶表示セルである。
次に この液晶セルとは逆向きに捩れたラセン構造を有
する旋光分散補償用の第二の液晶セルを同様の手法で製
作し 前記液晶セルに重ね合わせた ここで、第二の液晶セル(よ 液晶の屈折率異方性とセ
ル厚との積Δn−dが第一の液晶セルより小さく設定さ
れ また両液晶セルの隣合う液晶分子の方向が互いに直
交するように重ね合わされる。
このようにして得られた二層型セルをこの液晶セルをク
ロスニコルに配置した一対の直線偏光板間に配置し 信
号電極と走査電極間にONおよびOFF電圧を印加して
その表示特性を観察した結果 全面に亘って濃度むら、
表示むらの全くない均質で表示コントラストの高い高品
位の表示が得られた また この液晶セルを一40℃の低温雰囲気中に72時
間放置しても液晶セル内に気泡は発生しなかった (実施例5) 21 −□ 次に実施例5について説明を行なう。実施例5と同様な
構造であり、第3図を兼用して説明を行な う。
実施例4と同様の手法で第一の液晶セルを作製する。こ
こで第二のスペーサとしては外径6.2μ風 長さ10
〜40μmのガラスファイバーを、また第一のスペーサ
にはスチロール系樹脂を主成分とする球状の樹脂微粒子
を黒色染料で染色したスペーサ3を用いた ここで、用いた第一のスペーサ3の粒径は7μm±0.
05μ取 その圧縮弾性係数は約100K g / m
 m 2であり、散布量は60個/ m m 2である
その後、基板l、 2を貼合せ、側基板に第一のスペー
サの圧縮変形率が20%となるような荷重を加えてシー
ル剤5を硬化させ側基板1、2を固着する。
その後基板1、2の間隙に(よ 正の誘電異方性を有し
 旋光性物質が添加されたネマチック液晶組成物7を液
晶注入口6より充填し 注入口6に紫外線硬化型樹脂を
塗布してこれを硬化させて第一の液晶セルを完成させる
その後基板1、2の間隙にci  正の誘電異方性を有
し 旋光性物質が添加されたネマチック液晶組成物7を
液晶注入口6より充填し 注入口6に紫外線硬化型樹脂
を塗布してこれを硬化させて第一の液晶セルを完成させ
る。
この液晶セルは その液晶層厚が5.6μm±0、02
μmの均一なセル厚を有し その厚さ方向に右旋回24
0度に捩れたラセン構造を有する複屈折モードの液晶表
示セルである。
このようにして完成した液晶セル(戴 実施例5と同様
に液晶充填後セル厚制御のための荷重付与を必要としな
いという利点がある。さらにスペーサの圧縮弾性係数が
より小さいためセル組み立て時の圧縮荷重が同一条件に
おいて、スペーサの散布量を多くすることができ、 こ
のためセル厚のより均一化が可能となる。
次し この液晶セルとは逆向きに捩れたラセン構造を有
する旋光分散補償用の第二の液晶セルを一幻一 一別 同様の手法で製作し 前記液晶セルに重ね合わせtも ここで、第二の液晶セル(よ 液晶の屈折率異方性とセ
ル厚との積△n−dが第一の液晶セルより小さく設定さ
れ また両液晶セルの隣合う液晶分子の方向が互いに直
交するように重ね合わされる。
このようにして得られた二層型セルをこの液晶セルをク
ロスニコルに配置した一対の直線偏光板間に配置し 信
号電極と走査電極間にONおよびOFF電圧を印加して
その表示特性を観察した結電 全面に亘って濃度むら、
表示むらの全くない均質で表示コントラストの高い高品
位の表示が得られた また この液晶セルを一40℃の
低温雰囲気中に72時間放置しても液晶セル内に気泡は
発生しなかっtも 発明の詳細 な説明したように 本発明の液晶表示装置によれば 極
めて均一な液晶層厚が保持されるため色むら、濃度むら
のない均一な表示が得られると共に OFF時の輝度レ
ベルが低く保たれるため高コントラストで視認性の良い
表示が可能となる。
また 本発明の液晶表示装置の製造方法によれば 液晶
層厚を精度良くしかも極めて容易に制御できる。さらに
スペーサの圧縮弾性係数を特定したことにより、低温度
雰囲気においても気泡の発生がなく信頼性の高い液晶表
示装置を容易に効率良く低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の液晶表示装置の実施例の構成を模式的
に示す平面は 第2g、ga図は本発明の液晶表示装置
の実施例の要部断面図である。 1、2・・・透明電極基板 3・・・第一のスペーサ 4・・・第二のスペーサ 5・・・シール剤 6・・・注入孔 7・・・液晶材料。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、液晶を挟持する一対の透明電極基板の一方の基
    板に、間隙を制御するための樹脂微粒子からなる第一の
    スペーサを分散・散布し、他方の基板にはガラスファイ
    バーあるいは無機または有機系球状微粒子からなる第二
    のスペーサを混入したシール剤を形成したのち、前記第
    一の球状樹脂スペーサとシール剤を介して、前記一対の
    透明電極基板に荷重を加えて固着してなる液晶表示装置
    であって、前記第一の樹脂スペーサはその圧縮弾性係数
    が100〜500Kg/mm^2であり、かつその粒径
    が前記シール剤に混入される第二のスペーサよりも大き
    く、その比率が1:0.98〜1:0.80であること
    を特徴とする液晶表示装置。
  2. (2)、第一のスペーサはその全体または表層部が黒色
    のベンゾグアナミン系樹脂を主成分とする微粒子である
    請求項1記載の液晶表示装置。
  3. (3)、第一のスペーサはその全体または表層部が黒色
    のスチロール系樹脂を主成分とする微粒子である請求項
    1記載の液晶表示装置。
  4. (4)、第一の樹脂スペーサの圧縮変形率が3〜10%
    となるよう荷重を加えてシール剤を固着する工程と、そ
    の後液晶材料を充填する工程と、その後同様の荷重を加
    える工程と、その後液晶注入部を封止する工程を有する
    請求項1または2記載の液晶表示装置の製造方法。
  5. (5)、第一の樹脂スペーサの圧縮変形率が11〜20
    %となるよう荷重を加えてシール剤を固着する工程と、
    その後液晶材料を充填する工程と、その後液晶注入部を
    封止する工程を有する請求項1または3記載の液晶表示
    装置の製造方法。
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