JP5220806B2 - 足場装置 - Google Patents

足場装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5220806B2
JP5220806B2 JP2010138286A JP2010138286A JP5220806B2 JP 5220806 B2 JP5220806 B2 JP 5220806B2 JP 2010138286 A JP2010138286 A JP 2010138286A JP 2010138286 A JP2010138286 A JP 2010138286A JP 5220806 B2 JP5220806 B2 JP 5220806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
baseboard
frame
scaffold
closing plate
gap closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2010138286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010196468A (ja
Inventor
昭 坂
傳四郎 小林
Original Assignee
総合足場エンジニアリング株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 総合足場エンジニアリング株式会社 filed Critical 総合足場エンジニアリング株式会社
Priority to JP2010138286A priority Critical patent/JP5220806B2/ja
Publication of JP2010196468A publication Critical patent/JP2010196468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5220806B2 publication Critical patent/JP5220806B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Movable Scaffolding (AREA)

Description

本発明は、建築現場、土木工事場で使用され、足場板の両側に形成されている隙間を塞ぐ巾木及び手摺を備えた枠組足場等の足場装置の改良に関する。
一般に建築現場、土木工事現場で使用される枠組足場等の足場装置は、建枠と横架材とからなる枠体を多数平行に起立し、この枠体間に足場板を架設している。
この場合建枠と足場板の両側には隙間が長手方向に形成され、この隙間から工具等の物体が落下するおそれがある。
そこで、上記隙間を塞ぐため、足場板の両側に長手方向に沿っていわゆるつま先板たる巾木を配接した足場装置が例えば特開平8−100521号に開示され、実際に使用もされている。
上記巾木は、垂直に起立する巾木本体と巾木本体の下部に水平方向に向けて結合した隙間塞ぎ板とで構成され、巾木本体は、クランプ、ブラケット、継手等を介して建枠に結合し、隙間塞ぎ板は足場板の上面に重ねて配置して使用されている。
特開平8−100521号 公報
上記従来の足場装置において、巾木が普通に使用されている場合には機能上特に欠陥は無いが、次のような不具合の改善が望まれている。
第1に、従来の足場装置における巾木は、巾木本体を建枠側にクランプ等を介して結合する際に、隙間塞ぎ板が足場板の上面にぴったりと当接する状態に位置合せするのが困難である。
従って、隙間塞ぎ板が多少上下にずれると隙間塞ぎ板と足場板との間に隙間が発生したり、隙間塞ぎ板が斜めになったりするおそれがある。
第2に、従来の足場装置における巾木を長年使用している場合、何らかの原因で隙間塞ぎ板が波うったり、ゆがんで変形したりする場合があり、この変形個所に隙間が発生してしまうおそれがある。
そこで、本発明の目的は、巾木自体の取付位置が若干上下にずれても常に隙間塞ぎ板が足場板と線接触していて隙間を塞いでおり、しかも隙間塞ぎ板が若干変形しても隙間の発生を少なくできる巾木付きの足場装置を提供することである。
上記の課題を解決するための手段は、左右一対の建材と、各建材間に架設した横架材とで建枠を構成し、この建枠を前後一対に起立して各建枠の横架材間に足場板を架設し、この足場板の両側に全体がコ字状の枠体で構成される手摺を着脱自在に取付け、更に、足場板の両側に垂直に起立する巾木本体と、巾木本体に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ板とからなる巾木を配設し、上記巾木本体を上記手摺に固定し、上記隙間塞ぎ板を斜め下方に向けて傾斜させ、当該隙間塞ぎ板の基端を巾木本体の側面に固定または回転自在に結合すると共に先端を足場板上面に当接させている足場装置において、
上記枠体の両端に上記横架材に引掛けて固定するロック機構を設け、このロック機構を一対の縦方向のソケットと、上記各ソケット間に架設した上方の引掛部と、同じく上記各ソケット間に架設した下方の抱持部とで構成し、予め上記引掛部を上記横架材上に引掛け、また上記抱持部を上記建材に固定した状態で上記ソケットに上記枠体を挿入し、さらに、上記巾木ピンを介して上記枠体に固定させることである。
本発明によれば、巾木を構成する隙間塞ぎ板が斜め下方に傾斜し、その先端が足場板の上に当接しているので、足場板の両側に形成されている隙間を長手方向に沿って塞ぐことが可能となる。
また、長年使用することにより、隙間塞ぎ板がゆがんだり波うったりしたとしても、隙間塞ぎ板の大部分が足場板に接触でき、隙間の発生を出来るだけ少なくすることができる。
更に、隙間塞ぎ板が巾木本体に回転自在に結合する場合には、巾木の設置位置が若干上下方向にずれていたとしても、隙間塞ぎ板がその分上下方向に回動し、常に足場板に当接することが可能となる。
また、ロック機構を備えることにより、ロック機構を横架材と建材に固定した状態で枠体をソケットに挿通することが可能となる。
また、巾木がピンを介して枠体に固定されていることから、手摺と巾木とを一緒に組付けることが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る足場装置における巾木の第1パターンの略示正図面である。 本発明の一実施の形態に係る足場装置における巾木の第2パターンの略示正図面である。 本発明の一実施の形態に係る足場装置における巾木の第1パターンを示す斜視図である。 図3の巾木を枠組足場に取付けた状態を示す部分拡大参考斜視図である。 (A)本発明の一実施の形態に係る足場装置における巾木の変形例を示す正面図である。(B)本発明の一実施の形態に係る足場装置における巾木の変形例を拡大して示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る足場装置を示す側面図である。 本発明の一実施の形態に係る足場装置におけるロック機構を拡大して示す側面図である。
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の一実施の形態に係る足場装置における巾木は、図1、図2に示すように二つの基本パターンがあり、図1、図2のパターンは巾木を構成する隙間塞ぎ板を斜め下方に傾斜させると共にその先端を足場板上に当接させるものである。
そして、第1のパターンは、図1に示すように、隙間塞ぎ板の基端を回転自在に巾木本体に結合するもので、第2のパターンは、図2に示すように、隙間塞ぎ板の基端を巾木本体に固定するものである。
以下更に詳しく述べる。
図1、図2の第1、第2のパターンに係る巾木は、足場板の両側に配設されて、垂直に起立する巾木本体2と、巾木本体2に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ板3とからなり、足場板の両側の隙間を塞いでいるものである。
そして、隙間塞ぎ板3を斜め下方に向けて傾斜させ、当該隙間塞ぎ板3の基端を巾木本体2の側面に固定又は回転自在に結合すると共に、先端を足場板の上面に当接させている。
図1に示すように、隙間塞ぎ板3は、例えばヒンジ5を介して回転自在に結合されている。又、図2に示すように隙間塞ぎ板3は巾木本体にピン6を介して又は溶接等で固定されている。
図3は、図1の第1パターンに係る巾木4を示す斜視図であり、図4は、上記図3に示す巾木を枠組足場に取付けた状態を示す足場装置の参考図である。
巾木4は、巾木本体2と、巾木本体2の側面にヒンジ5を介して回転自在に結合した隙間塞ぎ板3とからなり、隙間塞ぎ板3の先端は、足場板1の上面と線接触で当接し、巾木本体2は、枠組足場7の建材6側に結合されている。
枠組足場7は、建材6と横架材8とを有し、横架材8上に建材6に嵌合するブラケット9を取付け、このブラケット9を介して巾木4を足場板2の側面側に配置している。
ブラケット9は、断面コ字状のブラケット本体10と、ブラケット本体10を横方向に貫通する楔11とブラケット本体10上に起立する二つのピン12、12とで構成している。
巾木本体2の両側には、上下方向に貫通するピン孔13を形成し、このピン孔13を上記ピン12に差し込むことによって巾木本体2がブラケット9に装着される。
枠組足場7と足場板1との間には、図1に示すように、長手方向に沿って隙間Sが足場板1の巾寸法に応じてどうしても発生してしまう場合がある。
しかるに、上記のように枠組足場7を介して巾木4を足場板の両サイドに設けることによってこの隙間Sが巾木4によって塞がれ、足場板1上の工具等の物体が下方に落下することが防止される。
この場合、隙間塞ぎ板3は、斜め下方に傾斜しているため、ブラケット9の取付位置が若干上下方向にずれたり、巾木本体2が若干上下にずれて結合されていたりしても、そのずれた分ヒンジ5を介して隙間塞ぎ板3が回転方向、いいかえれば上下方向に揺動し、常にその先端を足場板1上に接線接触させ、隙間塞ぎ板3と足場板1との間には隙間の発生が防止される。
更に、長期間の使用中に隙間塞ぎ板3がゆがんだり、波うったりして変形しても、この隙間塞ぎ板3が上下方向に揺動することにより、どこかの部位が足場板1に接触していて隙間の発生をできるだけ少なくすることができる。
図5(A)(B)は、本発明の足場装置における巾木の他の変形例を示し、図1のヒンジ5に代えて他の回転自在な結合機構16を利用したものである。
この結合機構16は、中空な巾木本体2の側面側に形成したガイド溝17と、隙間塞ぎ板3の基端に設けられてこのガイド溝17内に回転自在に嵌合する引掛部18とで構成されている。
ガイド溝17は、ラッパ型の開口部19と、この開口部19に連通して上壁と下壁に湾曲面を形成した係止溝20とを有している。
引掛部18は、フック上の引掛片21とこの引掛片21の上下に形成した湾曲面とを備えている。
引掛部18は、開口部19から順次回転させながら係止溝20内に進入させて引掛片21をガイド溝17内の湾曲したリブ22に回転自在に引掛けるようにしている。従って、引掛片21がリブ22を支点にして、回転できるようになっている。
図6、図7は、本発明の一実施の形態に係る足場装置を示し、ロック機構を用いて手摺を取付けた状態を示す。
手摺53は、全体がコ字状の枠体54で構成され、枠体54の両端には横架材8に引掛けて固定するロック機構55が設けられてなる。
そして、このロック機構55を一対の縦方向のソケット56、56と、上記各ソケット56、56間に架設した上方の引掛部58と、同じく上記各ソケット56、56間に架設した下方の抱持部59とで構成し、予め上記引掛部58を横架材8上に引掛け、また上記抱持部59を上記建材に固定した状態で上記ソケット56に上記枠体56を挿入する。


上記構成を備えることにより、ロック機構55を横架材8と建材6に固定した状態で枠体54をソケット46に挿入することが可能となる。
尚、本実施の形態において、枠体54にはピン57等を介して巾木4が固定されてなり、手摺53と巾木4とを一緒に組付けることが可能となる。
1 足場板
2 巾木本体
3 隙間塞ぎ板
4 巾木
5 ヒンジ
6 ピン
6 建材
8 横架材
53 手摺
54 枠体
55 ロック機構
56 ソケット
58 引掛部
59 抱持部
S 隙間

Claims (1)

  1. 左右一対の建材と、各建材間に架設した横架材とで建枠を構成し、この建枠を前後一対に起立して各建枠の横架材間に足場板を架設し、この足場板の両側に全体がコ字状の枠体で構成される手摺を着脱自在に取付け、更に、足場板の両側に垂直に起立する巾木本体と、巾木本体に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ板とからなる巾木を配設し、上記巾木本体を上記手摺に固定し、上記隙間塞ぎ板を斜め下方に向けて傾斜させ、当該隙間塞ぎ板の基端を巾木本体の側面に固定または回転自在に結合すると共に先端を足場板上面に当接させている足場装置において、
    上記枠体の両端に上記横架材に引掛けて固定するロック機構を設け、このロック機構を一対の縦方向のソケットと、上記各ソケット間に架設した上方の引掛部と、同じく上記各ソケット間に架設した下方の抱持部とで構成し、予め上記引掛部を上記横架材上に引掛け、また上記抱持部を上記建材に固定した状態で上記ソケットに上記枠体を挿入し、さらに、上記巾木ピンを介して上記枠体に固定させることを特徴とする足場装置。
JP2010138286A 2010-06-17 2010-06-17 足場装置 Expired - Lifetime JP5220806B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010138286A JP5220806B2 (ja) 2010-06-17 2010-06-17 足場装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010138286A JP5220806B2 (ja) 2010-06-17 2010-06-17 足場装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000318588A Division JP2002089032A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 足場装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010196468A JP2010196468A (ja) 2010-09-09
JP5220806B2 true JP5220806B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=42821447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010138286A Expired - Lifetime JP5220806B2 (ja) 2010-06-17 2010-06-17 足場装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5220806B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0516347Y2 (ja) * 1987-11-19 1993-04-28
JPH0735997Y2 (ja) * 1990-11-28 1995-08-16 中央ビルト工業株式会社 枠組足場の手摺り枠
JP2511561Y2 (ja) * 1992-10-28 1996-09-25 日綜産業株式会社 連結ピン
JPH0656319U (ja) * 1993-01-20 1994-08-05 勇 田上 枠組足場の手摺枠
JP2522751B2 (ja) * 1993-04-16 1996-08-07 辰雄 小野 枠組足場
JP2670740B2 (ja) * 1993-04-19 1997-10-29 鹿島建設株式会社 枠組足場
JP4053098B2 (ja) * 1994-09-30 2008-02-27 辰雄 小野 足場装置
JPH10102766A (ja) * 1996-10-03 1998-04-21 Daisan:Kk 仮設足場用の幅木取付金具
JP2000017829A (ja) * 1998-07-03 2000-01-18 Ohbayashi Corp 移動式作業足場

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010196468A (ja) 2010-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5824226B2 (ja) 先行手摺
JP4092369B2 (ja) 隙間塞ぎ用の遮蔽板
JP2002089032A (ja) 足場装置
JP5220806B2 (ja) 足場装置
JP5390957B2 (ja) 足場装置
JP2013234554A (ja) 緊結部材及びこれを用いた緊結構造
JP5270147B2 (ja) 仮設足場の連結構造
JP4630487B2 (ja) 足場装置における巾木の取付装置
JP2015004261A (ja) 仮設足場用手摺
JP2010216194A (ja) 足場装置
JP6368694B2 (ja) 布板連結用補助具および枠組足場
JP2007247261A (ja) 足場板用幅木の取付装置
JP2002138660A (ja) 足場板
JP6314279B1 (ja) 仮設用朝顔装置
JP5122543B2 (ja) 足場装置
JP5121558B2 (ja) 足場板用幅木
JP4611546B2 (ja) 巾木及び枠組足場
JP5019153B2 (ja) 仮設足場用妻側幅木
JP2005097987A (ja) 仮設足場用幅木
KR101596939B1 (ko) 낙하방지망 설치 브래킷 제조 방법
JP2003166342A (ja) 足場装置における巾木の取付装置
JP2006161458A (ja) 足場用幅木
KR100906553B1 (ko) 비계용 클램프어셈블리
JP2020073779A (ja) 建材の連結装置、その連結構造及びその連結方法
JP6193637B2 (ja) 階段手摺枠用の巾木組立体および階段開口部の巾木形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130306

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5220806

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term