JP2003166342A - 足場装置における巾木の取付装置 - Google Patents
足場装置における巾木の取付装置Info
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- JP2003166342A JP2003166342A JP2001365639A JP2001365639A JP2003166342A JP 2003166342 A JP2003166342 A JP 2003166342A JP 2001365639 A JP2001365639 A JP 2001365639A JP 2001365639 A JP2001365639 A JP 2001365639A JP 2003166342 A JP2003166342 A JP 2003166342A
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- scaffolding
- baseboard
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G7/00—Connections between parts of the scaffold
- E04G7/02—Connections between parts of the scaffold with separate coupling elements
- E04G7/28—Clips or connections for securing boards
- E04G2007/285—Clips or connections for securing boards specially adapted for toe boards
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巾木自体の取付装置の位置合せと取付操作が
容易であり、常に隙間塞ぎ板が足場板と線接触していて
隙間を塞いでおり、しかも隙間塞ぎ板が若干変形しても
隙間の発生を少なくでき、更に保管時に巾木が変形する
のを防止できる足場装置における巾木の取付装置を提供
すること。 【解決手段】 建材1と横架材2とからなる枠体Bに横
架材2を介して足場板3を架設し、足場板3の両側に垂
直に起立する巾木本体4と巾木本体4に横方向に向けて
結合した隙間塞ぎ板5とからなる巾木6を配設して足場
板3の両側の隙間を塞いでいる足場装置Aにおいて、建
材1と横架材2にブラケット7を着脱自在に結合し、上
記ブラケット7と巾木本体4とのどちらか一方に上向き
の係止片8又は長孔9を設け、一方の係止片8を他方の
長孔9内に着脱自在に挿入して巾木6をブラケット7を
介して枠体Bに結合させることを特徴とする。
容易であり、常に隙間塞ぎ板が足場板と線接触していて
隙間を塞いでおり、しかも隙間塞ぎ板が若干変形しても
隙間の発生を少なくでき、更に保管時に巾木が変形する
のを防止できる足場装置における巾木の取付装置を提供
すること。 【解決手段】 建材1と横架材2とからなる枠体Bに横
架材2を介して足場板3を架設し、足場板3の両側に垂
直に起立する巾木本体4と巾木本体4に横方向に向けて
結合した隙間塞ぎ板5とからなる巾木6を配設して足場
板3の両側の隙間を塞いでいる足場装置Aにおいて、建
材1と横架材2にブラケット7を着脱自在に結合し、上
記ブラケット7と巾木本体4とのどちらか一方に上向き
の係止片8又は長孔9を設け、一方の係止片8を他方の
長孔9内に着脱自在に挿入して巾木6をブラケット7を
介して枠体Bに結合させることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築現場,土木工
事場で使用され、足場板の両側に形成されている隙間を
塞ぐ巾木を備えた枠組足場,支保工等の足場装置におけ
る巾木の取付装置に関する。
事場で使用され、足場板の両側に形成されている隙間を
塞ぐ巾木を備えた枠組足場,支保工等の足場装置におけ
る巾木の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に建築現場,土木工事現場で使用さ
れる枠組足場等の足場装置は建枠と横架材とからなる枠
体を多数平行に起立し、この枠体間に足場板を架設して
いる。この場合建枠と足場板の両側には隙間が長手方向
に形成され、この隙間から工具等の物体が落下するおそ
れがある。そこで、この隙間を塞ぐため足場板の両側に
長手方向に沿っていわゆるつま先板たる巾木を配設した
足場装置が例えば特開平8−100521号に開示さ
れ、実際に使用もされている。
れる枠組足場等の足場装置は建枠と横架材とからなる枠
体を多数平行に起立し、この枠体間に足場板を架設して
いる。この場合建枠と足場板の両側には隙間が長手方向
に形成され、この隙間から工具等の物体が落下するおそ
れがある。そこで、この隙間を塞ぐため足場板の両側に
長手方向に沿っていわゆるつま先板たる巾木を配設した
足場装置が例えば特開平8−100521号に開示さ
れ、実際に使用もされている。
【0003】この巾木は垂直に起立する巾木本体と、巾
木本体の下部に水平方向に向けて結合した隙間塞ぎ板と
で構成され、巾木本体はクランプ,ブラケット,継手等
を介して建枠に結合し、隙間塞ぎ板は足場板の上面に重
ねて配置して使用されている。
木本体の下部に水平方向に向けて結合した隙間塞ぎ板と
で構成され、巾木本体はクランプ,ブラケット,継手等
を介して建枠に結合し、隙間塞ぎ板は足場板の上面に重
ねて配置して使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記巾木は、普通に使
用されている場合には構造上特に欠陥は無いが、次のよ
うな不具合の改善が望まれている。
用されている場合には構造上特に欠陥は無いが、次のよ
うな不具合の改善が望まれている。
【0005】第1に、巾木本体を建枠側にクランプ等を
介して結合する際に隙間塞ぎ板が足場板の上面にぴった
りと当接する状態に位置合せするのが困難であり、多少
上下にずれると隙間塞ぎ板と足場板との間に隙間が発生
したり、隙間塞ぎ板が斜めになってしまうおそれがあ
る。
介して結合する際に隙間塞ぎ板が足場板の上面にぴった
りと当接する状態に位置合せするのが困難であり、多少
上下にずれると隙間塞ぎ板と足場板との間に隙間が発生
したり、隙間塞ぎ板が斜めになってしまうおそれがあ
る。
【0006】第2に、長年巾木を使用している場合、何
らかの原因で隙間塞ぎ板が波うったり、ゆがんで変形す
る場合があり、この変形個所に隙間が発生してしまうお
それがある。
らかの原因で隙間塞ぎ板が波うったり、ゆがんで変形す
る場合があり、この変形個所に隙間が発生してしまうお
それがある。
【0007】第3に、巾木本体にクランプ等が設けられ
ていると、巾木を保管する際に積み重ねが良好に出来
ず、クランプの巾木本体が変形するおそれがある。
ていると、巾木を保管する際に積み重ねが良好に出来
ず、クランプの巾木本体が変形するおそれがある。
【0008】そこで、本発明の目的は、巾木自体の取付
装置の位置合せと取付操作が容易であり、常に隙間塞ぎ
板が足場板と線接触していて隙間を塞いでおり、しかも
隙間塞ぎ板が若干変形しても隙間の発生を少なくでき、
更に保管時に巾木が変形するのを防止できる足場装置に
おける巾木の取付装置を提供することである。
装置の位置合せと取付操作が容易であり、常に隙間塞ぎ
板が足場板と線接触していて隙間を塞いでおり、しかも
隙間塞ぎ板が若干変形しても隙間の発生を少なくでき、
更に保管時に巾木が変形するのを防止できる足場装置に
おける巾木の取付装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の一つの手段は、建材と横架材とからなる枠
体に横架材を介して足場板を架設し、足場板の両側に垂
直に起立する巾木本体と巾木本体に横方向に向けて結合
した隙間塞ぎ板とからなる巾木を配設して足場板の両側
の隙間を塞いでいる足場装置において、建材と横架材に
ブラケットを着脱自在に結合し、上記ブラケットと巾木
本体とのどちらか一方に上向きの係止片又は長孔を設
け、一方の係止片を他方の長孔内に着脱自在に挿入して
巾木をブラケットを介して枠体に結合させることを特徴
とするものである。
め、本発明の一つの手段は、建材と横架材とからなる枠
体に横架材を介して足場板を架設し、足場板の両側に垂
直に起立する巾木本体と巾木本体に横方向に向けて結合
した隙間塞ぎ板とからなる巾木を配設して足場板の両側
の隙間を塞いでいる足場装置において、建材と横架材に
ブラケットを着脱自在に結合し、上記ブラケットと巾木
本体とのどちらか一方に上向きの係止片又は長孔を設
け、一方の係止片を他方の長孔内に着脱自在に挿入して
巾木をブラケットを介して枠体に結合させることを特徴
とするものである。
【0010】この場合、ブラケットが支持板と、支持板
の上部に水平に設けた抱持板と、支持板の下端に形成し
た半円状の係止溝と、支持板に設けた係止ピン又は長孔
と、抱持板の中央に形成した半円状の抱持溝と、抱持板
の下面又は上面に設けたガイドと、ガイド内に抱持溝に
対向してスライド自在に挿入した楔とからなり、係止溝
を横架材上に嵌合し、抱持溝を建材側面に嵌合させ、楔
を抱持溝と反対側の建材側面に圧接させることにより建
材と横架材にブラケットを結合しているのが好ましい。
の上部に水平に設けた抱持板と、支持板の下端に形成し
た半円状の係止溝と、支持板に設けた係止ピン又は長孔
と、抱持板の中央に形成した半円状の抱持溝と、抱持板
の下面又は上面に設けたガイドと、ガイド内に抱持溝に
対向してスライド自在に挿入した楔とからなり、係止溝
を横架材上に嵌合し、抱持溝を建材側面に嵌合させ、楔
を抱持溝と反対側の建材側面に圧接させることにより建
材と横架材にブラケットを結合しているのが好ましい。
【0011】この場合のブラケットとしては、支持板に
係止片と近接して出没自在な係止ピンを設けているのが
好ましい。
係止片と近接して出没自在な係止ピンを設けているのが
好ましい。
【0012】更に上記手段において、巾木本体が板材
と、板材の端部にスライド自在に結合したソケットと、
ソケットに一体に結合した取付体とからなり、取付体に
係止ピン又は長孔が形成され、更にソケットと板体とが
どちらか一方に設けた長孔と係止ピンを介してスライド
自在に結合しているのが好ましい。
と、板材の端部にスライド自在に結合したソケットと、
ソケットに一体に結合した取付体とからなり、取付体に
係止ピン又は長孔が形成され、更にソケットと板体とが
どちらか一方に設けた長孔と係止ピンを介してスライド
自在に結合しているのが好ましい。
【0013】更に本発明の他の手段は、建材と横架材と
からなる枠体に横架材を介して足場板を架設し、足場板
の両側に垂直に起立する巾木本体と巾木本体に横方向に
向けて結合した隙間塞ぎ板とからなる巾木を配設して足
場板の両側の隙間を塞いでいる足場装置において、建材
と横架材にブラケットを着脱自在に結合し、上記ブラケ
ットに係止孔を設け、当該係止孔に巾木本体に設けた突
起を着脱自在に挿入して巾木をブラケットを介して枠体
に結合させることを特徴とするものである。
からなる枠体に横架材を介して足場板を架設し、足場板
の両側に垂直に起立する巾木本体と巾木本体に横方向に
向けて結合した隙間塞ぎ板とからなる巾木を配設して足
場板の両側の隙間を塞いでいる足場装置において、建材
と横架材にブラケットを着脱自在に結合し、上記ブラケ
ットに係止孔を設け、当該係止孔に巾木本体に設けた突
起を着脱自在に挿入して巾木をブラケットを介して枠体
に結合させることを特徴とするものである。
【0014】この場合、ブラケットが断面コ字状又は台
形状の支持板と、支持板の上部又は中間に水平に設けた
抱持板と、支持板の下端に形成した半円状の係止溝と、
支持板の両側に設けた係止孔と、抱持板の中央に形成し
た半円状の抱持溝と、抱持板の下面又は上面に設けたガ
イドと、ガイド孔内に抱持溝に対向してスライド自在に
挿入した楔とからなり、係止溝を横架材上に嵌合し、抱
持溝を建材側面に嵌合させ、楔を抱持溝と反対側の建材
側面に圧接させることにより建材と横架材にブラケット
を結合しているのが好ましい。
形状の支持板と、支持板の上部又は中間に水平に設けた
抱持板と、支持板の下端に形成した半円状の係止溝と、
支持板の両側に設けた係止孔と、抱持板の中央に形成し
た半円状の抱持溝と、抱持板の下面又は上面に設けたガ
イドと、ガイド孔内に抱持溝に対向してスライド自在に
挿入した楔とからなり、係止溝を横架材上に嵌合し、抱
持溝を建材側面に嵌合させ、楔を抱持溝と反対側の建材
側面に圧接させることにより建材と横架材にブラケット
を結合しているのが好ましい。
【0015】同じく、巾木本体が板材と、板材の端部に
スライド自在に結合した中空なソケットと、ソケットの
端部に突設されてブラケット側の係止孔に挿入する突起
と、ソケット内に挿入されて板材を押出し方向に付勢す
るスプリングと、板材とソケットとのどちらか一方に設
けた長孔とこの長孔にスライド自在に嵌入する係止ピン
とで構成されているのが好ましい。
スライド自在に結合した中空なソケットと、ソケットの
端部に突設されてブラケット側の係止孔に挿入する突起
と、ソケット内に挿入されて板材を押出し方向に付勢す
るスプリングと、板材とソケットとのどちらか一方に設
けた長孔とこの長孔にスライド自在に嵌入する係止ピン
とで構成されているのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
もとづいて説明する。
もとづいて説明する。
【0017】図1は、本発明に係る巾木の取付装置を利
用した足場装置を示す。
用した足場装置を示す。
【0018】足場装置Aは、従来と同じく建材1と横架
材2とからなる枠体Bに横架材2を介して足場板3を架
設し、足場板3の両側に垂直に起立する巾木本体4と巾
木本体4に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ板5とから
なる巾木6を配設して足場板3の両側の隙間を塞いでい
る枠組足場等の足場装置である。
材2とからなる枠体Bに横架材2を介して足場板3を架
設し、足場板3の両側に垂直に起立する巾木本体4と巾
木本体4に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ板5とから
なる巾木6を配設して足場板3の両側の隙間を塞いでい
る枠組足場等の足場装置である。
【0019】本発明の巾木取付装置はこの足場装置にお
いて、建材1と横架材2にブラケット7を着脱自在に結
合し、上記ブラケット7と巾木本体4とのどちらか一方
に上向き係止片8又は長孔9を設け、一方の係止片8を
他方の長孔9内に着脱自在に挿入して巾木6をブラケッ
ト7を介して枠体Bに結合させるものである。
いて、建材1と横架材2にブラケット7を着脱自在に結
合し、上記ブラケット7と巾木本体4とのどちらか一方
に上向き係止片8又は長孔9を設け、一方の係止片8を
他方の長孔9内に着脱自在に挿入して巾木6をブラケッ
ト7を介して枠体Bに結合させるものである。
【0020】本実施の形態では係止片8がブラケット7
に設けられ、長孔9が巾木本体4側に設けられている。
に設けられ、長孔9が巾木本体4側に設けられている。
【0021】巾木6の取付装置の基本は枠体B側に着脱
自在に結合したブラケット7を介して取付けるものであ
り、この場合ブラケット7と巾木6とにそれぞれ係止片
8と長孔9を設け、一方の係止片8を他方の長孔9に差
し込み、次いで長孔9を介して巾木6を下方に向けて下
降させ、隙間塞ぎ板5を確実に足場板3の上面に当接さ
せるものである。
自在に結合したブラケット7を介して取付けるものであ
り、この場合ブラケット7と巾木6とにそれぞれ係止片
8と長孔9を設け、一方の係止片8を他方の長孔9に差
し込み、次いで長孔9を介して巾木6を下方に向けて下
降させ、隙間塞ぎ板5を確実に足場板3の上面に当接さ
せるものである。
【0022】基本的なブラケット7は、図2乃至図4に
示すように、支持板10と、支持板10の上部に水平に
設けた抱持板11と、支持板11の下端に形成した半円
状の係止溝12と、支持板11に設けた左右二組の係止
片8と、係止片8に近接して出没自在に設けた係止ピン
8aと、抱持板11の中央に形成した半円状の抱持溝1
3と、抱持板11の下面に設けたガイド14と、ガイド
14内に抱持溝13に対向してスライド自在に挿入した
楔15とからなるものである。係止溝12を横架材2上
に嵌合し、抱持溝13を建材1の側面に嵌合させ、楔1
5を抱持溝13と反対側の建材1の側面に打ち込んで圧
接させることにより建材1と横架材2にブラケット7を
結合している。これによりブラケット7は横架材2によ
って下方と回転方向への移動が規制させ、前後方向の動
きやガタは抱持溝13に楔15との挾持力で規制され
る。
示すように、支持板10と、支持板10の上部に水平に
設けた抱持板11と、支持板11の下端に形成した半円
状の係止溝12と、支持板11に設けた左右二組の係止
片8と、係止片8に近接して出没自在に設けた係止ピン
8aと、抱持板11の中央に形成した半円状の抱持溝1
3と、抱持板11の下面に設けたガイド14と、ガイド
14内に抱持溝13に対向してスライド自在に挿入した
楔15とからなるものである。係止溝12を横架材2上
に嵌合し、抱持溝13を建材1の側面に嵌合させ、楔1
5を抱持溝13と反対側の建材1の側面に打ち込んで圧
接させることにより建材1と横架材2にブラケット7を
結合している。これによりブラケット7は横架材2によ
って下方と回転方向への移動が規制させ、前後方向の動
きやガタは抱持溝13に楔15との挾持力で規制され
る。
【0023】係止ピン8aは板ばね8bに取付けられ、
後述する巾木本体4の取付板43を取付ける時この係止
ピン8aは後退し、取付板43が長孔9を介して係止片
8に引掛けられて下降した時、係止ピン8aが復帰して
長孔9内に挿入され、取付板43の上方への移動を規制
する。
後述する巾木本体4の取付板43を取付ける時この係止
ピン8aは後退し、取付板43が長孔9を介して係止片
8に引掛けられて下降した時、係止ピン8aが復帰して
長孔9内に挿入され、取付板43の上方への移動を規制
する。
【0024】巾木6は、図2に示すように巾木本体4と
隙間塞ぎ板5とからなり、巾木本体4が板体40と、板
体40の端部にスライド自在に結合した中空なソケット
41と、ソケット41に一体に結合した取付板43とか
らなり、取付板43に長孔9が形成されている。
隙間塞ぎ板5とからなり、巾木本体4が板体40と、板
体40の端部にスライド自在に結合した中空なソケット
41と、ソケット41に一体に結合した取付板43とか
らなり、取付板43に長孔9が形成されている。
【0025】ソケット41には他の長孔41aが形成さ
れ、板体40にはこの長孔41aにスライド自在に嵌入
する係止ピン40aが設けられ、この係止ピン40aを
介して板体40とソケット41がスライド自在に結合し
ている。長孔41aは板体40に設け、係止ピン40a
をソケット41側に設けても良い。
れ、板体40にはこの長孔41aにスライド自在に嵌入
する係止ピン40aが設けられ、この係止ピン40aを
介して板体40とソケット41がスライド自在に結合し
ている。長孔41aは板体40に設け、係止ピン40a
をソケット41側に設けても良い。
【0026】図5,図6は、本発明の他の実施の形態を
示す。
示す。
【0027】これは、図1と同じように、建材1と横架
材2とからなる枠体7に横架材2を介して足場板3を架
設し、足場板3の両側に垂直に起立する巾木本体4と巾
木本体4に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ板5とから
なる巾木6を配設して足場板3の両側の隙間を塞いでい
る足場装置において、建材1と横架材2にブラケット5
0を着脱自在に結合し、上記ブラケット50に係止孔5
1を設け、当該係止孔51に巾木本体4に設けた突起5
2を着脱自在に挿入して巾木6をブラケット50を介し
て枠体7に結合させるものである。
材2とからなる枠体7に横架材2を介して足場板3を架
設し、足場板3の両側に垂直に起立する巾木本体4と巾
木本体4に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ板5とから
なる巾木6を配設して足場板3の両側の隙間を塞いでい
る足場装置において、建材1と横架材2にブラケット5
0を着脱自在に結合し、上記ブラケット50に係止孔5
1を設け、当該係止孔51に巾木本体4に設けた突起5
2を着脱自在に挿入して巾木6をブラケット50を介し
て枠体7に結合させるものである。
【0028】この場合、ブラケット50が断面コ字状又
は台形状の支持板53と、支持板53の上部又は中間に
水平に設けた抱持板11aと、支持板53の下端に形成
した半円状の係止溝12aと、支持板53の両側に設け
た係止孔51,51と、抱持板11aの中央に形成した
半円状の抱持溝13aと、抱持板11aの下面又は上面
に設けたガイド14aと、ガイド孔14a内に抱持溝1
3aに対向してスライド自在に挿入した楔15aとから
なり、係止溝12aを横架材2上に嵌合し、抱持溝13
を建材1側面に嵌合させ、楔15aを抱持溝13aと反
対側の建材1側面に圧接させることにより建材と横架材
2にブラケット50を結合している。
は台形状の支持板53と、支持板53の上部又は中間に
水平に設けた抱持板11aと、支持板53の下端に形成
した半円状の係止溝12aと、支持板53の両側に設け
た係止孔51,51と、抱持板11aの中央に形成した
半円状の抱持溝13aと、抱持板11aの下面又は上面
に設けたガイド14aと、ガイド孔14a内に抱持溝1
3aに対向してスライド自在に挿入した楔15aとから
なり、係止溝12aを横架材2上に嵌合し、抱持溝13
を建材1側面に嵌合させ、楔15aを抱持溝13aと反
対側の建材1側面に圧接させることにより建材と横架材
2にブラケット50を結合している。
【0029】更に、巾木本体4が板材40aと、板材4
0aの端部にスライド自在に結合した中空なソケット4
1aと、ソケット41aの端部に突設されてブラケット
50側の係止孔51に挿入する突起52と、ソケット4
1a内に挿入されて板材40aを押出し方向に付勢する
スプリング54と、板材40aとソケット41aとのど
ちらか一方に設けた長孔56とこの長孔56にスライド
自在に嵌入する係止ピン55とで構成されている。
0aの端部にスライド自在に結合した中空なソケット4
1aと、ソケット41aの端部に突設されてブラケット
50側の係止孔51に挿入する突起52と、ソケット4
1a内に挿入されて板材40aを押出し方向に付勢する
スプリング54と、板材40aとソケット41aとのど
ちらか一方に設けた長孔56とこの長孔56にスライド
自在に嵌入する係止ピン55とで構成されている。
【0030】巾木本体4はブラケット50をあらかじめ
枠体7に定着しておき、この状態で巾木本体4端部の突
起52をブラケット50側の係止孔51に挿入すること
によりブラケット50に取付けられている。
枠体7に定着しておき、この状態で巾木本体4端部の突
起52をブラケット50側の係止孔51に挿入すること
によりブラケット50に取付けられている。
【0031】足場装置におけるブラケット50,50間
の距離に対応してスプリング54を介して板体40aが
伸縮自在にスライドして長さ調整される。
の距離に対応してスプリング54を介して板体40aが
伸縮自在にスライドして長さ調整される。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0033】(1) 請求項1,2,3,4の発明によれ
ば、巾木をブラケットに対して係止片と長孔を介して結
合でき、この際係止片を長孔に挿入して下降するだけで
巾木が装着できるので、巾木の着脱操作が容易でスピー
トアップを図れる。更に巾木はクランプ等の嵩ばる部材
を備えていないので保管時に積み重ねが良好となり、巾
木自体の変形を防止できる。
ば、巾木をブラケットに対して係止片と長孔を介して結
合でき、この際係止片を長孔に挿入して下降するだけで
巾木が装着できるので、巾木の着脱操作が容易でスピー
トアップを図れる。更に巾木はクランプ等の嵩ばる部材
を備えていないので保管時に積み重ねが良好となり、巾
木自体の変形を防止できる。
【0034】(2) 同じく、巾木を長孔に沿って下降でき
るので隙間塞ぎ板を足場板に当接する位置まで下降で
き、これにより隙間塞ぎ板を足場板にフイットでき、確
実に足場板の側部における隙間を塞ぐことができる。
るので隙間塞ぎ板を足場板に当接する位置まで下降で
き、これにより隙間塞ぎ板を足場板にフイットでき、確
実に足場板の側部における隙間を塞ぐことができる。
【0035】(3) 請求項2の発明によれば、ブラケット
が確実に建材と横架材に装着でき、又、横架材によって
ブラケットが下方に位置ずれするのが規制される。
が確実に建材と横架材に装着でき、又、横架材によって
ブラケットが下方に位置ずれするのが規制される。
【0036】(4) 請求項3の発明によれば、係止ピンが
長孔に挿入されるので巾木装着した時自動的に巾木がロ
ックされて上方に移動せず、ずれたり、抜けたりしな
い。
長孔に挿入されるので巾木装着した時自動的に巾木がロ
ックされて上方に移動せず、ずれたり、抜けたりしな
い。
【0037】(5) 請求項4の発明によれば、巾木本体の
長さが調整され、ブラケット間の距離に自由に対応でき
る。
長さが調整され、ブラケット間の距離に自由に対応でき
る。
【0038】(6) 請求項5,6,7の発明によれば、ソ
ケットの係止孔に巾木本体側の突起を差し込むだけで巾
木の装着が可能で着脱操作が向上する。
ケットの係止孔に巾木本体側の突起を差し込むだけで巾
木の装着が可能で着脱操作が向上する。
【0039】(7) 請求項7の発明によれば、巾木の長さ
が調整でき、ブラケット間の距離に対応できる。
が調整でき、ブラケット間の距離に対応できる。
【図1】巾木を装着した本発明に係る足場装置の斜視図
である。
である。
【図2】ブラケットと巾木との分解斜視図である。
【図3】ブラケットと巾木との装着状態の拡大正面図で
ある。
ある。
【図4】ブラケットと巾木の図3におけるX−X線縦断
拡大正面図である。
拡大正面図である。
【図5】他の実施の形態に係る巾木取付装置の平面図で
ある。
ある。
【図6】図5のブラケットの側面図である。
【図7】図5の巾木本体の一部切欠き側面図である。
1 建材
2 横架材
3 足場板
4 巾木本体
5 隙間塞ぎ板
6 巾木
7 ブラケット
8,8a 係止ピン
9 長孔
10 支持板
11,11a 抱持板
12,12a 係止溝
13,13a 抱持溝
14,14a ガイド
15,15a 楔
40 板材
41 ソケット
43 取付板
50 ブラケット
51 係止孔
52 突起
53 支持板
54 スプリング
55 係止ピン
56 長孔
A 足場装置
B 枠体
Claims (7)
- 【請求項1】 建材と横架材とからなる枠体に横架材を
介して足場板を架設し、足場板の両側に垂直に起立する
巾木本体と巾木本体に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ
板とからなる巾木を配設して足場板の両側の隙間を塞い
でいる足場装置において、建材と横架材にブラケットを
着脱自在に結合し、上記ブラケットと巾木本体とのどち
らか一方に上向きの係止片又は長孔を設け、一方の係止
片を他方の長孔内に着脱自在に挿入して巾木をブラケッ
トを介して枠体に結合させることを特徴とする足場装置
における巾木の取付装置。 - 【請求項2】 ブラケットが支持板と、支持板の上部に
水平に設けた抱持板と、支持板の下端に形成した半円状
の係止溝と、支持板に設けた上向きの係止片と、抱持板
の中央に形成した半円状の抱持溝と、抱持板の下面又は
上面に設けたガイドと、ガイド内に抱持溝に対向してス
ライド自在に挿入した楔とからなり、係止溝を横架材上
に嵌合し、抱持溝を建材側面に嵌合させ、楔を抱持溝と
反対側の建材側面に圧接させることにより建材と横架材
にブラケットを結合している請求項1の足場板における
巾木の取付装置。 - 【請求項3】 支持板に係止片と近接して出没自在な係
止ピンを設けている請求項2の足場装置における巾木の
取付装置。 - 【請求項4】 巾木本体が板材と、板材の端部にスライ
ド自在に結合した中空なソケットと、ソケットに一体に
結合した取付板とからなり、取付板に係止ピン又は長孔
が形成され、更にソケットと板材とがどちらか一方に設
けた長孔と係止ピンを介してスライド自在に結合してい
る請求項1の足場装置における巾木の取付装置。 - 【請求項5】 建材と横架材とからなる枠体に横架材を
介して足場板を架設し、足場板の両側に垂直に起立する
巾木本体と巾木本体に横方向に向けて結合した隙間塞ぎ
板とからなる巾木を配設して足場板の両側の隙間を塞い
でいる足場装置において、建材と横架材にブラケットを
着脱自在に結合し、上記ブラケットに係止孔を設け、当
該係止孔に巾木本体に設けた突起を着脱自在に挿入して
巾木をブラケットを介して枠体に結合させることを特徴
とする足場装置における巾木の取付装置。 - 【請求項6】 ブラケットが断面コ字状又は台形状の支
持板と、支持板の上部又は中間に水平に設けた抱持板
と、支持板の下端に形成した半円状の係止溝と、支持板
の両側に設けた係止孔と、抱持板の中央に形成した半円
状の抱持溝と、抱持板の下面又は上面に設けたガイド
と、ガイド孔内に抱持溝に対向してスライド自在に挿入
した楔とからなり、係止溝を横架材上に嵌合し、抱持溝
を建材側面に嵌合させ、楔を抱持溝と反対側の建材側面
に圧接させることにより建材と横架材にブラケットを結
合している請求項5の足場装置における巾木の取付装
置。 - 【請求項7】 巾木本体が板材と、板材の端部にスライ
ド自在に結合した中空なソケットと、ソケットの端部に
突設されてブラケット側の係止孔に挿入する突起と、ソ
ケット内に挿入されて板材を押出し方向に付勢するスプ
リングと、板材とソケットとのどちらか一方に設けた長
孔とこの長孔にスライド自在に嵌入する係止ピンとで構
成されている請求項5又は6の足場装置における巾木の
取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365639A JP2003166342A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 足場装置における巾木の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001365639A JP2003166342A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 足場装置における巾木の取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003166342A true JP2003166342A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19175633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001365639A Pending JP2003166342A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 足場装置における巾木の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003166342A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010216194A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Tatsuo Ono | 足場装置 |
JP2010248728A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Gop Kk | 足場板用巾木 |
JP2011043003A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Gop Kk | 足場板用巾木 |
JP2011043004A (ja) * | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Gop Kk | 足場板用巾木 |
JP2014098303A (ja) * | 2014-01-28 | 2014-05-29 | Gop Kk | 足場板用巾木 |
JP2015169022A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 株式会社コンステック | ブラケット足場用踏板 |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001365639A patent/JP2003166342A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014098303A (ja) * | 2014-01-28 | 2014-05-29 | Gop Kk | 足場板用巾木 |
JP2015169022A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | 株式会社コンステック | ブラケット足場用踏板 |
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