JP5220383B2 - 放射線撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放射線撮像装置の散乱X線成分を補正する技術に関する。特に、補正関数を用いた補正技術に関する。
被写体を透過した放射線(X線)を計測し、被写体の静止像や動画像を得るX線計測装置がある。X線計測においては、X線が被検体を通過する際に、散乱X線が発生する。散乱X線は、真の透過量である直接X線と混合してX線を検出する検出器に入射し、画像のコントラストおよび計測値の正確さを低下させ、画質を劣化させる。
多くのX線計測装置では、検出器に入射する散乱X線を遮蔽するために、被検体と検出器の間にグリッドが設置される。しかし、遮蔽効果を高くすると、検出器に入射するX線量が減少し、画像のS/Nが低下し、画質が劣化する。画質劣化を避けるためには、被検体に照射するX線量を増加させる必要があり、被検体の被曝量が増大する。
これらの課題を解決するために、散乱X線による成分を補正することにより2次元画像および3次元像の画質を向上する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されている技術では、事前に計測したエッジ像を用いて散乱X線分布関数を求め、本計測時に、散乱X線分布関数とX線撮影像との畳み込み演算を行い散乱X線成分像を算出し、元画像から減算する。
特開平9−149895号公報
特許文献1に開示の技術では、画像毎に、全ての画素を中心として、散乱X線分布関数との畳み込み演算を行う。正確な補正を行うためには裾の広いブロードな形状の分布関数を用いる必要があり、散乱X線分布関数の点数が多くなる。従って、畳み込み演算に時間がかかり、処理速度が低下する。また、散乱X線分布関数の形状は被検体の厚さに依存するため、正確な補正を行うためには、条件毎に散乱X線分布関数を求める必要がある。従って、事前に行うエッジ像の計測および散乱X線分布関数の算出が煩雑であり、事前準備に時間を要する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡潔な事前準備と処理演算とにより高精度かつ高速に散乱X線を補正し、X線計測により得られる画像の画質を向上させることを目的とする。
本発明は、予め作成されている補正関数であって、計測データと補正値とを対応付けた補正関数を用い、得られた計測データを画素毎に補正する。
具体的には、被検体にX線を照射するX線源と、複数の画素を有し、X線を検出する検出器と、透過率と散乱X線量条件との関係近似式から求める補正値と、透過率とを関係づける関数を、補正関数として記憶する記憶部と、前記検出器が検出した検出結果を補正する補正処理部と、を備え、前記補正処理部は、前記検出器が検出した前記画素毎の検出結果から得られる透過率を、前記補正関数から得られる当該透過率に対応する前記補正値を用いて補正することを特徴とする放射線撮像装置を提供する。
本発明によれば、簡潔な事前準備と処理演算とにより高精度かつ高速に散乱X線を補正し、X線計測により得られる画像の画質を向上させることができる。
<<第一の実施形態>>
以下、本発明を適用する第一の実施形態を説明する。図1は、本実施形態のX線撮像装置200の側面図である。本実施形態のX線撮像装置200はX線管212内のX線源201と、検出器202と、支柱203と、回転装置204と被検体保持装置205と、制御処理装置206と、を備える。X線源201と検出器202とは、支柱203の両端に対向して設置される。ここでは、支柱203には、C字型のアームが用いられ、被検体保持装置205には寝台が用いられる。回転装置204は、支柱203を被検体保持装置205の周りで回転させる。支柱203の回転に従って、X線源201および検出器202は、回転軸207を中心として被検体保持装置205上の被検体208の周囲を回転する。本図では、回転軸207は、床に対して平行であり、支柱203に設置されたX線源201および検出器202が寝台に横になった被検体208の周囲を回転する。
なお、本実施形態のX線撮像装置200は上記形態に限られない。図2に、本実施形態の他のX線撮像装置300の例を示す。本図において、図1のX線撮像装置200と同じ機能を有するものには、同じ符号を付す。X線撮像装置300は、X線撮像装置200と基本的に同じ構成を備える。ただし、支柱203には、U字型のアームを用い、床で支えた別の支柱から吊るされる。被検体保持装置205には椅子が用いられる。回転軸207は、床に直交し、X線源201および検出器202が椅子に座った被検体208の周囲を床面に平行な面内で回転する。
図3に、本実施形態にさらに別のX線撮像装置400の例を示す。本図において、図1のX線撮像装置200と同じ機能を有するものには、同じ符号を付す。X線撮像装置400は、X線撮像装置200と基本的に同じ構成を備える。ただし、支柱203には、ガントリを用い、図示しない回転装置204で回転を行う。
なお、支柱203には、その他、コ字型のアーム等が用いられる。また、支柱203を天井から吊るす形態や、支柱203を床から支える形態であってもよい。さらに、これらのX線撮像装置200、300、400において、支柱203と被検体保持装置205との両方あるいは片方を移動させ、回転軸207を被検体208の体軸に対して斜めに設定してもよい。
図1にもどり、本実施形態のX線撮像装置200において、X線源201から照射されるX線は被検体208を透過し、検出器202によりX線強度に応じた電気信号に変換され、制御処理装置206に計測像として入力される。検出器202と被検体208との間に、散乱X線を遮蔽するグリッド210が設置されていてもよい。X線源201と被検体208との間に、被検体208に照射するX線の範囲を調整するコリメータ211が設置されていてもよい。
なお、本実施形態では、検出器202に2次元検出器を用いる。1次元検出器を並べて多列化したものも2次元検出器に含める。2次元検出器としては、平面型X線検出器、X線イメージインテンシファイアとCCDカメラとの組み合わせ、イメージングプレート、CCD検出器、固体検出器等がある。平面型X線検出器としては、アモルファスシリコンフォトダイオードとTFTを一対としてこれを正方マトリックス上に配置し、これと蛍光板を直接組み合わせたもの等がある。
制御処理装置206は、CPUとメモリとを備える情報処理装置であって、X線撮像装置200の各部の動作を制御し、計測を行い計測像を得る計測制御部と、計測像に対して補正処理を実行して補正像を得る補正処理部と、を実現する。例えば、計測制御部は、X線源201におけるX線発生、検出器202におけるデータの取得、回転装置204における支柱203の回転を制御し、支柱203を回転しながらX線の照射と計測像の取得とを行う回転計測を実現する。この場合、制御処理装置206は、補正像を再構成処理し、3次元再構成画像を取得することもできる。
また、制御処理装置206は、記憶装置(不図示)と入力装置(不図示)とを備える。入力装置は、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス等である。また、記憶装置には、補正処理に用いる補正関数、補正処理に用いるパラメータ、補正関数を作成するための処理(補正関数作成処理)の実施モードの種類、補正関数作成処理に用いられるパラメータ、補正モードの種類、等が保持される。これらは、入力装置を介して、ファイルからの読み込み、記憶チップの交換等の手段によって記憶装置に保持される。さらに、記憶装置には、入力装置を介してユーザから入力された指示内容も保持される。例えば、補正処理の実施の有無、選択された補正モード、キャリブレーション時やメンテナンス時における補正関数作成処理の有無等である。
補正関数作成処理の実施モードは、補正関数作成のための計測(補正関数作成計測)を実施し、補正関数を作成するタイミングを特定するものである。例えば、「装置の設置時」、「メンテナンス時」、「キャリブレーション時」、「ユーザーの所望時」、等に補正関数作成処理を行う各モードがある。補正モードは、補正を行うタイミングを指定するもので、例えば、透視・計測時にリアルタイムで補正処理を行う「リアルタイムモード」、再構成演算の前処理時に実施する「オンラインモード」、計測や画像再構成処理とは別個に実施する「オフラインモード」等がある。なお、補正関数が予め記憶装置に格納されている場合、補正関数作成計測の実施モード、パラメータ等はなくてもよい。
また、本実施形態の計測像は、各画素の透過率データから構成される。透過率データは、被写体208の計測データを、検出器202の感度データで除算したものであり、検出器202の感度等、装置に起因するむらを除いた計測結果である。検出器202の感度データは、被写体208を置かずに計測することにより得る。以下、データとは画像上の1画素あるいは部分的な領域を示し、データの集合体を画像、すなわち、像と呼ぶ。
本実施形態の補正処理部は、記憶装置に保持されている補正関数を用い、透過率データを補正し、補正データを得る。本実施形態の補正関数は、透過率データの値と直接X線強度である補正値とを対応づけたものである。本実施形態では、補正処理部は、計測により得られた透過率データを、補正関数から得られる当該透過率データに対応する補正値でそのまま置き換え、補正データとする。
以下、本実施形態の補正関数について、補正関数作成処理手順に従って説明する。本実施形態の補正関数は、補正関数作成計測の結果を用いて作成される。なお、補正関数作成処理は、上述の補正関数作成処理の実施モードとして指定されるタイミングで行われる。例えば、本計測の直前に事前計測として行ってもよいし、X線撮像装置200の設置時等、本計測とは独立して行ってもよい。補正関数作成処理は、情報処理装置において、プログラムに従ってCPUが演算処理を行うことにより実現される。情報処理装置は、制御処理装置206が兼ねてもよいし、X線撮像装置200と独立して設けられてもよい。
まず、補正関数作成処理の概略を説明する。図4は、補正関数作成処理の処理フローである。まず、模擬被写体を用いて、補正関数作成計測を行う(ステップ101)。得られた計測像から、模擬被写体内の透過距離が同じであって、散乱X線量の条件が異なる透過率データを複数得る(ステップ102)。得られた複数の透過率データから、散乱X線量の条件と透過率データとを関係づける関数を決定する(ステップ103)。決定した関数から、特定の散乱X線量となる条件での透過率データ(補正値)と、本計測時の散乱X線量と同一条件の透過率データ(本計測時透過率データ)とを算出する(ステップ104)。ここでは、特定の散乱X線量となる条件として、最も散乱X線量の少ない状態となるもの、すなわち、直接X線のみの状態となる条件を選択する。異なる複数の透過距離に関し、ステップ102からステップ104を繰り返し、それぞれ補正値および本計測時透過率データを算出する。得られた複数の補正値および本計測時透過率データの組から、補正値と本計測時透過率データとを関係付ける関数、すなわち、本実施形態の補正関数を決定する(ステップ105)。
次に、各処理の詳細について説明する。まず、補正関数作成計測で用いる計測系において、散乱X線量の変更手法について説明する。図5(a)は、本実施形態の補正関数作成処理で用いる計測系の概要を説明するための図である。本実施形態では、上下2枚の遮蔽板からなるコリメータを用い、2枚の遮蔽板の間隔を変えることにより散乱X線量を変化させる。本図に示すように、X線源201から照射されたX線は、コリメータ710で照射領域を制限され、模擬被写体720を透過し、検出器202に入射する。コリメータ710を構成する2枚の遮蔽板711、712との間隔dは、計測像730上で幅cとなる。幅cは、間隔dの増減に伴い、増減する。一般に2枚の遮蔽板の間隔cを狭くすればするほど、散乱X線量を抑えることができ、直接X線の割合が増える。すなわち、幅cは、散乱X線量を特定する条件となる。以下、本実施形態では、計測像730上の幅cを、コリメータ幅cと呼ぶ。
次に、模擬被写体720内の透過距離を様々に変え、異なる透過率データを取得する手法について説明する。本実施形態では、図5(a)に示すように、模擬被写体720として水円柱を用いる。水円柱を用いると、図5(b)に示すように、検出器202において、検出位置をx1、x2、x3・・・と変化させることにより、1つの模擬被写体720で異なる透過距離l1、l2、l3・・・を得ることができる。従って、本実施形態では、1回の計測で、透過距離の異なる複数の透過率データを得ることができる。
なお、透過距離を様々に変えて異なる透過率データを取得するために用いる模擬被写体720は水円柱に限られない。例えば、人体を模したファントム、様々な厚さのアクリル板などを用いてもよい。また、1つの水円柱ではなく、様々な直径の水円柱を用いてもよい。人体を模したファントムを用いる場合、実際の被写体の形状に近いため、精度の高い補正が可能となる。また、人体の透過率データを用いてもよい。その場合、さらに精度の高い補正が可能となる。また、本計測で計測される実際の被写体の透過率データを用いてもよい。その場合、最も精度の高い補正が可能となる。なお、異なる透過率データを取得するために、同じ透過距離を有し、材質の異なる模擬被写体を用いることも考えられる。
図6は、本実施形態の補正関数作成計測の概略を説明するための図である。本実施形態では、コリメータ幅cをc1、c2、・・ci・・cn(nは2以上の自然数、iは2以上n以下の自然数、)と変化させ、それぞれ透過率像を得る。各コリメータ幅ciで得られた透過率像において、様々な位置(x1、x2、・・・xj、・・・・xm(mは2以上の自然数、jは2以上m以下の自然数))の透過率データを計測する。以下、コリメータ幅ci、位置xjにおける透過率データをTci(xj)と記載する。
次に、補正関数作成計測における計測結果から補正関数を作成する手順を説明する。まず、横軸をコリメータ幅ci、縦軸を透過率データTci(xj)をとしたグラフ上に計測結果をプロットする。図7は、プロット結果のグラフである。
そして、各計測位置xjについて、近似曲線(901−j)を決定し、その曲線を表す式(近似式)を求める。すなわち、計測位置毎に、コリメータ幅ciを変数とする透過率データの関数を得る。近似式には、1次式、2次式、多項式、log関数等を用いる。近似式は、例えば、プロット結果をディスプレイ等に表示させ、ユーザが作成するよう構成してもよいし、予め保持するプログラムを用い、情報処理装置が作成するよう構成してもよい。
近似式を用い、各計測位置xjについて、実際の計測時のコリメータ幅caにおける透過率データTca(xj)、および、特定のコリメータ幅cbにおける透過率データTcb(xj)を計算する。なお、ここでは、特定のコリメータ幅cbとして、最も散乱X線を含まないものとして、最小のコリメータ幅(cb=0)のもの、すなわち、近似曲線901−jにおいて、縦軸の切片の値を用いる。以下、計測位置xjにおいて、コリメータ幅caにおける透過率データをT(xj)、コリメータ幅cb=0における透過率データをP(xj)とする。
X線源から発生したX線ビームが真っ直ぐに被写体を通過して検出器に入射する場合の信号が直接X線、被写体内で散乱して検出器に入射する場合の信号が散乱X線である。理想的な透過率データは、直接X線のみの強度であるが、実際に透過率データとして計測されるのは、直接X線の強度に、ぼけ成分として散乱X線の強度が付加されたものである。ここで、P(xj)は、計測位置xjにおいて、最も散乱X線を含まない透過率データであるため、略直接X線強度といえる。本実施形態では、このP(xj)を実際の計測時の条件下の透過率データT(xj)の補正値とする。
上述の手順で求めた、各計測位置xjにおけるコリメータ幅caの透過率データと補正値との組((T(xj)、P(xj))を、横軸をT(xj),縦軸をP(xj)としたグラフにプロットする。図8は、プロット結果を表すグラフである。ここで、プロット結果の近似曲線を図8に実線1010で示す。そして、近似曲線を表す式(近似式)を求め、プロット結果から透過率データと補正値との関係を示す近似式を求め、補正関数とする。補正関数は、透過率データと補正値とを関連づけたものであり、透過率データに応じた補正値を返す関数である。近似式には、1次式、2次式、多項式、Exp関数等を用いる。
なお、補正値が小さくなりすぎると、補正像においてノイズが増加したり、アーチファクトが発生することがある。従って、所定の閾値Thを予め定め、とる値が閾値Thより小さくならないものとなるよう補正関数を変形してもよい(図8点線1020)。この場合、実線部分1010と点線部分1020との接続部において、各々の接線の傾きが等しくなるよう点線部の関数を決定する。これにより、補正関数の微分値が連続となり、段差のないなめらかな補正像を得ることができる。閾値Thとして、例えば、被検体あるいは模擬被検体の透過率像において、最も透過率の小さい画素を含む周辺領域における標準偏差または標準偏差の2倍の値等にする。また、補正関数がとる値が閾値より小さくなる場合、閾値を補正値とする、あるいは、周辺の補正値から求めた平均値であって、閾値より大きい値を補正値とするよう構成してもよい。
また、補正関数作成計測において、コリメータ幅cの変更数、計測位置xの数は、近似式を求めることができればよいため、2以上であればよい。また、上記特定のコリメータ幅cbとして、cb=0を採用する場合を例にあげて説明した。しかし、特定のコリメータ幅cbはこれに限られない。散乱X線の含有量が少ないコリメータ幅であればよい。例えば、マルチスライスCTのコリメータ幅を用いてもよい。
以上の手順で作成された補正関数は、本実施形態のX線撮像装置200の記憶装置に保持される。本実施形態のX線撮像装置200において、得られた補正関数を用いて行われる本計測における計測処理について説明する。図9は、本実施形態の本計測時の計測処理の処理フローである。ここでは、補正モードとしてリアルタイム処理が選択された場合を例にあげて説明する。
本図に示すように、計測処理部は、上述の計測時のコリメータ幅caで計測を行い(ステップ501)透過率データを得る(ステップ502)。補正処理部は、得られた各画素の透過率データに対応する補正値を補正関数から抽出し(ステップ503)、抽出した補正値を各画素の補正データとし(ステップ504)、散乱X線の影響を補正した補正像を得る(ステップ505)。
以上説明したように、本実施形態によれば、透過率データと補正値とを関係づける補正関数を用いて、検出器が検出する透過率データに対応する補正値で置き換えて補正データを得る。また、補正値は、透過率データとコリメータ幅との関係を示す近似式から求める。従って、単純な処理のみの事前準備および簡易な補正演算により、散乱X線の影響を補正することができ、高精度かつ高速な散乱X線補正を実現できる。その結果、画像のコントラストを回復し、値の定量性を向上させた高画質の2次元画像または3次元再構成像を取得することができる。
また、上述のように、補正値に対して閾値による判定を加え、閾値より小さくなる場合には、補正値を閾値に変換することも可能である。あるいは、閾値より小さくなる場合には、補正値を周辺の補正データから求めた平均値に変換することも可能である。これにより、補正値が小さくなり過ぎることがないため、補正像においてノイズの増加やアーチファクトの発生を防ぐことができる。
<<第二の実施形態>>
本発明を適用する第二の実施形態を説明する。本実施形態のX線撮像装置は基本的に第一の実施形態と同様である。第一の実施形態では、透過率データと直接X線強度との関係式を補正関数として用いる。本実施形態では、透過率データと散乱X線強度との関係式を補正関数として用いる。以下、第一の実施形態と異なる構成に主眼をおいて説明する。以下、本実施形態において、第一の実施形態と同一のものは、同一の符号を用いる。
本実施形態の補正関数について、補正関数作成処理手順に従って説明する。本実施形態においても、補正関数作成のための計測(補正関数作成計測)を行い、その結果を用いて作成する。補正関数作成処理のタイミングおよび装置は、第一の実施形態と同様である。また、作成手順の概略も第一の実施形態同様、図4に示すとおりである。
だたし、本実施形態では、ステップ104において、本計測時透過率データから特定の散乱X線量となる条件での透過率データを減算したものを補正値として算出する。
また、補正処理部は、得られた各画素の透過率データに対応する補正値を補正関数から抽出し、それぞれ透過率データから減算し補正データとする。
以下、本実施形態の補正関数作成の手順を説明する。補正関数作成計測の手順は第一の実施形態と同様である。また、計測結果を図7に示すようにプロットし、近似式を求め、実際の計即時のコリメータ幅caにおける透過率データT(xj)、および、特定のコリメータ幅cb(ここでは、cb=0)における透過率データP(xj)を計算する点も同様である。さらに、本実施形態では、各計測位置xjについて、透過率データT(xi)から透過率データP(xj)を減算し、差S(xj)を求める。
上述のように、P(xj)は、略直接X線強度であるため、これを透過率データから減算したS(xj)は、略散乱X線強度と言える。本実施形態では、このS(xj)を、実際の計測時の条件下の透過率データ(xj)内の散乱X線強度を示す補正値とする。
本実施形態では、((T(xj)、S(xj))を、横軸をT(xk),縦軸をS(x)としたグラフにプロットする。図10は、プロット結果を説明するための図である。プロット結果の近似曲線を図10に実線1110で示す。近似曲線(実線1110)を表す近似式を決定し、補正関数とする。このように、本実施形態では、補正関数は、透過率データと補正値とを対応付けた関数である。近似式には、1次式、2次式、多項式、Log関数等を用いる。また、本実施形態のプロット結果は、例えば、以下の(式1)で近似できる。
Figure 0005220383
kは、実際に本計測時に用いるコリメータ幅caにおける係数である。プロット結果を式1でフィッティングすることによりkを決定し、近似式、すなわち、補正関数を完成させる。
以上の手順で作成された補正関数は、本実施形態のX線撮像装置200の記憶装置に保持される。本実施形態のX線撮像装置200における計測処理は、基本的に第一の実施形態の図9に示すものと同様である。ただし、本実施形態では、ステップ504の補正処理部の処理が異なる。図11は、本実施形態の計測処理の処理フローである。
計測処理部は、計測時のコリメータ幅caで計測を行い(ステップ601)透過率データを得る(ステップ602)。補正処理部は、得られた各画素の透過率データに対応する補正値を補正関数から抽出し(ステップ603)、抽出した補正値を各画素の透過率データから減算することにより補正データを得(ステップ604)、散乱X線の影響を補正した補正像を得る(ステップ605)。
以上説明したように、本実施形態によれば、第一の実施形態と同様に単純な処理のみの事前準備および簡易な補正演算により、散乱X線の影響を補正することができ、高精度かつ高速な散乱X線補正を実現できる。その結果、画像のコントラストを回復し、値の定量性を向上させた高画質の2次元画像または3次元再構成像を取得することができる。
また、近似式として(式1)を用いる場合、近似精度が高いため、より高精度な補正を実現できる。
なお、上述の各実施形態において、透過率データT(xj)、補正値P(xj)またはS(xj)の代わりに、それぞれの平均値T(xj)Avr、P(xj)Avr またはS(xj)Avrを用いてもよい。平均値は、同じ模擬被写体を複数回計測して得られた複数の上記各データから求める。または、1つの透過率像上で任意の領域を設定し、領域内の複数の上記各データから求める。平均値を用いることにより、近似式の精度を高めることができ、補正の精度もそれに伴い高まる。
また、上記各実施形態では、模擬被写体として1つの水円柱を用い、検出位置を変化させることにより、異なる透過距離の透過率データを得ている。しかし、上述のように、様々な厚さのアクリル板、様々な直径の水円柱を用い、同じ検出位置で異なる透過距離の透過率データを計測するよう構成してもよい。
以下、一例として、直径(y1、y2、・・・yj・・・ym(mは2以上の自然数、jは2以上m以下の自然数))のm個の水円柱を用い、透過率データ等の平均値を用いて補正関数を求める場合の手順を説明する。
以下、コリメータ幅cをc1、c2、・・ci・・cnと変化させ、それぞれ、各直径yjの水円柱計を計測し、m×n枚の透過率像を得る。なお、ここでは、コリメータ幅を変化させる毎に、全ての透過距離の透過率データを得てもよいし、透過距離を変化させる毎に、全てのコリメータ幅の透過率データを得てもよい。
各透過率像上でコリメータ幅cbの領域を設定し、当該領域内の透過率データTci(yj)の平均値Tci(yj)Avrをそれぞれ求める。結果を横軸をコリメータ幅ci、縦軸を平均透過率データTci(yj)Avrとしたグラフ上にプロットし、近似式を求め、計測時のコリメータ幅caにおける平均透過率データTca(yj)Avr、および、特定のコリメータ幅cbにおける平均透過率データTcb(yj)Avrを計算する。以下、上記各実施形態と同様の手順で、各直径yjにおける平均透過率データと補正値との組((T(yj)Avr、P(yjAvr))または((T(yjAvr)、S(yj)Avr)を得る。ここで、特定のコリメータ幅cbを例えば1画素とすると、極力散乱X線量の少ない状態の補正値を求めることができ、補正の精度を高めることができる。あるいは、マルチスライスCTにおけるコリメータ幅とすることも考えられる。なお、実際に撮影する際のコリメータ幅caにおける平均透過率データを算出する際、領域として特定のコリメータ幅cbを用いてもよい。その場合、演算時間を短縮することができる。上述のように、それぞれのコリメータ幅を使うと、平均値を求める際に用いるデータ数が増加し、値の精度が向上するため、補正の精度を高めることができる。
次に、上記各透過率像上に、各コリメータ幅ciの領域を設定し、それぞれ、当該領域内の透過率データTci(yj)の平均値T’ci(yj)Avrを求める。横軸をコリメータ幅ci、縦軸を平均透過率データTci(yj)Avrとしたグラフ上に結果をプロットし、近似式を求め、実際の計測時のコリメータ幅caにおける平均透過率データT’ca(yj)Avrを計算する。そして、上述の平均透過率データと補正値との組の平均透過率データT(yj)AvrをT’ca(yj)Avrに置き換える。
以下、平均透過率データと補正値との組((T’(yj)Avr、P(yj)Avr)または((T’(yj)Avr、S(yj)Avr)を用い、横軸を平均透過率データT’(yj)Avr、縦軸を補正値P(yj)AvrまたはS(yj)Avrとしたグラフに結果をプロットし、上記各実施形態同様に近似式を求める。
例えば、補正値として散乱X線強度を用いる場合の近似式は、以下のものを用いることができる。
Figure 0005220383
プロット結果からkを決定し、補正関数を作成する。本計測では、各透過率像Tに対し、補正関数作成計測で求められた補正関数を用い補正を行う。
透過率像Tの位置(u,v)における透過率データT(u,v)の補正データP(u,v)は、以下の(式3)で表される。
Figure 0005220383
なお、本計測において(式2)を用いて補正値を算出する際、
Figure 0005220383
を、計算する。これを、透過率像Tの全画素を用い、その平均値として算出すると、補正値SAvrは、透過率像Tの上の全画素に対して同じ値となる。従って、全画素数回計算する必要がないため、処理が高速になる。
一方、透過率像Tを複数の領域に分割し、各領域内の画素の平均値をとして算出すると、補正値SAvrは、領域毎に異なる値となる。この場合は、補正の精度が向上する。なお、領域の境界付近では、補正値の平滑化を行うと、領域の境界で補正像に段差が生じることを避けることができる。領域を細かく分割すればするほど、局所的な変動に対応でき、補正の精度を向上させることができる。特に複雑な構造の被検体の補正に精密に対応することができる。
また、得られた透過率データを周囲のデータで重み付け加算平均することによりボケ透過率データを作成し、ボケ透過率データの値を用いて補正値を算出するよう構成してもよい。あるいは、補正値を周囲のデータで重み付け加算平均することによりボケ補正値を算出するよう構成してもよい。ボケ透過率データあるいはボケ補正値を用いることにより、ノイズ等により特異な透過率データの値が生じた場合に、補正値が特異になることを防ぐことができる。また、補正値が小さくなり過ぎる、あるいは大きくなり過ぎることがないため、補正像においてノイズの増加やアーチファクトの発生を防ぐことができる。また、透過率データの値が閾値よりも小さい場合にボケ透過率データを用いる条件を加えるよう構成してもよい。これにより、ノイズの増加やアーチファクトの発生を防ぎながら、高精度の補正が可能となる。第一の実施形態では、補正値が閾値よりも小さい場合にボケ透過率データを用いる条件を加えることにより、ノイズの増加やアーチファクトの発生を防ぎながら、高精度の補正が可能となる。第二の実施形態では、補正値が閾値よりも大きい場合にボケ透過率データを用いる条件を加えることにより、ノイズの増加やアーチファクトの発生を防ぎながら、高精度の補正が可能となる。
なお、上記各実施形態では、コリメータ幅cを変化させることにより散乱X線量を変化させている。しかし、散乱X線の量を変化させる方法はこれに限られない。模擬被写体から発生する散乱X線量はX線が照射される領域の面積により変化する。従って、X線が照射される領域の面積を変化させることができればよく、例えば、コリメータの面積を変化させる等の手法を用いてもよい。さらに、照射される領域の面積を変化させるのではなく、照射するX線のエネルギーを変えることにより、散乱X線の量を変化させてもよい。
また、上記各実施形態は、X線による計測に限定されるものではなく、光、放射線等、散乱線成分を生じる全ての計測に用いることができる。
第一の実施形態のX線撮像装置の側面図である。 第一の実施形態の他のX線撮像装置の側面図である。 第一の実施形態の他のX線撮像装置の側面図である。 第一の実施形態の補正関数作成処理の処理フローである。 第一の実施形態の補正関数作成処理用計測系および模擬被写体の概要を説明するための図である。 第一の実施形態の補正関数作成計測の概略を説明するための図である。 第一の実施形態のコリメータ幅および透過率データのプロット結果の説明図である。 第一の実施形態の透過率データおよび補正値のプロット結果の説明図である。 第一の実施形態の本計測時の計測処理の処理フローである。 第二の実施形態の透過率データおよび補正値のプロット結果の説明図である。 第二の実施形態の本計測時の計測処理の処理フローである。
符号の説明
200:X線撮像装置、201:X線源、202:検出器、203:支柱、204:回転装置、205:被検体保持装置、206:制御処理装置、207:回転軸、208:被検体、210:グリッド、211:コリメータ、212:X線管、300:X線撮像装置、400:X線撮像装置

Claims (10)

  1. 被検体にX線を照射するX線源と、
    複数の画素を有し、X線を検出する検出器と、
    散乱X線量を示す補正値透過率とを関係づける関数補正関数として記憶する記憶部と、
    前記検出器が検出した前記画素毎の検出結果から得られる透過率から、前記補正関数から得られる当該透過率に対応する前記補正値をそれぞれ減算し、前記散乱X線の影響を補正した補正像を得る補正処理部と、を備え、
    前記補正関数は、透過率と散乱X線量とのプロット結果の近似曲線を表す関数であり、前記透過率から前記透過率をべき乗した値を減算して前記補正値を得る関数であること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  2. 請求項1記載の放射線撮像装置であって、
    前記補正関数は、
    Figure 0005220383
    (Sは補正値、Tは透過率、kは係数)で表され、
    kは、前記プロット結果をフィッティングすることにより決定されること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  3. 請求項1記載の放射線撮像装置であって、
    前記補正関数は、
    Figure 0005220383
    (Sは補正値、Tは透過率、kは係数、添え字Avrは平均値を示す。)で表され、
    kは、前記プロット結果をフィッティングすることにより決定されること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  4. 請求項2または3記載の放射線撮像装置であって、
    前記補正値は、本計測時と異なる特定の散乱X線量条件で得た第一の透過率を、本計測時と同一の散乱X線量条件で得た第二の透過率から減算したものであり、
    前記補正関数において前記補正値に対応づけられる透過率は、前記第二の透過率であること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  5. 請求項4記載の放射線撮像装置であって
    前記特定の散乱X線量条件は、散乱X線量が最小となるものであること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  6. 請求項4または5記載の放射線撮像装置であって、
    前記散乱X線量条件は、前記補正関数作成時に用いるコリメータ上でX線が照射される領域の面積を変更することにより変更すること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  7. 請求項3から6いずれか1項記載の放射線撮像装置であって、
    前記プロット結果は、前記透過率を変えて得られる複数の前記第二透過率それぞれに対し、当該第二透過率で得た前記散乱X線量を対応づけて得たものであること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  8. 請求項1から7いずれか1項記載の放射線撮像装置であって、
    前記透過率は、前記補正関数作成時に用いる模擬被写体を前記X線が透過する距離により定まるものであること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  9. 請求項8記載の放射線撮像装置であって、
    前記模擬被写体は、1の水円柱であり、
    当該水円柱内の前記X線の透過距離が異なる位置における検出結果を用いることにより、異なる透過率を得ること
    を特徴とする放射線撮像装置。
  10. 請求項1から9いずれか1項記載の放射線撮像装置であって、
    前記X線源と前記検出器とを前記被写体に対して相対的に移動させる制御部と、
    前記補正後の検出結果から画像を再構成する再構成処理部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記X線源と前記2次元検出器とを前記被検体に対して相対的に回転させ、
    前記再構成処理部は、前記補正値を用いて再構成演算を行い、3次元像を取得すること
    を特徴とする放射線撮像装置。
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