JP6954172B2 - 放射線撮影システム及びコンソール - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、骨部の放射線画像を利用してその骨部の骨塩定量を求める骨塩定量分析システムにおいて、骨塩定量を求めるのに先行して、放射線管球を基準管電圧を含む複数通りの管電圧で駆動して標準物質の放射線画像を取得し、得られた放射線画像から、標準物質の放射線透過特性が互いに異なる少なくとも2つの部分に関する濃度勾配を複数通りの管電圧毎に求めておき、骨塩定量を求めるために撮影された放射線画像において、その濃度勾配と基準管電圧で撮影された場合の濃度勾配との関係に基づいて、骨塩定量を求めるための放射線画像又は骨塩定量分析結果を基準管電圧で撮影された場合のものに補正することが記載されている。
被写体に放射線を照射して動画撮影することにより動画像を取得する撮影手段を備える放射線撮影システムであって、
基準の撮影装置で基準ファントムを基準となる撮影条件で動画撮影することにより得られた基準画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影手段により前記基準ファントムを動画撮影することにより得られた基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて、前記撮影手段により取得される動画像の各フレーム画像の信号値を補正するための複数の補正データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された補正データを用いて、前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正する補正手段と、
を備える。
前記撮影手段で前記被写体と前記基準ファントムを同時に動画撮影させ、得られた前記基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて前記生成手段に前記補正データを生成させる制御手段を備える。
前記撮影手段で前記被写体を動画撮影する前又は後に前記基準ファントムを動画撮影させ、得られた前記基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて前記生成手段に前記補正データを生成させる制御手段を備える。
前記記憶手段は、前記基準の撮影装置で前記基準ファントムを複数の撮影条件で動画撮影することにより得られた複数の基準画像を記憶し、
前記撮影手段により前記複数の撮影条件で前記基準ファントムを動画撮影させ、得られた複数の前記基準ファントム画像のそれぞれの複数のフレーム画像と、その基準ファントム画像を撮影したときと同一の撮影条件で動画撮影された前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて、前記生成手段により複数の撮影条件毎の前記補正データを生成して前記記憶手段に記憶させ、前記撮影手段により前記被写体が動画撮影された際に、前記補正手段により当該被写体を撮影したときの撮影条件に対応する前記補正データに基づいて前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正させる制御手段を備える。
前記生成手段は、前記動画像の各フレーム画像毎に一の補正データを生成する。
前記生成手段は、前記動画像の全てではない複数枚のフレーム画像毎に一の補正データを生成する。
前記補正手段により信号値が補正された動画像に定量解析を施す定量解析手段を備える。
前記補正手段は、前記動画像に定量解析を施す場合には、前記生成手段により前記動画像の各フレーム画像毎又は複数のフレーム画像毎に生成された複数の補正データを用いて前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正し、前記動画像に定量解析を施さない場合には、前記生成手段により生成された前記動画像の全てのフレーム画像に共通の一の補正データを用いて前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正する。
前記撮影手段は、さらに、被写体に放射線を照射して静止画撮影することにより静止画像を取得することが可能であり、
前記生成手段は、前記撮影手段により動画撮影が行われた場合に取得される前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正するための補正データを生成する第1の生成手段と、前記撮影手段により静止画撮影が行われた場合に取得される前記静止画像の信号値を補正するための補正データを生成する第2の生成手段を有し、
前記補正手段は、前記撮影手段により動画撮影が行われた場合には、前記第1の生成手段で生成された補正データを用いて前記動画像の各フレーム画像の信号値の補正を行い、前記撮影手段により静止画撮影が行われた場合には、前記第2の生成手段で生成された補正データを用いて前記静止画像の信号値の補正を行う。
撮影手段により被写体に放射線を照射して動画撮影することにより得られた動画像を補正するコンソールであって、
基準の撮影装置で基準ファントムを基準となる撮影条件で動画撮影することにより得られた基準画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影手段により前記基準ファントムを動画撮影することにより得られた基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて、前記撮影手段により取得される動画像の各フレーム画像の信号値を補正するための複数の補正データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された補正データを用いて、前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正する補正手段と、
を備える。
〔放射線撮影システム100の構成〕
まず、本発明の第1の実施形態の構成を説明する。
図1に、本実施形態における放射線撮影システム100の全体構成を示す。
図1に示すように、放射線撮影システム100は、撮影装置1と、撮影用コンソール2とが通信ケーブル等により接続され、撮影用コンソール2と、診断用コンソール3とがLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNTを介して接続されて構成されている。放射線撮影システム100を構成する各装置は、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格に準じており、各装置間の通信は、DICOMに則って行われる。
撮影装置1は、例えば、人体の被写体部位を放射線撮影して放射線画像を取得する撮影手段である。撮影装置1は、静止画撮影又は動画撮影が可能である。例えば、撮影装置1は、呼吸運動に伴う肺の膨張及び収縮の形態変化、心臓の拍動等の、周期性(サイクル)を持つ被写体の動態を動画撮影する。動画撮影では、被写体に対し、X線等の放射線をパルス状にして所定時間間隔で繰り返し照射するか(パルス照射)、もしくは、低線量率にして途切れなく継続して照射する(連続照射)ことで、被写体の動態を示す複数の画像を取得する。動画撮影により得られた一連の画像を動画像と呼ぶ。動画像を構成する複数の画像のそれぞれをフレーム画像と呼ぶ。なお、以下の実施形態では、撮影装置1は、胸部を撮影するものとして説明する。また、動画撮影では、パルス照射により動画撮影を行う場合を例にとり説明する。
放射線照射制御装置12は、撮影用コンソール2に接続されており、撮影用コンソール2から入力された放射線照射条件に基づいて放射線源11を制御して放射線撮影を行う。撮影用コンソール2から入力される放射線照射条件は、例えば、パルスレート、パルス幅、パルス間隔、1撮影あたりの撮影時間、管電流の値、管電圧の値、SID(Source to Image−receptor Distance)、等である。パルスレートは、1秒あたりの放射線照射回数であり、後述するフレームレートと一致している。パルス幅は、放射線照射1回当たりの放射線照射時間である。パルス間隔は、1回の放射線照射開始から次の放射線照射開始までの時間であり、後述するフレーム間隔と一致している。
放射線検出部13は、被写体Mを挟んで放射線源11と対向するように設けられている。
撮影用コンソール2は、放射線照射条件や画像読取条件を撮影装置1に出力して撮影装置1による放射線撮影(動画撮影、静止画撮影)及び放射線画像の読み取り動作を制御するとともに、撮影装置1により取得された放射線画像(動画像、静止画像)に信号値の補正処理を始めとする各種補正処理を施して診断用コンソール3に送信する。
撮影用コンソール2は、図1に示すように、制御部21、記憶部22、操作部23、表示部24、通信部25を備えて構成され、各部はバス26により接続されている。
制御部21は、生成手段、補正手段、制御手段として機能する。
診断用コンソール3は、撮影用コンソール2から放射線画像を取得し、取得した放射線画像を表示したり、放射線画像に定量解析を行って解析結果を表示したりすることにより医師の診断を支援するための装置である。
診断用コンソール3は、図1に示すように、制御部31、記憶部32、操作部33、表示部34、通信部35を備えて構成され、各部はバス36により接続されている。
次に、本実施形態における上記放射線撮影システム100の動作について説明する。
まず、撮影装置1、撮影用コンソール2による撮影動作について説明する。
図3に、撮影用コンソール2の制御部21において実行される撮影制御処理Aのフローチャートを示す。撮影制御処理Aは、制御部21と記憶部22に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
定量解析を行うと判断された場合(ステップS6;YES)、撮影により得られた動画像のフレーム画像毎に、基準ファントム領域(すなわち、基準ファントム画像)の信号値と記憶部22に記憶されている動画撮影用の基準画像の対応するフレーム画像(フレーム番号が同じフレーム画像)の信号値との比較に基づいて、ステップS4で動画撮影された動画像の各フレーム画像の信号値を補正するための補正テーブル(補正データ)が生成される(ステップS7)。本願において、補正テーブルは、撮影により得られた画像の信号値を、基準の撮影装置で同じ被写体を同じ撮影条件で撮影したときに得られる画像の信号値に合うように補正するためのテーブルである。例えば、基準ファントムFを基準の撮影装置で放射線撮影することにより得られた各ステップの信号値が図4(a)であり、基準ファントムFを撮影装置1で放射線撮影することにより得られた各ステップの信号値が図4(b)(又は(c))であった場合、図4(b)(又は(c))の複数ステップの信号値の傾きを図4(a)複数ステップの信号値の傾きに変換するテーブルが補正テーブルとして生成される。当然、途中の信号値もその変換に則って補正することができる。
そして、生成された補正テーブルに基づいてステップS4で動画撮影された動画像の各フレーム画像の信号値が補正され(ステップS8)、処理はステップS16に移行する。
したがって、撮影された動画像の各フレーム画像の信号値やコントラストを基準の撮影装置の動画撮影中における線量や線質の変化による信号値やコントラストの変化に合わせることができ、異なる撮影装置間における動画像の信号値やコントラストのバラツキを抑えることができる。その結果、動画像を定量解析した解析結果のバラツキを抑えることができ、精度の高い解析結果を提供することが可能となる。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、基準ファントムと被写体を同時に撮影する例について説明したが、第2の実施形態では、被写体の撮影前又は後に基準ファントムを撮影する例について説明する。
図5に、撮影用コンソール2の制御部21において実行される撮影制御処理Bのフローチャートを示す。撮影制御処理Bは、制御部21と記憶部22に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
定量解析を行うと判断された場合(ステップS27;YES)、基準ファントム画像の各フレーム画像の信号値と記憶部22に記憶されている動画撮影用の基準画像の対応するフレーム画像(フレーム番号が同じフレーム画像)の信号値との比較に基づいて、撮影された被写体Mの動画像の各フレーム画像の信号値の補正テーブルが生成される(ステップS28)。
そして、生成された補正テーブルに基づいて被写体Mの動画像の各フレーム画像の信号値が補正され(ステップS29)、処理はステップS38に移行する。
ステップS28〜S29の処理及びその効果は、図3のステップS7〜S8で説明したものと同様であるので説明を援用する。
ステップS30〜S31の処理及びその効果は、図3のステップS9〜S10で説明したものと同様であるので説明を援用する。
したがって、撮影された動画像の各フレーム画像の信号値やコントラストを基準の撮影装置の動画撮影中における線量や線質の変化による信号値やコントラストの変化に合わせることができ、異なる撮影装置間における動画像の信号値やコントラストのバラツキを抑えることができる。その結果、動画像を定量解析した解析結果のバラツキを抑えることができ、精度の高い解析結果を提供することが可能となる。
以下、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態では、被写体Mの撮影に先立って、予め補正テーブルを生成しておく例について説明する。
その他の第3の実施形態の構成は、第1の実施形態で説明したものと同様であるので説明を援用し、以下、第3の実施形態の動作について説明する。
なお、本実施形態では、予め基準ファントムが放射線源11と放射線検出部13の間の所定の位置に配置されているものとする。また、放射線源11と放射線検出部13の相対位置関係は線量に影響するため、予め定められた位置関係(基準の撮影装置において基準画像を取得したときの放射線源と放射線検出部の相対位置関係)と合うように、放射線源11と放射線検出部13の中心位置、相対角度、照射野等を調整しておくか、距離の2乗則に則り距離の影響を補正しておくことが好ましい。
そして、生成された補正テーブルが撮影条件に対応付けて記憶部22に記憶される(ステップS44)。
そして、生成された補正テーブルが撮影条件に対応付けて記憶部22に記憶される(ステップS49)。
ステップS66の処理及び効果は、図3のステップS8で説明したものと同様であるので説明を援用する。
ステップS70の処理及び効果は、図3のステップS8で説明したものと同様であるので説明を援用する。
したがって、撮影された動画像の各フレーム画像の信号値やコントラストを基準の撮影装置の動画撮影中における線量や線質の変化による信号値やコントラストの変化に合わせることができ、異なる撮影装置間における動画像の信号値やコントラストのバラツキを抑えることができる。その結果、動画像を定量解析した解析結果のバラツキを抑えることができ、精度の高い解析結果を提供することが可能となる。
以下、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態においては、基準の撮影装置において基準の撮影条件で動画撮影したときに得られる動画像の信号値(具体的には基準ファントムの信号値、又はコントラスト)と同様の信号値を得ることのできる撮影条件を撮影装置1において事前に調整して求めておく例について説明する。
なお、本実施形態では、予め基準ファントムが放射線源11と放射線検出部13の間の所定の位置に配置されているものとする。また、放射線源11と放射線検出部13の相対位置関係は線量に影響するため、予め定められた位置関係(基準の撮影装置において基準画像を取得したときの放射線源と放射線検出部の相対位置関係)と合うように、放射線源11と放射線検出部13の中心位置、相対角度、照射野等を調整しておくか、距離の2乗則に則り距離の影響を補正しておくことが好ましい。
また、撮影条件を調整した上で、第1〜第3の実施形態で説明した信号値の補正処理を行うこととしてもよい。
したがって、動画撮影によって得られる動画像の信号値が基準の撮影装置で基準の撮影条件で撮影される動画像の信号値に合うように撮影条件が調整されていれるので、撮影装置が異なることにより放射線撮影された動画像の信号値やコントラストがばらつくことを抑制することが可能となる。その結果、動画像を定量解析した解析結果のバラツキを抑えることができ、精度の高い解析結果を提供することが可能となる。
したがって、撮影された動画像の各フレーム画像の信号値やコントラストを基準の撮影装置の動画撮影中における線量や線質の変化による信号値やコントラストの変化に合わせることができ、異なる撮影装置間における動画像の信号値やコントラストのバラツキを抑えることができる。その結果、動画像を定量解析した解析結果のバラツキを抑えることができ、精度の高い解析結果を提供することが可能となる。
例えば、上記実施形態においては、胸部を被写体とした動画像に本願発明を適用した場合を例にとり説明したが、例えば、手足の関節等の他の部位を被写体とした動画像に本発明を適用することとしてもよい。
1 撮影装置
11 放射線源
12 放射線照射制御装置
13 放射線検出部
14 読取制御装置
2 撮影用コンソール
21 制御部
22 記憶部
23 操作部
24 表示部
25 通信部
26 バス
3 診断用コンソール
31 制御部
32 記憶部
33 操作部
34 表示部
35 通信部
36 バス
Claims (10)
- 被写体に放射線を照射して動画撮影することにより動画像を取得する撮影手段を備える放射線撮影システムであって、
基準の撮影装置で基準ファントムを基準となる撮影条件で動画撮影することにより得られた基準画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影手段により前記基準ファントムを動画撮影することにより得られた基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて、前記撮影手段により取得される動画像の各フレーム画像の信号値を補正するための複数の補正データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された補正データを用いて、前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正する補正手段と、
を備える放射線撮影システム。 - 前記撮影手段で前記被写体と前記基準ファントムを同時に動画撮影させ、得られた前記基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて前記生成手段に前記補正データを生成させる制御手段を備える請求項1に記載の放射線撮影システム。
- 前記撮影手段で前記被写体を動画撮影する前又は後に前記基準ファントムを動画撮影させ、得られた前記基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて前記生成手段に前記補正データを生成させる制御手段を備える請求項1に記載の放射線撮影システム。
- 前記記憶手段は、前記基準の撮影装置で前記基準ファントムを複数の撮影条件で動画撮影することにより得られた複数の基準画像を記憶し、
前記撮影手段により前記複数の撮影条件で前記基準ファントムを動画撮影させ、得られた複数の前記基準ファントム画像のそれぞれの複数のフレーム画像と、その基準ファントム画像を撮影したときと同一の撮影条件で動画撮影された前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて、前記生成手段により複数の撮影条件毎の前記補正データを生成して前記記憶手段に記憶させ、前記撮影手段により前記被写体が動画撮影された際に、前記補正手段により当該被写体を撮影したときの撮影条件に対応する前記補正データに基づいて前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正させる制御手段を備える請求項1に記載の放射線撮影システム。 - 前記生成手段は、前記動画像の各フレーム画像毎に一の補正データを生成する請求項1〜4のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
- 前記生成手段は、前記動画像の全てではない複数枚のフレーム画像毎に一の補正データを生成する請求項1〜4のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
- 前記補正手段により信号値が補正された動画像に定量解析を施す定量解析手段を備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。
- 前記補正手段は、前記動画像に定量解析を施す場合には、前記生成手段により前記動画像の各フレーム画像毎又は複数のフレーム画像毎に生成された複数の補正データを用いて前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正し、前記動画像に定量解析を施さない場合には、前記生成手段により生成された前記動画像の全てのフレーム画像に共通の一の補正データを用いて前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正する請求項7に記載の放射線撮影システム。
- 前記撮影手段は、さらに、被写体に放射線を照射して静止画撮影することにより静止画像を取得することが可能であり、
前記生成手段は、前記撮影手段により動画撮影が行われた場合に取得される前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正するための補正データを生成する第1の生成手段と、前記撮影手段により静止画撮影が行われた場合に取得される前記静止画像の信号値を補正するための補正データを生成する第2の生成手段を有し、
前記補正手段は、前記撮影手段により動画撮影が行われた場合には、前記第1の生成手段で生成された補正データを用いて前記動画像の各フレーム画像の信号値の補正を行い、前記撮影手段により静止画撮影が行われた場合には、前記第2の生成手段で生成された補正データを用いて前記静止画像の信号値の補正を行う請求項1〜8のいずれか一項に記載の放射線撮影システム。 - 撮影手段により被写体に放射線を照射して動画撮影することにより得られた動画像を補正するコンソールであって、
基準の撮影装置で基準ファントムを基準となる撮影条件で動画撮影することにより得られた基準画像を記憶する記憶手段と、
前記撮影手段により前記基準ファントムを動画撮影することにより得られた基準ファントム画像の複数のフレーム画像と前記基準画像の複数のフレーム画像とを用いて、前記撮影手段により取得される動画像の各フレーム画像の信号値を補正するための複数の補正データを生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された補正データを用いて、前記動画像の各フレーム画像の信号値を補正する補正手段と、
を備えるコンソール。
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