JP5219852B2 - 内燃機関の休止装置 - Google Patents
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Description
切り替え装置を駆動状態にすると、流路が閉じられて高圧室からオイル室へのオイルの流れが規制され、プランジャが通常の高さに保持されて、ロッカアームの揺動支点として機能するため、バルブの開閉動作が通常通りに行われる。一方、切り替え装置を休止状態にすると、流路が開いて高圧室からオイル室へのオイルの流れが許容され、ロッカアームの揺動変位に伴ってプランジャが下降してロッカアームに対する支点機能が喪失されるため、バルブの開閉動作が行われなくなり、気筒を休止させることができる。この場合、切り替え装置がオイル室と高圧室とを連通する流路に設置されているから、従来と違って、ロッカアームの揺動運動に支障を来たすことはなく、かつ、ラッシュアジャスタ(ラッシュアジャスタ装置)の構成の複雑化を招くこともない。
また、ボディの底壁とプランジャの底面との間にスプリングが介装され、このスプリングによってプランジャとロッカアームとの当接状態が常に保たれるから、駆動状態と休止状態とに円滑に切り替えることができる。
また、バッファ装置がシリンダとフリーピストンとバネとからなり、シリンダがオイル室と空室とに区画されるから、バッファ装置の構成を簡素化できる。
また、高圧室の高さ寸法はプランジャの下降量に応じて設定されるため、ロッカアームの変位量とプランジャの下降量とが等しい場合には、ラッシュアジャスタ装置の高背化を招いて好ましくない。その点、本発明によれば、プランジャの支持部とロッカアームの支持受け部との間にサブアームが架設され、休止状態ではサブアームの変位を伴うことによってロッカアームの変位量よりもプランジャの下降量が小さくなるようにしたから、ラッシュアジャスタ装置の高背化を回避できる。
設置状態において、バッファ装置の長手方向が上下方向と直交する横方向に向けられているから、装置全体が上下方向に大型化するのを回避できる。
バッファ装置がシリンダヘッドの外側に付設されているから、シリンダヘッドにバッファ装置の組付部位を確保する必要がなく、シリンダヘッドの構成を簡素化できる。
参考例1を図1及び図2によって説明する。参考例1に係る内燃機関の休止装置10は、ラッシュアジャスタ装置20と、バッファ装置40と、切り替え装置60とからなり、ラッシュアジャスタ装置20とバッファ装置40との間には流路70が形成され、バッファ装置40は流路70に設置されている。
例えば、高負荷時等であって休止運転を望まない場合には、図1に示すように、切り替え装置60を閉栓して駆動状態となす。この状態で、カム95の回転に基づいてロッカアーム90がプランジャ21を押圧すると、プランジャ21がボディ22に対して少し下降して逆止弁32が通孔29を塞ぎ、高圧室26内に充填されたオイルが圧縮されて圧力が上昇する。次いで、プランジャ21が少し上昇して高圧室26の容積が増加すると、逆止弁32が通孔29を開いて、オイルが低圧室27から高圧室26に流れ、高圧室26内にオイルが満たされた状態が保たれる。プランジャ21の上昇が停止すると、逆止弁32が小スプリング33の付勢力によって再び通孔29を塞ぎ、高圧室26内がオイルで満たされた密閉状態となる。かかる駆動状態では、ロッカアーム90はプランジャ21の支持部24を支点としてカム95の回転に伴って揺動変位(首振り変位)し、このロッカアーム90の揺動変位に応じてバルブ83の開閉動作がなされる。
次に、本発明の実施形態1を図3によって説明する。本実施形態に係る休止装置10Aでは、ロッカアーム90の支持受け部99とプランジャ21の支持部24とが横方向(図示する場合は前後方向)に離間しており、双方24、99間にサブアーム100が架設されている。その他は、参考例1とほぼ同様であり、構造上の同一部位には同一符号を付して重複する説明は省略する。
図4(A)、(B)は本発明の実施形態2を示す。実施形態2に係る休止装置10Bでは、サブアーム100が配向が実施形態1とは異なっている。その他は、実施形態1とほぼ同様である。
図5は本発明の実施形態3を示す。実施形態3に係る休止装置10Cでは、サブアーム100に加えて補助アーム110が付設されている点で実施形態1とは異なっている。その他は、実施形態1とほぼ同様である。
図6は参考例2を示す。参考例2に係る休止装置10Dでは、流路70及びバッファ装置40がその長手方向を横方向に向けて設置されるとともに、切り替え装置60及びバッファ装置40がシリンダヘッド80の外側に付設され、かつ両装置40、60がシリンダヘッド80の外面に被着されたカバー120内に位置決めして収容されている。参考例2によれば、バッファ装置40がシリンダヘッド80の外側に付設されているから、シリンダヘッド80にバッファ装置40の組付部位を確保する必要がなく、シリンダヘッド80の構成を簡素化できる結果、シリンダヘッド80内に通気路81や冷却水路等を設定する際の設計上の自由度が高められる。その他は参考例1と同様である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)バッファ装置の長手方向は、設置状態において、上下方向に向けられていてもよい。
(2)切り替え装置は、公知の電気式、機械式又は油圧式制御による装置であってもよい。
20…ラッシュアジャスタ装置
21…プランジャ
22…ボディ
24…支持部
26…高圧室
31…スプリング
40…バッファ装置
41…シリンダ
42…フリーピストン
43…オイル室
44…空室
45…バネ
60…切り替え装置
70…流路
80…シリンダヘッド
85…取付孔
90…ロッカアーム
99…支持受け部
100…サブアーム
104…ピボット軸部
Claims (3)
- ロッカアームが揺動可能に支持されるプランジャ、及び前記プランジャが挿入される筒状のボディを有し、前記ボディの内部と前記プランジャの底面との間に画成された高圧室へのオイルの流入・流出による前記高圧室の容積変化に応じて前記プランジャが前記ボディ内で上下動するラッシュアジャスタ装置と、
オイルが貯留されるオイル室を有し、前記オイル室へのオイルの流入・流出による前記オイル室の容積変化を許容するバッファ装置と、
前記オイル室と前記高圧室とを連通する流路に設置されて、駆動状態と休止状態とに切り替えられ、前記駆動状態では、前記流路を閉じて前記高圧室から前記オイル室へのオイルの流れを規制することにより、前記プランジャを前記ロッカアームの揺動支点として機能する高さに保持する一方、前記休止状態では、前記流路を開いて前記高圧室から前記オイル室へのオイルの流れを許容することにより、前記ロッカアームの揺動変位に伴って前記プランジャをその支点機能が喪失する高さまで下降させる切り替え装置とを備え、
前記ボディの底壁と前記プランジャの底面との間には、前記プランジャを上方へ付勢することにより、前記プランジャと前記ロッカアームとの当接状態を常に保つスプリングが介装され、
前記バッファ装置は、内部に前記オイル室と空室とを有するシリンダと、前記両室を区画するとともに前記シリンダ内に摺動可能に挿入されるフリーピストンと、前記空室に挿入され、前記オイル室にオイルが貯留された前記駆動状態で前記フリーピストンを前記両室間の一定位置に保持する付勢力を有するバネとからなり、
前記プランジャの支持部とこれを受ける前記ロッカアームの支持受け部とは前記上下方向と直交する横方向に離れて位置しており、前記支持部と前記支持受け部との間には、両者に可動に連結されて前記横方向に架け渡されるとともに、一端がピボット支持されたサブアームが設けられ、
前記サブアームの変位を伴うことによって前記ロッカアームの変位量よりも前記プランジャの下降量が小さくなるようにしたことを特徴とする内燃機関の休止装置。 - 前記バッファ装置の長手方向は、設置状態において、前記上下方向と直交する横方向に向けられていることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の休止装置。
- 前記ラッシュアジャスタ装置は、シリンダヘッドに形成された取付孔に挿入され、前記バッファ装置は、前記シリンダヘッドの外側に付設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の休止装置。
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