JP5212760B2 - イオン注入装置用のイオン源およびそのためのリペラ - Google Patents

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Description

本発明は、一般的にイオン注入装置等の半導体処理装置の分野に関し、特に、イオン注入装置等に使用され、置換可能な材料でかつスパッタ可能なソリッド源材料を内部に含むイオン源に関する。
集積回路の大規模製造において、イオン注入は、シリコンウエハまたはガラス基板等の加工物(workpiece)に不純物を注入するために産業界において標準的に受け入れられた技術になってきた。従来のイオン注入装置は、所望のドーパント元素をイオン化して、それを加速して規定エネルギのイオンビームを形成できるようにするイオン源を含む。このビームは加工物の表面に向けられ、加工物にドーパント元素を注入する。
イオンビームの活性化イオンが加工物の表面に貫入して、その物質の結晶格子に埋め込まれることによって、所望の導電率を有する領域を形成する。このイオン注入処理は、一般的に、ガス分子との衝突によるイオンビームの拡散を防止すると共に、空気中浮遊粒子によって加工物が汚染される危険性を最小限に抑える高真空処理室内で実施される。
イオン線量及びイオンエネルギーは、注入工程を定めるために用いられる2つの重要な変数である。イオン線量は、与えられた半導体材料に対して注入されたイオンの濃度に関係する。
一般的に、高電流注入装置(イオンビーム電流が約10ミリアンペア(mA)以上)は高いイオン線量の注入装置であり、中電流注入装置(イオンビーム電流が約1mAまで可能)は、低いイオン線量のために使用される。
イオンエネルギーは、半導体素子における接合部深さを制御するために使用される。イオンビームを作り上げるイオンのエネルギーレベルは、注入されたイオンの深さの度合いを決定する。半導体素子におけるレトログレード・ウエル(retrograde wells)を形成するために用いられる高いエネルギープロセスでは、数100万電子ボルト(MeV)に達する注入を必要とし、また薄い接合部(shallowjunctions)を形成するために1000電子ボルト(1KeV)以下のエネルギーが必要とされる。
半導体素子が益々小さくなる傾向が続くと、高電流・低エネルギーを供給するイオン源を備えたイオン注入装置が要求される。高ビーム電流は、必要なドーズ量レベルを供給するとともに、低エネルギーレベルによって薄い注入を可能にする。相補形金属酸化膜半導体(CMOS)デバイスにおけるソース/ドレイン接合部は、このような高電流、低エネルギー利用を必要とする。
通常のイオン源は、圧縮されたガス源から直接、または蒸発させる固体から間接的に得られるイオン化可能なドーパントガスを用いる。代表的なイオン源となる元素は、ボロン(B)、リン(P)、ガリウム(Ga)、インジウム(In)、アンチモン(Sb)、ひ素(As)である。これらの元素は、固体またはガス状態の形式で供給され、例えば、ボロンは、固体状態のボロンと、ガス状態の三フッ化ボロン(BF3)のいずれかで供給される。しかし、三フッ化ボロンは、有毒でかつ可燃性であり、そのフッ素成分により注入機の内面が腐食する欠点を有する。
図1には、固体状態からイオン化を行う原子を得るための一般的なイオン源10が示されている。このイオン源は、陽極として作用するアーク室ACと、この室内に置かれ陰極として作用するフィラメント(加熱フィラメント)Fとを有している。動作において、アーク電圧がフィラメントFとアーク室ACの壁との間に加えられる。熱的に活性したフィラメントは、高エネルギーの電子Eを放出し、電気的にアース側となる(即ち、比較的に正にバイアスされた)アーク室ACの壁に向けて加速される。ガスを含むボロンまたは燐が入口Iを介してアーク室ACに供給される。
リペラRは、フィラメントFに対向するアーク室AC内に配置されている。このリペラは、静電的にフィラメントから放出された電子Eを反射し、これらの電子をフィラメントとリペラとの間のイオン化領域内の経路P1に閉じ込める。電子Eは、イオン化領域内でガス分子と衝突して、解離および/またはイオン化する。このイオン化領域では、イオン化可能なガス分子と衝突する電子の数が最大となる。正のイオンは、フィラメントが放出した電子Eによって電子がガス分子の外殻から分離されるときに作り出される。このように、プラズマは、少なくとも部分的に正に荷電したイオンから作り出される。一般的に正に荷電したイオンビームは、負にバイアスされた電極(図示略)によってアーク室内のイオン源開口SAを通ってこのプラズマから引き出される。
イオン源磁石SMは、アーク室に沿って磁界を設定することによりアーク室でのイオン化効率を向上させる。この磁界によって、螺旋軌道となるようにアーク室を通って移動する電子Eの経路P1が生じる。このため、さらに、ガス分子と衝突する数が増加し、これにより、より有効なイオンが作り出される。イオン源磁石の電流は、引き出されたイオンビーム電流とイオンビームの品質が最大となるように調整される。
リペラRは、一般的に金属、例えば、モリブデン(MO)から作られる。このリペラは、電位が変化しうる場所に置くことができる。セラミックの絶縁体Cがフィラメントとリペラを一般的にアース電位に維持されているアーク室の壁から絶縁する。このフィラメントFとリペラRは、互いにかつアーク室の壁から電気的にかつ熱的に絶縁されている。
イオンをソリッド源材料から得ることが必要なとき、特願平8−356494号(特開平10−188833号)に記載されているように、アーク室の壁は、ボロン等のスパッタ可能材料で構成されている。このようなスパッタ用のイオン源において、アルゴン(Ar)等の不活性のキャリアガスが入口Iを介してアーク室ACに供給され、そして、イオン化プラズマを作り出すためにフィラメントFによってイオン化される。イオンプラズマは、ボロンのライナーからの材料をスパッタエッチングし、次に、フィラメントFから放出された電子によって解離および/またはイオン化される。その結果生じた正のボロンイオンと正のアルゴンイオンが、イオンビームの形でイオン源開口SAから引き出される。次に、イオンビームは、アルゴンイオンを取り除くために質量分析され、イオン化されたボロン原子からなるイオンビームを生じる。
しかし、公知のスパッタ用イオン源は、スパッタリング処理によって十分侵食された後に、取り替えるべきスパッタ可能な壁ライナーを必要とする。さらに、リペラは、十分な時間にわたって腐食に耐えるようにしなければならない。さらに、スパッタ可能な壁ライナーは、異なるイオン種(例えば、ボロン(B)から燐(P)まで)に作用するように変更する場合、リペラ上に被膜された前のスパッタリング材料は、イオン種を汚染する危険を有する。それゆえ、イオンビームのイオン種の変更に対してスパッタ用壁ライナーとリペラを交換しなければならない。
発明が解決しようとする課題
従って、本発明は、イオン注入装置におけるイオン源のためのスパッタ用ソリッド材料源を包含し、さらに、この材料源の変更による影響を最小限にするためのイオン注入装置用のイオン源を提供することを目的としている。本発明のさらなる目的は、イオン注入装置のイオン源が1つのリペラとして、また、スパッタ可能なソリッド材料源としての機能を有するためのリペラを提供することである。また、本発明の別な目的は、リペラに加えられる電圧を有効に制御することにより、イオンビームの特性を制御する機構を提供することである。
課題を解決するための手段
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、各請求項に記載の構成を有する。本発明のイオン源は、少なくとも部分的に壁によって区画され、かつスパッタリングガスが注入される入口、およびイオンビームが引き出される開口を有するイオン化室と、スパッタリングプラズマを形成するために前記スパッタ用ガスをイオン化する電子源と、イオン化室内に磁界を集中させるため、前記イオン化室の回りに配置した磁石アセンブリと、(a)イオン化室内の電子源に対向配置され、該電子源から放出された電子が電子源に向けて戻るように電子を反射させて、イオン化室の中央に電子を閉じ込め、かつ、(b)前記入口からのスパッタ用ガスとは別に、電子源から放出された電子と衝突してイオン化されるスパッタ可能材料を提供する供給源としての、スパッタ可能なリペラと、イオン化室の壁に対してリペラに負バイアスを与えるための可変のリペラ電源と、このリペラ電源に制御信号を出力して、イオン注入装置から受け入れられたイオンビーム電流のフィードバック信号の一部に基づいて前記負バイアスを変化させるためのコントローラとを含み、
該コントローラは、リペラ電源の電圧を制御するため、イオンビーム電流の前記フィードバック信号とセットポイント信号とを比較し、その信号差に基づく制御信号をリペラ電源に供給しており、
前記スパッタ可能なリペラは、スパッタ可能材料のスパッタ電極スラグを含み、さらにイオン化室内にスラグを取り付ける取付構造体を含み、前記スラグは、取付構造体から取り外し可能であり、さらに、リペラは、イオン化室の壁から絶縁され、かつイオン化室の壁に対して負にバイアスされていることを特徴とする。
また、スパッタ可能なリペラは、スパッタ可能材料のスラグを含み、さらにイオン化室内にスラグを取り付ける取付構造体を含み、スラグは、取付構造体から取り外し可能となっている。
さらに、他の形態によれば、スパッタ可能材料は、アルミニウム(Al)、ボロン(B)、ベリリウム(Be)、炭素(C)、セシウム(Cs)、ゲルマニウム(Ge)、モリブデン(Mo)、アンチモン(Sb)またはシリコン(Si)のいずれかの元素またはそれらのいくつかを含む化合物からなる。また、リペラは、イオン化室の壁に対して負にバイアスされ、その結果生じるイオンビーム電流の広いダイナミックレンジを与えるために連続的にバイアスを変化させることができる。さらに、他の形態によれば、本発明は、イオン化室の壁に対してリペラを負にバイアスするための可変電源と、この電源に出力信号を出力し、受け入れられたイオンビーム電流のフィードバック信号の一部に基づいて負のバイアスを変化させるためのコントローラとを含んでいる。
また、本発明の別の構成によれば、イオン注入装置におけるイオン源のためのリペラは、イオン化ガスによってスパッタリングされる材料からなるスパッタ電極スラグと、スパッタ電極スラグを支持するねじ付きブロックと、スパッタ電極スラグをブロックに取外し可能に取り付けられるロック要素とを含んでいる。これにより、スパッタ電極のスラグが、イオン化ガス内に含まれる電子を反射して、前記イオン化室の中央に前記電子を閉じ込め、かつスパッタされる材料を供給して、この材料が、イオン化ガスによってイオン化され
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図2において、イオン注入装置のためのイオン源10が示されており、このイオン源には、本発明のリペラ100を含んでいる。イオン源10は、イオン化室14を区画する壁12を含み、このイオン化室14内でプラズマが形成される。イオン源の開口プレート16は、その中に開口18を有し、経路P2に沿って引出し電極20,22によってイオン化室14からイオンビームBを引き出すことができる。
引出し電極20,22は、一般的に開口プレート16及び他のイオン化室の壁12に対して負にバイアスされており、イオン化室14から引き出されたイオンビームは、主として正イオンを含んでいる。アルミニウムの支持脚24,26は、それぞれハーフリング28,30を支持し、イオン源ハウジング34内のグラファイト製インサート32を介してイオンビームBを導いている。
イオン源アセンブリの支持管36は、イオン化室14を取り囲んで支持し、かつ取り付けフランジ38に隣接している。絶縁体40は、イオン源ハウジング34上の取り付けフランジ38とフランジ42を電気的に絶縁する。この絶縁体40は、必要とされる励起電圧からイオン源ハウジング34を絶縁しており、この励起電圧が、アーク室14内にイオンを発生し、そして、この室から放出してイオンを加速する。
イオン化室14の壁12内には、間接的に加熱された陰極44内に少なくとも部分的に含まれる図示しないフィラメントがある。イオン化室の一端には、陰極44があり、また陰極の反対側の他端には、リペラ100が配置されている。アルゴン(Ar)等のスパッタ用ガスは、入口45を介してイオン化室14に放出され、フィラメントは、熱的に励起されて電子を放出する。これらのフィラメントにより放出された電子は、間接的に熱せられた陰極44に向けて加速され、そしてこの陰極に衝突し、今度は、アーク室内から正イオンを作り出す電子を放出する。
負電位にあるリペラ(または反陰極)100は、以下で説明するようにエンドキャップの陰極44に向けて戻る電子を反射する。これによって、リペラ100は、イオン化室内の陰極によって放出された電子を中央に閉じ込めるように働く。これらの電子は、スパッタ用ガス分子と衝突する数が増加し、ガス分子がイオン化する。
イオン化室のまわりには磁石アセンブリがあり、これは、イオン源アセンブリの支持管36に取り付けられている。磁石アセンブリは、一対のコイルが巻きつけられた環状ヨーク46と、ヨーク46から伸び互いに径方向に対向する磁極48と、磁極48の各々に取り付けられた熱シールド50とを含んでいる。非磁気シールド52が、全磁石アセンブリの回りを取り囲み、この磁石アセンブリをシールドして電子の逆流を防止する。磁界は、イオン化室14内に集中し、プラズマイオン化の比率を高める。
イオン化室14内でイオン化されるスパッタ用ガスは、図3においてより詳細に示すように、リペラ100に衝突するスパッタリングプラズマを形成する。このスパッタリングプラズマは、±10ボルトの間の低いプラズマ電位にある。図示するように、リペラ100は、炭化ケイ素(SiC)製のねじ切りされたブロック102と、ねじ106によってブロック102に螺合するねじ付きロック要素またはスリーブ104と、このスリーブ104によりブロック102に固定されるスパッタ電極スラグ108を含んでいる。ブロック102とスリーブ104は、炭化ケイ素から構成される取付構造体である。
スパッタ電極スラグ108は、アルミニウム(Al)、ボロン(B)、ベリリウム(Be)、炭素(C)、セシウム(Cs)、ゲルマニウム(Ge)、モリブデン(Mo)、アンチモン(Sb)またはシリコン(Si)または他の適当な材料から構成される。一般的に、この適当な材料は、800℃以上の融点を有する。ねじ付きブロックとロッキングスリーブの構成は、種々の元素またはそれらの化合物からなるスパッタ電極スラグ108に容易に相互変換可能である。
この電極材料は、イオン源の作動中、スパッタされ、イオン化されるスパッタ用ガスによってイオン化されるイオン化可能材料のイオン源を供給する。正に荷電されたイオンビームは、引出し電極20、22(図2参照)によってイオン源の開口プレート16を介してイオン化室から引き出される。質量分析磁石は、スパッタ用ガス(例えば、アルゴン)内の正に荷電したイオンと、スパッタ電極(例えば、ボロン)から発生した正に荷電したイオンとを、フィルタにかけて所望のイオンビームを生じさせるために利用される。
アルゴン等の不活性のスパッタ用ガスが利用されてきたが、本発明では、ボロンのリペラとともにスパッタ用ガスとしてのBF3、あるいは、燐のリペラを用いてスパッタ用ガスとして燐ガスを用いることを考えている。これら後者の2つの場合、スパッタ用ガスのイオン化により、リペラ材料のスパッタリングとそれに続くイオン化によってイオンの発生を増加させる。BF3およびボロンのスパッタ用リペラの場合において、20キロ電子ボルト(20KeV)程度のイオンビームエネルギーレベルで30mAのB+電流が達成される。
リペラ100は、電気絶縁体110によってイオン化室の壁から絶縁されている。ねじ付きブロック102上のステム112は、壁12を貫通し、リペラの電源(図4参照)に接続するための手段を提供する。電源114は、リペラを電気的に負バイアス(電気的にアースされたイオン化室の壁に対して)にするために使用される。このように、リペラは、イオン化室14内に閉じ込めた、陰極から放出された電子を反射するために有効に機能する。好ましくは、電源114は、定格が10Aとされ、リペラに対して−2キロボルト(KV)まで与えることができる。一般的に、リペラは、アースされたイオン化室の壁に対して約−600ボルト(V)にバイアスされる。
リペラの電源114に付け加えて、アーク電源116が設けられ、このアーク電源は、アースされたイオン化室の壁12に対してエンドキャップの陰極44を負にバイアスするようになっている。この負バイアスは、陰極から放出したいくつかの電子をイオン化室の壁に向けて加速しスパッタ用ガスのイオン化のために必要なアークを作り出す。アーク電源116は、好ましくは、定格7Aとし、−150Vまで与えることができるようにする。一般的に、アーク電源は、約−110で作動する。
陰極電源118は、フィラメントに対してエンドキャップ陰極を正にバイアスするために設けられている。この正バイアスは、フィラメントから放出された電子をエンドキャップ陰極44に向けて加速し、そして、イオン化室内に陰極から放出された電子を発生させる。陰極電源118は、好ましくは、定格が1.6Aであり、−600Vまで供給することができる。一般的に、エンドキャップ陰極44は、局部的にアースされたイオン化室の壁より低い400〜500Vの間の電位に保持される。
最後に、フィラメント電源120は、熱イオン的な電子を発生するフィラメントを励起させるために設けられている。このフィラメント電源120は、好ましくは、定格が60Aであり、10Vまでの電圧を供給する。一般的に、フィラメント電源120は、エンドキャップ電圧以下の5〜10Vの間で動作する。このエンドキャップ電圧は、エンドキャップ陰極44を加熱するのに十分な電圧であり、イオン化室内に熱イオン的に電子を放出する。
好ましい実施形態では、リペラ電源114は、イオンビーム電流の制御に役立つように電圧を可変することができる。一般的に、リペラ電圧が高くなればなるほど(イオン化室の壁12に対してより負の電圧)、イオン化されるスパッタ用ガスとの衝突により与えられるエネルギーが高くなる。そして、イオン化室から引き出されたイオンビーム電流がより増加する。
図5で示すように、コントローラ122は、その入力として、イオンビーム電流のフィードバック信号124とセットポイント信号126を、その入力として使用する。コントローラ122は、2つの信号を比較し、その信号問の差に基づいて制御信号128をリペラ電源114に出力する。このように、例示された閉ループの制御システムは、イオンビーム電流を所望のレベルに制御するために、イオンビーム電流のリアルタイム測定に基づいて、リペラ電源電圧を連続的に変化させるのに用いられる。
さらに、スパッタ用ガスが供給されるイオン化室での圧力は、スパッタ電極108のスパッタリングの度合いと、その結果生じるイオンビーム電流とに影響を与える。このように、スパッタ用ガス圧力を制御し、かつリペラ電源電圧を制御するために結合された制御システムは、イオンビーム電流の広いダイナミックレンジを与えるために使用することができる。このスパッタ用ガス圧力の制御システムは、コントローラ222と同様の制御装置として使用することができ、また、イオンビーム電流のフィードバック信号124及びセットアップ信号126を利用することができる。
以上、本発明におけるイオン源用のリペラの好ましい実施形態について記載してきた。しかし、上述したこれらの記載は、単に例示のためになされたものであり、本発明は、ここに記載した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更及び修正を含み、添付された特許請求の範囲またはその技術的思想から逸脱しない上述の記載を含むものとする。
従来のイオン源を示す断面図である。 本発明の原理に従って構成されたイオン源の断面図である。 図2のイオン源のリペラ部分を示す断面図である。 図2のイオン源にパワーを供給する電源を示す電気的な概略ブロック図である。 リペラの電源制御回路の電気的な概略ブロック図である。
10 イオン源
12 壁
14 イオン化室
18 開口
44 電子源
45 入口
100 リペラ
102 ブロック
104 ロック要素
108 スラグ
122 コントローラ
114 リペラ電源
116 アーク電源
118 陰極電源
120 フィラメント電源

Claims (13)

  1. 少なくとも部分的に壁(12)によって区画され、かつスパッタ用ガスが注入される入口(45)、およびイオンビーム(B)が引き出される開口(18)を有するイオン化室(14)と、
    スパッタリングプラズマを形成するために前記スパッタ用ガスをイオン化する電子源(44)と、
    前記イオン化室(14)内に磁界を集中させるため、前記イオン化室の回りに配置した磁石アセンブリ(46,48,50)と、
    (a)前記イオン化室内の前記電子源(44)に対向配置され、該電子源から放出された電子が前記電子源に向けて戻るように前記電子を反射させて、前記イオン化室の中央に前記電子を閉じ込め、かつ、(b)前記入口(45)からの前記スパッタ用ガスとは別に、前記電子源から放出された電子と衝突してイオン化されるスパッタ可能材料を提供する供給源としての、スパッタ可能なリペラ(100)と、
    前記イオン化室(14)の壁に対して前記リペラ(100)に負バイアスを与えるための可変のリペラ電源(114)と、
    このリペラ電源(114)に制御信号(128)を出力して、イオン注入装置から受け入れられたイオンビーム電流のフィードバック信号(124)の一部に基づいて前記負バイアスを変化させるためのコントローラ(122)とを含み、
    該コントローラは、前記リペラ電源(114)の電圧を制御するため、イオンビーム電流の前記フィードバック信号(124)とセットポイント信号(126)とを比較し、その信号差に基づく前記制御信号(128)を前記リペラ電源(114)に供給しており、
    前記スパッタ可能なリペラ(100)は、スパッタ可能材料のスパッタ電極スラグ(108)を含み、さらに前記イオン化室(14)内に前記スラグを取り付ける取付構造体(102,104)を含み、前記スラグは、前記取付構造体から取り外し可能であり、さらに、前記リペラ(100)は、前記イオン化室の壁(12)から絶縁され、かつ前記イオン化室の壁(12)に対して負にバイアスされていることを特徴とするイオン注入装置用のイオン源。
  2. 前記スパッタ可能なリペラ(100)と前記電子源(44)は、前記イオン化室(14)の対向する端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  3. 前記取付構造体(102,104)は、炭化ケイ素から構成されていることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  4. 前記スパッタ可能材料の融点は、800℃以上であることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  5. 前記スパッタ可能材料は、アルミニウム、ボロン、ベリリウム、炭素、セシウム、ゲルマニウム、モリブデン、アンチモンまたはシリコンのいずれかの元素またはそれらのいくつかを含む化合物からなることを特徴とする請求項4記載のイオン源。
  6. 前記電子源は、エンドキャップの陰極(44)によって少なくとも部分的に取り囲まれた加熱フィラメントを含んでいることを特徴とする請求項5記載のイオン源。
  7. 前記リペラ(100)の電位は、前記スパッタ用ガスのプラズマ電位と異なっていることを特徴とする請求項1記載のイオン源。
  8. イオン注入装置におけるイオン源(10)のためのリペラ(100)であって、
    イオン化ガスによってスパッタリングされる材料からなるスパッタ電極スラグ(108)と、
    前記スパッタ電極スラグを支持するねじ付きブロック(102)と、
    前記スパッタ電極スラグ(108)を前記ブロック(102)に取外し可能に取り付けられるねじ付きロック要素(104)とを含み、
    前記スパッタ電極スラグが、(a)イオン化ガス内に含まれる電子を反射して、イオン化室の中央に前記電子を閉じ込め、かつ(b)スパッタされる材料を供給して、この材料が前記イオン化ガスによってイオン化されるようになっており、さらに、
    前記リペラ(100)に電気的な負バイアスを与えるための可変のリペラ電源(114)と、
    このリペラ電源(114)に制御信号(128)を出力して、イオン注入装置から受け入れられたイオンビーム電流のフィードバック信号(124)の一部に基づいて前記負バイアスを変化させるためのコントローラ(122)とを含み、
    該コントローラは、前記リペラ電源(114)の電圧を制御するため、イオンビーム電流の前記フィードバック信号(124)とセットポイント信号(126)とを比較し、その信号差に基づく前記制御信号(128)を前記リペラ電源(114)に供給することを特徴とするイオン源用のリペラ。
  9. 前記ロック要素(104)は、前記スパッタ電極スラグ(108)を前記ブロック(102)に固定するために前記ブロックに螺合することを特徴とする請求項8記載のリペラ。
  10. 前記ロック要素(104)と前記ブロック(102)は、炭化ケイ素から構成されていることを特徴とする請求項8記載のリペラ。
  11. 前記スパッタ可能な材料の融点は、800℃以上であることを特徴とする請求項8記載のリペラ。
  12. 前記スパッタ可能な材料は、アルミニウム、ボロン、ベリリウム、炭素、セシウム、ゲルマニウム、モリブデン、アンチモンまたはシリコンのいずれかの元素またはそれらのいくつかを含む化合物からなることを特徴とする請求項8記載のリペラ。
  13. 前記リペラ(100)の負バイアスは、前記イオン化ガスのプラズマ電位と異なっていることを特徴とする請求項8記載のリペラ。
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