JP5211271B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、湾曲部を備えた内視鏡に関する。
一般に、内視鏡は、体腔内に挿入される挿入部の先端部側に湾曲部を備え、また、挿入部に連結された操作部に前記湾曲部を湾曲操作する湾曲操作レバーなどの湾曲操作部を備えた構成の軟性内視鏡や、硬性鏡が知られている。ところで、気管支内に挿入される気管支鏡などの細径の軟性内視鏡では、細長い軟性の可撓管部の先端に湾曲部が配設され、最先端に先端硬性部が配設されている。可撓管部は、金属製の螺旋管(フレックス)の表面に金属製の網管(ブレード)が装着され、その外周面に樹脂製の外皮が装着される構成になっている。これにより、可撓管部は、挿入経路の形状に沿って自在に曲がるようになっている。
また、湾曲部には、複数の湾曲駒が挿入部の中心軸方向に並設されている。最先端の湾曲駒の先端部には、操作ワイヤの一端が連結されている。操作ワイヤの他端は、操作部側に延出され、湾曲操作レバーなどの湾曲操作部に連結されている。また、可撓管部の内部には、操作ワイヤを挿通するワイヤガイドが配設されている。ワイヤガイドの先端は、可撓管部の先端に固定されている。そして、湾曲操作レバーの回動操作によって操作ワイヤが牽引され、操作ワイヤを介して最先端の湾曲駒の先端部に牽引力が作用することにより、湾曲部の複数の湾曲駒がそれぞれの回動軸を中心に回動し、湾曲部全体が円弧状に湾曲するようになっている。これにより、先端硬性部に配置された照明窓や、観察窓や、処置具挿通チャンネルの開口部などの向きが任意の方向に向けられるようになっている。
特許文献1には、先端硬質部と湾曲部との間に、この湾曲部より短い長さ寸法で、曲げ方向に可撓性を有する可撓部を設け、本体操作部に前記可撓部を曲げ操作する可撓部操作手段を設ける構成が示されている。ここでは、可撓部操作手段は遠隔操作によって可撓部の曲げ操作をし、操作がなされない状態では、可撓部は硬直化して曲がらない構成や、可撓部に外力が作用すると、それに追従して曲がる構成が示されている。さらに、可撓部は、可撓部操作手段により曲げ操作が可能な状態と、曲がらない状態と、外力が作用したときには自在に曲がる状態というように、3つの状態に切り換え可能な構成も示されている。
特許文献2には、可撓管部の硬度を可変にした内視鏡が示されている。ここでは、可撓管部の内部に湾曲部の後端でその先端が固着されたワイヤと、このワイヤの先端付近でその先端が固着され、後端はコイルストッパで後方への移動が規制されたコイルとが挿通されている。コイルの後端から後方側に延出されたワイヤは、操作部に設けた硬度調整ノブの回転操作により牽引操作される。そして、硬度調整ノブの回転操作によりコイル後端のワイヤストッパも同時に後方に移動し、この移動によりコイルを圧縮させて可撓管部の硬度を変更できるようになっている。
特開2007−61377号公報 特開2003−116779号公報
内視鏡の挿入対象臓器の1つである肺は、中枢から末梢に行くほど気管支の径が細くなり、次の分岐までの距離が短くなる。そのため、気管支内に挿入されて使用される気管支鏡は、肺の末梢まで挿入したいので、湾曲部の曲げR(半径)が小さいことが求められている。
一方、湾曲部の曲げRが小さすぎると、中枢で気管支分岐間の屈曲角度が大きい上葉に気管支鏡を挿入する際に内視鏡の先端を上葉に導く作業が行いにくく、その作業に手間がかかる。そして、湾曲部の曲げRが小さい場合には、内視鏡の先端を挿入目的場所から外れた方向、例えば別の気管支(中間幹)の方向に導かれる可能性がある。そのため、内視鏡の挿入に内視鏡の挿入をガイドするガイドチューブを使用するなどの面倒な作業が必要になる問題がある。
また、特許文献1のように、先端硬質部と湾曲部との間に、可撓部を設けた場合にも、中枢で気管支分岐間の屈曲角度が大きい上葉に気管支鏡を挿入する際に内視鏡の先端を上葉に導く作業が行いにくい。そのため、この場合も内視鏡の挿入にガイドチューブを使用するなどの面倒な作業が必要になる問題がある。
特許文献2のように可撓管部の硬度を可変にした内視鏡では、可撓管部の内部構成が複雑になり、可撓管部の径が大きくなる。そのため、気管支鏡のように細径の内視鏡には採用しにくい問題がある。
本発明は、上記事情に着目してなされたもので、その目的は、挿入部を挿入する作業の作業性を高めることができる内視鏡を提供することにある。
本発明の一態様は、細長の挿入部と、前記挿入部の先端に設けられた湾曲動可能な湾曲部と、前記湾曲部を湾曲操作する湾曲操作部と、前記湾曲操作部による前記湾曲部の湾曲半径を変更する切替機構と、前記切替機構を操作可能な切替操作部と、を備える内視鏡である。
本発明によれば、挿入部を挿入する作業の作業性を高めることができる内視鏡を提供することができる。
図1Aは、本発明の第1の実施の形態の内視鏡の全体の概略構成を示す側面図である。 図1Bは、先端硬性部の正面図である。 図2Aは、第1の実施の形態の内視鏡の湾曲部の連結部分を示す要部の縦断面図である。 図2Bは、受動湾曲部の曲がり形状変形部を示す要部の縦断面図である。 図3Aは、図2BのIIIA−IIIA線断面図である。 図3Bは、アングルワイヤと操作パイプとアングルコイルとの配置状態を示す横断面図である。 図4は、第1の実施の形態の内視鏡のワイヤ操作部と操作パイプ操作部との概略構成を示す側面図である。 図5は、第1の実施の形態の内視鏡の湾曲部の受動湾曲部の曲がり形状の変形状態を説明するための説明図である。 図6は、第1の実施の形態の内視鏡の挿入部に組み込まれた鉗子チャンネルの概略構成を示す側面図である。 図7は、第1の実施の形態の内視鏡の処置具挿通チャンネルの補強コイルの接続部分を示す要部の斜視図である。 図8は、本発明の第2の実施の形態の硬性鏡を示す側面図である。
[第1の実施の形態]
(構成)
図1A乃至図7は、本発明の第1の実施の形態を示す。図1Aは、例えば、気管支鏡などの細径の軟性内視鏡1の全体の概略構成を示す。内視鏡1は、体腔内に挿入される細長の挿入部2と、この挿入部2の後端側に連設された太幅の操作部3と、この操作部3の側部から延設された図示しないユニバーサルケーブルとを備えている。ユニバーサルケーブルの端部はコネクタを介して光源装置に着脱自在に接続される。
挿入部2では、細長い軟性の可撓管部4の先端に湾曲動可能な湾曲部5が配設され、最先端に先端硬性部6が配設されている。図1Bに示すように先端硬性部6には、照明窓7や、観察窓8や、処置具挿通チャンネルの開口部9などが配置されている。照明窓7の後方にはライトガイド10(図3A並びに図3B参照)の先端部が接続されている。観察窓8の後方には図示しないCCDなどの撮像素子が配設されている。
挿入部2、操作部3、ユニバーサルケーブル内には図3A並びに図3Bに示すようにライトガイド10および撮像素子の信号ケーブル11が挿通されている。ライトガイド10の後端部は、ライトガイドコネクタ部を介して光源装置に接続され、信号ケーブル11の後端部は、図示しない電気コネクタを介して外部のカメラコントロールユニット(CCU)に接続されている。そして、光源装置からの照明光がライトガイド10で照明窓7に伝送され、照明窓7から先端硬性部6の前方に出射され、患部等の被写体を照明する。照明された被写体の観察像は、観察窓に取り付けた対物レンズによりその結像位置の撮像素子に結像され、この撮像素子で観察像が電気信号に光電変換される。そして、撮像素子からの出力信号が信号ケーブル11を介して外部のカメラコントロールユニットに伝送され、カメラコントロールユニット内の信号処理回路で標準的な映像信号に変換された後、カメラコントロールユニットに接続されたモニタに出力され、モニタに内視鏡1の観察像が表示される。
可撓管部4は、図示しない金属製の平板を螺旋状に巻回して形成された螺旋管(フレックス)の表面に金属製の網管(ブレード)が装着され、その外周面に樹脂製の外皮が装着される構成になっている。これにより、可撓管部4は、挿入経路の形状に沿って自在に曲がるようになっている。可撓管部4の後端は操作部3の前端に連結されている。可撓管部4の後端外周にはテーパ形状にして折れ止め機能を有する折れ止め部材4aが設けられている。
図2Aは、本実施の形態の内視鏡1の湾曲部5の連結部分を示す要部の縦断面図である。本実施の形態の湾曲部5は、先端側部分に配置され、任意に曲げ操作できる、すなわち湾曲動可能な能動湾曲部(第一湾曲部)12と、この能動湾曲部12の基端側に設けられ、外力により受動的に曲がる状態で保持される湾曲動可能な受動湾曲部(第二湾曲部)13と、を有する。
能動湾曲部12は、リング形状の複数の湾曲駒14が挿入部2の中心軸方向に並設されている。前後に隣接する湾曲駒14間は、一対のリベット等の回動軸15で互いに回動自在に連結されている。最先端の湾曲駒14の先端部、或いは先端硬性部6の後端部には、2本のアングルワイヤ16の各先端が連結されている。2本のアングルワイヤ16は、湾曲駒14の周方向にほぼ180°離れた位置に配置されている。なお、本実施の形態では、2本のアングルワイヤ16が例えば、上下或いは左右方向に沿って配置され、先端硬性部6を2方向に湾曲させる2方向湾曲の能動湾曲部12の例を示しているが、先端硬性部6を上下左右の4方向に湾曲させる4方向湾曲の能動湾曲部12の場合には4本のアングルワイヤ16が90°間隔に配置された状態で使用される。アングルワイヤ16の各後端は、操作部3側に延出されている。また、2本もしくは4本のアングルワイヤ16が90°以外の任意の角度間隔に配置された状態で使用されてもよい。
受動湾曲部13は、図3Aに示すように金属製の螺旋管(フレックス)17の表面に金属製の網管(ブレード)18が装着され、その外周面にゴム製の外皮19が装着される構成の軟性の管体20を有する。外皮19の先端は、能動湾曲部12まで延設され、一体化されている。
ここで、受動湾曲部13の管体20は、可撓管部4とほぼ同様に構成されている。なお、受動湾曲部13の管体20と、可撓管部4とは、螺旋管17の巻き方や金属板の幅寸法や板厚、網管18のメッシュの構成などが異なる。これにより、受動湾曲部13の管体20と、可撓管部4とは、柔らかさが適宜、調整可能になっている。例えば、内視鏡1の挿入対象に合わせて受動湾曲部13の管体20を可撓管部4よりも硬く設定したり、逆に柔らかく設定したり、ほぼ同じ柔らかさに設定したりすることができる。また、受動湾曲部13の管体20の先端部内周面には、その内部にアングルワイヤ16が挿通されてアングルワイヤ16を案内するアングルコイル(ワイヤガイド部)21の先端が固定されている。アングルコイル21は、金属製の密巻コイルによって形成されている。
また、受動湾曲部13の管体20の内部には、受動湾曲部13の管体20の曲がり形状を任意に変形する、すなわち湾曲半径を変更することができる曲がり形状変形部(切替機構)22を有する。曲がり形状変形部22は、アングルコイル21を受動湾曲部13内で前後に分割させた前端側コイル(前端側ワイヤガイド部)23と後端側コイル(後端側ワイヤガイド部)24とを有する。前端側コイル23の先端は、受動湾曲部13の先端に固定されている。前端側コイル23の終端は、受動湾曲部13内の任意の長さに延設されている。後端側コイル24の先端は、受動湾曲部13の後端に固定されている。後端側コイル24の終端は、挿入部2の後端まで延設されている。これにより、前端側コイル23と後端側コイル24との間には、適宜の長さの曲がり形状調整用の隙間Sが形成されている。
さらに、受動湾曲部13内で走行するアングルワイヤ16とそのアングルワイヤ16をが挿通されそのアングルワイヤ16を案内するアングルコイル21との間には、アングルコイル21に対してアングルコイル21の延設方向に移動可能に支持された操作パイプ25が介設されている。操作パイプ25は、超弾性の金属パイプによって形成され、後端側コイル24の中に挿通されている。操作パイプ25の長さは、後端側コイル24の長さ以上の長さである。操作パイプ25の外径は、前端側コイル23の内径以上である。これにより、操作パイプ25が前端側コイル23の内部に挿入されることはない。そして、曲がり形状変形部22は、前端側コイル23と後端側コイル24との間の隙間Sで操作パイプ25をアングルコイル21の延設方向に移動させることで受動湾曲部13の剛性を切り替え可能としている。
また、図4に示すように操作部3には、アングルワイヤ16を牽引操作するワイヤ操作部26と、操作パイプ25を牽引操作する操作パイプ操作部27とが設けられている。ワイヤ操作部26には、アングルワイヤ16の後端が連結された回転ドラム28が設けられている。回転ドラム28の回転軸29には、湾曲操作を行う湾曲操作レバー(湾曲操作部)30が取り付けられている。
そして、この湾曲操作レバー30を回動する操作を行うことにより、上下方向或いは左右方向に沿って配置した1対のアングルワイヤ16の一方を牽引、他方を弛緩させて牽引したアングルワイヤ16側に能動湾曲部12を湾曲させることができるようにしている。
また、操作パイプ操作部27には、操作パイプ25をアングルコイル21の延設方向に移動させる移動機構31が設けられている。この移動機構31には、操作パイプ25の後端に固定された連結部材32と、この連結部材32に一端が固定された連結棒33と、連結棒33を操作パイプ25の移動方向に移動させる動作をガイドするガイドレール34と、受動湾曲部13の曲がり形状を設定する操作を行う曲がり形状設定レバー(切替操作部)35とが設けられている。曲がり形状設定レバー35は、回転ドラム36に取り付けられている。回転ドラム36の回転軸37には、曲がり形状設定レバー35の操作を操作パイプ25の移動方向に連結棒33を移動させる動作に変換する動力伝達部38が設けられている。
そして、曲がり形状設定レバー35を回動する操作を行うことにより、連結棒33と連結部材32とを介して操作パイプ25をアングルコイル21の延設方向に移動させることができるようにしている。これにより、受動湾曲部13の前端側コイル23と後端側コイル24との間の曲がり形状調整用の隙間Sを操作パイプ25によって開閉することで受動湾曲部13の剛性を変化させることができる。
ここで、曲がり形状変形部22は、操作パイプ操作部27の曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を操作部3側に牽引操作することで、前端側コイル23と後端側コイル24との間の隙間Sを大きく開く方向に移動させることができる。この場合は、受動湾曲部13の剛性を小さくする方向に変化させることができ、図5の(III)に示すように受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが小さい形状に変形させることができる。図5の(III)に示す状態(第一状態)では、切替操作部である曲がり形状設定レバー35により切替機構である曲がり形状変形部22を操作することにより、第一湾曲部としての能動湾曲部12とともに第二湾曲部としての受動湾曲部13が湾曲動する。
また、曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を能動湾曲部12側に押し出し操作することで、前端側コイル23と後端側コイル24との間の隙間Sを小さく閉じる方向に移動させることができる。この場合は、受動湾曲部13の剛性を大きくする方向に変化させることができ、図5の(I)に示すように受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが大きい形状に変形させることができる。図5の(I)に示す状態(第二状態)では、切替操作部である曲がり形状設定レバー35により切替機構である曲がり形状変形部22を操作することにより、第一湾曲部としての能動湾曲部12とともに第二湾曲部としての受動湾曲部13が湾曲動しない。
なお、曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を前端側コイル23と後端側コイル24との間の隙間Sの中間位置に移動させることにより、図5の(II)に示すように受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが中間の形状に変形させることができる。
このように、曲がり形状変形部22が、図5の(III)に示す第一状態又は図5の(II)に示す状態として、湾曲操作レバー30の操作により受動湾曲部13を湾曲動可能な剛性に切り替え、図5の(I)に示す第二状態として、湾曲操作レバー30の操作により受動湾曲部13を湾曲動不可能な剛性に切り替える。
したがって、曲がり形状変形部22には、操作パイプ操作部27の曲がり形状設定レバー35の操作に応じて操作パイプ25をアングルコイル21の延設方向に移動させることで受動湾曲部13の剛性を任意に切り替え可能な曲げ剛性切り替え機構39が形成されている。そして、この曲げ剛性切り替え機構39により、受動湾曲部13の曲がり形状を任意に変形することができるようになっている。
また、操作部3には、処置具挿入口40が設けられている。この処置具挿入口40には、挿入部2の内部に配設された処置具挿通チャンネル41(図3A並びに図3B参照)が接続されている。そして、処置具挿入口40から処理具を挿入することにより内部の処置具挿通チャンネル41を経て先端硬性部6のチャンネル出口の開口部9から処置具の先端側を突出させて処置を行う。
さらに、図6に示すように処置具挿通チャンネル41の外周面には、補強部材として金属製の平板を螺旋状に巻回して形成された補強コイル42を巻き付けている。補強コイル42は、チャンネル41の座屈防止と処置具をチャンネル41内に挿通した際にチャンネル41が湾曲部5のワイヤガイド50と鉗子に挟まれて削れることを防止するための補強部材である。
この補強コイル42は、湾曲部5の位置に応じてコイルの硬度を変えている。すなわち、補強コイル42には、湾曲部5の先端部分Xと、中央部分Yと、後端部分Zとにそれぞれ硬さが異なる3つの補強コイル構成体42a〜42cが配置されている。3つの補強コイル構成体42a〜42c間はそれぞれ接続されている。
ここで、湾曲部5の先端部分Xと対応する部分には、標準的な硬さの補強コイル42よりも軟らかい第1の補強コイル構成体42aが配設されている。また、湾曲部5の中央部分Yと対応する部分には、標準的な硬さの補強コイル42よりも硬度が高い硬い第2の補強コイル構成体42bが配設されている。さらに、湾曲部5の後端部分Zと対応する部分には、標準的な硬さの補強コイル42よりも軟らかい第3の補強コイル構成体42cが配設されている。なお、第1の補強コイル構成体42aと第3の補強コイル構成体42cとは同じ硬さに設定してもよい。
また、図7は、第1の補強コイル構成体42aと第2の補強コイル構成体42bとの接続部分の構成を示す。ここで、第2の補強コイル構成体42bの端末部には連結凹部43が形成されている。この連結凹部43は、両側面に連結凹部43の底部43a側に向かうにしたがって幅が大きくなるテーパ面状の傾斜面43bが形成されている。第1の補強コイル構成体42aの端末部には、第2の補強コイル構成体42bの連結凹部43と対応する形状の連結凸部44が形成されている。そして、第1の補強コイル構成体42aの端末部の連結凸部44と、第2の補強コイル構成体42bの連結凹部43とを嵌合させる状態で第1の補強コイル構成体42aと第2の補強コイル構成体42bとの端末部同士が突き当てられて接続されている。なお、第1の補強コイル構成体42aと第2の補強コイル構成体42bとの接続部の外周に薄幕チューブを巻き付けてはずれ防止処理を行ってもよい。なお、第2の補強コイル構成体42bと第3の補強コイル構成体42cとの接続部分も同じ構成になっている。
(作用)
次に、上記構成の作用について説明する。本実施の形態の内視鏡1の使用時には、操作部3のワイヤ操作部26の湾曲操作レバー30を回動操作することにより、1対のアングルワイヤ16の一方を牽引、他方を弛緩させて牽引したアングルワイヤ16側に能動湾曲部12を湾曲させることができる。これにより、先端硬性部6の照明窓7や、観察窓8や、処置具挿通チャンネルの開口部9などの向きを所望の方向に向けることができる。
また、内視鏡1を気管支内に挿入する場合のように挿入目的場所に応じて湾曲部5の曲げR(半径)を変化させたい場合には、操作パイプ操作部27の曲がり形状設定レバー35を操作する。ここで、曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を能動湾曲部12側に押し出し操作することで、前端側コイル23と後端側コイル24との間の隙間Sを小さく閉じる方向に移動させることができる。このとき、操作パイプ25を前端側コイル23に突き当てた状態では操作パイプ25による突っ張り力があるので、受動湾曲部13全体でアングルコイル21の剛性を確保できる。そのため、この場合は、受動湾曲部13の剛性が大きくなるように受動湾曲部13の剛性を変化させることができるので、この状態で、湾曲操作レバー30によってアングルワイヤ16を牽引することで主に能動湾曲部12が曲がる。そして、図5の(I)に示すように、受動湾曲部13が能動湾曲部12とともに湾曲動しないように、受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが大きい形状に変形させることができる。
また、曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を操作部3側に牽引操作することで、前端側コイル23と後端側コイル24との間の隙間Sを大きく開く方向に移動させることができる。このように操作パイプ25が前端側コイル23に突き当てない状態では操作パイプ25による突っ張り力が無くなるため、受動湾曲部13のアングルコイル21の剛性が低下する。そのため、この場合は、受動湾曲部13の剛性が小さくなるように受動湾曲部13の剛性を変化させることができるので、この状態で、湾曲操作レバー30によってアングルワイヤ16を牽引すると受動湾曲部13が曲がる。そして、図5の(III)に示すように、受動湾曲部13が能動湾曲部12とともに湾曲動するように、受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが小さい形状に変形させることができる。
また、曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を前端側コイル23と後端側コイル24との間の隙間Sの中間位置に移動させることにより、図5の(II)に示すように受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが中間の形状に変形させることができる。
(効果)
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施の形態の内視鏡1では、操作パイプ操作部27の曲がり形状設定レバー35を操作することにより、曲がり形状変形部22を駆動して外部負荷によって受動的に曲がる受動湾曲部13の曲がり形状を任意に変形することができる。
これにより、内視鏡操作者が意図して受動湾曲部13の曲げ形状を変化させることができ、受動湾曲部13を曲げたり曲げなかったりすることで、能動湾曲部12と受動湾曲部13とを含む湾曲部5の曲げR(半径)の大きさを変更することができる。そのため、例えば、気管支内に挿入される気管支鏡の使用時に中枢で気管支分岐間の屈曲角度が大きい上葉に気管支鏡を挿入する際には、曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を能動湾曲部12側に押し出し操作して図5の(I)に示すように受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが大きい形状に変形させることができる。また、気管支鏡を肺の末梢まで挿入する際には、曲がり形状設定レバー35によって操作パイプ25を操作部3側に牽引操作することで、図5の(III)に示すように受動湾曲部13の曲がり形状を曲げ半径Rが小さい形状に変形させることができる。その結果、内視鏡1の挿入部2を挿入する作業の作業性を高めることができる。
また、本実施の形態では、操作パイプ25の先端が受動湾曲部13の剛性変化点であるため、操作パイプ25を挿入部2の長軸方向に進退することで受動湾曲部13の任意の箇所で受動湾曲部13を曲げることができる。
また、本実施の形態では、処置具挿通チャンネル41の外周面に巻き付けている補強コイル42は、湾曲部5の位置に応じてコイルの硬度を変えている。そして、湾曲部5の先端部分Xと対応する部分には、標準的な硬さの補強コイル42よりも軟らかい第1の補強コイル構成体42aが配設されている。この湾曲部5の先端部分Xと対応する第1の補強コイル構成体42aの部分では、チャンネル41はワイヤガイド50と鉗子に挟まれにくい。さらに、湾曲部5の先端は最後に曲がり始めるため、曲がりにくい。そのため、第1の補強コイル構成体42aの硬度を軟らかくすることで、チャンネル41を軟らかくすることができ、湾曲力量を低減できる。
また、湾曲部5の中央部分Yと対応する部分には、標準的な硬さの補強コイル42よりも硬度が高い硬い第2の補強コイル構成体42bが配設されている。この湾曲部5の中央部分Yと対応する第2の補強コイル構成体42bの部分では、鉗子の挿通力量が高くなり、チャンネル41がワイヤガイド50と鉗子に挟まれやすい。そのため、第2の補強コイル構成体42bの硬度を硬くすることで、チャンネル41の形状変化を抑え、ワイヤガイド50との接触率を低減できる。その結果、チャンネル41の削れ耐性が向上し、湾曲形状を保持しやすいので鉗子を目標部位に当てやすくなる。ワイヤガイド50とチャンネル41が接触する位置に第2の補強コイル構成体42bを配置することで、効果がより向上する。
さらに、湾曲部5の後端部分Zと対応する部分には、標準的な硬さの補強コイル42よりも軟らかい第3の補強コイル構成体42cが配設されている。湾曲部5の後端部分Zと対応する第3の補強コイル構成体42cの部分では、チャンネル41はワイヤガイド50と鉗子に挟まれにくい。さらに、湾曲部5は手元から曲がり始めるので、第3の補強コイル構成体42cの硬度を軟らかくすることで、チャンネル41を軟らかくすることができ、湾曲力量を低減できる。
このように処置具挿通チャンネル41の外周面に巻き付けている補強コイル42の硬度を変えることで、チャンネル41の硬さを湾曲部5の各位置に合った硬さに変更することができるので、湾曲部5の湾曲形状に合わせた処置具挿通チャンネル41の構造を最適化することができる。そのため、処置具挿通チャンネル41の耐久性向上、内視鏡1の操作性の向上、使用者の身体的負担の軽減を達成することができる。
[第2の実施の形態]
(構成)
図8は、本発明の第2の実施の形態を示す。第1の実施の形態(図1A乃至図7参照)では気管支鏡などの細径の軟性内視鏡1に適用した例を示したが、本実施の形態は、硬性鏡61に適用した例を示す。本実施の形態の硬性鏡61は、金属管などの硬性な挿入部62の先端に湾曲動可能な湾曲部63が配設され、最先端に先端硬性部64が配設されている。
本実施の形態の湾曲部63は、先端側部分に配置され、任意に曲げ操作できる、すなわち湾曲動可能な能動湾曲部(第一湾曲部)65と、この能動湾曲部65の基端側に設けられ、外力により受動的に曲がる状態で保持される湾曲動可能な受動湾曲部(第二湾曲部)66と、を有する。能動湾曲部65は、第1の実施の形態の能動湾曲部12と同様に構成され、受動湾曲部66も第1の実施の形態の受動湾曲部13と同様に構成されている。
挿入部62の基端部に連結された操作部67には、湾曲操作を行う湾曲操作レバー(湾曲操作部)67と受動湾曲部66の曲がり形状を設定する操作を行う曲がり形状設定レバー(切替操作部)35(図4参照)とが設けられている。そして、操作部67の湾曲操作レバー68を回動操作することにより、能動湾曲部65を湾曲させることができる。
また、曲がり形状設定レバー35を操作することにより、第1の実施の形態と同様に外部負荷によって受動的に曲がる受動湾曲部66の曲がり形状を任意に変形することができる。
(作用・効果)
本実施の形態では、硬性鏡61の湾曲部63であっても任意に曲げ操作できる能動湾曲部65と、この能動湾曲部65の基端側に設けられ、外力により受動的に曲がる状態で保持される受動湾曲部66とを設けることができ、第1の実施の形態と同様に外部負荷によって受動的に曲がる受動湾曲部66の曲がり形状を任意に変形することができる。そのため、硬性鏡61の湾曲部63であっても第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
さらに、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論である。
次に、本出願に係る発明の他の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
(付記項1) 湾曲部の先端側部分に配置され、任意に曲げ操作できる能動湾曲部と、前記能動湾曲部の基端側に設けられ、外力により受動的に曲がる状態で保持される受動湾曲部と、を具備し、前記受動湾曲部は、曲がり形状を任意に変形することができる曲がり形状変形部を有する内視鏡。
(付記項2) 前記曲がり形状変形部は、その曲げ剛性を任意に切り替える曲げ剛性切り替え機構を有し、前記曲げ剛性切り替え機構により、前記曲がり形状を任意に変形させるように構成している付記項1に記載の内視鏡。
(付記項3) 前記曲がり形状変形部は、前記受動湾曲部内で走行するアングルワイヤとそのアングルワイヤを挿通するワイヤガイド部との間に介設され、前記ワイヤガイド部に対して前記ワイヤガイド部の延設方向に移動可能に支持された操作パイプを有し、前記操作パイプを前記ワイヤガイド部の延設方向に移動させることで前記受動湾曲部の剛性を任意に切り替え可能としている付記項2に記載の内視鏡。
(付記項4) 挿入部の基端部に連結された操作部に、前記アングルワイヤを牽引操作するワイヤ操作部と、前記操作パイプを牽引操作する操作パイプ操作部とを有し、前記曲がり形状変形部は、前記操作パイプ操作部によって前記操作パイプを牽引操作することで前記受動湾曲部の曲がり形状を任意に変形する付記項3に記載の内視鏡。
(付記項5) 前記ワイヤガイド部は、前記受動湾曲部内で前後に分割された前端側ワイヤガイド部と後端側ワイヤガイド部とを有し、前記前端側ワイヤガイド部の先端は、前記受動湾曲部の先端に固定され、前記前端側ワイヤガイド部の終端は前記受動湾曲部内の任意の長さに延設され、かつ前記後端側ワイヤガイド部は、前記受動湾曲部の後端に固定され、前記後端側ワイヤガイド部の終端は挿入部後端まで延設され、前記後端側ワイヤガイド部の中に前記操作パイプが挿通され、前記操作パイプの長さは前記後端側ワイヤガイド部の長さ以上の長さであり、前記操作パイプの外径は前記前端側ワイヤガイド部の内径以上であり、前記曲がり形状変形部は、前記前端側ワイヤガイド部と後端側ワイヤガイド部との間の隙間で前記操作パイプを前記ワイヤガイド部の延設方向に移動させることで前記受動湾曲部の剛性を任意に切り替え可能としている付記項4に記載の内視鏡。
(付記項6) 前記曲がり形状変形部は、前記操作パイプ操作部によって前記操作パイプを前記操作部側に牽引操作することで、前記受動湾曲部の曲がり形状を曲げ半径Rが小さい形状に変形させ、前記操作パイプを前記能動湾曲部側に押し出し操作することで、前記受動湾曲部の曲がり形状を曲げ半径Rが大きい形状に変形させる付記項4に記載の内視鏡。
本発明は、湾曲部を備えた内視鏡を使用する技術分野や、これを製造する技術分野に有効である。
1…内視鏡、2…挿入部、3…操作部、4…可撓管部、5…湾曲部、12…能動湾曲部(第一湾曲部)、13…受動湾曲部(第二湾曲部)、22…曲がり形状変形部(切替機構)、30…湾曲操作レバー(湾曲操作部)、35…曲がり形状設定レバー(切替操作部)。

Claims (4)

  1. 細長の挿入部と、
    前記挿入部の先端部に設けられた湾曲動可能な湾曲部と、
    前記湾曲部を湾曲操作し得る湾曲操作部と、
    前記湾曲操作部による前記湾曲部の湾曲半径を変更する切替機構と、
    前記切替機構を任意に操作可能な切替操作部と、
    を備え、
    前記湾曲部が、湾曲動可能な第一湾曲部と、前記第一湾曲部の基端側に設けられた湾曲動可能な第二湾曲部と、から構成され、
    前記第二湾曲部は、当該第二湾曲部内で走行するアングルワイヤとそのアングルワイヤが挿通するそのアングルワイヤを案内するワイヤガイド部との間に介設され、前記アングルガイド部に対して前記ワイヤガイド部の延設方向に移動可能に支持された操作パイプを有し、前記操作パイプを前記ワイヤガイド部の延設方向に移動させることにより、前記第二湾曲部の剛性を切り替え可能とすることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記切替機構が、前記湾曲操作部による操作によって前記第一湾曲部とともに前記第二湾曲部が湾曲動する第一状態と、前記操作部の操作によって前記第一湾曲部とともに前記第二湾曲部が湾曲動しない第二状態と切り替えるものである、
    請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記切替機構が、第一状態として、前記第二湾曲部を前記湾曲操作部の操作により湾曲動可能な剛性に切り替え、第二状態として、前記第二湾曲部を前記湾曲操作部の操作により湾曲動不可能な剛性に切り替えるものである、
    請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記ワイヤガイド部は、前後に分割された前端側ワイヤガイド部と後端側ワイヤガイド部とを有し、前記前端側ワイヤガイド部の先端は、前記第二湾曲部の先端に固定され、前記前端側ワイヤガイド部の終端は前記第二湾曲部内の任意の長さに延設され、かつ前記後端側ワイヤガイド部は、前記第二湾曲部の後端に固定され、前記後端側ワイヤガイド部の終端は挿入部後端まで延設され、前記後端側ワイヤガイド部の中に前記操作パイプが挿通され、前記操作パイプの長さは前記後端側ワイヤガイド部の長さ以上の長さであり、前記操作パイプの外径は前記前端側ワイヤガイド部の内径以上であり、前記操作パイプを前記アングルコイルの延設方向に移動させることにより、前記前端側ワイヤガイド部と、前記後端側ワイヤガイド部との間の隙間を開閉して前記ワイヤガイド部の剛性を変えられるように構成されている請求項1に記載の内視鏡。
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