JP5210143B2 - 締付部材装填方法 - Google Patents

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Description

本発明は、締付部材装填方法に関する。詳しくは、締付装置のマガジンにボルトやねじなどの締付部材を装填する締付部材装填方法に関する。
従来より、自動車の製造工程では、締付装置を用いて、部品をボルトやねじでワークに複数箇所で固定することが行われている。
例えば、この締付装置は、ロボットアームと、このロボットアームの先端に設けられたナットランナと、このナットランナの近傍に設けられたマガジンと、を備える(特許文献1参照)。この締付装置によれば、マガジンにボルトを装填しておき、ナットランナにより、マガジンからボルトを順次受け取って、この受け取ったボルトをワークの所定箇所に差し込む。その後、ソケットを回転させて、ボルトを締め付ける。
特許第2929879号公報
ところで、近年、1つのラインで複数種類の車種を製造しており、そのため、1台の締付装置で複数種類のボルトを締め付けることが要請されている。
しかしながら、上述の構成では、マガジンに装填されるボルトは一種類であるため、複数種類のボルトを締め付けることはできない、という問題があった。
本発明は、マガジンに複数種類の締付部材を装填できる締付部材装填方法を提供することを目的とする。
本発明の締付部材装填方法は、マガジン(例えば、後述のマガジン10)に保持された複数のヘッド(例えば、後述のヘッド20、20A)に締付部材(例えば、後述のボルトB)を装填する締付部材装填方法であって、前記ヘッドを保持可能なソケット(例えば、後述のソケット41)を用いて、当該ソケットで前記複数のヘッドのうちの1つを保持する手順と、前記ソケットを移動させて、前記ヘッドで前記締付部材を保持する手順と、前記ソケットを移動させて、前記締付部材を保持したヘッドを前記マガジンに再び保持させる手順と、を備えることを特徴とする。
本発明の締付部材装填方法は、マガジンに保持された複数のヘッドに締付部材を装填する締付部材装填方法であって、前記ヘッドを保持可能なソケットを用意し、前記複数のヘッドのうちの1つを選択して、当該選択したヘッドを前記ソケットと前記締付部材との間に配置する手順と、前記ソケットを前記締付部材に向かって前進させて、当該ソケットで前記選択したヘッドを保持する手順と、さらに前記ソケットを前進させて、前記ヘッドを前記マガジンから脱離させる手順と、前記ヘッドに前記締付部材を嵌合させることで、前記ヘッドで前記締付部材を保持する手順と、前記ソケットを後退させて、前記締付部材を保持したヘッドを前記マガジンに再び保持させる手順と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、マガジンに複数種類のヘッドを設けて、これらヘッドのそれぞれに種類に応じた締付部材を嵌合することで、マガジンに複数種類の締付部材を装填できる。
また、各ヘッドに締付部材を嵌合させる動作を繰り返すことで、マガジンに保持した全てのヘッドに締付部材を装填する。よって、マガジンに保持した全てのヘッドに対して同時に締付部材を装填する場合に比べて、1回の動作で1つのヘッドの位相と1つの締付部材の位相とを一致させるだけでよいので、締付部材をマガジンにより確実に装填できる。
この場合、前記締付部材を保持する手順では、前記ソケットを前進させながら回転させるとともに、前記ヘッドの前記締付部材に対する相対距離を監視し、当該相対距離が所定値以下になった場合には、前記ヘッドに前記締付部材が嵌合したと判定することが好ましい。
この発明によれば、ヘッドで締付部材を保持する際に、ソケットを前進させながら回転させて、ヘッドを締付部材に押し付けつつ回転させるとともに、このヘッドの締付部材に対する相対距離を監視する。ヘッドの位相が締付部材の位相に一致すると、締付部材がヘッドに嵌合するため、ヘッドの締付部材に対する相対距離が小さくなる。そこで、ヘッドの締付部材に対する相対距離が所定値以下になった場合には、ヘッドに締付部材が嵌合したと判定する。
よって、ヘッドが締付部材を保持したことを簡単に判定できるので、締付部材をヘッドに保持させる際の装置の誤動作を低減できる。
また、ヘッドで締付部材を保持する際に、ソケットの直線運動および回転運動のみで締付部材をヘッドに保持させるので、ヘッドの動作が簡素化されるから、締付部材をヘッドに確実に保持させることができる。
この場合、前記締付部材を保持する手順では、所定時間に亘って当該相対距離が所定値以下にならない場合には、前記ヘッドに前記締付部材が嵌合していないと判定し、前記ソケットを後退させて前記ヘッドを前記締付部材から離した後、再び前記ソケットを前進させながら回転させるリトライを行うことが好ましい。
締付部材を保持する際、ヘッドを締付部材に押し付けつつ回転させるが、このようにしても、ヘッドと締付部材とが嵌合せずに噛み合ってしまい、ヘッドの位相が締付部材の位相に一致しない場合がある。
そこで、この発明によれば、締付部材を保持する際、所定時間に亘って当該相対距離が所定値以下にならない場合には、リトライを行う。このリトライにより、ヘッドに締付部材が嵌合する確率が高くなり、締付部材をヘッドにさらに確実に保持させることができる。
本発明のヘッドは、マガジンに保持されて、ボルトが嵌合可能であり、かつ、ソケットが着脱可能であることを特徴とする。
本発明のマガジンは、複数のヘッドを保持するマガジンであって、前記複数のヘッドには、複数種類の締付部材が嵌合することを特徴とする。
本発明によれば、マガジンに複数種類のヘッドを設けて、これらヘッドのそれぞれに種類に応じた締付部材を嵌合することで、マガジンに複数種類の締付部材を装填できる。また、各ヘッドに締付部材を嵌合させる動作を繰り返すことで、マガジンに保持した全てのヘッドに締付部材を装填する。よって、マガジンに保持した全てのヘッドに対して同時に締付部材を装填する場合に比べて、1回の動作で1つのヘッドの位相と1つの締付部材の位相とを一致させるだけでよいので、締付部材をマガジンにより確実に装填できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る締付部材装填方法が適用されたボルト装填装置1の概略を示す斜視図である。
このボルト装填装置1は、マガジン10にボルトBを装填する装置であり、ボルトBが載置されたボルト載置テーブル2と、マガジン10が載置された4つのマガジン載置テーブル3と、マガジン載置テーブル3でマガジン10を保持し、このマガジン10にボルト載置テーブル2に載置されたボルトBを装着する一対のボルト装着部4A、4Bと、これらを制御する制御装置5と、を備える。
ボルト載置テーブル2には、上方が開放された箱状のボルト収納ケース60が複数載置されている。これらボルト収納ケース60には、ボルトBが種類毎に整理されて収納されている。つまり、1つのボルト収納ケース60には、1種類のボルトBが収納される。
ボルト装着部4Aは、図1中左手前側の2つのマガジン載置テーブル3のマガジン10にボルトを装着し、ボルト装着部4Bは、図1中右奥側の2つのマガジン載置テーブル3のマガジン10にボルトを装着する。
以下、ボルト装着部4Aについて説明するが、ボルト装着部4Bについても、同様の構成である。
ボルト装着部4Aは、マガジン10を保持し、直下に位置するボルトBをマガジン10に装着するボルト装着機構70と、ボルト装着機構70を上下に移動させる第1移動機構71と、この第1移動機構71を水平な所定方向に移動させる第2移動機構72と、この第2移動機構72を水平かつ所定方向に交差する方向に移動させる第3移動機構73と、を備える。
第1移動機構71は、略鉛直に延びるスライドレール711と、このスライドレール711に沿ってボルト装着機構70をスライドさせるスライド機構712と、を備える。
第1移動機構71によれば、スライド機構712を駆動することで、ボルト装着機構70をスライドレール711に沿って上下に移動できる。
第2移動機構72は、水平な所定方向に延びるスライドレール721と、このスライドレール721に沿って第1移動機構71をスライドさせるスライド機構722と、を備える。
第2移動機構72によれば、スライド機構722を駆動することで、ボルト装着機構70をスライドレール721に沿って水平な所定方向に移動できる。
第3移動機構73は、水平かつ所定方向に交差する方向に延びるスライドレール731と、第2移動機構72をスライドレール731に沿ってスライドさせるスライド機構732と、マガジン載置テーブル3を挟んで設けられてスライドレール731を支持する一対の支持柱733と、を備える。
このスライドレール731は、ボルト装着部4Aとボルト装着部4Bとで共通となっている。
第3移動機構73によれば、スライド機構732を駆動することで、ボルト装着機構70をスライドレール731に沿って水平かつ所定方向に交差する方向に移動できる。
図2は、マガジン10の側面図および平面図である。
マガジン10は、円盤形状の基部11と、この基部11の背面側の中央に設けられた着脱部12と、基部11の外周面に沿って配置された上述の8個のヘッド20と、を備える。
基部11には、8個の貫通孔が外周に沿って所定間隔置きに形成されており、これら貫通孔は、それぞれ、ヘッド収納部111となっている。
各ヘッド20は、ソケット41の前進方向に移動するとマガジン10から脱離するように、ヘッド収納部111に収納されて保持されている。これらヘッド20には、ボルトBが保持される(図3参照)。
着脱部12は、いわゆるオートツールチェンジャである。
図3は、ボルト装着機構70の側面図である。
ボルト装着機構70は、ソケット41を回転駆動する回転駆動部40と、回転駆動部40のソケット41を回転軸に沿って進退させる進退駆動部50と、マガジン10を回転させてヘッド20のうちの1つを選択的にソケット41の回転軸上に位置させる切換部30と、を備えている。
切換部30は、回転駆動するマガジン駆動部31と、このマガジン駆動部31の回転軸の先端に設けられた着脱部32と、を備えている。
マガジン駆動部31は、上述のように、第1移動機構71のスライドレール711にスライド可能に支持されている。
着脱部32は、いわゆるオートツールチェンジャであり、マガジン10の着脱部12が着脱される。
切換部30によれば、マガジン10の着脱部12を切換部30の着脱部32に装着して、マガジン駆動部31を駆動することにより、マガジン10が中心を回転軸Yとして回転し、ヘッド20を移動させる。
回転駆動部40は、ソケット41と、ソケット41の中心軸に連結された棒状の軸部42と、軸部42を回転させる駆動部43と、を備える。
駆動部43とソケット41との間には、ソケット41をフローティングさせるためのスプリング44が介装されている。
この回転駆動部40の回転軸Xは、マガジン10の回転軸Yに略平行となっている。
進退駆動部50は、切換部30に設けられ、回転駆動部40を回転軸Xに沿って前進あるいは後退させる。
この進退駆動部50は、マガジン駆動部31に略鉛直に設けられて回転駆動部40を案内するスライドガイド52と、このスライドガイド52に沿って回転駆動部40を進退させるシリンダ機構51と、を備える。
図4は、マガジン10のヘッド20が収納される部分の拡大平面図であり、図5は、マガジン10のヘッド20が収納される部分の拡大断面図である。この図5は、マガジン10のヘッド収納部111にソケット41が挿入された状態を示す。
マガジン10のヘッド収納部111の内周面のうち正面側の3箇所には、突没可能なボール113を有するプランジャ112が設けられている。ボール113は、図示しないばねにより、ヘッド収納部111の内周面から突出する方向に付勢されている。
ヘッド収納部111の内周面のうちマガジン10の背面側の位置には、ピン114が突出している。
ヘッド20は、円柱形状のヘッド本体21と、このヘッド本体21の先端側に形成されてヘッド本体21よりも大きな外径を有する円盤状の鍔部22と、を備える。
ヘッド20の先端面には、六画形状の凹部が形成されており、この凹部は、ボルトBの頭部が嵌合するボルト保持部23となっている。このボルト保持部23の底面には、磁石24が取り付けられており、この磁石24の磁力により、ボルトBを保持する。
鍔部22の外周面の3箇所には、上述のプランジャ112のボール113が係合する凹部221が形成されている。
この凹部221のヘッド20の先端側の壁面は、ヘッド20の軸方向に略垂直な垂直面222であり、凹部221のヘッド20の基端側の壁面は、ヘッド20の軸方向に対して傾斜したテーパ面223である。
ヘッド本体21の外周面の3箇所には、突没可能なボール212を有するプランジャ211が設けられている。ボール212は、図示しないばねにより、ヘッド本体21の外周面から突出する方向に付勢されている。
回転駆動部40のソケット41の先端面には、凹部が形成されており、この凹部は、ヘッド20のヘッド本体21が嵌合して保持されるヘッド保持部411となっている。
このヘッド保持部411の内周面には、上述のプランジャ211のボール212が係合する凹部412が形成されている。
この凹部412のソケット41の先端側の壁面は、ソケット41の軸方向に対して傾斜したテーパ面413であり、凹部412のソケット41の基端側の壁面は、ソケット41の軸方向に略垂直な垂直面414である。
また、ソケット41の外周面には、マガジン10のピン114が嵌合するキー溝415がソケット41の回転軸に沿って形成されている。
次に、上述のボルト装填装置1の動作について説明する。
まず、図6に示すように、制御装置5により、第1移動機構71、第2移動機構72、第3移動機構73を制御して、ボルト装填装置1を所定の種類のボルトBが収納されたボルト収納ケース60に接近させ、ボルト装填装置1のソケット41の回転軸X上にこのボルトBが位置するように移動する。
また、切換部30を駆動してマガジン10を回転させ、この所定の種類のボルトBに応じたヘッド20を選択的にソケット41とボルトBとの間に配置させておく。
次に、進退駆動部50を駆動して、ソケット41をマガジン10のヘッド収納部111に接近させる。
そして、図7に示すように、マガジン10のヘッド収納部111のピン114にソケット41のキー溝415を嵌合させながら、ソケット41をヘッド収納部111に挿入する。すると、ヘッド20のプランジャ211がソケット41の凹部412に係合して、ソケット41がヘッド20を保持する。
さらに、進退駆動部50を駆動して、ソケット41を前進させて、このソケット41をヘッド収納部111に貫通させる。このとき、ヘッド20の凹部221とマガジン10のプランジャ112との係合が解除されて、ヘッド20は、マガジン10から脱離して、ソケット41とともにマガジン10の下方に移動する。
その後、進退駆動部50を駆動してヘッド20をボルトBに押し付けながら、回転駆動部40の駆動部43を駆動してヘッド20を回転させてヘッド20のボルト保持部23の位相を変化させる。このとき、制御装置5により、ヘッド20のボルトBに対する相対距離dを監視する。
そして、図8に示すように、相対距離dが略ゼロになった場合には、ヘッド20のボルト保持部23の位相がボルトBの頭部の位相に一致し、ボルトBの頭部がボルト保持部23に嵌合したと判定する。このようにして、ボルトBがヘッド20に保持される。
なお、所定時間に亘って相対距離dが略ゼロにならない場合には、制御装置5は、ヘッド20のボルト保持部23にボルトBの頭部が嵌合していないと判定し、ソケット41を後退させてヘッド20をボルトBから離した後、再びソケット41を前進させてヘッド20を締付部材に接近させるリトライを行う。
ボルトBの保持が完了した後、制御装置5は、回転駆動部40の駆動部43の駆動を停止して、進退駆動部50を駆動して、今度はソケット41を後退させる。すると、ソケット41とともにヘッド20が後退し、ヘッド20の凹部221とマガジン10のプランジャ112とが係合し、ヘッド20がマガジン10に再び保持される。
さらに、図9に示すように、進退駆動部50を駆動して、ソケット41を後退させて、このソケット41をヘッド収納部111から引き抜く。このとき、ヘッド20のプランジャ211とソケット41の凹部412との係合が解除されて、ヘッド20がソケット41から脱離し、ソケット41のみが後退する。
その後、上述の動作と同じ動作を繰り返して、全てのヘッド20にボルトBを装填する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)マガジン10に複数種類のヘッド20を設けて、これらヘッド20のそれぞれに種類に応じたボルトBを嵌合することで、マガジン10に複数種類のボルトBを装填できる。
(2)各ヘッド20にボルトBを嵌合させる動作を繰り返すことで、マガジン10に保持した全てのヘッド20にボルトBを装填する。よって、マガジンに保持した全てのヘッドに対して同時に締付部材を装填する場合に比べて、1回の動作で、1つのヘッド20のボルト保持部23の位相と1つのボルトBの頭部の位相とを一致させるだけでよいので、ボルトBをマガジン10により確実に装填できる。
(3)ヘッド20でボルトBを保持する際に、ソケット41を前進させながら回転させて、ヘッド20をボルトBに押し付けつつ回転させるとともに、このヘッド20のボルトBに対する相対距離dを監視する。ヘッド20のボルト保持部23の位相がボルトBの頭部の位相に一致すると、ボルトBがヘッド20に嵌合するため、ヘッド20のボルトBに対する相対距離dが小さくなる。そこで、ヘッド20のボルトBに対する相対距離dが略ゼロになった場合には、ヘッド20にボルトBが嵌合したと判定する。
よって、ヘッド20がボルトBを保持したことを簡単に判定できるので、ボルトBをヘッド20に保持させる際のボルト装填装置1の誤動作を低減できる。
(4)ヘッド20でボルトBを保持する際に、ソケット41の直線運動および回転運動のみでボルトBをヘッド20に保持させるので、ヘッド20の動作が簡素化されるから、ボルトBをヘッド20に確実に保持させることができる。
(5)ヘッド20でボルトBを保持する際に、所定時間に亘って相対距離dが略ゼロにならない場合には、リトライを行う。このリトライにより、ヘッド20にボルトBが嵌合する確率が高くなり、ボルトBをヘッド20にさらに確実に保持させることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、ヘッド20を、ボルトBを保持する構造としたが、これに限らず、図10に示すように、ヘッド20Aを、ねじを保持する構造としてもよい。すなわち、ヘッド20Aの先端面には、略十字形状の突出部が形成されており、この突出部は、ねじの頭部が嵌合するねじ保持部25となっている。また、このねじ保持部25の周囲には、磁石26が取り付けられており、この磁石26の磁力により、ねじを保持する。
本発明の一実施形態に係る締付部材装填方法が適用されたボルト装填装置の斜視図である。 前記実施形態に係るボルト装填装置のマガジンの側面図および正面図である。 前記実施形態に係るボルト装填装置のボルト装着機構の側面図である。 前記実施形態に係るマガジンのヘッドが収納される部分の拡大平面図である。 前記実施形態に係るマガジンのヘッドが収納される部分の拡大断面図である。 前記実施形態に係る締付装置の動作を説明するための図(その1)である。 前記実施形態に係る締付装置の動作を説明するための図(その2)である。 前記実施形態に係る締付装置の動作を説明するための図(その3)である。 前記実施形態に係る締付装置の動作を説明するための図(その4)である。 本発明の変形例に係るヘッドの断面図および正面図である。
符号の説明
B ボルト(締付部材)
10 マガジン
20、20A ヘッド
41 ソケット






Claims (4)

  1. マガジンに保持された複数のヘッドに締付部材を装填する締付部材装填方法であって、
    前記ヘッドを保持可能なソケットを用いて、当該ソケットで前記複数のヘッドのうちの1つを保持する手順と、
    前記ソケットを移動させて、前記ヘッドで前記締付部材を保持する手順と、
    前記ソケットを移動させて、前記締付部材を保持したヘッドを前記マガジンに再び保持させる手順と、を備えることを特徴とする締付部材装填方法。
  2. マガジンに保持された複数のヘッドに締付部材を装填する締付部材装填方法であって、
    前記ヘッドを保持可能なソケットを用意し、前記複数のヘッドのうちの1つを選択して、当該選択したヘッドを前記ソケットと前記締付部材との間に配置する手順と、
    前記ソケットを前記締付部材に向かって前進させて、当該ソケットで前記選択したヘッドを保持する手順と、
    さらに前記ソケットを前進させて、前記ヘッドを前記マガジンから脱離させる手順と、
    前記ヘッドに前記締付部材を嵌合させることで、前記ヘッドで前記締付部材を保持する手順と、
    前記ソケットを後退させて、前記締付部材を保持したヘッドを前記マガジンに再び保持させる手順と、を備えることを特徴とする締付部材装填方法。
  3. 請求項2に記載の締付部材装填方法において、
    前記締付部材を保持する手順では、前記ソケットを前進させながら回転させるとともに、前記ヘッドの前記締付部材に対する相対距離を監視し、当該相対距離が所定値以下になった場合には、前記ヘッドに前記締付部材が嵌合したと判定することを特徴とする締付部材装填方法。
  4. 請求項3に記載の締付部材装填方法において、
    前記締付部材を保持する手順では、所定時間に亘って当該相対距離が所定値以下にならない場合には、前記ヘッドに前記締付部材が嵌合していないと判定し、前記ソケットを後退させて前記ヘッドを前記締付部材から離した後、再び前記ソケットを前進させながら回転させるリトライを行うことを特徴とする締付部材装填方法。
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