JP5210143B2 - 締付部材装填方法 - Google Patents
締付部材装填方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5210143B2 JP5210143B2 JP2008321054A JP2008321054A JP5210143B2 JP 5210143 B2 JP5210143 B2 JP 5210143B2 JP 2008321054 A JP2008321054 A JP 2008321054A JP 2008321054 A JP2008321054 A JP 2008321054A JP 5210143 B2 JP5210143 B2 JP 5210143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- socket
- magazine
- bolt
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
例えば、この締付装置は、ロボットアームと、このロボットアームの先端に設けられたナットランナと、このナットランナの近傍に設けられたマガジンと、を備える(特許文献1参照)。この締付装置によれば、マガジンにボルトを装填しておき、ナットランナにより、マガジンからボルトを順次受け取って、この受け取ったボルトをワークの所定箇所に差し込む。その後、ソケットを回転させて、ボルトを締め付ける。
しかしながら、上述の構成では、マガジンに装填されるボルトは一種類であるため、複数種類のボルトを締め付けることはできない、という問題があった。
よって、ヘッドが締付部材を保持したことを簡単に判定できるので、締付部材をヘッドに保持させる際の装置の誤動作を低減できる。
そこで、この発明によれば、締付部材を保持する際、所定時間に亘って当該相対距離が所定値以下にならない場合には、リトライを行う。このリトライにより、ヘッドに締付部材が嵌合する確率が高くなり、締付部材をヘッドにさらに確実に保持させることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る締付部材装填方法が適用されたボルト装填装置1の概略を示す斜視図である。
このボルト装填装置1は、マガジン10にボルトBを装填する装置であり、ボルトBが載置されたボルト載置テーブル2と、マガジン10が載置された4つのマガジン載置テーブル3と、マガジン載置テーブル3でマガジン10を保持し、このマガジン10にボルト載置テーブル2に載置されたボルトBを装着する一対のボルト装着部4A、4Bと、これらを制御する制御装置5と、を備える。
ボルト装着部4Aは、マガジン10を保持し、直下に位置するボルトBをマガジン10に装着するボルト装着機構70と、ボルト装着機構70を上下に移動させる第1移動機構71と、この第1移動機構71を水平な所定方向に移動させる第2移動機構72と、この第2移動機構72を水平かつ所定方向に交差する方向に移動させる第3移動機構73と、を備える。
第1移動機構71によれば、スライド機構712を駆動することで、ボルト装着機構70をスライドレール711に沿って上下に移動できる。
第2移動機構72によれば、スライド機構722を駆動することで、ボルト装着機構70をスライドレール721に沿って水平な所定方向に移動できる。
このスライドレール731は、ボルト装着部4Aとボルト装着部4Bとで共通となっている。
第3移動機構73によれば、スライド機構732を駆動することで、ボルト装着機構70をスライドレール731に沿って水平かつ所定方向に交差する方向に移動できる。
マガジン10は、円盤形状の基部11と、この基部11の背面側の中央に設けられた着脱部12と、基部11の外周面に沿って配置された上述の8個のヘッド20と、を備える。
基部11には、8個の貫通孔が外周に沿って所定間隔置きに形成されており、これら貫通孔は、それぞれ、ヘッド収納部111となっている。
着脱部12は、いわゆるオートツールチェンジャである。
ボルト装着機構70は、ソケット41を回転駆動する回転駆動部40と、回転駆動部40のソケット41を回転軸に沿って進退させる進退駆動部50と、マガジン10を回転させてヘッド20のうちの1つを選択的にソケット41の回転軸上に位置させる切換部30と、を備えている。
マガジン駆動部31は、上述のように、第1移動機構71のスライドレール711にスライド可能に支持されている。
切換部30によれば、マガジン10の着脱部12を切換部30の着脱部32に装着して、マガジン駆動部31を駆動することにより、マガジン10が中心を回転軸Yとして回転し、ヘッド20を移動させる。
駆動部43とソケット41との間には、ソケット41をフローティングさせるためのスプリング44が介装されている。
この回転駆動部40の回転軸Xは、マガジン10の回転軸Yに略平行となっている。
この進退駆動部50は、マガジン駆動部31に略鉛直に設けられて回転駆動部40を案内するスライドガイド52と、このスライドガイド52に沿って回転駆動部40を進退させるシリンダ機構51と、を備える。
マガジン10のヘッド収納部111の内周面のうち正面側の3箇所には、突没可能なボール113を有するプランジャ112が設けられている。ボール113は、図示しないばねにより、ヘッド収納部111の内周面から突出する方向に付勢されている。
ヘッド収納部111の内周面のうちマガジン10の背面側の位置には、ピン114が突出している。
ヘッド20の先端面には、六画形状の凹部が形成されており、この凹部は、ボルトBの頭部が嵌合するボルト保持部23となっている。このボルト保持部23の底面には、磁石24が取り付けられており、この磁石24の磁力により、ボルトBを保持する。
この凹部221のヘッド20の先端側の壁面は、ヘッド20の軸方向に略垂直な垂直面222であり、凹部221のヘッド20の基端側の壁面は、ヘッド20の軸方向に対して傾斜したテーパ面223である。
このヘッド保持部411の内周面には、上述のプランジャ211のボール212が係合する凹部412が形成されている。
この凹部412のソケット41の先端側の壁面は、ソケット41の軸方向に対して傾斜したテーパ面413であり、凹部412のソケット41の基端側の壁面は、ソケット41の軸方向に略垂直な垂直面414である。
また、ソケット41の外周面には、マガジン10のピン114が嵌合するキー溝415がソケット41の回転軸に沿って形成されている。
まず、図6に示すように、制御装置5により、第1移動機構71、第2移動機構72、第3移動機構73を制御して、ボルト装填装置1を所定の種類のボルトBが収納されたボルト収納ケース60に接近させ、ボルト装填装置1のソケット41の回転軸X上にこのボルトBが位置するように移動する。
また、切換部30を駆動してマガジン10を回転させ、この所定の種類のボルトBに応じたヘッド20を選択的にソケット41とボルトBとの間に配置させておく。
さらに、進退駆動部50を駆動して、ソケット41を前進させて、このソケット41をヘッド収納部111に貫通させる。このとき、ヘッド20の凹部221とマガジン10のプランジャ112との係合が解除されて、ヘッド20は、マガジン10から脱離して、ソケット41とともにマガジン10の下方に移動する。
(1)マガジン10に複数種類のヘッド20を設けて、これらヘッド20のそれぞれに種類に応じたボルトBを嵌合することで、マガジン10に複数種類のボルトBを装填できる。
よって、ヘッド20がボルトBを保持したことを簡単に判定できるので、ボルトBをヘッド20に保持させる際のボルト装填装置1の誤動作を低減できる。
例えば、本実施形態では、ヘッド20を、ボルトBを保持する構造としたが、これに限らず、図10に示すように、ヘッド20Aを、ねじを保持する構造としてもよい。すなわち、ヘッド20Aの先端面には、略十字形状の突出部が形成されており、この突出部は、ねじの頭部が嵌合するねじ保持部25となっている。また、このねじ保持部25の周囲には、磁石26が取り付けられており、この磁石26の磁力により、ねじを保持する。
10 マガジン
20、20A ヘッド
41 ソケット
Claims (4)
- マガジンに保持された複数のヘッドに締付部材を装填する締付部材装填方法であって、
前記ヘッドを保持可能なソケットを用いて、当該ソケットで前記複数のヘッドのうちの1つを保持する手順と、
前記ソケットを移動させて、前記ヘッドで前記締付部材を保持する手順と、
前記ソケットを移動させて、前記締付部材を保持したヘッドを前記マガジンに再び保持させる手順と、を備えることを特徴とする締付部材装填方法。 - マガジンに保持された複数のヘッドに締付部材を装填する締付部材装填方法であって、
前記ヘッドを保持可能なソケットを用意し、前記複数のヘッドのうちの1つを選択して、当該選択したヘッドを前記ソケットと前記締付部材との間に配置する手順と、
前記ソケットを前記締付部材に向かって前進させて、当該ソケットで前記選択したヘッドを保持する手順と、
さらに前記ソケットを前進させて、前記ヘッドを前記マガジンから脱離させる手順と、
前記ヘッドに前記締付部材を嵌合させることで、前記ヘッドで前記締付部材を保持する手順と、
前記ソケットを後退させて、前記締付部材を保持したヘッドを前記マガジンに再び保持させる手順と、を備えることを特徴とする締付部材装填方法。 - 請求項2に記載の締付部材装填方法において、
前記締付部材を保持する手順では、前記ソケットを前進させながら回転させるとともに、前記ヘッドの前記締付部材に対する相対距離を監視し、当該相対距離が所定値以下になった場合には、前記ヘッドに前記締付部材が嵌合したと判定することを特徴とする締付部材装填方法。 - 請求項3に記載の締付部材装填方法において、
前記締付部材を保持する手順では、所定時間に亘って当該相対距離が所定値以下にならない場合には、前記ヘッドに前記締付部材が嵌合していないと判定し、前記ソケットを後退させて前記ヘッドを前記締付部材から離した後、再び前記ソケットを前進させながら回転させるリトライを行うことを特徴とする締付部材装填方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008321054A JP5210143B2 (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | 締付部材装填方法 |
GB1110782.8A GB2478101B (en) | 2008-12-16 | 2009-10-01 | Fastening device |
PCT/JP2009/067157 WO2010070966A1 (ja) | 2008-12-16 | 2009-10-01 | 締付装置、締付部材装填方法、および締付部材装填装置 |
CN200980150205.5A CN102245347B (zh) | 2008-12-16 | 2009-10-01 | 紧固装置 |
US13/139,395 US8904615B2 (en) | 2008-12-16 | 2009-10-01 | Fastening device, method of loading fastening member, and device for loading fastening member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008321054A JP5210143B2 (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | 締付部材装填方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010142888A JP2010142888A (ja) | 2010-07-01 |
JP5210143B2 true JP5210143B2 (ja) | 2013-06-12 |
Family
ID=42563851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008321054A Expired - Fee Related JP5210143B2 (ja) | 2008-12-16 | 2008-12-17 | 締付部材装填方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5210143B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7067313B2 (ja) | 2018-06-27 | 2022-05-16 | トヨタ自動車株式会社 | 締結方法 |
CN112536597A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-03-23 | 杭州鼎友五金机械制造有限公司 | 一种外六角螺栓自动装填快速安装装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000198032A (ja) * | 1999-01-08 | 2000-07-18 | Sanyo Mach Works Ltd | ナットランナ―用ソケット交換装置 |
-
2008
- 2008-12-17 JP JP2008321054A patent/JP5210143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010142888A (ja) | 2010-07-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010070966A1 (ja) | 締付装置、締付部材装填方法、および締付部材装填装置 | |
US9522451B2 (en) | Vertical machining center | |
JP4787311B2 (ja) | 締付装置 | |
JP5210143B2 (ja) | 締付部材装填方法 | |
JP5185201B2 (ja) | 締付装置 | |
JP5351589B2 (ja) | 部材着脱装置および部材着脱方法 | |
JPS5935741B2 (ja) | 工具マガジンを備えた工作機械 | |
TWI595978B (zh) | Nut locking system | |
JP5328530B2 (ja) | 締付部材装填装置 | |
JP2000198032A (ja) | ナットランナ―用ソケット交換装置 | |
JP2008183695A (ja) | 部品組立装置 | |
CN112707127B (zh) | 定位机构 | |
JP4984301B2 (ja) | ボルト締付け方法及び装置 | |
JP7339117B2 (ja) | 工作機械 | |
JP7035162B2 (ja) | ホイール保持装置 | |
JP2010188442A (ja) | 締付装置 | |
JP2588677B2 (ja) | ねじ締付機のソケット部交換装置 | |
JP4177699B2 (ja) | カバー部材及び脱着装置 | |
JP3962512B2 (ja) | 工具振れ防止装置 | |
JP3233610U (ja) | 工作機械の治具自動交換機構 | |
JP2001096436A (ja) | 工作物クランプ装置 | |
JPS5935740B2 (ja) | 工具自動交換装置 | |
JP2002036009A (ja) | 刃先位置調整方法及び装置 | |
JP6837312B2 (ja) | 回転塑性加工システムおよびユニット搬送台車 | |
JPH0573534B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |