JP2001096436A - 工作物クランプ装置 - Google Patents
工作物クランプ装置Info
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Abstract
他の面すべて加工可能な生産性に優れた工作物クランプ
装置を提供すること。 【解決手段】 工作物Wの着座面が着座される取付台5
1と、取付台51上に先端コレット部54aが突出して
工作物Wの着座面に形成された位置決め穴71に嵌合さ
れるコレットクランパ54と、コレットクランパ54内
に進退移動可能に配置されコレット部54aを拡張する
プルロッド55と、プルロッド55を進退移動させるア
クチュエータ57とを設け、工作物Wの位置決め穴71
を取付台51上に突出したコレット部54aに嵌合させ
て、工作物Wを取付台51に対して位置決めし、アクチ
ュエータ57を動作させてプルロッド55を後退方向に
引き込むことにより、コレット部54aを拡張して位置
決め穴71に密着嵌合させ、工作物Wを前記取付台51
上に固定するようにした。
Description
や組付機械における使用に好適な、工作物を取付台に固
定するクランプ装置に関するものである。
に示すように、パレットPの取付面上に垂直して固定さ
れる取付台101の上面には、複数の位置決めピン10
2と工作物Wの形状に合わせた複数の基準シート103
が取り付けられており、前記位置決めピン102により
位置決めされ、かつ、前記基準シート103に着座面が
密着される前記工作物Wを、複数のアーム式のクランパ
104により前記工作物Wの前記着座面と反対の面をク
ランプして、取付台101に対して押し付け固定してい
る。
物クランプ装置を使用する場合は、クランパによりクラ
ンプされる面やクランパに近い面は、部分的には加工で
きるが、面の全領域の加工は不可能であり、一度のクラ
ンプ動作により加工できる面が限られている。着座面を
除く他の面をすべて加工するには、複数の工程が必要と
なり、また、各工程に対応した治具プレートが必要とな
る。
ランプ動作により、着座面を除く他の面をすべて加工可
能な生産性に優れた工作物クランプ装置を提供すること
を目的としたものである。
クランプ装置は、着座面に位置決め穴が形成された工作
物を取付台に対して固定する工作物クランプ装置におい
て、前記工作物の着座面を受ける受面を有する取付台
と、前記取付台上に突出して前記工作物の位置決め穴に
嵌合されるコレットと、前記コレット内に進退移動可能
に配置され前記コレットを拡張するプルロッドと、前記
プルロッドを進退移動させるアクチュエータとを設けた
ものである。工作物のクランプ動作は、前記アクチュエ
ータの動作により前記プルロッドを受面に対して引き込
む方向に移動させ、前記コレットを拡張させて前記コレ
ットの外周を前記位置決め穴の内面に密着嵌合させるこ
とにより、前記工作物の前記取付台に対する位置決めと
クランプとを同時に行うことが可能である。請求項1の
発明によれば、工作物の着座面に形成される位置決め穴
を利用してクランプを行うため、着座面以外のすべての
面を一度のクランプ動作で加工可能である。また、位置
決め及びクランプを同時に行うため、クランプ動作が早
い。
不能にしてもよいが、請求項2の発明のように、コレッ
トを進退移動可能とすることが好ましい。つまり、請求
項2の発明は、請求項1記載の工作物クランプ装置にお
いて、前記コレットを取付台に対して進退移動可能にす
るとともに、前記コレットを前記取付台より突出する方
向に付勢するばねを設置したことを特徴とするものであ
る。請求項2の発明によれば、プルロッドを受面に対し
て引き込む方向に移動させることによって、コレットが
工作物の位置決め穴をクランプするまでは、ばねによっ
て前記コレットの引き込みを阻止し、前記コレットが前
記位置決め穴に確実に密着嵌合し、前記工作物をクラン
プした後で、工作物の着座面と取付台の受面との間に隙
間があるときは、前記コレットとともに前記工作物を下
降させ、前記工作物を前記取付台の受面に密着させるこ
とが可能である。
クランプ装置において、前記コレットと、前記プルロッ
ドと、前記アクチュエータとからなるクランプ機構を同
一取付台内に複数設けたものである。請求項3の発明に
よれば、同一取付台内の複数のクランプ機構で工作物を
クランプすることにより、前記工作物は前記取付台に対
して回り止めされる。また、小さい工作物をクランプす
る場合は、同一取付台内に複数取り付けが可能である。
クランプ装置において、前記取付台にピラミッド状の多
面体を形成し、前記ピラミッド状の多面体の各面に前記
工作物クランプ機構を設けたものである。請求項4の発
明によれば、取付台にピラミッド状の多面体を形成し、
前記ピラミッド状の多面体の各面に工作物クランプ機構
を設けたことにより、前記ピラミッド状の多面体の各面
に工作物をクランプすることが可能である。
2軸の回転テーブルを有する工作物テーブルに設置し
て、工作物の工具に対する姿勢を変化させることによ
り、ピラミッド状の多面体の各面にクランプされる工作
物は、一つの工具主軸により、複数の面を連続加工可能
である。
か1項に記載の工作物クランプ装置において、前記工作
物クランプ装置を工作機械の工作物テーブル上に着脱可
能なパレットに設けたものである。請求項5の発明によ
れば、前記工作物クランプ装置を工作機械の工作物テー
ブル上に着脱可能なパレットに設けたので、前記パレッ
トを搬送する搬送装置により、前記工作物テーブルへの
工作物の搬入及び搬出を自動化することが可能である。
クランプ装置において、前記アクチュエータとこのアク
チュエータに圧油を供給する圧油供給源とを切り離し可
能にするカプラと、前記カプラを切り離したときに、前
記プルロッドを前記コレットが拡張する方向に付勢する
クランプ力保持手段とを設けたものである。請求項6の
発明によれば、アクチュエータと圧油供給源とを切り離
し可能にするカプラと、前記カプラを切り離したとき
に、プルロッドをコレットが拡張する方向に付勢するク
ランプ力保持手段とを設けたので、アクチュエータと圧
油供給源とを切り離しても工作物をクランプすることが
可能である。
例えば、アクチュエータへの圧油供給路上に設けられる
アキュムレータや、あるいは、プルロッドを常時コレッ
トが拡張する方向に付勢するばねとすることができる。
に基づいて説明する。図1に示すように、工作機械の機
台であるベッド5上には、主軸ヘッド7と工作物テーブ
ル11が対向して配置されている。
と垂直方向)に延在するX軸ガイドレール6aに沿っ
て、X軸送りモータ8により移動するX軸テーブル6が
設置されている。このX軸テーブル6上には、X軸方向
と直交するZ軸方向(図1では左右方向)に延在するZ
軸ガイドレール7bに沿って、図略のZ軸送りモータに
より移動する主軸ヘッド7が設けられており、この主軸
ヘッド7には、先端に工具Tを装着して回転駆動する主
軸7aが回転可能に支持されている。
よりY軸方向(図1では上下方向)に移動するY軸テー
ブル10が設けられており、このY軸テーブル10上に
は、工作物テーブル11が設けられている。この工作物
テーブル11には、Y軸と平行なC軸回りに回転割出装
置12aによって回転及び位置決め自在なC軸テーブル
12が設けられており、このC軸テーブル12上には、
C軸と直行するR軸回りに回転割出装置13aによって
回転及び位置決め自在にパレットPを保持するパレット
保持部材13が設けられている。
保持するパレット保持部材13の回転及び位置決め動作
を行う回転割出し装置12a,13aについて説明す
る。なお回転割出し装置12a,13aは同一の構成な
ので回転割出し装置12aのみについて説明する。
は、図略のクロスローラベアリングを介して第1ターン
テーブル21(円筒部を有する軸に相当)がビルトイン
モータ22によって回転割出可能に設けられている。す
なわち、前記ビルトインモータ22によって回転する第
1ターンテーブル21を、前記第1ターンテーブル21
に近接して配置された図略の位置検出器によって回転割
出制御されるようになっている。
ンクランプ動作可能なクランプ機構23が設置されてお
り、回転割出しされた前記第1ターンテーブル21をク
ランプして位置決め固定している。
テーブル12が固定されている。また、図示省略してい
るが、C軸テーブル12上で第1ターンテーブル21と
回転軸線が直交する回転割出装置13aの第2ターンテ
ーブル(第1ターンテーブルと同じ構成)上には、パレ
ットPを保持するパレット保持部材13が固定されてい
る。
工作物クランプ装置に特徴を有し、次に、この工作物ク
ランプ装置について説明する。図3に示すように、T字
溝50aにより工作物テーブル11のパレット保持部材
13に係合されるパレットPの取付面には、ピラミッド
状の取付台51が底面を着座して、図略の複数のボルト
によって固定されている。このピラミッド状の多面体
は、外径と相似形の内部空間を有している。
状に合わせた複数の基準シート52が設けられ、また、
先端部が前記受面より突出した複数のクランプ機構53
が取付台51内に内蔵されている。
は、コレットクランパ54と、プルロッド55と、アク
チュエータ57とからなり、このアクチュエータ57は
前記取付台51の受面と反対の面(ピラミッド状の多面
体の内部空間)に設けられている。
れており、この貫通穴51aを貫通して、先端が取付台
51の受面より突出したコレットクランパ54が設置さ
れており、このコレットクランパ54内には、プルロッ
ド55が進退移動可能に貫挿されている。前記コレット
クランパ54の先端には、軸方向に複数のスリットが入
った円筒状のスリーブであるコレット部54aが形成さ
れており、このコレット部54a外周には、すべり止め
溝が形成されている。
4aは、通常は工作物Wの位置決め穴71の穴径より小
さく、工作物Wの着座面に形成された位置決め穴71が
嵌合されるようになっており、前記位置決め穴71が嵌
合された状態で、前記プルロッド55を後退方向(図4
では下方向)に引き込み前記コレット部54aを拡張さ
せることにより、前記工作物Wの位置決め穴71に密着
嵌合するように設定されている。
周方向にフランジ部54bが形成されており、このフラ
ンジ部54bはシリンダ58の端面内に形成された収容
穴内に収容されている。前記コレットクランパ54の後
部には、好適には皿ばね56が設置されており、前記コ
レットクランパ54は前記皿ばね56の付勢力により通
常は前進方向(図4では上方向)に付勢され、前記コレ
ットクランパ54のフランジ部54bが取付台51の受
面と反対の面に当接した状態で設置されている。
後退方向に引き込んだとき、コレットクランパ54のコ
レット部54aを拡張して工作物Wをクランプするまで
は前記コレットクランパ54の下降を阻止し、前記コレ
ット部54aが前記工作物Wの位置決め穴71に密着嵌
合して、前記工作物Wを確実にクランプした後で、前記
工作物Wの着座面と基準シート52との間に隙間がある
ときは、前記コレットクランパ54の下降を許容して、
前記工作物Wを前記基準シート52上に密着させるよう
なばね力に設定されている。
アクチュエータであり、そのピストン59はナット60
によってシリンダ58の中心部に貫挿されている前記プ
ルロッド55の後端に固着されており、前記シリンダ5
8は、その後端に嵌合されるキャップ体61を挿通する
ボルト62によって取付台51に対して固定されてい
る。
63及びアンクランプ用圧油供給路64が形成されてお
り、前記両圧油供給路63,64はカプラ66の接続に
より外部からの圧油の供給及び排出が行われるようにな
っている。さらに、クランプ力保持手段としてのアキュ
ムレータ67がクランプ用圧油供給路63上に接続され
ている。このアキュムレータ67は、工作物クランプ装
置とともに搬送され、カプラ66が外された状態で、ク
ランプ力を保持するように機能するクランプ力保持手段
である。また、カプラ66としては、クイックジョイン
ト式のものが好ましいが、例えば、ねじ込み式の接続手
段であってもよい。
態の工作物クランプ装置の動作について説明する。工作
物Wのクランプ動作に際しては、図4において中心線よ
り左側に示すように、工作物Wの着座面に形成された位
置決め穴71を取付台51上に突出したコレットクラン
パ54のコレット部54aに嵌合させて、取付台51の
受面に設けられた工作物Wの形状に合わせた複数の基準
シート52に当接させることにより、前記工作物Wを取
付台51に対して位置決めする。
圧油供給路63に圧油を供給するとともにアンクランプ
用圧油供給路64より圧油を排出してアクチュエータ5
7を動作させることにより、図4において中心線より右
側に示すように、プルロッド55を後退方向(図4では
下方向)に引き込み、コレットクランパ54の先端に形
成されたコレット部54aを外周方向に拡張して工作物
Wの位置決め穴71に密着嵌合させ、工作物Wを取付台
51上に固定する。この場合、皿ばね56はコレットク
ランパ54の下降を阻止している。もし、工作物Wの着
座面と基準シート52との間に隙間があれば、コレット
クランパ54の後部に設置された皿ばね56の付勢力に
対抗してコレットクランパ54は後退方向に引き込ま
れ、工作物Wを取付台51の受面に設けられた基準シー
ト52に密着させる。このようなクランプ、アンクラン
プ動作は、パレットPが工作物セットアップステーショ
ンにあるときに行われ、この操作の後、カプラ66が外
されて、パレットPを工作機械側へ搬入する。
プラ66を接続して、アンクランプ用圧油供給路64に
圧油を供給するとともにクランプ用圧油供給路63より
圧油を排出してアクチュエータ58を動作させることに
より、図4において中心線より左側に示すように、プル
ロッド55を前進方向(図4では上方向)に押し出して
コレットクランパ54の先端に形成されたコレット部5
4aにおける工作物Wのクランプを解除する。工作物W
のアンクランプ動作が完了したらカプラ66を外す。
に、パレットPが工作機械側に搬送された後、工作機械
1は、X軸テーブル6、主軸ヘッド7及びY軸テーブル
10の送り動作により工具Tを工作物Wに対して直交3
次元方向に移動させるとともに、工作物テーブル11の
C軸テーブル12及びパレット保持部材13の回転動作
により工作物Wの工具Tに対する姿勢を変化させて、工
作物テーブル11のパレット保持部材13に係合される
パレットP上に取り付けられた工作物Wに種々の加工を
施す。この場合、図2に示すように、ターンテーブル2
1を割出回転するときには、クランプ部材23により前
記ターンテーブル21をアンクランプして、ビルトイン
モータ22により前記ターンテーブル21を回転駆動し
て図略の位置検出器によって所定の回転割出位置に制御
し、前記クランプ部材23により前記ターンテーブル2
1をクランプする。
第2の実施形態について説明する。図4で説明した工作
物クランプ装置は、工作物Wのクランプ及びアンクラン
プを油圧にて行っているが、この実施の形態では、図5
に示すように、プルロッド55の後端に固着されている
前記プルロッド55を進退させるピストン59上に皿ば
ね65を設置することにより、前記皿ばね65の付勢力
により前記プルロッド55を後退方向に引き込みクラン
プを行い、アンクランプのみ油圧で行うようにすること
も可能である。この皿ばね65は、クランプ力を保持す
るように機能するクランプ力保持手段である。
装置は、搬送装置付きの生産システムにおいて、複数の
工作機械の工作物テーブルへの工作物Wの取り付け及び
取り外しを自動化することも可能である。このシステム
は、図6に示すように、工作物Wの搬送方向に沿って工
作機械1,2,3が間隔を開けて配置されている。各工
作機械1,2,3の上方には、2本のガイドレール4
3,44と、このガイドレール43,44を走行する搬
送ヘッド45,46,47とから構成される搬送装置が
設けられている。前記搬送ヘッド45,46,47は、
図略のモータにより開閉する一対の把持爪48により工
作物Wをクランプしている図略のパレットを把持して各
工作機械1,2,3間で搬送を行うようになっている。
作機械1,2,3において、一対の把持爪48によりパ
レットPを把持する搬送ヘッド45を工作物Wの搬送方
向に移動させることにより、前記パレットPに形成され
る搬送方向に延在するT字溝50aと工作物テーブル1
1の水平状態に位置決めされたパレット保持部材13と
を係合させて、前記工作物テーブル11に前記パレット
Pを搬入する。その後、前記搬送ヘッド45の一対の把
持爪48を開きパレットPの把持を解除して、各工作機
械1,2,3において加工を行う。この加工中、アキュ
ムレータ67によりクランプ力を保持する。
するごとに、パレット保持部材13を水平状態に戻し、
工作物テーブル11に係合されているパレットPを、搬
送ヘッド45の一対の把持爪48により把持して、前記
搬送ヘッド45を工作物Wの搬送方向へ移動させること
により、工作物テーブル11のパレット保持部材13か
ら前記パレットPに形成される搬送方向に延在するT字
溝50aを離脱させて、次の工作機械に走行移動させ
る。
工作物クランプ装置は、取付台がピラミッド状の多面体
(四角錐)を形成しているが、三角錐、五角錐、六角錐
などでもよい。また、従来技術で説明したパレットPの
取付台の片面あるいは両面に上記実施の形態の工作物ク
ランプ機構を設けてもよい。
ランプ装置は、パレット上に取り付けられているが、工
作機械の工作物テーブルに直接取り付けることも可能で
ある。
装置は、取付台の各面に設けられる2つの工作物クラン
プ機構によって工作物をクランプしているが、取付台の
各面に設けられる工作物クランプ機構の数は、3つ、4
つなどでもよい。また、少なくとも1つの工作物クラン
プ機構に大径のコレットクランパを設けてより大きなク
ランプ力を発生させ、残りの工作物クランプ機構を小径
のコレットクランパとしてもよい。また、1つを工作物
クランプ機構、それ以外を小径の回り止め用位置決めピ
ンとしてもよい。
面に形成される位置決め穴を利用してクランプを行うた
め、着座面以外のすべての面を一度のクランプ動作で加
工可能であり、また、位置決め及びクランプが一度のク
ランプ動作で行えるので、生産性に優れている。
面に対して引き込む方向に移動させることによって、コ
レットが工作物の位置決め穴をクランプするまでは、ば
ねによって前記コレットの引き込みを阻止し、前記コレ
ットが前記位置決め穴に確実に密着嵌合し、前記工作物
をクランプした後で、工作物の着座面と取付台の受面と
の間に隙間があるときは、前記コレットとともに前記工
作物を下降させ、前記工作物を前記取付台の受面に密着
させることが可能であり、工作物の浮き上がりがなく、
取付剛性が高い。
複数のクランプ機構で工作物をクランプすることによ
り、前記工作物は前記取付台に対して回り止めされるた
め、取付剛性が高い。また、小さい工作物を同一取付台
内に複数取り付けが可能であるため、生産性に優れてい
る。
ッド状の多面体を形成し、前記ピラミッド状の多面体の
各面に工作物クランプ機構を設けたことにより、前記ピ
ラミッド状の多面体の各面に工作物をクランプすること
が可能であり、生産性に優れている。
する2軸の回転テーブルを有する工作物テーブルに設置
して、工作物の工具に対する姿勢を変化させることによ
り、ピラミッド状の多面体の各面にクランプされる工作
物は、一つの工具主軸により、複数の面を連続加工可能
であり、更に生産性に優れている。
クランプ装置を工作機械の工作物テーブル上に着脱可能
なパレットに設けたので、前記パレットを搬送する搬送
装置により、前記工作物テーブルへの工作物の搬入及び
搬出を自動化することが可能であり、生産性に優れてい
る。
り離し可能にするカプラと、前記カプラを切り離したと
きに、プルロッドをコレットが拡張する方向に付勢する
クランプ力保持手段とを設けたので、圧油供給源を切り
離しても工作物をクランプすることが可能であり、工作
物クランプ装置を小形化することができる。
機械の側面図である。
ある。
をパレットに取り付けた状態の斜視図である。
の断面図である。
プ機構の断面図である。
ラインの正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】着座面に位置決め穴が形成された工作物を
取付台に対して固定する工作物クランプ装置において、
前記工作物の着座面を受ける受面を有する取付台と、前
記取付台上に突出して前記工作物の位置決め穴に嵌合さ
れるコレットと、前記コレット内に進退移動可能に配置
され前記コレットを拡張するプルロッドと、前記プルロ
ッドを進退移動させるアクチュエータとを備え、前記ア
クチュエータの動作により前記プルロッドを受面に対し
て引き込む方向に移動させ、前記コレットを拡張させて
前記コレットの外周を前記位置決め穴の内面に密着嵌合
させることにより、前記工作物の前記取付台に対する位
置決めとクランプとを同時に行うことを特徴とする工作
物クランプ装置。 - 【請求項2】前記コレットを取付台に対して進退移動可
能にするとともに、前記コレットを前記取付台より突出
する方向に付勢するばねを設置したことを特徴とする請
求項1記載の工作物クランプ装置。 - 【請求項3】前記コレットと、前記プルロッドと、前記
アクチュエータとからなるクランプ機構を同一取付台内
に複数有していることを特徴とする請求項1または2記
載の工作物クランプ装置。 - 【請求項4】前記取付台にピラミッド状の多面体を形成
し、前記ピラミッド状の多面体の各面に前記工作物クラ
ンプ機構を設けたことを特徴とする請求項3記載の工作
物クランプ装置。 - 【請求項5】前記工作物クランプ装置が工作機械の工作
物テーブル上に着脱可能なパレットに設けられているこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の工
作物クランプ装置。 - 【請求項6】前記アクチュエータとこのアクチュエータ
に圧油を供給する圧油供給源とを切り離し可能にするカ
プラと、前記カプラを切り離したときに、前記プルロッ
ドを前記コレットが拡張する方向に付勢するクランプ力
保持手段とを設けたことを特徴とする請求項5記載の工
作物クランプ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP27350599A JP3777905B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 工作物クランプ装置 |
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JP27350599A JP3777905B2 (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 工作物クランプ装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011143529A (ja) * | 2010-01-18 | 2011-07-28 | Honda Motor Co Ltd | クランプ装置 |
JP2013226648A (ja) * | 2013-07-09 | 2013-11-07 | Pascal Engineering Corp | クランプ装置 |
CN106841031A (zh) * | 2017-03-22 | 2017-06-13 | 南京金城轨道交通设备有限公司 | 一种膨胀接头拉力测试装置 |
CN114290062A (zh) * | 2022-01-19 | 2022-04-08 | 张忠女 | 一种智能型复合式数控机床 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP6643880B2 (ja) * | 2015-12-02 | 2020-02-12 | Kyb株式会社 | ワーク把持装置 |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27350599A patent/JP3777905B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3777905B2 (ja) | 2006-05-24 |
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