JPS6284942A

JPS6284942A - 工作機械

Info

Publication number: JPS6284942A
Application number: JP22295885A
Authority: JP
Inventors: Susumu Imai; 進今井
Original assignee: Hitachi Seiki Co Ltd
Current assignee: Hitachi Seiki Co Ltd
Priority date: 1985-10-07
Filing date: 1985-10-07
Publication date: 1987-04-18
Anticipated expiration: 2009-03-23
Also published as: JPH0620698B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は割出し可能なテーブルを支持するサドルの一端
にＸ軸方間にガイドレールを設け、該ガイドレール上に
摺動可能に載置されたスライドベース上に割出しヘッド
を設けた工作機械に関する。

〈従来の技術〉従来、横型又は縦型のマシニングセンタ等工作機械のテ
ーブル上に軸物ワークを取付治具で固定し、該ワークの
外周、側面等を加工する際、軸物ワークの軸を中心に割
出しをする割出し装置をパレット上に設けて割出しを行
いながら所定の旋削加工を施こしていた。

〈発明が解決しようとする問題点さしかしながら、前述の如（割出し装置をパレット上に一
体的に設けることはパレットが大型化してしまうと共に
割出し装置側の側面が加工出来ず困難とされていた。

本発明の目的は上記事情に鑑み問題を解決するために提
案されたものであって、割出し可能なテ−プルと別個な
スライドベース上に割出しヘッドを設け、パレットの構
造をコンパクト化し、且つ大型ワークも加工可能とした
工作機械を提供することにある。

く問題点を解決するための手段と作用〉本発明は、先端
に工具を挿着した主軸を回転自在に軸承し水平面内で移
動可能にベッド上に載置されたコラムと、割出し可能な
テーブル上に載置されたパレット上に軸物ワークの軸線
を前記主軸と直交する方向に支持する一対の取付治具と
、該取付治具を開閉クランプすべくパレット上の駆動装
置と、前記割出し可能なテーブルを支持すべくベッド上
で水平面内で移動可能に設けられたサドル上に載置され
主軸軸線を直交する方向に移動可能なスライドベースと
、該スライドベース上に設けられたハウジングに前記軸
物ワークの軸線と同一軸線上に旋回割出し可能に軸承さ
れ先端にチャックを持った割出しヘッドとから構成され
る。

而して本発明は、前記割出し可能なテーブルを旋回する
際はスライドベースを後退せしめて割出しヘッドを退避
するようにした大型の軸物ワークも加工可能とした工作
機械である。

〈実施例〉以下、本発明の一実施態様を図面に基づいて詳細に説明
する。

第１図は本発明の一例を示す横型マシニングセンタの全
体正面図、第２図は第１図の平面図である。

第１図および第２図において、ベッド１上にはテーブル
２が左右方向（Ｘ軸方向）に摺動可能に載置され、テー
ブル２上に設けられた割出し台２′上にパレット３が載
置される。該パレット３上にはワークＷの軸線をＸ軸と
平行になるように一対の取付治具４，４′を設け、軸物
ワークＷを把持する。ベッド１と連結されたベッド上に
は、コラム５がテーブル２のＸ軸方向と直角な水平方向
（Ｘ軸方向）に摺動可能に載置されている。コラム５の
前面に水平に支持された主軸６が上下方向（Ｙ軸方向）
に摺動可能に設けられ、コラム５の側部には、回転割出
し可能な工具貯蔵マガジン７が取付けられる。該工具貯
蔵マガジン７内の工具と主軸６に軸承された工具を交換
するためＡＴＣ装置が工具貯蔵マガジン７と主軸６間の
コラム５側に設けられている。

割出し可能なテーブル２を支持するサドル８の一端にＸ
軸方向にガイドレールを設け、ガイドレール上に摺動可
能に載置されたスライドベース９上に設けたベース１０
上に割出しヘッド１１が載置される。

また、スライドベース９の側面に取付けた油圧供給装置
１２は常時１２′の位置で待機し、前述した軸物ワーク
Ｗの取付け、取外しの際に回路の駆動装置により左方向
に移動し、パレット３の側面に記載されている受渡し装
置１３へ到達し、該受渡し装置１３にドツキングされる
。

油圧供給装置１２がパレット３の側面にトンキングされ
ると、ＮＣ装置に組み込まれたプログラムにより、回路
の油圧シリンダで油圧供給装置１２の油供給通路とテー
ブル２内の油供給通路を通して油圧が供給される。圧油
が供給されると、パレット３上に載置されている取付け
、取外し用の取付治具４，４′に油圧作用が与えられて
取付治具４，４′の開閉を行ってワークＷのクランプ。

アンクランプする操作が自動的に行なわれる。油圧供給
装置については、すでに同一出願人で実願昭５９−１０
２１４３号として出願しである。なお、テーブル２を旋
回する際は前記スライドベース９を退避せしめてから行
なわれる。

ベース１０上に載置された割出しヘッド１１の前面にチ
ャック１４でパレット３上に載せられた軸物ワークＷを
把持し必要時に軸物ワークＷを旋回し割出すのである。

次に軸物ワークＷが取付治具に取付けられる具体的な構
造について説明する。

第３図は軸物ワークが取付治具に取付けられている拡大
正面図、第４図は第３図のｒ矢視図および第５図は第４
図のｎ−ｎ線断面図である。

第３〜第５図において、テーブル２上に設けられた割出
し台２′上にパレット３が！！置され、該パレット３上
にはワークＷの軸線をＸ軸と千丘になるように一対の取
付治具４．４′を設ける。

一対の取付治具４，４′の上端部は軸物ワークＷの受は
部４ａで半割状を呈している。

軸物ワークＷは一対の取付治具４，４′の半割状の受は
部４ａにフリー状態で載せられているので、ブツシャ２
４が左方向へ移動し軸物ワークＷの下部側面部に当接し
、次いでブツシャ２４により軸物ワークＷを右方向へ移
動せしめ、他方側に固定された固定ストッパ１６に当接
し所定の位置に位置決めされる。（第３図）一対の取付治具４，４′の側面には、ヒンジブロック２
６がポル）２７ａ、２７ｂで螺着される。

一対の取付治具４，４′の半割状の受は部４ａに軸物ワ
ークＷが載せられ、その軸物ワークＷを上方より押え付
けるための押えクランパー２８がヒンジブロック２６の
上端部に挿着されたシャフト２９でジヨイントされる。

押えクランパー２８は矢印の如くシリンダ２８ａで回動
される。押えクランパー２８は前述した一対の取付治具
４，４′を自動的に取り付け、取外しする油圧供給装置
１２に開路の油圧供給通路を介して連通せしめて自動的
に開閉される。

一対の取付治具４，４′の半割状受は部４ａと反対側の
上端部に押し付は装置３０が載置され、該押し付は装置
３０は取付治具４．４′の上面に固定される。押しイづ
け装置の受は部側には開閉可能なりランバー３０′が突
出し、このクランパー３０’には爪３１がボルト３２で
固着されている。

一方押えクランパー２８の先端部に当板３３がボルト３
４で螺着される。而して押し付は装置３０にジヨイント
３５が連絡され、ジヨイント３５より圧油を供給すると
、開路の油供給通路を通って、押えクランパー２８の先
端部に螺着された当板３３に押し付は装置３０に取付け
られた爪３１の下端部が押し付けられでクランプし保持
される。アンクランプする際には爪３１が特定の曲線を
描きながら移動し退避される。

軸物ワークＷの軸を割出しヘッド１１のチャック１４で
把持し、軸物ワークＷを旋回し割出しする際に潤滑用（
！Ｉ、給通路３６に矢印の如く潤滑油を供給し半割状受
は部４ａの内面に浸透し旋回を滑らかにする。その際押
し付は装置３０はアンクランプ状態となっている。

本発明における動作を説明する。

（イ）軸物ワークＷに所定の加工を施す際、まず軸物ワ
ークＷを一対の取付治具４．４′の半割状受は部４ａに
フリーに載せる。

（Ｕ）油圧供給装置１２を待機位置１２′から左方向に
移動せしめパレット３の側面の受渡し口１３にトンキン
グさせる。

（ハ）油圧シリンダ２５を作動せしめ、油圧をジヨイン
ト３７から供給してピストンロッド２３を移動せしめる
ことにより、該ピストンロッド２３に一体化されたブツ
シャ２４が軸物ワークＷの側面下部に当接する。ブツシ
ャ２４で軸物ワークＷが移動し、反対側の固定ストッパ
１６に当接し所定の位置に位置決めされる。

（ニ）押えクランパー２８を回動せしめて軸物ワークＷ
の上方に第４図の如く閉じる。

（ホ）次に押し付は装置３０のジヨイント３５から圧油
を供給し、爪３１を押えクランパー２８の当板３３に当
接し、さらに押し付ける。

（へ）所定の加工を施す。

（ト）所定の加工を行なった後、次の加工個所に軸物ワ
ークＷを割出しする場合には、ベース１０に載置された
割出しヘッド１１を左方向へ移動せしめ、チャック１４
で軸物ワークＷの軸を把持する。

その際一方の取付治具４，４′はアンクランプ状態にし
ておく。

（チ）割出しへソドＩＩで所定の角度に軸物ワークＷを
旋回させる。その際潤滑用供給通路３６に矢印の如く潤
滑油を供給し半割状受は装置３Ｑはアンクランプ状態に
しておく。

（す）さらに軸物ワークＷの側面を加工する際には、一
対の取付治具４，４′をクランプ状態にする。

（ヌ）スライドベース９を後退せしめて割出しヘッド１
１のチャック１４を軸物ワークＷから外す。

（ル）テーブル２上の割出し台２′を９０度旋回させて
、所定の加工を施す。また反対の側面を加工する時は割
出し台２′を１８０度旋旋回しめて行なわれる。

（才）所定の加工がすべて終了すると、油圧供給装置１
２から圧油を抜き、一対の取付治具４，４′を開放する
。すなわち押し付は装置３０をアンクランプし押えクラ
ンパー２８を開かせる。

（ワ）割出しヘッド１１のチャック１４を軸物ワークＷ
の軸から解除して後、スライドベース９を後退せしめる
。

（力）軸物ワークＷを一対の取付治具４，４′から外し
て所定の場所へ搬送される。

以上の一連の操作を繰返すことによって、逐一所定の旋
削加工が行なわれる。

〈効　果〉本発明は割出し可能なテーブルを支持するサドル上に載
置されたスライドベース上に割出しヘッドを設け、かつ
パレット上に一対の取付治具を設け、さらに一対の取付
治具の開閉を前記スライドベース側面に取付けた油圧供
給装置で行ない、テーブルを旋回する際はスライドベー
スを退避させるようにしたから、パレットの構造がコン
パクト化され、安価で製作出来経済的である。

さらに従来の軸物ワークに比べて大型ワーク加工も出来
有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一例を示す横型マシニングセンタの全
体正面図、第２図は第１図の平面図である。第３図は軸物ワークが取付治具に取付けられている拡大
正面図、第４図は第３図の１矢視図および第５図は第４
図のＩＩ−ｎ線断面図である。２・・・テーブル　　　　　２′・・・割出し台３・・
・パレット　　　　　４．４′・・・取付治具５・・・
コラム　　　　　　６・・・主　軸８・・・サドル　　
　　　　９・・・スライドベース１１・・・割出しヘッ
ド　　】２・・・油圧供給装置１４・・・チャック　　
　　１６・・・固定ストッパ１９・・・シリンダ　　　
　　２４・・・ブツシャ２８・・・押えクランパー　３
０・・・押し付は装置特許出願人　　　日立精機株式会
社矛１図

Claims

【特許請求の範囲】

先端に工具を挿着した主軸を回転自在に軸承し水平面内
で移動可能にベッド上に載置されたコラムと、割出し可
能なテーブル上に載置されたパレット上に軸物ワークの
軸線を前記主軸と直交する方向に支持する一対の取付治
具と、該取付治具を開閉クランプすべくパレット上の駆
動装置と、前記割出し可能なテーブルを支持すべくベッ
ド上で水平面内で移動可能に設けられたサドル上に載置
され主軸軸線と直交する方向に移動可能なスライドベー
スと、該スライドベース上に設けられたハウジングに前
記軸物ワークの軸線同一軸線上に旋回割出し可能に軸承
され先端にチャックを持った割出しヘッドからなり、前
記割出し可能なテーブルを旋回する際はスライドベース
を後退せしめて割出しヘッドを退避するようにしたこと
を特徴とする工作機械。