JPH0620698B2 - 工作機械 - Google Patents
工作機械Info
- Publication number
- JPH0620698B2 JPH0620698B2 JP60222958A JP22295885A JPH0620698B2 JP H0620698 B2 JPH0620698 B2 JP H0620698B2 JP 60222958 A JP60222958 A JP 60222958A JP 22295885 A JP22295885 A JP 22295885A JP H0620698 B2 JPH0620698 B2 JP H0620698B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- jig
- work
- slide base
- saddle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/72—Auxiliary arrangements; Interconnections between auxiliary tables and movable machine elements
- B23Q1/76—Steadies; Rests
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は割出し可能なテーブルを支持するサドルの一端
にＸ軸方向にガイドレールを設け、該ガイドレール上に
摺動可能に載置されたスライドベース上に割出しヘッド
を設けた工作機械に関する。
にＸ軸方向にガイドレールを設け、該ガイドレール上に
摺動可能に載置されたスライドベース上に割出しヘッド
を設けた工作機械に関する。
＜従来の技術＞ 従来、横型又は縦型のマシニングセンタ等工作機械のテ
ーブル上に軸物ワークを取付治具で固定し、該ワークの
外周，側面等を加工する際、軸物ワークの軸を中心に割
出しをする割出し装置をパレット上に設けて割出しを行
いながら所定の旋削加工を施こしていた。
ーブル上に軸物ワークを取付治具で固定し、該ワークの
外周，側面等を加工する際、軸物ワークの軸を中心に割
出しをする割出し装置をパレット上に設けて割出しを行
いながら所定の旋削加工を施こしていた。
＜発明が解決しようとする問題点＞ しかしながら、前述の如く割出し装置をパレット上に一
体的に設けることはパレットが大型化してしまうと共に
割出し装置側の側面が加工出来ず困難とされていた。
体的に設けることはパレットが大型化してしまうと共に
割出し装置側の側面が加工出来ず困難とされていた。
本発明の目的は上記事情に鑑み問題を解決するために提
案されたものであって、割出し可能なテーブルと別個な
スライドベース上に割出しヘッドを設け、パレットの構
造をコンパクト化し、且つ大型ワークも加工可能とした
工作機械を提供することにある。
案されたものであって、割出し可能なテーブルと別個な
スライドベース上に割出しヘッドを設け、パレットの構
造をコンパクト化し、且つ大型ワークも加工可能とした
工作機械を提供することにある。
＜問題点を解決するための手段と作用＞ 本発明は、ベッドに水平面内で往復動可能に載置された
コラムと、先端に工具を挿着し回転自在に軸承されて前
記コラム上を移動可能な主軸と、前記コラムに対向して
ベッド上に設けられ、水平面内で前記コラムの往復動方
向に直交する方向に往復動可能なサドルと、このサドル
上に設けられ、水平面に垂直な軸線を中心に水平面内で
割出し可能なテーブルと、このテーブルに搬出入自在に
載置されるパレットと、このパレット上に設けられ、水
平面に平行な旋回軸線を中心にワークを旋回可能に支持
する治具と、前記パレットまたは治具に設けられ、前記
治具に支持されたワークを前記旋回軸線方向の所定位置
に位置決めする位置決め装置と、前記パレットまたは治
具に設けられ、前記治具に支持され前記位置決め装置に
より位置決めされたワークを旋回しないように固定する
クランプ装置と、このクランプ装置と前記位置決め装置
に圧油を供給するためパレット側面に設けられた圧油の
受渡し装置と、前記サドル上に設けられ、前記パレット
に向けて前記サドルの往復動方向と平行な方向に前記サ
ドル上を進退移動可能なスライドベースと、このスライ
ドベースに設けられ、前記スライドベースが前記パレッ
ト側に移動したときに前記受渡し装置に係合し圧油を供
給して前記位置決め装置および前記クランプ装置を作動
させる油圧供給装置と、前記スライドベースに設けら
れ、前記スライドベースが前記パレット側に移動したと
き、前記位置決め装置および前記クランプ装置の動作が
解除された前記治具上のワークを把持し、前記旋回軸線
を中心に所定角度旋回させる割出しヘッドとからなり、
前記治具に支持されたワークの旋回軸線が前記サドルの
往復動方向と平行な状態にあるときに、前記スライドベ
ースが前記パレット側に移動して前記割出しヘッドで前
記ワークを把持し、所定角度旋回させるようにしたこと
を特徴とする工作機械とした。本願発明は上述のように
構成されているので、以下のように作用する。軸物のワ
ークを旋回可能に治具上に載置するパレットは、パレッ
トチェンジャ等により、水平面内で割出し可能な工作機
械のテーブルまで搬送されて、前記テーブル上に載置さ
れる。前記テーブルの割出し動作等によりパレット上の
治具に支持されたワークの旋回軸が、サドルの往復動方
向と平行な状態にあるときに、スライドベースがパレッ
トまで移動してきて、スライドベースの油圧力供給装置
とパレットの受渡し装置とが係合し、位置決め装置やク
ランプ装置に圧油を供給する。これにより、位置決め装
置が作動してワークの旋回軸線方向に移動させて位置決
めするとともに、クランプ装置が作動して位置決めされ
た前記ワークが旋回しないように固定する。旋回軸線を
中心として治具に支持されたワークを所定角度旋回させ
るには、位置決め装置およびクランプ装置の作動を解除
し、ワークを割出しヘッドで把持して旋回させる。ま
た、テーブルを回動させて割出しを行うときには、前記
割出しヘッドはスライドベースとともに前記軸物ワーク
またはテーブルと干渉しない位置まで移動して待機す
る。
コラムと、先端に工具を挿着し回転自在に軸承されて前
記コラム上を移動可能な主軸と、前記コラムに対向して
ベッド上に設けられ、水平面内で前記コラムの往復動方
向に直交する方向に往復動可能なサドルと、このサドル
上に設けられ、水平面に垂直な軸線を中心に水平面内で
割出し可能なテーブルと、このテーブルに搬出入自在に
載置されるパレットと、このパレット上に設けられ、水
平面に平行な旋回軸線を中心にワークを旋回可能に支持
する治具と、前記パレットまたは治具に設けられ、前記
治具に支持されたワークを前記旋回軸線方向の所定位置
に位置決めする位置決め装置と、前記パレットまたは治
具に設けられ、前記治具に支持され前記位置決め装置に
より位置決めされたワークを旋回しないように固定する
クランプ装置と、このクランプ装置と前記位置決め装置
に圧油を供給するためパレット側面に設けられた圧油の
受渡し装置と、前記サドル上に設けられ、前記パレット
に向けて前記サドルの往復動方向と平行な方向に前記サ
ドル上を進退移動可能なスライドベースと、このスライ
ドベースに設けられ、前記スライドベースが前記パレッ
ト側に移動したときに前記受渡し装置に係合し圧油を供
給して前記位置決め装置および前記クランプ装置を作動
させる油圧供給装置と、前記スライドベースに設けら
れ、前記スライドベースが前記パレット側に移動したと
き、前記位置決め装置および前記クランプ装置の動作が
解除された前記治具上のワークを把持し、前記旋回軸線
を中心に所定角度旋回させる割出しヘッドとからなり、
前記治具に支持されたワークの旋回軸線が前記サドルの
往復動方向と平行な状態にあるときに、前記スライドベ
ースが前記パレット側に移動して前記割出しヘッドで前
記ワークを把持し、所定角度旋回させるようにしたこと
を特徴とする工作機械とした。本願発明は上述のように
構成されているので、以下のように作用する。軸物のワ
ークを旋回可能に治具上に載置するパレットは、パレッ
トチェンジャ等により、水平面内で割出し可能な工作機
械のテーブルまで搬送されて、前記テーブル上に載置さ
れる。前記テーブルの割出し動作等によりパレット上の
治具に支持されたワークの旋回軸が、サドルの往復動方
向と平行な状態にあるときに、スライドベースがパレッ
トまで移動してきて、スライドベースの油圧力供給装置
とパレットの受渡し装置とが係合し、位置決め装置やク
ランプ装置に圧油を供給する。これにより、位置決め装
置が作動してワークの旋回軸線方向に移動させて位置決
めするとともに、クランプ装置が作動して位置決めされ
た前記ワークが旋回しないように固定する。旋回軸線を
中心として治具に支持されたワークを所定角度旋回させ
るには、位置決め装置およびクランプ装置の作動を解除
し、ワークを割出しヘッドで把持して旋回させる。ま
た、テーブルを回動させて割出しを行うときには、前記
割出しヘッドはスライドベースとともに前記軸物ワーク
またはテーブルと干渉しない位置まで移動して待機す
る。
而して本発明は、前記割出し可能なテーブルを旋回する
際はスライドベースを後退せしめて割出しヘッドを退避
するようにした大型の軸物ワークを加工可能とした工作
機械である。
際はスライドベースを後退せしめて割出しヘッドを退避
するようにした大型の軸物ワークを加工可能とした工作
機械である。
＜実施例＞ 以下、本発明の一実施例態様を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第１図は本発明の一例を示す横型マシニングセンタの全
体正面図，第２図は第１図の平面図である。
体正面図，第２図は第１図の平面図である。
第１図および第２図において、ベッド１上にはテーブル
２が左右方向（Ｘ軸方向）に摺動可能に載置され、テー
ブル２上に設けられた割出し台２′上にパレット３が載
置される。該パレット３上には軸物ワークＷの軸線（旋
回軸線）が水平面に対して平行になるように軸物ワーク
Ｗを支持する一対の取付治具４，４′を設け、軸物ワー
クＷを把持する。ベッド１と連結されたベッド上には、
コラム５がテーブル２のＸ軸方向と直角な水平方向（Ｚ
軸方向）に摺動可能に載置されている。コラム５の前面
に水平に支持された主軸６が上下方向（Ｙ軸方向）に摺
動可能に設けられ、コラム５の側部には、回転割出し可
能な工具貯蔵マガジン７が取付けられる。該工具貯蔵マ
ガジン７内の工具と主軸６に軸承された工具をを交換す
るためＡＴＣ装置が工具貯蔵マガジン７と主軸６間のコ
ラム５側に設けられている。
２が左右方向（Ｘ軸方向）に摺動可能に載置され、テー
ブル２上に設けられた割出し台２′上にパレット３が載
置される。該パレット３上には軸物ワークＷの軸線（旋
回軸線）が水平面に対して平行になるように軸物ワーク
Ｗを支持する一対の取付治具４，４′を設け、軸物ワー
クＷを把持する。ベッド１と連結されたベッド上には、
コラム５がテーブル２のＸ軸方向と直角な水平方向（Ｚ
軸方向）に摺動可能に載置されている。コラム５の前面
に水平に支持された主軸６が上下方向（Ｙ軸方向）に摺
動可能に設けられ、コラム５の側部には、回転割出し可
能な工具貯蔵マガジン７が取付けられる。該工具貯蔵マ
ガジン７内の工具と主軸６に軸承された工具をを交換す
るためＡＴＣ装置が工具貯蔵マガジン７と主軸６間のコ
ラム５側に設けられている。
割出し可能なテーブル２をコラム５の移動方向に直交す
る方向、すなわちＸ軸方向に移動するるサドル８の一端
にＸ軸方向にガイドレールを設け、ガイドレール上にこ
のガイドレールに沿って摺動可能に載置されたスライド
ベース９上に設けたベース１０上に割出しヘッド１１が
載置される。
る方向、すなわちＸ軸方向に移動するるサドル８の一端
にＸ軸方向にガイドレールを設け、ガイドレール上にこ
のガイドレールに沿って摺動可能に載置されたスライド
ベース９上に設けたベース１０上に割出しヘッド１１が
載置される。
また、スライドベース９の側面に取付けた油圧供給装置
１２は常時１２′の位置で待機し、前述した軸物ワーク
Ｗの取付け、取外しの際に図略の駆動装置により左方向
に移動し、パレット３の側面に記載されている受渡し装
置１３へ到達し、該受渡し装置１３にドッキングされ
る。
１２は常時１２′の位置で待機し、前述した軸物ワーク
Ｗの取付け、取外しの際に図略の駆動装置により左方向
に移動し、パレット３の側面に記載されている受渡し装
置１３へ到達し、該受渡し装置１３にドッキングされ
る。
油圧供給装置１２がパレット３の側面にドッキングされ
ると、ＮＣ装置に組み込まれたプログラムにより、図略
の油圧シリンダで油圧供給装置１２の油供給通路とテー
ブル２内の油供給通路を通して油圧が供給される。圧油
が供給されると、パレット３上に載置されている取付
け、取外し用の取付治具４，４′に油圧作用が与えられ
て取付治具４，４′の開閉を行って軸物ワークＷのクラ
ンプ，アンクランプする操作が自動的に行なわれる。油
圧供給装置については、すでに同一出願人で実願昭５９
−１０２１４３号として出願してある。なお、テーブル
２を旋回する際は前記スライドベース９を軸物ワークＷ
やテーブル２と干渉しない位置まで退避せしめてから行
なわれる。
ると、ＮＣ装置に組み込まれたプログラムにより、図略
の油圧シリンダで油圧供給装置１２の油供給通路とテー
ブル２内の油供給通路を通して油圧が供給される。圧油
が供給されると、パレット３上に載置されている取付
け、取外し用の取付治具４，４′に油圧作用が与えられ
て取付治具４，４′の開閉を行って軸物ワークＷのクラ
ンプ，アンクランプする操作が自動的に行なわれる。油
圧供給装置については、すでに同一出願人で実願昭５９
−１０２１４３号として出願してある。なお、テーブル
２を旋回する際は前記スライドベース９を軸物ワークＷ
やテーブル２と干渉しない位置まで退避せしめてから行
なわれる。
ベース１０上に載置された割出しヘッド１１の前面にチ
ャック１４でパレット３上に載せられた軸物ワークＷを
把持し必要時に軸物ワークＷを旋回し割出すのである。
ャック１４でパレット３上に載せられた軸物ワークＷを
把持し必要時に軸物ワークＷを旋回し割出すのである。
次に軸物ワークＷが取付治具４，４′に取付けられる具
体的な構造について説明する。
体的な構造について説明する。
第３図は軸物ワークが取付治具に取付けられている拡大
正面図、第４図は第３図のＩ矢視図および第５図は第４
図のII−II線断面図である。
正面図、第４図は第３図のＩ矢視図および第５図は第４
図のII−II線断面図である。
第３〜第５図において、テーブル２上に設けられた割出
し台２′上にパレット３が載置され、該パレット３上に
は軸物ワークＷの軸線が水平面に対して平行になるよう
に軸物ワークＷを支持する一対の取付治具４，４′を設
ける。
し台２′上にパレット３が載置され、該パレット３上に
は軸物ワークＷの軸線が水平面に対して平行になるよう
に軸物ワークＷを支持する一対の取付治具４，４′を設
ける。
一対の取付治具４，４′の上端部は軸物ワークＷの受け
部４ａで半割状を呈している。軸物ワークＷをその軸線
方向（Ｘ軸方向）に位置決めする位置決め装置は、一方
の取付治具４側に設けられた固定ストッパ１６と、他方
の取付治具４′に設けられた油圧シリンダ２５，ピスト
ンロッド２３およびピストンロッド２３に一体化された
プッシャ２４とからなる。
部４ａで半割状を呈している。軸物ワークＷをその軸線
方向（Ｘ軸方向）に位置決めする位置決め装置は、一方
の取付治具４側に設けられた固定ストッパ１６と、他方
の取付治具４′に設けられた油圧シリンダ２５，ピスト
ンロッド２３およびピストンロッド２３に一体化された
プッシャ２４とからなる。
軸物ワークＷは一対の取付治具４，４′の半割状の受け
部４ａにフリー状態で載せられているので、ブッシャ２
４が右方向へ移動し軸物ワークＷの下部側面部に当接し
軸物ワークＷを右方向へ移動せしめ、他方側に固定され
た固定ストッパ１６に当接し所定の位置に位置決めされ
る。（第３図） 一対の取付治具４，４′の側面には、ヒンジブロック２
６がボルト２７ａ，２７ｂで螺着される。一対の取付治
具４，４′の半割状の受け部４ａに軸物ワークＷを上方
より押え付けるための押えクランパー２８がヒンジブロ
ツク２６の上端部に挿着されたシャフト２９でジョイン
トされる。押えクランパー２８は矢印の如くシリンダ２
８ａで回動される。押えクランパー２８は前述した一対
の取付治具４，４′を自動的に取り付け、取外しする油
圧供給装置１２に図略の油圧供給通路を介して連通せし
めて自動的に開閉される。
部４ａにフリー状態で載せられているので、ブッシャ２
４が右方向へ移動し軸物ワークＷの下部側面部に当接し
軸物ワークＷを右方向へ移動せしめ、他方側に固定され
た固定ストッパ１６に当接し所定の位置に位置決めされ
る。（第３図） 一対の取付治具４，４′の側面には、ヒンジブロック２
６がボルト２７ａ，２７ｂで螺着される。一対の取付治
具４，４′の半割状の受け部４ａに軸物ワークＷを上方
より押え付けるための押えクランパー２８がヒンジブロ
ツク２６の上端部に挿着されたシャフト２９でジョイン
トされる。押えクランパー２８は矢印の如くシリンダ２
８ａで回動される。押えクランパー２８は前述した一対
の取付治具４，４′を自動的に取り付け、取外しする油
圧供給装置１２に図略の油圧供給通路を介して連通せし
めて自動的に開閉される。
一対の取付治具４，４′の半割状受け部４ａと反対側の
上端部に押し付け装置３０が載置され、該押し付け装置
３０は取付治具４，４′の上面に固定される。押し付け
装置３０の受け部側には開閉可能なクランパー３０′が
突出し、このクランパー３０′には爪３１がボルト３２
で固着されている。
上端部に押し付け装置３０が載置され、該押し付け装置
３０は取付治具４，４′の上面に固定される。押し付け
装置３０の受け部側には開閉可能なクランパー３０′が
突出し、このクランパー３０′には爪３１がボルト３２
で固着されている。
一方押えクランパー２８の先端部に当板３３がボルト３
４で螺着される。而して押し付け装置３０にジョイント
３５が連絡され、ジョイント３５より圧油を供給する
と、図略の油供給通路を通って、押えクランパー２８の
先端部に螺着された当板３３に押し付け装置３０に取付
けられた爪３１の下端部が押し付けられてクランプし保
持される。アンクランプする際には爪３１が特定の曲線
を描きながら移動し退避される。そして、上記押えクラ
ンパー２８，シリンダ２８ａ，押し付け装置３０，クラ
ンパー３０′，爪３１および当板３３とでクランプ装置
が構成される。
４で螺着される。而して押し付け装置３０にジョイント
３５が連絡され、ジョイント３５より圧油を供給する
と、図略の油供給通路を通って、押えクランパー２８の
先端部に螺着された当板３３に押し付け装置３０に取付
けられた爪３１の下端部が押し付けられてクランプし保
持される。アンクランプする際には爪３１が特定の曲線
を描きながら移動し退避される。そして、上記押えクラ
ンパー２８，シリンダ２８ａ，押し付け装置３０，クラ
ンパー３０′，爪３１および当板３３とでクランプ装置
が構成される。
軸物ワークＷの割出しヘッド１１のチャック１４で把持
し、軸物ワークＷを旋回し割出しする際に潤滑用供給通
路３６に矢印の如く潤滑油を供給し半割状受け部４ａの
内面に浸透し旋回を滑らかにする。その際押し付け装置
３０はアンクランプ状態となっている。
し、軸物ワークＷを旋回し割出しする際に潤滑用供給通
路３６に矢印の如く潤滑油を供給し半割状受け部４ａの
内面に浸透し旋回を滑らかにする。その際押し付け装置
３０はアンクランプ状態となっている。
本発明における動作を説明する。
(イ)軸物ワークＷに所定の加工を施す際、まず軸物ワー
クＷを一対の取付治具４，４′の半割状受け部４ａにフ
リーに載せる。
クＷを一対の取付治具４，４′の半割状受け部４ａにフ
リーに載せる。
(ロ)テーブル２を旋回させて、軸物ワークＷの軸線方向
をＸ軸方向に一致させ、油圧供給装置１２を待機位置１
２′から左方向に移動せしめパレット３の側面の受渡し
口１３にドッキングさせる。
をＸ軸方向に一致させ、油圧供給装置１２を待機位置１
２′から左方向に移動せしめパレット３の側面の受渡し
口１３にドッキングさせる。
(ハ)油圧シリンダ２５を作動せしめ、油圧をジョイント
３７から供給してピストンロッド２３を移動せしめるこ
とにより、該ピストンロッド２３に一体化されたプッシ
ャ２４が軸物ワークＷの側面下部に当接する。プッシャ
２４で軸物ワークＷが移動し、反対側の固定ストッパ１
６に当接し所定の位置に位置決めされる。
３７から供給してピストンロッド２３を移動せしめるこ
とにより、該ピストンロッド２３に一体化されたプッシ
ャ２４が軸物ワークＷの側面下部に当接する。プッシャ
２４で軸物ワークＷが移動し、反対側の固定ストッパ１
６に当接し所定の位置に位置決めされる。
(ニ)押えクランパー２８を回動せしめて軸物ワークＷの
上方に第４図の如く閉じる。
上方に第４図の如く閉じる。
(ホ)次に押し付け装置３０のジョイント３５から圧油を
供給し、爪３１を押えクランパー２８の当板３３に当接
し、さらに押し付ける。
供給し、爪３１を押えクランパー２８の当板３３に当接
し、さらに押し付ける。
(ヘ)所定の加工を施す。
(ト)所定の加工を行なった後、次の加工個所に軸物ワー
クＷ割出しする場合には、ベース１０に載置された割出
しヘッド１１を左方向へ移動せしめ、チャック１４で軸
物ワークＷの軸を把持する。その際、プッシャ２４を後
退させてアンクランプ状態にしておく。
クＷ割出しする場合には、ベース１０に載置された割出
しヘッド１１を左方向へ移動せしめ、チャック１４で軸
物ワークＷの軸を把持する。その際、プッシャ２４を後
退させてアンクランプ状態にしておく。
(チ)割出しヘッド１１で所定の角度に軸物ワークＷを旋
回させる。その際潤滑用供給通路３６に矢印の如く潤滑
油を供給し半割状受け装置３０はアンクランプ状態にし
ておく。
回させる。その際潤滑用供給通路３６に矢印の如く潤滑
油を供給し半割状受け装置３０はアンクランプ状態にし
ておく。
(リ)さらに軸物ワークＷの側面を加工する際には、一対
の取付治具４，４′をクランプ状態にする。
の取付治具４，４′をクランプ状態にする。
(ヌ)スライドベース９を後退せしめて割出しヘッド１１
のチャック１４を軸物ワークＷから外す。
のチャック１４を軸物ワークＷから外す。
(ル)テーブル２上の割出し台２′を９０度旋回させて、
所定の加工を施す。また反対の側面を加工する時は割出
し台２′を１８０度旋回せしめて行なわれる。
所定の加工を施す。また反対の側面を加工する時は割出
し台２′を１８０度旋回せしめて行なわれる。
(オ)所定の加工がすべて終了すると、油圧供給装置１２
から圧油を抜き、一対の取付治具４，４′を開放する。
すなわち押し付け装置３０をアンクランプし押えクラン
パー２８を開かせる。
から圧油を抜き、一対の取付治具４，４′を開放する。
すなわち押し付け装置３０をアンクランプし押えクラン
パー２８を開かせる。
(ワ)割出しヘッド１１のチャック１４を軸物ワークＷの
軸から解除して後、スライドベース９を後退せしめる。
軸から解除して後、スライドベース９を後退せしめる。
(カ)軸物ワークＷを一対の取付治具４，４′から外して
所定の場所へ搬送される。
所定の場所へ搬送される。
以上の一連の操作を繰返すことによって、逐一所定の旋
削加工が行なわれる。
削加工が行なわれる。
＜効果＞ 本発明の工作機械は、ワークを軸方向に位置決めする位
置決め装置とワークが旋回しないように固定するクラン
プ装置とを備え、テーブル上のパレットに向けて移動可
能なスライドベースにワークを旋回させるための割出し
ヘッドを設け、テーブルの割出し回動時に割出しヘッド
をテーブルから遠ざけることとしたので、割出し装置と
パレットとを別体とすることができ、ワークの外周およ
び全側面の加工が可能となるほか、パレット上に割出し
装置を載置した構成に比べてその構成が簡単になり、安
価に製造することができる。また、手作業によるワーク
交換などの段取り換えが容易にできる。
置決め装置とワークが旋回しないように固定するクラン
プ装置とを備え、テーブル上のパレットに向けて移動可
能なスライドベースにワークを旋回させるための割出し
ヘッドを設け、テーブルの割出し回動時に割出しヘッド
をテーブルから遠ざけることとしたので、割出し装置と
パレットとを別体とすることができ、ワークの外周およ
び全側面の加工が可能となるほか、パレット上に割出し
装置を載置した構成に比べてその構成が簡単になり、安
価に製造することができる。また、手作業によるワーク
交換などの段取り換えが容易にできる。
さらに従来の軸物ワークに比べて大型ワーク加工も出来
有効である。
有効である。
第１図は本発明の一例を示す横型マシニングセンタの全
体正面図，第２図は第１図の平面図である。 第３図は軸物ワークが取付治具に取付けられている拡大
正面図，第４図は第３図のＩ矢視図および第５図は第４
図のII−II線断面図である。 ２……テーブル、２′……割出し台 ３……パレット、４，４′……取付治具 ５……コラム、６……主軸 ８……サドル、９……スライドベース １１……割出しヘッド、１２……油圧供給装置 １４……チャック、１６……固定ストッパ １９……シリンダ、２４……プッシャ ２８……押えクランパー、３０……押し付け装置
体正面図，第２図は第１図の平面図である。 第３図は軸物ワークが取付治具に取付けられている拡大
正面図，第４図は第３図のＩ矢視図および第５図は第４
図のII−II線断面図である。 ２……テーブル、２′……割出し台 ３……パレット、４，４′……取付治具 ５……コラム、６……主軸 ８……サドル、９……スライドベース １１……割出しヘッド、１２……油圧供給装置 １４……チャック、１６……固定ストッパ １９……シリンダ、２４……プッシャ ２８……押えクランパー、３０……押し付け装置
Claims (1)
- 【請求項１】ベッド上に水平面内で往復動可能に載置さ
れたコラムと、 先端に工具を挿着し回転自在に軸承されて前記コラム上
を移動可能な主軸と、 前記コラムに対向してベッド上に設けられ、水平面内で
前記コラムの往復動方向に直交する方向に往復動可能な
サドルと、 このサドル上に設けられ、水平面に垂直な軸線を中心に
水平面内で割出し可能なテーブルと、 このテーブルに搬出入自在に載置されるパレットと、 このパレット上に設けられ、水平面に平行な旋回軸線を
中心にワークを旋回可能に支持する治具と、 前記パレットまたは治具に設けられ、前記治具に支持さ
れたワークを前記旋回軸線方向の所定位置に位置決めす
る位置決め装置と、 前記パレットまたは治具に設けられ、前記治具に支持さ
れ前記位置決め装置により位置決めされたワークを旋回
しないように固定するクランプ装置と、 このクランプ装置と前記位置決め装置に圧油を供給する
ためパレット側面に設けられた圧油の受渡し装置と、 前記サドル上に設けられ、前記パレットに向けて前記サ
ドルの往復動方向と平行な方向に前記サドル上を進退移
動可能なスライドベースと、 このスライドベースに設けられ、前記スライドベースが
前記パレット側に移動したときに前記受渡し装置に係合
し圧油を供給して前記位置決め装置および前記クランプ
装置を作動させる油圧供給装置と、 前記スライドベースに設けられ、前記スライドベースが
前記パレット側に移動したとき、前記位置決め装置およ
び前記クランプ装置の動作が解除された前記治具上のワ
ークを把持し、前記旋回軸線を中心に所定角度旋回させ
る割出しヘッドとからなり、 前記治具に支持されたワークの旋回軸線が前記サドルの
往復動方向と平行な状態にあるときに、前記スライドベ
ースが前記パレット側に移動して前記割出しヘッドで前
記ワークを把持し、所定角度旋回させるようにしたこと
を特徴とする工作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60222958A JPH0620698B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60222958A JPH0620698B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 工作機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6284942A JPS6284942A (ja) | 1987-04-18 |
| JPH0620698B2 true JPH0620698B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=16790545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60222958A Expired - Lifetime JPH0620698B2 (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0620698B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0355123U (ja) * | 1989-09-30 | 1991-05-28 | ||
| JP4254669B2 (ja) | 2004-09-07 | 2009-04-15 | 豊田合成株式会社 | 発光装置 |
| JP2006165029A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Fujikura Ltd | 発光素子実装用基板及び発光素子パッケージ体 |
| WO2006132148A1 (ja) | 2005-06-07 | 2006-12-14 | Fujikura Ltd. | 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機 |
| JP4949303B2 (ja) * | 2008-03-28 | 2012-06-06 | 株式会社フジクラ | 光源とその製造方法、照明装置、表示装置及び交通信号機 |
| US10842016B2 (en) | 2011-07-06 | 2020-11-17 | Cree, Inc. | Compact optically efficient solid state light source with integrated thermal management |
| CN112157465A (zh) * | 2020-10-02 | 2021-01-01 | 朱丛江 | 一种抽屉拉手智能加工设备 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS609602A (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 複合加工用アタツチメント |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP60222958A patent/JPH0620698B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6284942A (ja) | 1987-04-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5374771B2 (ja) | 工作機械および工具ホルダ | |
| JPH0620698B2 (ja) | 工作機械 | |
| JPH0639859Y2 (ja) | ホブ盤のホブ交換装置 | |
| JP2000117572A (ja) | 工作機械のパレットクランプ装置 | |
| GB1192888A (en) | Machine Tool | |
| JP2002263909A (ja) | 工作機械 | |
| JPS6128460B2 (ja) | ||
| JPH0420732B2 (ja) | ||
| JPS6113210Y2 (ja) | ||
| JPH03117501A (ja) | 軸物専用工作機械 | |
| JPH01121103A (ja) | 背面加工装置を有する複合加工旋盤 | |
| JP2678856B2 (ja) | 複合工作機械の工具取付装置 | |
| JPH0715710Y2 (ja) | 自動パレット交換装置 | |
| JPH0650736U (ja) | 着脱自在なワーク心押手段を備えた割出し装置 | |
| JPH0822482B2 (ja) | 工作物保持装置 | |
| JP2002103115A (ja) | 複合加工用工作機械 | |
| JPH0310736A (ja) | 自動工具交換装置 | |
| JP2522030Y2 (ja) | アタッチメント対応形自動工具交換装置 | |
| JP2792868B2 (ja) | 自動工具交換装置 | |
| US4002102A (en) | Automatic setup for machining device | |
| JPH0560705U (ja) | 旋 盤 | |
| SU1609550A1 (ru) | Двухшпиндельный токарный станок | |
| JPH074689B2 (ja) | 深穴加工機 | |
| JPH0637842Y2 (ja) | オートローディング装置 | |
| JPS6195809A (ja) | Ｎｃ専用工作機械のワーク取付装置 |