JP5351589B2 - 部材着脱装置および部材着脱方法 - Google Patents
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Description
そして、このねじ締付装置によれば、まず、ソケット切換機構を駆動して6個の締付ソケットの中から選択した1つを所定位置に位置させる。次に、フィード機構を駆動して締付ナットランナを選択した締付ソケットに連結する。次に、締付ナットランナを駆動して締付ソケットを回転させて、締付ソケットに保持されたねじを締め付ける。この動作を、6本のねじのそれぞれについて順番に実行する。
よって、ねじを締付箇所に差し込む際、ねじを保持した状態での動きが制限されるため、ねじの締付箇所に対する相対位置を微調整できず、正確な位置合わせができない場合がある。
よって、部材を取付箇所に取り付ける際に、切替手段により部材着脱手段および押出手段を回転させることで、部材を保持した状態での動きの自由度が高くなるので、部材の取付箇所に対する位置を微調整でき、部材の正確な位置合わせが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る部材着脱装置としての締付装置1の概略を示す斜視図である。図2は、締付装置1の断面図である。
締付装置1は、ねじ構造を有する部材としてのねじSを締め付ける装置である。
このアーム10の最先端の腕部11は、先端フランジ部12を有しており、この先端フランジ部12を回転軸Yで回転させる。所定軸Xは、この回転軸Yに対して平行である。さらに、このアーム10は、関節を制御することにより、先端フランジ部12を3次元空間上の任意の位置に移動する。
この進退機構20は、円筒形状のホルダ21と、このホルダ21を所定軸Xに沿って進退させるシリンダ機構22と、ホルダ21の進退移動を案内する一対のスライドガイド23と、を備える。
よって、アーム10の先端フランジ部12が回転軸Yで回転することで、ホルダ21が回転し、回転軸Yを中心としかつ所定軸X上を通る円の円周に沿って、5個の締付部30が移動する。これにより、5個の締付部30のうちの1つを選択的に所定軸X上に移動できる。
一対のスライドガイド23は、スライドビーム231がスライドガイド232内を摺動することで、ホルダ21の進退移動を案内する。
スプリング33は、保持部31の基端面と回転部32の基端側との間に介装されており、このスプリング33により、回転部32は後退方向に付勢されている。
軸部34の基端側には、上述の押出部40が連結可能となっている。
ねじSは、ソケット361に嵌合して、磁石の磁力により保持される。これにより、ねじSは、ソケット361に着脱自在となっている。
押出部本体41は、回転軸Yで回転可能であり、これにより、回転駆動部42は、回転軸Yを中心としかつ所定軸X上を通る円の円周に沿って移動する。
回転駆動部42は、締付部30の回転部32の基端側に接続可能な形状となっている。回転駆動部42の回転軸は、ホルダ21の回転軸である回転軸Yに略平行である。この回転駆動部42は、締付部30の回転部32に接続した状態で駆動されることにより、回転部32を回転させて、ねじSを締め付ける。
ロック機構50は、押出部40をアーム10の最先端の腕部11に対して固定可能である。このロック機構50は、押出部40の押出部本体41に設けられてピストン51を進退させるシリンダ機構52と、腕部11に設けられてピストン51の先端が嵌合する嵌合部53と、を備える。
ロック機構50によれば、押出部40の回転駆動部42が所定軸X上に位置した状態で、シリンダ機構52を駆動してピストン51を前進させると、このピストン51の先端が嵌合部53に嵌合して、これにより、押出部40の押出部本体41を腕部11に対して固定できる。
初期状態では、図1に示すように、5個の締付部30のうちの1つここでは締付部30Aで保持したねじSの締め付け作業が完了した状態とする。
この状態では、押出部40の回転駆動部42が所定軸X上に位置しており、ロック機構50により、この押出部40は、腕部11に対して固定されている。
また、締付部30Aが所定軸X上に位置して、進退機構20によりホルダ21が後退して、押出部40の回転駆動部42が締付部30Aの回転部32に連結され、締付部30Aは、この回転駆動部42により押し出されている。
このとき、アーム10の先端フランジ部12を僅かに回転させて、図6中白矢印で示すように、締付部30Bの位置を僅かに移動することで、ねじSの締付箇所に対する相対位置を調整する。
そこで、次に、押出部40の回転駆動部42を回転駆動して、締付部30Bの回転部32を回転させて、回転駆動部42および締付部30Bを所定軸X上に再び配置する。
そして、ロック機構50により、この押出部40を腕部11に固定する。
(1)締付部30を押出部40に接続した後、ロック機構50を解除した。すると、押出部40が回転可能となるので、アーム10の先端フランジ部12により進退機構20を回転させると、この回転に伴って、締付部30および押出部40も回転することになる。
よって、ねじSを締付箇所に締め付ける際に、アーム10の先端フランジ部12により締付部30および押出部40を回転させることで、ねじSを保持した状態での動きの自由度が高くなるので、ねじSの締付箇所に対する位置を微調整でき、ねじSの正確な位置合わせが可能となる。よって、信頼性の高い締め付けができる。
X 所定軸
1 締付装置(部材着脱装置)
10 アーム(移動手段)
12 先端フランジ部(切替手段)
20 進退機構(進退手段)
30、30A、30B 締付部(部材着脱手段)
32 回転部(回転手段)
40 押出部(押出部)
42 回転駆動部(回転駆動手段)
50 ロック機構(ロック手段)
Claims (5)
- 部材が着脱可能な複数の部材着脱手段と、
前記複数の部材着脱手段を所定軸又は前記所定軸に略平行な軸に沿った方向に進退させる進退手段と、
当該進退手段を回転させることで、前記所定軸上に配置する部材着脱手段を切り替える切替手段と、
当該切替手段を移動する移動手段と、
当該移動手段に回転可能に設けられ、前記部材着脱手段に接続可能な押出手段と、
当該押出手段が前記所定軸上に位置した状態で、当該押出手段を前記移動手段に固定可能なロック手段と、を備え、
前記ロック手段により前記押出手段を前記移動手段に固定するとともに、前記切替手段により前記部材着脱手段を前記所定軸上に配置し、次に、前記進退手段により前記部材着脱手段を前記所定軸に沿って後退させて、当該部材着脱手段を前記押出手段に接続し、次に、前記進退手段により前記部材着脱手段をさらに後退させて、前記押出手段で前記部材着脱手段を押し出し、次に、前記ロック手段を解除することを特徴とする部材着脱装置。 - 請求項1に記載の部材着脱装置において、
前記部材着脱手段を複数備え、
当該複数の部材着脱手段は、前記所定軸を通る円の円周上に配置されていることを特徴とする部材着脱装置。 - 請求項2に記載の部材着脱装置において、
前記部材は、ねじ構造を有し、
前記部材着脱手段は、前記部材を保持して回転可能な回転手段を有し、
前記押出手段は、前記回転手段を回転させることで、前記部材を締め付ける回転駆動手段を有することを特徴とする部材着脱装置。 - 部材が着脱可能な複数の部材着脱手段と、
前記複数の部材着脱手段を所定軸又は前記所定軸に平行な軸に沿った方向に進退させる進退手段と、
当該進退手段を回転させることで、前記所定軸上に配置する部材着脱手段を切り替える切替手段と、
当該切替手段を移動する移動手段と、
当該移動手段に回転可能に設けられ、前記部材着脱手段に接続可能な押出手段と、
当該押出手段が前記所定軸上に位置した状態で、当該押出手段を前記移動手段に固定可能なロック手段と、を設け、
前記ロック手段により前記押出手段を前記移動手段に固定するとともに、前記切替手段により前記部材着脱手段を前記所定軸上に配置する工程と、
前記進退手段により前記部材着脱手段を前記所定軸に沿って後退させて、当該部材着脱手段を前記押出手段に接続する工程と、
前記進退手段により前記部材着脱手段をさらに後退させて、前記押出手段で前記部材着脱手段を押し出す工程と、
前記ロック手段を解除する工程と、を有することを特徴とする部材着脱方法。 - 請求項4に記載の部材着脱方法において、
前記部材は、ねじ構造を有し、
前記部材着脱手段は、前記部材を保持して回転可能な回転手段を有し、
前記押出手段は、前記回転手段を回転させることで、前記部材を締め付ける回転駆動手段を有し、
前記押出手段で前記部材着脱手段を押し出す工程では、前記回転駆動手段により、前記回転手段を押し出し、
前記ロック手段を解除する工程の後に、前記回転駆動手段を駆動して、前記回転手段を回転させて、前記部材を締め付ける工程をさらに備えることを特徴とする部材着脱方法。
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