JP2010188442A - 締付装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】締付装置は、先端側が角柱形状である軸部34と、先端側にソケット部353を有しかつ基端側に軸部34の先端側が挿入される穴部351が形成されたスライド部35と、軸部34に対してスライド部35を前進方向に付勢するスプリング36と、を備える。穴部351は、スライド部35が軸部34に対して軸方向に交差する方向に移動可能に遊嵌しかつ軸部34の回転に対して従回転するように形成される。軸部34の先端側の外周側面342A〜342Dには、突出部343が形成され、スライド部35の基端側には、突出部343が貫通しかつスライド部35の軸方向に沿って拡がるカム孔352が形成される。カム孔352のスライド部35の周方向に沿った寸法は、先端側から基端側に向かうに従って狭くなり、最も基端側では、突出部343の外径寸法より僅かに大きい。
【選択図】図3
Description
フローティング機構100は、軸部101と、筒状のガイド部102と、このガイド部102の内部に設けられたスプリング103と、ソケット105を有するビット部104と、を備える。
軸部101の先端側は、ガイド部102の基端側から挿入されて、さらに、ビット部104の穴部106に挿入されている。
これにより、軸部101の先端側とビット部104の基端側とは、ビット部104が軸部101に対して軸方向に交差する方向に遊嵌しており、かつ、軸部101の回転に対して従回転するように、連結される。よって、図8中二点鎖線で示すように、ビット部104は、軸部101に対してフローティングする。
これにより、ソケットに押圧力が作用していない初期状態では、付勢部の付勢力により、スライド部は最も前進した位置にある。この状態では、突出部は、カム孔の基端側に位置し、スライド部の周方向にほとんど移動せず、所定位置に保持されている。よって、スライド部の姿勢は、軸部に対して固定されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る締付装置1の概略を示す斜視図である。図2は、締付装置1の断面図である。
締付装置1は、締付部材としてのねじSを締め付ける装置であり、ロボットアーム2の先端に設けられている。この締付装置1は、6個の締付部30を有しこれら締付部30のうちの1つを所定位置に配置する切換機構10と、回転駆動する駆動源40と、駆動源40を所定位置の締付部30に対して連結させる進退機構50と、これらを制御する制御装置60と、を備えている。
切換機構10は、円筒形状のホルダ11と、このホルダ11の外周面に配置された6個の締付部30と、ホルダ11の外周面に配置された1個のセンシングユニット12と、ホルダ11を回転させるホルダ駆動部13と、を備えている。
ホルダ11は、ホルダ駆動部13の駆動軸に取り付けられている。ホルダ駆動部13を駆動することにより、ホルダ11は、中心軸を回転中心として矢印A方向または矢印B方向に回転し、締付部30およびセンシングユニット12を移動させる。
スプリング33は、保持部31の基端面と回転部32の基端側との間に介装されており、このスプリング33により、回転部32は後退方向に付勢されている。
次に、駆動源40を回転駆動すると、回転部32が回転するので、ねじSが締め付けられる。
その後、進退機構50を駆動して駆動源40を後退させると、スプリング33の復元力により、回転部32が後退して、原位置に復帰する。そして、駆動源40をさらに後退させると、駆動源40と回転部32との連結が解除される。
上述の回転部32は、軸部34と、スライド部35と、スプリング36と、を備える。
軸部34の基端側には、ジョイント部341が設けられている(図2参照)。このジョイント部341には、上述の駆動源40が連結可能となっている。
また、これら外周側面342A〜342Dには、それぞれ、円柱形状の突出部343が形成されている。このうち、外周側面342A、342Cに形成された突出部343は、外周側面342B、342Dに形成された突出部343よりも、角柱部342の先端寄りに設けられる。
このスライド部35の穴部351の内周面と軸部34の角柱部342の外周面とは、四角形の相似形であり、この穴部351の内周面と角柱部342の外周側面342A〜342Dとの間には、僅かな隙間が形成されている。
初期設定として、図1に示すように、駆動源40の回転軸X上には、センシングユニット12が位置している。
以下の説明において、センシングユニット12の矢印B方向に隣接する締付部30を、締付部30Aとする。
まず、制御装置によりロボットアーム2を制御して、障害物を避けて、締付装置1をねじSの第1の取り付け位置付近まで移動し、センシングユニット12により、第1の取り付け位置を撮影し、制御装置60に出力する。
具体的には、センシングユニット12により検出された第1の取り付け位置の位置データと回転軸Xの位置データとを比較して補正値を求め、この補正値に基づいて、回転軸X上にねじSの取り付け位置が位置するように、ロボットアーム2を制御する。
この位置補正の期間、ホルダ駆動部13を駆動して、ホルダ11を矢印A方向に回転させ、センシングユニット12に隣接する締付部30Aを、駆動源40の回転軸X上に位置させる。
同時に、駆動源40の回転駆動部41を駆動する。すると、この回転駆動部41の回転力は、締付部30Aに伝達されて、回転部32が回転する。これにより、第1の取り付け位置にねじSを締め付ける。
ここで、回転駆動部41により、締付トルクが所定値以上になるまで、ねじSを締め付ける。また、締め付けを開始してから一定の時間が経過した場合には、締付トルクが所定値以上に到達しなくても、ねじSの締め付け動作を完了する。
次に、ホルダ駆動部13を駆動して、ホルダ11を矢印B方向に回転させて、再び、センシングユニット12を、駆動源40の回転駆動部41の回転軸X上に配置する。
(1)スライド部35が軸部34の回転に対して従回転するように穴部351を形成したので、駆動源40により軸部34を回転させると、この回転力は、スライド部35に伝達されて、ねじSが締め付けられる。
また、カム孔352を、スライド部35の軸方向に沿って拡がる形状とした。さらに、このカム孔352のスライド部35の周方向に沿った寸法を、先端側から基端側に向かうに従って狭くして、最も基端側では、突出部343の外径寸法より僅かに大きくなるようにした。よって、ソケット部353に押圧力が作用すると、スプリング36の付勢力に抵抗してスライド部35が後退する。すると、突出部343は、カム孔352の先端側に移動し、スライド部35の周方向に移動可能となる。よって、スライド部35は軸部34に対してフローティングする遊嵌状態となる。
以上より、従来のように、軸部を覆うようにガイド部を設ける必要がないので、フローティング機構を小型化かつ軽量化できる。したがって、自動車のボディ内部のような狭い空間での締付け作業が容易となる。
1 締付装置
34 軸部
35 スライド部
36 スプリング
40 駆動源
342A〜342D 外周側面
343 突出部
351 穴部
352 カム孔
353 ソケット部(ソケット)
Claims (1)
- 締付部材を締め付ける締付装置であって、
駆動源により回転され、先端側が角柱形状である軸部と、
先端側にソケットを有しかつ基端側に前記軸部の先端側が挿入される穴部が形成されたスライド部と、
前記軸部に対して前記スライド部を前進方向に付勢する付勢部と、を備え、
前記穴部は、前記スライド部が前記軸部に対して軸方向に交差する方向に移動可能に遊嵌しかつ前記軸部の回転に対して従回転するように形成され、
前記軸部の先端側の外周側面には、突出部が形成され、
前記スライド部の基端側には、前記突出部が貫通しかつ前記スライド部の軸方向に沿って拡がるカム孔が形成され、
当該カム孔の前記スライド部の周方向に沿った寸法は、先端側から基端側に向かうに従って狭くなり、最も基端側では、前記突出部の外径寸法より僅かに大きくなっていることを特徴とする締付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009032828A JP2010188442A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 締付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009032828A JP2010188442A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 締付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010188442A true JP2010188442A (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=42815062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009032828A Pending JP2010188442A (ja) | 2009-02-16 | 2009-02-16 | 締付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010188442A (ja) |
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-
2009
- 2009-02-16 JP JP2009032828A patent/JP2010188442A/ja active Pending
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