JP6837312B2 - 回転塑性加工システムおよびユニット搬送台車 - Google Patents
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Description
ワーク保持ユニットが交換可能である回転塑性加工装置と、
前記回転塑性加工装置の内部の交換作業位置と、前記回転塑性加工装置の外部の待機位置との間で、前記ワーク保持ユニットを移動させるユニット搬送台車と、
前記回転塑性加工装置を制御して前記ワーク保持ユニットの交換作業を実行する交換制御部とを有する回転塑性加工システムであって、
前記回転塑性加工装置は、前記ワーク保持ユニットを支持して回転させる主軸機構および心押機構とを有し、前記ワーク保持ユニットは、前記主軸機構および前記心押機構に対して相対回転することにより前記主軸機構および前記心押機構に対して着脱され、
前記交換制御部は、
前記ユニット搬送台車が前記ワーク保持ユニットを前記交換作業位置へ移動させた後、
前記回転塑性加工装置を制御して、
前記心押機構を前記ワーク保持ユニットに向けて移動させ、
前記心押機構と前記ワーク保持ユニットとを接触させ、
前記ワーク保持ユニットと前記主軸機構とを接触させ、
前記主軸機構を回転させて前記ワーク保持ユニットを前記主軸機構および前記心押機構に対して装着する点にある。
加工ローラ支持ユニットが交換可能である回転塑性加工装置と、
前記回転塑性加工装置の内部の交換作業位置と、前記回転塑性加工装置の外部の待機位置との間で、前記加工ローラ支持ユニットを移動させるユニット搬送台車と、
前記回転塑性加工装置を制御して前記加工ローラ支持ユニットの交換作業を実行する交換制御部とを有する回転塑性加工システムであって、
前記回転塑性加工装置は、ワークへの加工時に前記加工ローラ支持ユニットを保持して移動させるローラ保持移動機構を有し、前記加工ローラ支持ユニットは、前記ローラ保持移動機構に対して着脱され、
前記交換制御部は、
前記ユニット搬送台車が前記加工ローラ支持ユニットを前記交換作業位置へ移動させた後、前記回転塑性加工装置を制御して、
前記ローラ保持移動機構を移動させて前記加工ローラ支持ユニットに接触させ、
前記加工ローラ支持ユニットを前記ローラ保持移動機構に対して装着する点にある。
上記目的を達成するためのユニット搬送台車の特徴構成は、上記回転塑性加工システムに用いられるユニット搬送台車である点にある。
<回転塑性加工システムの概要>
以下、本実施形態に係る回転塑性加工システム1について図面に基づいて説明する。以下では、図中の矢印UP、矢印DW、矢印FR、矢印BK、矢印LH及び矢印RHで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
図1に示す通り、回転塑性加工装置2は、主軸機構10、心押機構20、主軸側部材30、心押側部材40、ローラ保持移動機構50および加工ローラ支持ユニット60を有して構成される。主軸側部材30と心押側部材40との間に、ワークWが挟持される。すなわち、ワーク保持ユニットAが主軸側部材30と心押側部材40とを有して構成される。
ユニット搬送台車3は、図3および図4に示す通り、上台車80および下台車90を有して構成される。上台車80には、ワーク保持ユニットA(主軸側部材30および心押側部材40)と、加工ローラ支持ユニット60とが搭載される。そして上台車80は、下側に車輪88を有する。
図6および図7に示される通り、主軸側部材30は、円柱状の部材であって、凹状部位30aおよびフランジ部位30bを有する。主軸側部材30の上側は、ワークWおよび加工する製品に合わせた形状に形成されている。主軸側部材30の上側には、製品を加工製造する通常の運転時にはワークWが載置されるが、ワーク保持ユニットAの交換(段取り換え)を行う際には、主軸側部材30の保護のため、ダミーワークVが載置される。
図6および図7に示される通り、心押側部材40は、円柱状の部材であって、凹状部位40aおよびフランジ部位40bを有する。心押側部材40の下側は、ワークWおよび加工する製品に合わせた形状に形成されている。心押側部材40の下側には、製品を加工製造する通常の運転時にはワークWが接触するが、ワーク保持ユニットAの交換(段取り換え)を行う際には、心押側部材40の保護のため、主軸側部材30に載置されたダミーワークVと接触する。
図6から図10を参照して、ワーク保持ユニットAのユニット搬送台車3への搭載に関する構造について説明する。
加工ローラ支持ユニット60は、図11および図12に示すように、支持板61、支持部材62および加工ローラ63を有する。支持板61は、長方形の板であり、四隅に4つの貫通穴61aが形成されている。加工ローラ63は、ワークWに加工を施すローラ状の工具である。加工ローラ63は、その回転軸が主軸機構10の回転軸Gと平行となる姿勢にて、支持部材62に支持されて、支持板61に取り付けられている。支持部材62の下面には、凹部62aが形成されている。凹部62aは、加工ローラ支持ユニット60が載置台81のユニット載置部位81aに載置された際、ユニット保持ピン81dと係合する。
ローラ保持移動機構50は、図12に示すように、保持部材51および有頭ピン52を有する。保持部材51は、加工ローラ支持ユニット60の支持板61とほぼ同じ形状の長方形の板である。有頭ピン52は、軸部52a、頭部52bおよびスプリング52cを有する。頭部52bは、その直径が軸部52aよりも大きく形成されており、軸部52aに沿って移動可能な状態で、スプリング52cを介して軸部52aの先端に取り付けられている。4つの有頭ピン52が、保持部材51の四隅であって、加工ローラ支持ユニット60の支持板61の貫通穴54cに対応する位置に配置されている。
クランププレート70は、図11および図12に示すように、長方形の板状の部材である。クランププレート70には、2つの円形穴70a、2つの長穴70bおよび被保持部70cが形成されている。円形穴70aは、クランププレート70の下端付近と中央付近とに配置されており、その間隔はローラ保持移動機構50の有頭ピン52の間隔に等しく、その直径は有頭ピン52の頭部52bよりも若干大きく形成されている。長穴70bは、それぞれの円形穴70aから上方向に延びて形成されている。長穴70bの幅は、有頭ピン52の軸部52aの直径よりも大きく、頭部52bの直径よりも小さい。クランププレート70は、図12に示すように、円形穴70aの付近が最も薄く、円形穴70aから長穴70bに沿って上方向に向かうに連れて徐々に厚くなるように形成されている。
ローラ保持移動機構50に対する加工ローラ支持ユニット60の固定は、次の様にして行われる。ローラ保持移動機構50がアクチュエータ(図示なし)により、載置台81に載置された加工ローラ支持ユニット60の近傍に移動される(図12)。そしてローラ保持移動機構50が右方向へ移動されて、有頭ピン52が貫通穴61aおよび円形穴70aに挿入され、頭部52bがクランププレート70の右側に位置する(図13)。
以下、交換制御部4aにより実行されるワーク保持ユニットAおよび加工ローラ支持ユニット60の交換作業(段取り換え)について説明する。
以下の説明では、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する場合がある。上述の第1実施形態では、主軸着脱機構Bがネジ機構E(雄ネジ11aおよび雌ネジ31aにより構成された。第2実施形態では主軸着脱機構Bが、クランプナット31に形成された径方向に延びる挿入ピン31fと、クランプ部材11の外周に形成された溝部位11fとを有して構成される。
第3実施形態では主軸着脱機構Bが、クランプ部材11に形成された径方向に突出する突出部位11kと、クランプナット31内周に形成された嵌合溝31kとを有して構成される。
(1)上述の実施形態では、ユニット搬送台車3の移動、および上台車80の移動は、作業員が行うことを想定して説明した。ユニット搬送台車3および上台車80がモータやアクチュエータ等により自動で移動するよう構成してもよい。例えば、上台車80の車輪88および下台車90の車輪92をモータ駆動としてもよい。例えば、回転塑性加工装置2に油圧シリンダ等のアクチュエータを設け、回転塑性加工装置2の前側に停止したユニット搬送台車3から、上台車80を後方向へ引いて回転塑性加工装置2の内部へ移動させ、上台車80を前方向へ押して回転塑性加工装置2から退出させるよう構成してもよい。
2 :回転塑性加工装置
3 :ユニット搬送台車
4 :制御部
4a :交換制御部
10 :主軸機構
11 :クランプ部材
11a :雄ネジ
11b :凸状部位
11c :嵌合ピン
11f :溝部位
11g :開口部
11k :突出部位
20 :心押機構
21 :クランプ部材
21a :雄ネジ
21b :凸状部位
21c :嵌合ピン
30 :主軸側部材
30a :凹状部位
30b :フランジ部位
30c :嵌合穴
31 :クランプナット
31a :雌ネジ
31b :切欠き部位
31f :挿入ピン
31k :嵌合溝
31m :開口部
32 :皿バネ
40 :心押側部材
40a :凹状部位
40b :フランジ部位
40c :嵌合穴
41 :クランプナット
41a :雌ネジ
41b :切欠き部位
42 :皿バネ
50 :ローラ保持移動機構
51 :保持部材
52 :有頭ピン
52a :軸部
52b :頭部
52c :スプリング
54c :貫通穴
60 :加工ローラ支持ユニット
61 :支持板
61a :貫通穴
62 :支持部材
62a :凹部
63 :加工ローラ
70 :クランププレート
70a :円形穴
70b :長穴
70c :被保持部
80 :上台車
81 :載置台
81a :ユニット載置部位
81b :クランププレート保持部位
81c :U字穴
81d :ユニット保持ピン
82 :上支持板
82a :段差平面
82b :段差側面
83 :中支持板
84 :下支持板
84a :段差平面
84b :段差側面
85 :支柱
86 :スプリング
87 :連結部材
88 :車輪
90 :下台車
91 :レール
92 :車輪
A :ワーク保持ユニット
B :主軸着脱機構
C :心押着脱機構
E :ネジ機構
F :ローラ着脱機構
G :回転軸
P1 :交換作業位置
P2 :交換作業位置
P3 :待機位置
P4 :待機位置
V :ダミーワーク
W :ワーク
Claims (3)
- ワーク保持ユニットが交換可能である回転塑性加工装置と、
前記回転塑性加工装置の内部の交換作業位置と、前記回転塑性加工装置の外部の待機位置との間で、前記ワーク保持ユニットを移動させるユニット搬送台車と、
前記回転塑性加工装置を制御して前記ワーク保持ユニットの交換作業を実行する交換制御部とを有する回転塑性加工システムであって、
前記回転塑性加工装置は、前記ワーク保持ユニットを支持して回転させる主軸機構および心押機構とを有し、前記ワーク保持ユニットは、前記主軸機構および前記心押機構に対して相対回転することにより前記主軸機構および前記心押機構に対して着脱され、
前記交換制御部は、
前記ユニット搬送台車が前記ワーク保持ユニットを前記交換作業位置へ移動させた後、
前記回転塑性加工装置を制御して、
前記心押機構を前記ワーク保持ユニットに向けて移動させ、
前記心押機構と前記ワーク保持ユニットとを接触させ、
前記ワーク保持ユニットと前記主軸機構とを接触させ、
前記主軸機構を回転させて前記ワーク保持ユニットを前記主軸機構および前記心押機構に対して装着する、
回転塑性加工システム。 - 加工ローラ支持ユニットが交換可能である回転塑性加工装置と、
前記回転塑性加工装置の内部の交換作業位置と、前記回転塑性加工装置の外部の待機位置との間で、前記加工ローラ支持ユニットを移動させるユニット搬送台車と、
前記回転塑性加工装置を制御して前記加工ローラ支持ユニットの交換作業を実行する交換制御部とを有する回転塑性加工システムであって、
前記回転塑性加工装置は、ワークへの加工時に前記加工ローラ支持ユニットを保持して移動させるローラ保持移動機構を有し、前記加工ローラ支持ユニットは、前記ローラ保持移動機構に対して着脱され、
前記交換制御部は、
前記ユニット搬送台車が前記加工ローラ支持ユニットを前記交換作業位置へ移動させた後、前記回転塑性加工装置を制御して、
前記ローラ保持移動機構を移動させて前記加工ローラ支持ユニットに接触させ、
前記加工ローラ支持ユニットを前記ローラ保持移動機構に対して装着する、
回転塑性加工システム。 - 請求項1又は2に記載の回転塑性加工システムに用いられるユニット搬送台車。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016204508A JP6837312B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 回転塑性加工システムおよびユニット搬送台車 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016204508A JP6837312B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 回転塑性加工システムおよびユニット搬送台車 |
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JP2018065161A JP2018065161A (ja) | 2018-04-26 |
JP6837312B2 true JP6837312B2 (ja) | 2021-03-03 |
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ID=62086617
Family Applications (1)
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JP2016204508A Active JP6837312B2 (ja) | 2016-10-18 | 2016-10-18 | 回転塑性加工システムおよびユニット搬送台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6837312B2 (ja) |
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2016
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