JP6759112B2 - 回転塑性加工装置 - Google Patents
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Description
回転機構がワークを保持したワーク保持ユニットを回転させて、前記ワークにローラを当接させることによりワークの塑性加工を行う回転塑性加工装置であって、
バネクランプ機構と、第1ピストンと、第2ピストンとを有し、
前記バネクランプ機構は、バネの弾性力により前記ワーク保持ユニットを前記回転機構に固定し、前記第1ピストンから油圧が供給された際に前記ワーク保持ユニットと前記回転機構との固定を解除し、
前記第1ピストンは、前記第2ピストンに押された際に前記バネクランプ機構に油圧を供給し、
前記第2ピストンは、前記回転機構から離間して配置されている点にある。
前記ローラを移動させて前記ワークに当接させるローラ保持移動機構を有し、
前記第2ピストンが前記第1ピストンを押す力は、前記ローラ保持移動機構を前記回転機構に向けて移動させる力により生じる点にある。
主軸側バネクランプ機構と、心押側バネクランプ機構と、主軸側第1ピストンと、心押側第1ピストンと、主軸側第2ピストンと、心押側第2ピストンと、力分岐機構とを有し、
前記回転機構は、主軸機構と心押機構とを有し、
前記ワーク保持ユニットは、主軸側部材と心押側部材とを有し、
前記主軸側バネクランプ機構は、バネの弾性力により前記主軸側部材を前記主軸機構に固定し、前記主軸側第1ピストンから油圧が供給された際に前記主軸側部材と前記主軸機構との固定を解除し、
前記心押側バネクランプ機構は、バネの弾性力により前記心押側部材を前記心押機構に固定し、前記心押側第1ピストンから油圧が供給された際に前記心押側部材と前記心押機構との固定を解除し、
前記主軸側第1ピストンは、前記主軸側第2ピストンに押された際に前記主軸側バネクランプ機構に油圧を供給し、
前記心押側第1ピストンは、前記心押側第2ピストンに押された際に前記心押側バネクランプ機構に油圧を供給し、
前記力分岐機構は、前記ローラ保持移動機構を前記回転機構に向けて移動させる力を分岐して、前記主軸側第2ピストンと前記心押側第2ピストンとに伝達する点にある。
以下、本実施形態に係る回転塑性加工システム1について図面に基づいて説明する。以下では、図中の矢印UP、矢印DW、矢印FR、矢印BK、矢印LH及び矢印RHで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
図1に示す通り、回転塑性加工装置2は、主軸機構10、心押機構20、主軸側部材30、心押側部材40、ローラ保持移動機構50および加工ローラ支持ユニット60を有して構成される。主軸側部材30と心押側部材40との間に、ワークWが挟持される。すなわち、ワーク保持ユニットAが主軸側部材30と心押側部材40とを有して構成される。
心押側部材40は、後述する心押着脱機構C(心押側バネクランプ機構22および心押側部材40の挿入孔42)を介して心押機構20に取り付けられる。そして主軸機構10がモータ(図示なし)により回転され、心押機構20とともにワーク保持ユニットAが回転し、ワークWが回転する。
ユニット搬送台車3は、図3および図4に示す通り、上台車80および下台車90を有して構成される。上台車80には、ワーク保持ユニットA(主軸側部材30および心押側部材40)と、加工ローラ支持ユニット60とが搭載される。そして上台車80は、下側に車輪88を有する。
次に図5および図6を参照して、回転機構N(主軸機構10および心押機構20)に対するワーク保持ユニットA(主軸側部材30および心押側部材40)の着脱の機構について説明する。
主軸機構10のクランプ部材11は、円盤状の部材であって、中心軸が主軸機構10の回転軸Gに一致する姿勢にて、主軸機構10に取り付けられている。クランプ部材11には、上述した主軸側バネクランプ機構12、主軸側第1ピストン13および主軸側油圧回路14が配置されている。
心押機構20のクランプ部材21は、円盤状の部材であって、中心軸が心押機構20の回転軸Gに一致する姿勢にて、心押機構20に取り付けられている。クランプ部材21には、上述した心押側バネクランプ機構22、心押側第1ピストン23および心押側油圧回路24が配置されている。
上述したユニット搬送台車3の上台車80は、載置台81、上支持板82、下支持板84、支柱85およびスプリング86を有して構成される。
以下、交換制御部4aにより実行されるワーク保持ユニットAの装着作業(段取り換え)について、図7〜図12を参照しながら説明する。
ワーク保持ユニットAをユニット搬送台車3へ載置して、回転塑性加工装置2の正面に配置する。そして上台車80を回転塑性加工装置2の内部に進入させて、ワーク保持ユニットAを交換作業位置P1に配置する。
次に交換制御部4aが、心押機構20を下降させて、主軸機構10のクランプ部材11、主軸側部材30、心押側部材40および心押機構20のクランプ部材21を当接させる。
次に交換制御部4aが、ローラ保持移動機構50を移動させ、詳しくはローラ保持移動機構50を回転機構N(主軸機構10)に向けて移動させ、第3ピストン103を押す。そうすると、ローラ保持移動機構50からの力が、台車側油圧回路104を介して主軸側第2ピストン101および心押側第2ピストン102に伝達され、主軸側第2ピストン101および心押側第2ピストン102が作動する。詳しくは、主軸側第2ピストン101に台車側油圧回路104から油圧が供給されて、主軸側第2ピストン101からピストンロッド101cが突出して、ピストンロッド101cが主軸側第1ピストン13のピストン13bを押す。心押側第2ピストン102に台車側油圧回路104から油圧が供給されて、心押側第2ピストン102からピストンロッド102cが突出して、ピストンロッド102cが心押側第1ピストン23のピストン23bを押す(図10の状態)。
次に交換制御部4aが、ワーク保持ユニット回転機構を動作させて、主軸側部材30および心押側部材40を回転軸Gを中心に回転させる。そうすると、主軸側バネクランプ機構12の頭部12cが挿入孔32の横穴に進入し、心押側バネクランプ機構22の頭部22cが挿入孔42の横穴42bに進入する(図6参照)。
最後に交換制御部4aが、ローラ保持移動機構50を移動させ、ローラ保持移動機構50を第3ピストン103から離間させる。そうすると、ローラ保持移動機構50からの力が消失し、主軸側バネクランプ機構12および心押側バネクランプ機構22への油圧の供給が停止する。これにより、主軸側バネクランプ機構12の頭部12cが下方向へ移動して、主軸側部材30が主軸機構10に固定される。心押側バネクランプ機構22の頭部22cが上方向へ移動して、心押側部材40が心押機構20に固定される。以上のようにして、ワーク保持ユニットA(主軸側部材30および心押側部材40)が回転機構N(主軸機構10および心押機構20)に対して装着される。また、回転機構Nからのワーク保持ユニットAの取り外しは、上述の動作と逆の動作により実行される。
(1)上述の実施形態では、主軸側と心押側との両方にバネクランプ機構Qを配置してワーク保持ユニットAを着脱する例を説明したが、主軸側と心押側の何れか一方にてバネクランプ機構Qによる着脱を行う構成も可能である。
2 :回転塑性加工装置
3 :ユニット搬送台車
4 :制御部
4a :交換制御部
10 :主軸機構
11 :クランプ部材
12 :主軸側バネクランプ機構
12b :軸部
12c :頭部
13 :主軸側第1ピストン
13a :シリンダ
13b :ピストン
14 :主軸側油圧回路
20 :心押機構
21 :クランプ部材
22 :心押側バネクランプ機構
22b :軸部
22c :頭部
23 :心押側第1ピストン
23a :シリンダ
23b :ピストン
24 :心押側油圧回路
30 :主軸側部材
31 :フランジ部位
32 :挿入孔
32e :保持溝
40 :心押側部材
41 :フランジ部位
42 :挿入孔
42a :縦穴
42b :横穴
42c :U字溝
42d :上面
50 :ローラ保持移動機構
60 :加工ローラ支持ユニット
63 :加工ローラ
80 :上台車
81 :載置台
82 :上支持板
84 :下支持板
85 :支柱
86 :スプリング
88 :車輪
90 :下台車
91 :レール
92 :車輪
101 :主軸側第2ピストン
101a :シリンダ
101b :ピストン
101c :ピストンロッド
102 :心押側第2ピストン
102a :シリンダ
102b :ピストン
102c :ピストンロッド
103 :第3ピストン
104 :台車側油圧回路
A :ワーク保持ユニット
B :主軸着脱機構
C :心押着脱機構
F :ローラ着脱機構
G :回転軸
N :回転機構
P1 :交換作業位置
P2 :交換作業位置
P3 :待機位置
P4 :待機位置
Q :バネクランプ機構
R :第1ピストン
S :第2ピストン
T :力分岐機構
V :ダミーワーク
W :ワーク
Claims (4)
- 回転機構がワークを保持したワーク保持ユニットを回転させて、前記ワークにローラを当接させることによりワークの塑性加工を行う回転塑性加工装置であって、
バネクランプ機構と、第1ピストンと、第2ピストンとを有し、
前記バネクランプ機構は、バネの弾性力により前記ワーク保持ユニットを前記回転機構に固定し、前記第1ピストンから油圧が供給された際に前記ワーク保持ユニットと前記回転機構との固定を解除し、
前記第1ピストンは、前記第2ピストンに押された際に前記バネクランプ機構に油圧を供給し、
前記第2ピストンは、前記回転機構から離間して配置されている回転塑性加工装置。 - 前記ローラを移動させて前記ワークに当接させるローラ保持移動機構を有し、
前記第2ピストンが前記第1ピストンを押す力は、前記ローラ保持移動機構を前記回転機構に向けて移動させる力により生じる請求項1に記載の回転塑性加工装置。 - 主軸側バネクランプ機構と、心押側バネクランプ機構と、主軸側第1ピストンと、心押側第1ピストンと、主軸側第2ピストンと、心押側第2ピストンと、力分岐機構とを有し、
前記回転機構は、主軸機構と心押機構とを有し、
前記ワーク保持ユニットは、主軸側部材と心押側部材とを有し、
前記主軸側バネクランプ機構は、バネの弾性力により前記主軸側部材を前記主軸機構に固定し、前記主軸側第1ピストンから油圧が供給された際に前記主軸側部材と前記主軸機構との固定を解除し、
前記心押側バネクランプ機構は、バネの弾性力により前記心押側部材を前記心押機構に固定し、前記心押側第1ピストンから油圧が供給された際に前記心押側部材と前記心押機構との固定を解除し、
前記主軸側第1ピストンは、前記主軸側第2ピストンに押された際に前記主軸側バネクランプ機構に油圧を供給し、
前記心押側第1ピストンは、前記心押側第2ピストンに押された際に前記心押側バネクランプ機構に油圧を供給し、
前記力分岐機構は、前記ローラ保持移動機構を前記回転機構に向けて移動させる力を分岐して、前記主軸側第2ピストンと前記心押側第2ピストンとに伝達する請求項2に記載の回転塑性加工装置。 - 前記第2ピストンは、前記回転機構に対して移動可能な台車に載置されている請求項1または2に記載の回転塑性加工装置。
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