JP5206515B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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〔1〕 駆動ローラである定着ローラ(定着ローラ12)と、駆動ローラである分離ローラ(分離ローラ13)と、前記定着ローラ及び分離ローラに架け渡される無端状の定着ベルト(定着ベルト11)と、駆動ローラであって、前記定着ベルトを介して定着ローラ及び分離ローラに圧接してニップ部(ニップ部N1)を形成する加圧ローラ(加圧ローラ14)と、第1モータ(第1モータ11m)と、一方向クラッチ(一方向クラッチ18a)を有し、前記分離ローラの周速(Vs)が定着ローラの周速(Vf)よりも大となる駆動伝達系(駆動伝達系11t)とからなり、前記第1モータの駆動を前記一方向クラッチを介して定着ローラに伝達するとともに、該第1モータの駆動を分離ローラに伝達する第1駆動機構(第1駆動機構11s)と、第2モータ(第2モータ14m)と、駆動伝達系(駆動伝達系14t)とからなり、前記第2モータの駆動を前記加圧ローラに伝達する第2駆動機構(第2駆動機構14s)と、を備え、前記加圧ローラの周速(Vp)が前記定着ローラの周速(Vf)よりも大の関係になると、前記一方向クラッチが空転して該定着ローラは加圧ローラの回転に連れ回りすることを特徴とする定着装置(定着装置5、図1〜図5)。
〔2〕 前記加圧ローラの周速(Vp)が前記定着ローラの周速(Vf)よりも大の関係になると、前記一方向クラッチが空転して該定着ローラは加圧ローラの回転に連れ回りするとともに、前記分離ローラは第1駆動機構により駆動回転することを特徴とする前記〔1〕に記載の定着装置(図5)。
〔3〕 前記第1駆動機構は、駆動伝達系に、前記加圧ローラの周速(Vp)が前記分離ローラの周速(Vs)よりも大の関係になると空転して該分離ローラが加圧ローラの回転に連れ回りするようになる第2の一方向クラッチ(一方向クラッチ22a)を有することを特徴とする前記〔2〕に記載の定着装置(図4(d))。
〔4〕 前記加圧ローラの周速をVp、前記一方向クラッチがロックした状態での定着ローラ、分離ローラそれぞれの周速をVf,Vsとしたとき、記録媒体搬送中に、Vs≧Vp>Vfの関係が成り立つように、前記第1駆動機構及び/又は第2駆動機構の駆動制御が行われることを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の定着装置。
〔5〕 前記第1モータの電流値、電力値、トルク指令値のいずれかを検出する第1モータ検出手段と、該第1モータの回転数を変更する第1モータ回転数変更手段と、を備え、記録媒体搬送中に、前記第1モータ検出手段の検出値が所定範囲内になるように、前記第1モータの回転数についてフィードバック制御を行い、Vs≧Vp>Vfの関係を成り立たせることを特徴とする前記〔4〕に記載の定着装置。
〔6〕 前記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載の定着装置(定着装置5)を備えることを特徴とする画像形成装置(画像形成装置100、図6)。
〔7〕 加熱部材(加熱ローラ80)と、該加熱部材に圧接してニップ部(ニップ部N2)を形成する加圧部材(加圧ローラ90)と、前記加熱部材又は加圧部材を回動させる第3モータ(第3モータ80m)を含む第3駆動機構(第3駆動機構80s)と、を有する光沢付与装置(光沢付与装置6)を前記定着装置の記録媒体搬送方向下流側に備え、前記定着装置における記録媒体の搬送速度をV1、前記光沢付与装置における搬送速度をV2としたとき、1.05×V1≧V2≧V1の関係が成り立つように、前記第3駆動機構における駆動制御が行われることを特徴とする前記〔6〕に記載の画像形成装置(図7〜図9)。
〔8〕 前記第3モータの電流値、電力値、トルク指令値のいずれかを検出する第3モータ検出手段と、該第3モータの回転数を変更する第3モータ回転数変更手段と、を備え、記録媒体搬送中に、前記第3モータ検出手段の検出値が所定範囲内になるように、前記第3モータの回転数についてフィードバック制御を行い、1.05×V1≧V2≧V1の関係を成り立たせることを特徴とする前記〔7〕に記載の画像形成装置。
また、本発明の画像形成装置によれば、本発明の定着装置を用いるので、定着装置においてニップ部の中間領域のニップで発生しがちな異常画像が紙種によるモードの違いや通紙中の状態の違いによっても発生しない、安定した画像形成を行うことができる。更には、定着装置の下流に光沢付与装置を設けた画像の光沢制御を行う構成とした場合でも、所定の駆動制御により画像乱れや用紙の皺等の不具合を防止することができる。
図1は、本発明に係る定着装置の構成を示す断面図であり、定着装置を操作側から見た図である。
定着装置5は、円筒形状の定着ローラ12と、分離ローラ13と、加熱ローラ15と、テンションローラ16と、従動ローラ17と、該定着ローラ12,分離ローラ13,加熱ローラ15,テンションローラ16及び従動ローラ17に一定のテンションで架け渡された定着ベルト11と、該定着ベルト11に対して回転自在に圧接しニップ部N1を形成する加圧ローラ14と、を備える。ここでは、加圧ローラ14が定着ベルト11を介して定着ローラ12及び分離ローラ13の2箇所で圧接するダブルニップの構成となっている。なお、定着ベルト11,定着ローラ12,分離ローラ13,加熱ローラ15,テンションローラ16及び従動ローラ17を組み合わせた構成を定着ベルトユニットという。また、ニップ部N1の用紙排出側であって先端が加圧ローラ14に近接して配置され該加圧ローラ14への用紙の巻き付きを防止する分離部材43を備える。
また、加圧ローラ14の外周には、ローラ上のオフセットトナーや紙粉等を取り除くウェブクリーニングユニット14cが設けられている。
図3は、定着装置5において、定着ベルトユニット(定着ベルト11,定着ローラ12,分離ローラ13,加熱ローラ15,テンションローラ16及び従動ローラ17の組み合わせ)と加圧ローラ14の駆動に関して、それぞれ独立した駆動機構を備えていることを示す斜視図である。
Vs≧Vp>Vf ・・・(1)
図6は、本発明に係る画像形成装置の一態様であるデジタルカラー複写機装置本体の全体構成を示す断面概略図である。
カラー複写機100は、装置本体上部に位置する画像読取部100Aと、装置本体中央部に位置する画像形成部200Bと、装置本体下部に位置する給紙部200Cと、を有する。
このように、図6の画像形成装置においては、高度な定着、光沢付与機能が得られ、さまざまな紙種(薄紙から厚紙まで)・画像(光沢付与、光沢付与なし)への対応が用紙生産性を低下させることなしに可能である。
本発明に係る画像形成装置100は、用紙上の画像に光沢を付与するモードと光沢を付与しないモードを有する画像形成装置であって、回動可能に設けられる定着部材(定着ベルト11)と該定着部材に圧接してトナーを用紙に定着させるニップ部N1を形成する加圧部材(加圧ローラ14)とを有する定着装置(定着装置5)と、加熱手段(加熱部材85)を有する第1回転体(加熱ローラ80)と定着トナーに光沢を付与するニップ部N2を形成可能に該第1回転体に圧接する第2回転体(加圧ローラ90)とを有する光沢付与装置(光沢付与装置6)と、前記定着装置のニップ部後端から距離L1として210mm以内に配置され、前記用紙を搬送する搬送ローラ対(搬送ローラ対7)と、を1つの用紙搬送のパスラインPL上にこの順番で備えるものである。
定着装置5は、図1に示した構成のものであり、定着ベルト11、加圧ローラ14が回転駆動された状態で、定着ベルト11の表面は所定の温度まで加熱されており、ニップ部N1に未定着トナーTが形成された用紙が通され(図中、右側から左側方向への通紙)、ニップ部N1における加圧及び加熱により未定着トナーを用紙上に熱融着させて定着が行なわれる。ついで、トナー定着された用紙はニップ部N1から排出されるが、分離部材43により用紙が加圧ローラ14から分離されて排出される。
光沢付与装置6は、加熱手段(加熱部材85)を内部に有する中空円筒形状の第1回転体(加熱ローラ80)と、用紙上の画像(定着トナー)に光沢を付与するニップ部N2を形成可能に該第1回転体に圧接する第2回転体(加圧ローラ90)と、を有する。
ここで、光沢付与装置6は、加熱ローラ80に対応して、第3モータ80mと、ジョイントギヤ80g,1又は複数の駆動伝達ギヤを有する駆動伝達系80tとからなり、前記第3モータ80mの駆動を前記加熱ローラ80に伝達する第3駆動機構80sを備える。
1.05×V1≧V2≧V1 ・・・(2)
搬送ローラ対7は、クロロプレンゴムやシリコンゴムなどからなる円筒形状のローラ7aと樹脂からなる円筒形状のローラ7bとが当接した構成となっている。ローラ7a,7bのいずれか一方、あるいは両方が回転駆動しており、搬送されてきた用紙を挟み込んで排出経路に搬送する。ここで、搬送ローラ対7は、定着装置5のニップ部N1の後端から210mm以内に配置されているので、画像に光沢を付与しないモードであって、用紙の搬送方向の長さが210mm(A4版用紙の短手方向の長さ)以上の場合、光沢付与装置6の加熱ローラ80、加圧ローラ90間が開放されているが、定着装置5のニップ部N1を出た用紙の先端は該用紙の後端がニップ部N1を出る前に搬送ローラ対7に到達するために、適切に搬送することが可能である。
本発明の画像形成装置100では、同じ連量(秤量)の用紙を用いて、該用紙上の画像に光沢を付与するモード(光沢付与モード)と、光沢を付与しないモード(光沢非付与モード)と、を選択可能に有している。例えば、画像形成装置100の表示モニタに、光沢付与モードと光沢非付与モードとをユーザが選択可能なように表示する。ここで、光沢付与モードとは、コート紙などの光沢度の高い(30〜50%)の用紙を用いて、画像(定着トナー画像)を形成し、画像に対して下地である用紙と同等の光沢を付与するモードであり、グラビア写真印刷用として好適である。また、光沢非付与モードとは、普通紙など光沢度のあまり高くない用紙を用いて、画像を形成し、該画像にとくに光沢を付与する処理を行わないモードである。なお、ここでいう光沢度とは、60°光沢度計で測定した値(%)としている。
(S11) 未定着のトナーが載った用紙が搬送され、定着装置5でトナーの定着が行われる。このとき、定着ベルト11は、加熱ローラ15内部に配置されたヒータ15hの発熱によりトナー定着に適する温度まで加熱されている。また、ニップ部N1におけるニップ圧については、加圧手段のカム78を調整して、ニップ幅全体におけるニップ圧が15〜30N/cm2となる領域の割合を50%以上としている。これにより、定着装置5を通過した用紙上のトナーは完全に定着されるとともに、画像(定着トナー)に25%以上の光沢が付与されるようになる。
(S12) 定着装置5から排出された用紙はガイド板45によりカール等が補正され、用紙先端が光沢付与装置6に適切に送り込まれる。
(S13) 光沢付与装置6において、用紙上の画像に光沢がさらに付与される。このとき、加熱ローラ80の表面温度は80〜100℃であり、加圧調整手段によりニップ部N2のニップ圧が15〜30N/cm2に調整されている。これにより、用紙が光沢付与装置6を通過するときには、ニップ部N2にて定着トナーに熱及び所定の圧力が加えられ、該定着トナー表層のレベリングが行われて、用紙の光沢度に対して±15%以内、より好ましくは±10%以内となった光沢度が定着トナーに付与される。
(S14) 光沢付与装置6から排出された用紙はガイド板95、搬送ローラ対7を経由して、搬送経路を通って排紙される。
まず、用紙の搬送方向の長さが210mm未満の場合を説明する。
(S21) 未定着のトナーが載った用紙が搬送され、定着装置5でトナーの定着が行われる。このとき、定着ベルト11は、加熱ローラ15内部に配置されたヒータ15hの発熱によりトナー定着に適する温度まで加熱されている。また、ニップ部N1におけるニップ圧については、加圧手段のカム78を調整して、ニップ幅全体におけるニップ圧が15〜30N/cm2となる領域の割合を50%未満としている。これにより、定着装置5を通過した用紙上の画像(定着トナー)の光沢があまり上昇しない状態で、トナーは完全に定着されるようになる。あるいは、用紙の種類によっては、定着装置5の条件は光沢付与モードと同じとしてもよい。
(S22) 定着装置5から排出された用紙はガイド板45によりカール等が補正され、用紙先端が光沢付与装置6に適切に送り込まれる。
(S23) 光沢付与装置6において、ニップ部N2で用紙を挟み込んで該用紙の搬送を行う。このとき、加熱ローラ80の表面温度は80〜100℃であるが、加圧調整手段によりニップ部N2のニップ圧が、光沢付与モードのときのニップ部N2のニップ圧よりも低く、例えば5N/cm2以下に調整されている。このように軽圧下とすることにより、用紙が光沢付与装置6を通過するときには、ニップ部N2にて定着トナーにあまり熱及び圧力が加えられず、該定着トナーの光沢を上昇させることがない。
(S24) 光沢付与装置6から排出された用紙はガイド板95、搬送ローラ対7を経由して、搬送経路を通って排紙される。
(S31) 未定着のトナーが載った用紙が搬送され、定着装置5でトナーの定着が行われる。このとき、定着ベルト11は、加熱ローラ15内部に配置されたヒータ15hの発熱によりトナー定着に適する温度まで加熱されている。また、ニップ部N1におけるニップ圧については、加圧手段のカム78を調整して、ニップ幅全体におけるニップ圧が15〜30N/cm2となる領域の割合を50%未満としている。これにより、定着装置5を通過した用紙上の画像(定着トナー)の光沢があまり上昇しない状態で、トナーは完全に定着されるようになる。
(S32) 定着装置5から排出された用紙はガイド板45によりカール等が補正され、用紙先端が光沢付与装置6に適切に送り込まれる。
(S33) 光沢付与装置6では、ローラ間ギャップが2mm以下となるように加熱ローラ80と加圧ローラ90を離間させた状態となっており、用紙はこの加熱ローラ80と加圧ローラ90の間を通過していく。
(S34) 光沢付与装置6を通過した用紙はガイド板95を通り、搬送ローラ対7まで到達する。搬送ローラ対7は、定着装置5のニップ部N1の後端から210mm以内に配置されているので、前記用紙の先端は該用紙の後端がニップ部N1を出る前に搬送ローラ対7に到達し、該搬送ローラ対7が用紙を挟み込んで適切に搬送を継続する。搬送ローラ対7を出た用紙は、搬送経路を通って排紙される。
また、本発明の画像形成装置として、図6,図7の構成から光沢付与装置6を省略したもの、あるいは光沢付与装置6に代えて第2定着装置とし、定着装置5及び該第2定着装置の2つの定着装置を使って用紙上へのトナーの定着を完了する構成のものでもよい。
2 書込み部
3 現像部
5 定着装置
6 光沢付与装置
7 搬送ローラ対
7a,7b ローラ
8 排紙部
11 定着ベルト
11g,14g,80g ジョイントギヤ
11m 第1モータ
11s 第1駆動機構
11t,14t,80t 駆動伝達系
12 定着ローラ
13 分離ローラ
14,90 加圧ローラ
14c ウェブクリーニングユニット
14h,15h,85 ヒータ(加熱手段)
14m 第2モータ
14s 第2駆動機構
15,80 加熱ローラ
16 テンションローラ
17 従動ローラ
18 定着ギヤ
18a,22a 一方向クラッチ
19 2段ギヤ
20 シャフト駆動ギヤ
21 駆動伝達シャフト
22 ワンウエイギヤ
23 分離ローラギヤ
24 加圧アイドラギヤ
25 加圧ギヤ
30 中間転写体
31 感光体
34 2次転写部
35 搬送ベルト
37 搬送路
38 レジスト部
41,41a,41b,41c,41d 給紙トレイ
43,44,83 分離部材
45,95 ガイド板
62,72,82 温度検知センサ
76,96 加圧レバー
76a,96a 加圧部材
76b,96b 支持軸
76c,96c 加圧部
77,97 スプリング
78,98 カム
80m 第3モータ
80s 第3駆動機構
93 クリーニング部材
100 画像形成装置
100A 画像読取部
100B 画像形成部
100C 給紙部
101 自動原稿送り装置(ADF)
N1,N2 ニップ部
P 用紙(記録媒体)
PL パスライン
T トナー
Claims (8)
- 駆動ローラである定着ローラと、
駆動ローラである分離ローラと、
前記定着ローラ及び分離ローラに架け渡される無端状の定着ベルトと、
駆動ローラであって、前記定着ベルトを介して定着ローラ及び分離ローラに圧接してニップ部を形成する加圧ローラと、
第1モータと、一方向クラッチを有し、前記分離ローラの周速が定着ローラの周速よりも大となる駆動伝達系とからなり、前記第1モータの駆動を前記一方向クラッチを介して定着ローラに伝達するとともに、該第1モータの駆動を分離ローラに伝達する第1駆動機構と、
第2モータと、駆動伝達系とからなり、前記第2モータの駆動を前記加圧ローラに伝達する第2駆動機構と、
を備え、
前記加圧ローラの周速が前記定着ローラの周速よりも大の関係になると、前記一方向クラッチが空転して該定着ローラは加圧ローラの回転に連れ回りすることを特徴とする定着装置。 - 前記加圧ローラの周速が前記定着ローラの周速よりも大の関係になると、前記一方向クラッチが空転して該定着ローラは加圧ローラの回転に連れ回りするとともに、前記分離ローラは第1駆動機構により駆動回転することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記第1駆動機構は、駆動伝達系に、前記加圧ローラの周速が前記分離ローラの周速よりも大の関係になると空転して該分離ローラが加圧ローラの回転に連れ回りするようになる第2の一方向クラッチを有することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
- 前記加圧ローラの周速をVp、前記一方向クラッチがロックした状態での定着ローラ、分離ローラそれぞれの周速をVf,Vsとしたとき、
記録媒体搬送中に、Vs≧Vp>Vfの関係が成り立つように、前記第1駆動機構及び/又は第2駆動機構の駆動制御が行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の定着装置。 - 前記第1モータの電流値、電力値、トルク指令値のいずれかを検出する第1モータ検出手段と、
該第1モータの回転数を変更する第1モータ回転数変更手段と、を備え、
記録媒体搬送中に、前記第1モータ検出手段の検出値が所定範囲内になるように、前記第1モータの回転数についてフィードバック制御を行い、Vs≧Vp>Vfの関係を成り立たせることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 加熱部材と、該加熱部材に圧接してニップ部を形成する加圧部材と、前記加熱部材又は加圧部材を回動させる第3モータを含む第3駆動機構と、を有する光沢付与装置を前記定着装置の記録媒体搬送方向下流側に備え、
前記定着装置における記録媒体の搬送速度をV1、前記光沢付与装置における搬送速度をV2としたとき、
1.05×V1≧V2≧V1の関係が成り立つように、前記第3駆動機構における駆動制御が行われることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記第3モータの電流値、電力値、トルク指令値のいずれかを検出する第3モータ検出手段と、
該第3モータの回転数を変更する第3モータ回転数変更手段と、を備え、
記録媒体搬送中に、前記第3モータ検出手段の検出値が所定範囲内になるように、前記第3モータの回転数についてフィードバック制御を行い、1.05×V1≧V2≧V1の関係を成り立たせることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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