JP5200844B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
近年では、プリンタや複写機等の画像形成装置において、カラーの画像を形成する装置が広く普及している。この種の画像形成装置では、例えば、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色毎のトナーを用いて現像するために設けられたそれぞれ画像形成部が、用紙搬送ベルトによる記録用紙等の転写対象の移動方向に沿って配列されたものがある。なお、用紙搬送方式に対比する構造のタンデム型画像形成装置として、中間転写体方式がある。
それぞれの画像形成部で形成した画像の位置ずれ(主走査方向)を補正するために、斜め方向に傾斜された位置検出パターンを形成している(特許文献1参照)。この場合、傾斜角度を90°とすることで、副走査方向に沿った検出軌跡での検出に基づく変位量がそのまま主走査方向の変位量となり得る。
また、特許文献1には、互いにサイズ(倍率)の異なる微調整用パターンと粗調整用パターンを形成することが開示されている。
なお、画像形成部によって像担持体上に形成されたパターンを光学的に検出する検出センサを備え、検出センサの検出結果に基づいて画像形成部の動作状態を制御する画像形成装置が、特許文献2等に開示されている。
特開2004−347999公報 特開2001−201896公報
本発明は、本構成を有しない場合に比べて、主走査方向の位置ずれ調整精度を向上することができる画像形成装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、光走査部から出力された主走査光を、当該主走査光の走査方向と交差する副走査方向に移動する像保持体に像を形成する複数の画像形成部を備え、複数の画像形成部で形成された画像を互いに重ね合わせることで、単一の画像を形成する画像形成手段と、前記副走査方向に沿った検出軌跡を持ち、前記画像形成手段により当該検出軌跡上に形成された位置検出用パターンを検出する検出手段と、前記検出手段による主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に小さい第1のパターンと、前記主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に大きい第2のパターンとを含む前記位置検出用パターンを、前記副走査方向に沿った前記検出手段の検出軌跡上に形成するパターン形成手段と、
前記第1のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの粗調整を実行する粗調整実行手段と、前記第2のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの微調整を実行する微調整実行手段とを有し、前記位置検出パターンが、前記主走査方向及び副走査方向に対して傾斜され、かつ予め定められた挟角をもった2本以上の線分画像であり、2本の線分間における前記挟角が相対的に大きい方を第1のパターン、前記挟角が相対的に小さい方を第2のパターンとしている。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、隣接する2本の線分同士が、それぞれ前記主走査方向に対して線対称であり、かつ、前記主走査方向に対する傾斜角度が45°、挟角が90°とされる基準位置検出パターンを境界として、それぞれの挟角が定められる。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2の何れか1項記載の発明において、前記粗調整は、センサ基準位置に対する画像全体の主走査方向位置ずれの調整と、基準色に対する他色に対する他色の位置ずれの調整を行なう。
請求項4に記載の発明は、光走査部から出力された主走査光を、当該主走査光の走査方向と交差する副走査方向に移動する像保持体に像を形成する複数の画像形成部を備え、複数の画像形成部で形成された画像を互いに重ね合わせることで、単一の画像を形成する画像形成手段と、前記副走査方向に沿った検出軌跡を持ち、前記画像形成手段により当該検出軌跡上に形成された位置検出用パターンを検出する検出手段と、前記検出手段による主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に小さい第1のパターンと、前記主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に大きい第2のパターンとを含む前記位置検出用パターンを、前記副走査方向に沿った前記検出手段の検出軌跡上に形成するパターン形成手段と、前記第1のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの粗調整を実行する粗調整実行手段と、前記第2のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの微調整を実行する微調整実行手段とを有し、前記粗調整は、センサ基準位置に対する画像全体の主走査方向位置ずれの調整と、基準色に対する他色に対する他色の位置ずれの調整を行なう。
請求項5に記載の発明は、前記請求項4記載の発明において、前記位置検出パターンが、前記主走査方向及び副走査方向に対して傾斜され、かつ予め定められた挟角をもった2本以上の線分画像であり、2本の線分間における前記挟角が相対的に大きい方を第1のパターン、前記挟角が相対的に小さい方を第2のパターンとする。
請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜請求項5の何れか1項記載の発明において、前記微調整は、基準色に対する他色の位置ずれの調整を行なう。
請求項7に記載の発明は、前記請求項1〜請求項6の何れか1項記載の発明において、粗調整パターンの数が、微調整パターンの数以下である。
請求項1記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、主走査方向の位置ずれ調整精度を向上することができる。
また、本構成を有しない場合に比べて、2本の線分からの副走査移動距離の変位量が、主走査の位置ずれの変位量に対して、第1のパターンと第2のパターンとで異ならせることができる。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、位置ずれの演算が簡略化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、粗調整により、センサ基準位置に対する画像全体の主走査方向位置ずれの調整と、基準色に対する他色に対する他色の位置ずれの調整が行える。
請求項4に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、主走査方向の位置ずれ調整精度を向上することができる。
また、本構成を有しない場合に比べて、2本の線分からの副走査移動距離の変位量が、主走査の位置ずれの変位量に対して、第1のパターンと第2のパターンとで異ならせることができる。
さらに、粗調整により、センサ基準位置に対する画像全体の主走査方向位置ずれの調整と、基準色に対する他色に対する他色の位置ずれの調整が行える。
請求項5に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、2本の線分からの副走査移動距離の変位量が、主走査の位置ずれの変位量に対して、第1のパターンと第2のパターンとで異ならせることができる。
請求項6に記載の発明によれば、微調整により、基準色に対する他色の位置ずれの調整が行える。
請求項7に記載の発明によれば、粗調整パターンの数を微調整パターンの数以下とすることで、高精度の位置ずれ調整が可能となる。
(画像形成装置の全体構成)
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置110の構成を示す図である。
画像形成装置110は、4色のトナー(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))によるフルカラー画像形成を行うプロセスカートリッジ120を各色に対応して上下方向に4つ配列している。
各トナーY、M、C、Kは、特に製造方法により限定されるものではなく、各種のトナーが使用可能である。
ここで、プロセスカートリッジ120は、感光体ドラム116と、感光体ドラム116の周囲に配設された帯電ロール118、イレーズランプ122、及び感光体ドラム116に作像される静電潜像に対して、各色のトナーの現像を行う現像装置111A、111B、111C、111Dなどで構成されている。
一方、画像形成装置110の下部には、用紙Pが収納された給紙カセット124が設けられている。給紙カセット124の近傍には、用紙Pを所定のタイミングで送り出すピックアップロール126が設けられている。
ピックアップロール126は、給紙カセット124から用紙Pを送り出し、搬送ロール128、用紙搬送路132及びレジストレーションロール130を介して、用紙Pをプロセスカートリッジ120に搬送する搬送装置144へ搬送する。
プロセスカートリッジ120は、用紙搬送路132の上流側(紙面の下側)から前述のY、M、C、Kの色の順に配設されている。プロセスカートリッジ120の図1の左側には、プロセスカートリッジ120に走査光を照射する光走査装置20が配設されている。
光走査装置20は筐体20Aに覆われており、Y〜K4色それぞれのモノシリックな半導体レーザー(面発光レーザー)から発せられた光ビームをコリメータレンズ、シリンドリカルレンズで集光し、ポリゴンミラー23で主走査方向に偏向(走査)して、fθレンズに入射し、2色ずつ副走査方向に分割されるようになっている。
fθレンズを出射した光ビームは、複数の反射ミラー25により、最終的に1色ずつ副走査方向に分割されて、各感光体ドラム116へ結像する。
搬送装置144は、画像形成装置110の側壁110Aに沿って設けられた一対の張架ロール146、148と、この張架ロール146、148に巻き掛けられた搬送ベルト150と、を備えている。
張架ロール146の近傍には、吸着ロール154が配設されており、この吸着ロール154にバイアス電圧が印加されることによって、搬送ベルト150に用紙Pが静電的に吸着される。張架ロール148は、図示しないモータによって回転され、搬送ベルト150を側壁110Aに沿って移動させる。搬送ベルト150を挟んで張架ロール148に対向する位置に、基準パッチの濃度を検出する濃度センサ155(画像位置検出器)が設けられている。
搬送ベルト150の内周側であって各色の感光体ドラム116に対向する位置には、それぞれ転写ロール152が配設されている。各々の転写ロール152は、感光体ドラム116上に形成されたトナー像Y、M、C、Kを、搬送ベルト150によって搬送されている用紙Pに順次転写する。
そして、定着装置156は、用紙Pに転写されたトナー像を定着する。排出ロール158は、トナー像が定着された用紙Pを排出トレイ160へ排出する。
また、制御ユニット166は、本装置全体の制御を行うものであり、例えば外部から入力された画像データや濃度センサ155の出力に基づいて、露光装置134や現像装置111を制御する。
また、各々の転写ロール152は、感光体ドラム116上に形成された位置検出用パターン(基準パッチ)153のトナー像Y、M、C、Kを、搬送ベルト150に順次転写する。ここで、位置検出用パターン153(例えば、図2参照)は、現像装置111内のトナー濃度と基準パッチ位置を測定するために用いられる。具体的には、濃度センサ155で検出される位置検出用パターン153の濃度に応じて、現像装置111へのトナーの補給や露光量等の画像形成条件が制御される。また、位置検出用パターン153の位置は、各位置検出用パターン153が濃度センサ155を通過するタイミングを測定し、ずれ量が検出される。測定されたずれ量に応じて、画像形成開始タイミング補正量や、主走査方向倍率ずれの補正量が決定される。
上記の如く構成される、所謂タンデム方式の画像形成装置110では、運搬・設置時の振動や、給紙トレイの開け閉め、あるいは温度変化や経年変化等、種々の要因によって、各画像形成部そのものの位置や、各画像形成部を構成する感光体ドラム116や光走査装置20等に位置的な変動が生じ、画像の位置ずれ(カラーレジずれともいう。)が発生する場合がある。表1にその一例を示す。
表1に示されるような、種々の原因によって、主走査方向及び副走査方向の位置、主走査方向の倍率、主走査方向の部分倍率、副走査方向の倍率、副走査方向の部分倍率、リードのスキュー、サイドのスキュー、リードのリニアリティ、サイドのリニアリティ、副走査方向の周期的ずれ、主走査方向の周期的ずれ等のレジずれが生じるが、これらの画像のレジずれが重ね合わされて、DC的なずれ(均一なずれ)やAC的なずれ(周期的なずれ)が生じ、カラーレジずれとなって現れる場合がある。
そこで、特定の時期に、搬送ベルト150上に位置検出用パターン153を形成し、この位置検出用パターン153を濃度センサ155によって位置検出パターンの位置情報を検出して、画像の位置ずれ量を求める、カラーレジずれ量の演算及び補正(フィードバック補正)が一般的に実行されている。
図3に示される如く、制御ユニット166は、マイクロコンピュータ10を備えている。マイクロコンピュータ10には、レジずれ補正動作で適宜使用されるレジずれ検出用パターンの画像情報やパラメータを記憶する記憶手段としての不揮発性メモリ(NVM)12が接続されている。
また、上記制御ユニット166のマイクロコンピュータ10には、画像データを展開するための描画メモリを備えた画像データ展開回路(Video Asic)14が接続されており、当該画像データ展開回路(Video Asic)14からは、画像形成制御部167のROS制御部16に各色の画像データが送られるようになっている。画像形成制御部167は、マイクロコンピュータ168を備えており、前記制御ユニット166との信号のやりとりを行なうことで同期をとると共に、ROS制御部16を制御する。
また、制御ユニット166及び画像形成制御部167は、それぞれユーザーインタフェイス(UI)170が接続されている。UI170は、所謂タッチパネル式であり、画面上に入力キーや選択ボックス等の領域が表示され、所定の領域を指等で触れることで、入力指示されるようになっている。
図3に示される如く、制御ユニット166は、濃度センサ155による位置検出用パターン153の検出結果に基づいて、各画像形成の位置ずれ量を演算する位置ずれ量演算手段としても機能するようになっている。
カラーレジずれ量の演算及び補正動作は、まず、現在の色ずれ量を測定するため、位置検出用パターン153を感光体ドラム116を介して、搬送ベルト150上に形成し、この位置検出用パターン153を濃度センサ155で検出し、当該濃度センサ155の検出データに基づいて色ずれ量を演算し、その演算結果から色ずれを補正するための色ずれ補正量を判定して、最終的に色ずれの補正動作が行われる。
色ずれの補正動作では、図4に示される如く、1ページ毎に出力される垂直同期信号を調整することで、副走査方向(SS方向)の色ずれを補正する。また、主走査1ライン毎に出力される水平同期信号を調整することで、主走査方向の色ずれを補正する。
本実施の形態では、上記主走査方向の色ずれを補正する場合の位置検出用パターン153FFとして、図5に示される如く、3本の線分153A、153B、153Cが適用される。この3本の線分153A、153B、153Cにおいて、隣接する2本の線分153A、153B(又は153B、153C)は、互いに主走査方向を中心として線対称となっている。
この位置検出用パターン153FFの幅方向(主走査方向)の所定の範囲内(詳細後述)に、前記濃度センサ155の検出軌跡Sがあるとき、当該位置検出パターン153によって、主走査方向の変位量を得るようになっている。
その原理を、図5に基づき説明する。
図5(B)に示される如く、基準となる位置検出用パターン153FFは、3本の線分153A、153B、153Cがそれぞれ、主走査方向に対する角度(パターン形成角度)θ0がそれぞれ45°となっている。
この位置検出用パターン153FFにおける幅方向(主走査方向)中心が基準位置となっており、この基準位置上を濃度センサ155の検出軌跡Sが通過するとき、ずれが0となる。
すなわち、検出時期の最上流側の線分153Aから次の線分153Bまでの検出時間t1と、線分153Bから最下流側の線分153Cまでの検出時間t2とが同一となる。
このとき、位置検出用パターン153FF、すなわち搬送ベルト150が主走査方向にずれていると、前記検出時間t1と検出時間t2との間に時間差Δt(t1−t2)が発生する。この時間差から、主走査方向のずれ量ZFFを演算する式が(1)式である。
ZFF=(t1−t2)×cnt×挟角係数・・・(1)
ここで、cntは、適用される画像形成装置110の画像データのサンプリングクロック周期fs(sec)と、プロセススピードPs(mm/sec)とで決まるカウント数であり(cnt=Ps×fs)、ここでは、一例として0.25(1/4)とする。
また、挟角係数は、、前記線分間の挟角で決まるcntに対する係数であり、挟角90°の場合は、主走査方向のずれ量と副走査方向のずれ量とが1:1となるため、挟角係数は「1」となる。
この結果、本実施の形態の画像形成装置110、並びに挟角90°の位置検出用パターン153FFの下での、前記検出時間から得られるずれ量ZFFは、
ZFF=(t1−t2)×0.25×1・・・(2)
或いは、
ZFF=(t1−t2)/4/1 ・・・(2’)
と表わすことができる。
ここで、本実施の形態では、前記基準となる挟角(90°)に着目し、この挟角を変更することで、主走査方向のずれ量と副走査方向のずれ量との比を調整するようにした。
すなわち、挟角を相対的に小さくすると、副走査方向のずれの検出幅は相対的に大きくできる反面、主走査方向の色ずれ検出の分解能が低下する。
また、挟角を相対的に大きくすると、副走査方向のずれの検出幅は相対的に小さくなる反面、主走査方向の色ずれ検出の分解能が向上する。
このため、本実施の形態では、主走査方向の色ずれ検出のための位置検出用パターン153FFとして、図5(A)に示される如く、相対的に挟角が小さい粗調整用の第1のパターン153FF(1)と、図5(C)に示される如く、相対的に挟角が大きい微調整用の第2のパターン153FF(2)とを形成するようにした。
この場合、前記基準となる位置検出用パターン153FF(図5(B)参照)を境界として、第1のパターン153FF(1)の挟角を28°(主走査方向に対する各線分の角度θ1は14°)とし、第2のパターン153FF(2)の挟角を126°(主走査方向に対する各線分の角度θ2は63°)とした。
この挟角に基づく演算の結果、第1のパターン153FF(1)の挟角係数は「4」であり、第2のパターン153FF(2)の挟角係数は「0.5(1/2)」である。
これを、上記(1)式に当てはめると、以下の(3)、(3’)並びに(4)、(4’)式で表すことができる。
[第1のパターン153FF(1)]
本実施の形態の画像形成装置110、並びに挟角28°の第1のパターン153FF(1)の下での、前記検出時間から得られるずれ量ZFFは、
ZFF=(t1−t2)×0.25×4・・・(3)
或いは、
ZFF=(t1−t2)/4×4 ・・・(3’)
と表わすことができる。
[第2のパターン153FF(2)]
本実施の形態の画像形成装置110、並びに挟角126°の第2のパターン153FF(2)の下での、前記検出時間から得られるずれ量ZFFは、
ZFF=(t1−t2)×0.25×0.5・・・(4)
或いは、
ZFF=(t1−t2)/4/2 ・・・(4’)
と表わすことができる。
図6は、上記挟角を変えた位置検出用パターン153FFの設定の根拠を示すパターン形成角度θ(主走査方向に対する各線分の角度であり、挟角の1/2)−色間ずれ量検出分解能特性図である。
この図6に示される如く、パターン形成角度が小さければ小さいほど、色間ずれ量検出分解能が低く(補正精度が悪く)、パターン形成角度が大きければ大きいほど、色間ずれ量検出分解能が高い(補正精度が良い)ことがわかる。
ここで、図2に示される如く、第1のパターン153FF(1)と第2のパターン153FF(2)とが連続して形成されているが、まず、第1のパターン153FF(1)を形成し、粗調整終了後に第2のパターンFF(2)を形成することが好ましい。なお、予め、第1のパターン153FF(1)と第2のパターン153FF(2)とを連続して形成することを否定するものではない。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
図7は、例えば、処理枚数が予め設定した枚数になったとき等の定期的時期、並びに、何らかのエラーが生じた時等の不定期時期に実行される色ずれ補正に関する基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示される如く、現在の色ずれ量を測定するため、位置検出用パターン153を感光体ドラム116を介して、搬送ベルト150上に形成し(ステップ200のパターン描画)、この位置検出用パターン153を濃度センサ155で検出し(ステップ202のセンサ読取)、当該濃度センサ155の検出データに基づいて色ずれ量を演算し(ステップ204の演算)、色ずれの結果を判定する(ステップ206の色ずれ結果判定)。
ここで、次のステップ208では、光ビーム出力タイミング補正データを生成し、次のステップ210で、最終的に色ずれの補正動作が行われる(補正実行)。
上記色ずれ補正において、図8は、主走査方向の色ずれ補正に関する処理の流れに特化したフローチャートである。
まず、ステップ250では、粗調整を行うか微調整を行うかの判断を行う。この判断基準は、以下の判断基準項目に従う。なお、判断の結果「粗調整」の場合はステップ252へ移行し、「微調整」の場合はステップ254へ移行するものとする。
(判断基準項目1) 初回電源投入時は粗調整
(判断基準項目2) CRUの交換を検知したときは粗調整
(判断基準項目3) 前回補正時から環境温度の変動量T1
比較温度Te(粗)、Te(微)との関係に基づく(Te(粗)>Te(微))
T1≧Te(粗) →粗調整
Te(粗)≧T1≧Te(微) →微調整
(判断基準項目4) 光走査装置(近傍含む)温度変動量T2
比較温度Tr(粗)、Tr(微)との関係に基づく(Tr(粗)>Tr(微))
T2≧Tr(粗) →粗調整
Tr(粗)≧T2≧Tr(微) →微調整
(判断基準項目5) 連続印字枚数P
比較温度P(粗)、P(微)との関係に基づく(P(粗)>P(微))
P≧P(粗) →粗調整
P(粗)≧P≧P(微) →微調整
(判断基準項目6) 微調整エラー判断で、検出範囲を超えたときは粗調整
(判断基準項目7) 粗調整実施後は微調整
(判断基準項目8) 粗調整エラー発生時は粗調整
上記判断項目において、粗調整と判定された場合には、ステップ250からステップ252へ移行して、粗調整のための検出系の設定、センサ光量、しきい値、粗調整用パラメータを設定し、ステップ256へ移行する。
ステップ256では、粗調整用パターン(第1のパターン153FF(1))を搬送ベルト150上に形成し、かつ濃度センサ155で検出する。
次のステップ258では、検出結果に基づいて、各色ずれ量を演算し、補正し、アライメント調整を行って、ステップ260へ移行する。
ステップ260では、正常に終了したか否かが判断され、肯定判定されると継続して微調整を実行するべく、ステップ254へ移行する。
また、ステップ260で否定判定された場合には、ステップ262へ移行して、この否定判定の回数が規定回数以上か否か(粗調整を行って、正常終了しない回数が規定回数以上か否か)が判断され、否定判定されると、ステップ252へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ262で肯定判定されると、色ずれが調整できない別の何らかの原因があるものとして補正せず、ステップ264へ移行して異常処理を行って、このルーチンは終了する。なお、この場合、ユーザーやメーカーに対して警告等の報知を行うようにしてもよい。
次に、前述した判断項目(ステップ250の判断項目)において、微調整と判定された場合、並びに、ステップ260で肯定判定された場合には、ステップ254へ移行して、微調整のための検出系の設定、センサ光量、しきい値、微調整用パラメータを設定し、ステップ266へ移行する。
ステップ266では、微調整用パターン(第2のパターン153FF(2))を搬送ベルト150上に形成し、かつ濃度センサ155で検出する。
次のステップ268では、検出結果に基づいて、各色ずれ量を演算し、補正を行って、ステップ270へ移行する。
ステップ270では、正常に終了したか否かが判断され、肯定判定されるとこのルーチンは終了する。
また、ステップ270で否定判定されると、ステップ272へ移行して、補正可能範囲外のずれがあるか否かが判断される。
このステップ272で肯定判定されると、ステップ252へ移行して、粗調整からやり直す。
図9に従い、ステップ272における粗調整からやり直す判定要件を説明する。
ステップ272において、検出範囲を超え、粗調整からやり直す判定要件は、以下の通りである。
(粗調整移行要件1) 各色の2線分間の重心距離が所定範囲外の場合
(粗調整移行要件2) 各色の2線分の重心距離の和が所定範囲外の場合
(粗調整移行要件3) 各色の位置検出パターン153FF(2)間の重心距離が所定範囲外の場合
(粗調整移行要件4) 基準色(例えば、K色)となる位置検出パターン153FF(2)の2線分間重心距離、(LK1+LK2)/2が所定範囲外のとき
(粗調整移行要件5) 位置検出パターン数が少ないと判断されたとき
また、ステップ272で否定判定された場合には、ステップ274へ移行して、この否定判定の回数が規定回数以上か否か(微調整を行って、正常終了しない回数が規定回数以上か否か)が判断され、否定判定されると、ステップ254へ戻り、上記工程を繰り返す。
また、ステップ274で肯定判定されると、色ずれが調整できない別の何らかの原因があるものとして補正せず、ステップ264へ移行して異常処理を行って、このルーチンは終了する。この場合、ユーザーやメーカーに対して警告等の報知を行うようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、粗調整用として、図5(A)に示される如く、角度θ1が14°の第1のパターン153FF(1)を選択し、微調整用として、図5(C)に示される如く、角度θ2が63°の第2のパターン153FF(2)を選択したが、粗調整用と微調整用とは相対的に角度が異なっていればよく、例えば、図5(A)〜(C)の内、2つを選択し(図5(A)と図5(B)、或いは図5(B)と図5(C)、相対的に角度θが小さい方を粗調整用の第1のパターン153FF(1)とし、相対的に角度θが大きい方を微調整用の第2のパターン153FF(2)としてもよい。また、角度θは0°を超え、90°未満であれば限定されるものではない。
角度を大きくすると、線分間の縦の長さが長くなり、AC変動の影響を受けやすくなってしまうため、微調整用のパターンは、線分間距離を極力短くすることが望ましい(パターンを小さくすることが望ましい)。しかし、パターンを小さくすると、主走査ずれを検出できる量が少なくなってしまう。
実際の色ずれは、図10(b)のように、基準色に対する他色の色ずれのほかに、図10(a)のように、基準色自体もずれているため、微調整用パターンを小さくした場合、全ての線分を検出できず、エラーとなる可能性が高くなる。
そこで、図11(a)のようなずれがある場合、まず、粗調整用パターンにより、基準色に対する他色の色ずれの補正に加え、センサに対するアライメントの補正も行うようにする。粗調整用パターンにより、アライメント、カラーレジが粗調整された後、微調整用パターンにより、微調整を行う。微調整用パターンをより小さく設定することが出来、より高精度な補正を行うことが出来る(もちろん、微調整用パターンでも、アライメントの検出は可能である。)。
本実施の形態では、粗調整、微調整ともに、1組の“Z”パターン(K,C,M,YのZパターンで一組)により構成された例について説明した。ベルト上には、図12(a)、図12(b)のように、複数の駆動部材による周期的なずれ(AC変動)が存在する。
そこで、図13(a)〜図13(c)のように、2組以上のパターンを形成し、問題となる部材のAC変動(振幅の大きいAC変動)の位相をキャンセルするようにパターンの設計を行う。設計例を以下に示す。ここで、部材(図13の丸付数字1〜4)の周期を、部材(丸付数字1):57mm、部材(丸付数字2):75.4mm、部材(丸付数字3):45mm、部材(丸付数字4):28.5mmとする。
(例1) K,C,M,YのZパターン列を「1組」とし、2組のパターンを形成する。図13(a)のように、1組目から2組目のパターンまでの距離を200mmに設定する。1組目−2組目までのパターン間の距離は、部材(丸付数字2)の周期に対し、3.51倍(部材(丸付数字2)の周期×(n+0.5)倍)となり、うまく位相をキャンセルできるが、部材(丸付数字1)に対しては、2.65倍となり、うまくキャンセルできない(図13(d)のように、周期の(n+0.65)倍となり、2回のAverageがゼロにはならない。)。
(例2) そこで、図13(b)のようにパターン間距離を設定する事により、2つの部材のAC位相をキャンセルできる。
1−2、3−4組間:部材(丸付数字1)の周期の位相(部材(丸付数字1)の周期の1.5倍)、1−3、2−4組間:(部材(丸付数字2)の周期の2.5倍)となる。
(例3) さらに、図13(c)のように、パターン間隔を設定することで、部材(丸付数字3)、(丸付数字4)に対しても、AC変動の影響を小さくすることが出来る。
また、図13(c)は、一つ一つの“Z”が、図13(b)に比べ、小さく設定しているので、図12(b)のように、小さな周期のac変動がある場合に対しても、より影響を小さくし、高精度な補正を行うことが出来る。また、例2に比べ、パターンを小さく設定しているため、トナー消費量削減効果もある。
精度をあまり要求しない、粗調整は、1組(もしくは2組)のパターンにより調整を行い、微調整は、2〜4組のパターン(粗調整実施時のパターン数以上のパターンを形成する)により調整を行うように構成しても良い。粗調整後は、微調整を行うため、粗調整では、微調整が出来る範囲に、各色が調整されていればよい。
また、本実施の形態では、主走査方向ずれ補正用パターンとして“Z”形状のものを用いて説明したが、主走査方向検出用のパターンは、主走査方向に対し角度を有する斜め線分のみ(斜めラダーパターンの事をさしています)で構成してもよい。しかし、斜めラダーパターンの場合、検出結果に主走査方向のずれだけではなく、副走査方向のずれも加味される。(図13(c))そこで、図14(d)のように、主走査方向の調整前に、予め横ラダーパターンにより副走査方向のずれの調整、もしくは、副走査方向のずれ量の演算を行っておく必要がある。その後、図14(e)の斜めパターンにより、ずれ量の検出を行う。
また、斜めラダーパターンの場合、本実施の形態の“Z”パターンや、“<”、“>”パターンのように、斜め線分一本のみでは(“/”だけでは)、アライメントの検出が出来ない。そこで、図14(f)のように、斜めラダーパターンの先頭に、基準色と同じ色の横線を一本もしくは、主走査方向に対し線対称である斜め線を一本付加することで、基準色の主走査方向ずれも検出可能となる。
AC変動をキャンセルするために、複数組のパターン列を形成する場合、最初の組のパターンにのみ、基準色と同じ色の横線を一本もしくは、主走査方向に対し線対称である斜め線を一本付加しても良いし、各組のパターンの前に線分を追加しても良い。
また、本実施例に示したパターンの形に限らず、基準色に対する他色のずれ量を検知できるパターン列を、“一組“と構成しても良い。例えば、図14(g)のように、K,C,M,Yの横線と、K,C,M,Yの斜め線の組み合わせを一組としてもよい。図14(g)の場合、横線により、基準色に対する各色の副走査方向ずれ量を求め、斜め線により検出されたずれ量から、横線により検出されたずれ量を差し引いて、主走査方向ずれ両を求め、予め設定されている基準値と比較することにより、補正を行うように構成しても良い。
また、本実施の形態では、主走査、副走査方向のマージンずれに関してのみ説明したが、画像領域の2箇所(両端)にセンサを設け、2箇所にパターン形成を行うことで、主走査倍率ずれ、副走査方向の傾きずれを検出できる。また、中央と左右2箇所の計3箇所にセンサを設け、3箇所にパターン形成を行うことにより、BOWや、主走査方向の左右倍率を検出することが出来る(図示、説明は省略する。)。
さらに、3つ以上の複数のセンサがあれば、主走査方向、副走査方向のリニアリティ等、より高精度に検出、調整可能な事はいうまでもない。
また、色ずれ検出センサは、トナー像の有無を検出可能なセンサであれば何でも良い。
本実施の形態に係る画像形成装置の概略図である。 搬送ベルトに形成される位置検出用パターンの平面図である。 本実施の形態に係る画像形成装置を制御するための制御系を示すブロック図である。 画像形成するときの水平同期信号及び垂直同期信号の出力タイミングを示す用紙の正面図である。 (A)は粗調整用の位置検出パターンの正面図、(B)は基準位置検出パターンの正面図、(C)微調整用の位置検出パターンの正面図である。 主走査方向に対する各線分の角度θ−色間差dot特性図である。 定期的、不定期に実行される色ずれ補正に関する基本的な処理の流れを示すフローチャートである。 主走査方向の色ずれ補正に関する処理の流れに特化したフローチャートである。 図8のステップ272での粗調整からやり直す判定要件を説明する位置検出用パターンの正面図である。 本実施の形態の実施例に係る位置検出パターンの平面図である。 本実施の形態の実施例に係る位置検出パターンの平面図である。 搬送系のAC変動(周期変動)特性図である。 AC変動による位置ずれ調整を説明する位置検出パターンの平面図、(d)はAC位相キャンセル特性図である。 本実施の形態の実施例に係る位置検出パターンの平面図である。
符号の説明
P 用紙
10 マイクロコンピュータ
12 不揮発性メモリ
14 画像データ展開回路
16 ROS制御部
20 光走査装置
23 ポリゴンミラー
25 反射ミラー
110 画像形成装置(画像形成手段)
110A 側壁
111(A、B、C、D) 現像装置
116 感光体ドラム
118 帯電ロール
120 プロセスカートリッジ
122 イレーズランプ
124 給紙カセット
126 ピックアップロール
128 搬送ロール
130 レジストレーションロール
132 用紙搬送路
146,148 張架ロール
150 搬送ベルト
152 転写ロール
153 位置検出用パターン
153FF(1) 粗調整用位置検出用パターン
153FF(2) 微調整用位置検出用パターン
153A、153B、153C 線分
154 吸着ロール
155 濃度センサ(検出手段)
156 定着装置
158 排出ロール
160 排出トレイ
166 制御ユニット
167 画像形成制御部
168 マイクロコンピュータ(パターン形成手段、粗調整実行手段、微調整実行手段)
170 UI

Claims (7)

  1. 光走査部から出力された主走査光を、当該主走査光の走査方向と交差する副走査方向に移動する像保持体に像を形成する複数の画像形成部を備え、複数の画像形成部で形成された画像を互いに重ね合わせることで、単一の画像を形成する画像形成手段と、
    前記副走査方向に沿った検出軌跡を持ち、前記画像形成手段により当該検出軌跡上に形成された位置検出用パターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段による主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に小さい第1のパターンと、前記主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に大きい第2のパターンとを含む前記位置検出用パターンを、前記副走査方向に沿った前記検出手段の検出軌跡上に形成するパターン形成手段と、
    前記第1のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの粗調整を実行する粗調整実行手段と、
    前記第2のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの微調整を実行する微調整実行手段とを有し、
    前記位置検出パターンが、前記主走査方向及び副走査方向に対して傾斜され、かつ予め定められた挟角をもった2本以上の線分画像であり、2本の線分間における前記挟角が相対的に大きい方を第1のパターン、前記挟角が相対的に小さい方を第2のパターンとする画像形成装置。
  2. 隣接する2本の線分同士が、それぞれ前記主走査方向に対して線対称であり、かつ、前記主走査方向に対する傾斜角度が45°、挟角が90°とされる基準位置検出パターンを境界として、それぞれの挟角が定められる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記粗調整は、センサ基準位置に対する画像全体の主走査方向位置ずれの調整と、基準色に対する他色に対する他色の位置ずれの調整を行なう請求項1又は請求項2項記載の画像形成装置。
  4. 光走査部から出力された主走査光を、当該主走査光の走査方向と交差する副走査方向に移動する像保持体に像を形成する複数の画像形成部を備え、複数の画像形成部で形成された画像を互いに重ね合わせることで、単一の画像を形成する画像形成手段と、
    前記副走査方向に沿った検出軌跡を持ち、前記画像形成手段により当該検出軌跡上に形成された位置検出用パターンを検出する検出手段と、
    前記検出手段による主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に小さい第1のパターンと、前記主走査方向の変位量に対する検出量が相対的に大きい第2のパターンとを含む前記位置検出用パターンを、前記副走査方向に沿った前記検出手段の検出軌跡上に形成するパターン形成手段と、
    前記第1のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの粗調整を実行する粗調整実行手段と、
    前記第2のパターンを用いて主走査方向の位置ずれの微調整を実行する微調整実行手段とを有し、
    前記粗調整は、センサ基準位置に対する画像全体の主走査方向位置ずれの調整と、基準色に対する他色に対する他色の位置ずれの調整を行なう画像形成装置。
  5. 前記位置検出パターンが、前記主走査方向及び副走査方向に対して傾斜され、かつ予め定められた挟角をもった2本以上の線分画像であり、2本の線分間における前記挟角が相対的に大きい方を第1のパターン、前記挟角が相対的に小さい方を第2のパターンとする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記微調整は、基準色に対する他色の位置ずれの調整を行なう請求項1〜請求項5の何れか1項記載の画像形成装置。
  7. 粗調整パターンの数が、微調整パターンの数以下である請求項1〜請求項6の何れか1項記載の画像形成装置。
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