JP5200466B2 - 取引システムおよび自動取引装置 - Google Patents

取引システムおよび自動取引装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5200466B2
JP5200466B2 JP2007237496A JP2007237496A JP5200466B2 JP 5200466 B2 JP5200466 B2 JP 5200466B2 JP 2007237496 A JP2007237496 A JP 2007237496A JP 2007237496 A JP2007237496 A JP 2007237496A JP 5200466 B2 JP5200466 B2 JP 5200466B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
customer
option
identification information
automatic transaction
transaction apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007237496A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009070115A (ja
Inventor
裕二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007237496A priority Critical patent/JP5200466B2/ja
Publication of JP2009070115A publication Critical patent/JP2009070115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5200466B2 publication Critical patent/JP5200466B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、障害対策機能を有する自動取引装置に関し、特に、機械的障害発生に対処可能な現金自動預入支払機に関する。
銀行の現金自動預入支払機での現金入金取引等において紙幣詰まり等が発生した場合、監視センタより遠隔操作で紙幣返却処理等を行うが、紙幣の詰まりの状態によっては遠隔操作では除去することができず、係員(例えば、行員または警備担当者)が現地に行って、紙幣の除去作業を行わなければならない。この場合、係員が現地に到着するまでの時間について、大まかな時間だけを顧客に伝え、顧客を待たせることになる。
特開平8−293047号公報(A)には、遠隔監視制御による自動改札機が記載されている。その自動改札機において、利用客が投入した券の券面情報の読み取り前に券搬送手段が券詰まりを起こしたとき、または、利用客が投入した券の券面情報の読み取り後に券搬送手段が券詰まりを起こしたときに、そのことの証明となる改札情報を印刷して列車の乗り降り及び他の駅で上記券との引換えを可能とする引換証を引換証発行手段より発行する。それによって、利用客の待ち時間を解消することができる。
特開平8−293047号公報
特開2000−207624号公報(A)には、自動販売機が記載されている。その自動販売機において、釣銭詰まりまたは券詰まりの発生時に、釣銭詰まりに対しては釣銭不足換金証を発行し、券詰まりに対しては購入金を返却するようにし、さらに無人対応と係員対応とを選択するようにし、無人対応の場合は、釣銭詰まりあるいは発生時に、釣銭詰まりに対しては釣銭不足換金証を発行し、発券異常に対しては購入金を返却し、係員対応の場合は、その異常を報知する。それによって、係員対応に変わる自動代替処理による無人運転対応ができ、利用客が係員を待つ必要がなく、利用客の利便性が良く、しかも無人対応と係員対応とを選択でき、人の少ない早朝や深夜において無人運転が選択できる。
特開2000−207624号公報
銀行の現金自動預入支払機が配置されている支店、出張所、店舗(コンビニエンス・ストア、等)および出張所等には、現金自動預入支払機の係員が常駐していないことがある。銀行の現金自動預入支払機での入金取引等において紙幣詰まり等が発生して係員が現地に行く場合、交通渋滞等により係員の到着が遅れると、顧客は、係員の到着時刻を正確に把握することができず、顧客は忍耐して待ち続けることとなる。また、係員による障害除去が完了するまで、顧客は現金自動預入支払機から離れることができない。
発明者は、現金自動預入支払機に、例えば紙幣またはカードのような媒体が詰まるといった機械的障害が発生した場合、顧客が現金自動預入支払機から離れることができるようすれば便利である、と認識した。
本発明の目的は、自動取引装置に機械的障害が発生した場合に顧客が自動取引装置から離れることを可能にする機能を実現することである。
本発明の特徴によれば、取引システムは、媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置と、その自動取引装置にネットワークを介して接続される監視装置およびホスト装置とを含む。その自動取引装置は、制御手段、顧客識別情報読み取り手段、表示手段、および入力手段を有する。そのホスト装置は、プロセッサと、少なくとも顧客識別情報および電子メール・アドレスを格納した顧客情報データベースとを有する。その自動取引装置のその制御手段は、その顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された顧客識別情報が読み取られたときに、その機械的機構による処理を開始させる。その自動取引装置のその制御手段は、顧客によってその自動取引装置が操作されている期間にその機械的機構に障害が発生したときにその監視装置にその障害を通知し、その機械的機構から取り出される媒体をその媒体が取り出されしだいその顧客が直接その場で受け取る第1の選択肢と、その顧客がその機械的機構から取り出された媒体を後で受け取る第2の選択肢とをその表示手段に表示させる。その自動取引装置のその制御手段は、その入力手段によってその第1の選択肢が選択されたとき、その第1の選択肢からその第2の選択肢への変更が可能であることを表す情報と、その第2の選択肢とをその表示手段に表示させる。その入力手段によってその第2の選択肢が選択されたとき、その自動取引装置のその制御手段は、その第2の選択肢が選択されたことを表す情報を前記ホスト装置に送信し、そのホスト装置のプロセッサは、その第2の選択肢からその第1の選択肢への変更が可能であることを表す情報を含む電子メールをその携帯装置に送信する。その自動取引装置のその制御手段は、その入力手段によってその第2の選択肢が選択されたとき、その係員による障害除去の後、その係員の操作によって入力された媒体に関する情報をその顧客識別情報とともにそのホスト装置に送信する。そのホスト装置のプロセッサは、その顧客識別情報に基づいてその顧客情報データベースを検索して、その顧客識別情報に対応する電子メール・アドレスおよびその顧客が利用可能な少なくとも1つの店識別情報を取り出して、その少なくとも1つの店識別情報を含む電子メールを移動体通信網を介してその顧客の携帯装置に送信する。
本発明の別の特徴によれば、監視装置およびホスト装置にネットワークを介して接続され、媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置は、制御手段と、顧客識別情報読み取り手段と、表示手段と、印字手段と、入力手段と、を具えている。その制御手段は、その顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された顧客識別情報が読み取られたときに、その機械的機構による処理を開始させる。その制御手段は、顧客によってその自動取引装置を操作している期間にその機械的機構に障害が発生したときにその監視装置にその障害を通知し、その機械的機構から取り出される媒体をその媒体が取り出されしだいその顧客が直接その場で受け取る第1の選択肢と、その顧客がその機械的機構から取り出された媒体を後で受け取る第2の選択肢とをその表示手段に表示させる。その入力手段によってその第1の選択肢が選択されたとき、その制御手段は、その第1の選択肢からその第2の選択肢への変更が可能であることを表す情報と、その第2の選択肢とをその表示手段に表示させる。その入力手段によってその第2の選択肢が選択されたとき、その制御手段は、そのホスト装置に、その第2の選択肢からその第1の選択肢への変更が可能であることを表す情報を含む電子メールをその携帯装置へと送信させる。その制御手段は、その入力手段によってその第2の選択肢が選択されたとき、その印字手段にその第2の選択肢が選択されたことを印字させ、その係員による障害除去の後、その係員の操作によって入力された媒体に関する情報をその顧客識別情報とともにそのホスト装置に送信する。
本発明によれば、自動取引装置に機械的障害が発生した場合に、顧客が自動取引装置から離れることを可能にする。
本発明の非限定的な実施形態を、図面を参照して説明する。図面において、同様の構成要素には同じ参照番号が付されている。
図1は、ネットワーク5を介してホスト装置10に接続される現金自動預入支払機(自動機)20の概略的な構成を示している。
ホスト装置10は、通信部12、プロセッサ14、メモリ16および顧客情報データベース(DB)18を具えている。ホスト装置10の諸機能は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの形態でプロセッサ14および/または通信部12上に実装される。
現金自動預入支払機20は、専用回線またはネットワーク5を介してホスト装置10との間の通信を行う通信部22、現金自動預入支払機20の各構成要素を制御する制御部24、メモリ26、表示手段および入力手段であるタッチ・パネル28、スピーカ206、顧客用の取引記録をプリントアウトするレシート・プリンタ208、および係員用の履歴的記録をプリントアウトするジャーナル・プリンタ210、携帯端末(50)に内蔵された非接触ICカード機能との間で非接触で情報を送受信する携帯端末読取ユニット(リーダ/ライタ)212、物理的媒体を出し入れする機械的要素29を含んでいる。
現金自動預入支払機20において、タッチ・パネル28は、顧客用操作画面204および係員用操作画面204を表示する。機械的要素29には、ICカードおよび磁気カードの情報を読み取るカード・ユニット214、通帳を出し入れして通帳に印字する通帳ユニット216、種類別に紙幣を計数し紙幣を取り込んで収納し紙幣を取り出して排出する紙幣ユニット218、および種類別に硬貨を計数し硬貨を取り込んで収納し硬貨を取り出して排出する硬貨ユニット220が含まれている。現金自動預入支払機20のこれら諸機能の少なくとも一部は、ソフトウェアの形態で制御部(プロセッサ)24および/または通信部22上に実装される。制御部(プロセッサ)24は、メモリ26に格納されたプログラムに従って動作してもよい。現金自動預入支払機20の諸機能の一部は、ハードウェアの形態で制御部(プロセッサ)24および/または通信部22上に実装される。
図2は、現金自動預入支払機(自動機)20において機械的障害が発生した場合の処理に関係するホスト装置10、現金自動預入支払機20、監視センタ装置30、係員端末40および顧客携帯端末50の概略的な機能構成を示している。ホスト装置10、現金自動預入支払機20、監視センタ装置30および係員端末40は、専用回線および/またはISDN等で互いに接続される。ホスト装置10と顧客携帯端末50は、移動体通信網およびPSTNおよび/またはISDN等で接続される。係員端末40は、パーソナル・コンピュータ、携帯情報端末(PDA等)、PHS電話端末または携帯電話機であってもよい。顧客携帯端末50は、例えば携帯電話機であってもよく、携帯端末読取ユニット212との間で非接触で情報を送受信し情報を書き換える非接触ICカード機能を内蔵している。
監視センタ装置30、係員端末40および顧客携帯端末50の各々は、通信部(ネットワーク・インタフェース、送受信機)、プロセッサ、制御装置、記憶装置、入力装置(例えば、入力キー、制御キー、タッチ・パネル、キーボード、マイク、等)、出力装置(例えば、タッチ・パネル、ディスプレイ、LED表示器、スピーカ、等)を具えている。監視センタ装置30、係員端末40および顧客携帯端末50の諸機能は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアの形態でプロセッサ、各通信部または各制御装置上に実装される。
図2において、現金自動預入支払機20に例えば媒体(例えば、現金、カード)がユニットに詰まるといった機械的障害が発生すると、監視センタ装置30は、処理機能306によってその障害の発生を係員端末40に通知する。係員端末40は、処理機能307によって、その通知に応答してその障害の発生を可視表示および可聴表示する。それを見た係員は現金自動預入支払機20の設置場所に移動する。
一方、監視センタ装置30は、処理機能308によって、係員の現地到着予定時刻を算出して現金自動預入支払機20に通知する。現金自動預入支払機20は、処理機能316によってその到着予定時刻を受信して表示し、処理機能318によって、障害が除去されるのを顧客が現金自動預入支払機20の位置で待って機械的要素(機構)29から取り出された媒体を受け取るという第1の選択肢と、顧客が現金自動預入支払機20の位置から離れて機械的要素29から取り出された媒体を後で受け取るという第2の選択肢とを表示して提示し、処理機能322によって、顧客が決定した第1または第2の選択肢を表す履歴的記録を表すジャーナル印字を行う。その後、到着した係員によって現金自動預入支払機20が操作されて媒体が取り出される。
また、現金自動預入支払機20は、処理機能326によって、係員用の報告入力画面を表示して、係員によって障害への対処内容が入力され、顧客識別情報とともにその報告内容をホスト装置10に通知する。ホスト装置10は、処理機能416によって、顧客情報データベース18を検索し、処理機能420または424によって、その検索結果に基づいて電子メール・アドレスを取得して、顧客の最近の所定期間における支店または店舗の利用頻度に応じて、1つまたは複数の媒体預かり可能な支店情報またはその候補を顧客携帯端末50に通知する。顧客携帯端末50は、顧客の操作に従って、処理機能464によって、その支店情報から媒体の受け取り支店を決定し、処理機能460または470によって、その決定した支店の情報を表示する。ここで、支店とは、支店、店舗(コンビニエンス・ストア、等)、出張所、等を意味するものとする。
図3A〜3Dは、現金自動預入支払機(自動機)20において機械的障害が発生した場合の処理に関係するホスト装置10、現金自動預入支払機20、監視センタ装置30および顧客携帯端末50によって実行される、現金自動預入支払機20で発生した機械的障害に対処するための処理手順を示している。
図3Aを参照すると、現金自動預入支払機20において、例えば、特に入金時における現金(紙幣、硬貨)、カード、通帳等の媒体が詰まって取り込めないまたは取り出せないといった機械的障害が発生すると、ステップ312において現金自動預入支払機20(制御部24)は、監視センタ装置30にその機械的障害の発生およびその内容(種類)を通知する。ステップ302において監視センタ装置30は、遠隔操作によってその障害に対処可能かどうかを判定する。それが可能な場合には、ステップ304において自動的にまたは係員によって現金自動預入支払機20を遠隔操作し、そのための制御信号を現金自動預入支払機20に送信する。ステップ314において、現金自動預入支払機20(制御部24)は、監視センタ装置30による遠隔操作によるその制御信号を受信しその障害を除去する。
ステップ302において障害が遠隔操作によって対処できないと判定された場合は、ステップ306において、監視センタ装置30は係員端末40にネットワークまたは専用線を介して、機械的障害の発生と現地への出動指示を表すメッセージを、現金自動預入支払機20に関する情報(所在地、現金自動預入支払機識別情報、障害内容(種類)、障害発生時刻、顧客識別情報(口座番号)、等)とともに送信する。係員端末40は、その受信内容をそのディスプレイに表示する。
ステップ306において、監視センタ装置30は、現金自動預入支払機20の所在地および移動経路から係員の推定移動時間を算出して到着予定時刻を決定しその到着予定時刻表すメッセージを現金自動預入支払機20に送信する。監視センタ装置30は、係員の移動中において係員の携帯端末(例えば、携帯電話機)から(または移動通信基地局から)現在の位置情報を受信して到着予定時刻を一定間隔で補正して、その補正後の到着予定時刻を表すメッセージを現金自動預入支払機20に送信する。
現金自動預入支払機20(制御部24)は、到着予定時刻を受信すると、ステップ316においてタッチ・パネル28の顧客用操作画面202に係員の到着予定時刻を表示し、ステップ318において顧客用操作画面202に「このまま待つ(取り出されしだいこの場で受け取る)」および「ここから離れる」の選択肢を表示して、顧客用操作画面202上で顧客にそのいずれかを選択させ、顧客がそのいずれを選択したかを判定する。顧客は、例えば、別の用事があって時間がない場合は、「ここから離れる」を選択することができる。
図4Aは、ステップ316において表示される顧客用操作画面202の例602を示している。
顧客が「このまま待つ(取り出されしだいこの場で受け取る)」を選択した場合は、現金自動預入支払機20(制御部24)は、ステップ320において、ジャーナル・プリンタ210に履歴記録として「顧客待ち中」を印字させる。その後、手順は図3Bのステップ344に進む。
図3Bおよび3Cを参照すると、ステップ344において、現金自動預入支払機20(制御部24)は顧客用操作画面202に別の選択肢「ここから離れる」への変更が可能であることを表示する。顧客は、例えば、別の用事があって、係員の到着を待っている間に時間がなくなった場合は、「ここから離れる」へ変更することができる。
図4Bは、ステップ344において表示される顧客用操作画面202の例604を示している。
ステップ346において、現金自動預入支払機20(制御部24)は、顧客による別の選択肢「ここから離れる」への変更があるかどうかを判定する。そのような変更があった場合には、手順は図3Aのステップ322へ進む。そのような変更がない場合は、ステップ348において係員が到着したかどうか、即ち係員による現金自動預入支払機20の操作があったかどうか、を判定する。係員が到着しない場合は、手順はステップ346および348を繰り返す。
係員は、現金自動預入支払機20の位置に到着したとき、現金自動預入支払機20を操作(認証、鍵による開扉、等)し、それによって現金自動預入支払機20(制御部24)は、ステップ348において係員が到着したと判定する。
係員は、現金自動預入支払機20において、印字されたジャーナル(履歴)に印字された障害の内容、顧客情報(顧客識別情報としての、口座番号、氏名、生年月日、等)、顧客選択(「顧客待ち中」、「顧客不在」、等)を確認する。ステップ352において、係員による現金自動預入支払機20の操作(認証、鍵による開扉、等)に応答して、現金自動預入支払機20(制御部24)は、タッチ・パネル28に係員用操作画面204を表示させ、顧客の電子メール・アドレスを要求するためのキーを表示させ、係員にその確認キーを押下させる。その押下に応答して、現金自動預入支払機20(制御部24)は、ホスト装置10に顧客識別情報(口座番号、等)とともに顧客電子メール・アドレス要求を表すメッセージを送信する。
ステップ406において、ホスト装置10(プロセッサ)は、顧客電子メール・アドレス要求を受信すると、受信した顧客識別情報に基づいて顧客情報データベース18を検索して、その顧客識別情報に対応する予め登録されている顧客電子メール・アドレスを取得して顧客電子メール・アドレスを含むメッセージを現金自動預入支払機20に送信し返す。
ステップ354において、現金自動預入支払機20(制御部24)は、顧客電子メール・アドレスを受信して係員用操作画面204に表示し、さらに「到着通知キー」を表示する。係員は、その電子メール・アドレスを顧客に見て確認してもらい、正しければ、「到着通知キー」を押下する。それに応答して、現金自動預入支払機20(制御部24)は、係員の到着通知を監視センタ装置30に送信し、係員の到着通知および電子メール・アドレスの確認済みを表すメッセージをホスト装置10に送信する。
監視センタ30(プロセッサ)は、ステップ309において係員到着通知の受信を確認し、ステップ310において係員が到着したかどうかを判定する。係員が到着した場合は、手順はこのルーチンを出て処理が終了する。係員が到着しない場合は、手順はステップ308に戻って、補正タイミングで(一定時間間隔で)係員の現在位置に応じて到着時刻を補正する。
ステップ408において、ホスト装置10(プロセッサ)は、係員の到着通知および電子メール・アドレス確認済みを受信すると、その顧客の電子メール・アドレスを有する顧客携帯端末50に、確認のための電子メールを送信する。その電子メールは、係員到着日時、支店名/出張所名(店識別情報)、残留媒体の種類を含む情報を含んでいる。
ステップ458において、顧客携帯端末50はその電子メールを受信してディスプレイに受信した情報を表示し、顧客によってその電子メールは確認されて確認済みを表す電子メールが返信操作され、顧客携帯端末50(プロセッサ)は確認済みを表す電子メールをホスト装置10に送信する。
ホスト装置10(プロセッサ)は、その返信された電子メールを受信すると、ステップ412において、その受信した確認済みを表す返信電子メールを現金自動預入支払機20に転送する。
ステップ356において、現金自動預入支払機20(制御部24)は返信された電子メールの内容を係員用操作画面204に表示する。係員は、それによって顧客本人であることを確認して、取り出した媒体を顧客に返す。
図3Aを再び参照すると、ステップ318において顧客が「ここから離れる」を選択した場合は、現金自動預入支払機20(制御部24)は、ステップ322において、ジャーナル・プリンタ210に「顧客不在」を印字させ、顧客不在を表すメッセージを顧客識別情報とともにホスト装置10に送信する。
図3Cを併せて参照すると、ステップ402においてホスト装置10(プロセッサ)は、顧客不在を受信すると、顧客識別情報(口座番号、等)に基づいて顧客情報データベース18を検索して、顧客の電子メール・アドレスを取得し、その顧客の電子メール・アドレスを有する顧客携帯端末50に、電子メールを送信する。その電子メールは、現金自動預入支払機20において顧客認証を受けることによって先に選択した選択肢「ここから離れる」から選択肢「このまま待つ(取り出されしだいこの場で受け取る)」への変更が可能であることを表すメッセージを含んでいる。顧客のカードが返却済みの場合は、その電子メールは、「ATMに戻られた場合は、ATMにお客様のカードを入れて暗証番号を入力して下さい。」というメッセージを含んでいる。顧客のカードが返却されていない場合は、その電子メールは、「ATMに戻られた場合は、ATMにお客様の携帯端末をかざして暗証番号を入力して下さい。」というメッセージを含んでいる。携帯端末50は、顧客のカード情報を予め格納した非接触ICチップを内蔵している。
ステップ452において、顧客携帯端末50はその電子メールを受信してそのディスプレイに受信したメッセージを表示する。顧客は、その内容を確認する。ステップ454において、顧客は、現金自動預入支払機20の場所に戻らない場合はそのまま立ち去る。戻る場合は、顧客が現金自動預入支払機20の場所に戻った後で、手順は図3Bのステップ342に進む。
図3Bのステップ342において、顧客は現金自動預入支払機20の場所に戻って、現金自動預入支払機20(制御部24)はその顧客が本来の顧客本人であることを認証する。その認証のために、現金自動預入支払機20のカード・ユニット214にカードを挿入して暗証番号を入力するか、または携帯端末読取ユニット214に顧客携帯端末50をかざす。認証完了の後、手順はステップ344に進む。
ステップ322の後、ステップ324において係員が到着したかどうか、即ち係員による現金自動預入支払機20の操作があったかどうか、を判定する。係員が到着しない場合は、手順はステップ324を繰り返す。
係員は、現金自動預入支払機20の位置に到着したとき、現金自動預入支払機20を操作(認証、鍵による開扉、等)し、それによって現金自動預入支払機20(制御部24)は、ステップ324において係員が到着したと判定する。
係員は、現金自動預入支払機20において、印字されたジャーナル(履歴)に印字された障害の内容、顧客識別情報(口座番号、等)、顧客選択(「顧客待ち中」、「顧客不在」、等)を確認する。ステップ326において、係員による現金自動預入支払機20の操作(認証、鍵による開扉、等)に応答して、現金自動預入支払機20(制御部24)はタッチ・パネル28の係員用操作画面204を表示し、さらに「到着通知キー」を表示する。係員は、顧客が不在であることを確認し、「到着通知キー」を押下し、それに応答して、現金自動預入支払機20(制御部24)は、係員の到着通知を監視センタ装置30に送信する。その後、係員は障害を除去し媒体を取り出す。係員は、係員用操作画面204において、預かった媒体、預かり金額、作業終了時刻、等の情報を入力して、現金自動預入支払機20の支店識別情報、現金自動預入支払機識別情報および顧客識別情報(口座番号、等)とともにその入力情報をホスト装置10へ送信するよう操作する。現金自動預入支払機20(制御部24)はその情報をホスト装置10に送信する。
図3Dを参照すると、ホスト装置10(プロセッサ)は、現金自動預入支払機20から顧客識別情報(口座番号、等)、預かった媒体、預かり金額、作業終了時刻、等の情報を受信すると、ステップ416において、顧客識別情報に基づいて顧客情報データベース18を検索し、その支店の利用回数、その支店の最新利用日、等から、その支店の最近の利用頻度が閾値より多いかおよび最新の利用日が所定日数以内か(例えば、過去1年間において利用頻度が月当たり平均2回より多いか、最新の利用が2週間前とそれ以後か(2週間以内か))どうかを判定する。
支店の利用頻度が閾値より多くかつ最新の利用が所定期間以内である場合は、ステップ420において、ホスト装置10(プロセッサ)は、顧客携帯端末50に、媒体を預かった支店名を表す情報を含む電子メールを顧客携帯端末50に送信する。その電子メールは、預かり支店名、預かり日時、お渡し可能日、担当者名、連絡先、預かった媒体の種類、預かった金額、媒体引き渡し可能な支店名、等の情報を含んでいる。ステップ460において、顧客携帯端末50(プロセッサ)は、その受信情報をディスプレイに表示する。
ステップ418において支店の利用頻度が閾値より多くないかまたは最新の利用が所定期間以内でないと判定された場合は、ステップ424において、ホスト装置10(プロセッサ)は、顧客識別情報に基づいて顧客情報データベース18を検索して、顧客の住所および勤務先の住所(場所)に最も近い幾つかの支店名、所定期間以内(例えば過去6ヶ月以内)に利用した記録がある支店名に関する情報を取り出す。ホスト装置10(プロセッサ)は、そのような複数の支店名を、媒体を預かって引き渡すことが可能な支店の選択肢として含む電子メールを顧客携帯端末50に送信する。その電子メールは、預かり日時、お渡し可能日、担当者名、連絡先、預かった媒体の種類、預かった金額、引き渡し可能な複数の支店名(候補の選択肢)、各支店の所在地、各支店の最寄り駅または空港、各支店の利用回数、各支店の最新利用日、等の情報を含んでいる。
ステップ464において、顧客携帯端末50(プロセッサ)は、その受信情報をディスプレイに表示する。顧客は、通勤経路、旅程、最寄りの駅および空港、等から、顧客携帯端末50のキーを操作して媒体を受け取る支店を決定して、決定した支店名を含む返信電子メールを送信し返す。顧客携帯端末50(プロセッサ)は、その電子メールをホスト装置10に送信する。
ステップ432において、ホスト装置10(プロセッサ)は、電子メールを受信すると、顧客携帯端末50に、顧客が選択した媒体を預かる支店名を表す情報を含む電子メールを顧客携帯端末50に送信する。その電子メールは、預かる支店名、預かり日時、お渡し可能日、担当者名、連絡先、預かった媒体の種類、預かった金額、支店の所在地、支店の最寄り駅または空港、等の情報を含んでいる。ステップ470において、顧客携帯端末50(プロセッサ)は、その受信情報をディスプレイに表示する。顧客は、その受信情報に基づいて、後でその支店まで行って媒体を受け取ることができる。
上述の実施形態は、現金自動預入支払機だけでなく、自動販売機、自動券売機、等のような媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置にも適用可能である。
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その各実施形態の構成要素を組み合わせること、その変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
以上の実施例を含む実施形態に関して、さらに以下の付記を開示する。
(付記1) 媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置と、前記自動取引装置にネットワークを介して接続される監視装置およびホスト装置とを含む取引システムであって、
前記自動取引装置は、制御手段、顧客識別情報読み取り手段、表示手段、および入力手段を有し、
前記ホスト装置は、プロセッサと、少なくとも顧客識別情報および電子メール・アドレスを格納した顧客情報データベースとを有し、
前記自動取引装置の前記制御手段は、前記顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された顧客識別情報が読み取られたときに、前記機械的機構による処理を開始させ、
前記自動取引装置の前記制御手段は、顧客によって前記自動取引装置が操作されている期間に前記機械的機構に障害が発生したときに前記監視装置に前記障害を通知し、前記機械的機構から取り出される媒体をその媒体が取り出されしだい前記顧客が直接その場で受け取る第1の選択肢と、前記顧客が前記機械的機構から取り出された媒体を後で受け取る第2の選択肢とを前記表示手段に表示させ、
前記自動取引装置の前記制御手段は、前記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記係員による障害除去の後、前記係員の操作によって入力された媒体に関する情報を前記顧客識別情報とともに前記ホスト装置に送信し、
前記ホスト装置のプロセッサは、前記顧客識別情報に基づいて前記顧客情報データベースを検索して、前記顧客識別情報に対応する電子メール・アドレスおよび前記顧客が利用可能な少なくとも1つの店識別情報を取り出して、前記少なくとも1つの店識別情報を含む電子メールを移動体通信網を介して前記顧客の携帯装置に送信するものであること、
を特徴とする取引システム。
(付記2) 監視装置およびホスト装置にネットワークを介して接続され、媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置であって、
制御手段と、
顧客識別情報読み取り手段と、
表示手段と、
印字手段と、
入力手段と、を具え、
前記制御手段は、前記顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された顧客識別情報が読み取られたときに、前記機械的機構による処理を開始させ、
前記制御手段は、顧客によって前記自動取引装置を操作している期間に前記機械的機構に障害が発生したときに前記監視装置に前記障害を通知し、前記機械的機構から取り出される媒体をその媒体が取り出されしだい前記顧客が直接その場で受け取る第1の選択肢と、前記顧客が前記機械的機構から取り出された媒体を後で受け取る第2の選択肢とを前記表示手段に表示させ、
前記制御手段は、前記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記印字手段に前記第2の選択肢が選択されたことを印字させ、前記係員による障害除去の後、前記係員の操作によって入力された媒体に関する情報を前記顧客識別情報とともに前記ホスト装置に送信するものであること、
を特徴とする自動取引装置。
(付記3) 前記入力手段によって前記第1の選択肢が選択されたとき、前記制御手段は、前記第1の選択肢から前記第2の選択肢への変更が可能であることを表す情報と、前記第2の選択肢とを前記表示手段に表示させるものであることを特徴とする、付記2に記載の自動取引装置。
(付記4) 前記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記制御手段は、前記ホスト装置に、前記第2の選択肢から前記第1の選択肢への変更が可能であることを表す情報を含む電子メールを前記携帯装置へと送信させるものであることを特徴とする、付記2に記載の自動取引装置。
(付記5) 前記第2の選択肢が選択された後で顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された前記顧客識別情報が読み取られたときに、前記制御手段は、前記印字手段に前記第1の選択肢が選択されたことを印字させ、前記携帯装置の電子メール・アドレスの要求を前記ホスト装置に送信するものであることを特徴とする、付記2に記載の自動取引装置。
(付記6) 前記制御手段は、さらに、前記ホスト装置から前記携帯装置の電子メール・アドレスを受信したとき、前記係員の操作に従って前記ホスト装置に、その電子メール・アドレスを有する前記携帯装置に媒体の種類に関する情報を含む電子メールを送信させるものであることを特徴とする、付記5に記載の自動取引装置。
(付記7) 前記ホスト装置のプロセッサは、前記自動取引装置が対応付けられた1つの店識別情報に関連する所定期間における利用頻度が閾値より多い場合には、前記1つの店識別情報を前記電子メールに含ませるものであることを特徴とする、付記1に記載の取引システム。
(付記8) 前記ホスト装置のプロセッサは、前記自動取引装置が対応付けられた1つの店識別情報に関連する所定期間における利用頻度が閾値以下の場合には、前記顧客情報データベースにおける前記顧客の顧客情報に基づいて所定の場所に近いまたは利用歴のある店の前記少なくとも1つの店識別情報を取り出して前記電子メールに含ませるものであることを特徴とする、付記1に記載の取引システム。
(付記9) 監視装置およびホスト装置にネットワークを介して接続され、媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置において用いられるプログラムであって、
前記自動取引装置は、プロセッサと、顧客識別情報読み取り手段と、表示手段と、印字手段と、入力手段と、を具えるものであり、
前記顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された顧客識別情報が読み取られたときに、前記機械的機構による処理を開始させるステップと、
顧客によって前記自動取引装置を操作している期間に前記機械的機構に障害が発生したときに前記監視装置に前記障害を通知し、前記機械的機構から取り出された媒体をその媒体が取り出されしだい前記顧客が直接その場で受け取る第1の選択肢と、前記顧客が前記機械的機構から取り出された媒体を後で受け取る第2の選択肢とを前記表示手段に表示させるステップと、
前記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記印字手段に前記第2の選択肢が選択されたことを印字させ、前記係員による障害除去の後、前記係員の操作によって入力された媒体に関する情報を前記顧客識別情報とともに前記ホスト装置に送信するステップと、
を実行させるよう動作可能なプログラム。
図1は、ネットワーク5を介してホスト装置に接続される現金自動預入支払機の概略的な構成を示している。 図2は、現金自動預入支払機において機械的障害が発生した場合の処理に関係するホスト装置、現金自動預入支払機、監視センタ装置、係員端末および顧客携帯端末の概略的な機能構成を示している。 図3A〜3Dは、現金自動預入支払機において機械的障害が発生した場合の処理に関係するホスト装置、現金自動預入支払機、監視センタ装置および顧客携帯端末によって実行される、現金自動預入支払機で発生した機械的障害に対処するための処理手順を示している。 (図3Aで説明) (図3Aで説明) (図3Aで説明) 図4Aは、表示される顧客用操作画面の例を示している。図4Bは、ステップにおいて表示される顧客用操作画面の例を示している。
符号の説明
10 ホスト装置
18 顧客情報データベース
20 現金自動預入支払機
24 制御部
28 タッチ・パネル
208 レシート・プリンタ
210 ジャーナル・プリンタ
212 携帯端末読取ユニット
32 機械的要素

Claims (4)

  1. 媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置と、前記自動取引装置にネットワークを介して接続される監視装置およびホスト装置とを含む取引システムであって、
    前記自動取引装置は、制御手段、顧客識別情報読み取り手段、表示手段、および入力手段を有し、
    前記ホスト装置は、プロセッサと、少なくとも顧客識別情報および電子メール・アドレスを格納した顧客情報データベースとを有し、
    前記自動取引装置の前記制御手段は、前記顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された顧客識別情報が読み取られたときに、前記機械的機構による処理を開始させ、
    前記自動取引装置の前記制御手段は、顧客によって前記自動取引装置が操作されている期間に前記機械的機構に障害が発生したときに前記監視装置に前記障害を通知し、前記機械的機構から取り出される媒体をその媒体が取り出されしだい前記顧客が直接その場で受け取る第1の選択肢と、前記顧客が前記機械的機構から取り出された媒体を後で受け取る第2の選択肢とを前記表示手段に表示させ、
    前記自動取引装置の前記制御手段は、前記入力手段によって前記第1の選択肢が選択されたとき、前記第1の選択肢から前記第2の選択肢への変更が可能であることを表す情報と、前記第2の選択肢とを前記表示手段に表示させ、
    前記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記自動取引装置の前記制御手段は、前記第2の選択肢が選択されたことを表す情報を前記ホスト装置に送信し、前記ホスト装置のプロセッサは、前記第2の選択肢から前記第1の選択肢への変更が可能であることを表す情報を含む電子メールを前記携帯装置に送信し、
    前記自動取引装置の前記制御手段は、前記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記係員による障害除去の後、前記係員の操作によって入力された媒体に関する情報を前記顧客識別情報とともに前記ホスト装置に送信し、
    前記ホスト装置のプロセッサは、前記顧客識別情報に基づいて前記顧客情報データベースを検索して、前記顧客識別情報に対応する電子メール・アドレスおよび前記顧客が利用可能な少なくとも1つの店識別情報を取り出して、前記少なくとも1つの店識別情報を含む電子メールを移動体通信網を介して前記顧客の携帯装置に送信するものであること、
    を特徴とする取引システム。
  2. 監視装置およびホスト装置にネットワークを介して接続され、媒体を扱う機械的機構を有する自動取引装置であって、
    制御手段と、
    顧客識別情報読み取り手段と、
    表示手段と、
    印字手段と、
    入力手段と、を具え、
    前記制御手段は、前記顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された顧客識別情報が読み取られたときに、前記機械的機構による処理を開始させ、
    前記制御手段は、顧客によって前記自動取引装置を操作している期間に前記機械的機構に障害が発生したときに前記監視装置に前記障害を通知し、前記機械的機構から取り出される媒体をその媒体が取り出されしだい前記顧客が直接その場で受け取る第1の選択肢と、前記顧客が前記機械的機構から取り出された媒体を後で受け取る第2の選択肢とを前記表示手段に表示させ、
    前記入力手段によって前記第1の選択肢が選択されたとき、前記制御手段は、前記第1の選択肢から前記第2の選択肢への変更が可能であることを表す情報と、前記第2の選択肢とを前記表示手段に表示させ、
    前記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記制御手段は、前記ホスト装置に、前記第2の選択肢から前記第1の選択肢への変更が可能であることを表す情報を含む電子メールを前記携帯装置へと送信させ、
    記入力手段によって前記第2の選択肢が選択されたとき、前記制御手段は、前記印字手段に前記第2の選択肢が選択されたことを印字させ、前記係員による障害除去の後、前記係員の操作によって入力された媒体に関する情報を前記顧客識別情報とともに前記ホスト装置に送信するものであること、
    を特徴とする自動取引装置。
  3. 前記第2の選択肢が選択された後で顧客識別情報読み取り手段によって記憶媒体または携帯装置に格納された前記顧客識別情報が読み取られたときに、前記制御手段は、前記印字手段に前記第1の選択肢が選択されたことを印字させ、前記携帯装置の電子メール・アドレスの要求を前記ホスト装置に送信するものであることを特徴とする、請求項2に記載の自動取引装置。
  4. 前記制御手段は、さらに、前記ホスト装置から前記携帯装置の電子メール・アドレスを受信したとき、前記係員の操作に従って前記ホスト装置に、その電子メール・アドレスを有する前記携帯装置に媒体の種類に関する情報を含む電子メールを送信させるものであることを特徴とする、請求項に記載の自動取引装置。
JP2007237496A 2007-09-13 2007-09-13 取引システムおよび自動取引装置 Expired - Fee Related JP5200466B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007237496A JP5200466B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 取引システムおよび自動取引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007237496A JP5200466B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 取引システムおよび自動取引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009070115A JP2009070115A (ja) 2009-04-02
JP5200466B2 true JP5200466B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=40606304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007237496A Expired - Fee Related JP5200466B2 (ja) 2007-09-13 2007-09-13 取引システムおよび自動取引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5200466B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5683864B2 (ja) * 2010-08-10 2015-03-11 グローリー株式会社 貨幣処理装置
JP2013206203A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Seven Bank Ltd 障害対応システム、障害対応方法、プログラムおよび自動取引装置
JP2019036160A (ja) * 2017-08-17 2019-03-07 株式会社 ゆうちょ銀行 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0877277A (ja) * 1994-09-01 1996-03-22 Hokkaido Oki Denki Syst:Kk 自動取引システム
JPH0935129A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
JP4649772B2 (ja) * 2001-05-11 2011-03-16 沖電気工業株式会社 媒体発行システム
JP2003337891A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Oki Electric Ind Co Ltd 顧客受付処理方法
JP2007025954A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置及び自動取引システム
JP2007087317A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置監視システムおよび自動取引装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009070115A (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120305640A1 (en) System And Method For Facilitating Banking Transactions
CN102687165A (zh) 用于处理支付交易收据的系统和方法
JPWO2010089895A1 (ja) 有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法
JP4893049B2 (ja) 自動取引装置監視システムおよび自動取引装置
JP5205215B2 (ja) 窓口呼出装置
JP5200466B2 (ja) 取引システムおよび自動取引装置
JP7028438B2 (ja) 商品販売データ処理装置、システム、及び、プログラム
JP7017705B2 (ja) 商品販売データ処理装置、システム、及び、プログラム
JP2013246771A (ja) 紙葉類取扱装置、紙葉類取扱方法、紙葉類取扱装置を含む自動取引システム
JP2010170421A (ja) 現金自動取引システム、現金自動取引装置及び現金自動取引装置用プログラム
JP2007272377A (ja) 営業店システムおよび営業店端末
JP5003241B2 (ja) 自動取引装置およびそれを用いた受付処理システム
JP5266901B2 (ja) 情報処理端末及び出退勤管理システム
JP2006209265A (ja) 顧客誘導システム
KR20020025122A (ko) 지로공과금 납부자동화 시스템
JP2000251133A (ja) 自動取引システムと自動取引装置
JP7249697B2 (ja) 装置、及び、プログラム
JP6753751B2 (ja) 紙葉類処理システム及び紙葉類処理方法
JP2006031355A (ja) 取り忘れ媒体取り込み通知システム
KR100413343B1 (ko) 바코드를 이용한 지로처리시스템
JP2005316795A (ja) 現金処理システム
JP2019049772A (ja) 情報通信システム、現金処理装置、及び自動取引装置
JP2023060341A (ja) 装置、及び、プログラム
JP2001357207A (ja) 現金引換え票の発行方法および資金移動管理システム
JP4478611B2 (ja) 顧客受付用端末及びその制御プログラム及び顧客受付システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees