JP5199039B2 - 現金処理装置および現金処理システム - Google Patents
現金処理装置および現金処理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5199039B2 JP5199039B2 JP2008296170A JP2008296170A JP5199039B2 JP 5199039 B2 JP5199039 B2 JP 5199039B2 JP 2008296170 A JP2008296170 A JP 2008296170A JP 2008296170 A JP2008296170 A JP 2008296170A JP 5199039 B2 JP5199039 B2 JP 5199039B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cash
- denomination
- unit
- banknotes
- port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D11/00—Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
- G07D11/20—Controlling or monitoring the operation of devices; Data handling
- G07D11/24—Managing the stock of valuable papers
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D11/00—Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
- G07D11/10—Mechanical details
- G07D11/16—Handling of valuable papers
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D11/00—Devices accepting coins; Devices accepting, dispensing, sorting or counting valuable papers
- G07D11/50—Sorting or counting valuable papers
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D2211/00—Paper-money handling devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
1は現金処理装置であり、銀行等の金融機関の営業店の窓口に設置され、その金融機関の係員の操作により紙幣や硬貨等の現金の入金処理や出金処理、および整理計数処理を行うものである。
ここで、入金処理とは現金処理装置1の現金入金口に投入された現金を繰出して計数等し、入出金庫へ収納する処理であり、出金処理とは、入出金庫に収納された現金を繰出して計数等し、現金出金口へ集積させる処理である。また、整理計数処理とは、現金入金口に投入された現金を金種毎に分別して現金出金口へ集積させる処理である。
2は窓口端末(上位装置)であり、金融機関の営業店の窓口に設置され、金融機関の係員の操作を受け付けて現金処理装置1で行う現金の出金処理や入金処理、また整理計数処理等の取引を処理するものである。この窓口端末2はCPU等の演算および制御を行う制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶部、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示部、キーボード等の操作部、顧客が取引内容等を記入した伝票を読み取るスキャナ部、行った取引の内容を通帳や伝票に印刷する通帳伝票プリンタ部、および通信回線4を介して画像データ等の各種データの通信制御を行う通信制御部等を備えるものである。
次に、現金処理装置1の構成を図1の第1の実施例における現金処理装置の構成を示す説明図に基づいて説明する。
12は搬送部であり、ベルトやローラ等で紙幣を挟持して搬送するものである。この搬送部12の詳細は後述する。
14は紙幣収納庫であり、14a〜14dの入出金カセットで構成され、ここでは4個並べて配置しているが、この数に限られるものではなく、運用形態等に応じて少なくとも1つ備えていればよい。
また、入出金カセット14a〜14d内にはそれぞれ昇降可能なステージが設けられており、入出金カセット14a〜14d内に収納される紙幣はこのステージ上に集積され、各ステージは紙幣の収納、繰出しに応じて昇降動作するものとなっている。
なお、一時保留部15は、搬送された紙幣を巻き取る回転ドラムで構成されたものであってもよい。
18はリジェクト部であり、出金取引時および運用カセット17への回収時に鑑別部13で金種不明等のリジェクト紙幣と鑑別された紙幣を収納するリジェクト収納庫である。
ここで、紙幣を搬送する搬送部12を構成する搬送部12a〜12fを説明する。
搬送部12a、搬送部12b、および搬送部12cは、入金口11の分離手段から鑑別部13を経由し、コの字を描くように下方に反転して入出金カセット14a〜14dの上方を通過し、さらに搬送分岐部19を経由して一時保留部15の集積手段に至る経路を形成している。
搬送部12bと搬送部12dは、入出金カセット14a〜14dに対応する各集積繰出し手段から鑑別部13および搬送分岐部19を経由して出金口16の取り込み手段に至る経路を形成するように設けられており、したがって、搬送部12bは双方向に紙幣を搬送することができるようになっている。
搬送部12cと搬送部12dは、一時保留部15の繰出し手段から搬送分岐部19を経由して出金口16の取り込み手段に至る経路を形成している。これにより、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送することができるようになっている。
このような構成を有する本装置において、以下に説明する各部の動作は、各実施例とも図示しないメモリ等の記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御されるものとなっている。また、記憶部は紙幣の搬送等の制御を行うための情報を記憶する。
S1a:窓口端末2の入力手段は、表示手段に表示された取引選択画面から現金処理装置1の入金口11に投入した紙幣を金種毎に分別する整理計数を選択する係員の操作を受付ける。
S2a:「整理計数」選択ボタン311を選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S3a:整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S5a:現金処理装置1の制御部は、入金口11に紙幣が投入されたことを図示しないセンサで検知すると入金口11のシャッタを閉塞させる。
S6a:入金口11のシャッタを閉塞させると現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する。搬送された紙幣は鑑別部13で正損、金種が鑑別され、現金処理装置1の制御部は、整理計数を行うことを指示する通知を受信した後、正券であり金種が鑑別された最初の紙幣を搬送部12により一時保留部15へ搬送するとともにその金種を記憶部に記憶させる。なお、偽券や損券と鑑別、または金種が鑑別できない紙幣や搬送異常と鑑別された紙幣等はリジェクト紙幣として搬送部12により出金口16へ搬送される。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15へ搬送して集積し、一方最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と異なる金種の紙幣やリジェクト紙幣を出金口16へ搬送することにより、一時保留部15に同一の金種の紙幣を集積することができる。
S8a:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に搬送されて集積された紙幣の有無を判定し、出金口16に紙幣が集積されている場合、その紙幣を受取らせる処理を行うため処理をS9aへ移行し、出金口16に紙幣が集積されていない場合、処理をS12aへ移行する。
S11a:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞する。
S12a:係員は、窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により完了を指示する操作を行い、窓口端末2の入力手段はその操作を受付け、窓口端末2は現金処理装置1へ一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を通知する。
S14a、S15a:一時保留部15のすべての紙幣を出金口16へ搬送すると現金処理装置1の制御部は、出金口16のシャッタを開放し、出金口16に集積された紙幣、すなわち分別された紙幣を係員に受取らせる。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から同一の金種の紙幣を分別することができるようになる。
例えば、万円券、五千円券、二千円券、および千円券が混在している紙幣の束から最初に万円券を分別し、次に万円券が分別された残りの五千円券、二千円券、および千円券が混在している紙幣の束から千円券を分別し、次に万円券および千円券が分別された残りの五千円券、および二千円券が混在している紙幣の束から五千円券を分別することにより、万円券、五千円券、二千円券、および千円券毎に分別することができる。
また、金融機関の窓口の後方に設置された現金整理装置を使用することなく、窓口に設置された現金処理装置で整理計数処理を行うようにしたことにより、金融機関における業務の効率を向上させることができ、窓口の顧客を待たせる時間を短縮させることができるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
S1b:窓口端末2の入力手段は、表示手段に表示された取引選択画面から現金処理装置1の入金口11に投入した紙幣を金種毎に連続して分別する連続整理計数を選択する係員の操作を受付ける。
S2b:「連続整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は連続整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S3b:連続整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S5b:分別する紙幣の束が存在する場合、係員は、シャッタが開放された入金口11に紙幣を投入するものとする。投入される紙幣は、例えば万円券、五千円券、千円券等の金種が混在したものとする。
S12b:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞して処理をS3bへ移行する。なお、S9bにおいて出金口16に紙幣が集積されていない場合も処理をS3bへ移行する。
S13b:S4bにおいて、分別する紙幣がなくなった場合、係員は窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により完了を指示する操作を行い、窓口端末2の入力手段はその操作を受付け、窓口端末2は現金処理装置1へ一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を通知する。
S14b:現金処理装置1の制御部は、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を窓口端末2から受信すると入金口11のシャッタを閉塞させる。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積する処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、一度に入金口11に投入することができない多量の紙幣を複数回に分けて入金口11へ投入して金種が混在している紙幣の束から万円券、五千円券、二千円券、または千円券の紙幣を分別することができるようになる。
第3の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
S1c:図4におけるS1aと同様なのでその説明を省略する。
S2c:「整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数する紙幣の枚数を整理枚数として入力するための整理枚数入力画面を表示手段に表示する。この整理枚数入力画面は、例えば図10に示すように入力された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101が設けられたものである。
係員は表示された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101に表示された整理枚数を確認し、整理計数動作を開始させるための実行ボタン102を選択するものとする。
S4c:枚数指定整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S6c:現金処理装置1の制御部は、入金口11に紙幣が投入されたことを図示しないセンサで検知すると入金口11のシャッタを閉塞させる。
S7c:入金口11のシャッタを閉塞させると現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する。搬送された紙幣は鑑別部13で正損、金種が鑑別され、現金処理装置1の制御部は、枚数指定整理計数を行うことを指示する通知を受信した後、正券であり金種が鑑別された最初の紙幣を搬送部12により一時保留部15へ搬送するとともにその金種を記憶部に記憶させる。なお、偽券や損券と鑑別、または金種が鑑別できない紙幣や搬送異常と鑑別された紙幣等はリジェクト紙幣として搬送部12により出金口16へ搬送される。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15へ搬送して集積し、一方最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と異なる金種の紙幣やリジェクト紙幣を出金口16へ搬送することにより、一時保留部15に同一の金種の紙幣を集積することができる。
このように入力された整理枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から入力された整理枚数と同一の金種の紙幣を分別することができるようになる。
以上説明したように、第3の実施例では、第1の実施例の効果に加え、入力された整理枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口へ搬送して受取ることができるようにしたことにより、所定の枚数の紙幣の束に分別することができるという効果が得られる。
第4の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
S1d:図7におけるS1bと同様なのでその説明を省略する。
S2d:「連続整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数する紙幣の枚数を整理枚数として入力するための整理枚数入力画面を表示手段に表示する。この整理枚数入力画面は、例えば図10に示すように入力された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101が設けられたものである。
係員は表示された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101に表示された整理枚数を確認し、整理計数動作を開始させるための実行ボタン102を選択するものとする。
S3d:実行ボタン102の選択を入力手段で受付けた窓口端末2は入力された整理枚数に基づいて整理計数する枚数指定連続整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S5d:分別する紙幣の束が存在する場合、係員はその紙幣の束を入金口11へ投入するため処理をS6dへ移行し、一方分別する紙幣の束がなくなった場合、分別した紙幣を受取るため処理をS21dへ移行する。
S7d〜S13d:図9におけるS6c〜S12cと同様なのでその説明を省略する。
S14d:窓口端末2は、現金処理装置1が指定された整理枚数の紙幣を計数して一時保留部15へ搬送した場合、処理をS15dへ移行し、現金処理装置1が入金口11に投入されたすべての紙幣を一時保留部15または出金口16へ搬送した場合、すなわち整理枚数に達する前に入金口11に投入されたすべての紙幣を整理計数した場合、処理をS4dへ移行して分別する紙幣の投入を受付ける。
S16d〜S19d:図9におけるS14c〜S17cと同様なのでその説明を省略する。
S20d:現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された未計数の紙幣の存否を判定し、存在する場合、処理をS8dへ戻して入金口11に投入された未計数の紙幣の整理計数を継続する。一方、入金口11に投入された未計数の紙幣が存在しない場合、処理をS4dへ移行して分別する紙幣の投入を受付ける。
このように入力された整理枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにする処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から入力された整理枚数と同一の金種の紙幣を連続して分別することができるようになる。
第5の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
S1e:窓口端末2の入力手段は、表示手段に表示された取引選択画面から現金処理装置1の入金口11に投入した紙幣を金種毎に連続して分別する連続整理計数を選択する係員の操作を受付ける。
S2e:「連続整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数する紙幣の金種を入力するための金種入力画面を表示手段に表示する。この金種入力画面は、例えば図15に示すように整理計数する紙幣の金種を指定するための選択ボタン105が設けられたものである。
係員は選択された金種を確認し、整理計数動作を開始させるための実行ボタン102を選択するものとする。
S4e:金種指定連続整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、窓口端末2で入力された金種を記憶部に記憶させるとともに入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S6e:分別する紙幣の束が存在する場合、係員は、シャッタが開放された入金口11に紙幣を投入するものとする。投入される紙幣は、例えば万円券、五千円券、千円券等の金種が混在したものとする。
S8e:入金口11のシャッタを閉塞させると現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する。搬送された紙幣は鑑別部13で正損、金種が鑑別され、現金処理装置1の制御部は、正券であり金種が指定された金種の紙幣(鑑別部13で鑑別された金種と記憶部に記憶した金種とを比較し、一致する紙幣)を搬送部12により一時保留部15へ搬送する。なお、偽券や損券と鑑別、または金種が鑑別できない紙幣や搬送異常と鑑別された紙幣等はリジェクト紙幣として搬送部12により出金口16へ搬送される。
S9e:入金口11に投入された紙幣をすべて分離して搬送部12へ繰出して搬送すると現金処理装置1の制御部は、鑑別部13により一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額等を画面として操作表示部20に表示する。この画面は、例えば「整理計数結果 金種:5,000券 枚数:100枚 金額:500,000円 金種:2,000券 枚数:200枚 金額:400,000円」として一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示するものである。
S11e、S12e:出金口16に紙幣が集積されている場合、現金処理装置1の制御部は、出金口16のシャッタを開放し、出金口16に集積された紙幣を係員に受取らせる。
S14e:係員は、窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により返却を指示する操作を行うものとする。窓口端末2の表示手段に表示される画面は、例えば図16に示すように分別された紙幣の金種、枚数、金額であり、係員は累計された金種、枚数、金額を確認して返却ボタン104を選択する操作を行う。
S15e:現金処理装置1の制御部は、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を窓口端末2から受信すると一時保留部15に集積されたすべての紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12により出金口16へ搬送する。
S18e:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞し、処理を4eへ移行して分別する紙幣の投入を受付ける。
窓口端末2の表示手段に表示される画面は、例えば図16に示すように一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示し、また完了を指示するための完了ボタン61を表示するものである。
このように入力された金種と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにする処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から入力された金種と同一の金種の紙幣を連続して分別することができるようになる。
また、第2の実施例や第4の実施例と同様に、入金口11に追加して投入される紙幣を受付けるようにし、指定された金種と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積する処理を連続して繰り返して行うようにしてもよい。
また、一度に入金口に投入することができない多量の紙幣を所定の枚数の紙幣の束に分別することができるという効果が得られる。
また、金融機関の窓口に設置される現金処理装置を使用するものとして説明したが、本発明は、紙幣の出金口をひとつしか有しない現金自動預払機等にも適用することができる。
またさらに、現金整理装置を小型化することにより、大型な現金整理装置を導入できないスーパーマーケット等の小売店でも現金整理装置を導入することができるようになる。
2 窓口端末
3 ホストコンピュータ
4 通信回線
11 入金口
12 搬送部
13 鑑別部
14 紙幣収納庫
15 一時保留部
16 出金口
17 運用カセット
18 リジェクト部
19 搬送分岐部
20 操作表示部
Claims (10)
- 現金の投入を受付ける入金口と、該入金口から投入された現金を分離して搬送する搬送部と、該搬送部で搬送される現金の金種を鑑別する鑑別部と、放出する現金を蓄積する出金口とを有する現金処理装置において、
入金口から搬送部で搬送された現金を一時蓄積する一時保留部と、
入金口から搬送部で搬送された現金または前記一時保留部から搬送部で搬送された現金を蓄積する前記出金口と、
現金の金種を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された金種と前記入金口から搬送部で搬送されたそれぞれの現金の金種とを比較し、金種が一致する現金を前記一時保留部へ、金種が一致しない現金を前記出金口へ搬送し、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送する制御部とを設け、
前記入金口に投入された現金から前記記憶部に記憶された金種に一致する金種の現金を分別して前記出金口へ搬送し、放出するようにしたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1の現金処理装置において、
前記一時保留部に蓄積する現金の枚数を入力する操作を受付ける入力手段を設け、
前記制御部は、前記一時保留部に蓄積した現金の枚数が前記入力手段で入力された枚数に達したとき、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送するようにしたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1または請求項2の現金処理装置において、
前記記憶部に記憶する金種を、前記入金口から搬送され、金種が最初に鑑別された現金の金種としたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1または請求項2の現金処理装置において、
現金の金種を選択する操作を受付ける選択部を設け、
前記記憶部に記憶する金種を、前記選択部で選択された現金の金種としたことを特徴とする現金処理装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項の現金処理装置において、
前記入金口に投入されたすべての現金を分離して搬送した後、前記入金口に追加して投入される現金を受付けるようにしたことを特徴とする現金処理装置。 - 係員の操作を受付ける上位装置と、現金の投入を受付ける入金口と、該入金口から投入された現金を分離して搬送する搬送部と、該搬送部で搬送される現金の金種を鑑別する鑑別部と、放出する現金を蓄積する出金口とを有し、前記上位装置からの指示を受信して動作する現金処理装置とからなる現金処理システムにおいて、
前記現金処理装置に、
入金口から搬送部で搬送された現金を一時蓄積する一時保留部と、
入金口から搬送部で搬送された現金または前記一時保留部から搬送部で搬送された現金を蓄積する前記出金口と、
現金の金種を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された金種と前記入金口から搬送部で搬送されたそれぞれの現金の金種とを比較し、金種が一致する現金を前記一時保留部へ、金種が一致しない現金を前記出金口へ搬送し、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送する制御部とを設け、
前記現金処理装置が、前記入金口に投入された現金から前記記憶部に記憶された金種に一致する金種の現金を分別して前記出金口へ搬送し、放出するようにしたことを特徴とする現金処理システム。 - 請求項6の現金処理システムにおいて、
前記上位装置に、
前記一時保留部に蓄積する現金の枚数を入力する操作を受付ける入力手段を設け、
前記現金処理装置は、前記入力手段で入力された現金の枚数を前記上位装置から受信し、前記一時保留部に蓄積した現金の枚数が前記枚数に達したとき、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送するようにしたことを特徴とする現金処理システム。 - 請求項6または請求項7の現金処理システムにおいて、
前記記憶部に記憶する金種を、前記入金口から搬送され、金種が最初に鑑別された現金の金種としたことを特徴とする現金処理システム。 - 請求項6または請求項7の現金処理システムにおいて、
前記上位装置に、
現金の金種を選択する操作を受付ける選択部を設け、
前記記憶部に記憶する金種を、前記上位装置から受信した前記選択部で選択された現金の金種としたことを特徴とする現金処理システム。 - 請求項6から請求項9のいずれか1項の現金処理システムにおいて、
前記現金処理装置は、前記入金口に投入されたすべての現金を分離して搬送した後、前記入金口に追加して投入される現金を受付けるようにしたことを特徴とする現金処理システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296170A JP5199039B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | 現金処理装置および現金処理システム |
KR1020090044020A KR101032279B1 (ko) | 2008-11-19 | 2009-05-20 | 현금 처리 장치 및 현금 처리 시스템 |
CN2009101516558A CN101739746B (zh) | 2008-11-19 | 2009-07-20 | 现金处理装置以及现金处理系统 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008296170A JP5199039B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | 現金処理装置および現金処理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010122922A JP2010122922A (ja) | 2010-06-03 |
JP5199039B2 true JP5199039B2 (ja) | 2013-05-15 |
Family
ID=42280515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008296170A Expired - Fee Related JP5199039B2 (ja) | 2008-11-19 | 2008-11-19 | 現金処理装置および現金処理システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5199039B2 (ja) |
KR (1) | KR101032279B1 (ja) |
CN (1) | CN101739746B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102122405A (zh) * | 2011-01-05 | 2011-07-13 | 深圳市怡化电脑有限公司 | 自助存取款机及其加钞方法 |
JP5821585B2 (ja) * | 2011-12-05 | 2015-11-24 | 沖電気工業株式会社 | 紙幣処理装置 |
CN103295314A (zh) * | 2012-02-28 | 2013-09-11 | 光荣株式会社 | 兑换机以及货币处理方法 |
JP6027785B2 (ja) * | 2012-06-19 | 2016-11-16 | グローリー株式会社 | 紙幣処理装置 |
KR101471754B1 (ko) * | 2013-05-09 | 2014-12-11 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 금융기기 및 그의 제어방법 |
KR101527651B1 (ko) * | 2013-11-21 | 2015-06-10 | 노틸러스효성 주식회사 | 매체 처리 장치 |
CN104268982B (zh) * | 2014-09-01 | 2017-07-28 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 便于清分处理的现金存取款机 |
CN105243724B (zh) * | 2015-11-06 | 2018-03-02 | 苏州少士电子科技有限责任公司 | 一种多功能硬币清分机 |
CN106710066A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-24 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 一种控制纸币传输的方法及装置 |
KR102109030B1 (ko) | 2018-10-12 | 2020-05-19 | 주식회사 이노스 | 동일 반송계를 구비한 현금 입출금장치 |
CN110390777A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-10-29 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 货币交易方法、装置、计算机可读存储介质及终端设备 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2624923B2 (ja) * | 1992-04-22 | 1997-06-25 | ローレルバンクマシン株式会社 | 紙幣計数処理装置 |
JPH0660246A (ja) * | 1992-08-11 | 1994-03-04 | Hitachi Inf Syst Ltd | 窓口用紙幣入出金機 |
JP3414776B2 (ja) * | 1992-12-21 | 2003-06-09 | グローリー工業株式会社 | 紙幣入出金方法および入出金機 |
JP3562093B2 (ja) * | 1996-01-12 | 2004-09-08 | オムロン株式会社 | 媒体処理装置 |
JP3902402B2 (ja) * | 2000-12-25 | 2007-04-04 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 現金自動取引装置 |
JP4068422B2 (ja) * | 2002-09-13 | 2008-03-26 | グローリー株式会社 | 売上金入金処理装置 |
JP4559697B2 (ja) * | 2002-10-24 | 2010-10-13 | グローリー株式会社 | 循環式紙幣入出金機 |
JP4626273B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2011-02-02 | 沖電気工業株式会社 | 現金処理装置 |
JP4497033B2 (ja) * | 2005-06-21 | 2010-07-07 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | 自動販売機 |
-
2008
- 2008-11-19 JP JP2008296170A patent/JP5199039B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-05-20 KR KR1020090044020A patent/KR101032279B1/ko active IP Right Grant
- 2009-07-20 CN CN2009101516558A patent/CN101739746B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20100056345A (ko) | 2010-05-27 |
KR101032279B1 (ko) | 2011-05-06 |
CN101739746A (zh) | 2010-06-16 |
CN101739746B (zh) | 2012-06-27 |
JP2010122922A (ja) | 2010-06-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5199039B2 (ja) | 現金処理装置および現金処理システム | |
RU2579338C2 (ru) | Устройство обработки банкнот | |
RU2573365C2 (ru) | Устройство обработки банкнот | |
JP5503982B2 (ja) | 有価媒体処理装置及び有価媒体処理方法 | |
JP5365344B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP5191760B2 (ja) | 貨幣取引装置 | |
JP5087889B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP5309458B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP5336069B2 (ja) | 紙幣入出金機 | |
JP4894324B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP5480040B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP4534728B2 (ja) | 現金処理装置 | |
US9424704B2 (en) | Information processing device, cash processing terminal, and information processing system | |
JP3793940B2 (ja) | 現金処理装置およびその入金処理方法 | |
JP4184933B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP5245207B2 (ja) | 入出金処理装置 | |
JP2014115762A (ja) | 自動取引装置 | |
JP3578591B2 (ja) | 入出金装置の精査システム | |
JP2020004228A (ja) | 貨幣処理装置及び貨幣処理システム | |
JP5286160B2 (ja) | 現金処理機 | |
JP2012088757A (ja) | 現金処理装置 | |
JP3365543B2 (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JP4144278B2 (ja) | 現金処理装置 | |
JP2017215886A (ja) | 貨幣処理システム | |
JP2017134444A (ja) | 現金処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5199039 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |