JP5199039B2 - 現金処理装置および現金処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関の窓口に設置され、紙幣の入出金処理を行う現金処理装置および現金処理システムに関し、特に複数の紙幣を金種毎に分別する現金処理装置および現金処理システムに関する。
従来の現金処理装置および現金処理システムは、金融機関の係員により入金する紙幣の投入を受付けるテラー入金口および出金する紙幣を係員に受け渡すテラー出金口を1つずつ備え、また顧客により入金する紙幣の投入を受付ける顧客入金口および出金する紙幣を顧客に受け渡す顧客出金口を1つずつ備え、テラー入金口または顧客入金口の投入された紙幣を計数し、その紙幣を紙幣収納庫に搬送して収納する入金処理および紙幣収納庫に収納された紙幣を計数し、その紙幣をテラー出金口または顧客出金口へ搬送して放出する出金処理を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−60246号公報(段落「0007」〜段落「0008」、図3)
しかしながら、上述した従来の技術においては、出金口が2箇所しかないため、万円券、五千円券、二千円券、および千円券などの3金種以上が混在した複数の紙幣を金種毎に分別することができず、金融機関の支店等で渉外活動を終えた営業担当者等が持ち帰った大量の紙幣を金種毎に分別する場合、支店等の窓口の後方に設置された現金整理装置で紙幣を金種毎に分別する必要があるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、金融機関の窓口に設置された現金処理機で複数の金種が混在した紙幣を金種毎に分別できるようにすることを目的とする。
そのため、本発明による現金処理装置は、現金の投入を受付ける入金口と、該入金口から投入された現金を分離して搬送する搬送部と、該搬送部で搬送される現金の金種を鑑別する鑑別部と、放出する現金を蓄積する出金口とを有する現金処理装置において、入金口から搬送部で搬送された現金を一時蓄積する一時保留部と、入金口から搬送部で搬送された現金または前記一時保留部から搬送部で搬送された現金を蓄積する前記出金口と、現金の金種を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された金種と前記入金口から搬送部で搬送されたそれぞれの現金の金種とを比較し、金種が一致する現金を前記一時保留部へ、金種が一致しない現金を前記出金口へ搬送し、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送する制御部とを設け、前記入金口に投入された現金から前記記憶部に記憶された金種に一致する金種の現金を分別して前記出金口へ搬送し、放出するようにしたことを特徴とする。
また、本発明による現金処理システムは、係員の操作を受付ける上位装置と、現金の投入を受付ける入金口と、該入金口から投入された現金を分離して搬送する搬送部と、該搬送部で搬送される現金の金種を鑑別する鑑別部と、放出する現金を蓄積する出金口とを有し、前記上位装置からの指示を受信して動作する現金処理装置とからなる現金処理システムにおいて、前記現金処理装置に、入金口から搬送部で搬送された現金を一時蓄積する一時保留部と、入金口から搬送部で搬送された現金または前記一時保留部から搬送部で搬送された現金を蓄積する前記出金口と、現金の金種を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された金種と前記入金口から搬送部で搬送されたそれぞれの現金の金種とを比較し、金種が一致する現金を前記一時保留部へ、金種が一致しない現金を前記出金口へ搬送し、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送する制御部とを設け、前記現金処理装置が、前記入金口に投入された現金から前記記憶部に記憶された金種に一致する金種の現金を分別して前記出金口へ搬送し、放出するようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、金融機関の窓口に設置された現金処理機で複数の金種が混在した現金を金種毎に分別できるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による現金処理装置および現金処理システムの実施例を説明する。
図2は第1の実施例における現金処理システムの構成を示すブロック図である。
1は現金処理装置であり、銀行等の金融機関の営業店の窓口に設置され、その金融機関の係員の操作により紙幣や硬貨等の現金の入金処理や出金処理、および整理計数処理を行うものである。
ここで、入金処理とは現金処理装置1の現金入金口に投入された現金を繰出して計数等し、入出金庫へ収納する処理であり、出金処理とは、入出金庫に収納された現金を繰出して計数等し、現金出金口へ集積させる処理である。また、整理計数処理とは、現金入金口に投入された現金を金種毎に分別して現金出金口へ集積させる処理である。
現金処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御を行う制御部、半導体メモリ等の記憶部、液晶ディスプレイ等の表示手段および操作キーやタッチパネル等の入力手段を備えた操作表示部、および通信回線4を介して通信制御を行う通信制御部等を備え、窓口端末からの指示に基づいて現金の入金処理や出金処理、および整理計数処理を行う。
なお、本実施例では、現金処理装置1は紙幣の入金処理や出金処理、および整理計数処理を行うものとして説明し、その詳細は後述する。
2は窓口端末(上位装置)であり、金融機関の営業店の窓口に設置され、金融機関の係員の操作を受け付けて現金処理装置1で行う現金の出金処理や入金処理、また整理計数処理等の取引を処理するものである。この窓口端末2はCPU等の演算および制御を行う制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶部、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示部、キーボード等の操作部、顧客が取引内容等を記入した伝票を読み取るスキャナ部、行った取引の内容を通帳や伝票に印刷する通帳伝票プリンタ部、および通信回線4を介して画像データ等の各種データの通信制御を行う通信制御部等を備えるものである。
3はホストコンピュータであり、金融機関の事務センタ等に設置され、顧客の口座毎の口座残高等を記憶するデータベースを備えたものである。このホストコンピュータ3は、CPU、MPU等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信回線4を介して通信を行う通信手段等を備え、窓口端末2との間で入金、出金、振込等の取引電文の送受信を行い顧客の口座の残高不足等が発生しないことをデータベースに問い合わせて確認し、顧客の取引を成立させるか否かを判定するものである。
このように現金処理システムは現金処理装置1、窓口端末2、およびホストコンピュータ3等で構成され、現金処理装置1と窓口端末2、窓口端末2とホストコンピュータ3はそれぞれ通信回線4を介して通信可能に接続されている。
次に、現金処理装置1の構成を図1の第1の実施例における現金処理装置の構成を示す説明図に基づいて説明する。
図1において、11は入金口であり、入金処理または整理計数処理時に係員の操作により紙幣の投入を受付ける部位である。この入金口11に投入された紙幣は分離手段により1枚ずつ分離されて装置内に送り込まれるようになっている。なお、入金口11には、その開口部を開閉するシャッタが設けられている。
12は搬送部であり、ベルトやローラ等で紙幣を挟持して搬送するものである。この搬送部12の詳細は後述する。
13は鑑別部であり、搬送部12に配置され、搬送される紙幣の真偽、金種(万円券、五千円券、二千円券、および千円券)、正損、表裏の鑑別を行うと共に、重送、連鎖、斜行等の搬送異常の検知、および金種が確定した紙幣の計数を行う機能を有している。
14は紙幣収納庫であり、14a〜14dの入出金カセットで構成され、ここでは4個並べて配置しているが、この数に限られるものではなく、運用形態等に応じて少なくとも1つ備えていればよい。
入出金カセット14a〜14dにはそれぞれ上部一端に紙幣の取り込みおよび繰出し用の開口部が形成されており、各々の開口部には入出金カセット14a〜14d内に紙幣を1枚ずつ送り込んで集積させると共に入出金カセット14a〜14d内から紙幣を1枚ずつ分離して繰出す複数のローラから成る集積繰出し手段が設けられている。
また、入出金カセット14a〜14d内にはそれぞれ昇降可能なステージが設けられており、入出金カセット14a〜14d内に収納される紙幣はこのステージ上に集積され、各ステージは紙幣の収納、繰出しに応じて昇降動作するものとなっている。
15は入金口11から搬送部12で搬送された紙幣を一時蓄積する一時保留部であり、入金処理や整理計数処理時の紙幣の搬送方向における鑑別部13の下流側に配置され、上部に紙幣取り込み口を有し、この取り込み口と同じ側の下部に繰出し口を有している。そして一時保留部15内には紙幣を取り込むための複数のローラから成る取り込み手段と、紙幣を一枚ずつ分離して繰出す複数のローラから成る繰出し手段が前記取り込み口と繰出し口に対応して設けられている。
この一時保留部15は、入金処理時に鑑別部13で入金可能と鑑別された紙幣を、入金が確定するまで一時保留し、また整理計数処理時に鑑別部13で正券と鑑別され、金種毎に分別する紙幣を一時保留するために用いられる。
なお、一時保留部15は、搬送された紙幣を巻き取る回転ドラムで構成されたものであってもよい。
16は放出する現金を蓄積する出金口であり、出金処理時に紙幣収納庫14から搬送部12により搬送され、鑑別部13で計数された紙幣を集積し、また整理計数処理時に一時保留部15に保留された紙幣を搬送部12により搬送して集積し、その紙幣を係員に渡すための部位である。なお、出金口16には、その開口部を開閉するシャッタが設けられている。
17は運用カセットであり、現金処理装置1に対して着脱可能に設けられている。この運用カセット17は、入出金カセット14a〜14dに対して紙幣の補充および該入出金カセット14a〜14dから紙幣の回収を行うために使用される一括収納部であるが、本発明とは直接関係がないのでその詳細については説明を省略する。
18はリジェクト部であり、出金取引時および運用カセット17への回収時に鑑別部13で金種不明等のリジェクト紙幣と鑑別された紙幣を収納するリジェクト収納庫である。
19は搬送分岐部であり、環状に形成された搬送路に搬送先を切り替える複数の切替弁が設けられ、その切替弁を制御することにより搬送部12で搬送される紙幣の搬送先を切り替えることができるようになっている。
ここで、紙幣を搬送する搬送部12を構成する搬送部12a〜12fを説明する。
搬送部12a、搬送部12b、および搬送部12cは、入金口11の分離手段から鑑別部13を経由し、コの字を描くように下方に反転して入出金カセット14a〜14dの上方を通過し、さらに搬送分岐部19を経由して一時保留部15の集積手段に至る経路を形成している。
搬送部12cと搬送部12bは、一時保留部15の繰出し手段から搬送分岐部19および鑑別部13を経由し、コの字を描くように下方に反転して入出金カセット14a〜14dに対応する各集積繰出し手段に至る経路を形成している。
搬送部12bと搬送部12dは、入出金カセット14a〜14dに対応する各集積繰出し手段から鑑別部13および搬送分岐部19を経由して出金口16の取り込み手段に至る経路を形成するように設けられており、したがって、搬送部12bは双方向に紙幣を搬送することができるようになっている。
なお、搬送部12a、搬送部12b、および搬送部12dは、入金口11の分離手段から鑑別部13および搬送分岐部19を経由して出金口16の取り込み手段に至る経路を形成している。
搬送部12cと搬送部12dは、一時保留部15の繰出し手段から搬送分岐部19を経由して出金口16の取り込み手段に至る経路を形成している。これにより、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送することができるようになっている。
また、搬送部12eと搬送部12bは、紙幣の補充時に運用カセット17から搬送分岐部19および鑑別部13を経て入出金カセット14a〜14dに対応する各集積繰出し手段に至る補充経路、紙幣の回収時に搬送分岐部19および鑑別部13を経て入出金カセット14a〜14dに対応する各集積繰出し手段から運用カセット17に至る回収経路を形成している。
なお、搬送部12fは、搬送部12bの終端の搬送分岐部19からリジェクト部18の紙幣取り込み口に至る経路を形成している。
このような構成を有する本装置において、以下に説明する各部の動作は、各実施例とも図示しないメモリ等の記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御されるものとなっている。また、記憶部は紙幣の搬送等の制御を行うための情報を記憶する。
上述した構成の作用を図4の第1の実施例における整理計数処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1a:窓口端末2の入力手段は、表示手段に表示された取引選択画面から現金処理装置1の入金口11に投入した紙幣を金種毎に分別する整理計数を選択する係員の操作を受付ける。
この取引選択画面は、例えば図3に示すように現金処理装置1で行う取引を選択するための「整理計数」選択ボタン311、「入金」、「出金」、「計数」、「補充」、「回収」等の各選択ボタンを表示するように構成され、また現金処理装置1内に収納されている紙幣の有り高としての装置内紙幣残高を10,000円券、5,000円券、2,000円券、1,000円券毎に表示し、またその合計の残高を表示するように構成されている。
係員の操作により取引選択画面31の「整理計数」選択ボタン311が選択されるものとし、窓口端末2の入力手段は、その操作を受付ける。
S2a:「整理計数」選択ボタン311を選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S3a:整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S4a:係員は、シャッタが開放された入金口11に紙幣を投入するものとする。投入される紙幣は、例えば万円券、五千円券、千円券等の金種が混在したものとする。
S5a:現金処理装置1の制御部は、入金口11に紙幣が投入されたことを図示しないセンサで検知すると入金口11のシャッタを閉塞させる。
S6a:入金口11のシャッタを閉塞させると現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する。搬送された紙幣は鑑別部13で正損、金種が鑑別され、現金処理装置1の制御部は、整理計数を行うことを指示する通知を受信した後、正券であり金種が鑑別された最初の紙幣を搬送部12により一時保留部15へ搬送するとともにその金種を記憶部に記憶させる。なお、偽券や損券と鑑別、または金種が鑑別できない紙幣や搬送異常と鑑別された紙幣等はリジェクト紙幣として搬送部12により出金口16へ搬送される。
現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する動作を入金口11に投入された紙幣がなくなるまで継続し、正券であり金種が鑑別された最初の紙幣と同じ金種の紙幣、すなわち記憶部に記憶しておいた金種と同一の金種の紙幣(鑑別部13で鑑別された金種と記憶部に記憶した金種とを比較し、一致する紙幣)を搬送部12により一時保留部15へ搬送し、また金種が鑑別された最初の紙幣と金種が異なる紙幣やリジェクト紙幣は搬送部12により出金口16へ搬送する。
例えば、入金口11に投入された紙幣が万円券、五千円券、二千円券、および千円券が混在した紙幣の束であり、最初に正券であり金種が鑑別された紙幣が万円券である場合、万円券と鑑別された紙幣が一時保留部15へ搬送されて集積され、万円券以外の五千円券、二千円券、および千円券と鑑別された紙幣は出金口16へ搬送されて集積される。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15へ搬送して集積し、一方最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と異なる金種の紙幣やリジェクト紙幣を出金口16へ搬送することにより、一時保留部15に同一の金種の紙幣を集積することができる。
S7a:入金口11に投入された紙幣をすべて分離して搬送部12へ繰出して搬送すると現金処理装置1の制御部は、鑑別部13により一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額等を画面として操作表示部20に表示する。この画面は、例えば図5に示すように「整理計数結果 金種:10,000券 枚数:150枚 金額:1,500,000円」として一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示するものである。
また、窓口端末2は、現金処理装置1から一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額等を受信し、その紙幣の金種、枚数、金額等を画面として表示手段に表示する。この画面は、例えば図6に示すように10,000券の欄に「150枚 1,500,000円」として一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示するものである。
S8a:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に搬送されて集積された紙幣の有無を判定し、出金口16に紙幣が集積されている場合、その紙幣を受取らせる処理を行うため処理をS9aへ移行し、出金口16に紙幣が集積されていない場合、処理をS12aへ移行する。
S9a、S10a:出金口16に紙幣が集積されている場合、現金処理装置1の制御部は、出金口16のシャッタを開放し、出金口16に集積された紙幣を係員に受取らせる。
S11a:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞する。
S12a:係員は、窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により完了を指示する操作を行い、窓口端末2の入力手段はその操作を受付け、窓口端末2は現金処理装置1へ一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を通知する。
S13a:現金処理装置1の制御部は、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を窓口端末2から受信すると一時保留部15に集積されたすべての紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12により出金口16へ搬送する。
S14a、S15a:一時保留部15のすべての紙幣を出金口16へ搬送すると現金処理装置1の制御部は、出金口16のシャッタを開放し、出金口16に集積された紙幣、すなわち分別された紙幣を係員に受取らせる。
S16a:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞し、整理計数処理を終了する。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から同一の金種の紙幣を分別することができるようになる。
なお、上述した整理計数処理を繰り返すことにより、金種が混在している紙幣の束から万円券、五千円券、二千円券、または千円券毎に紙幣を分別することができるようになる。
例えば、万円券、五千円券、二千円券、および千円券が混在している紙幣の束から最初に万円券を分別し、次に万円券が分別された残りの五千円券、二千円券、および千円券が混在している紙幣の束から千円券を分別し、次に万円券および千円券が分別された残りの五千円券、および二千円券が混在している紙幣の束から五千円券を分別することにより、万円券、五千円券、二千円券、および千円券毎に分別することができる。
以上説明したように、第1の実施例では、最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部に蓄積した後、出金口へ搬送して受取ることができるようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から同一の金種の紙幣を分別することができるという効果が得られる。
また、金融機関の窓口の後方に設置された現金整理装置を使用することなく、窓口に設置された現金処理装置で整理計数処理を行うようにしたことにより、金融機関における業務の効率を向上させることができ、窓口の顧客を待たせる時間を短縮させることができるという効果が得られる。
さらに、金融機関は、窓口の業務として顧客が持参する店舗等の売上金等を整理計数することが可能になり、顧客へのサービスを向上させることができるとともに手数料収入を得ることができるという効果が得られる。
第2の実施例は、最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積する処理を連続して繰り返し、金種が混在している紙幣の束を万円券、五千円券、二千円券、または千円券毎に分別した紙幣の束にするものである。
第2の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施例の構成の作用を図7の第2の実施例における整理計数処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1b:窓口端末2の入力手段は、表示手段に表示された取引選択画面から現金処理装置1の入金口11に投入した紙幣を金種毎に連続して分別する連続整理計数を選択する係員の操作を受付ける。
この取引選択画面は、現金処理装置1で行う取引を選択するための「連続整理計数」、「入金」、「出金」、「計数」、「補充」、「回収」等の各選択ボタンを表示するように構成され、また現金処理装置1内に収納されている紙幣の有り高としての装置内紙幣残高を10,000円券、5,000円券、2,000円券、1,000円券毎に表示し、またその合計の残高を表示するように構成されている。
係員の操作により取引選択画面の「連続整理計数」選択ボタンが選択されるものとし、窓口端末2の入力手段は、その操作を受付ける。
S2b:「連続整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は連続整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S3b:連続整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S4b:分別する紙幣の束が存在する場合、係員はその紙幣の束を入金口11へ投入するため処理をS5bへ移行し、一方分別する紙幣の束がなくなった場合、分別した紙幣を受取るため処理をS13bへ移行する。
S5b:分別する紙幣の束が存在する場合、係員は、シャッタが開放された入金口11に紙幣を投入するものとする。投入される紙幣は、例えば万円券、五千円券、千円券等の金種が混在したものとする。
S6b〜S11b:図4におけるS5a〜S10aと同様なのでその説明を省略する。
S12b:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞して処理をS3bへ移行する。なお、S9bにおいて出金口16に紙幣が集積されていない場合も処理をS3bへ移行する。
S3bでは、追加の紙幣の投入を受付けるものとする。
S13b:S4bにおいて、分別する紙幣がなくなった場合、係員は窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により完了を指示する操作を行い、窓口端末2の入力手段はその操作を受付け、窓口端末2は現金処理装置1へ一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を通知する。
窓口端末2の表示手段に表示される画面は、例えば図8に示すように10,000券の欄に「200枚 2,000,000円」として一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示し、また完了を指示するための完了ボタン61を表示するものである。
S14b:現金処理装置1の制御部は、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を窓口端末2から受信すると入金口11のシャッタを閉塞させる。
S15b〜S18b:図4におけるS13a〜S16aと同様なのでその説明を省略する。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積する処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、一度に入金口11に投入することができない多量の紙幣を複数回に分けて入金口11へ投入して金種が混在している紙幣の束から万円券、五千円券、二千円券、または千円券の紙幣を分別することができるようになる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、整理計数を連続して繰り返して行うようにしたことにより、一度に入金口に投入することができない多量の紙幣を複数回に分けて整理計数処理を行うことができるという効果が得られる。
第3の実施例は、分別する紙幣の枚数の入力を受付け、その枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積して金種が混在している紙幣の束から万円券、五千円券、二千円券、または千円券の紙幣の束に分別するものである。
第3の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
第3の実施例の構成の作用を図9の第3の実施例における整理計数処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1c:図4におけるS1aと同様なのでその説明を省略する。
S2c:「整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数する紙幣の枚数を整理枚数として入力するための整理枚数入力画面を表示手段に表示する。この整理枚数入力画面は、例えば図10に示すように入力された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101が設けられたものである。
窓口端末2の入力手段は、係員の操作による整理計数する紙幣の枚数(一時保留部に蓄積する紙幣の枚数)の入力を受付け、入力された枚数を整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101に表示する。
係員は表示された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101に表示された整理枚数を確認し、整理計数動作を開始させるための実行ボタン102を選択するものとする。
S3c:実行ボタン102の選択を入力手段で受付けた窓口端末2は入力された整理枚数に基づいて整理計数する枚数指定整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S4c:枚数指定整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S5c:係員は、シャッタが開放された入金口11に紙幣を投入するものとする。投入される紙幣は、例えば万円券、五千円券、千円券等の金種が混在したものとする。
S6c:現金処理装置1の制御部は、入金口11に紙幣が投入されたことを図示しないセンサで検知すると入金口11のシャッタを閉塞させる。
S7c:入金口11のシャッタを閉塞させると現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する。搬送された紙幣は鑑別部13で正損、金種が鑑別され、現金処理装置1の制御部は、枚数指定整理計数を行うことを指示する通知を受信した後、正券であり金種が鑑別された最初の紙幣を搬送部12により一時保留部15へ搬送するとともにその金種を記憶部に記憶させる。なお、偽券や損券と鑑別、または金種が鑑別できない紙幣や搬送異常と鑑別された紙幣等はリジェクト紙幣として搬送部12により出金口16へ搬送される。
現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する動作を、一時保留部15へ搬送した紙幣の枚数が整理枚数に達するか、または入金口11に投入された紙幣がなくなるまで継続し、正券であり金種が鑑別された最初の紙幣と同じ金種の紙幣、すなわち記憶部に記憶しておいた金種と同一の金種の紙幣(鑑別部13で鑑別された金種と記憶部に記憶した金種とを比較し、一致する紙幣)を搬送部12により一時保留部15へ搬送し、また金種が鑑別された最初の紙幣と金種が異なる紙幣やリジェクト紙幣は搬送部12により出金口16へ搬送する。
例えば、入金口11に投入された紙幣が万円券、五千円券、二千円券、および千円券が混在した紙幣の束であり、最初に正券であり金種が鑑別された紙幣が万円券である場合、万円券と鑑別された紙幣が一時保留部15へ搬送されて集積され、万円券以外の五千円券、二千円券、および千円券と鑑別された紙幣は出金口16へ搬送されて集積される。
このように最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15へ搬送して集積し、一方最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と異なる金種の紙幣やリジェクト紙幣を出金口16へ搬送することにより、一時保留部15に同一の金種の紙幣を集積することができる。
S8c:入金口11から1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して一時保留部15に搬送した紙幣が整理枚数に達するか、または入金口11に投入された紙幣をすべて分離して搬送部12へ繰出して一時保留部15に搬送すると現金処理装置1の制御部は、鑑別部13により一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額等を画面として操作表示部20に表示する。
また、窓口端末2は、現金処理装置1から一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額等を受信し、その紙幣の金種、枚数、金額等を画面として表示手段に表示する。この画面は、例えば図11に示すように10,000券の欄に「100枚 1,000,000円」として一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示するものである。
S9c〜S17c:図4におけるS8a〜S16aと同様の処理なのでその説明を省略する。
このように入力された整理枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から入力された整理枚数と同一の金種の紙幣を分別することができるようになる。
なお、本実施例では、整理枚数の入力を窓口端末2で受付けるようにしたが、現金処理装置1の入力部としての操作表示部20で受付けるようにしてもよい。
以上説明したように、第3の実施例では、第1の実施例の効果に加え、入力された整理枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口へ搬送して受取ることができるようにしたことにより、所定の枚数の紙幣の束に分別することができるという効果が得られる。
第4の実施例は、分別する紙幣の枚数の入力を受付け、その枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積する処理を連続して繰り返し、金種が混在している紙幣の束から万円券、五千円券、二千円券、または千円券の紙幣の束に分別するものである。
第4の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
第4の実施例の構成の作用を図12の第4の実施例における整理計数処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1d:図7におけるS1bと同様なのでその説明を省略する。
S2d:「連続整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数する紙幣の枚数を整理枚数として入力するための整理枚数入力画面を表示手段に表示する。この整理枚数入力画面は、例えば図10に示すように入力された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101が設けられたものである。
窓口端末2の入力手段は、係員の操作による整理計数する紙幣の枚数の入力を受付け、入力された枚数を整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101に表示する。
係員は表示された整理計数する紙幣の枚数を表示する領域101に表示された整理枚数を確認し、整理計数動作を開始させるための実行ボタン102を選択するものとする。
S3d:実行ボタン102の選択を入力手段で受付けた窓口端末2は入力された整理枚数に基づいて整理計数する枚数指定連続整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S4d:枚数指定連続整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S5d:分別する紙幣の束が存在する場合、係員はその紙幣の束を入金口11へ投入するため処理をS6dへ移行し、一方分別する紙幣の束がなくなった場合、分別した紙幣を受取るため処理をS21dへ移行する。
S6d:分別する紙幣の束が存在する場合、係員は、シャッタが開放された入金口11に紙幣を投入するものとする。投入される紙幣は、例えば万円券、五千円券、千円券等の金種が混在したものとする。
S7d〜S13d:図9におけるS6c〜S12cと同様なのでその説明を省略する。
S14d:窓口端末2は、現金処理装置1が指定された整理枚数の紙幣を計数して一時保留部15へ搬送した場合、処理をS15dへ移行し、現金処理装置1が入金口11に投入されたすべての紙幣を一時保留部15または出金口16へ搬送した場合、すなわち整理枚数に達する前に入金口11に投入されたすべての紙幣を整理計数した場合、処理をS4dへ移行して分別する紙幣の投入を受付ける。
S15d:係員は、窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により返却を指示する操作を行うものとする。窓口端末2の表示手段に表示される画面は、例えば図13に示すように分別された紙幣の累計の金種、枚数、金額であり、係員は累計された金種、枚数、金額を確認して返却ボタン104を選択する操作を行う。
窓口端末2の入力手段はその操作を受付け、窓口端末2は現金処理装置1へ一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を通知する。
S16d〜S19d:図9におけるS14c〜S17cと同様なのでその説明を省略する。
S20d:現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された未計数の紙幣の存否を判定し、存在する場合、処理をS8dへ戻して入金口11に投入された未計数の紙幣の整理計数を継続する。一方、入金口11に投入された未計数の紙幣が存在しない場合、処理をS4dへ移行して分別する紙幣の投入を受付ける。
S21d〜S26d:図7におけるS13b〜S18bと同様の処理なのでその説明を省略する。
このように入力された整理枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにする処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から入力された整理枚数と同一の金種の紙幣を連続して分別することができるようになる。
以上説明したように、第4の実施例では、第1および第3の実施例の効果に加え、入力された整理枚数に基づいて最初に正券であり金種が鑑別された紙幣と同一金種の紙幣を出金口へ搬送して受取る処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、一度に入金口に投入することができない多量の紙幣を所定の枚数の紙幣の束に分別することができるという効果が得られる。
第5の実施例は、分別する紙幣の金種を指定する入力を受付け、その指定された金種と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積する処理を連続して繰り返し、金種が混在している紙幣の束から指定された金種の紙幣の束に分別するものである。
第5の実施例の構成は、上述した第1の実施例と同様なので同一の符号を付してその説明を省略する。
第5の実施例の構成の作用を図14の第5の実施例における整理計数処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1e:窓口端末2の入力手段は、表示手段に表示された取引選択画面から現金処理装置1の入金口11に投入した紙幣を金種毎に連続して分別する連続整理計数を選択する係員の操作を受付ける。
この取引選択画面は、現金処理装置1で行う取引を選択するための「連続整理計数」、「入金」、「出金」、「計数」、「補充」、「回収」等の各選択ボタンを表示するように構成され、また現金処理装置1内に収納されている紙幣の有り高としての装置内紙幣残高を10,000円券、5,000円券、2,000円券、1,000円券毎に表示し、またその合計の残高を表示するように構成されている。
係員の操作により取引選択画面の「連続整理計数」選択ボタンが選択されるものとし、窓口端末2の入力手段は、その操作を受付ける。
S2e:「連続整理計数」選択ボタンを選択する操作を受付けると窓口端末2は整理計数する紙幣の金種を入力するための金種入力画面を表示手段に表示する。この金種入力画面は、例えば図15に示すように整理計数する紙幣の金種を指定するための選択ボタン105が設けられたものである。
窓口端末2の入力手段(選択手段)は、係員の操作による整理計数する紙幣の金種の入力を受付け、入力された金種を選択ボタン105に表示する。なお、金種の選択は、ひとつでもよく、また複数であってもよいものとする。
係員は選択された金種を確認し、整理計数動作を開始させるための実行ボタン102を選択するものとする。
S3e:実行ボタン102の選択を入力手段で受付けた窓口端末2は入力された金種に基づいて整理計数する金種指定連続整理計数を行うことを指示する通知を現金処理装置1へ送信する。
S4e:金種指定連続整理計数を行うことを指示する通知を受信した現金処理装置1の制御部は、窓口端末2で入力された金種を記憶部に記憶させるとともに入金口11のシャッタを開放して紙幣の投入を待機する。
S5e:分別する紙幣の束が存在する場合、係員はその紙幣の束を入金口11へ投入するため処理をS6eへ移行し、一方分別する紙幣の束がなくなった場合、分別した紙幣を受取るため処理をS19eへ移行する。
S6e:分別する紙幣の束が存在する場合、係員は、シャッタが開放された入金口11に紙幣を投入するものとする。投入される紙幣は、例えば万円券、五千円券、千円券等の金種が混在したものとする。
S7e:現金処理装置1の制御部は、入金口11に紙幣が投入されたことを図示しないセンサで検知すると入金口11のシャッタを閉塞させる。
S8e:入金口11のシャッタを閉塞させると現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する。搬送された紙幣は鑑別部13で正損、金種が鑑別され、現金処理装置1の制御部は、正券であり金種が指定された金種の紙幣(鑑別部13で鑑別された金種と記憶部に記憶した金種とを比較し、一致する紙幣)を搬送部12により一時保留部15へ搬送する。なお、偽券や損券と鑑別、または金種が鑑別できない紙幣や搬送異常と鑑別された紙幣等はリジェクト紙幣として搬送部12により出金口16へ搬送される。
現金処理装置1の制御部は、入金口11に投入された紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12へ繰出して搬送する動作を入金口11に投入された紙幣がなくなるまで継続し、正券であり金種が指定された金種の紙幣を搬送部12により一時保留部15へ搬送し、また金種が指定された金種と異なる紙幣やリジェクト紙幣は搬送部12により出金口16へ搬送する。
例えば、入金口11に投入された紙幣が万円券、五千円券、二千円券、および千円券が混在した紙幣の束であり、指定された金種が五千円券および二千円券である場合、五千円券または二千円券と鑑別された紙幣が一時保留部15へ搬送されて集積され、五千円券または二千円券以外の万円券および千円券と鑑別された紙幣は出金口16へ搬送されて集積される。
このように指定された金種の紙幣を一時保留部15へ搬送して集積し、一方指定された金種と異なる金種の紙幣やリジェクト紙幣を出金口16へ搬送することにより、一時保留部15に指定された金種の紙幣を集積することができる。
S9e:入金口11に投入された紙幣をすべて分離して搬送部12へ繰出して搬送すると現金処理装置1の制御部は、鑑別部13により一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額等を画面として操作表示部20に表示する。この画面は、例えば「整理計数結果 金種:5,000券 枚数:100枚 金額:500,000円 金種:2,000券 枚数:200枚 金額:400,000円」として一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示するものである。
また、窓口端末2は、現金処理装置1から一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額等を受信し、その紙幣の金種、枚数、金額等を画面として表示手段に表示する。この画面は、例えば図16に示すように5,000券の欄に「100枚 500,000円」、2,000券の欄に「200枚 400,000円」、合計金額の欄に「900,000円」として一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額、および合計金額を表示するものである。
S10e:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に搬送されて集積された紙幣の有無を判定し、出金口16に紙幣が集積されている場合、その紙幣を受取らせる処理を行うため処理をS11eへ移行し、出金口16に紙幣が集積されていない場合、処理をS14eへ移行する。
S11e、S12e:出金口16に紙幣が集積されている場合、現金処理装置1の制御部は、出金口16のシャッタを開放し、出金口16に集積された紙幣を係員に受取らせる。
S13e:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞する。
S14e:係員は、窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により返却を指示する操作を行うものとする。窓口端末2の表示手段に表示される画面は、例えば図16に示すように分別された紙幣の金種、枚数、金額であり、係員は累計された金種、枚数、金額を確認して返却ボタン104を選択する操作を行う。
窓口端末2の入力手段はその操作を受付け、窓口端末2は現金処理装置1へ一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を通知する。
S15e:現金処理装置1の制御部は、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を窓口端末2から受信すると一時保留部15に集積されたすべての紙幣を1枚ずつ分離して搬送部12により出金口16へ搬送する。
S16e、S17e:一時保留部15のすべての紙幣を出金口16へ搬送すると現金処理装置1の制御部は、出金口16のシャッタを開放し、出金口16に集積された紙幣、すなわち分別された紙幣を係員に受取らせる。
S18e:現金処理装置1の制御部は、図示しないセンサにより出金口16に集積された紙幣が受取られたことを検知すると出金口16のシャッタを閉塞し、処理を4eへ移行して分別する紙幣の投入を受付ける。
S19e:S5eにおいて、分別する紙幣がなくなった場合、係員は窓口端末2の表示手段に表示された紙幣の金種、枚数、金額を確認し、入力手段により完了を指示する操作を行い、窓口端末2の入力手段はその操作を受付け、窓口端末2は現金処理装置1へ整理計数を終了する指示を通知する。
窓口端末2の表示手段に表示される画面は、例えば図16に示すように一時保留部15へ搬送した紙幣の金種、枚数、金額を表示し、また完了を指示するための完了ボタン61を表示するものである。
S20e:現金処理装置1の制御部は、一時保留部15に集積された紙幣を出金口16へ搬送する指示を窓口端末2から受信すると入金口11のシャッタを閉塞させて連続整理計数処理を終了する。
このように入力された金種と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにする処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から入力された金種と同一の金種の紙幣を連続して分別することができるようになる。
なお、本実施例では、金種の入力を窓口端末2で受付けるようにしたが、現金処理装置1の選択部としての操作表示部20で受付けるようにしてもよい。
また、第2の実施例や第4の実施例と同様に、入金口11に追加して投入される紙幣を受付けるようにし、指定された金種と同一金種の紙幣を一時保留部15に集積する処理を連続して繰り返して行うようにしてもよい。
本実施例では、分別する紙幣の金種を選択するものとして説明したが、新券、旧券の紙幣を鑑別することができる鑑別部を設け、新券または旧券を選択できるようにして新券または旧券の金種毎に分別するようにしてもよい。この場合、紙幣の新券が発行された後、旧券と新券とを分別することができるようになり、金融機関の作業の効率を向上させることができる。
以上説明したように、第5の実施例では、第1の実施例の効果に加え、入力された金種と同一金種の紙幣を出金口16へ搬送して受取ることができるようにする処理を連続して繰り返して行うようにしたことにより、金種が混在している紙幣の束から入力された金種と同一の金種の紙幣を連続して分別することができるという効果が得られる。
また、一度に入金口に投入することができない多量の紙幣を所定の枚数の紙幣の束に分別することができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例から第4の実施例では、現金を紙幣として説明したが、現金を硬貨とするようにしてもよい。
また、金融機関の窓口に設置される現金処理装置を使用するものとして説明したが、本発明は、紙幣の出金口をひとつしか有しない現金自動預払機等にも適用することができる。
さらに、本発明を現金整理装置に適用することにより、現金整理装置を小型化することもできる。
またさらに、現金整理装置を小型化することにより、大型な現金整理装置を導入できないスーパーマーケット等の小売店でも現金整理装置を導入することができるようになる。
第1の実施例における現金処理装置の構成を示す説明図 第1の実施例における現金処理システムの構成を示すブロック図 第1の実施例における窓口端末に表示される画面の説明図 第1の実施例における整理計数処理を示すフローチャート 第1の実施例における現金処理装置に表示される整理計数結果画面の説明図 第1の実施例における窓口端末に表示される整理計数結果画面の説明図 第2の実施例における現金処理装置の動作を示すフローチャート 第2の実施例における窓口端末に表示される整理計数結果画面の説明図 第3の実施例における整理計数処理を示すフローチャート 第3の実施例における窓口端末に表示される枚数指定整理計数画面の説明図 第3の実施例における窓口端末に表示される枚数指定整理計数結果画面の説明図 第4の実施例における整理計数処理を示すフローチャート 第4の実施例における窓口端末に表示される連続枚数指定整理計数結果画面の説明図 第5の実施例における整理計数処理を示すフローチャート 第5の実施例における窓口端末に表示される金種指定整理計数画面の説明図 第5の実施例における窓口端末に表示される金種指定整理計数結果画面の説明図
符号の説明
1 現金処理装置
2 窓口端末
3 ホストコンピュータ
4 通信回線
11 入金口
12 搬送部
13 鑑別部
14 紙幣収納庫
15 一時保留部
16 出金口
17 運用カセット
18 リジェクト部
19 搬送分岐部
20 操作表示部

Claims (10)

  1. 現金の投入を受付ける入金口と、該入金口から投入された現金を分離して搬送する搬送部と、該搬送部で搬送される現金の金種を鑑別する鑑別部と、放出する現金を蓄積する出金口とを有する現金処理装置において、
    入金口から搬送部で搬送された現金を一時蓄積する一時保留部と、
    入金口から搬送部で搬送された現金または前記一時保留部から搬送部で搬送された現金を蓄積する前記出金口と、
    現金の金種を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された金種と前記入金口から搬送部で搬送されたそれぞれの現金の金種とを比較し、金種が一致する現金を前記一時保留部へ、金種が一致しない現金を前記出金口へ搬送し、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送する制御部とを設け、
    前記入金口に投入された現金から前記記憶部に記憶された金種に一致する金種の現金を分別して前記出金口へ搬送し、放出するようにしたことを特徴とする現金処理装置。
  2. 請求項1の現金処理装置において、
    前記一時保留部に蓄積する現金の枚数を入力する操作を受付ける入力手段を設け、
    前記制御部は、前記一時保留部に蓄積した現金の枚数が前記入力手段で入力された枚数に達したとき、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送するようにしたことを特徴とする現金処理装置。
  3. 請求項1または請求項2の現金処理装置において、
    前記記憶部に記憶する金種を、前記入金口から搬送され、金種が最初に鑑別された現金の金種としたことを特徴とする現金処理装置。
  4. 請求項1または請求項2の現金処理装置において、
    現金の金種を選択する操作を受付ける選択部を設け、
    前記記憶部に記憶する金種を、前記選択部で選択された現金の金種としたことを特徴とする現金処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項の現金処理装置において、
    前記入金口に投入されたすべての現金を分離して搬送した後、前記入金口に追加して投入される現金を受付けるようにしたことを特徴とする現金処理装置。
  6. 係員の操作を受付ける上位装置と、現金の投入を受付ける入金口と、該入金口から投入された現金を分離して搬送する搬送部と、該搬送部で搬送される現金の金種を鑑別する鑑別部と、放出する現金を蓄積する出金口とを有し、前記上位装置からの指示を受信して動作する現金処理装置とからなる現金処理システムにおいて、
    前記現金処理装置に、
    入金口から搬送部で搬送された現金を一時蓄積する一時保留部と、
    入金口から搬送部で搬送された現金または前記一時保留部から搬送部で搬送された現金を蓄積する前記出金口と、
    現金の金種を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された金種と前記入金口から搬送部で搬送されたそれぞれの現金の金種とを比較し、金種が一致する現金を前記一時保留部へ、金種が一致しない現金を前記出金口へ搬送し、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送する制御部とを設け、
    前記現金処理装置が、前記入金口に投入された現金から前記記憶部に記憶された金種に一致する金種の現金を分別して前記出金口へ搬送し、放出するようにしたことを特徴とする現金処理システム。
  7. 請求項6の現金処理システムにおいて、
    前記上位装置に、
    前記一時保留部に蓄積する現金の枚数を入力する操作を受付ける入力手段を設け、
    前記現金処理装置は、前記入力手段で入力された現金の枚数を前記上位装置から受信し、前記一時保留部に蓄積した現金の枚数が前記枚数に達したとき、前記出金口に蓄積された現金が受取られた後、前記一時保留部に蓄積された現金を前記出金口へ搬送するようにしたことを特徴とする現金処理システム。
  8. 請求項6または請求項7の現金処理システムにおいて、
    前記記憶部に記憶する金種を、前記入金口から搬送され、金種が最初に鑑別された現金の金種としたことを特徴とする現金処理システム。
  9. 請求項6または請求項7の現金処理システムにおいて、
    前記上位装置に、
    現金の金種を選択する操作を受付ける選択部を設け、
    前記記憶部に記憶する金種を、前記上位装置から受信した前記選択部で選択された現金の金種としたことを特徴とする現金処理システム。
  10. 請求項6から請求項9のいずれか1項の現金処理システムにおいて、
    前記現金処理装置は、前記入金口に投入されたすべての現金を分離して搬送した後、前記入金口に追加して投入される現金を受付けるようにしたことを特徴とする現金処理システム。
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