JPH0660246A - 窓口用紙幣入出金機 - Google Patents
窓口用紙幣入出金機Info
- Publication number
- JPH0660246A JPH0660246A JP21386892A JP21386892A JPH0660246A JP H0660246 A JPH0660246 A JP H0660246A JP 21386892 A JP21386892 A JP 21386892A JP 21386892 A JP21386892 A JP 21386892A JP H0660246 A JPH0660246 A JP H0660246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- customer
- amount
- money
- port
- depositing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 顧客が銀行窓口を介して入金処理を行う場合
に、顧客の申告した入金金額と銀行側の受け取った金額
との不一致によるトラブルを未然に防止することができ
るようにする。 【構成】 顧客が自分の手で入出金機の入金口に紙幣を
セットし、入出金機が計数した金額や枚数を顧客の目で
確認することができる表示パネルを顧客側に設け、確認
ボタンで取引成立させ、返金ボタンで紙幣を出金口に返
金できるようにする。
に、顧客の申告した入金金額と銀行側の受け取った金額
との不一致によるトラブルを未然に防止することができ
るようにする。 【構成】 顧客が自分の手で入出金機の入金口に紙幣を
セットし、入出金機が計数した金額や枚数を顧客の目で
確認することができる表示パネルを顧客側に設け、確認
ボタンで取引成立させ、返金ボタンで紙幣を出金口に返
金できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行員のみが操作でき
るテラ−用紙幣入出金機に関し、特に入金金額を顧客と
銀行員の両方で確認することが可能な機構を具備した窓
口用紙幣入出金機に関するものである。
るテラ−用紙幣入出金機に関し、特に入金金額を顧客と
銀行員の両方で確認することが可能な機構を具備した窓
口用紙幣入出金機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行員のみが操作できるテラ−用
紙幣入出金機(窓口用紙幣入出金機)には、顧客用入出
金口とテラ−用入出金口とが設けられており、預金のた
めに顧客が入金口に投入した紙幣は、紙幣入出金機が鑑
別して枚数を計数していた。この窓口用紙幣入出金機に
は、種々の機構が提案されており、例えば、特開昭62
−204397号公報では、普通預金や振込み等のため
のハイカウンタ用と、融資相談等のためのロ−カウンタ
用の2種の顧客ユニットを装置本体とは別個に形成し、
装置本体にこれら2種の顧客ユニットを取り付けるだけ
で、ハイカウンタとロ−カウンタのいずれにも設置でき
るようにした窓口用紙幣入出金機が提案されている。ま
た、特開昭57−162066号公報には、テラ−が窓
口用紙幣入出金機に所要額の現金を収納することがで
き、かつ収納した場合には入金額が取引額に加算され、
確実に集計されるような窓口用紙幣入出金機が提案され
ている。従って、入金障害があっても、その分をテラ−
が入金することにより、取引の中断を回避することがで
きる。
紙幣入出金機(窓口用紙幣入出金機)には、顧客用入出
金口とテラ−用入出金口とが設けられており、預金のた
めに顧客が入金口に投入した紙幣は、紙幣入出金機が鑑
別して枚数を計数していた。この窓口用紙幣入出金機に
は、種々の機構が提案されており、例えば、特開昭62
−204397号公報では、普通預金や振込み等のため
のハイカウンタ用と、融資相談等のためのロ−カウンタ
用の2種の顧客ユニットを装置本体とは別個に形成し、
装置本体にこれら2種の顧客ユニットを取り付けるだけ
で、ハイカウンタとロ−カウンタのいずれにも設置でき
るようにした窓口用紙幣入出金機が提案されている。ま
た、特開昭57−162066号公報には、テラ−が窓
口用紙幣入出金機に所要額の現金を収納することがで
き、かつ収納した場合には入金額が取引額に加算され、
確実に集計されるような窓口用紙幣入出金機が提案され
ている。従って、入金障害があっても、その分をテラ−
が入金することにより、取引の中断を回避することがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来では
種々の窓口用紙幣入出金機が提案されているが、そのい
ずれもテラ−が顧客から入金用の現金を受け取った後、
直ちに入金処理を行うものである。しかしながら、窓口
で顧客からの入金用現金をテラ−が受け取った後は、銀
行側の責任で処理する必要がある。例えば、顧客の感違
いで誤った枚数の紙幣を投入した場合には、テラ−が計
数した金額と顧客の投入した金額との間に不一致が生
じ、これが問題を生じていた。すなわち、顧客が正しい
と思っている金額を窓口用紙幣入出金機に投入した後、
入出金機がこれを計数して紙幣が不足していた時、顧客
とテラ−間でトラブルが生じることがある。また、暴力
団等につけ込まれる隙を与え易い。そのため、テラ−が
現金を受け取る前に、顧客の目前で現金を計数すること
により、顧客とテラ−の両者が入金金額を確認できるよ
うにすることが望ましい。本発明の目的は、このような
従来の課題を解決し、顧客が銀行の窓口で入金処理を行
う場合に、顧客の申告した入金金額と銀行が受け取った
金額の不一致によるトラブルを未然に防止することがで
きる窓口用紙幣入出金機を提供することにある。
種々の窓口用紙幣入出金機が提案されているが、そのい
ずれもテラ−が顧客から入金用の現金を受け取った後、
直ちに入金処理を行うものである。しかしながら、窓口
で顧客からの入金用現金をテラ−が受け取った後は、銀
行側の責任で処理する必要がある。例えば、顧客の感違
いで誤った枚数の紙幣を投入した場合には、テラ−が計
数した金額と顧客の投入した金額との間に不一致が生
じ、これが問題を生じていた。すなわち、顧客が正しい
と思っている金額を窓口用紙幣入出金機に投入した後、
入出金機がこれを計数して紙幣が不足していた時、顧客
とテラ−間でトラブルが生じることがある。また、暴力
団等につけ込まれる隙を与え易い。そのため、テラ−が
現金を受け取る前に、顧客の目前で現金を計数すること
により、顧客とテラ−の両者が入金金額を確認できるよ
うにすることが望ましい。本発明の目的は、このような
従来の課題を解決し、顧客が銀行の窓口で入金処理を行
う場合に、顧客の申告した入金金額と銀行が受け取った
金額の不一致によるトラブルを未然に防止することがで
きる窓口用紙幣入出金機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の窓口用紙幣入出金機は、銀行の窓口に設置
され、テラ−により操作される窓口用紙幣入出金機にお
いて、窓口用紙幣入出金機の顧客側に、顧客が入金すべ
き入金紙幣を受け入れる紙幣入金口と、紙幣入金口から
受け入れた紙幣の金額を表示する金額表示手段と、金額
表示手段に表示された金額が顧客が予め認識していた入
金金額と異なる場合に、顧客により操作され、入金され
た紙幣を顧客に返却するための紙幣返却ボタンおよび紙
幣出金口とを具備したことを特徴としている。
め、本発明の窓口用紙幣入出金機は、銀行の窓口に設置
され、テラ−により操作される窓口用紙幣入出金機にお
いて、窓口用紙幣入出金機の顧客側に、顧客が入金すべ
き入金紙幣を受け入れる紙幣入金口と、紙幣入金口から
受け入れた紙幣の金額を表示する金額表示手段と、金額
表示手段に表示された金額が顧客が予め認識していた入
金金額と異なる場合に、顧客により操作され、入金され
た紙幣を顧客に返却するための紙幣返却ボタンおよび紙
幣出金口とを具備したことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明においては、紙幣の入出金口および金額
表示部をカウンタを挟んでテラ−側と顧客側の双方に設
けたため、顧客側入金口から挿入された紙幣を鑑別し、
計数した後、テラ−と顧客側の双方の表示部に計数され
た金額が表示される。また、入出金機の顧客側に金額確
認ボタンおよび返却ボタンを設けたため、顧客はこの表
示された金額を見て、入金した金額を確認できる。従っ
て、顧客は思っていた金額と同じであれば金額確認ボタ
ンを押し、思っていた金額と違っていれば返却ボタンを
押して再度手元に現金を戻し、確認し直すことができ
る。このように、本発明では、銀行窓口に現金を入金す
る場合、顧客の持参した現金を銀行側が一旦受け取った
後、顧客と銀行側が同時に計数した同一金額を確認でき
るので、顧客が思っていた金額と銀行側が計数した金額
に不一致が発生しなくなり、トラブルがなくなる。同時
に、銀行側の隙につけ込まれることもなくなる。
表示部をカウンタを挟んでテラ−側と顧客側の双方に設
けたため、顧客側入金口から挿入された紙幣を鑑別し、
計数した後、テラ−と顧客側の双方の表示部に計数され
た金額が表示される。また、入出金機の顧客側に金額確
認ボタンおよび返却ボタンを設けたため、顧客はこの表
示された金額を見て、入金した金額を確認できる。従っ
て、顧客は思っていた金額と同じであれば金額確認ボタ
ンを押し、思っていた金額と違っていれば返却ボタンを
押して再度手元に現金を戻し、確認し直すことができ
る。このように、本発明では、銀行窓口に現金を入金す
る場合、顧客の持参した現金を銀行側が一旦受け取った
後、顧客と銀行側が同時に計数した同一金額を確認でき
るので、顧客が思っていた金額と銀行側が計数した金額
に不一致が発生しなくなり、トラブルがなくなる。同時
に、銀行側の隙につけ込まれることもなくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す窓口用紙幣
入出金機のテラ−側から見た外観図であり、図2は、同
じく顧客側から見た外観図である。図1において、1は
錠をかけて操作を不可能にできる蓋付き操作部錠、2お
よび3はいずれも蓋付き操作部(A,B)、4および7
は操作部(A,B)、5は入金口、6は出金口、8は担
当テラ−を識別させるための識別ユニット釦、11は整
理計数の結果、リジェクトされた紙幣を格納する整理計
数リジェクト口、12は上部ユニットと識別ユニットを
動作させるための上部識別ユニット錠、13は下部ユニ
ット扉、14は換気のための吸気口である。なお、操作
部(A)4には、テラ−側で計数された金額を表示する
ための表示パネルが設けられている。図2において、1
5は顧客が投入した紙幣を返金するための返金口、16
は顧客用の入金口、17は入出金機が計数した金額を表
示するための表示パネル、18は顧客が思っていた金額
と表示パネル17の金額とが一致したときに押下する確
認ボタン、19は顧客が思っていた金額と表示パネル1
7の金額とが不一致のときに押下する返金ボタンであ
る。このように、本実施例の入出金機には、テラ−側に
は勿論、顧客側にも入金した紙幣を計数した金額が表示
される表示パネル(4),17が設けられるので、双方
で入金された金額の計数結果を確認することができる。
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す窓口用紙幣
入出金機のテラ−側から見た外観図であり、図2は、同
じく顧客側から見た外観図である。図1において、1は
錠をかけて操作を不可能にできる蓋付き操作部錠、2お
よび3はいずれも蓋付き操作部(A,B)、4および7
は操作部(A,B)、5は入金口、6は出金口、8は担
当テラ−を識別させるための識別ユニット釦、11は整
理計数の結果、リジェクトされた紙幣を格納する整理計
数リジェクト口、12は上部ユニットと識別ユニットを
動作させるための上部識別ユニット錠、13は下部ユニ
ット扉、14は換気のための吸気口である。なお、操作
部(A)4には、テラ−側で計数された金額を表示する
ための表示パネルが設けられている。図2において、1
5は顧客が投入した紙幣を返金するための返金口、16
は顧客用の入金口、17は入出金機が計数した金額を表
示するための表示パネル、18は顧客が思っていた金額
と表示パネル17の金額とが一致したときに押下する確
認ボタン、19は顧客が思っていた金額と表示パネル1
7の金額とが不一致のときに押下する返金ボタンであ
る。このように、本実施例の入出金機には、テラ−側に
は勿論、顧客側にも入金した紙幣を計数した金額が表示
される表示パネル(4),17が設けられるので、双方
で入金された金額の計数結果を確認することができる。
【0007】図3は、本発明の一実施例を示す窓口用紙
幣入出金機の内部断面構造図である。本実施例の紙幣入
出金機において、一点鎖線の上方は上部ユニット、一点
鎖線の中間は識別ユニット、一点鎖線の下方は下部ユニ
ットである。図3において、5はテラ−側入金口、6は
テラ−側出金口、11は整理計数リジェクト口、15は
顧客側の返金口、16は顧客側の入金口、17は顧客側
の表示パネル、22は紙幣を一時格納するための一時ス
タッカ、21は紙幣の表裏を揃えるための表裏取揃部、
23は搬送基準面に幅寄せするための幅寄せ機構、24
は折れ曲げのために1枚で2重に検知していないかを機
構的に検査するメカ2重検知部、25は紙幣の真偽、金
種、および各金種毎の枚数を判別する鑑別部、26は運
用終了時に内部の紙幣を集収する金庫(B)、27は再
使用不可能な紙幣を収容するリジェクトボックス、28
は運用開始時に紙幣を収容するとともに、繰り返して紙
幣を使用するための一時保留部と金庫(A)、29〜3
1は一時保留部と出金スタッカで、万円、千円、五千円
の金種に分けられる。図中の矢印は、紙幣の流れを示し
ている。銀行窓口に入金取引のために来た顧客は、入金
伝票等の所定の手続書類を作成した後、現金と通帳等を
持って窓口に行く。窓口の銀行員の案内で、顧客は紙幣
入出金機の顧客側入金口16に入金する紙幣をセットす
る。紙幣は自動的に吸入され、図3の経路を通って幅
寄せ機構23、メカ2重検知部24、鑑別部25を通過
して、紙幣の鑑別と計数を行う。そして、旧紙幣等の鑑
別不能紙幣は経路を介して返金口15に、鑑別可能紙
幣は経路を介して一時スタッカ22に格納すると同時
に、表示パネル17に各金種の枚数と合計金額を表示パ
ネル17に表示する。同じように、テラ−側の表示パネ
ルにも表示する。
幣入出金機の内部断面構造図である。本実施例の紙幣入
出金機において、一点鎖線の上方は上部ユニット、一点
鎖線の中間は識別ユニット、一点鎖線の下方は下部ユニ
ットである。図3において、5はテラ−側入金口、6は
テラ−側出金口、11は整理計数リジェクト口、15は
顧客側の返金口、16は顧客側の入金口、17は顧客側
の表示パネル、22は紙幣を一時格納するための一時ス
タッカ、21は紙幣の表裏を揃えるための表裏取揃部、
23は搬送基準面に幅寄せするための幅寄せ機構、24
は折れ曲げのために1枚で2重に検知していないかを機
構的に検査するメカ2重検知部、25は紙幣の真偽、金
種、および各金種毎の枚数を判別する鑑別部、26は運
用終了時に内部の紙幣を集収する金庫(B)、27は再
使用不可能な紙幣を収容するリジェクトボックス、28
は運用開始時に紙幣を収容するとともに、繰り返して紙
幣を使用するための一時保留部と金庫(A)、29〜3
1は一時保留部と出金スタッカで、万円、千円、五千円
の金種に分けられる。図中の矢印は、紙幣の流れを示し
ている。銀行窓口に入金取引のために来た顧客は、入金
伝票等の所定の手続書類を作成した後、現金と通帳等を
持って窓口に行く。窓口の銀行員の案内で、顧客は紙幣
入出金機の顧客側入金口16に入金する紙幣をセットす
る。紙幣は自動的に吸入され、図3の経路を通って幅
寄せ機構23、メカ2重検知部24、鑑別部25を通過
して、紙幣の鑑別と計数を行う。そして、旧紙幣等の鑑
別不能紙幣は経路を介して返金口15に、鑑別可能紙
幣は経路を介して一時スタッカ22に格納すると同時
に、表示パネル17に各金種の枚数と合計金額を表示パ
ネル17に表示する。同じように、テラ−側の表示パネ
ルにも表示する。
【0008】顧客は、表示パネル17に表示された金額
が思っていた金額と同じであれば、確認ボタン18を押
下する。これにより、一時スタッカ22に格納されてい
た紙幣は経路を通って各金種毎の出金スタッカの一時
保留部に入り、取引が成立する。一方、顧客が思ってい
た金額と異なる金額が表示パネル17に表示されたとき
には、顧客が返金ボタン19を押すことにより、一時ス
タッカ22に格納されていた紙幣は、経路を通って返
金口15に戻され、顧客に返金される。顧客は、思い込
んでいた金額が誤りであったことに気付き、再度入金口
16に投入するか、または一部紙幣が使用不能紙幣であ
ったときには代りの紙幣と交換した後に、再度入金口1
6に投入する。また、顧客が再度入金する際に、その紙
幣を直接テラ−に渡した場合には、テラ−側の入金口5
から紙幣を投入することもでき、またその紙幣をテラ−
側の出金口6から取り出すこともできる。このように、
窓口の入出金機の顧客側に紙幣入金用の入金口を設ける
とともに出金口も設け、かつ顧客側に計数結果の枚数、
金額を表示する表示パネル17を設けるとともに、顧客
側に確認ボタン18と返金ボタン19を設けたので、入
金した紙幣の金額をテラ−と顧客の双方で確認すること
ができ、顧客が自分の思っていた金額と異なるときには
返金ボタン19を押すことにより、返金口15に紙幣を
戻すことができる。また、表示パネル17の表示金額を
見ることにより、顧客は思い違いであったことも直ちに
判断できる。
が思っていた金額と同じであれば、確認ボタン18を押
下する。これにより、一時スタッカ22に格納されてい
た紙幣は経路を通って各金種毎の出金スタッカの一時
保留部に入り、取引が成立する。一方、顧客が思ってい
た金額と異なる金額が表示パネル17に表示されたとき
には、顧客が返金ボタン19を押すことにより、一時ス
タッカ22に格納されていた紙幣は、経路を通って返
金口15に戻され、顧客に返金される。顧客は、思い込
んでいた金額が誤りであったことに気付き、再度入金口
16に投入するか、または一部紙幣が使用不能紙幣であ
ったときには代りの紙幣と交換した後に、再度入金口1
6に投入する。また、顧客が再度入金する際に、その紙
幣を直接テラ−に渡した場合には、テラ−側の入金口5
から紙幣を投入することもでき、またその紙幣をテラ−
側の出金口6から取り出すこともできる。このように、
窓口の入出金機の顧客側に紙幣入金用の入金口を設ける
とともに出金口も設け、かつ顧客側に計数結果の枚数、
金額を表示する表示パネル17を設けるとともに、顧客
側に確認ボタン18と返金ボタン19を設けたので、入
金した紙幣の金額をテラ−と顧客の双方で確認すること
ができ、顧客が自分の思っていた金額と異なるときには
返金ボタン19を押すことにより、返金口15に紙幣を
戻すことができる。また、表示パネル17の表示金額を
見ることにより、顧客は思い違いであったことも直ちに
判断できる。
【0009】また、本実施例の別の特徴として、一時ス
タッカ22を設けることにより、顧客が入金した金額を
確認または返金している間に、テラ−が他の業務を平行
して実行することが可能である。さらに、顧客が確認ボ
タン18を押下することにより、一時スタッカ22から
入出金機の金種別のスタッカに入れるに際して、全くテ
ラ−の手を介さないので、テラ−による紙幣確認時間の
削減、およびテラ−の紙幣カウント誤りによるエラ−防
止に役立つ。本実施例のその他の機構については、従来
のテラ−用紙幣入出金機とほぼ同一であるので、詳細な
説明は省略する。本実施例では、入金の場合に、顧客が
入金伝票に自己の口座番号および氏名と預金金額を記入
して、自分で顧客側の入金口16に紙幣をセットするの
であるが、もし手足が不自由な顧客等のため、従来と同
じようにテラ−の手に紙幣が渡された場合には、顧客に
表示パネル17を見て確認するように依頼した後、テラ
−側の入金口5に紙幣をセットする。この場合には、従
来と同じ経路で、入金口5から幅寄せ機構23、メカ2
重検知部24、鑑別部25で紙幣の鑑別、枚数を検査し
て紙幣を一時スタッカ22に格納する。それ以降は、前
述の通りであって、顧客は表示パネル17の金額と自分
が思っていた金額が一致しているとき、確認ボタン18
を押下することにより、一時スタッカ22の紙幣は金種
別のスタッカ29〜31に収納されて、取引は終了す
る。
タッカ22を設けることにより、顧客が入金した金額を
確認または返金している間に、テラ−が他の業務を平行
して実行することが可能である。さらに、顧客が確認ボ
タン18を押下することにより、一時スタッカ22から
入出金機の金種別のスタッカに入れるに際して、全くテ
ラ−の手を介さないので、テラ−による紙幣確認時間の
削減、およびテラ−の紙幣カウント誤りによるエラ−防
止に役立つ。本実施例のその他の機構については、従来
のテラ−用紙幣入出金機とほぼ同一であるので、詳細な
説明は省略する。本実施例では、入金の場合に、顧客が
入金伝票に自己の口座番号および氏名と預金金額を記入
して、自分で顧客側の入金口16に紙幣をセットするの
であるが、もし手足が不自由な顧客等のため、従来と同
じようにテラ−の手に紙幣が渡された場合には、顧客に
表示パネル17を見て確認するように依頼した後、テラ
−側の入金口5に紙幣をセットする。この場合には、従
来と同じ経路で、入金口5から幅寄せ機構23、メカ2
重検知部24、鑑別部25で紙幣の鑑別、枚数を検査し
て紙幣を一時スタッカ22に格納する。それ以降は、前
述の通りであって、顧客は表示パネル17の金額と自分
が思っていた金額が一致しているとき、確認ボタン18
を押下することにより、一時スタッカ22の紙幣は金種
別のスタッカ29〜31に収納されて、取引は終了す
る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
銀行窓口に現金を入金する際に、顧客が自分の手で入金
口にセットし、計数結果を銀行側とともに顧客の目で確
認することができるので、銀行側が計数した金額と顧客
が持参したと思っていた金額とが不一致となって、トラ
ブルが生じることがなくなる。また、顧客の目で紙幣の
枚数を確認できるので、銀行側が隙につけ込まれるよう
な状態をなくすことができる。
銀行窓口に現金を入金する際に、顧客が自分の手で入金
口にセットし、計数結果を銀行側とともに顧客の目で確
認することができるので、銀行側が計数した金額と顧客
が持参したと思っていた金額とが不一致となって、トラ
ブルが生じることがなくなる。また、顧客の目で紙幣の
枚数を確認できるので、銀行側が隙につけ込まれるよう
な状態をなくすことができる。
【0011】
【図1】本発明の一実施例を示す窓口用紙幣入出金機の
テラ−側から見た外観図である。
テラ−側から見た外観図である。
【図2】同じく、窓口用紙幣入出金機の顧客側から見た
外観図である。
外観図である。
【図3】本発明の一実施例を示す窓口用紙幣入出金機の
機構部側断面図である。
機構部側断面図である。
1 蓋付操作部錠 (テラ−側) 2 蓋付操作部(A)(同上) 3 蓋付操作部(B)(同上) 4 操作部(A)(同上) 5 入金口(同上) 6 出金口(同上) 7 操作部(B)(同上) 8 識別ユニット釦(同上) 9 上部ユニット釦(同上) 10 下部ユニット扉錠(同上) 11 整理計数リジェクト口(同上) 12 上部ユニット錠(同上) 13 下部ユニット扉(同上) 14 吸気口(同上) 15 返金口(顧客側) 16 入金口(同上) 17 表示パネル(同上) 18 確認ボタン(同上) 19 返金ボタン(同上)
Claims (1)
- 【請求項1】 銀行の窓口に設置され、テラ−により操
作される窓口用紙幣入出金機において、該窓口用紙幣入
出金機の顧客側に、顧客が入金すべき入金紙幣を受け入
れる紙幣入金口と、該紙幣入金口から受け入れた紙幣の
金額を表示する金額表示手段と、該金額表示手段に表示
された金額が上記顧客が予め認識していた入金金額と異
なる場合に、該顧客により操作され、入金された紙幣を
該顧客に返却するための紙幣返却ボタンおよび紙幣出金
口とを具備したことを特徴とする窓口用紙幣入出金機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21386892A JPH0660246A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 窓口用紙幣入出金機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21386892A JPH0660246A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 窓口用紙幣入出金機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660246A true JPH0660246A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16646353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21386892A Pending JPH0660246A (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 窓口用紙幣入出金機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660246A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6607124B1 (en) * | 1998-11-23 | 2003-08-19 | Diebold, Incorporated | Automated transaction machine for use by a merchant and a customer |
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