JP5197218B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、そのズーム機構に特徴のある撮像装置に関する。
従来から、撮影時に撮像装置の本体から繰り出し、収納時に本体内へ沈胴するズーム鏡筒に関して、種々の提案がなされている。このようなズーム鏡筒は、複数の直進筒と回転筒を組み合わせて、光軸方向へ進退するように構成される。また、非使用時にはそれらの筒を収納することにより、撮像装置本体の厚みを低減している。
このような沈胴鏡筒においては、カム筒にカムを形成する場合、互いのカム形状が干渉しないように設定しなければならない。また、それぞれのレンズ群の直進案内も各レンズ群それぞれに必要である。
特許文献1に開示された鏡筒機構では、カムを有する回転筒において、外面と内面とに交差しないようにカムを形成しているので、各々レンズ群専用のカム筒としなくとも、1つの短い回転筒で、各レンズ群を光軸方向に移動することができる。また、各レンズ群を直進案内する直進筒も、それぞれ固定筒により独立して直進案内されるため、互いに係合する必要がないことにより小型化を図ることができる。
特許第3842087号
上記特許文献1で開示された機構を始め、カム筒と直進筒を組み合わせて構成される鏡筒では、カム筒と直進筒は光軸方向へ一体となって移動するものが一般的である。カム筒と直進筒を光軸方向へ一体的に移動させるために、例えば、上記の例においても、一方の筒に突起を設け、他方の筒に溝を設けることにより、一定の位相では両者が一体的に移動するようにしている。このような、いわゆるバヨネット機構を設けることにより、カム筒と直進筒は光軸方向へ一体となって移動する。
しかし、この機構により、カムをカム筒全面に配置することができなくなり、その結果、光軸方向への小型化の障害になっている。
また、上記特許文献1で開示された鏡筒機構では、各レンズ群を直進案内する直進筒は、それぞれ固定筒により独立して直進案内される。しかし、各々のレンズ群が各々独立した直進筒に案内されるので、各レンズ間の直進案内の精度を保つのが困難である。
本発明の目的は、光軸方向への小型化を図り、各レンズ間の直進案内の精度を容易に保つことができる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の撮像装置は、光軸中心に回転するカム筒と、前記カム筒の外周に設けられた第1のカムに係合し、第1のレンズ群を保持する第1のレンズ保持部材と、前記カム筒の内周に設けられた第2のカムに係合し、第2のレンズ群を保持する第2のレンズ保持部材と、前記カム筒と嵌合し、前記カム筒の内周に設けられた直進筒と、前記直進筒と連結された直進部材と、前記直進筒の外周に配置され、前記直進部材の直進案内を行う直進案内部材と、を備えた撮像装置であって、前記直進筒の第1の直進案内部が前記第2のレンズ保持部材を直進案内し、かつ前記直進筒の被写体側端面に設けられた第2の直進案内部が前記第1のレンズ保持部材を直進案内するとともに、前記カム筒の光軸方向の移動規制を行い、前記直進部材が撮像素子側から前記カム筒の光軸方向の移動規制を行い、前記カム筒、前記直進筒及び前記直進部材は、光軸方向へ共に移動可能であることを特徴とする。
本発明の撮像装置によれば、光軸方向への小型化を図り、各レンズ間の直進案内の精度を容易に保つことができる。
以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の撮影時のワイド状態の鏡筒の構成図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の撮影時のテレ状態の鏡筒の構成図である。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の沈胴状態の鏡筒の構成図である。図4は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の鏡筒の分解斜視図である。図5は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の斜視図である。
図5に示すように、本撮像装置(カメラ)は、カメラ本体1に鏡筒(鏡筒ユニット)2を備える。
図1〜図3に示すように、本実施の形態の鏡筒は、4群の撮影レンズ群で構成される。1群レンズ(第1のレンズ群)11は1群筒61に、2群レンズ(第2のレンズ群)12は2群ホルダ72に、3群レンズ13は3群ホルダ73に保持されている。また、4群レンズ14は4群ホルダ74に保持され、不図示の駆動源により動力を供給され、光軸方向へ移動可能なように構成されている。
また、鏡筒構成は4段構成となっており、撮影時と沈胴時で鏡筒全長を変化させることができる。
ここで鏡筒各段の構成を説明する。
固定筒ユニット20は、外側の鏡筒カバー21、その内側の回転筒22、固定筒23で構成される。鏡筒カバー21は、固定筒23と、撮像素子15を保持するホルダ24と共にビス等で固定され、カメラ本体1に保持される。
図6は、図4の鏡筒のうちの回転筒と固定筒部分の斜視図である。
鏡筒カバー21は、図6に示すように、ズームギアユニット80を保持している。ズームギアユニット80は、駆動源であるモータ81と、モータ81からの動力を伝達するギア82〜86を保持している。
このギア86は、回転筒22のギア22gとかみ合い、回転筒22は、固定筒23の外周を光軸中心に回転する。固定筒23は、内径側に直進溝23s、貫通溝23k、カム溝23cを有する。回転筒22は、内径側に直進溝22sを有する。
図7は、図4の鏡筒のうちの第1中間筒ユニット部分の斜視図である。
鏡筒1段目となる、第1中間筒ユニット30は、第1中間回転筒31、第1中間直進筒32で構成される。
第1中間直進筒32には、突起32bが設けられており、第1中間回転筒31の径方向に設けられた溝部31b(図1)と係合するので、光軸方向へ一体的に移動する。
第1中間直進筒32は、内径側(内周面)に直進溝32s、貫通溝32k、カム溝32cと、外周部に直進キー部32tを有する。第1中間直進筒32は、直進キー部32tと固定筒23の直進溝23sとが係合するので、直進ガイドされる。ここで、貫通溝32kは、カム溝32cと略同一軌跡である。
また、第1中間回転筒31は、外径側に駆動ピン31d、カムピン31fと、内径側に直進溝31sを有する。駆動ピン31dは、貫通溝32kを介して回転筒22の直進溝22sと係合するので、第1中間回転筒31は、回転筒22と共に回転する。カムピン31fは、固定筒23のカム溝23cと係合するので、カム溝23cの軌跡に倣って第1中間筒ユニット30が光軸方向へ移動する。
図8は、図4の鏡筒のうちの第2中間筒ユニット部分の斜視図である。
鏡筒2段目となる、第2中間筒ユニット40は、上記の第1中間筒ユニット30と同様の構成となっており、第2中間回転筒(回転部材)41、第2中間直進筒(直進部材)42で構成される。
第2中間直進筒42には、突起42bが設けられており、第2中間回転筒41の径方向に設けられた溝部41b(図1)と係合するので、光軸方向へ一体的に移動する。
第2中間直進筒42は、内径側に直進溝42s、貫通溝42k、カム溝42cと、外周部に直進キー部42tを有する。第2中間直進筒42は、直進キー部42tと第1中間直進筒32の直進溝32sとが係合するので、直進ガイドされる。
また、第2中間回転筒41は、外径側に駆動ピン41d、カムピン41fと、内径側に直進溝41sを有する。駆動ピン41dは、貫通溝32kを介して、第1中間回転筒31の直進溝31sと係合するので、第2中間回転筒41は、第1中間回転筒31と共に回転する。カムピン41fは、第1中間直進筒32のカム溝32cと係合するので、カム溝32cの軌跡に倣って第2中間筒ユニット40が光軸方向へ移動する。
図9は、図4の鏡筒のうちのカム筒ユニット部分の斜視図である。
鏡筒3段目となる、カム筒ユニット50は、第3中間回転筒51、カム筒52、内直進筒53、内直進板54で構成される。
カム筒52は、レンズ群の光軸方向への移動を制御するカムが形成され、光軸中心に回転する。
内直進筒53は、カム筒52と嵌合し、レンズ群を直進案内する直進筒として機能する。また、内直進板54は、内直進筒53よりも外周側に配置された直進案内部材としての第2中間直進筒42により直進案内され、直進筒と連結された直進部材として機能する。そして、直進筒と直進部材とでレンズ群の直進案内を行う直進案内手段を構成する。
カム筒52は、直進案内手段により、光軸前後方向で挟持され、光軸方向へ共に移動可能である。
内直進筒53は、内径側に突起部(結合部)53a、2群ホルダ72(図4)の直進ガイドを行う直進ガイド溝53s2、3群ホルダ73(図4)の直進ガイドを行う53s3を有する。また、内直進筒53は、外周部に1群筒ユニット60(図4)の直進ガイドを行う、被写体側端面に設けられた直進キー部(直進案内部)53tを有する。内直進板54は、内径側に突出部54aを有し、直進キー部54tを有する。
内直進筒53は、カム筒52の前方より、内直進板54は、カム筒52の後方より、カム筒52を挟むように構成される。内直進筒53の突起部53aと、内直進板54の突出部54aが係合することで、内直進筒53と内直進板54は、それらの中間にカム筒52を挟み直進ガイドされた状態で固定される。
内直進板54は、直進キー部54tと第2中間直進筒42の直進溝42sとが係合するので、直進ガイドされる。内直進板54が直進ガイドされることにより、内直進筒53も直進ガイドされる。
また、カム筒52は、外径側に駆動ピン52d、カムピン52fを有する。駆動ピン52dは、貫通溝42kを介して、第2中間回転筒41の直進溝41sと係合するので、カム筒52は、第2中間回転筒41と共に回転する。カムピン52fは、第2中間直進筒42のカム溝42cと係合するので、カム溝42cの軌跡に倣ってカム筒ユニット50が光軸方向へ移動する。
第3中間回転筒51とカム筒52は、第3中間回転筒51の係合部51aと、カム筒52の突起部52aとが係合し、一体的に回転する。
さらに、カム筒52は、外径側に1群筒ユニット60の移動量を制御するカム52c1、内径側に2群ホルダ72の移動量を制御するカム52c2、3群ホルダ73の移動量を制御するカム52c3を備える。
図4における1群筒ユニット60は、図1に示すように、ここで、1群筒61、1群カバー62、バリア羽根63で構成される。1群筒61の内径側には直進溝61sが設けられ、内直進筒53の直進キー部53tと係合しているので、1群筒ユニット60は、直進ガイドされる。直進キー部53tは、カム筒52の光軸方向の移動規制を行う。
ここで、1群筒61は、1群レンズ11を保持する第1のレンズ保持部材として機能する。また、1群カバー62は、2群レンズ12を保持する第2のレンズ保持部材として機能する。
また、1群筒61は、カム筒52のカム52c1と係合するカムピン61fを備えている。そのため1群筒ユニット60は、カム溝カム52c1の軌跡に倣って光軸方向へ移動する。バリア羽根63は、不図示の駆動手段により、使用状態では開口を開き、沈胴状態では開口を閉じる。
以上、説明したように、本実施の形態の鏡筒(鏡筒ユニット)2は、モータ81の駆動力により、回転筒22が回転し、それに係合している、第1中間回転筒31、第2中間回転筒41、カム筒52及び第3中間回転筒51が共に回転する。
また、固定筒23と、それに係合している、第1中間直進筒32、第2中間直進筒42、内直進板54及び内直進筒53は直進ガイドされ、1群筒ユニット60、2群ホルダ72、3群ホルダ73を直進ガイドしている。
これらにより構成された鏡筒を撮像装置に搭載すると、図5で示すような4段沈胴構成の鏡筒2を備えた撮像装置となる。
図10は、図6における固定筒の内面展開図、図11は、図7における第1中間直進筒の内面展開図、図12は、図8における第2中間直進筒の内面展開図である。また図13は、図9におけるカム筒の内面展開図である。図中、主要な個所以外は不図示としている。
図10に示すように、固定筒23は、内径に直進溝23s、貫通溝23k、カム溝23cを有する。貫通溝23kとカム溝23cは同一の軌跡となっており、貫通溝23kは、第1中間回転筒31の駆動ピン31dが、回転筒22の直進溝22sと係合するために貫通している。
カム溝23cは、第1中間回転筒31のカムピン31fと係合する。カムピン31fは、ワイド状態となる時は、位置23Wまで移動し、テレ状態となる時は、位置23Tまで移動する。
図11に示すように、第1中間直進筒32は、内径に直進溝32s、貫通溝32k、カム溝32cを有する。貫通溝32kとカム溝32cは同一の軌跡となっており、貫通溝32kは、第2中間回転筒41の駆動ピン41dが、第1中間回転筒31の直進溝31sと係合するために貫通している。
カム溝32cは、第2中間回転筒41のカムピン41fと係合する。カムピン41fは、ワイド状態となる時は、位置32Wまで移動し、テレ状態となる時は、位置32Tまで移動する。
本実施の形態においては、固定筒23と第1中間直進筒32の内径カム形状は、ほぼ同一の軌跡をなしているが、カム溝、貫通溝及び直進溝の関係が成り立つのであれば異なる構成としても良い。
図12に示すように、第2中間直進筒42は、内径に直進溝42s、貫通溝42k、カム溝42cを有する。貫通溝42kとカム溝42cは同一の軌跡となっており、貫通溝42kは、カム筒52の駆動ピン52dが、第2中間回転筒41の直進溝41sと係合するために貫通している。
カム溝42cは、カム筒52のカムピン52fと係合する。カムピン52fは、ワイド状態となる時は、位置42Wまで移動し、テレ状態となる時は、位置42Tまで移動する。第2中間直進筒42は、6本の直進溝42sにより内直進板54を常に直進ガイドするように構成されている。
図13に示すように、カム筒52は、内径に2群ホルダ72の移動量を制御するカム52c2、3群ホルダ73の移動量を制御するカム52c3を有する。カム52c2は、2群ホルダ72のカムピン72f(図1)と係合する。
またカム52c3は、3群ホルダ73のカムピン73f(図1)と係合する。カムピン72f、73fは、それぞれワイド状態となる時は、位置52c2W、52c3Wまで移動し、テレ状態となる時は、位置52c2T、52c3Tまで移動する。
先に説明したように、カム筒52は、内径側に各レンズ群の直進ガイドとなる、内直進筒53と内直進板54が光軸方向前後に挟まれるように配置されるので、カム筒52の光軸方向の移動により、内直進筒53及び内直進板(直進部材)54は共に移動する。
そのため、第1中間回転筒31と第1中間直進筒32の結合関係のような、バヨネット結合構造を持たなくても良い。そのため、図13に示すように、カム筒52の内径側に配置されるカムは、カム筒52の光軸方向の長さ52Bを最小にすることができる。
また、本実施の形態においては、図10〜図13に示したようなカム溝及び貫通溝の軌跡となっているが、カム溝、貫通溝及び直進溝の関係が成り立つのであれば、これ以外にも自由に軌跡を設定することも可能である。
さらに、本実施の形態においては、中間筒ユニットを2つ(第1中間筒ユニット30、第2中間筒ユニット40)配置して4段沈胴鏡筒を構成したが、この実施の形態に限らず、例えば、中間筒ユニットを1つ配置すると、3段沈胴鏡筒を構成することができる。
同様に、中間筒ユニットを3つ配置すると、5段沈胴鏡筒を構成することができる。このように中間筒ユニットの数を変更することで、鏡筒の段数を自由に変更することもできる。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態を示す。
図14は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の撮影時のワイド状態の鏡筒の構成図である。また、図15は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の鏡筒の固定筒及びギアユニットの斜視図、図16は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の鏡筒の第1中間筒ユニットの斜視図である。
本実施の形態においては、撮影レンズ群(1群レンズ11〜4群レンズ14)、第2中間筒ユニット40、カム筒ユニット50、及び1群筒ユニット60は、第1の実施の形態と同様の構成となっている。
ここで鏡筒各段の構成を説明する。
図15において、固定筒123は、撮像素子15を保持するホルダ24と共にビス等で固定され、カメラ本体1に保持される。
また、本実施の形態では、ズームギアユニット180は、駆動源であるモータ181と、モータ81からの動力を伝達するギア182〜186と、長ギア187で構成され、固定筒123のギア保持部123nで長ギア187を保持している。また、固定筒123は、内径側に直進溝123s、カム溝123cを有する。
図16において、鏡筒1段目となる、第1中間筒ユニット130は、第1中間回転筒131、第1中間直進筒132で構成される。第1中間直進筒132には、突起132bが設けられており、第1中間回転筒131の径方向に設けられた溝部131b(図14)と係合するので、光軸方向へ一体的に移動する。
第1中間直進筒132は、第1の実施の形態と同様に、内径側に直進溝132s、貫通溝132k、カム溝132cと、外周部に直進キー部132tを有する。第1中間直進筒132は、直進キー部132tと固定筒123の直進溝123sとが係合するので、直進ガイドされる。
また、第1中間回転筒131は、外径側に駆動ギア131g、カムピン131fと、内径側に直進溝131sを有する。駆動ギア131gは、長ギア187と係合するので、第1中間回転筒131は回転する。カムピン131fは、固定筒123のカム溝123cと係合するので、カム溝123cの軌跡に倣って第1中間筒ユニット130が光軸方向へ移動する。
鏡筒2段目となる第2中間筒ユニット40、鏡筒3段目となるカム筒ユニット50及び1群筒ユニット60は、第1の実施の形態と同様に構成される。
図17は、図15における固定筒の内面展開図であり、図18は、図16における第1中間直進筒の内面展開図である。図中、主要な個所以外は不図示としている。
図17に示すように、固定筒123は、内径側に直進溝123s、カム溝123c及びギア保持部123nを有する。カム溝123cは、第1中間回転筒131のカムピン131fと係合する。カムピン131fは、ワイド状態となる時は、位置123Wまで移動し、テレ状態となる時は、位置123Tまで移動する。
図18に示すように、第1中間直進筒132は、内径に直進溝132s、貫通溝132k、カム溝132cを有する。貫通溝132kとカム溝132cは同一の軌跡となっており、貫通溝132kは、第2中間回転筒41の駆動ピン41dが、第1中間回転筒131の直進溝131sと係合するために貫通している。
カム溝132cは、第2中間回転筒41のカムピン41fと係合する。カムピン41fは、ワイド状態となる時は、位置132Wまで移動し、テレ状態となる時は、位置132Tまで移動する。
本実施の形態においては、固定筒123と第1中間直進筒132の内径カム形状は、ほぼ同一の軌跡をなしているが、カム溝、貫通溝及び直進溝の関係が成り立つのであれば異なる構成としても良い。また、貫通溝の側壁にカム溝を設ける構成であっても良い。
さらに、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様、中間筒ユニットを2つ配置して4段沈胴鏡筒を構成したが、この実施の形態に限らず、例えば、中間筒ユニットを1つ配置すると、3段沈胴鏡筒を構成することができる。
同様に中間筒ユニットを3つ配置すると、5段沈胴鏡筒を構成することができる。このように、中間筒ユニットの数を変更することで、鏡筒の段数を自由に変更することもできる。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の撮影時のワイド状態の鏡筒の構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の撮影時のテレ状態の鏡筒の構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の沈胴状態の鏡筒の構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の鏡筒の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る撮像装置の斜視図である。 図4の鏡筒のうちの回転筒と固定筒部分の斜視図である。 図4の鏡筒のうちの第1中間筒ユニット部分の斜視図である。 図4の鏡筒のうちの第2中間筒ユニット部分の斜視図である。 図4の鏡筒のうちのカム筒ユニット部分の斜視図である。 図6における固定筒の内面展開図である。 図7における第1中間直進筒の内面展開図である。 図8における第2中間直進筒の内面展開図である。 図9におけるカム筒の内面展開図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の撮影時のワイド状態の鏡筒の構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の鏡筒の固定筒及びギアユニットの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の鏡筒の第1中間筒ユニットの斜視図である。 図15における固定筒の内面展開図である。 図16における第1中間直進筒の内面展開図である。
符号の説明
1 カメラ本体
2 鏡筒
11 1群レンズ
12 2群レンズ
13 3群レンズ
14 4群レンズ
15 撮像素子
42 第2中間直進筒
50 カム筒ユニット
51 第3中間回転筒
52 カム筒
52c1、52c2 カム
53 内直進筒
53a 突起部
53t 直進キー部
54 内直進板
61 1群筒
62 1群カバー

Claims (3)

  1. 光軸中心に回転するカム筒と、前記カム筒の外周に設けられた第1のカムに係合し、第1のレンズ群を保持する第1のレンズ保持部材と、前記カム筒の内周に設けられた第2のカムに係合し、第2のレンズ群を保持する第2のレンズ保持部材と、前記カム筒と嵌合し、前記カム筒の内周に設けられた直進筒と、前記直進筒と連結された直進部材と、前記直進筒の外周に配置され、前記直進部材の直進案内を行う直進案内部材と、を備えた撮像装置であって、
    前記直進筒の第1の直進案内部が前記第2のレンズ保持部材を直進案内し、かつ前記直進筒の被写体側端面に設けられた第2の直進案内部が前記第1のレンズ保持部材を直進案内するとともに、前記カム筒の光軸方向の移動規制を行い、前記直進部材が撮像素子側から前記カム筒の光軸方向の移動規制を行い、
    前記カム筒、前記直進筒及び前記直進部材は、光軸方向へ共に移動可能であることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記直進筒の内周に、前記直進部材との結合部を有することを特徴とする請求項1に記
    載の撮像装置。
  3. 前記第1のレンズ保持部材の外周に、前記カム筒に結合し、一体的に回転する回転筒を
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
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