JP5194664B2 - 消耗品管理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は消耗品管理装置、方法及びプログラムに係り、特に、機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む前記機器における前記消耗品の交換を管理する消耗品管理装置、該消耗品管理装置に適用可能な消耗品管理方法、及び、コンピュータを前記消耗品管理装置として機能させるための消耗品管理プログラムに関する。
画像形成装置における消耗品の交換管理に関し、特許文献1には、寿命や残量減少によって交換を行う必要のあるユニット毎に交換・補給時期が近づいたことを表示手段を介してユーザに通知した後、当該ユニットが寿命或いは残量無しになり、機械稼働が不可能となった時点までの時間計測を行い、計測した時間が一定時間より短い場合には、次回の交換・補給時期が近づいたことをユーザに知らせるための通知を、今回よりも一定量早めに行う技術が開示されている。
また特許文献2には、画像形成装置を構成する複数の部品のそれぞれの使用カウント数をカウントし、その使用カウント数を部品の交換時期の基準となる部品寿命カウント数とを比較し、その比較結果に基づいて部品の交換時期を判定すると共に、前記部品寿命カウント数を、部品の交換時に画像形成装置の操作部から入力される部品の消耗度レベルと、部品の使用カウント数とに基づいて変更することで、画像形成装置における部品の交換時期を正確に判定し、部品交換を適切なタイミングで実行させる技術が開示されている。
特開2004−86064号公報 特開2005−14354号公報
一般に、消耗品の残寿命が短くかつ消耗品交換作業のための期間も確保できる適切な時期に消耗品の交換要請を出力することを、人手を煩わすことなく、かつ機器に設けられた消耗品を最初に交換する際から実現することは困難であった。
請求項1記載の発明に係る消耗品管理装置は、機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む前記機器に対し、検出手段によって検出された前記消耗品の消費量及び当該消費量の検出時期に基づいて、前記消耗品の寿命が尽きる第1の時期と、前記消耗品の消費量が予め定められたレベルに達する、前記第1の時期よりも前の第3の時期と、を予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求める予測手段と、前記予測手段によって複数の機器について各々求められた複数の予測差分期間に基づいて所定期間を設定する第2設定手段と、前記第1の時期よりも前記所定期間前の第2の時期における前記消耗品の消耗量を予測し、当該予測した消耗量を前記消耗品の交換要請を出力する基準値として設定する第1設定手段と、前記機器に設けられ、前記検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量が前記第1設定手段により設定された前記基準値に達すると前記消耗品の交換要請を出力する消耗品交換要請出力手段と、を含んで構成されている。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記消耗品の消耗量は前記検出手段によって繰り返し検出されると共に、前記検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量が、当該消耗量に対して予め設定された複数のレベルのうちの何れかのレベルに達する毎に、前記何れかのレベルに達した時期が前記レベルと対応付けて記録手段に記録され、前記予測手段は、互いに異なるレベルと対応付けて前記記録手段に記録されている複数の時期に基づいて前記第1の時期を予測することを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記予測手段によって求められた前記予測差分期間は記録手段に順次記録され、前記第2設定手段は、前記記録手段に記録されている前記複数の予測差分期間に基づいて前記所定期間の設定を定期的に行うことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記第2設定手段は、前記複数の予測差分期間の最小値、又は、前記複数の予測差分期間を用いて作成したヒストグラムのうち前記予測差分期間が小さい側からの累積頻度が所定割合に達する位置における予測差分期間を、前記所定期間として設定することを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2の時期を修正する条件と、前記条件に合致したときの前記第2の時期の修正ルールを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている条件を満たした場合に、満たした条件と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って、前記第1設定手段によって設定された前記第2の時期を修正する修正手段と、を更に備えたことを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記予測手段は、検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量及び当該消耗量の検出時期に基づいて、前記消耗品の消耗量が予め設定された所定レベルに達する第3の時期も予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求め、前記記憶手段には、前記条件として前記予測差分期間と前記所定期間との差の値が記憶されており、前記修正手段は、前記予測差分期間と前記所定期間との差を求め、求めた差の値が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記値と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って前記第2の時期を修正することを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記記憶手段には、前記条件として前記第2の時期の日付に対する条件が記憶されており、前記修正手段は、前記第2の時期の日付が前記第2記憶手段に記憶されている前記日付に対する条件に合致している場合に、前記条件と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って前記第2の時期を修正することを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記記憶手段には、前記条件として前記機器が設置されている地区が記憶されており、前記修正手段は、前記第1設定手段によって前記第2の時期が設定された機器が設置されている地区を認識し、認識した地区が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地区と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って前記第2の時期を修正することを特徴としている。
請求項記載の発明に係る消耗品管理方法は、機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む前記機器に内蔵されたコンピュータ又は前記機器と通信回線を介して接続されたコンピュータによって、前記機器に対し検出手段によって検出された前記消耗品の消費量及び当該消費量の検出時期に基づいて、前記消耗品の寿命が尽きる第1の時期と、前記消耗品の消費量が予め定められたレベルに達する、前記第1の時期よりも前の第3の時期と、を予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求めるステップと、複数の機器について各々求められた複数の予測差分期間に基づいて所定期間を設定するステップと、前記第1の時期よりも前記所定期間前の第2の時期における前記消耗品の消耗量を予測し、当該予測した消耗量を前記消耗品の交換要請を出力する基準値として設定するステップと、検出された前記消耗品の消耗量が設定した前記基準値に達すると前記消耗品の交換要請を出力するステップと、を有する。
請求項1記載の発明に係る消耗品管理プログラムは、機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む前記機器に内蔵されたコンピュータ又は前記機器と通信回線を介して接続されたコンピュータを、前記機器に対し検出手段によって検出された前記消耗品の消費量及び当該消費量の検出時期に基づいて、前記消耗品の寿命が尽きる第1の時期と、前記消耗品の消費量が予め定められたレベルに達する、前記第1の時期よりも前の第3の時期と、を予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求める予測手段、前記予測手段によって複数の機器について各々求められた複数の予測差分期間に基づいて所定期間を設定する第2設定手段、前記第1の時期よりも前記所定期間前の第2の時期における前記消耗品の消耗量を予測し、当該予測した消耗量を前記消耗品の交換要請を出力する基準値として設定する第1設定手段、及び、前記機器に設けられ、前記検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量が前記第1設定手段により設定された前記基準値に達すると前記消耗品の交換要請を出力する消耗品交換要請出力手段として機能させる。
請求項1、請求項及び請求項1記載の発明は、複数の機器の各々における消耗品の消耗速度等を考慮して、消耗品の残寿命が短くかつ消耗品交換作業のための期間も確保できる適切な時期に消耗品の交換要請を出力することを、人手を煩わすことなく、かつ機器に設けられた消耗品を最初に交換する際から実現できる、という優れた効果を有する。
請求項記載の発明は、消耗品の寿命が尽きる第1の時期の予測精度、ひいては消耗品の交換要請を出力させる第2の時期の設定精度を向上させることができる、という効果を有する。
請求項記載の発明は、複数の機器の各々における消耗品の過去の消耗速度等も考慮した、より適切な時期に消耗品の交換要請を出力することができる、という効果を有する。
請求項記載の発明は、複数の機器の各々における消耗品の消耗速度等を考慮して消耗品の交換要請を出力する時期を設定することを簡易な処理で実現できる、という効果を有する。
請求項記載の発明は、任意の条件に合致した場合に消耗品の交換要請を出力する時期を修正することが可能となる、という効果を有する。
請求項記載の発明は、消耗品の交換要請を出力する機器における消耗品の消耗速度等に応じて、消耗品の交換要請を出力する時期を最適化することができる、という効果を有する。
請求項記載の発明は、消耗品の交換要請を出力する日付が任意の条件に合致した場合に、前記日付を修正することができる、という効果を有する。
請求項記載の発明は、消耗品の交換要請を出力する機器が設置されている地区に応じて、消耗品の交換要請を出力する日付を修正することができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、以下では本発明の実施形態の説明に先立ち、まず本発明の比較例を説明する。
比較例
図1には本比較例に係る画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は請求項1等に記載の機器に対応しており、ケーシング10Aの上方に、セットされた原稿の画像をスキャンし、R,G,B各色に分解して読み取る画像読取部12が設けられている。画像読取部12は制御部70に接続されており(図2参照)、原稿を読み取ることによって得られた各色の画像データを制御部70へ出力する。
一方、ケーシング10A内のほぼ中央部には、ロール状の感光体16が回転可能に配置されている。感光体16は図示しない感光体回転駆動部により図1矢印A方向に回転される。感光体16の下方には帯電ローラ18が設けられている。帯電ローラ18は図示しない帯電器により帯電され、感光体16の外周面を帯電させる。また感光体16の下方には、所定間隔隔てて露光装置22が設けられている。露光装置22は光源として図示しない半導体レーザを備えている。露光装置22は制御部70に接続されており(図2参照)、制御部70から入力された画像データに応じて前記半導体レーザを変調し、半導体レーザから射出されたレーザビームを感光体16に照射する。これにより感光体16の外周面に静電潜像が形成される。
また、感光体16の側方には現像装置24が設けられている。現像装置24は回転可能に配置されたロール状の収容体を備えている。この収容体の内部は、収容体の回転軸から放射状に延設された隔壁によって4個の収容部に区画されており、各収容部には現像器26Y、26M、26C、26Kが設けられている。現像器26Y、26M、26C、26Kは、内部に各々Y、M、C、K各色のトナーを貯留しており、各々現像ロール28を備えている。現像器26Y、26M、26C、26Kは、図示しない収容体回転駆動部によって収容体が回転され、現像ロール28が感光体16の外周面と間隙を隔てて対向する位置(現像位置)へ移動された状態で、図示しない現像ローラ回転駆動部によって現像ロール28が回転されることで、現像ロール28によって感光体16と現像ロール28との間隙へトナーを供給する。そして、現像ロール28と感光体16との間にバイアス電圧が印加されることで、感光体16の外周面に形成された静電潜像は、感光体16と現像ロール28との間隙へ供給されたトナーによってY、M、C、Kの各色に現像され、感光体16の外周面上に各色のトナー像が形成される。
また、図1において感光体16の略上方には無端の中間転写ベルト30が設けられている。中間転写ベルト30はローラ32、34、36に巻掛けられ、環状の外周面(画像形成面)が感光体16の外周面に接触するように配置されている。ローラ32、34、36の何れか1つは図示しないベルト回転駆動部によって回転され、中間転写ベルト30を図1矢印B方向に回転させる。中間転写ベルト30を挟んで感光体16の反対側には転写ローラ40が設けられており、感光体16の外周面上に形成されたトナー像は転写ローラ40によって中間転写ベルト30の画像形成面に転写される(一次転写)。一次転写位置よりも感光体16の回転方向下流側には感光体16の外周面を清掃する清掃装置42が設けられており、感光体16の上方には、中間転写ベルト30の画像形成面を清掃する清掃装置44が設けられている。
一方、ケーシング10A内の底部近傍にはトレイ46が配置されている。トレイ46内には記録用紙が多数枚積層された状態で収容されている。トレイ46の図1左斜め上方には取り出しローラ50が配置されており、取り出しローラ50の上方には所定間隔隔ててローラ対52が設けられている。積層状態で最も上方に位置している記録紙は、取り出しローラ50が回転されることによりトレイから取り出され、図1に想像線で示すように、ローラ対52に挟持されて上方へ搬送される。
また、図1においてケーシング10Aの左側方には、ケーシング10A内に手差しで記録用紙を挿入するための手差しトレイ54が設けられている。ケーシング10A内には、手差しトレイ54に対応してローラ56及びガイド58が設けられており、手差しトレイ54配設部位からケーシング10A内部に挿入された記録用紙は、ローラ56及びガイド58に案内されてローラ対52に挟持され、前記と同様に上方へ搬送される。
また、中間転写ベルト30を挟んでローラ36の反対側には、ローラ36に対向するようにローラ60が設けられている。ローラ対52によって上方へ搬送された記録用紙は、このローラ60と中間転写ベルト30とに挟持され、中間転写ベルト30の画像形成面に形成されたトナー像が転写される(二次転写)。二次転写位置の上方には、定着ローラ対を備えた定着装置62が設けられており、記録用紙に転写されたトナー像は定着装置62によって定着される。定着装置62の斜め上方にはローラ対64が設けられており、定着装置62配設部位を通過した記録用紙はローラ対64に挟持されてケーシング10A外に排出され、ケーシング10Aから突出するように設けられた排紙トレイ66上に載置される。
図2に示すように、制御部70はマイクロコンピュータから成り、CPU70A、メモリ70B、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性の記憶部70Cを備えている。また制御部70には、画像形成装置10に設けられユーザやサービスエンジニアが各種の情報を入力するためのキーボード(テンキーや各種のキー)と、画像形成装置10に設けられ各種の情報を表示するための表示パネルを含み、ブザー等も備えた表示・操作部72が接続されており、更に、図示しない通信回線を介しての他の機器との通信を司るネットワークI/F(インタフェース)部74と、画像形成装置10に設けられた任意の消耗品の消耗量を検出する消耗量検出部76も接続されている。なお、消耗量検出部76は請求項1等に記載の検出手段に対応している。
消耗量検出部76が消耗量を検出する消耗品としては、消耗量を検出可能な任意の消耗品を適用可能であり、例えば画像形成装置10の使用に伴って膜厚が消耗(減少)する感光体16が好適である。この場合、消耗量検出部76は、例えば現像ロール28と感光体16との間へのバイアス電圧の印加に伴って流れる電流の変化を検出する等により感光体16の(膜厚の)消耗量を検出することができる。また上記の消耗品は、例えば画像形成装置10の使用に伴って消費されるトナーであってもよく、この場合、消耗量検出部76は、トナー貯留部内に貯留されているトナーの残量を検出することでトナーの消耗量(消費量)を検出することができる。また上記の消耗品は、例えば画像形成装置10の使用に伴って外周面が摩耗するニップローラ(例えばローラ対52,64やローラ36、60等)であってもよく、この場合、消耗量検出部76は、ニップローラのニップ圧の変化を検出する等によりニップローラの消耗量(摩耗量)を検出することができる。
また、制御部70の記憶部70Cには、消耗量検出部76による消耗品の消耗量の検出結果を登録するための消耗品検出履歴テーブル(詳細は後述)が記憶されており、更に、消耗品交換要請プログラム及び消耗品交換要請時期設定プログラムが各々インストールされている。制御部70は、CPU70Aが消耗品交換要請プログラムを実行することで、請求項1等に記載の消耗品交換要請出力手段として機能すると共に、CPU70Aが消耗品交換要請時期設定プログラムを実行することで、本発明に係る予測手段及び第1設定手段として機能する。このように、消耗品交換要請時期設定プログラムは本発明に係る消耗品管理プログラムに対応しており、制御部70は請求項9,10に記載の「機器に内蔵されたコンピュータ」に対応している。また、消耗品検出履歴テーブルを記憶する記憶部70Cは請求項に記載の記録手段に対応している。
次に本比較例の作用を説明する。本比較例に係る画像形成装置10には、当該画像形成装置10に設けられている消耗品が寿命に近づくと消耗品の交換要請を出力する機能が設けられているが、当該機能は、例として図3にも示すように、消耗品の消耗量を予め複数のレベル(L0,L1,L2,…,Lmax-1,Lmax)に分けておくと共に、消耗品の寿命が尽きる最後のレベル(Lmax:エンドレベル)の1つ前のレベル(Lmax-1:ニアエンドレベル)を、交換要請を出力する基準レベルとして設定しておき、消耗量検出部76によって検出された消耗品の消耗量が基準レベルに達すると交換要請を出力する処理(後述する消耗品交換要請処理)を行うことで実現される。
これに対し、本比較例に係る画像形成装置10は市場に多数台出回っており、個々の画像形成装置10は互いに異なるユーザによって使用されているが、その使用頻度は個々の画像形成装置10毎に相違しており、個々の画像形成装置10に設けられている各種の消耗品の消耗速度も、図3に示すように個々の画像形成装置10の使用頻度に応じて相違する。このため、使用頻度が比較的高い画像形成装置10では各種の消耗品の消耗速度も高く(図3の「使用頻度:高」も参照)、これに伴い消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる(消耗量がエンドレベルに達する)迄の期間も短いので、消耗品の寿命が尽きることで画像形成装置10を長時間稼働できない状態に陥ることを回避するために、ユーザ又はサービスエンジニアは、交換要請が出力されると迅速に消耗品を交換する作業を行う必要があり、ユーザ又はサービスエンジニアの負担が大きいという問題がある。
一方、使用頻度が比較的低い画像形成装置10では各種の消耗品の消耗速度も低く、これに伴い消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる迄の期間も長くなるが、消耗品の交換要請が出力された段階で、消耗品の残量は既知(Lmax-1−Lmax)であるものの、ユーザやサービスエンジニアにとって消耗品の寿命が尽きる迄の期間は未知であるので、消耗品の寿命が早期に尽きて画像形成装置10を長時間稼働できない状態に陥る可能性を考慮して消耗品を交換する作業が早期に行われることが多く、消耗品の寿命が尽きる迄の期間の実際の長さに比して早期に交換作業が行われることで、消耗品の使用効率が低いという問題がある。
上記問題を解決するため、本比較例に係る制御部70では、図5に示す消耗品交換要請時期設定処理を行っているが、まずこの処理の説明に先立ち、制御部70のCPU70Aによって消耗品交換要請プログラムが実行されることで行われる消耗品交換要請処理について、図4を参照して説明する。
この消耗品交換要請処理は、例えば画像形成装置10の電源投入時や、一定時間が経過する毎、形成画像数が一定数に達する毎等、画像形成装置10で定期的に実行され、まずステップ100では消耗量検出部76によって消耗品の消耗量を検出させ、消耗量の検出結果(消耗量検出値)を消耗量検出部76から取得する。ステップ102では、ステップ100で取得した消耗量検出値を記憶部70Cに記憶されている消耗量検出履歴テーブルと照合し、次のステップ104において、取得した消耗量検出値に対応する消耗量のレベルを判断し、判断した消耗量のレベルに対応する検出日時が消耗量検出履歴テーブルに登録されていないか否か判定する。
比較例では、前述のように消耗品の消耗量が予め複数のレベルに分けられており、本比較例に係る消耗量検出履歴テーブルは、図6(A)にも示すように、消耗量が各レベルに達したことを検出した日時を消耗量の各レベル毎に登録可能とされている。ステップ104で判断した消耗量のレベルに対応する検出日時が既に消耗量検出履歴テーブルに登録されている場合、今回の消耗量検出値に対応するレベルには以前より達していると判断できるので、ステップ104の判定が否定され、ステップ108へ移行する。
また、ステップ104で判断した消耗量のレベルに対応する検出日時が既に消耗量検出履歴テーブルに登録されていない場合、今回の消耗量検出値に対応するレベルには今回初めて達したと判断できるので、ステップ104の判定が肯定されてステップ106へ移行し、現在の日時を、消耗量検出値に対応する消耗量レベルの検出日時として消耗量検出履歴テーブルに登録した後にステップ108へ移行する。このように、消耗量検出履歴テーブルは、消耗品の消耗量の増大(残量の低下)に伴って適宜更新される。
またステップ108では、消耗量検出履歴テーブルから交換要請時期を規定する消耗量の基準レベルを読み出す。なお、先にも説明したように、従来はこの基準レベルとしてニアエンドレベルを固定的に設定していたが、本比較例では後述する消耗品交換要請時期設定処理によって基準レベルが設定される。次のステップ110では、ステップ100で取得した消耗量検出値がステップ108で読み出した基準レベル以上か否か判定する。判定が否定された場合は消耗品交換要請処理を終了するが、判定が肯定された場合はステップ112へ移行し、消耗品の交換を要請するメッセージを表示・操作部72の表示パネルに表示させたり、表示・操作部72のブザーを鳴動させる等により、ユーザやサービスエンジニアに対して消耗品の交換を要請し、処理を終了する。
これにより、消耗品の交換時期が到来したことがユーザやサービスエンジニアに認識され、消耗品を交換(或いは補給)する交換作業が行われることになる。なお、上述した消耗品交換要請処理では、図4では図示は省略しているが、交換作業が行われて消耗品が交換(或いは補給)されたことを検知すると、消耗量検出履歴テーブルに登録されている各レベル毎の検出日時を消去する処理も行われる。
次に、制御部70のCPU70Aによって消耗品交換要請時期設定プログラムが実行されることで行われる消耗品交換要請時期設定処理について、図5を参照して説明する。なお、消耗品交換要請時期設定処理も先に説明した消耗品交換要請処理と同様に定期的に行われるが、その実行時間間隔は消耗品交換要請処理よりも長くてよい。
消耗品交換要請時期設定処理では、まずステップ120において、消耗量検出履歴テーブルに登録されている消耗量レベル及び検出日時を全て読み出す。次のステップ122では、ステップ120で消耗量検出履歴テーブルから読み出した消耗量レベル及び検出日時に基づき、読み出した消耗量レベル及び検出日時が表す速度で今後も消耗品の消耗量が増大する(残量が減少する)と仮定して、消耗品の寿命が尽きる時期(エンド日時)を予測する。なお、ステップ122で予測された日時(予測エンド日時)は本発明に係る第1の時期に対応しており、ステップ120,122は本発明に係る予測手段(詳しくは請求項に記載の予測手段)に対応している。
また、本比較例では、消耗品の交換要請を出力する日時からエンド日時に至る期間の長さが交換作業期間として予め設定されており、次のステップ124では、予め記憶部70Cに書き込まれている交換作業期間の設定値を読み出す。 またステップ126では、ステップ122で予測したエンド日時(予測エンド日時)からステップ124で読み出した交換作業期間の設定値が表す期間だけ遡った日時を交換要請予測日時として求める。またステップ128では、ステップ120で消耗量検出履歴テーブルから読み出した消耗量レベル及び検出日時に基づき、ステップ126で求めた交換要請予測日時における消耗品の消耗量を予測する。そしてステップ130では、ステップ128で求めた消耗量の予測値を、交換要請時期を規定する消耗量の基準レベルとして消耗量検出履歴テーブルに登録し、処理を終了する。
なお、上記の交換予測日時は本発明に係る第2の時期に、ステップ128で求めた消耗量の予測値は、「第2の時期における前記消耗品の消耗量を予測」した結果に各々対応しており、ステップ124〜ステップ130は本発明に係る第1設定手段に対応している。
上述した消耗品交換要請時期設定処理の作用を説明する。ユーザによる画像形成装置10の使用頻度が比較的低い場合、例として図6(B)に示すように、当該画像形成装置10における消耗品の消耗速度も低いので、従来のように消耗量の基準レベルとして一定レベル(=ニアエンドレベル:旧基準レベル)を適用した場合、消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる迄の期間が長く、消耗品の使用効率が低くなる。これに対して本比較例に係る消耗品交換要請時期設定処理では、消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる迄の期間(交換作業期間)が予め設定されており、この交換作業期間の設定値に応じて消耗量の基準レベルが設定されることで、使用頻度が比較的低い画像形成装置10に対しては、例として図6(C)に示すように、消耗品の基準レベルが従来よりも低くなり、消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる迄の期間が短縮(適正化)される。
一方、ユーザによる画像形成装置10の使用頻度が比較的高い場合には、例として図7(A)に示すように、当該画像形成装置10における消耗品の消耗速度も高く、従来のように消耗量の基準レベルとして一定レベル(=ニアエンドレベル:旧基準レベル)を適用した場合、消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる迄の期間が短く、ユーザ又はサービスエンジニアの負担が大きい。これに対して本比較例に係る消耗品交換要請時期設定処理では、消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる迄の期間(交換作業期間)が予め設定されており、この交換作業期間の設定値に応じて消耗量の基準レベルが設定されることで、使用頻度が比較的高い画像形成装置10に対しては、例として図7(B)に示すように、消耗品の基準レベルが従来よりも高くなり、消耗品の交換要請が出力されてから当該消耗品の寿命が尽きる迄の期間が延長(適正化)される。
〔第実施形態〕
次に本発明の第実施形態について説明する。なお、比較例と同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
図8には本第実施形態に係る画像形成装置管理システム80が示されている。画像形成装置管理システム80は、複数台の画像形成装置10が通信回線を介して管理装置82と各々接続されて構成されている。管理装置82はサーバ・コンピュータ等から成り、CPU82A、メモリ82B、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性の記憶部82C、複数台の画像形成装置10の各々との通信を司るネットワークI/F部82Dを備えている。管理装置82の記憶部82Cには、差分期間(後述)の演算結果を登録するための差分期間テーブルが記憶されており、更に、消耗品交換要請時期設定通知プログラムがインストールされている。
管理装置82は、CPU82Aが消耗品交換要請時期設定通知プログラムを実行することで、本発明に係る予測手段、第1設定手段及び第2設定手段として機能する。このように、消耗品交換要請時期設定通知プログラムも本発明に係る消耗品管理プログラムに対応しており、管理装置82は請求項9,10に記載の「機器と通信回線を介して接続されたコンピュータ」に対応している。また、差分期間テーブルを記憶する記憶部82Cは請求項に記載の記録手段に対応している。
次に本第実施形態の作用として、CPU82Aが消耗品交換要請時期設定通知プログラムを実行することで管理装置82で行われる消耗品交換要請時期設定通知処理について、図9を参照して説明する。なお、この消耗品交換要請時期設定通知処理についても管理装置82で定期的に行われる。
消耗品交換要請時期設定通知処理では、まずステップ140において、画像形成装置管理システム80の全ての画像形成装置10から情報を収集したか否か判定する。判定が否定された場合はステップ142へ移行し、情報未収集の何れか1台の画像形成装置10を処理対象に設定し、当該処理対象の画像形成装置10に対し、消耗量検出履歴テーブルに登録されている消耗量レベル及び検出日時の転送を要請する所定の情報を送信する。次のステップ144では、処理対象の画像形成装置10から消耗量レベル及び検出日時を受信したか否か判定し、判定が肯定される迄ステップ144を繰り返す。所定の情報の受信を契機として、処理対象の画像形成装置10が消耗量検出履歴テーブルに登録されている消耗量レベル及び検出日時を全て読み出して送信することで、処理対象の画像形成装置10から通信回線を介して前記消耗量レベル及び検出日時を受信すると、ステップ144の判定が肯定されてステップ146へ移行し、処理対象の画像形成装置10から受信した消耗量レベル及び検出日時をメモリ82Bに記憶させる。
次のステップ148では、処理対象の画像形成装置10から受信してメモリ82Bに記憶させた消耗量レベル及び検出日時に基づき、処理対象の画像形成装置10における消耗品の消耗量が、前記消耗量レベル及び検出日時が表す速度で今後も増大する(残量が減少する)と仮定して、処理対象の画像形成装置10において消耗品の寿命が尽きる時期(エンド日時)を予測する。また、ステップ150では処理対象の画像形成装置10から受信してメモリ82Bに記憶させた消耗量レベル及び検出日時に基づき、処理対象の画像形成装置10における消耗品の消耗量がニアエンドレベルに達する日時(当初予測交換作業日時)を予測する。なお、この当初予測交換作業日時は請求項に記載の第3の時期に対応している。
そしてステップ152では、ステップ148で求めた予測エンド日時とステップ150で求めた当初予測交換作業日時との差分に相当する期間(差分期間)を演算し、演算した差分期間を差分期間テーブルに登録する。なお、この差分期間は請求項に記載の予測差分期間に対応しており、ステップ148〜ステップ152は本発明に係る予測手段(詳しくは請求項2,3に記載の予測手段)に対応している。ステップ152の処理を終了するとステップ140に戻り、ステップ140の判定が肯定される迄ステップ140〜ステップ152を繰り返す。これにより、管理装置82に接続された全ての画像形成装置10から消耗量レベル及び検出日時が各々収集され、差分期間の演算・テーブルへの登録が全ての画像形成装置10について各々行われることになる。
なお、差分期間テーブルには、過去に演算した差分期間のデータを全て登録しておくようにしてもよいし、消耗品交換要請時期設定通知処理を行う際に差分期間テーブルに登録されているデータを毎回消去するようにしてもよいし、過去の一定期間内に演算した差分期間のデータ又は一定数の差分期間のデータのみを差分期間テーブルに登録しておくようにしてもよい。
ステップ140の判定が肯定されるとステップ154へ移行し、差分期間テーブルに登録されている差分期間に基づいて差分期間のヒストグラムを作成する。そしてステップ156では、ステップ154で作成した差分期間のヒストグラムに基づいて、交換作業期間(消耗品の交換要請出力日時からエンド日時に至る期間)の設定値を決定する。交換作業期間の設定値としては、例えば図10(A)に示すように、差分期間のヒストグラムを差分期間の小さい側からスキャンし、最初に頻度>0となったときの差分期間、すなわち差分期間テーブルに登録されている差分期間の最小値を用いることができる。また、例えば図10(B)に示すように、差分期間のヒストグラムを差分期間の小さい側からスキャンしながら累積頻度を演算していき、累積頻度が所定割合に達したときの差分期間を交換作業期間の設定値として用いてもよい。
これにより、画像形成装置管理システム80の複数台の画像形成装置10のうち使用頻度(消耗品の消耗速度)が比較的高い画像形成装置10における差分期間に基づいて交換作業期間の設定値が決定されることになり、高い使用効率で消耗品が使用されるように交換作業期間の設定値が適正化される。また、本第実施形態に係る消耗品交換要請時期設定通知処理は定期的に実行され、交換作業期間の設定値はその都度決定されるので、複数台の画像形成装置10における消耗品の消耗速度が全体的に変化した等の場合にも、この変化が交換作業期間の設定値に反映される。
なお、ステップ154、156は請求項に記載の第2設定手段(より詳しくは請求項に記載の第2設定手段)に対応しており、差分期間のヒストグラムに基づいて交換作業期間の設定値を上記のようにして決定することは、より詳しくは請求項記載の発明に対応している。また、交換作業期間の設定値に最大値を予め設定しておき、図10(A)又は(B)の方法によって求めた設定値が最大値を越えていた場合は、図10(C)に示すように交換作業期間の設定値として最大値を用いるようにしてもよい。この場合、複数台の画像形成装置10の使用頻度が何れも低く、複数台の画像形成装置10における消耗品の消耗速度が何れも低いときに、交換作業期間の設定値が過大となることが防止される。
次のステップ158では画像形成装置管理システム80の全ての画像形成装置10に情報(消耗量の基準レベル)を通知したか否か判定する。判定が否定された場合はステップ160へ移行し、情報を未通知の何れか1台の画像形成装置10を処理対象に設定した後に、当該処理対象の画像形成装置10に対して先のステップ148で求めた予測エンド日時から、ステップ156で決定した交換作業期間の設定値が表す期間だけ遡った日時を交換要請予測日時として求める。またステップ162では、処理対象の画像形成装置10から受信して先のステップ146でメモリ82Bに記憶させた消耗量レベル及び検出日時に基づき、ステップ160で求めた交換要請予測日時における、処理対象の画像形成装置10の消耗品の消耗量を予測する。そしてステップ164では、ステップ128で求めた消耗量の予測値を、消耗品の交換要請時期を規定する消耗量の基準レベルとして処理対象の画像形成装置10へ通知する。
ステップ164の処理を行うとステップ158に戻り、ステップ158の判定が肯定される迄ステップ158〜ステップ164を繰り返す。これにより、複数の画像形成装置10の各々に対し、交換要請予測日時の設定、消耗品の消耗量の予測及び通知が各々行われることになる。そして、ステップ158の判定が肯定されると処理を終了する。
管理装置82から個々の画像形成装置10に通知された消耗量の予測値(消耗量の基準レベル)は、個々の画像形成装置10の記憶部70Cに記憶されている消耗量検出履歴テーブルに各々登録される。本第実施形態では、個々の画像形成装置10で消耗品交換時期設定処理(図5)は行われず、個々の画像形成装置10で行われる消耗品交換要請処理(図4)において、管理装置82から通知されて消耗量検出履歴テーブルに登録した消耗量の基準レベルをそのまま用いて消耗品の交換要請の出力タイミングが判断される。
なお、第実施形態では、個々の画像形成装置10における交換要請予測日時及び消耗量の基準レベルの設定を管理装置82が行う態様を説明したが、これに限定されるものではなく、管理装置82では、交換作業期間の設定値を決定し、決定した設定値を個々の画像形成装置10へ通知する処理のみを行い、通知された交換作業期間の設定値に基づく交換要請予測日時及び消耗量の基準レベルの設定は個々の画像形成装置10で行うようにしてもよい。
〔第実施形態〕
次に本発明の第実施形態について説明する。なお、第実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。本第実施形態は、管理装置82が、消耗量の基準レベルに代えて交換品の交換要請を出力する日時(交換要請日時)を設定して個々の画像形成装置10に通知する点で相違しており、個々の画像形成装置10では、管理装置82から通知された交換要請日時に消耗品の交換要請を出力するように構成されている。また本第実施形態は、管理装置82の記憶部82Cに、交換要請日時の修正条件と、交換要請日時が前記修正条件に合致したときの交換要請日時の修正ルールを対応付けた修正ルール情報が記憶されている点でも第実施形態と相違しており、記憶部82Cは請求項に記載の記憶手段にも対応している。なお、修正ルール情報の詳細については後述する。
次に本第実施形態の作用として、本第実施形態に係る消耗品交換要請時期設定通知処理について、図11を参照し、第実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本第実施形態に係る消耗品交換要請時期設定通知処理では、差分期間のヒストグラムを作成し(ステップ154)、作成したヒストグラムに基づいて交換作業期間の設定値を決定し(ステップ156)た後、ステップ158の判定を経て、画像形成装置管理システム80の全ての画像形成装置10に対し、以下で説明するステップ170〜ステップ178の処理を各々行う。なお、本第実施形態におけるステップ148〜ステップ152も本発明に係る予測手段(詳しくは請求項に記載の予測手段)に対応している。
すなわち、ステップ170では、第実施形態に係る消耗品交換要請時期設定通知処理(図9)のステップ160と同様に、処理対象の画像形成装置10における予測エンド日時からステップ156で決定した交換作業期間の設定値が表す期間だけ遡った日時を、交換品の交換要請を出力する日時(交換要請日時)として求めるが、ここで求めた交換要請日時の仮の日時であり、条件によっては次のステップ172〜ステップ176で修正される。
ステップ172では、ステップ156で決定した交換作業期間の設定値と、ステップ152で演算した処理対象の画像形成装置10における差分期間と、の偏差を演算する。記憶部82Cに記憶されている修正ルール情報の中には、一例として図12(A)に示すように、交換作業期間の設定値と差分期間の偏差が各日数のとき(交換要請日時の修正条件に相当)の交換要請日時の修正ルールを定めた修正ルール情報が含まれており、ステップ172では、続いて、上記の演算によって算出された偏差に対応する修正ルールを上記の修正ルール情報から抽出し、抽出した修正ルールが「修正せず」以外であれば、ステップ170で仮設定した交換要請日時を抽出した修正ルールに従って修正する。
また、記憶部82Cに記憶されている修正ルール情報の中には、一例として図12(B)に示すように、画像形成装置10が設置されている地区が各地区のとき(交換要請日時の修正条件に相当)の交換要請日時の修正ルールを定めた修正ルール情報が含まれている。各地区毎の修正ルールは、各地区における画像形成装置10のメインテナンスの体制(例えばサービスエンジニア1人当りの画像形成装置10の台数や、交換品発注から到着迄の日数)等に基づいて定められている。次のステップ174では、処理対象の画像形成装置10が設置されている地区を認識し(地区の認識は、個々の画像形成装置10から設置地区を表すコード情報を送信させることで行うようにしてもよいし、個々の画像形成装置10毎に設置地区を予め登録しておき、この情報を参照することで行うようにしてもよい)、認識した設置地区に対応する修正ルールを上記の修正ルール情報から抽出し、抽出した修正ルールが「修正せず」以外であれば、ステップ170,172の処理を経た交換要請日時を抽出した修正ルールに従って修正する。
また、記憶部82Cに記憶されている修正ルール情報の中には、一例として図12(C)に示すように、交換要請日時の日付に対する条件(これも交換要請日時の修正条件に相当している)と、交換要請日時の日付が上記条件に合致したときの交換要請日時の修正ルールを定めた修正ルール情報が含まれている。交換要請日時の日付に対する各条件毎の修正ルールは、画像形成装置10のメインテナンスの休業日等に基づいて定められている。次のステップ176では、交換要請日時の日付が上記の修正ルール情報に規定されている日付に対する各条件の何れかに合致するか否か判定し、合致する条件が存在している場合には、当該条件に対応する修正ルールを上記の修正ルール情報から抽出し、ステップ170〜174の処理を経た交換要請日時を抽出した修正ルールに従って修正する。
なお上述したステップ172〜ステップ176は請求項に記載の修正手段に対応しており、より詳しくは、ステップ172は請求項に記載の修正手段に、ステップ174は請求項に記載の修正手段に、ステップ176は請求項に記載の修正手段に各々対応している。そして次のステップ178では、上述したステップ170〜176の処理を経て得られた交換要請日時を画像形成装置10に通知する。これにより、消耗品の交換要請を出力する日時が各種条件に応じて最適化される。
なお、第実施形態では交換要請日時の修正を管理装置82が行う態様を説明したが、これに限定されるものではなく、管理装置82では交換要請日時の仮設定及び画像形成装置10への通知を行い、個々の画像形成装置10で各種条件に応じた交換要請日時の修正を行うようにしてもよい。また、管理装置82では交換作業期間の設定値の決定及び画像形成装置10への通知を行い、個々の画像形成装置10において、交換要請日時の仮設定及び各種条件に応じた交換要請日時の修正を行うようにしてもよい。
また、上記では「機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む機器」の一例として画像形成装置10を例に説明したが、これに限定されるものではなく、消耗品を含む機器であれば本発明を適用可能である。
また、上記では本発明に係る消耗品管理プログラムに対応する消耗品交換要請時期設定プログラム又は消耗品交換要請時期設定通知プログラムが、画像形成装置10の記憶部70C又は管理装置82の記憶部82Cに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、本発明に係る消耗品管理プログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
比較例及び実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置の制御部及びその周辺の構成を示す概略ブロック図である。 従来の問題点を説明するための消耗品の消耗量の変化の一例を示す線図である。 消耗品交換要請処理の内容を示すフローチャートである。 消耗品交換要請時期設定処理の内容を示すフローチャートである。 (A)は消耗品検出履歴テーブルの一例、(B),(C)は消耗量の基準レベル設定の作用を説明するための線図である。 消耗量の基準レベル設定の作用を説明するための線図である。 実施形態に係る画像形成装置管理システムの概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る消耗品交換要請時期設定通知処理の内容を示すフローチャートである。 差分期間のヒストグラムに基づく交換作業期間設定の例を示す線図である。 実施形態に係る消耗品交換要請時期設定通知処理の内容を示すフローチャートである。 実施形態に係る修正ルールの一例を示す図表である。
符号の説明
10 画像形成装置
70 制御部
70C 記憶部
72 表示・操作部
76 消耗量検出部
80 画像形成装置管理システム
82 管理装置
82C 記憶部

Claims (10)

  1. 機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む前記機器に対し、検出手段によって検出された前記消耗品の消費量及び当該消費量の検出時期に基づいて、前記消耗品の寿命が尽きる第1の時期と、前記消耗品の消費量が予め定められたレベルに達する、前記第1の時期よりも前の第3の時期と、を予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求める予測手段と、
    前記予測手段によって複数の機器について各々求められた複数の予測差分期間に基づいて所定期間を設定する第2設定手段と、
    前記第1の時期よりも前記所定期間前の第2の時期における前記消耗品の消耗量を予測し、当該予測した消耗量を前記消耗品の交換要請を出力する基準値として設定する第1設定手段と、
    前記機器に設けられ、前記検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量が前記第1設定手段により設定された前記基準値に達すると前記消耗品の交換要請を出力する消耗品交換要請出力手段と、
    を含む消耗品管理装置。
  2. 前記消耗品の消耗量は前記検出手段によって繰り返し検出されると共に、前記検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量が、当該消耗量に対して予め設定された複数のレベルのうちの何れかのレベルに達する毎に、前記何れかのレベルに達した時期が前記レベルと対応付けて記録手段に記録され、
    前記予測手段は、互いに異なるレベルと対応付けて前記記録手段に記録されている複数の時期に基づいて前記第1の時期を予測することを特徴とする請求項1記載の消耗品管理装置。
  3. 前記予測手段によって求められた前記予測差分期間は記録手段に順次記録され、
    前記第2設定手段は、前記記録手段に記録されている前記複数の予測差分期間に基づいて前記所定期間の設定を定期的に行うことを特徴とする請求項1記載の消耗品管理装置。
  4. 前記第2設定手段は、前記複数の予測差分期間の最小値、又は、前記複数の予測差分期間を用いて作成したヒストグラムのうち前記予測差分期間が小さい側からの累積頻度が所定割合に達する位置における予測差分期間を、前記所定期間として設定することを特徴とする請求項1記載の消耗品管理装置。
  5. 前記第2の時期を修正する条件と、前記条件に合致したときの前記第2の時期の修正ルールを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている条件を満たした場合に、満たした条件と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って、前記第1設定手段によって設定された前記第2の時期を修正する修正手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の消耗品管理装置。
  6. 前記予測手段は、検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量及び当該消耗量の検出時期に基づいて、前記消耗品の消耗量が予め設定された所定レベルに達する第3の時期も予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求め、
    前記記憶手段には、前記条件として前記予測差分期間と前記所定期間との差の値が記憶されており、
    前記修正手段は、前記予測差分期間と前記所定期間との差を求め、求めた差の値が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記値と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って前記第2の時期を修正することを特徴とする請求項5記載の消耗品管理装置。
  7. 前記記憶手段には、前記条件として前記第2の時期の日付に対する条件が記憶されており、
    前記修正手段は、前記第2の時期の日付が前記第2記憶手段に記憶されている前記日付に対する条件に合致している場合に、前記条件と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って前記第2の時期を修正することを特徴とする請求項5記載の消耗品管理装置。
  8. 前記記憶手段には、前記条件として前記機器が設置されている地区が記憶されており、
    前記修正手段は、前記第1設定手段によって前記第2の時期が設定された機器が設置されている地区を認識し、認識した地区が前記記憶手段に記憶されている場合に、前記地区と対応付けて前記記憶手段に記憶されている修正ルールに従って前記第2の時期を修正することを特徴とする請求項5記載の消耗品管理装置。
  9. 機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む前記機器に内蔵されたコンピュータ又は前記機器と通信回線を介して接続されたコンピュータによって、
    前記機器に対し検出手段によって検出された前記消耗品の消費量及び当該消費量の検出時期に基づいて、前記消耗品の寿命が尽きる第1の時期と、前記消耗品の消費量が予め定められたレベルに達する、前記第1の時期よりも前の第3の時期と、を予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求めるステップと、
    複数の機器について各々求められた複数の予測差分期間に基づいて所定期間を設定するステップと、
    前記第1の時期よりも前記所定期間前の第2の時期における前記消耗品の消耗量を予測し、当該予測した消耗量を前記消耗品の交換要請を出力する基準値として設定するステップと、
    検出された前記消耗品の消耗量が設定した前記基準値に達すると前記消耗品の交換要請を出力するステップと、
    を有する消耗品管理方法。
  10. 機器の使用に伴って徐々に消耗する消耗品を含む前記機器に内蔵されたコンピュータ又は前記機器と通信回線を介して接続されたコンピュータを、
    前記機器に対し検出手段によって検出された前記消耗品の消費量及び当該消費量の検出時期に基づいて、前記消耗品の寿命が尽きる第1の時期と、前記消耗品の消費量が予め定められたレベルに達する、前記第1の時期よりも前の第3の時期と、を予測し、前記第3の時期と前記第1の時期との差に相当する予測差分期間を求める予測手段、
    前記予測手段によって複数の機器について各々求められた複数の予測差分期間に基づいて所定期間を設定する第2設定手段、
    前記第1の時期よりも前記所定期間前の第2の時期における前記消耗品の消耗量を予測し、当該予測した消耗量を前記消耗品の交換要請を出力する基準値として設定する第1設定手段、
    及び、前記機器に設けられ、前記検出手段によって検出された前記消耗品の消耗量が前記第1設定手段により設定された前記基準値に達すると前記消耗品の交換要請を出力する消耗品交換要請出力手段
    として機能させるための消耗品管理プログラム。
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