JP5142578B2 - 画像形成装置及びその情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置及びその情報処理方法に関する。特に、複数の画像形成装置を監視する監視装置と通信が可能で、表示部を備えた画像形成装置のための消耗度の算出技術に関する。
従来より、複写機等においてトナーの残量をセンサにより検出し、該検出結果を複写機の表示部や遠隔のコンピュータに出力する仕組みが知られている。
また、検出された残量を基に消耗品の残量が少なくなると、新規消耗品の発注を行う仕組みが、特許文献1に開示されている。
特開平10−032659号公報
しかしながら、従来の技術によれば、トナー等の消耗品をはじめ各構成部品の消耗度の算出は画像形成装置本体で行うため、精度が良くないという問題があった。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、従来に比べて、高い精度で、画像形成装置を構成する構成部品の消耗度に係わる情報を出力できるようにすることを目的とする。
かかる課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、複数の画像形成装置の稼動状態を監視する監視装置とインターネットを介して通信が可能な画像形成装置であって、当該画像形成装置を構成する構成部品の稼動量を検出し、該稼動量に関する情報を前記構成部品に対応付けて蓄積する蓄積手段と、前記監視装置が算出する構成部品の第1消耗度を取得するための、当該構成部品の稼動量に関する情報を含む要求を前記監視装置へ通知する通知手段と、前記通知手段により通知された要求の応答として、前記構成部品の第1消耗度と、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記監視装置から取得する取得手段と、前記蓄積手段に蓄積された稼動量に関する情報と、前記取得手段により取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とに基づき第2消耗度を算出する算出手段と、前記画像形成装置を構成する構成部品の消耗度を出力する際に、前記取得手段が前記監視装置から第1消耗度を取得した場合は前記第1消耗度を出力し、前記取得手段が前記監視装置から第1消耗度を取得できない場合は前記算出した第2消耗度を出力する出力手段とを有し、前記取得手段により取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値は、前記監視装置が監視する複数の画像形成装置から構成部品の稼動量に関する情報を取得する度に、前記監視装置において更新されることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、複数の画像形成装置の稼動状態を監視する監視装置とインターネットを介して通信が可能な画像形成装置における情報処理方法であって、蓄積手段が、当該画像形成装置を構成する構成部品の稼動量を検出し、該稼動量に関する情報を前記構成部品に対応付けて蓄積する蓄積工程と、通知手段が、前記監視装置が算出する構成部品の第1消耗度を取得するための、当該構成部品の稼動量に関する情報を含む要求を前記監視装置へ通知する通知工程と、取得手段が、前記通知工程で通知された要求の応答として、前記構成部品の第1消耗度と、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記監視装置から取得する取得工程と、算出手段が、前記蓄積工程で蓄積された稼動量に関する情報と、前記取得工程で取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とに基づき第2消耗度を算出する算出工程と、出力手段が、前記画像形成装置を構成する構成部品の消耗度を出力する際に、前記取得工程で前記監視装置から第1消耗度を取得した場合は前記第1消耗度を出力し、前記取得工程で前記監視装置から第1消耗度を取得できない場合は前記算出した第2消耗度を出力する出力工程とを有し、前記取得工程で取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値は、前記監視装置が監視する複数の画像形成装置から構成部品の稼動量に関する情報を取得する度に、前記監視装置において更新されることを特徴とする。
更に、上記画像形成装置の制御方法の工程を画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラムを提供する。
また、本発明の画像形成システムは、複数の画像形成装置と、該複数の画像形成装置とインターネットを介して通信が可能な、該複数の画像形成装置の稼動状態を監視する監視装置とを備えた画像形成システムであって、前記画像形成装置は、当該画像形成装置を構成する構成部品の稼動量を検出し、該稼動量に関する情報を前記構成部品に対応付けて蓄積する第1の蓄積手段と、前記監視装置が算出する構成部品の第1消耗度を取得するための、当該構成部品の稼動量に関する情報を含む要求を前記監視装置へ通知する通知手段と、前記通知手段により通知された要求の応答として、前記構成部品の第1消耗度と、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記監視装置から取得する取得手段と、前記蓄積手段に蓄積された稼動量に関する情報と、前記取得手段により取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とに基づき第2消耗度を算出する算出手段と、前記画像形成装置を構成する構成部品の消耗度を出力する際に、前記取得手段で前記監視装置から第1消耗度を取得した場合は前記第1消耗度を出力し、前記第1消耗度を取得できない場合は前記算出した第2消耗度を出力する出力手段とを有し、前記監視装置は、前記複数の画像形成装置から通知された要求に含まれる前記画像形成装置を構成する構成部品の稼動量に関する情報を、前記画像形成装置及び構成部品に対応付けて蓄積する第2の蓄積手段と、前記複数の画像形成装置のいずれかから構成部品の稼動量に関する情報を取得した際に、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値を更新する更新手段と、前記画像形成装置から通知された要求の応答として、前記構成部品に対応する消耗度を算出するための算出式を用いて当該構成部品の第1消耗度を算出し、当該算出された第1消耗度と前記更新手段により更新された前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記画像形成装置へ送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明に拠れば、従来に比べて、高い精度で、画像形成装置を構成する構成部品の消耗度に係わる情報を出力できる。
更に、複数の画像形成装置の稼動状態を監視する監視装置との通信状態に係わらず構成部品の消耗度に係わる情報を出力できる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態では、複写機やプリンタ等の画像形成装置を例に構成部品の消耗度の監視及び消耗度に係わる情報の管理を説明する。しかし、本発明は画像形成装置に限定することなく、通信を介して複数の処理装置を監視する監視装置を有するシステムに適用が可能である。
<本実施形態の画像形成システムの構成例>
図1は、本実施形態に係る画像形成システム全体の構成例を示す図である。
図1において、310は画像形成装置の稼動状態を一元的に監視する監視装置に相当する監視サーバである。監視サーバ310は、顧客イントラネット内の画像形成装置や販売会社イントラネット内のパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)と、インターネット20を介して通信を行う。
10は顧客イントラネット環境を表している。この顧客イントラネット環境10内にはLAN301を介して接続された複数の画像形成装置100が存在し、それぞれインターネット20経由で監視サーバ310と通信を行う。
30は販売会社イントラネット環境を表している。この販売会社イントラネット環境30内には少なくとも1台のPC31が存在し、各PC31はインターネット20経由で監視サーバ310と通信を行う。
画像形成装置100は、インターネット20を介して、動作モード設定や印刷カウンタ値、各部品の稼動量を表す部品カウンタ値、稼動ログなどの稼動情報、およびサービスコールやジャム、アラームなどの障害情報を監視サーバ310へ通知する。また、画像形成装置100は、監視サーバ310からの様々な要求(情報取得要求/通信スケジュール設定要求/ファームウェアアップデート要求など)を受け付ける。この際の通信手段として、本例ではSOAP(Simple Object Access Protocol)などを用いる。
ここで述べる画像形成装置100としては、プリント機能やファクシミリ機能やコピー機能を統合したデジタル複合複写機やプリンタ、スキャナー、ファクシミリなどが含まれる。なお、以降では、画像形成装置100はデジタル複合複写機(以下、複写機と呼ぶ)100に特化して説明を行う。
<本実施形態の複写機のハードウエア構成例>
図2は、画像形成装置である複写機100のハードウェア構成例を示す断面図である。
図2の150は自動原稿送り装置(DF)、102はスキャナである。スキャナ102は、原稿照明ランプ103や走査ミラー104等で構成されている。
自動原稿送り装置150は、原稿を最終頁から順にl枚ずつプラテンガラス101上へ搬送し、原稿の読み取り動作終了後に原稿を排出するものである。プラテンガラス101上に搬送された原稿は、不図示のモータによって駆動されるスキャナ102で往復走査される。その反射光は走査ミラー104〜106を介してレンズ107を透過し、イメージセンサ部108内のCCDセンサに結像する。109はレーザやポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部で、イメージセンサ部108で電気信号に変換され、所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調されたレーザ光119を感光体ドラム111に照射する。
感光体ドラム111の周りには、1次帯電器112、現像器113、転写帯電器116、前露光ランプ114、クリーナー装置115が装備されている。画像形成部110においては、感光体ドラム111は、不図示のモータにより矢印方向に回転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露光制御部109からのレーザ光119が照射され、その上に静電潜像が形成される。感光体ドラム111上に形成された静電潜像は、現像器113により現像されて、トナー像として可視化される。
一方、右カセットデッキ121、左カセットデッキ122、上段カセット123あるいは下段カセット124からピックアップローラ125〜128により転写紙が給紙される。その転写紙は、給紙ローラ129〜132、レジストローラ133により転写ベルト134へ給送され、その過程において可視化されたトナー像が転写帯電器116により転写紙に転写される。また、100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し151も装備されている。
トナー像転写後の感光体ドラム111からは、クリーナー装置115により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が消去される。転写後の転写紙は、分離帯電器117によって感光体ドラム111から分離され、転写ベルト134によって定着器135へ搬送される。定着器135では加圧、加熱によってトナー像が定着され、排紙ローラ136により複写機100の機外へ排出される。
137は排紙フラッパであり、搬送パス138側と排出パス143側の経路を切り替える。140は下搬送パスであり、排紙ローラ136から送り出された転写紙を反転パス139を介して裏返し再給紙パス141に導く。また、左カセットデッキ122から給紙ローラ130によって給紙した転写紙も、再給紙パス141に導く。142は転写紙を画像形成部110に再給紙する再給紙ローラである。144は排紙フラッパ137の近傍に配置された排出ローラで、排紙フラッパ137により排出パス143側に切り替えられた転写紙を機外に排出する。
両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ137を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬送パス138、反転パス139、下搬送パス140を介して再給紙パス141に導く。このとき、転写紙は、その後端が反転ローラ145によって搬送パス138から全て抜け出し、反転ローラ145に転写紙が噛まれた状態の位置まで反転パス139に引き込まれ、反転ローラ145を逆転させることで搬送パス140に送り出される。
複写機100から転写紙を反転させて排出する時には、排紙フラッパ137を上方へ上げ、転写紙の後端が搬送パス138に残った状態の位置まで反転ローラ145によって反転パス139に引き込む。更に、反転ローラ145を逆転させることで、転写紙は裏返しにされて排出ローラ144側に送り出される。
160は複写機100から排出した転写紙を揃えて閉じる排紙処理装置である。この装置は、一枚毎に排出される転写紙を処理トレイ164で積載して揃える。また、一部の画像形成が終了したら、転写紙束をステイプルして排紙トレイ162、または163に排出する。
排紙トレイ163は、その上下移動が不図示のモータで制御され、画像形成動作開始前には処理トレイ164の位置に移動し、外出された転写紙が積載されていくと紙面の高さが処理トレイ164の位置になるように移動する。168は排紙トレイ163の下限を検知するトレイ下限センサであり、排紙トレイ163に約2000枚の転写紙が積載された時にこれを検知するようになっている。
161は排紙された転写紙の間に挿入する区切り紙を積載する用紙トレイ、165は排出された転写紙をZ折りにするZ折り機である。また、166は排出された転写紙の一部をまとめてセンター折りしてステイプルを行う事によって製本を行う製本機であり、製本された紙束は排出トレイ167に排出される。
また、本断面図内の各所には不図示の各種センサが配置されており、トナー切れや原稿ジャム、転写紙残量、転写紙ジャム、現像関連の消耗部材残量、原稿照明ランプ切れ、その他複写機100内部で発生する様々な障害を検出する。
また、上記各構成要素は、図2には不図示の制御部180が設置され、制御部180は装置全体の動作を制御する。
(本実施形態の複写機の制御部の構成例)
図3は、複写機100内の制御部180の構成例を示すブロック図である。制御部180の各構成要素は、システムバス181及び画像バス182に接続されている。
ROM183には複写機100の制御プログラムが格納されており、CPU186で実行される(図8、図19A、図19B参照)。RAM184は、コンピュータプログラムを実行するためのワークメモリエリアであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
蓄積メモリ185は第1の蓄積手段に相当する不揮発性メモリである。蓄積メモリ185には、複写機100の再起動後も保持しておく必要のある各種動作モード設定や印刷枚数カウンタ値、部品の稼動量を表す部品カウンタ値、稼動ログ、サービスコールエラー/ジャム/アラームなどの障害情報が記憶される。例えば、以下に示す部品カウンタ管理テーブル600等が記憶される。
Network_I/F189はLAN301と接続するためのインタフェース部であり、インターネット20を介して監視サーバ310と通信を行う。回線I/F部190は、ISDNや公衆電話網に接続され、ROM183内の通信制御プログラムにより制御され、ISDN_I/Fやモデム、NCU(Network Control Unit)を介して遠隔の端末とデータの送受信を行う。ファクシミリの送受信もこの回線I/F部190を使用して行う。
操作部188には表示手段やキー入力手段が内蔵されており、これらはCPU186にて制御される。操作者は、キー入力手段を通してスキャナ読み取りやプリント出力に関する各種設定指示や、作動/停止指示を行う。以上の構成要素がシステムバス181上に配置される。
IO制御部187は、システムバス181と画像データを高速で転送する画像バス182とを接続するためのバスブリッジである。画像バス182は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス182上には以下のデバイスが配置される。
デジタルI/F部193は、複写機100のリーダ部196やプリンタ部197と制御部180とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、リーダ部196やプリンタ部197内の各所に配置した前述の各種センサが検出した情報は、このデジタルI/F部193及びIO制御部187を介してシステムバス181へ流れる。画像処理部191は、入力及び出力画像データに対し補正/加工/編集を行う。画像回転部192は画像データの回転を行う。 画像圧縮伸長部194は、多値画像データはJPEG、2値画像データはJBIG/MMR/MR/MHの圧縮伸張処理を行う。画像密度変換部195は、出力用画像データに対して解像度変換等を行う。
CPU186で実行される制御プログラムにより、CPU186は蓄積メモリ185内の各種動作モード設定や印刷枚数カウンタ値、部品の稼動量を表す部品カウンタ値、稼動ログ、サービスコールエラー/ジャム/アラームなどの障害情報を読み出す。そして、後述するXML形式のデータフォーマットに加工してNetwork_I/F189を介して監視サーバ310へ送信する。
この際CPU186では、上記取得した情報を大きく2つに分類し、監視サーバ310へ送信するタイミングをそれぞれ変えている。1つは、サービスコールエラー/ジャム/アラームなどの障害に関する情報である。これらの情報は即時性が要求されるため、CPU186は情報取得後直ちに監視サーバ310へ送信する。もう1つは、各種動作モード設定や印刷枚数カウンタ値、部品の稼動量を表す部品カウンタ値、稼動ログなどの情報である。これらの情報は所定の通信スケジュールに従って定期的に監視サーバ310へ送信する。
<本実施形態の監視サーバのハードウエア構成例>
図4は、監視サーバ310のハードウェア構成例を示すブロック図である。
監視サーバ310は、監視サーバ310全体を制御するためのCPU252を有する。また、システム起動に必要なブートプログラムを記憶するための読み出し専用メモリであるROM253を有する。また、CPU252でコンピュータプログラムを実行する際に必要とされる作業メモリであるRAM254を有する。また、拠点監視装置200や販売会社イントラネット内のPCとインターネット20を介して通信を行うためのNetwork_I/F部255を有する。また、表示制御部256と、入力制御部258と、CPU252で実行するプログラムや各複写機100から送られた稼動情報などを格納するHDD261とを有する。これら要素がシステムバス251に接続された構成をとっている。
表示制御部256には表示デバイス257が接続され、入力制御部258には入力デバイス259,260が接続されている。監視サーバ310を管理するオペレータは、これら入出力デバイスを通じて監視サーバ310の稼動状態の確認や動作指示を行う。
監視サーバ310は、前述したように複写機100から送信される情報をNetwork_I/F255からInternet20を介して常時受信する。そして、受信した情報に対してXMLデータのパース処理を行って、第2の蓄積手段であるHDD261に格納する。
監視サーバ310内ではWWW(World Wide Web)サーバプログラムが動作しており、HDD261に格納した上記情報はWeb画面として表示する。これにより、販売会社のサービスマン等が販売会社イントラネット環境30内のPC上のWebブラウザを用いて、監視サーバ310上のWWWサーバへアクセスする。これにより、販売会社イントラネット環境30から監視サーバ310のHDD261に格納した上記情報を閲覧することが可能となっている。
<本実施形態における定期通信処理の例>
(定期的な送受信シーケンスの概要)
図5は、本発明に関わる複写機100と監視サーバ310間で行う定期的な部品カウンタ値の情報送受信シーケンスを表す図である。
複写機100は、所定の通信開始タイミング毎に監視サーバ310に対して部品カウンタの情報を送信する(S500)。具体的には、上述の部品カウンタ管理テーブル600に記憶している全部品に関する部品コードと、現在の部品カウンタ値と、前回交換時カウンタ通知フラグ欄604が"OFF"になっている部品に関する前回交換時の部品カウンタ値とを送信する。かかる処理が、通知手段の処理に相当する。
続いて、監視サーバ310は上記送信に対するレスポンスとして、後述する交換実績平均値と部品消耗度を複写機100に返送する(S501)。この返送を受けた複写機100は、各々の値を部品カウンタ管理テーブル600の実績平均値欄605と消耗度欄606に書き込む。かかる処理が、取得手段の処理の相当する。
<複写機側の定期通信処理例>
定期的な送受信シーケンスに関する複写機100側の処理について、図6乃至図12を参照しながら更に詳細に説明する。
図6は、定期的な送受信シーケンスに関わる複写機100内の機能ブロック例とその関係を表したものである。これら各機能ブロックの実態は、ROM183に格納された制御プログラムである。また、各機能ブロックは、互いにRAM184を介したメッセージ通信によってデータや制御コマンドのやり取りを行う。
図8は、定期的な送受信シーケンスに関わる写機100内の各機能ブロックの処理手順例を示すフローチャートである。
以下図6と図8に従って、複写機側の定期通信処理を説明する。
図6の部品カウンタ計測部701は、前述したようにコピーやプリント等の動作を行った際に各部品の稼動量を常時カウントし、それを部品カウンタ管理部702に渡す処理を行っている。また、ユーザによって部品交換が行われて操作部188から部品カウンタ値のリセットを指示された場合、当該部品の現在稼動量を前回交換時カウンタとして部品カウンタ管理部702に渡す処理を行っている。部品カウンタ管理部702は、部品カウンタ管理テーブル600を有する。
(部品カウンタ管理テーブル600の構成例)
図7は、複写機100の蓄積メモリ185内で部品カウンタ値に関する情報が記憶されている状態を模式的に表した部品カウンタ管理テーブル600の構成例を示す図である。かかる部品カウンタ管理テーブル600が、稼動量蓄積手段及び消耗度蓄積手段に相当する。図7を用いて、本実施形態に関わる複写機100側での部品カウンタ値に関する情報の管理方法を説明する。
複写機100内で使用している交換可能な部品は、それらを種別単位で一意に特定するための番号(以後、部品コードと呼ぶ)が予め決められており、これらの部品コードは部品カウンタ管理テーブル600の部品コード欄601に記憶されている。CPU186は、コピーやプリント等の動作を行った際に各部品の稼動量をカウントし、それを現在カウンタ欄602に随時書き込んで記憶する。
また、ユーザによって部品交換が行われて操作部188から構成部品の交換後の駆動回数を示す部品カウンタ値のリセットを指示された場合、当該部品の現在カウンタ欄602のカウンタ値を前回交換時カウンタ欄603に書き込む。同時に、現在カウンタ欄602に"0"を書き込む。更に前回交換時カウンタ通知フラグ欄604に"OFF"を書き込む。尚、複写機を出荷した時点の全ての部品に関する前回交換時カウンタ通知フラグは"ON"である。
実績平均値欄605、及び消耗度欄606には、後述する監視サーバ310から取得する各部品コード毎の実績平均値と消耗度を格納する。尚、実績平均値の初期値は、生産時点で各部品コード毎に予め決められている想定耐久寿命値となっている。 また、消耗度の初期値は"0"である。
図6の部品カウンタ管理部702は、部品カウンタ計測部701から渡されたこれら情報を部品カウンタ管理テーブル600の現在カウンタ欄602や前回交換時カウンタ欄603、前回交換時カウンタ通知フラグ欄604に書き込む。
一方、図6の通信スケジュール管理部703は、前述した所定の通信開始タイミングを管理しており、所定時刻に達すると図8のステップS801にて通信管理部704に対して部品カウンタ送信コマンドを発行する。
(部品カウンタ送信コマンド例)
図9は、この部品カウンタ送信コマンドの内容を模式的に表したものである。 コマンドの先頭にはシーケンス番号1501を付けることになっており、これは通信管理部704にてユニークなシーケンス番号を採番してセットすることになっている。続くコマンドコード1502には、部品カウンタ送信を表すコマンドコードをセットする。部品カウンタ情報数1503には、全ての部品カウンタ情報の送信を意味する"0xFFFF"という値をセットする。また、部品コード1504、部品カウンタ値1505、前回交換時カウンタ値1506には特に何もセットしない。
部品カウンタ送信コマンドを受けた図6の通信管理部704は、ユニークなシーケンス番号を採番してコマンドの先頭にセットし、ステップS802にてコマンド生成部705に対して部品カウンタ送信コマンドを発行する。
コマンド生成部705は、ステップS803にて部品カウンタ送信コマンド内の部品カウンタ情報数1503に"0xFFFF"がセットされていることを認識する。そして、部品カウンタ管理部702経由で部品カウンタ管理テーブル600内の全部品に関する現在の部品カウンタ値を読み出す。更にステップS804〜S806にて、部品カウンタ管理テーブル600内の前回交換時カウンタ通知フラグが"OFF"になっている部品に関する前回交換時の部品カウンタ値を読み出す。
コマンド生成部705は、読み出したこれらの部品カウンタ値からステップS807にてSOAPコマンドを生成し、部品カウンタ送信コマンド内のシーケンス番号と共にNetwork制御部706に対して通知する。
Network制御部706は、続くステップS808にて部品カウンタ送信を表すSOAPコマンドを監視サーバ310に送信する。
(SOAPコマンド例)
図10は、このステップS808にて送信するSOAPコマンド内データの一例を表したものである。
部品カウンタ値の情報は"<env:Envelope>"タグで囲んだ範囲に記述される。"<ns:複写機ID>"タグで囲んだ値は、個々の複写機100を一意に特定するために予め複写機側に割り振られた番号を表す。"<item xsi:type="ns:部品カウンタ">"タグで囲んだ範囲には、1つの部品に関する部品カウンタ値の情報が記述される。そして、複写機100が送信対象とする部品分だけこの"<item xsi:type="ns:部品カウンタ">"タグを繰り返すことで、複数部品に関する部品カウンタ値の情報を記述する構成になっている。
"<item xsi:type="ns:部品カウンタ">"タグで囲んだ中の"<ns:部品コード xsi:type="xsd:long">"で囲んだ値は、個々の部品を一意に特定するための部品コードを表す。"<ns:部品カウンタ値 xsd:type="xsd:long">"タグで囲んだ値は、データ送信時における部品の稼動量を表す部品カウンタ値を表す。"<ns:前回交換時部品カウンタ値 xsd:type="xsd:long">"タグで囲んだ値は、その部品を前回交換した時点での部品カウンタ値を表す。
SOAPコマンドを受信した監視サーバ310は、後述する処理フローに従って複写機100からのSOAPコマンドを処理し、複写機100に対して処理結果をレスポンスとして返送する。
(SOAPレスポンスデータ例)
図11は、SOAPレスポンスデータの一例を表したものである。
レスポンスデータ内には監視サーバ310側で管理している部品に関する情報が含まれており、それらは"<env:Envelope>"タグで囲んだ範囲に記述する。"<ns:複写機ID>"タグで囲んだ値には、複写機100が送出したSOAPコマンドにて指定した複写機IDをそのまま記述する。"<item xsi:type="ns:部品カウンタ">"タグで囲んだ範囲には、1つの部品に関する情報を記述する。そして、複写機100がSOAPコマンドにて指定した部品分だけこの"<item xsi:type="ns:部品カウンタ">"タグを繰り返すことで、指定された全部品に関する情報を記述する構成になっている。
"<item xsi:type="ns:部品カウンタ">"タグで囲んだ中の"<ns:部品コード xsi:type="xsd:long">"で囲んだ値には、複写機100が送出したSOAPコマンドにて指定した部品コードをそのまま記述する。"<ns:消耗度 xsd:type="xsd:short">"タグで囲んだ値には、監視サーバ310側で算出した部品消耗度を表す値を記述する。"<ns:実績平均値 xsd:type="xsd:long">"タグで囲んだ値には、監視サーバ310側で算出した部品の市場実績寿命平均値を記述する。
ステップS809にて監視サーバ310からの上記レスポンスデータを受信したNetwork制御部706は、続くステップS810にてレスポンスデータをシーケンス番号と共にレスポンス解析部707に渡す。
レスポンス解析部707では、渡されたレスポンスデータをパース処理して部品情報数、部品コード、部品消耗度、実績平均値を抽出し、内部的なレスポンスデータを生成する。具体的には、コマンドコード1602に部品カウンタ送信レスポンスを表すコマンドコードをセットする。また、部品カウンタ情報数1603には上記レスポンスデータから抽出した部品情報数をセットする。部品コード1604、消耗度1605、実績平均値1606には上記レスポンスデータから抽出した部品コード、部品消耗度、実績平均値を部品情報数ぶん繰り返してセットする。そして、この内部的なレスポンスデータをステップS811にて部品カウンタ管理部702に渡す。
部品カウンタ管理部702では、ステップS812にて、レスポンスデータ内の実績平均値と部品消耗度とを部品カウンタ管理テーブル600の当該部品に関する実績平均値欄605と消耗度欄606にセットする。また、続くステップS813にて前回交換時カウンタ通知フラグ欄604が"OFF"となっている全てのレコードに対して、"ON"を書き込む。最後にレスポンス解析部707は、ステップS814にてこの内部的なレスポンスデータを通信管理部704に渡し、定期的な送受信シーケンスに関する複写機100側の処理を終了する。
(内部レスポンスデータ例)
図12は、上述したレスポンス解析部707で生成する内部的なレスポンスデータを模式的に表したものである。
データの先頭のシーケンス番号1601には、前述の部品カウンタ送信コマンド内にセットしているシーケンス番号と同じ番号をセットする。コマンドコード1602には、部品カウンタ送信レスポンスを表すコマンドコードをセットする。部品カウンタ情報数1603には、監視サーバ310から受信したレスポンスデータ内に含まれる部品カウンタ情報数をセットする。部品コード1604、部品コードの消耗度1605、部品コードの実績平均値1606には、レスポンスデータ内に含まれる部品コード、部品消耗度、市場実績寿命平均値をそれぞれ部品カウンタ情報数分だけ繰り返してセットする。
以上、定期的な送受信シーケンスに関する複写機100側の処理について詳細に述べた。
<監視サーバ側の定期通信処理例>
定期的な送受信シーケンスに関する監視サーバ310の処理について、図13乃至図16を参照しながら説明する。なお、監視サーバ側の通信処理は、定期でもデバイス側での部品消耗度表示時でも、基本的には同様の処理である。
図13は、監視サーバ310内の機能ブロックとそのの関係を示した図である。これら各機能ブロックの実態は、HDD261に格納された制御プログラムである。また、各機能ブロックは、互いにRAM254を介したメッセージ通信によってデータや制御コマンドのやり取りを行う。
図14は、監視サーバが記憶する部品マスターテーブルの構成例を示す図、図15は、監視サーバが記憶する部品消耗度管理テーブルの構成例を示す図である。
図16は、監視サーバ310内の各機能ブロックの処理手順例を示すフローチャートである。
図13のNetwork制御部1401は、常時複写機100からの通信を待機している。複写機100から前述した部品カウンタ送信を表すSOAPコマンドを受信したNetwork制御部1401は、ステップS1401にてそれをコマンド解析部1402に渡す。コマンド解析部1402では、ステップS1402にて渡されたSOAPコマンドをパース処理し、複写機ID、部品コード、部品カウンタ値、前回交換時カウンタ値を抽出する。そして、ステップS1403にて、前回交換時カウンタ値を抽出できた部品に関して、部品コード、前回交換時カウンタ値を実績平均算出部1403に渡す。続くステップS1404にて、実績平均算出部1403は、部品情報管理部1406を経由して後述する部品マスター管理テーブル1300(図14参照)から部品コード毎の実績平均値(A)と交換実績数(B)を取得する。そして、ステップS1403で、渡された前回交換時カウンタ値(C)を加味した新たな実績平均値を算出する。
この際の新たな実績平均値の算出方法は次の通りである。
新たな実績平均値 = (A×B+C)/(B+1)
そして、実績平均算出部1403は、続くステップS1405にて、部品情報管理部1406を経由して後述する部品マスター管理テーブル1300の実績平均値欄1302を新たに算出した実績平均値で更新し、また交換実績数欄1303の値を1つ加算する。かかる処理が、実績平均値更新手段の処理に相当する。
尚、ユーザが複写機100の部品交換を行う場合としては、対象部品が寿命に達して故障した場合以外にも、故障箇所が特定できないことによる暫定的な交換や着荷不良による交換等、本来の寿命到達前に交換する場合も多くある。上記の実績平均値は、これら全ての場合を含む前回交換時カウンタ値(C)の平均値であり、正常な部品のみの実績平均値に対して誤差を含んだ値となっている。従って、後述する実績平均値を用いた部品消耗度の算出結果にもこの誤差が加味される。
(部品マスター管理テーブル例)
図14は、部品情報管理部1406で管理している部品マスター管理テーブル1300の構成例を示す図である。監視サーバ310では、監視対象となる全ての複写機で使用されている交換可能な部品の部品コードを、予め部品マスター管理テーブル1300として管理している。部品マスター管理テーブル1300は部品コード単位なので、複数の複写機に共通の構成部品の情報はまとめて蓄積し管理される。かかる部品マスター管理テーブル1300が、実績平均値蓄積手段に相当する。
本テーブルの部品コード欄1301には、各部品を種別単位で一意に特定するための部品コードを予めセットしている。実績平均値欄1302には、各部品コード毎の市場実績寿命平均値を格納する。また、この欄の初期値は、生産時点で各部品コード毎に予め決められている想定耐久寿命値となっている。交換実績数1303には、各部品コード毎の市場での交換回数を格納する。また、この欄の初期値は、"1"となっている。
算出式欄1304には、特定部品コードに対して個別に予め定義されている消耗度算出式Fを格納する。かかる消耗度算出式に基づいて監視サーバ310で算出されて以下の部品消耗度管理テーブルで管理される構成部品の消耗度が、第1消耗度に相当する。この消耗度算出式は、複数の部品の間で消耗度に相関関係があるような特定部品に関して、各部品の特性に応じて部品カウンタ値に対してある係数を用いた演算を行うよう定義したものである。例えば、特定部品1と特定部品2の間で消耗度に相関関係があるようなケースにおいて、特定部品1の部品カウンタ値をx、特定部品2の部品カウンタ値をy、係数をa、b、cとした場合、特定部品1の消耗度算出式Fは以下のように定義する。
F = x×a+(x−y)×b+c
この消耗度算出式Fを用いることで、統計的な実績平均値を基準にした部品消耗度の算出に比べて、より精度の高い個々の部品の稼動状況に即した消耗度算出が可能となる。
消耗度算出式の導出、及び部品マスター管理テーブル1300内への定義は、幾つかのタイミングで実施する場合がある。まず、複写機100の開発段階におけるシミュレーション結果や耐久テスト結果に基いて導出する場合、通常ある機種の複写機100が発売されて市場で使用される前に部品マスター管理テーブル1300内に定義する。また、市場で使用され始めた後の稼動実績データを収集し、そのデータに基いて新たに導出する場合、既に定義済みの部品マスター管理テーブル1300内に消耗度算出式Fのみを追加定義する。更に、市場で使用され始めた後に廉価版の部品を追加開発してリプレースする場合、既に部品マスター管理テーブル1300内に定義済みの消耗度算出式を新たな消耗度算出式で再定義する。
従って、消耗度算出式の定義は任意のタイミングで行える必要があるが、仮に複写機100内で消耗度算出式を保持した場合、市場で使用され始めた全ての複写機100に対して消耗度算出式を追加、変更することは非常に難しくなる。一方、本実施例に示すように監視サーバ310の部品マスター管理テーブル1300内で消耗度算出式を保持することにより、消耗度算出式の追加、変更作業は部品マスター管理テーブル1300のみに対して簡便に行うことが可能となる。
図13のコマンド解析部1402は、 続くステップS1406にて、部品情報管理部1406を経由して後述する部品消耗度管理テーブル1200(図15参照)の部品カウンタ欄1203を、ステップS1402で抽出した部品カウンタ値で更新する。
(部品消耗度管理テーブル例)
図15は、部品情報管理部1406で管理している部品消耗度管理テーブル1200の構成例を示す図である。監視サーバ310では、複写機100からの部品カウンタ値の情報送信に基づいて、各複写機毎、且つ各部品コード毎の部品カウンタ値と消耗度を部品消耗度管理テーブル1200として管理している。
ステップS1406にて、コマンド解析部1402は、ステップS1402で抽出した複写機IDと部品コードを元に部品消耗度管理テーブル1200の該当レコードを検索する。同じくステップS1402で、抽出した部品カウンタ値で部品カウンタ欄1203を更新する。もしも該当レコードが存在しなかった場合は、抽出した複写機IDと部品コード、部品カウンタ値を新たなレコードとして部品消耗度管理テーブル1200に追加する。
コマンド解析部1402は、続くステップS1407にて、ステップS1402で抽出した複写機IDと全部品コードのリストを通信管理部1404に通知する。通信管理部1404は、ステップS1408にて、コマンド解析部1402から通知された複写機IDと部品コードのリストをレスポンス生成部1405に渡し、複写機100から受信した部品カウンタ送信に対するレスポンスの返送を指示する。
この指示を受けたレスポンス生成部1405は、ステップS1409にて、部品コードのリストに該当する部品の実績平均値を部品情報管理部1406経由で部品マスター管理テーブル1300から読み出す。更に、ステップS1410にて、部品マスター管理テーブル1300の算出式欄1304に消耗度算出式が定義されている部品コードについてのみ、その消耗度算出式を用いて消耗度を算出する。
具体的には、先ずレスポンス生成部1405から算出式による部品消耗度算出部1407に対して複写機IDと部品コードのリストを通知し、消耗度の算出を指示する。続いて、算出式による部品消耗度算出部1407は、通知された複写機IDと部品コードのリストに対応する部品カウンタ値を、部品情報管理部1406経由で部品消耗度管理テーブル1200から読み出す。また、通知された部品コードのリストに対応する消耗度算出式が定義されている場合のみ、その算出式を部品マスター管理テーブル1300から読み出す。そして、読み出した部品カウンタ値を算出式に当てはめて当該部品コードの消耗度を算出する。
レスポンス生成部1405は、ステップS1411にて、部品コードのリストと、ステップ1409で読み出した実績平均値と、ステップ1410で算出した消耗度とを用いてSOAPレスポンスデータを生成する。そして、SOAPレスポンスデータを、Network制御部1401に通知する。この際、消耗度を算出しなかった部品コードについては、"<ns:消耗度 xsd:type="xsd:short">"タグで囲んだ値には何もセットせずに、SOAPレスポンスデータを生成する。最後にステップS1412にて、Network制御部1401は複写機100にSOAPレスポンスデータを返送する。
以上、定期的な送受信シーケンスに関する監視サーバ310側の処理について詳細に述べた。なお、上述の如く、後述する手動送受信シーケンスに関する監視サーバ310側の処理もほぼ同様である。
<販売会社イントラネット環境30内のPCによる監視例>
販売会社イントラネット環境30内のPC31では、インターネット20経由で監視サーバ310と通信を行い、顧客イントラネット環境10内の画像形成装置(複写機など)100の部品の稼動状況を獲得する。そして、部品の稼動状況から装置のメンテナンス計画を策定する。
例えば、PC31における部品の稼動状況の表示は、後述する複写機の表示部に表示される画面(図20参照)でよい。あるいは、監視サーバ310に蓄積された詳細な情報を表示するようにしてもよい。
かかる、販売会社イントラネット環境30内のPC31の処理は、本発明の主要な要素ではないので、ここでは詳説しない。
<本実施形態のデバイス側での部品消耗度表示時の通信処理の例>
(手動送受信シーケンスの概要)
部品カウンタ値の情報送受信シーケンスには、ユーザが複写機100の操作部188を操作して部品消耗度表示画面を呼び出した際に行う送受信シーケンス(以後、手動送受信シーケンスと呼ぶ)がある。
手動送受信シーケンスについて、図17を参照しながらその概要を説明する。
ユーザが複写機100の操作部188を操作して、後述の図20に示す部品消耗度表示画面を呼び出した場合、複写機100は監視サーバ310に対して部品消耗度表示画面の1頁目の表示に必要な部品カウンタの情報を送信する(S502)。本実施形態では、図20に示すように1画面に表示する部品カウンタ情報数は8個としている。従って、具体的には、部品カウンタ管理テーブル600の先頭レコードから8レコードの現在カウンタ欄602の部品カウンタ値を送信する。又、同レコード内の前回交換時カウンタ通知フラグ欄604が"OFF"になっている部品に関する前回交換時の部品カウンタ値を送信する。
続いて、監視サーバ310は、上記送信に対するレスポンスとして、交換実績平均値と部品消耗度を複写機100に返送する(S503)。この返送を受けた複写機100は、各々の値を部品カウンタ管理テーブル600の実績平均値欄605と消耗度欄606に書き込む。その後、部品カウンタ管理テーブル600内の情報をもとにして操作部188上に部品消耗度表示画面の1頁目の表示を行う。
更に、ユーザが複写機100の操作部188を操作して、2頁目の部品消耗度表示画面を呼び出した場合、複写機100は監視サーバ310に対して部品消耗度表示画面の2頁目の表示に必要な部品カウンタの情報を送信する(S504)。具体的には、部品カウンタ管理テーブル600の先頭から9レコード目から16レコード目の現在カウンタ欄602の部品カウンタ値を送信する。又、同レコード内の前回交換時カウンタ通知フラグ欄604が"OFF"になっている部品に関する前回交換時の部品カウンタ値を送信する。
続いて、監視サーバ310は、上記送信に対するレスポンスとして、交換実績平均値と部品消耗度を複写機100に返送する(S505)。この返送を受けた複写機100は、各々の値を部品カウンタ管理テーブル600の実績平均値欄605と消耗度欄606に書き込む。その後、部品カウンタ管理テーブル600内の情報をもとにして、操作部188上に部品消耗度表示画面の2頁目の表示を行う。
以後、ユーザが複写機100の操作部188を操作して部品消耗度表示画面の頁遷移を指示する度に、上述したシーケンス504及び505と同様の処理を行い、ユーザに指示された頁の部品消耗度表示画面を操作部188上に表示する。
<複写機側の通信処理例>
手動送受信シーケンスに関する複写機100側の処理について、図18乃至図20を参照しながら詳細に説明する。
図18は、手動送受信シーケンスに関わる写機100内の機能ブロック及びその関係を示した図である。これら各機能ブロックの実態は、ROM183に格納された制御プログラムである。また、各機能ブロックは、互いにRAM184を介したメッセージ通信によってデータや制御コマンドのやり取りを行う。
図19A及び図19Bは、手動送受信シーケンスに関わる写機100内の各機能ブロックの処理手順を示したフローチャートである。
図18の部品カウンタ計測部701は、前述したようにコピーやプリント等の動作を行った際に各部品の稼動量を常時カウントし、それを部品カウンタ管理部702に渡す処理を行っている。また、ユーザによって部品交換が行われて操作部188から部品カウンタ値のリセットを指示された場合、当該部品の現在稼動量を前回交換時カウンタとして部品カウンタ管理部702に渡す処理を行っている。部品カウンタ管理部702は、部品カウンタ計測部701から渡されたこれら情報を部品カウンタ管理テーブル600(図7参照)の現在カウンタ欄602や前回交換時カウンタ欄603、前回交換時カウンタ通知フラグ欄604に書き込む。
一方、キー制御部708は、ユーザによる操作部188上のハードキー操作やソフトキー操作を常時監視している。そして、何かしらのキー操作を検出すると、操作されたキーに対応するキーコード等の操作情報を表示制御部709に通知する。
表示制御部709では、通知されたキーコード等の操作情報を元にして操作部188上の画面表示データを生成し、表示の切り替えを行っている。特に、ステップS1001で、ユーザから図20に示す部品消耗度表示画面への遷移を指示された場合、表示制御部709は、ステップ1002にて現在の画面表示内容を基準にして何頁目の部品消耗度表示画面へ遷移すべきか判断する。更に、ステップS1003にて、部品カウンタ管理部702経由で部品カウンタ管理テーブル600を参照し、1画面分の部品消耗度表示画面を表示するのに必要な部品コードを読み出す。
具体的には、前述したように1頁目を表示する場合には、部品カウンタ管理テーブル600の先頭レコードから8レコードまでの部品コードを読み出す。もしも2頁目を表示する場合には、9レコード目から16レコード目までの部品コードを読み出す。
続いて表示制御部709は、ステップS1004にて、通信管理部704に対して部品カウンタ送信コマンドを発行する。この際のコマンドフォーマットは、前述した図9の部品カウンタ送信コマンドデータ模式図と同じである。但し、部品カウンタ情報数1503には、8個の部品カウンタ情報の送信を意味する"0x0008"という値をセットする。部品コード1504には、ステップS1003で読み出した8個の部品コードを繰り返しセットする。また、シーケンス番号1501、部品カウンタ値1505、前回交換時カウンタ値1506には特に何もセットしない。
部品カウンタ送信コマンドを受けた通信管理部704は、ユニークなシーケンス番号を採番してコマンド内のシーケンス番号1501にセットし、ステップS1005にて、コマンド生成部705に対して部品カウンタ送信コマンドを発行する。
コマンド生成部705は、ステップS1006にて、部品カウンタ送信コマンド内の部品コードを読み出し、部品カウンタ管理部702経由で部品カウンタ管理テーブル600内の当該部品コードに対応する現在の部品カウンタ値を読み出す。更に、ステップS1007〜S1009にて、部品カウンタ管理テーブル600内の前回交換時カウンタ通知フラグが"OFF"になっている部品に関する前回交換時の部品カウンタ値を読み出す。そして、読み出したこれらの部品カウンタ値から、ステップS1010にてSOAPコマンドを生成し、Network制御部706に対して部品カウンタ送信コマンド内のシーケンス番号と共に通知する。
Network制御部706は、続くステップS1011にて、部品カウンタ送信を表すSOAPコマンドを監視サーバ310に送信する。この際のSOAPコマンドフォーマットは前述した図10のSOAPコマンドデータ例と同じである。更に、Network制御部706は、ステップS1012にて監視サーバ310へのSOAPコマンド送信が成功したか否かを判断し、成功した場合にはステップS1013にて監視サーバ310からのSOAPレスポンスの受信を待つ。そしてステップS1014にてSOAPレスポンスの受信が成功したか否かを判断し、成功した場合には、ステップS1016にてNetwork制御部706からレスポンス解析部707対してシーケンス番号と共にレスポンスデータを渡す。
尚、上述したNetwork制御部706からのSOAPコマンドを受信した監視サーバ310側の処理については、前述した定期通信例の場合と類似であるため省略する。
Network制御部706からSOAPレスポンスデータを受けたレスポンス解析部707は、ステップS1017にて、SOAPレスポンスデータをパース処理し、部品情報数、部品コード、部品消耗度、実績平均値を抽出する。そして、内部的なレスポンスデータを生成して部品カウンタ管理部702に渡す。この際のレスポンスデータフォーマットは、前述した図12のレスポンスデータ模式図と同じである。
部品カウンタ管理部702では、ステップS1018にて、レスポンスデータ内の実績平均値と部品消耗度とを部品カウンタ管理テーブル600の当該部品に関する実績平均値欄605と消耗度欄606にセットする。また、レスポンス解析部707は、ステップS1019でレスポンスデータを通信管理部704へ通知し、通信管理部704は、ステップS1020で同レスポンスデータを表示制御部709へ通知する。
前述したステップS1012にて監視サーバ310へのSOAPコマンド送信に失敗した場合、またはステップS1014にてSOAPレスポンスの受信に失敗した場合は、以下の処理を行なう。すなわち、ステップS1015にてNetwork制御部706からレスポンス解析部707に対してシーケンス番号と共に部品カウンタ送信が失敗した旨を通知する。
この通知を受けたレスポンス解析部707は、通信が失敗した旨を表す内部的なレスポンスデータを生成する。具体的には、コマンドコード1602に部品カウンタ送信失敗を表すコマンドコードをセットする。また、部品カウンタ情報数1603には"0"をセットする。そして、その内部的なレスポンスデータをステップS1019で通信管理部704へ通知し、通信管理部704はステップS1020で同レスポンスデータを表示制御部709へ通知する。
続いて、表示制御部709は、ステップS1004で発行した部品カウンタ送信コマンドにセットした部品コード分だけ、以下に説明するステップS1021からステップS1027までの処理を繰り返す。
先ず、監視サーバ310との通信が成功したか否かをステップS1021で判断する。その結果、成功と判断した場合は、部品カウンタ管理部702経由で部品カウンタ管理テーブル600内の当該部品コードに対応する前回交換時カウンタ通知フラグ欄604に"ON"をセットする。次にステップS1023にて、部品カウンタ管理部702経由で部品カウンタ管理テーブル600内の当該部品コードに対応する消耗度を消耗度欄606から取得する。ステップS1024で取得した消耗度が"0"であると判断した場合、若しくは前記ステップS1021で失敗と判断した場合、続くステップS1025、S1026にて部品消耗度算出部710で新たに算出した消耗度を取得する。かかる処理が、出力制御手段の制御に相当する。
従って、複写機100と監視サーバ310との間のネットワーク通信が障害等により行えない状態であっても、複写機100は自ら消耗度を算出して部品消耗度表示画面の表示処理を継続できる。
ステップS1025、S1026の具体的処理としては、先ず表示制御部709から部品消耗度算出部710に部品コードを渡して消耗度算出を指示する。この指示を受けた部品消耗度算出部710は、部品カウンタ管理部702経由で部品カウンタ管理テーブル600内の当該部品コードに対応する部品カウンタ(D)と実績平均値(E)を現在カウンタ欄602と実績平均値欄605から取得する。そして、以下の算出式に従って当該部品の消耗度を算出して表示制御部709に返す。
消耗度 = D/E×100
かかる消耗度算出式に基づいた複写機100内での消耗度の算出が、第2消耗度算出手段による第2消耗度の算出に相当する。
尚、前記ステップS1021で失敗と判断した場合、上述した部品消耗度算出部710での消耗度算出に使用する実績平均値は、前述の定期的な送受信シーケンスの中で予め複写機100が監視サーバ310から取得した実績平均値となる。しかし、監視サーバ310側で算出している実績平均値は、多数の複写機から集計した前回交換時カウンタの平均値であるため、変動幅は非常に小さい。従って、この実績平均値を使用して消耗度を算出することは特に問題ない。
表示制御部709は、部品消耗度算出部710から消耗度を取得した後、ステップS1027にて、部品カウンタ管理テーブル600内の当該部品コードに対応する部品カウンタと実績平均値を、現在カウンタ欄602と実績平均値欄605から取得する。尚、前記ステップS1024で消耗度が"0"以外であると判断した場合も、同様にステップS1027の処理を行う。
表示制御部709は、1画面分の部品消耗度表示画面の表示に必要な全ての部品情報を取得できるまで、上記ステップS1021からステップS1027までの処理を繰り返す。そして、ステップS1028で全ての部品情報を取得できたと判断した場合、ステップS1029で部品消耗度表示画面データを生成して操作部188上に表示する。
(部品消耗度表示画面例)
図20は、1頁目の部品消耗度表示画面の表示例である。
表示制御部709は、ステップS1004で発行した部品カウンタ送信コマンドにセットした部品コード8個を画面の「Code」列2001に表示する。「Counter」列2002には、ステップS1027で取得した部品カウンタを部品コードに対応付けて表示する。「Avarage」列2003には、ステップS1025にて実績平均値を用いて消耗度を算出した部品についてのみ、ステップS1027で取得した実績平均値を部品コードに対応付けて表示する。「Consumption Rate」列2004には、ステップS1023、若しくはステップS1026で取得した消耗度を部品コードに対応付けて表示する。この際、ステップS1026で取得した消耗度、即ち複写機100側の部品消耗度算出部710で算出した消耗度を優先的に表示する。
以上、手動送受信シーケンスに関する複写機100側の処理について詳細に述べた。尚、定期的な送受信シーケンスと手動送受信シーケンスとの間で監視サーバ310の処理に差異は無いため、ここでの説明は省略する。
以上、詳細に説明した本発明の実施の形態により、複写機100と監視サーバ310間の通信状態に関わらず、複写機100側の操作部上に部品消耗度表示画面の表示を行うことが可能となる。
なお、上記実施形態では、複写機やプリンタ等の画像形成装置を例に構成部品の消耗度の監視及び消耗度に係わる情報の管理を説明した。しかし、本発明は画像形成装置に限定することなく、通信を介して複数の処理装置を監視する監視装置を有するシステムに適用が可能である。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給してもよい。その場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWを用いることができる。また、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される。しかし、それ以外にも、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現される。これ以外にも、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることで供給される。
上記実施の形態では、画像形成装置の印刷方式を電子写真方式とした場合を例に挙げたが、本発明は、電子写真方式に限定されるものではなく、インクジェット方式、熱転写方式、感熱方式、静電方式、放電破壊方式など各種印刷方式に適用することができる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本実施形態の監視サーバと顧客イントラネット環境のインターネットを介したシステム構成例を示す図である。 本実施形態の複写機内部の断面図である。 本実施形態の複写機の制御部のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施形態の監視サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施形態の複写機と監視サーバ間の部品カウンタ定期通信時のシーケンス例を示す図である。 本実施形態の複写機の部品カウンタ定期通信時における機能構成例を示すブロック図である。 図6の複写機内の部品カウンタ管理部にて管理する部品カウンタ管理テーブルの構成例を示す図である。 本実施形態の複写機の部品カウンタ定期通信時の処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の複写機内の機能ブロック間で使用する部品カウンタ送信コマンドのデータ構成例を示す図である。 本実施形態の部品カウンタ送信コマンドを表すSOAPデータ例を示す図である。 本実施形態の部品カウンタ送信コマンドへのレスポンスを表すSOAPデータ例を示す図である。 本実施形態の複写機内の機能ブロック間で使用する部品カウンタ送信コマンドへのレスポンスデータ構成例を示す図である。 本実施形態の監視サーバの部品カウンタ受信処理における機能構成例を示すブロック図である。 図13の監視サーバ内の部品情報管理部にて管理する部品マスター管理テーブルの構成例を示す図である。 図13の監視サーバ内の部品情報管理部にて管理する部品消耗度管理テーブルの構成例を示す図である。 図13の監視サーバの部品カウンタ受信の処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の複写機と監視サーバ間の部品消耗度表示処理時のシーケンス例を示す図である。 本実施形態の複写機の部品消耗度表示処理における機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態の複写機の部品消耗度表示処理の手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の複写機の部品消耗度表示処理の図19Aに続く手順例を示すをフローチャートである。 本実施形態の複写機の操作部に表示する部品消耗度表示画面例を示す図である。
符号の説明
10 顧客イントラネット環境
20 インターネット
30 販売会社イントラネット環境
100 複写機
310 監視サーバ

Claims (10)

  1. 複数の画像形成装置の稼動状態を監視する監視装置とインターネットを介して通信が可能な画像形成装置であって、
    当該画像形成装置を構成する構成部品の稼動量を検出し、該稼動量に関する情報を前記構成部品に対応付けて蓄積する蓄積手段と、
    前記監視装置が算出する構成部品の第1消耗度を取得するための、当該構成部品の稼動量に関する情報を含む要求を前記監視装置へ通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された要求の応答として、前記構成部品の第1消耗度と、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記監視装置から取得する取得手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された稼動量に関する情報と、前記取得手段により取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とに基づき第2消耗度を算出する算出手段と、
    前記画像形成装置を構成する構成部品の消耗度を出力する際に、前記取得手段が前記監視装置から第1消耗度を取得した場合は前記第1消耗度を出力し、前記取得手段が前記監視装置から第1消耗度を取得できない場合は前記算出した第2消耗度を出力する出力手段とを有し、
    前記取得手段により取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値は、前記監視装置が監視する複数の画像形成装置から構成部品の稼動量に関する情報を取得する度に、前記監視装置において更新されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記構成部品の稼動量に関する情報は、少なくとも構成部品の交換後の駆動回数を示す部品カウンタと、構成部品の交換時の駆動回数を示す部品カウンタとを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値は、複数の画像形成装置から通知された当該複数の画像形成装置に共通の構成部品の交換時の駆動回数を示す部品カウンタに基づき、前記監視装置が算出した前記共通の構成部品の交換までの駆動回数の平均を示す実績平均値であり、
    前記算出手段は、前記蓄積手段に蓄積された前記稼動量に関する情報と前記実績平均値に基づき第2消耗度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記算出手段は、前記蓄積手段に蓄積された構成部品の交換後の駆動回数を示す部品カウンタ(D)と当該構成部品の実績平均値(E)とを用いて、第2消耗度=D/E×100により第2消耗度を算出することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 複数の画像形成装置の稼動状態を監視する監視装置とインターネットを介して通信が可能な画像形成装置における情報処理方法であって、
    蓄積手段が、当該画像形成装置を構成する構成部品の稼動量を検出し、該稼動量に関する情報を前記構成部品に対応付けて蓄積する蓄積工程と、
    通知手段が、前記監視装置が算出する構成部品の第1消耗度を取得するための、当該構成部品の稼動量に関する情報を含む要求を前記監視装置へ通知する通知工程と、
    取得手段が、前記通知工程で通知された要求の応答として、前記構成部品の第1消耗度と、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記監視装置から取得する取得工程と、
    算出手段が、前記蓄積工程で蓄積された稼動量に関する情報と、前記取得工程で取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とに基づき第2消耗度を算出する算出工程と、
    出力手段が、前記画像形成装置を構成する構成部品の消耗度を出力する際に、前記取得工程で前記監視装置から第1消耗度を取得した場合は前記第1消耗度を出力し、前記取得工程で前記監視装置から第1消耗度を取得できない場合は前記算出した第2消耗度を出力する出力工程とを有し、
    前記取得工程で取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値は、前記監視装置が監視する複数の画像形成装置から構成部品の稼動量に関する情報を取得する度に、前記監視装置において更新されることを特徴とする情報処理方法。
  6. 前記構成部品の稼動量に関する情報は、少なくとも構成部品の交換後の駆動回数を示す部品カウンタと、構成部品の交換時の駆動回数を示す部品カウンタとを含むことを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
  7. 前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値は、複数の画像形成装置から通知された当該複数の画像形成装置に共通の構成部品の交換時の駆動回数を示す部品カウンタに基づき、前記監視装置が算出した前記共通の構成部品の交換までの駆動回数の平均を示す実績平均値であり、
    前記算出工程では、前記蓄積工程で蓄積された前記稼動量に関する情報と前記実績平均値に基づき第2消耗度を算出することを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理方法。
  8. 前記算出工程では、前記蓄積工程で蓄積された構成部品の交換後の駆動回数を示す部品カウンタ(D)と当該構成部品の実績平均値(E)とを用いて、第2消耗度=D/E×100により第2消耗度を算出することを特徴とする請求項7に記載の情報処理方法。
  9. 複数の画像形成装置の稼働状態を監視する監視装置とインターネットを介して通信が可能な画像形成装置を構成する構成部品の稼動量を検出し、該稼動量に関する情報を前記構成部品に対応付けて蓄積する蓄積工程と、
    前記監視装置が算出する構成部品の第1消耗度を取得するための、当該構成部品の稼動量に関する情報を含む要求を前記監視装置へ通知する通知工程と、
    前記通知工程で通知された要求の応答として、前記構成部品の第1消耗度と、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記監視装置から取得する取得工程と、
    前記蓄積工程で蓄積された稼動量に関する情報と、前記取得工程で取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とに基づき第2消耗度を算出する算出工程と、
    前記画像形成装置を構成する構成部品の消耗度を出力する際に、前記取得工程で前記監視装置から第1消耗度を取得した場合は前記第1消耗度を出力し、前記取得工程で前記監視装置から第1消耗度を取得できない場合は前記算出した第2消耗度を出力する出力工程とを、前記画像形成装置を制御するコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記取得工程で取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値は、前記監視装置が監視する複数の画像形成装置から構成部品の稼動量に関する情報を取得する度に、前記監視装置において更新されることを特徴とするプログラム。
  10. 複数の画像形成装置と、該複数の画像形成装置とインターネットを介して通信が可能な、該複数の画像形成装置の稼動状態を監視する監視装置とを備えた画像形成システムであって、
    前記画像形成装置は、
    当該画像形成装置を構成する構成部品の稼動量を検出し、該稼動量に関する情報を前記構成部品に対応付けて蓄積する第1の蓄積手段と、
    前記監視装置が算出する構成部品の第1消耗度を取得するための、当該構成部品の稼動量に関する情報を含む要求を前記監視装置へ通知する通知手段と、
    前記通知手段により通知された要求の応答として、前記構成部品の第1消耗度と、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記監視装置から取得する取得手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された稼動量に関する情報と、前記取得手段により取得した前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とに基づき第2消耗度を算出する算出手段と、
    前記画像形成装置を構成する構成部品の消耗度を出力する際に、前記取得手段で前記監視装置から第1消耗度を取得した場合は前記第1消耗度を出力し、前記第1消耗度を取得できない場合は前記算出した第2消耗度を出力する出力手段と、を有し、
    前記監視装置は、
    前記複数の画像形成装置から通知された要求に含まれる前記画像形成装置を構成する構成部品の稼動量に関する情報を、前記画像形成装置及び構成部品に対応付けて蓄積する第2の蓄積手段と、
    前記複数の画像形成装置のいずれかから構成部品の稼動量に関する情報を取得した際に、前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値を更新する更新手段と、
    前記画像形成装置から通知された要求の応答として、前記構成部品に対応する消耗度を算出するための算出式を用いて当該構成部品の第1消耗度を算出し、当該算出された第1消耗度と前記更新手段により更新された前記構成部品の消耗度を算出するために用いる値とを前記画像形成装置へ送信する送信手段と、を有することを特徴とする画像形成システム。
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