JP5194619B2 - 冷却加熱装置 - Google Patents
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カップ式自動販売機を示す概念図を図4に示す。カップ式自動販売機2は、カップ供給装置(図示せず)から供給されてベンドステージSに載置した飲料容器であるカップCに、その機内で調製したホット飲料またはコールド飲料を注入して販売する装置であり、希釈液供給部3、冷却水槽15、製氷機30、温水タンク34、ミキシングボウル40、41、コーヒーブリュア42、原料容器43、45、47、ミル46などを備えている。
カーボネータ19は、冷却水槽15に貯留する冷却水15aに浸漬してあり、炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスが冷水に溶解して炭酸水となる。カーボネータ19には、炭酸水弁23を介して炭酸水ノズル24が接続してあり、炭酸水弁23を開くと、炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスの圧力でカーボネータ19から押し出された炭酸水を炭酸水ノズル24からカップCに注入する。また、冷却水槽15に貯留する冷却水15aには、複数のシロップ冷却コイル25が浸漬してあり、シロップ飲料の原液となる各種のシロップがそれぞれ貯蔵してある複数のシロップコンテナ26がシロップ売切装置27を介して接続してある。シロップコンテナ26には炭酸ガスボンベ22から炭酸ガスが供給され、シロップ冷却コイル25にはシロップ弁28を介してシロップノズル29が接続されている。そして、シロップ弁28を開くと、シロップコンテナ26に貯蔵してあるシロップが炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスの圧力で押し出され、シロップ売切装置27を介して通流されてシロップ冷却コイル25で冷却されたシロップをシロップノズル29からカップCに注入する。
水ポンプ11を駆動すると同時に給水弁32を開放して温水回路33に供給された水は、温水タンク34に貯えられ、温水タンク34でヒータ(図示せず)により加熱されて高温(例えば94〜97℃)の湯になる。温水タンク34には、複数の湯弁35が配設してある。各湯弁35は、湯管路36によってミキシングボール40、41またはコーヒーブリュア42に接続してあり、湯弁35を開放すると湯管路36を通った湯がミキシングボール40、41またはコーヒーブリュア42に供給される。ミキシングボール40は、原料容器43から供給された原料と温水タンク34から供給された湯を攪拌してホット飲料を調製してホット飲料ノズル44からカップCに注入する。コーヒーブリュア42は、コーヒー豆を収容している原料容器45から供給されたコーヒー豆をミル46で挽いた挽き豆に温水タンク34から供給された湯を注いで攪拌混合してコーヒー飲料を抽出する。コーヒー飲料の抽出滓は滓バケツ49に廃棄される。また、コーヒーブリュア42には、ミキシングボール41が接続してあり、砂糖、クリームなどを収容している原料容器47から供給された原料とコーヒー飲料を攪拌してコーヒー飲料ノズル48からカップCに注入する。
圧縮機から高温高圧の状態で吐出された冷媒は空気用熱交換器(放熱器)でその周囲温度に近い温度まで冷却され、その後、内部熱交換器で蒸発器から圧縮機に戻る低温(例えば−5〜−15℃)低圧の冷媒と熱交換が行われ、10〜20℃の低温冷媒になる。この内部熱交換器の役割は、周囲温度に近い温度の高圧冷媒をさらに冷却し、比エンタルピを低下させ、冷却能力を増加させる。また、蒸発器で蒸発しきれなかった液体状態の冷媒を周囲温度に近い温度の高圧冷媒と熱交換させることにより気体状態に相変化させ、冷媒が液体の状態で圧縮機に流入することを防止している。
しかしながら、周囲温度が低い場合には、空気用熱交換器(放熱器)で冷媒の放熱がされすぎ、内部熱交換器に流入する高圧冷媒の温度が下がりすぎて蒸発器から戻ってくる低圧冷媒との間で十分な熱交換がされないために、蒸発器から戻ってくる低圧冷媒の温度が低い状態で圧縮機に流入し、圧縮機で圧縮されて吐出された冷媒の温度が上がらず、温水用熱交換器で水を必要な温度まで加熱することができない。また、冷媒温度が低すぎると冷媒が液体の状態で圧縮機に戻ってしまい、圧縮機を破損する虞がある。
前記冷媒循環回路を循環する冷媒を前記放熱器から迂回させる冷媒連通回路と、前記冷媒連通回路および前記放熱器に接続される冷媒循環回路に備えられる開閉弁と、前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する送風手段と、前記圧縮機から吐出された冷媒の温度を検出して温度信号を出力する冷媒温度センサと、前記冷媒温度センサが出力する冷媒温度に基づいて前記開閉弁を開閉制御し、且つ、前記送風手段の空冷能力を制御して前記圧縮機から吐出される冷媒を所定の温度とする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却加熱装置は、上記請求項1において、前記制御手段は、前記送風手段のファン回転数制御または間欠回転制御により前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する空冷能力を変化させることを特徴とする。
また、請求項2の発明によれば、制御手段は、送風手段のファン回転数制御または間欠回転制御により放熱器および冷媒連通回路を空冷する空冷能力を変化させると、温水用熱交換器に流入する冷媒温度が温水加熱に必要とする高温に維持されて、周囲温度が低い場合にも必要とする温水加熱が行え、また、冷媒が液体の状態で圧縮機に戻ることがなくなるので、圧縮機に不具合を生じさせることのない冷却加熱装置を提供することができる。
図1は本発明に係る冷却加熱装置をカップ式自動販売機に備えた実施の形態を示す概念図である。冷却加熱装置1における温水タンク70に貯留している温水の加熱、冷却水槽15に貯留している冷却水15aの冷却および製氷機30の氷の製造には冷媒回路50が適用してある。冷媒回路50は、圧縮機51、温水用熱交換器52、ガスクーラ(放熱器)53、内部熱交換器54、電子膨張弁(膨張機構)55、および蒸発器56、57、並びにこれらを接続する冷媒循環回路Lにより構成され、冷媒を循環させて加熱および冷却を行うものである。ここで、冷媒としては、不燃性、安全性、不腐食性を有し、更にオゾン層への影響が少ない二酸化炭素を用いている。
圧縮機51は、内部熱交換器54からの冷媒(二酸化炭素)を圧縮して高温高圧の状態にするものである。この圧縮機51は、2回に分けて冷媒圧縮を行う2段式圧縮機であり、1回目の冷媒圧縮を行う第1圧縮機51aと、2回目の冷媒圧縮を行う第2圧縮機51bとを有し、これらの間に中間熱交換器58を備えている。中間熱交換器58は、第1圧縮機51aによる1回目の冷媒圧縮により圧縮された冷媒を冷却、すなわち放熱させて該冷媒を第2圧縮機51bに送るものである。このように、冷媒を2回に分けて圧縮を行う2段式圧縮機の第1圧縮機51aと第2圧縮機51bとの間に冷媒を冷却する中間熱交換器58を備えて冷媒圧縮を行うと、第2圧縮機51bの負荷を低減して効率の向上を図ることができるので、消費電力を低減して冷媒を所望の高温高圧の状態に圧縮することが可能になる。圧縮機51には、圧縮機51を運転するための電源の周波数を変換するインバータ51cが接続してあり、飲料供給装置1の熱負荷に見合った適切な電源周波数で圧縮機51を運転する。この圧縮機51としては、レシプロ圧縮機、ロータリー圧縮機、スクロール圧縮機などが適宜適用される。
このように、第1圧縮機51aで圧縮された冷媒を中間熱交換器58で放熱させて第2圧縮機51bで圧縮すると、第2圧縮機51bの冷媒圧縮動作の負荷が軽減され、冷却効率が改善される。さらに冷却水冷却時や製氷時に発生する冷媒の廃熱を利用して低温の温水を温水用熱交換器52で加熱することができるので消費電力を低減することができる。また、温水タンク70に貯留している温水の加熱能力を強く要求される場合には、電磁弁62を閉じる一方、電磁弁63を開いて圧縮機51を運転すると、第1圧縮機51aで圧縮された温度60〜70℃、圧力3〜5MPaの冷媒が中間熱交換器58で放熱されることなく第2圧縮機51bへ直接供給されて圧縮されると、第2圧縮機51bによる2回目の圧縮動作により圧縮された冷媒は温度110〜120℃、圧力10〜12MPaの高温高圧の状態になる。
温水用熱交換器52の冷媒管路52aを通流する冷媒と熱交換可能な態様で配設されている温水管路52b入口側(図中上側)に連通する温水管路76は温水ポンプ75を介して温水タンク70の底部に接続され、温水管路52b出口側(図中下側)に連通する温水管路77には通流する温水の湯温を測定して湯温信号を出力する湯温センサ78が設けられ、温水管路77の流出口の一方は電磁弁79を介して仕切り板72下部の低温域に接続され、他方は電磁弁80を介して高温水70aの上部空間にその流出口が配設される。温水ポンプ75の駆動により温水タンク70から温水用熱交換器52に送出された30〜60℃の低温水が温水管路52bを通流する際に冷媒管路52aを通流する110〜120℃の冷媒と熱交換されて約95℃の高温水となって温水管路77を通流してくると、湯温センサ78が出力する温度信号に基づいて制御部(制御手段)91が電磁弁79を閉じて電磁弁80を開くと温水タンク70の仕切り板72上部の高温域に流出して貯留される。温水管路76、77は断熱材で周囲を覆うなどして断熱され、加熱された高温の温水の温度低下を最小限に抑えるようにしている。そして湯弁35が開くと高温域の温水が調理部(図示せず)に供給されて飲料が調製される。
ガスクーラ53は、温水用熱交換器52から供給された冷媒をその周囲温度に近い温度まで冷却(放熱)させるものであり、第2圧縮機51b下流側の冷媒循環回路Lには第2圧縮機51bが吐出する冷媒の温度を検出して冷媒温度信号を制御部(制御手段)91に出力する冷媒温度センサ66を備え、制御部91は、冷媒温度センサ66が出力する冷媒温度に基づいてガスクーラ53を空冷する送風装置(送風手段)67の冷却(空冷)能力を制御するようにしている。また、ガスクーラ53を迂回させて温水用熱交換器52と内部熱交換器54とを直接接続させる冷媒連通回路L3を冷媒循環回路Lに配設し、ガスクーラ53に接続する冷媒循環回路Lには弁を開閉してガスクーラ53への冷媒の通流および停止をさせる電磁弁(開閉弁)64を備え、冷媒連通回路L3には弁を開閉して冷媒連通回路L3への冷媒の通流および停止をさせる電磁弁(開閉弁)65を備えている。
電子膨張弁55は、内部熱交換器54で熱交換させた冷媒を断熱膨張させ、該冷媒を減圧して低温低圧の状態に調整するもので、蒸発温度センサ91a、水温センサ91b、庫内温度センサ91cから出力される検出信号に基づいて制御部91が予めメモリ(図示せず)に格納しているプログラムやデータに従って、電子膨張弁55の弁開閉量を可変制御する。
蒸発器56、57は、電子膨張弁55で低温低圧の状態に断熱膨張させた冷媒を蒸発させるものであり、冷却水槽15および製氷機30のそれぞれの冷熱源として配設してある。冷却水槽15に貯留している冷却水15a中には蒸発管をコイル状にした蒸発器56を配設してある。製氷機30では、円筒状のパイプ(図示せず)の外周面に蒸発管を螺旋状に巻回することにより蒸発器57を配設してある。これら蒸発器56、57は、電子膨張弁55から2方に分岐したそれぞれの回路に接続してある。分岐したそれぞれの回路において、蒸発器56の上流側には電磁弁59が備えてあり、蒸発器57の上流側には電磁弁60が備えてある。そして、電磁弁59を開くことで、蒸発器56に電子膨張弁55で断熱膨張させた冷媒が送出され、電磁弁60を開くことで、蒸発器57に電子膨張弁55で断熱膨張させた冷媒が送出される。また、蒸発器56、57の下流側の回路は、互いに集合して内部熱交換器54を介して第1圧縮機51aに接続してある。
以上のような構成を有する冷却加熱装置1の基本動作について説明する。
まず、図2を参照して、温水タンク70の仕切り板72下部に貯留している低温水を温水用熱交換器52に送出して高温の冷媒と熱交換して高温の湯とするとともに冷却水槽15に貯留している冷却水15aを冷却する場合を説明する。この場合、第1冷媒回路L1に備えている電磁弁62と、冷媒連通回路L3に備えている電磁弁65と、蒸発器57に接続している冷媒循環回路Lに備えている電磁弁60を閉じる一方、第2冷媒回路L2に備えている電磁弁63と、ガスクーラ53に接続する冷媒循環回路Lに備えている電磁弁64と、蒸発器56に接続している電磁弁59を開いて圧縮機51を運転すると、第1圧縮機51aで圧縮された温度60〜70℃、圧力3〜5MPaの冷媒が中間熱交換器58で放熱されることなく第2圧縮機51bへ直接供給されて圧縮され、第2圧縮機51bによる2回目の圧縮動作により圧縮された冷媒は温度110〜120℃、圧力10〜12MPaの高温高圧の状態になり、温水用熱交換器52の冷媒管路52aに供給される。
温水用熱交換器52の冷媒管路52aを通流して温水と熱交換して50〜60℃の温度に冷却された冷媒はガスクーラ53を通流している間に送風装置67のファン回転で周囲温度に近い温度(例えば周囲温度が25〜35℃の場合のガスクーラ53吐出口冷媒温度は30〜40℃)まで冷却(放熱)されて、内部熱交換器54で蒸発器56、57から環流してきた低温(例えば−5〜−15℃)低圧の冷媒と熱交換が行われて低温(例えば10〜20℃)冷媒となり、電子膨張弁55で減圧されて断熱膨張して低温(例えば−10〜−15℃)低圧の状態になり、開放状態にある電磁弁59を介して蒸発器56に送出される。蒸発器56に送出された冷媒は冷却水槽15の冷却水15aから熱を与えられて蒸発する。冷却水15aは冷媒が蒸発する際の蒸発熱により蒸発器56の周囲に着氷したアイスバンク(氷魂)の蓄熱量を利用した熱交換により略0℃に保たれる。
そして、ガスクーラ53周囲温度が低く(例えば5℃程度)、送風装置67のファン回転を停止させても自然空冷による冷媒冷却(放熱)熱量が大きく第2圧縮機51bから吐出される冷媒温度が所定温度より低い場合には、図3に示すように、制御部91が電磁弁64を閉じて電磁弁65を開いて温水用熱交換器52から吐出した冷媒を冷媒連通回路L3に流入させ、冷媒をガスクーラ53を迂回させて内部熱交換器54に直接流入させるようにすると、ガスクーラ53での冷却(放熱)がなくなり、冷媒温度の低下を最小限にすることができるので、第1圧縮機51aおよび第2圧縮機51bの圧縮動作により冷媒を110〜120℃の高温高圧の状態して温水用熱交換器52の冷媒管路52aに供給することができるようになる。
なお、冷媒温度を110〜120℃に高めて温水と熱交換して約95℃の高温の湯とすると同時に冷媒を蒸発器56に送出して冷却水槽15の冷却水15aを冷却する実施例で説明しているが、温水を約95℃の高温の湯とすると同時に冷媒を蒸発器57に送出して製氷機30で製氷することもできる。
このように、冷媒がその管路内を通流する間に冷媒温度を周囲温度に近い温度まで冷却可能な冷却(放熱)能力を得ることができるように、ガスクーラ53は、例えば銅管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプで作られている。そして、ガスクーラ53の周囲温度が高い(例えば25〜35℃)時は送風装置67を所定の送風量(所定のファン回転数)で連続運転するとガスクーラ53吐出口での冷媒温度は30〜40℃程度になり、内部熱交換器54で蒸発器56、57から圧縮機51に戻る−5〜−15℃程度の低温低圧の冷媒と熱交換が行われて10〜20℃まで冷やされる。その後、電子膨張弁55で断熱膨張することにより−10〜−15℃程度の低温低圧冷媒となり、蒸発器56,57で冷却水の冷却および製氷機での製氷により熱交換を行い、内部熱交換器54でガスクーラ53から送られてきた30〜40℃程度の冷媒と熱交換を行い10〜20℃程度に加熱される。
さらに、冷媒連通回路L3を送風装置67の送風位置に配置することにより、送風装置67のファン回転数制御または間欠回転により冷媒連通回路L3での空冷(放熱)熱量を変化させることができる。
なお、制御部91が送風装置67のファン回転数を変化させて空冷(放熱)能力を制御するようにしているが、送風装置67のファンを間欠回転するようにしてもよい。
2 カップ式自動販売機
15 冷却水槽
30 製氷機
50 冷媒回路
51 圧縮機
51a 第1圧縮機
51b 第2圧縮機
52 温水用熱交換器
52a 冷媒管路
52b 温水管路
53 ガスクーラ(放熱器)
54 内部熱交換器
55 電子膨張弁(膨張機構)
56 蒸発器
57 蒸発器
58 中間熱交換器
59 電磁弁(開閉弁)
60 電磁弁(開閉弁)
62 電磁弁(開閉弁)
63 電磁弁(開閉弁)
64 電磁弁(開閉弁)
65 電磁弁(開閉弁)
66 冷媒温度センサ
67 送風装置(送風手段)
70 温水タンク
71 タンク本体
72 仕切り板
73 湯温センサ
74 ヒータ
75 温水ポンプ
76 温水管路
77 温水管路
78 湯温センサ
79 電磁弁(開閉弁)
80 電磁弁(開閉弁)
91 制御部(制御手段)
L 冷媒循環回路
L1 第1冷媒回路
L2 第2冷媒回路
L3 冷媒連通回路
Claims (3)
- 冷媒を圧縮して高温高圧にさせる圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された高温高圧の冷媒と水とを熱交換させて湯を作る温水用熱交換器と、前記温水用熱交換器から供給される冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器から供給される冷媒を断熱膨張させる膨張機構と、前記膨張機構から供給される冷媒を蒸発させて前記圧縮機に帰還させる蒸発器とを接続した冷媒循環回路を形成した冷却加熱装置において、
前記冷媒循環回路を循環する冷媒を前記放熱器から迂回させる冷媒連通回路と、前記冷媒連通回路および前記放熱器に接続される冷媒循環回路に備えられる開閉弁と、前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する送風手段と、前記圧縮機から吐出された冷媒の温度を検出して温度信号を出力する冷媒温度センサと、前記冷媒温度センサが出力する冷媒温度に基づいて前記開閉弁を開閉制御し、且つ、前記送風手段の空冷能力を制御して前記圧縮機から吐出される冷媒を所定の温度とする制御手段と、を備えたことを特徴とする冷却加熱装置。 - 前記制御手段は、前記送風手段のファン回転数制御または間欠回転制御により前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する空冷能力を変化させることを特徴とする請求項1に記載の冷却加熱装置。
- 前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却加熱装置。
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