JP5194619B2 - 冷却加熱装置 - Google Patents

冷却加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5194619B2
JP5194619B2 JP2007201559A JP2007201559A JP5194619B2 JP 5194619 B2 JP5194619 B2 JP 5194619B2 JP 2007201559 A JP2007201559 A JP 2007201559A JP 2007201559 A JP2007201559 A JP 2007201559A JP 5194619 B2 JP5194619 B2 JP 5194619B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
temperature
hot water
cooling
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007201559A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009036459A (ja
Inventor
健 松原
和哉 中山
学 上野
克之 大澤
新二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2007201559A priority Critical patent/JP5194619B2/ja
Publication of JP2009036459A publication Critical patent/JP2009036459A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5194619B2 publication Critical patent/JP5194619B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

本発明は、例えばカップなどの飲料容器に飲料を注入して提供するカップ式自動販売機に備えられ、圧縮機から供給される冷媒を利用して湯、冷水、氷を作る冷却加熱装置に関するものである。
従来からコーヒー豆原料に高温の湯を供給して抽出したコーヒー飲料やシロップを希釈して氷を投入したシロップ飲料を販売するカップ式自動販売機が知られている。カップ式自動販売機は、貨幣が投入され、例えば、コーヒー飲料の選択ボタンが押されると、貯蔵しているコーヒー豆をミルで挽いた挽き豆に温水タンクで貯留している高温の湯を供給して抽出した温かいコーヒー飲料をカップ供給装置から供給されたカップに注入して販売口から利用者に販売する。また、メロン飲料の選択ボタンが押されると、冷却水槽で冷やされたメロンシロップと炭酸水がカップに注入され、さらに製氷機に貯蔵している氷が投入されて冷たいメロン飲料となり、販売口から利用者に販売される。このように、カップ式自動販売機にはコーヒー飲料などのホット飲料を調製する際に使用する湯を高温(例えば94〜97℃)に加熱して貯留する温水タンクや、メロン飲料などのアイス飲料を調製する原料としてのシロップや炭酸水を冷やす冷却水槽と、氷を製造する製氷機と、その冷却水槽と製氷機を冷却する冷媒回路を備えている。
カップ式自動販売機を示す概念図を図4に示す。カップ式自動販売機2は、カップ供給装置(図示せず)から供給されてベンドステージSに載置した飲料容器であるカップCに、その機内で調製したホット飲料またはコールド飲料を注入して販売する装置であり、希釈液供給部3、冷却水槽15、製氷機30、温水タンク34、ミキシングボウル40、41、コーヒーブリュア42、原料容器43、45、47、ミル46などを備えている。
希釈液供給部3は、冷水、炭酸水などの希釈液をカップCに注入するためのもので、水リザーバ10、水ポンプ11、給水弁12を有している。給水弁12を開くと水道水は水リザーバ10に貯えられ、水ポンプ11を駆動することによって圧送された水は冷水回路13または温水回路33に供給される。冷水回路13に供給された水は、冷却水槽15に貯留する冷却水15aに浸漬している水冷却コイル16を通流することにより冷却される。図には明示していないが冷却水15aにはコイル状の蒸発管(蒸発器)が浸漬してあり、蒸発管に冷媒を循環させることにより冷媒が蒸発する際の蒸発熱により蒸発管の周囲に着氷したアイスバンク(氷魂)の蓄熱量を利用した熱交換により冷却水15aを略0℃に保つようにしている。水冷却コイル16には給水弁17と冷水管路18とが接続してある。また、給水弁17には、カップCに炭酸水を供給するカーボネータ19が接続してあり、水ポンプ11を駆動して給水弁17を開くとカーボネータ19に冷水が供給される。冷水管路18には、冷水弁20を介して冷水ノズル21が接続してあり、コールド飲料注出時(販売時)には水ポンプ11を駆動して冷水弁20を開くと、冷水ノズル21からカップCに冷水を注入する。
カーボネータ19は、冷却水槽15に貯留する冷却水15aに浸漬してあり、炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスが冷水に溶解して炭酸水となる。カーボネータ19には、炭酸水弁23を介して炭酸水ノズル24が接続してあり、炭酸水弁23を開くと、炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスの圧力でカーボネータ19から押し出された炭酸水を炭酸水ノズル24からカップCに注入する。また、冷却水槽15に貯留する冷却水15aには、複数のシロップ冷却コイル25が浸漬してあり、シロップ飲料の原液となる各種のシロップがそれぞれ貯蔵してある複数のシロップコンテナ26がシロップ売切装置27を介して接続してある。シロップコンテナ26には炭酸ガスボンベ22から炭酸ガスが供給され、シロップ冷却コイル25にはシロップ弁28を介してシロップノズル29が接続されている。そして、シロップ弁28を開くと、シロップコンテナ26に貯蔵してあるシロップが炭酸ガスボンベ22から供給される炭酸ガスの圧力で押し出され、シロップ売切装置27を介して通流されてシロップ冷却コイル25で冷却されたシロップをシロップノズル29からカップCに注入する。
製氷機30は、製氷用水導入配管30aを通じて水リザーバ10から供給された水を用いて氷を製造し、当該氷をストッカに貯蔵する。図には明示しないが製氷機30は、製氷部としての円筒状のパイプの外周面に蒸発管(蒸発器)を螺旋状に巻回させてあり、蒸発管に冷媒を循環させることにより供給された水をパイプ内壁面に着氷させる。パイプの内部にはスクリュ形状のオーガが配設してあり、モータによって回転駆動したオーガでパイプの内壁面に着氷させた氷を切削しつつ上方に押し上げる。パイプの上部には、固定刃が設けてあり、この固定刃によってオーガで押し上げられた氷を圧縮してチップ状の氷にする。また、パイプの上方には、製造したチップ状の氷を貯蔵するストッカが設けてある。そして、製氷機30によって製造された氷は、アイス飲料を販売するときにアイスダクト30bを通じて飲料調整に必要とする量がカップCに投入される。
水ポンプ11を駆動すると同時に給水弁32を開放して温水回路33に供給された水は、温水タンク34に貯えられ、温水タンク34でヒータ(図示せず)により加熱されて高温(例えば94〜97℃)の湯になる。温水タンク34には、複数の湯弁35が配設してある。各湯弁35は、湯管路36によってミキシングボール40、41またはコーヒーブリュア42に接続してあり、湯弁35を開放すると湯管路36を通った湯がミキシングボール40、41またはコーヒーブリュア42に供給される。ミキシングボール40は、原料容器43から供給された原料と温水タンク34から供給された湯を攪拌してホット飲料を調製してホット飲料ノズル44からカップCに注入する。コーヒーブリュア42は、コーヒー豆を収容している原料容器45から供給されたコーヒー豆をミル46で挽いた挽き豆に温水タンク34から供給された湯を注いで攪拌混合してコーヒー飲料を抽出する。コーヒー飲料の抽出滓は滓バケツ49に廃棄される。また、コーヒーブリュア42には、ミキシングボール41が接続してあり、砂糖、クリームなどを収容している原料容器47から供給された原料とコーヒー飲料を攪拌してコーヒー飲料ノズル48からカップCに注入する。
このようなカップ式自動販売機では、湯、冷水、氷を作る冷媒回路に、冷媒を高温高圧の状態に圧縮する圧縮機と、高温高圧状態の冷媒と給湯用の水とを熱交換させて湯を作る温水用熱交換器と、冷媒と機外空気とを熱交換させて放熱させる空気用熱交換器(放熱器)と、冷媒を膨張させることでその温度および圧力を低下させる膨張弁と、冷媒と冷却用の水とを熱交換させて冷却水を作る冷却水用熱交換器(蒸発器)と、冷媒と製氷用の水と熱交換させて氷を作る製氷用熱交換器(蒸発器)とを設け、圧縮機から供給される冷媒により温水加熱および冷却を行い、湯、冷水または氷を作るようにしたものがある(例えば、特許文献1(第2の実施の形態)参照)。
特開2002−81772号公報
この冷媒回路では、湯を作るときは、圧縮機からの冷媒を温水用熱交換器、空気側膨張弁、空気用熱交換器(放熱器)に順次循環させる温水モードのサイクルを形成し、冷却水を作るときは、圧縮機からの冷媒を空気用熱交換器、空気側膨張弁、冷却水側膨張弁、冷却水用熱交換器(蒸発器)に順次循環させる冷却水モードのサイクルを形成し、氷を作るときは、圧縮機からの冷媒を空気用熱交換器、空気側膨張弁、製氷側膨張弁、製氷用熱交換器(蒸発器)に順次循環させる製氷モードのサイクルを形成し、冷媒は内部熱交換器を介して圧縮機に戻るようにしている。
圧縮機から高温高圧の状態で吐出された冷媒は空気用熱交換器(放熱器)でその周囲温度に近い温度まで冷却され、その後、内部熱交換器で蒸発器から圧縮機に戻る低温(例えば−5〜−15℃)低圧の冷媒と熱交換が行われ、10〜20℃の低温冷媒になる。この内部熱交換器の役割は、周囲温度に近い温度の高圧冷媒をさらに冷却し、比エンタルピを低下させ、冷却能力を増加させる。また、蒸発器で蒸発しきれなかった液体状態の冷媒を周囲温度に近い温度の高圧冷媒と熱交換させることにより気体状態に相変化させ、冷媒が液体の状態で圧縮機に流入することを防止している。
しかしながら、周囲温度が低い場合には、空気用熱交換器(放熱器)で冷媒の放熱がされすぎ、内部熱交換器に流入する高圧冷媒の温度が下がりすぎて蒸発器から戻ってくる低圧冷媒との間で十分な熱交換がされないために、蒸発器から戻ってくる低圧冷媒の温度が低い状態で圧縮機に流入し、圧縮機で圧縮されて吐出された冷媒の温度が上がらず、温水用熱交換器で水を必要な温度まで加熱することができない。また、冷媒温度が低すぎると冷媒が液体の状態で圧縮機に戻ってしまい、圧縮機を破損する虞がある。
本発明は、上記実情に鑑みて、周囲温度が低い場合にも必要とする温水加熱が行え、圧縮機に不具合を生じさせることのない冷却加熱装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る冷却加熱装置は、冷媒を圧縮して高温高圧にさせる圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された高温高圧の冷媒と水とを熱交換させて湯を作る温水用熱交換器と、前記温水用熱交換器から供給される冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器から供給される冷媒を断熱膨張させる膨張機構と、前記膨張機構から供給される冷媒を蒸発させて前記圧縮機に帰還させる蒸発器とを接続した冷媒循環回路を形成した冷却加熱装置において、
前記冷媒循環回路を循環する冷媒を前記放熱器から迂回させる冷媒連通回路と、前記冷媒連通回路および前記放熱器に接続される冷媒循環回路に備えられる開閉弁と、前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する送風手段と、前記圧縮機から吐出された冷媒の温度を検出して温度信号を出力する冷媒温度センサと、前記冷媒温度センサが出力する冷媒温度に基づいて前記開閉弁を開閉制御し、且つ、前記送風手段の空冷能力を制御して前記圧縮機から吐出される冷媒を所定の温度とする制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る冷却加熱装置は、上記請求項1において、前記制御手段は、前記送風手段のファン回転数制御または間欠回転制御により前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する空冷能力を変化させることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る冷却加熱装置は、上記請求項1または請求項2において、前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、冷媒循環回路を循環する冷媒を放熱器から迂回させる冷媒連通回路と、冷媒連通回路および放熱器に接続される冷媒循環回路に備えられる開閉弁と、放熱器および冷媒連通回路を空冷する送風手段と、圧縮機から吐出された冷媒の温度を検出して温度信号を出力する冷媒温度センサと、冷媒温度センサが出力する冷媒温度に基づいて開閉弁を開閉制御し、且つ、送風手段の空冷能力を制御して圧縮機から吐出される冷媒を所定の温度とする制御手段と、を備えているので、放熱器周囲温度が下がり、圧縮機から吐出された冷媒の温度が所定の温度より下がると、冷媒温度センサが検出して出力した冷媒の温度に基づいて、制御手段が送風手段のファン回転数を下げて放熱器の放熱量を減少させて圧縮機から吐出される冷媒温度を所定の温度にすることができる。また、放熱器周囲温度が低下して送風手段のファン回転を停止しても自然空冷による冷媒冷却(放熱)熱量が大きくなり圧縮機から吐出された冷媒温度が所定温度より低い場合には、温水用熱交換器から吐出した冷媒を冷媒連通回路に流入させ、冷媒を放熱器を迂回させて内部熱交換器に直接流入させ、放熱器での冷却(放熱)をなくして冷媒温度の低下を最小限にすることができる。さらに、冷媒連通回路を送風装置の送風位置に配置することにより、冷媒連通回路での空冷(放熱)熱量を変化させることができるので、温水用熱交換器に流入する冷媒温度が温水加熱に必要とする高温に維持されて、周囲温度が低い場合にも必要とする温水加熱が行え、また、冷媒が液体の状態で圧縮機に戻ることがなくなるので、圧縮機に不具合を生じさせることのない冷却加熱装置を提供することができる。
また、請求項2の発明によれば、制御手段は、送風手段のファン回転数制御または間欠回転制御により放熱器および冷媒連通回路を空冷する空冷能力を変化させると、温水用熱交換器に流入する冷媒温度が温水加熱に必要とする高温に維持されて、周囲温度が低い場合にも必要とする温水加熱が行え、また、冷媒が液体の状態で圧縮機に戻ることがなくなるので、圧縮機に不具合を生じさせることのない冷却加熱装置を提供することができる。
また、請求項3の発明によれば、冷媒として二酸化炭素を用いることにより、環境負荷が小さく、安全である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る冷却加熱装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、従来と同一構成に関しては同一符号を用いる。
図1は本発明に係る冷却加熱装置をカップ式自動販売機に備えた実施の形態を示す概念図である。冷却加熱装置1における温水タンク70に貯留している温水の加熱、冷却水槽15に貯留している冷却水15aの冷却および製氷機30の氷の製造には冷媒回路50が適用してある。冷媒回路50は、圧縮機51、温水用熱交換器52、ガスクーラ(放熱器)53、内部熱交換器54、電子膨張弁(膨張機構)55、および蒸発器56、57、並びにこれらを接続する冷媒循環回路Lにより構成され、冷媒を循環させて加熱および冷却を行うものである。ここで、冷媒としては、不燃性、安全性、不腐食性を有し、更にオゾン層への影響が少ない二酸化炭素を用いている。
圧縮機51は、内部熱交換器54からの冷媒(二酸化炭素)を圧縮して高温高圧の状態にするものである。この圧縮機51は、2回に分けて冷媒圧縮を行う2段式圧縮機であり、1回目の冷媒圧縮を行う第1圧縮機51aと、2回目の冷媒圧縮を行う第2圧縮機51bとを有し、これらの間に中間熱交換器58を備えている。中間熱交換器58は、第1圧縮機51aによる1回目の冷媒圧縮により圧縮された冷媒を冷却、すなわち放熱させて該冷媒を第2圧縮機51bに送るものである。このように、冷媒を2回に分けて圧縮を行う2段式圧縮機の第1圧縮機51aと第2圧縮機51bとの間に冷媒を冷却する中間熱交換器58を備えて冷媒圧縮を行うと、第2圧縮機51bの負荷を低減して効率の向上を図ることができるので、消費電力を低減して冷媒を所望の高温高圧の状態に圧縮することが可能になる。圧縮機51には、圧縮機51を運転するための電源の周波数を変換するインバータ51cが接続してあり、飲料供給装置1の熱負荷に見合った適切な電源周波数で圧縮機51を運転する。この圧縮機51としては、レシプロ圧縮機、ロータリー圧縮機、スクロール圧縮機などが適宜適用される。
冷媒循環回路Lには、第1圧縮機51aで圧縮させた高温高圧の冷媒を放熱させて第2圧縮機51bに供給させる中間熱交換器58を備えた第1冷媒回路L1と、第1圧縮機51aで圧縮させた高温高圧の冷媒を第2圧縮機51bに直接供給させる第2冷媒回路L2とを備え、第1冷媒回路L1には弁を開閉して冷媒の通流および停止をさせる電磁弁62を備え、第2冷媒回路L2には弁を開閉して冷媒の通流および停止をさせる電磁弁63を備えている。そして、冷却水の冷却能力や製氷能力を強く要求される場合には、電磁弁62を開く一方、電磁弁63を閉じて圧縮機51を運転すると、第1圧縮機51aで圧縮された温度60℃〜70℃、圧力3〜5MPaの冷媒は中間熱交換器58に送られてここで放熱されて温度40〜50℃、圧力3〜5MPaの冷媒となって第2圧縮機51bへ供給されるので第2圧縮機51bの負荷が軽減され、第2圧縮機51bによる2回目の圧縮動作により圧縮された冷媒は温度70〜80℃、圧力8〜9MPaとなり、温水用熱交換器52へ供給される。
このように、第1圧縮機51aで圧縮された冷媒を中間熱交換器58で放熱させて第2圧縮機51bで圧縮すると、第2圧縮機51bの冷媒圧縮動作の負荷が軽減され、冷却効率が改善される。さらに冷却水冷却時や製氷時に発生する冷媒の廃熱を利用して低温の温水を温水用熱交換器52で加熱することができるので消費電力を低減することができる。また、温水タンク70に貯留している温水の加熱能力を強く要求される場合には、電磁弁62を閉じる一方、電磁弁63を開いて圧縮機51を運転すると、第1圧縮機51aで圧縮された温度60〜70℃、圧力3〜5MPaの冷媒が中間熱交換器58で放熱されることなく第2圧縮機51bへ直接供給されて圧縮されると、第2圧縮機51bによる2回目の圧縮動作により圧縮された冷媒は温度110〜120℃、圧力10〜12MPaの高温高圧の状態になる。
温水用熱交換器52は、第1圧縮機51aで圧縮された冷媒が第2圧縮機51bに直接送られることにより2回目の圧縮によって110〜120℃の高温になった冷媒を温水タンク70から送出された30〜60℃の低温の温水と熱交換させて約95℃の高温の温水を作るもので、その内部には、第2圧縮機51bで圧縮された高温高圧の冷媒が通流する冷媒管路52aと、給湯用の水が通流する温水管路52bとが、互いに熱交換可能な態様で配設してあり、温水管路52bを通流する温水の移動方向と冷媒管路52aを通流する冷媒の移動方向とが逆方向となるように配設してある。冷媒管路52aに流入してきた110〜120℃の高温の冷媒が温水タンク70から送出されて温水管路52bに流入してきた30〜60℃の低温の温水と熱交換して冷媒管路52aから流出するときには50〜60℃の温度に下がるが、互いに熱交換可能な態様で配設してある温水管路52bを通流する温水の移動方向と冷媒管路52aを通流する冷媒の移動方向とを逆方向となるように配設してあるので、冷媒との熱交換で徐々に温められた温水が温水管路52bから流出する直前で冷媒管路52aに流入してきた110〜120℃の高温の冷媒と熱交換されて加熱されるので、温水管路52bから流出する温水を効率よく約95℃の高温の温水とすることができる。
温水タンク70は、タンク本体71の内部に仕切り板72、湯温センサ73、ヒータ74、低湯温センサ81を備えている。そして、給水弁12を開いて水リザーバ10に貯えられた水道水は、水ポンプ11を駆動すると同時に給水弁32を開くと温水回路33を通流して温水タンク70の底部から仕切り板72の下部に供給され、湯量センサ(図示せず)が満水信号を出力すると水ポンプ11を停止するとともに給水弁32を閉じて給水を停止する。供給された水道水は仕切り板72の下部に貯留されて30〜60℃の比較的低温の温水となり、仕切り板72の上部に貯留されている高温(例えば94〜97℃)の温水とは区分された状態で貯留される。このように温水タンク70に仕切り板72を備えると、水道水の流入による流動や水の密度の温度依存による対流を抑制するとともに、熱伝導を遮断することができるので、仕切り板72上部の高温域に貯留している高温の温水の温度低下を防ぐことができる。
温水用熱交換器52の冷媒管路52aを通流する冷媒と熱交換可能な態様で配設されている温水管路52b入口側(図中上側)に連通する温水管路76は温水ポンプ75を介して温水タンク70の底部に接続され、温水管路52b出口側(図中下側)に連通する温水管路77には通流する温水の湯温を測定して湯温信号を出力する湯温センサ78が設けられ、温水管路77の流出口の一方は電磁弁79を介して仕切り板72下部の低温域に接続され、他方は電磁弁80を介して高温水70aの上部空間にその流出口が配設される。温水ポンプ75の駆動により温水タンク70から温水用熱交換器52に送出された30〜60℃の低温水が温水管路52bを通流する際に冷媒管路52aを通流する110〜120℃の冷媒と熱交換されて約95℃の高温水となって温水管路77を通流してくると、湯温センサ78が出力する温度信号に基づいて制御部(制御手段)91が電磁弁79を閉じて電磁弁80を開くと温水タンク70の仕切り板72上部の高温域に流出して貯留される。温水管路76、77は断熱材で周囲を覆うなどして断熱され、加熱された高温の温水の温度低下を最小限に抑えるようにしている。そして湯弁35が開くと高温域の温水が調理部(図示せず)に供給されて飲料が調製される。
また、冷却水槽15に貯留している冷却水15aを冷却する場合や製氷機30を冷却して氷を製造する場合などには、第1圧縮機51aで圧縮された冷媒が中間熱交換器58で放熱されて第2圧縮機51bで圧縮されて冷媒管路52aに供給されるときの温度は70〜80℃となり、冷媒と熱交換して温水管路52bから流出する温水は60〜70℃の温度となるので、湯温センサ78が出力する温度信号に基づいて制御部91が電磁弁79を開いて電磁弁80を閉じると温水タンク70の仕切り板72下部の低温域に送出されて、高温域の温水の温度低下を防止することができる。また、湯温センサ73は温水タンク70に貯留されている湯温の検出信号を制御部91に出力し、湯温が所定の下限温度(例えば94℃)を下回ると制御部91はヒータ74に通電して所定の上限温度(例えば97℃)まで加熱するようにしている。
ガスクーラ53は、温水用熱交換器52から供給された冷媒をその周囲温度に近い温度まで冷却(放熱)させるものであり、第2圧縮機51b下流側の冷媒循環回路Lには第2圧縮機51bが吐出する冷媒の温度を検出して冷媒温度信号を制御部(制御手段)91に出力する冷媒温度センサ66を備え、制御部91は、冷媒温度センサ66が出力する冷媒温度に基づいてガスクーラ53を空冷する送風装置(送風手段)67の冷却(空冷)能力を制御するようにしている。また、ガスクーラ53を迂回させて温水用熱交換器52と内部熱交換器54とを直接接続させる冷媒連通回路L3を冷媒循環回路Lに配設し、ガスクーラ53に接続する冷媒循環回路Lには弁を開閉してガスクーラ53への冷媒の通流および停止をさせる電磁弁(開閉弁)64を備え、冷媒連通回路L3には弁を開閉して冷媒連通回路L3への冷媒の通流および停止をさせる電磁弁(開閉弁)65を備えている。
内部熱交換器54は、ガスクーラ53から供給された周囲温度に近い温度の冷媒と、蒸発器56、57から環流する低温低圧の冷媒とを熱交換させるものであり、その内部には、ガスクーラ53で放熱させた冷媒が通流する冷媒管路54aと、蒸発器56、57で蒸発させた冷媒が通流する冷媒管路54bとが、互いに熱交換可能な態様で配設してある。
電子膨張弁55は、内部熱交換器54で熱交換させた冷媒を断熱膨張させ、該冷媒を減圧して低温低圧の状態に調整するもので、蒸発温度センサ91a、水温センサ91b、庫内温度センサ91cから出力される検出信号に基づいて制御部91が予めメモリ(図示せず)に格納しているプログラムやデータに従って、電子膨張弁55の弁開閉量を可変制御する。
蒸発器56、57は、電子膨張弁55で低温低圧の状態に断熱膨張させた冷媒を蒸発させるものであり、冷却水槽15および製氷機30のそれぞれの冷熱源として配設してある。冷却水槽15に貯留している冷却水15a中には蒸発管をコイル状にした蒸発器56を配設してある。製氷機30では、円筒状のパイプ(図示せず)の外周面に蒸発管を螺旋状に巻回することにより蒸発器57を配設してある。これら蒸発器56、57は、電子膨張弁55から2方に分岐したそれぞれの回路に接続してある。分岐したそれぞれの回路において、蒸発器56の上流側には電磁弁59が備えてあり、蒸発器57の上流側には電磁弁60が備えてある。そして、電磁弁59を開くことで、蒸発器56に電子膨張弁55で断熱膨張させた冷媒が送出され、電磁弁60を開くことで、蒸発器57に電子膨張弁55で断熱膨張させた冷媒が送出される。また、蒸発器56、57の下流側の回路は、互いに集合して内部熱交換器54を介して第1圧縮機51aに接続してある。
なお、製氷機30の蒸発器57と電磁弁60との間の回路、および蒸発器57の下流側で集合する手前の回路には、継手手段であるセルフシールカップリング61、61が備えてある。そして、メンテナンス時には、セルフシールカップリング61、61を取り外すことで製氷機30が冷媒循環回路Lから脱着可能になっている。
以上のような構成を有する冷却加熱装置1の基本動作について説明する。
まず、図2を参照して、温水タンク70の仕切り板72下部に貯留している低温水を温水用熱交換器52に送出して高温の冷媒と熱交換して高温の湯とするとともに冷却水槽15に貯留している冷却水15aを冷却する場合を説明する。この場合、第1冷媒回路L1に備えている電磁弁62と、冷媒連通回路L3に備えている電磁弁65と、蒸発器57に接続している冷媒循環回路Lに備えている電磁弁60を閉じる一方、第2冷媒回路L2に備えている電磁弁63と、ガスクーラ53に接続する冷媒循環回路Lに備えている電磁弁64と、蒸発器56に接続している電磁弁59を開いて圧縮機51を運転すると、第1圧縮機51aで圧縮された温度60〜70℃、圧力3〜5MPaの冷媒が中間熱交換器58で放熱されることなく第2圧縮機51bへ直接供給されて圧縮され、第2圧縮機51bによる2回目の圧縮動作により圧縮された冷媒は温度110〜120℃、圧力10〜12MPaの高温高圧の状態になり、温水用熱交換器52の冷媒管路52aに供給される。
温水ポンプ75の駆動により温水タンク70から温水用熱交換器52に送出された30〜60℃の低温水は温水管路52bを通流して冷媒管路52aを通流する110〜120℃の高温の冷媒と熱交換されると約95℃の高温水となって温水管路77を通流してくると、湯温センサ78が出力する温度信号に基づいて制御手段が電磁弁79を閉じて電磁弁80を開くと温水タンク70の仕切り板72上部の高温域に流出して貯留される。
温水用熱交換器52の冷媒管路52aを通流して温水と熱交換して50〜60℃の温度に冷却された冷媒はガスクーラ53を通流している間に送風装置67のファン回転で周囲温度に近い温度(例えば周囲温度が25〜35℃の場合のガスクーラ53吐出口冷媒温度は30〜40℃)まで冷却(放熱)されて、内部熱交換器54で蒸発器56、57から環流してきた低温(例えば−5〜−15℃)低圧の冷媒と熱交換が行われて低温(例えば10〜20℃)冷媒となり、電子膨張弁55で減圧されて断熱膨張して低温(例えば−10〜−15℃)低圧の状態になり、開放状態にある電磁弁59を介して蒸発器56に送出される。蒸発器56に送出された冷媒は冷却水槽15の冷却水15aから熱を与えられて蒸発する。冷却水15aは冷媒が蒸発する際の蒸発熱により蒸発器56の周囲に着氷したアイスバンク(氷魂)の蓄熱量を利用した熱交換により略0℃に保たれる。
蒸発器56で蒸発した冷媒は内部熱交換器54に送出され、ガスクーラ53から送られてきた30〜40℃程度の冷媒と熱交換を行い10〜20℃程度に加熱された後、第1圧縮機51aに送出され、第1圧縮機51aおよび第2圧縮機51bで圧縮されて110〜120℃の高温の冷媒となり、上記移動を繰り返して循環することになる。
そして、ガスクーラ53周囲温度が低く(例えば5℃程度)、送風装置67のファン回転を停止させても自然空冷による冷媒冷却(放熱)熱量が大きく第2圧縮機51bから吐出される冷媒温度が所定温度より低い場合には、図3に示すように、制御部91が電磁弁64を閉じて電磁弁65を開いて温水用熱交換器52から吐出した冷媒を冷媒連通回路L3に流入させ、冷媒をガスクーラ53を迂回させて内部熱交換器54に直接流入させるようにすると、ガスクーラ53での冷却(放熱)がなくなり、冷媒温度の低下を最小限にすることができるので、第1圧縮機51aおよび第2圧縮機51bの圧縮動作により冷媒を110〜120℃の高温高圧の状態して温水用熱交換器52の冷媒管路52aに供給することができるようになる。
なお、冷媒温度を110〜120℃に高めて温水と熱交換して約95℃の高温の湯とすると同時に冷媒を蒸発器56に送出して冷却水槽15の冷却水15aを冷却する実施例で説明しているが、温水を約95℃の高温の湯とすると同時に冷媒を蒸発器57に送出して製氷機30で製氷することもできる。
さらに、冷媒連通回路L3に電磁弁65を備え、ガスクーラ53に接続する冷媒循環回路Lに電磁弁64を備えた実施例で説明しているが、冷媒連通回路L3とガスクーラ53に接続する冷媒循環回路Lの分岐点に三方弁を備えて冷媒の通流回路を切り替えるようにしてもよい。
このように、冷媒がその管路内を通流する間に冷媒温度を周囲温度に近い温度まで冷却可能な冷却(放熱)能力を得ることができるように、ガスクーラ53は、例えば銅管とアルミフィンとで構成したフィンチューブタイプで作られている。そして、ガスクーラ53の周囲温度が高い(例えば25〜35℃)時は送風装置67を所定の送風量(所定のファン回転数)で連続運転するとガスクーラ53吐出口での冷媒温度は30〜40℃程度になり、内部熱交換器54で蒸発器56、57から圧縮機51に戻る−5〜−15℃程度の低温低圧の冷媒と熱交換が行われて10〜20℃まで冷やされる。その後、電子膨張弁55で断熱膨張することにより−10〜−15℃程度の低温低圧冷媒となり、蒸発器56,57で冷却水の冷却および製氷機での製氷により熱交換を行い、内部熱交換器54でガスクーラ53から送られてきた30〜40℃程度の冷媒と熱交換を行い10〜20℃程度に加熱される。
このようにして10〜20℃程度に加熱された冷媒が第1圧縮機51aに戻ることにより圧縮機51は温水用熱交換器52で温水を約95℃に加熱するのに必要とする110〜120℃の冷媒温度とすることができる。しかしながら、ガスクーラ53周囲温度が低下すると、ガスクーラ53の吐出冷媒温度が下がり内部熱交換器54での交換熱量が減少し、その結果、蒸発器56、57から第1圧縮機51aに戻る低圧冷媒の加熱量が減少して最適な温度まで加熱されることなく低い温度の状態で第1圧縮機51aへ流入し、第2圧縮機51bから吐出される冷媒温度が低下して温水用熱交換器52での交換熱量が不足して温水加熱が不十分となると、温水を95℃の高温に加熱することができなくなるが、第2圧縮機51bから吐出される冷媒の温度を検出して冷媒温度信号を出力する冷媒温度センサ66を第2圧縮機51b下流側の冷媒循環回路Lに備え、冷媒温度センサ66が出力する冷媒温度に基づいてガスクーラ53を空冷する送風装置67の空冷能力を制御部91が制御するようにしたので、ガスクーラ53周囲温度が下がり、第2圧縮機51bが吐出する冷媒の温度が下がると、冷媒温度センサ66が検出して出力した冷媒の温度に基づいて、制御部91が送風装置67のファン回転数を下げてガスクーラ53の空冷(放熱)熱量を減少させて吐出冷媒温度を所定の温度(例えば30〜40℃)に維持することができるので、温水用熱交換器52に流入する冷媒温度を110〜120℃に維持することができ、周囲温度が低い場合にも必要とする温水加熱が行え、また、冷媒が液体の状態で圧縮機に戻ることがなくなるので、圧縮機に不具合を生じさせることのない冷却加熱装置を提供することができるようになる。
また、ガスクーラ53周囲温度が低く(例えば5℃程度)、送風装置67のファン回転を停止させても自然空冷による冷媒冷却(放熱)熱量が大きく第2圧縮機51bから吐出する冷媒温度が所定温度より低い場合には、電磁弁64を閉じて電磁弁65を開いて温水用熱交換器52から吐出した冷媒を冷媒連通回路L3に流入させ、冷媒をガスクーラ53を迂回させて内部熱交換器54に直接流入させると、ガスクーラ53での冷却(放熱)がなくなるので、冷媒温度の低下を最小限にすることができる。
さらに、冷媒連通回路L3を送風装置67の送風位置に配置することにより、送風装置67のファン回転数制御または間欠回転により冷媒連通回路L3での空冷(放熱)熱量を変化させることができる。
なお、制御部91が送風装置67のファン回転数を変化させて空冷(放熱)能力を制御するようにしているが、送風装置67のファンを間欠回転するようにしてもよい。
本発明の実施の形態である冷却加熱装置の実施の形態を示した概念図である。 図1に示した冷却加熱装置で温水加熱、水槽冷却をしている概念図である。 図2に示した冷却加熱装置で冷媒をガスクーラ53から迂回させた概念図である。 従来のカップ式自動販売機を示す図である。
符号の説明
1 冷却加熱装置
2 カップ式自動販売機
15 冷却水槽
30 製氷機
50 冷媒回路
51 圧縮機
51a 第1圧縮機
51b 第2圧縮機
52 温水用熱交換器
52a 冷媒管路
52b 温水管路
53 ガスクーラ(放熱器)
54 内部熱交換器
55 電子膨張弁(膨張機構)
56 蒸発器
57 蒸発器
58 中間熱交換器
59 電磁弁(開閉弁)
60 電磁弁(開閉弁)
62 電磁弁(開閉弁)
63 電磁弁(開閉弁)
64 電磁弁(開閉弁)
65 電磁弁(開閉弁)
66 冷媒温度センサ
67 送風装置(送風手段)
70 温水タンク
71 タンク本体
72 仕切り板
73 湯温センサ
74 ヒータ
75 温水ポンプ
76 温水管路
77 温水管路
78 湯温センサ
79 電磁弁(開閉弁)
80 電磁弁(開閉弁)
91 制御部(制御手段)
L 冷媒循環回路
L1 第1冷媒回路
L2 第2冷媒回路
L3 冷媒連通回路

Claims (3)

  1. 冷媒を圧縮して高温高圧にさせる圧縮機と、前記圧縮機で圧縮された高温高圧の冷媒と水とを熱交換させて湯を作る温水用熱交換器と、前記温水用熱交換器から供給される冷媒を放熱させる放熱器と、前記放熱器から供給される冷媒を断熱膨張させる膨張機構と、前記膨張機構から供給される冷媒を蒸発させて前記圧縮機に帰還させる蒸発器とを接続した冷媒循環回路を形成した冷却加熱装置において、
    前記冷媒循環回路を循環する冷媒を前記放熱器から迂回させる冷媒連通回路と、前記冷媒連通回路および前記放熱器に接続される冷媒循環回路に備えられる開閉弁と、前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する送風手段と、前記圧縮機から吐出された冷媒の温度を検出して温度信号を出力する冷媒温度センサと、前記冷媒温度センサが出力する冷媒温度に基づいて前記開閉弁を開閉制御し、且つ、前記送風手段の空冷能力を制御して前記圧縮機から吐出される冷媒を所定の温度とする制御手段と、を備えたことを特徴とする冷却加熱装置。
  2. 前記制御手段は、前記送風手段のファン回転数制御または間欠回転制御により前記放熱器および前記冷媒連通回路を空冷する空冷能力を変化させることを特徴とする請求項1に記載の冷却加熱装置。
  3. 前記冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却加熱装置。
JP2007201559A 2007-08-02 2007-08-02 冷却加熱装置 Expired - Fee Related JP5194619B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007201559A JP5194619B2 (ja) 2007-08-02 2007-08-02 冷却加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007201559A JP5194619B2 (ja) 2007-08-02 2007-08-02 冷却加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009036459A JP2009036459A (ja) 2009-02-19
JP5194619B2 true JP5194619B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=40438526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007201559A Expired - Fee Related JP5194619B2 (ja) 2007-08-02 2007-08-02 冷却加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5194619B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024135995A1 (ko) * 2022-12-20 2024-06-27 코웨이 주식회사 열전소자의 폐열을 이용하는 정수기

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5474397B2 (ja) * 2009-04-02 2014-04-16 株式会社グリーンセイジュ 自律平衡型ヒートポンプユニット
JP2012242020A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Denso Corp ヒートポンプ装置
JP5903577B2 (ja) * 2011-12-22 2016-04-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷凍装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06119542A (ja) * 1992-10-09 1994-04-28 Kubota Corp 自動販売機の冷凍装置
JPH06123501A (ja) * 1992-10-09 1994-05-06 Kubota Corp 自動販売機の冷凍装置
JPH07305901A (ja) * 1994-05-09 1995-11-21 Nippon Kentetsu Co Ltd 冷凍装置
JPH10148379A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Sanyo Electric Co Ltd 輻射空調システム
JP2002081772A (ja) * 2000-09-01 2002-03-22 Sanyo Electric Co Ltd 冷媒回路及びそれを用いた自動販売機
JP4274075B2 (ja) * 2004-08-05 2009-06-03 富士電機リテイルシステムズ株式会社 冷却装置および自動販売機
JP2007115096A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷却装置および自動販売機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024135995A1 (ko) * 2022-12-20 2024-06-27 코웨이 주식회사 열전소자의 폐열을 이용하는 정수기

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009036459A (ja) 2009-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008119282A (ja) 飲料供給装置
JP5411252B2 (ja) 飲料製造方法および該方法を実施するための飲料調製装置
JP2008101833A (ja) 飲料供給装置の温水タンク
JP5248190B2 (ja) 飲料ディスペンサ
EP2446749B1 (en) Machine for the homogenisation and thermal treatment of liquid and semi-liquid food products.
JP2006213345A (ja) 飲料供給装置
CN105020978A (zh) 饮料冷却器、包括此类饮料冷却器的冰箱和饮料冷却方法
JP5194619B2 (ja) 冷却加熱装置
JP2017512964A (ja) 冷飲料を提供するための飲料システム
JP5338299B2 (ja) 飲料供給装置
JP2007202943A (ja) 飲料供給装置
JP5024210B2 (ja) 冷媒冷却回路
JP2010277225A (ja) 飲料提供装置
JP2002081772A (ja) 冷媒回路及びそれを用いた自動販売機
JP2008040657A (ja) カップ式自動販売機
JP2007309579A (ja) 飲料供給装置の冷媒回路
JP4396457B2 (ja) 冷却装置
JP2007293756A (ja) カップ式自動販売機
JP2006329566A (ja) 給湯機
JP2011027358A (ja) 暖房装置
JP2011031917A (ja) 飲料供給装置
JP2008076005A (ja) 冷媒回路およびこれを備えた飲料供給装置
JP3835431B2 (ja) 蒸気圧縮式冷凍機
JP2009030835A (ja) 冷却加熱装置
JP2009144933A (ja) 冷媒回路

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081215

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090219

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20100728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120508

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20121025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5194619

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees