JPH06123501A - 自動販売機の冷凍装置 - Google Patents

自動販売機の冷凍装置

Info

Publication number
JPH06123501A
JPH06123501A JP27122792A JP27122792A JPH06123501A JP H06123501 A JPH06123501 A JP H06123501A JP 27122792 A JP27122792 A JP 27122792A JP 27122792 A JP27122792 A JP 27122792A JP H06123501 A JPH06123501 A JP H06123501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
compressor
precooler
temperature sensor
vending machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27122792A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Inoue
井上  敏
Masahiro Kono
昌博 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP27122792A priority Critical patent/JPH06123501A/ja
Publication of JPH06123501A publication Critical patent/JPH06123501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用環境が低温であっても、凝縮温度の下が
り過ぎ、ならびに冷凍機油の冷え過ぎを防止できる冷凍
装置を提供することを目的とする。 【構成】 コンプレッサのケース温度,使用環境温度ま
たは冷媒温度を検出する温度センサ13の検出温度に応じ
て制御部12が調節弁11a,11bを動かしてプリクーラ8
a,8bへの高温高圧ガスの流れを制御する。具体的に
は、温度センサ13の検出温度が低下すると、制御部12は
プリクーラ8bを調節弁11bでバイパスさせて予冷量を
低下させて冷凍機油の冷え過ぎを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機の冷凍装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】飲料の自動販売機の内部には、原料冷却
用の冷水が溜められたウォータバス,熱湯作成用の温水
タンク,氷片作成用の製氷機などが内蔵されている。自
動販売機での調理の例としては、ウォータバスの冷水と
熱交換して冷やされたシロップ,冷水,炭酸水をカップ
に注入し、さらにこのカップに氷片を投入する場合や、
原料粉を温水タンクから払い出された熱湯で抽出処理
し、この抽出処理液と前記ウォータバスの冷水と熱交換
して冷やされた冷水をカップに注入し、さらにこのカッ
プに氷片を投入する場合などを挙げることができる。
【0003】従来の冷凍装置は図3に示すように構成さ
れている。ウォータバス1では冷水作成用,シロップ原
料の保存用ならびに炭酸水作成用に冷水が溜められてい
る。このウォータバス1の冷水には原料冷却用の蒸発器
2が浸けられている。蒸発器2はロータリコンプレッサ
3の吐出口P1,凝縮器4,気液分離器5,逆止弁6,
ロータリコンプレッサ3の吸入口P2の冷媒圧縮回路に
介装されている。7は膨張機構、8はプリクーラで、ロ
ータリコンプレッサ3のプリクーラチューブ出口P3か
ら吐出された高温高圧ガスを冷やしてロータリコンプレ
ッサ3のプリクーラチューブ入口P4に戻して、コンプ
レッサケース温度の上昇を防止して効率の低下を防止し
ている。9は凝縮器4を強制空冷するファン、10は蒸発
器2の近傍位置に取り付けられた氷層検知センサで、氷
結すると水の電気抵抗値が変化することを利用してお
り、氷層検知センサ10が氷結したことを検出するとウォ
ータバス1の冷却を中止するために蒸発器2へ冷媒が流
れないように電磁弁〔図示せず〕を切り換えたり、ロー
タリコンプレッサ3を停止させたりするように構成され
ている。
【0004】この図3ではウォータバス1の冷却につい
てしか図示されていないが、製氷機の場合も同様であっ
て、具体的には、製氷機蒸発器が切換弁を介して蒸発器
2に並列接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の冷凍
装置では、使用環境が低温になると次のような問題が発
生する。
【0006】使用環境が低温になると、凝縮温度が低下
して蒸発温度も低下する。そのため冷媒の循環量が減少
し、冷凍能力が低下してしまう。具体的には、製氷機付
きの自動販売機の場合には氷ができるのが遅くなる。
【0007】また、冷媒の循環量が減少すると蒸発器2
の温度が均一でなくなり、蒸発器2の一部分だけに氷結
発生し、氷層検知センサ10が氷結発生を検出できなくな
って、ロータリコンプレッサ3が連続運転の状態にな
る。
【0008】このほか、プリクーラ8からのガス圧が低
下し、液化してロータリコンプレッサ3に戻る状態が発
生し、冷凍機油が冷え過ぎて冷凍機油の粘性が低下し、
耐久性が劣化する。
【0009】本発明は使用環境が低温であっても、凝縮
温度の下がり過ぎ、ならびに冷凍機油の冷え過ぎを防止
できる冷凍装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の冷凍装置
は、コンプレッサで圧縮された冷媒の循環経路に原料冷
却用の蒸発器を介装して原料を冷却する自動販売機にお
いて、前記コンプレッサから吐出された高温高圧ガスを
プリクーラで冷やして前記コンプレッサに戻すように構
成するとともに、プリクーラへの前記高温高圧ガスの流
れを制御する調節弁と、前記コンプレッサのケース温
度,使用環境温度または冷媒温度を検出する温度センサ
と、前記温度センサの検出温度に応じて前記調節弁を制
御する制御部を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の冷凍装置は、コンプレッサ
で圧縮された冷媒の循環経路に原料冷却用の蒸発器を介
装して原料を冷却する自動販売機において、前記コンプ
レッサから吐出された高温高圧ガスを直列接続された第
1,第2のプリクーラを介して前記コンプレッサに戻す
ように構成するとともに、第1,第2のプリクーラのう
ちの少なくとも一方のプリクーラへ流れるガス量を調節
する調節弁と、前記コンプレッサのケース温度,使用環
境温度または冷媒温度を検出する温度センサと、前記温
度センサの検出温度に応じて前記調節弁を制御する制御
部を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の構成によると、コンプレッサのケー
ス温度,使用環境温度または冷媒温度に応じて制御部が
調節弁を動かしてプリクーラへの高温高圧ガスの流れを
制御する。具体的には、温度センサの検出温度が低下す
ると、制御部はプリクーラへ流れる高温高圧ガス量を少
なくして、プリクーラでの予冷の能力を低下させて冷凍
機油の冷え過ぎを防止する。
【0013】請求項2の構成によると、コンプレッサの
ケース温度,使用環境温度または冷媒温度に応じて制御
部が調節弁を動かして第1,第2のプリクーラのうちの
少なくとも一方のプリクーラへ流れるガス量を調節す
る。具体的には、温度センサの検出温度が低下すると、
制御部はプリクーラへ流れる高温高圧ガス量を少なくし
て、プリクーラでの予冷の能力を低下させて冷凍機油の
冷え過ぎを防止する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1と図2に基づい
て説明する。なお、図3と同様の作用をなすものには、
同一の符号を付けて説明する。
【0015】図1は第1の実施例を示し、ロータリコン
プレッサ3のプリクーラチューブ出口P3とプリクーラ
チューブ入口P4の間には、第1のプリクーラ8aと第
2のプリクーラ8bの直列回路が接続されている。第1
のプリクーラ8aと第2のプリクーラ8bの間には調節
弁としての第1の電磁弁11aが介装され、第1の電磁弁
11aと第1のプリクーラ8aの直列回路に、調節弁とし
ての第2の電磁弁11bが並列接続されている。
【0016】制御部12は、凝縮器4の温度を検出する温
度センサ13の検出温度Tsに基づいて第1,第2の電磁
弁11a,11bを次のように制御している。温度センサ13
の検出温度Tsが通常温度T1以上の場合には、制御部
12は第1の電磁弁11aを“ 開 ”状態とし、第2の電
磁弁11bを“閉 ”状態にして、ロータリコンプレッサ
3から吐出された高温高圧ガスは第2のプリクーラ8b
と第1のプリクーラ8aとを経由して予冷されてロータ
リコンプレッサ3に戻る。
【0017】温度センサ13の検出温度Tsが低い温度T
2未満の場合には、制御部12は第1の電磁弁11aを“
閉 ”状態とし、第2の電磁弁11bを“開 ”状態にし
て第1のプリクーラ8aをバイパスさせ、ロータリコン
プレッサ3から吐出された高温高圧ガスは第2のプリク
ーラ8bと第2の電磁弁11bを経由して予冷されてロー
タリコンプレッサ3に戻る。この場合の予冷量は第1の
プリクーラ8aを経由しない分だけ少ない。
【0018】温度センサ13の検出温度Tsが“ T1≧
Ts>T2 ”の場合には、第1,第2の電磁弁11a,
11bの開度を調節して、プリクーラチューブ出口P3か
ら吐出されてプリクーラチューブ入口P4に戻る高温高
圧ガスを適当な比率で第1の電磁弁11aと第2の電磁弁
11bに流すように構成されている。
【0019】このように検出温度Tsに応じて制御部12
が予冷量を調節するため、プリクーラチューブ出口P3
から吐出されてプリクーラチューブ入口P4に戻る高温
高圧ガスの過冷却を回避し、冷凍機油の冷え過ぎを防止
することができる。
【0020】図2は第2の実施例を示す。第1の実施例
では第1のプリクーラ8aと第2のプリクーラ8bを直
列接続し、温度センサ13の検出温度Tsが低い温度T2
未満の場合には、第2のプリクーラ8bだけを使用して
予冷したが、この第2の実施例では単一のプリクーラ8
をプリクーラチューブ出口P3とプリクーラチューブ入
口P4の間に介装し、プリクーラ8と並列に調節弁とし
ての電磁弁11が接続されている。制御部12は、温度セン
サ13の検出温度Tsが高い場合には電磁弁11を“ 閉
”状態にして、ロータリコンプレッサ3から吐出され
た高温高圧ガスはプリクーラ8を経由して予冷されてロ
ータリコンプレッサ3に戻る。温度センサ13の検出温度
Tsが高い場合には、制御部12は電磁弁11を“ 開 ”
状態とし、ロータリコンプレッサ3から吐出された高温
高圧ガスはプリクーラ8よりも通過抵抗の小さな電磁弁
11を流れてほとんど予冷されることなくロータリコンプ
レッサ3に戻る。
【0021】上記の各実施例では、凝縮器4の出口に温
度センサ13を取り付けて検出温度Tsに基づいて制御部
12が適当な電磁弁を制御したが、温度センサ13の取り付
け位置を変更して予冷量を制御するように構成しても同
様である。具体的には、ロータリコンプレッサ3のケー
ス温度、または使用環境温度(具体的には、ファン9の
風入り温度)、または蒸発器2の出口温度を検出する位
置に温度センサ13を取り付ける。
【0022】
【発明の効果】請求項1の構成によると、コンプレッサ
から吐出された高温高圧ガスをプリクーラで冷やしてコ
ンプレッサに戻すように構成するとともに、プリクーラ
への高温高圧ガスの流れを制御する調節弁と、コンプレ
ッサのケース温度,使用環境温度または冷媒温度を検出
する温度センサと、温度センサの検出温度に応じて調節
弁を制御する制御部を設けたため、使用環境温度が低い
場合には、制御部が調節弁を調節して予冷量を少なくし
て冷凍機油の冷え過ぎを防止することができる。
【0023】請求項2の構成によると、コンプレッサか
ら吐出された高温高圧ガスを直列接続された第1,第2
のプリクーラを介してコンプレッサに戻すように構成す
るとともに、第1,第2のプリクーラのうちの少なくと
も一方のプリクーラへ流れるガス量を調節する調節弁
と、コンプレッサのケース温度,使用環境温度または冷
媒温度を検出する温度センサと、温度センサの検出温度
に応じて調節弁を制御する制御部を設けたため、コンプ
レッサのケース温度,使用環境温度または冷媒温度に応
じて制御部が調節弁を動かして第1,第2のプリクーラ
のうちの少なくとも一方のプリクーラへ流れるガス量を
調節して、温度センサの検出温度が低下すると、制御部
はプリクーラへ流れる高温高圧ガス量を少なくして、プ
リクーラでの予冷の能力を低下させて冷凍機油の冷え過
ぎを防止することができる。
【0024】このように請求項1,請求項2の構成によ
ると、使用環境温度が低下したことが原因でコンプレッ
サが連続運転状態に陥ったり、製氷能力が低下したり、
耐久性が劣化するような事態を回避できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の第1の実施例の構成図であ
る。
【図2】第2の実施例の構成図である。
【図3】従来のプリクーラ付き冷凍装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
2 蒸発器 3 ロータリコンプレッサ 4 凝縮器 8 プリクーラ 8a,8b 第1,第2のプリクーラ 11 電磁弁〔調節弁〕 11a,11b 第1,第2の電磁弁〔調節弁〕 12 制御部 13 温度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサで圧縮された冷媒の循環経
    路に原料冷却用の蒸発器を介装して原料を冷却する自動
    販売機において、前記コンプレッサから吐出された高温
    高圧ガスをプリクーラで冷やして前記コンプレッサに戻
    すように構成するとともに、プリクーラへの前記高温高
    圧ガスの流れを制御する調節弁と、前記コンプレッサの
    ケース温度,使用環境温度または冷媒温度を検出する温
    度センサと、前記温度センサの検出温度に応じて前記調
    節弁を制御する制御部を設けた自動販売機の冷凍装置。
  2. 【請求項2】 コンプレッサで圧縮された冷媒の循環経
    路に原料冷却用の蒸発器を介装して原料を冷却する自動
    販売機において、前記コンプレッサから吐出された高温
    高圧ガスを直列接続された第1,第2のプリクーラを介
    して前記コンプレッサに戻すように構成するとともに、
    第1,第2のプリクーラのうちの少なくとも一方のプリ
    クーラへ流れるガス量を調節する調節弁と、前記コンプ
    レッサのケース温度,使用環境温度または冷媒温度を検
    出する温度センサと、前記温度センサの検出温度に応じ
    て前記調節弁を制御する制御部を設けた自動販売機の冷
    凍装置。
JP27122792A 1992-10-09 1992-10-09 自動販売機の冷凍装置 Pending JPH06123501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27122792A JPH06123501A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 自動販売機の冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27122792A JPH06123501A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 自動販売機の冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06123501A true JPH06123501A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17497124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27122792A Pending JPH06123501A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 自動販売機の冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06123501A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036459A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷却加熱装置
KR101531159B1 (ko) * 2014-07-04 2015-06-25 한국에너지기술연구원 저압 운전압력을 갖는 co2 지역 에너지 공급설비

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009036459A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷却加熱装置
KR101531159B1 (ko) * 2014-07-04 2015-06-25 한국에너지기술연구원 저압 운전압력을 갖는 co2 지역 에너지 공급설비

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3988780B2 (ja) 冷凍装置
WO2016078825A1 (en) A method for controlling a vapour compression system with an ejector
JP3743861B2 (ja) 冷凍空調装置
WO2004038309A1 (en) Refrigeration system to cool a mix
EP2719976B1 (en) Refrigeration apparatus
JPH0330795B2 (ja)
US5799497A (en) Refrigerating apparatus
US5014521A (en) Refrigeration system in ice making machine
US4538421A (en) Refrigerating system
JPH06123501A (ja) 自動販売機の冷凍装置
JP2003336918A (ja) 冷却装置
CN114151935A (zh) 一种空调系统
JPH07294073A (ja) 冷凍装置
JP4528436B2 (ja) 急速冷凍サイクル装置およびこれを用いた急速冷凍方法
JPH06119542A (ja) 自動販売機の冷凍装置
JPH0682122A (ja) 冷凍装置
JP2001280729A (ja) 冷凍装置
JP2004347262A (ja) 冷凍装置
KR0177709B1 (ko) 냉장고의 냉각장치
JP2004205142A (ja) 冷凍空調装置およびその運転制御方法
JP7179445B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JPS62106261A (ja) 冷凍装置
JPH11325627A (ja) 冷凍装置
JPS6115978B2 (ja)
JPH11325625A (ja) 冷凍装置