JP5194336B2 - 触媒層付き電極基材、触媒層付き電極基材の製造方法、電極−電解質膜接合体の製造方法、及び燃料電池の製造方法 - Google Patents

触媒層付き電極基材、触媒層付き電極基材の製造方法、電極−電解質膜接合体の製造方法、及び燃料電池の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池、電極−電解質膜接合体、触媒層付き電極基材、それらの製造方法及び転写シートに関するものである。
燃料電池は、電解質膜の両面に触媒層を配置し、水素等の燃料ガスと空気等の酸化ガスの電気化学反応により発電するシステムである。燃料電池は、発電時に発生するのは水のみであり、従来の内燃機関と異なり、二酸化炭素等の環境負荷ガスを発生しない為、次世代のクリーンエネルギーシステムとして注目されている。
固体高分子型燃料電池は、電解質膜層として水素イオン伝導性高分子電解質膜を用い、その両面に触媒層を配置し、ついでその両面に電極基材を配置し、更にこれらをセパレータで挟んだ構造となっている。電解質膜層の両面に触媒層を配置したものは触媒層−電解質膜接合体と呼ばれ、また、その両面に電極基材を配置したものは、電極−電解質膜接合体と称されている。そして、この電極の一方に燃料を、他方に酸化剤をそれぞれ供給すると、電極(燃料極)触媒上で水素がプロトンと電子に分かれる。この水素イオンは電解質膜内を移動し、電子は外部回路を通って電極(空気極)触媒上へ行き、そこで酸素、電子、水素イオンが反応して水が生成される。この生成水は、反応ガスと共にガス流路を通って排水される。また、水素イオンの電解質膜内の移動については電解質膜を高い湿度状態に保つ必要があるため、燃料および空気は加湿状態で供給される。
したがって、固体高分子型燃料電池は、水分量が多くなることによるガス拡散性の低下等の問題が生じやすく、水分過剰による特性低下を防止する必要がある。
そこで、触媒層を分割して分割触媒部を形成すると共に該分割触媒部の間に隙間を設けた燃料電池が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、分割触媒部の間の隙間が互いに連通しているので、空気極の三相界面で発生する生成水が隙間を通ってある部分に集中的に溜まり、ガス拡散性が局所的に極端に低下するという問題があった。また、分割触媒部を小さくしようとした場合には該分割触媒部が割れ易くなり、電解質膜から剥離し易くなるという問題もあった。
特開2003−77480号公報
本発明は、水分過剰による特性低下を防止でき、ガス拡散性が局所的に極端に低下することがなくまた、電極基材への触媒のしみこみを抑えることができ、触媒層−電解質膜間のプロトン伝導性を向上させることができる燃料電池、電極−電解質膜接合体、触媒層付き電極基材、それらの製造方法及び転写シートを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねて完成されたものである。
1.固体高分子形燃料電池に用いられる触媒層付き電極基材であって、電極基材と触媒層との間に、前記電極基材表面を平滑にする平坦化層を介在させ、該触媒層の厚み方向に貫通する貫通孔を前記触媒層の任意部分に形成したことを特徴とする触媒層付き電極基材を提供する。
2.前記平坦化層の厚み方向に貫通する貫通孔を前記触媒層の前記貫通孔に対応するようにして前記平坦化層に形成し、前記触媒層及び前記平坦化層のそれぞれの前記貫通孔を連通させたことを特徴とする前記1に記載の触媒層付き電極基材を提供する。
3.前記貫通孔の開口寸法を、前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど大きくすることにより前記触媒層の開口面積を増加させたことを特徴とする前記1又は2に記載の触媒層付き電極基材を提供する。
4.前記貫通孔の数を、前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど増加させることにより前記触媒層の開口面積を増加させたことを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載の触媒層付き電極基材を提供する。
5.前記貫通孔の総開口面積が、前記貫通孔を設けない前記触媒層の総面積の2%〜20%となるように設定したことを特徴とする前記1から4のいずれかに記載の触媒層付き電極基材を提供する。
6.前記貫通孔の開口面積を25μm〜10,000μmに設定したことを特徴とした前記1から5のいずれかに記載の触媒層付き電極基材を提供する。
7.固体高分子形燃料電池に用いられる触媒層付き電極基材の製造方法であって、電極基材に、該電極基材表面を平滑にする平坦化層を積層し、該平坦化層の表面に触媒ペーストを塗布することにより前記触媒層を形成し、該触媒層の厚み方向に貫通する貫通孔を前記触媒層の任意部分に形成することを特徴とする触媒層付き電極基材の製造方法を提供する。
8.前記触媒層及び前記平坦化層の二層にわたって貫通する貫通孔を形成することにより前記触媒層の前記貫通孔と連通する貫通孔を前記平坦化層に形成することを特徴とする前記7に記載の触媒層付き電極基材の製造方法を提供する。
9.前記貫通孔の開口寸法を前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど大きくすることにより、前記触媒層の開口面積を増加させることを特徴とする前記7又は8に記載の触媒層付き電極基材の製造方法を提供する。
10.前記貫通孔の数を前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど増加させることにより、前記触媒層の開口面積を増加させることを特徴とする前記7〜9のいずれか記載の触媒層付き電極基材の製造方法を提供する。
11.前記貫通孔の総開口面積は、前記貫通孔を設けない前記触媒層の総面積の2%〜20%であることを特徴とする前記7から10のいずれかに記載の触媒層付き電極基材の製造方法を提供する。
12.前記貫通孔の開口面積は、25μm〜10,000μmであることを特徴とした前記7から11のいずれかに記載の触媒層付き電極基材の製造方法を提供する。
13.前記7から12のいずれかの方法により製造される触媒層付き電極基材を電解質膜の両面に配置することを特徴とする電極−電解質膜接合体の製造方法を提供する。
14.前記13の方法により製造される電極−電解質膜を組み込むことを特徴とする燃料電池の製造方法を提供する。
本発明によれば、触媒層の形成領域中に前記触媒層を厚み方向に貫通する貫通孔を複数分散させたので、該貫通孔がガス拡散のパスとなり、ガス拡散性の向上、電解質膜への湿度の供給が速やかに行われ、空気極触媒層においては、そのパスを通り空気極触媒層で発生した生成水がすみやかに抜けて水分過剰による特性低下を防止でき、高性能な燃料電池にすることができる。
しかも、前記貫通孔同士を連通させないようにしたので、貫通孔が存在しても、空気極での生成水がある貫通孔に集中的に溜まるのを防止でき、ガス拡散性の部分的な極端な低下を防止することができる。また、触媒層は分断されることなく全体的に繋がっているので、触媒層は割れ難く、電解質膜から剥離し難くなる。更に、貫通孔により、空気極での生成水の排水を円滑に行うことができ、ガス拡散性能を低下させることがない。
また、反応ガスの下流側に行くほど前記触媒層の開口面積を増加させれば、排水の詰まりを防止したり、ガス拡散性を向上させることができる。すなわち、空気極側の反応ガス流路の下流側ではその上流側からの排水が加わることによって排水流量が増加して水が詰まり易くなる傾向にあるが、下流側に行くほど前記触媒層の開口面積を増加させれば排水の詰まりを防止することができる。また、燃料極側では、燃料の反応成分の減少をガス拡散性を向上させることで補うことができる。
また、前記貫通孔の奥の前記電解質膜と接する開口面積の総和が、前記貫通孔を含む前記触媒層の形成領域の総表面積の2%〜20%となるように設定すれば、触媒層不足による特性低下を防止することができる。
本発明によれば、平坦化層により、電極基材の凹凸を平滑化することができるとともに電極基材への触媒のしみこみを抑えることができ、また、前記触媒層の厚み差に相当する部分を前記平坦化層に食い込ませて触媒層と電解質膜との密着性を向上させて触媒層−電解質膜間のプロトン伝導性を向上させることができる。
電極−電解質膜接合体製造用の転写シート
図1のように電極−電解質膜接合体製造用の転写シート1は、転写基材2の上に触媒層3が形成されており、触媒層3を厚み方向に貫通することにより貫通孔31を形成し、該貫通孔31を複数分散させると共に貫通孔31同士を連通させないようにして貫通孔31を独立孔としている。
このようにして触媒層3の表面のほぼ全面に貫通孔31の開口部が複数分散して形成されるが、この開口部の総面積は、該貫通孔31を設けない触媒層3の総表面積の2%〜20%となるように設定されるものである。なお、貫通孔31の開口径が厚み方向において変化する場合には、後述の電解質膜5と接する側の開口面積に基づいて設定される。
また、各貫通孔31の開口面積は25μm〜10,000μmに設定されるものである。
転写基材2としては、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリパルバン酸アラミド、ポリアミド(ナイロン)、ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテル・エーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリアリレート、ポリエチレンナフタレート等の高分子フィルムをあげることができる。
また、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の耐熱性樹脂を用いることもできる。
さらに基材は、高分子フィルム以外にアート紙、コート紙、軽量コート紙等の塗工紙、ノート用紙、コピー用紙などの非塗工紙であっても良い。
転写基材2の厚さは、取り扱い性および経済性の観点から通常6〜100μm程度、好ましくは6〜30μm、より好ましくは6〜15μm程度とするのが良い。
従って、転写基材2としては安価で入手が容易な高分子フィルムが好ましく、ポリエチレンテレフタレート等がより好ましい。
触媒層3は公知の白金含有の触媒層3(カソード触媒層及びアノード触媒層)である。触媒層3は、触媒粒子を担持させた炭素粒子および水素イオン伝導性高分子電解質を含有する。触媒粒子としては、例えば、白金、白金化合物が挙げられる。白金化合物としては、例えば、ルテニウム、パラジウム、ニッケル、モリブデン、イリジウム、鉄等からなる郡より選ばれる少なくとも一種の金属と白金との合金が挙げられる。
カソード触媒層に含まれる触媒は、通常、白金であり、アノード触媒層に含まれる触媒は、通常、上記金属と白金との合金である。
水素イオン伝導性高分子電解質としては、例えば、パ−フルオロスルホン酸系のフッ素イオン交換樹脂、より具体的には、炭化水素系イオン交換膜のC−H結合をフッ素で置換したパーフルオロカーボンスルホン酸系ポリマー(PFS系ポリマー)等が挙げられる。電気陰性度の高いフッ素原子を導入することで、化学的に非常に安定し、スルホン酸基の解離度が高く、高いイオン伝導性が実現できる。このような水素イオン伝導性高分子電解質の具体例としては、デュポン社製の「Nafion」、旭硝子(株)製の「Flemion」、旭化成(株)製の「Aciplex」、ゴア(Gore)社製の「Gore Select」等が挙げられる。
転写基材2上に触媒層3を形成させるに当たっては、触媒粒子を担持させた炭素粒子および水素イオン伝導性高分子電解質を適当な溶剤に混合、分散してペースト状にしておき、形成される触媒層3が所望の膜厚になるように、このペーストを公知の方法に従い離型層上に塗布するのが良い。
溶剤としては、例えば、各種アルコール類、各種エーテル類、各種ジアルキルスルホキシド類、水またはこれらの混合物等が挙げられる。
ペーストの塗布方法としては、特に限定されるものではなく、例えば、ナイフコータ、バーコーター、スプレー、ディップコータ、スピンコーター、ロールコーター、ダイコーター、カーテンコーター、スクリーン印刷などの一般的な方法を適用できる。
斯かるペーストを塗布した後、乾燥することにより、触媒層3が形成される。乾燥温度は、ワックスの融点以下が望ましく、通常40〜100℃程度、好ましくは60〜80℃程度である。乾燥時間は、乾燥温度にもよるが、通常3分〜2時間程度、好ましくは30分〜1時間程度である。
触媒層3の厚さは、通常5〜50μm程度、好ましくは10〜30μm程度が良い。
一様な触媒面を持った触媒層3を形成した後、外部刺激により触媒層3が存在しない領域が面内に作製される。
外部刺激の方法としては、UV/Vis、IR、CO2、SR、エキシマレーザー、電子ビームなどの一般的レーザー加工手法や、剣山のようなもので物理的に穴を開ける手法等が挙げられる。あるいは、スクリーン印刷時に所望の形状に触媒(層)が存在しない領域を設けるように形成することも可能である。
触媒層―電解質膜接合体
触媒層−電解質膜接合体4は、図1に示す転写シート1を触媒層3が電解質膜5に対面するように配置し(図2)、転写シート1の背面側から加熱プレスを施して触媒層3を電解質膜5に転写した後(図3)、転写シート1の転写基材2を剥離することにより製造されるものであり(図4)、触媒層3には貫通孔31を分散して形成される(図4(a))。
また、この作業を電解質膜5の両面について行うことにより、触媒層3が電解質膜5の両面に積層された触媒層−電解質膜接合体4が製造される(図5(a))。なお、図5(b)のように電解質膜5の一方の触媒層3にのみ貫通孔31を形成しても良い。
作業性を考慮すると、触媒層3を電解質膜5の両面に同時に積層するのがよい。この場合には、例えば、転写シート1の触媒層3が電解質膜5に対面するように、電解質膜5の両面に転写シート1を配置し、転写シート1の背面側から該転写シート1に加熱プレスを施して触媒層3を電解質膜5に転写し、転写シート1の転写基材2を剥離することにより触媒層−電解質膜接合体4が製造される。
加熱プレスの加圧レベルは、転写不良を避けるために、通常0.5〜20Mpa程度、好ましくは1〜10Mpa程度がよい。また、この加圧操作の際に、転写不良を避けるために加圧面を加熱するのが好ましい。加熱温度は、電解質膜5の破損、変性等を避けるために、通常200℃以下、好ましくは150℃以下がよい。
使用される電解質膜5は公知のものであり、膜厚は通常20〜250μm程度、好ましくは20〜80μm程度である。
電解質膜5は、例えば、基材上に水素イオン伝導性高分子電解質を含有する溶液を塗布し、乾燥することにより形成される。
水素イオン伝導性高分子電解質としては、例えば、パーフルオロスルホン酸系のフッ素イオン交換樹脂、より具体的には、炭化水素系イオン交換膜のC−H結合をフッ素で置換したパーフルオロカーボンスルホン酸系ポリマー(PFS系ポリマー)等が挙げられる。電気陰性度の高いフッ素原子を導入することで、化学的に非常に安定し、スルホン酸基の解離度が高く、高いイオン伝導性が実現できる。このような水素イオン伝導性高分子電解質の具体例としては、デュポン社製の「Nafion」、旭硝子(株)製の「Flemion」、旭化成(株)製の「Aciplex」、ゴア(Gore)社製の「Gore Select」等が挙げられる。
水素イオン伝導性高分子電解質含有溶液中に含まれる水素イオン伝導性高分子電解質の濃度は、通常5〜60重量%程度、好ましくは20〜40重量%程度である。
なお、触媒層−電解質膜接合体4は上記のように転写シート1に触媒層3を形成し、これを電解質に転写して製造する方法の他に、触媒層3を電解質に直接形成して製造することもできる。
加圧レベルは、転写不良を避けるために、通常0.5〜20Mpa程度、好ましくは1〜10Mpa程度がよい。また、この加圧操作の際に、転写不良を避けるために加圧面を加熱するのが好ましい。加熱温度は、電解質膜5の破損、変性等を避けるために、通常200℃以下、好ましくは150℃以下がよい。
また、本発明の転写シート1を使用せずに作製してもよい。例えば、一様な触媒層3をもった触媒層―電解質膜接合体4の触媒層3に、外部刺激により触媒層3が存在しない領域が面内に作製しても同様である。
外部刺激の方法としては、UV、Vis、IR、CO2、SR、エキシマレーザー、電子ビームなどのレーザー加工やその他熱や剣山のようなもので物理的に穴を開ける手法が上げられる。
図6は、反応ガスの下流側に行くほど貫通孔31の開口寸法を大きくすることにより触媒層3の開口面積を増加させた触媒層−電解質膜結合体4を示している。このようにして構成すれば、反応ガスの下流側から排水される水の詰まりを防止することができ、また、ガス拡散性を向上させることができる。
なお、反応ガスの下流側に行くほど貫通孔31の数を増やすことにより触媒層3の開口面積を増加させても良い。
電極―電解質膜接合体
電極−電解質膜接合体6は、触媒層−電解質膜接合体4の両面に、電極基材7をそれぞれ配置して加圧を施すことにより製造される(図7)。
電極基材7としては、公知であり、燃料極、空気極を構成する各種の電極基材7を使用できる。
電極基材7は、燃料である水素ガス及び酸化剤ガスである酸素ガスを効率よく触媒層3に供給するため、多孔質の導電性基材からなっている。多孔質の導電性基材としては、例えば、カーボンペーパー、カーボンクロス等が挙げられる。
電極の厚さは、ガス拡散の観点から、50〜400μm程度が好ましく、75〜275μm程度がより好ましい。
本発明の電極―電解質膜結合体6は、触媒層―電解質膜接合体4の両面に電極基材7を配置し、加圧することにより製造される。
電極基材は公知であり、燃料極、空気極を構成する電極基材7を使用できる。
加圧レベルは、通常0.1〜100Mpa程度、好ましくは5〜15Mpa程度がよい。この加圧操作の際に、加熱するのが好ましく、加熱温度は通常120〜150℃程度でよい。
燃料電池
燃料電池は、次のようにして製造される。
(1)上述のように基材上に触媒層3を形成して電極−電解質膜接合体製造用の転写シート1を得る工程(図1)、
(2)上記(1)工程で得られる転写シート1の触媒層3が電解質膜5の膜面に対面するように転写シート1を配置し(図2)、加熱プレスを施して触媒層3と電解質膜5を接合し(図3)、転写シート1の基材を触媒層3から剥離することにより触媒層−電解質膜接合体4(図4及び図5)を得る工程、
(3)上記(2)工程で得られる触媒層−電解質膜接合体4の両面に電極基材7を配置し、プレスを施すことにより電極−電解質膜接合体6(図7)を得る工程、
(4)上記(3)工程で得られる電極−電解質膜接合体6に図外のセパレータを固定して燃料電池を得る工程、を経て製造される。
触媒層付き電極基材
図9のように触媒層付き電極基材8は、白金含有の触媒層3を平坦化層9を介して電極基材(ガス拡散電極)7に積層して成る。
電極基材7としては、公知のガス拡散電極を使用できる。電極基材7は、燃料である水素ガス及び酸化剤ガスである酸素ガスを効率よく触媒層3に供給するため、多孔質の導電性基材からなる。例えば、東レ(株)製カーボンペーパーTGPシリーズ。SOシリーズ、E−TEK社製カーボンクロス、SGLカーボン社製カーボンフェルトなどがある。また、導電性向上の観点からカーボンブラックなどの導電性粒子や炭素繊維などの導電性繊維を添加することができる。電極基材7の厚みは50〜400μm程度が好ましく、75〜275μm程度がより好ましい。また重量は10〜220g/m2が好ましく、20〜120g/m2がより好ましい。
また、PTFEのディスパージョン溶液を電極基材7に含浸させて加熱乾燥することにより電極基材7に撥水処理を施す。PTFEディスパージョン溶液としては、例えばダイキン工業株式会社製ポリフロンPTFEディスパージョンにノニオン型活性剤等を加え固形分を5〜10%にしたものがある。
平坦化層9は、電極基材7への触媒のしみこみを抑え、触媒層3表面を平滑にして触媒層−電解質膜間のプロトン伝導性を向上させるためのものである。その構成材としては、オイルファーネスブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、チャネルブラックなどのカーボンブラックが電子導電性、粒径の点から好ましい。オイルファーネスブラックとしてはキャボット社製バルカンシリーズ、ブラックパールズシリーズ、ライオン社製ケッチェンブラックシリーズが挙げられ、アセチレンブラックとしては電気化学工業社製デンカブラックがあげられる。この炭素材アセチレンブラック、界面活性材、例えばナカライテスク(株)製TRITON X−114、PTFE樹脂溶液例えば、ダイキン工業(株)製 ポリフロンPTFE、蒸留水、発泡剤、例えば日本フィライト社製EXPANCEL551DU、松本油脂株式会社製マツモトスフィアーF等を加え充分混合し平坦化層用ペーストを作成し、スクリーン印刷にて、ガス拡散用電極とするカーボンペーパー例えば東レ(株)製、TGP−H−090に塗布、乾燥して平坦化層9を作成する。
ペーストの塗布方法については、触媒ペーストの粘度や固形分などに応じた塗布方法が選択でき、特に限定されるものではないが、例えば、ナイフコータ、バーコーター、スプレー、ディップコータ、スピンコーター、ロールコーター、ダイコーター、カーテンコーター、スクリーン印刷、インクジェット法などの一般的な方法により電極基材7上に塗布される。
平坦化層9の厚みは3〜200μm程度、好ましくは3〜100μm程度、より好ましくは3〜50μm程度である。
本発明において製造される白金含有触媒層3は、少なくとも白金触媒粒子を担持させた炭素粒子とフッ素イオン交換樹脂を含む水素イオン伝導性電解質を必須の成分とする触媒層形成用ペーストからなる。白金触媒粒子を担持させた炭素粒子とフッ素イオン交換樹脂を含む水素イオン伝導性電解質は、アルコール類、エーテル類、ジアルキルスルホキシド類及び水から選ばれる少なくとも一つの溶媒に混合・分散し触媒ペーストを作成する。
触媒層用ペーストの塗布方法については、触媒層用ペーストの粘度や固形分などに応じた塗布方法が選択でき、特に限定されるものではないが、例えば、ナイフコータ、バーコーター、スプレー、ディップコータ、スピンコーター、ロールコーター、ダイコーター、カーテンコーター、スクリーン印刷、インクジェット法などの一般的な方法により平坦化層9上に塗布される。
一様な触媒面を有する触媒層3を形成した後、外部刺激により触媒不存在領域を作製する。すなわち、図9(b)のように触媒層3内に触媒が存在しない領域が存在し、この領域は触媒層3を厚み方向に貫通する貫通孔31により形成される。触媒が存在しない領域は該触媒層3の総面積に対して2%〜20%以下とし、触媒層3が存在しない各微細孔の面積が25μm〜1mmである。また、図10のように触媒層3及び平坦化層9の二層にわたって貫通孔31,91を形成することにより触媒層3の触媒不存在領域に対応する平坦化層9の不在領域が設けられた触媒層付き電極基材8Aを採用しても良い。
外部刺激による方法としては、例えばUV、VIS、IR、CO2、SR、エキシマなどの各種レーザー加工方法や電子ビーム加工などの電気加工全般、剣山等のような針を用いて物理的に貫通孔31,91をあける方法が挙げられる。
また、それ以外の方法として、電極基材7の表面上に熱等の外部刺激により発泡する発泡材によりパターン印刷を行い、その後外部刺激によりパターン印刷部を発泡させて物理的に貫通孔31,91をあける方法が挙げられる。なお、平坦化層9の表面にも記発泡材発泡材によりパターン印刷を行って触媒層3の貫通孔31と連通する貫通孔91を設けるようにしても良い。
図11は、矢印のように反応ガスの下流側に行くほど貫通孔31,91の開口寸法を大きくすることにより触媒層3の開口面積を増加させた触媒層付き電極基材8を示している。また、図12は、矢印のように反応ガスの下流側に行くほど貫通孔31,91の数を増やすことにより触媒層3の開口面積を増加させた触媒層付き電極基材7を示している。
触媒層付き電極基材の製造方法
本発明の触媒層付き電極基材8の製造方法は、多孔質の電極基材7を撥水処理する工程と、電極基材7上に、平坦化層用ペーストを塗布して平坦化層9を形成する工程と、平坦化層9に上に白金含有触媒層形成用ペーストを塗布して白金含有触媒層3を形成する工程とを備えている。
電極−電解質接合体
本発明の電極−電解質接合体6は、図13のように触媒層付き電極基材8を電解質膜5に熱プレスを施すことにより作成される。図14は、図10に示す触媒層付き電極基材8Aを用いて作成された電極−電解質接合体6Aを示す。
以下に実施例をあげて、本発明を更に詳細に説明する。
実施例
(1) 白金担持触媒(田中貴金属工業株式会社製)をNafion溶液(Dupont製)に分散させ触媒ペーストを調整した。12μmPETフィルム(東洋紡績株式会社製)に上記のように調整したペーストをドクターブレードにて塗布してこれを乾燥させた。これに触媒層表面積の4%になるように貫通孔を形成し、カソード極触媒層を形成した。貫通孔の孔径を200μm×200μm□とし、孔間の距離を1000μmに設定した。
(2) 白金ルテニウム合金担持触媒(田中貴金属工業株式会社製)をNafion溶液(Dupont製)に分散させ触媒ペーストを調整した。12μmPETフィルム(東洋紡紡績株式会社製)に上記で調整したペーストをドクターブレードにて塗布してこれを乾燥し、アノード極触媒層を形成した。
(3) (1)、(2)で作製したカソード・アノード極触媒層を用い水素イオン伝導性高分子電解質膜(Dupont製)に熱プレスを施して触媒層−電解質膜接合体を作製した。
比較例
比較例として、上記実施例の同じようにして形成されるカソード極触媒層には貫通孔を設けず、これを用いて触媒層−電解質膜接合体を作製した。
以上のような方法により作製したMEAを用い電池を組み立てカソード極に合成空気を、アノード極に高純度水素を導入し発電性能を測定した。
結果は以下の通りである。表1から明らかなように、本実施例の固体高分子形燃料電池は、従来の固体高分子形燃料電池よりも最大出力密度が大きいことから良好な電池性能が発揮することが判明した。
Figure 0005194336
(a)は本発明の転写シートの一実施態様を示す平面図、(b)は(a)のX−X線断面図である。 本発明の触媒層−電解質膜接合体の製造方法を示す断面図である。 本発明の触媒層−電解質膜接合体の製造方法を示す断面図である。 (a)は本発明の触媒層−電解質膜接合体の実施態様を示す平面図、(b)は(a)のY−Y線断面図である。 本発明の触媒層−電解質膜接合体の実施形態を示す断面図である。 本発明の触媒層−電解質膜接合体の他の実施形態を示す断面図である。 (a)は本発明の電極−電解質接合体の実施形態を示す平面図、(b)は(a)のZ−Z線断面図である。 本発明の触媒層−電解質膜接合体の実施形態の平面図である。 (a)は本発明の触媒層付き電極の実施形態を示す平面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本発明の触媒層付き電極の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の触媒層付き電極の他の実施形態を示す平面図である。 本発明の触媒層付き電極の他の実施形態を示す平面図である。 (a)は本発明の電極−電解質接合体の実施形態を示す平面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。 本発明の電極−電解質接合体の他の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1 転写シート
2 転写基材
3 触媒層
31 貫通孔
4 触媒層−電解質膜接合体
5 電解質膜
6 電極−電解質膜接合体
7 電極基材

Claims (14)

  1. 固体高分子形燃料電池に用いられる触媒層付き電極基材であって、電極基材と触媒層との間に、前記電極基材表面を平滑にする平坦化層を介在させ、該触媒層の厚み方向に貫通する貫通孔を前記触媒層の任意部分に形成したことを特徴とする触媒層付き電極基材。
  2. 前記平坦化層の厚み方向に貫通する貫通孔を前記触媒層の前記貫通孔に対応するようにして前記平坦化層に形成し、前記触媒層及び前記平坦化層のそれぞれの前記貫通孔を連通させたことを特徴とする請求項1に記載の触媒層付き電極基材。
  3. 前記貫通孔の開口寸法を、前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど大きくすることにより前記触媒層の開口面積を増加させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の触媒層付き電極基材。
  4. 前記貫通孔の数を、前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど増加させることにより前記触媒層の開口面積を増加させたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の触媒層付き電極基材。
  5. 前記貫通孔の総開口面積が、前記貫通孔を設けない前記触媒層の総面積の2%〜20%となるように設定したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の触媒層付き電極基材。
  6. 前記貫通孔の開口面積を25μm〜10,000μmに設定したことを特徴とした請求項1から5のいずれかに記載の触媒層付き電極基材。
  7. 固体高分子形燃料電池に用いられる触媒層付き電極基材の製造方法であって、電極基材に、該電極基材表面を平滑にする平坦化層を積層し、該平坦化層の表面に触媒ペーストを塗布することにより前記触媒層を形成し、該触媒層の厚み方向に貫通する貫通孔を前記触媒層の任意部分に形成することを特徴とする触媒層付き電極基材の製造方法。
  8. 前記触媒層及び前記平坦化層の二層にわたって貫通する貫通孔を形成することにより前記触媒層の前記貫通孔と連通する貫通孔を前記平坦化層に形成することを特徴とする請求項7に記載の触媒層付き電極基材の製造方法。
  9. 前記貫通孔の開口寸法を前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど大きくすることにより、前記触媒層の開口面積を増加させることを特徴とする請求項7又は8に記載の触媒層付き電極基材の製造方法。
  10. 前記貫通孔の数を前記固体高分子形燃料電池のガス供給口から流入する反応ガスの下流側に行くほど増加させることにより、前記触媒層の開口面積を増加させることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の触媒層付き電極基材の製造方法。
  11. 前記貫通孔の総開口面積は、前記貫通孔を設けない前記触媒層の総面積の2%〜20%であることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の触媒層付き電極基材の製造方法。
  12. 前記貫通孔の開口面積は、25μm〜10,000μmであることを特徴とした請求項7から11のいずれかに記載の触媒層付き電極基材の製造方法。
  13. 請求項7から12のいずれかの方法により製造される触媒層付き電極基材を電解質膜の両面に配置することを特徴とする電極−電解質膜接合体の製造方法。
  14. 請求項13の方法により製造される電極−電解質膜を組み込むことを特徴とする燃料電池の製造方法。
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