JP5192261B2 - シートトラック装置 - Google Patents
シートトラック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5192261B2 JP5192261B2 JP2008049458A JP2008049458A JP5192261B2 JP 5192261 B2 JP5192261 B2 JP 5192261B2 JP 2008049458 A JP2008049458 A JP 2008049458A JP 2008049458 A JP2008049458 A JP 2008049458A JP 5192261 B2 JP5192261 B2 JP 5192261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- seat
- upper rail
- lock
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
この従来構成では、シートに固定されたアッパレールがロアレール上の移動調節位置において、アッパレール側のロックレバーとロアレール側のロックプレートとの係合によりロックされる。アッパレールの調節位置が、ロアレール側のメモリラック部材と、そのメモリラック部材に噛合可能なアッパレール側の減速ギヤと、その減速ギヤにより回転可能なメモリ盤とよりなる記憶機構により記憶される。そして、シートがウォークイン状態の後に復帰移動されるとき、アッパレールの移動が記憶機構に記憶された調節位置にて規制される。
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図10の図面に基づいて説明する。
図1(a)〜(d)に示すように、この実施形態のシートトラック装置21においては、車体のフロア22上に左右一対のロアレール23が車両の前後方向へ平行に延びるように固定されている。両ロアレール23に対応して、シート24の下面には一対のアッパレール25が固定されている。そして、図1〜図4に示すように、各アッパレール25が各ロアレール23に対してその延長方向へ調節移動可能に嵌合状態で支持されることにより、シート24がフロア22上に車両の前後方向へ調節移動可能に配置されている。
さて、図1(a)に示す状態では、シート24が任意の調節位置に移動配置されるとともに、シートバック24aが起立状態に配置されている。この状態においては、図4に示すように、ロック機構26のロックレバー33がロアレール23のロック孔31に係合されて、アッパレール25が調節位置にロックされている。また、この状態においては、図6に示すように、記憶機構27の第1ピニオン55がロアレール23上のロアラック50から離間されている。それとともに、記憶機構27の第2ピニオン57がメモリラック部材58に噛合されている。
(1) このように、シート24を前後方向に移動調節する場合、従来構成とは異なり、ギヤ機構を移動させる必要がない。従って、ハンドル36の回動操作に大きな負荷が掛かることなく、アッパレール25を軽い操作力にて容易にロック解除することができる。従って、シート24の移動調節を自然な感触で、かつ軽い力で行うことができ、高級な操作感を得ることができる。
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる構成及び作用を中心に説明する。
さて、図1(a)、図11及び図12に示すように、シート24が任意の調節位置にロックされた状態で、図1(b)に示すように、シートバック24aが前方に傾斜回動されると、図13(a)及び(b)に示すように、解除ケーブル43を介してロック解除レバー71が反時計回り方向に回動される。これにより、ロック解除レバー71の解除部71aがロックレバー33の被押圧部33bに係合されて、ロックレバー33がロック状態からロック解除状態に切替え回動される。
また、この第2実施形態においては、以下の効果を得ることができる。
次に、この発明の第3実施形態を、前記第1実施形態と異なる構成及び作用を中心に説明する。
さて、図1(a)、図16及び図17に示すように、シート24が任意の調節位置にロックされた状態で、図1(b)に示すように、シートバック24aが前方に傾斜回動されると、図18(a)及び(b)に示すように、解除ケーブル43を介してロック解除レバー71が反時計回り方向に回動される。この回動により、ロック解除レバー71の解除ピン71cがロックレバー33の被押圧部33bに係合されて、ロックレバー33がロック状態からロック解除状態に切替え回動される。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
Claims (3)
- 車体のフロアに固定されるロアレールと、
シートに固定されるとともに、前記ロアレールに対してその延長方向へ調節移動可能に支持されたアッパレールと、
前記ロアレールに対して前記アッパレールが調節位置に移動配置された状態においてアッパレールの移動を阻止するためのロック手段と、
前記アッパレールの前記調節位置を記憶する記憶手段と、
前記シートのシートバックが前方に傾斜されたとき、前記ロック手段をロック状態からロック解除状態に切替えて、前記シート及びアッパレールの前記調節位置から前方退避位置への移動を許容するロック解除手段と、
前記シートバックの起立状態への復帰に続いて、前記シート及びアッパレールが前方退避位置から前記記憶手段により記憶された調節位置に復帰されたときに、前記ロック解除手段の解除動作を無効化して、前記ロック手段をロック状態に復帰させるロック復帰手段と
を備えたシートトラック装置において、
前記記憶手段は、前記ロアレールの底壁にそのロアレールの延長方向に沿って設けられたロアラックと、前記アッパレールに回動可能に支持され、シートバックに連結されたメモリリンクと、そのメモリリンクに回転可能に支持され、ロアラックに噛合可能な第1ピニオンと、その第1ピニオンの回転にともなって回転される第2ピニオンと、その第2ピニオンと噛合するように、アッパレールの移動方向に沿って相対移動可能にメモリリンクに支持され、第1ピニオンの回転量に対応した移動量で移動する記憶素子としてのメモリラック部材とを備え、
前記アッパレールが調節位置にあるときに、前記第1ピニオンを前記ロアラックから離間する位置に配置させるとともに、前記ロック解除手段がロック解除位置に配置されたときに、前記第1ピニオンをロアラックに噛合する位置に配置させるように、第1ピニオンとロック解除手段との間を連結する連結手段を設け、
通常は、バネの付勢力によりメモリリンクが上方位置に保持されて、第1ピニオンがロアラックから離間され、シートバックの前方への傾斜にともない、メモリリンクが回動されて、第1ピニオンがロアラックに噛合され、この状態で、シートが前方に移動されることにより、第1ピニオンがシートの移動量に応じた回転量にて回転されて、第2ピニオンを介して、メモリラック部材が第1ピニオンの回転量に相当する移動量で車両前方側に相対移動されるように構成したことを特徴とするシートトラック装置。 - 前記記憶手段をロアレールとアッパレールとの間に配置したことを特徴とする請求項1に記載のシートトラック装置。
- 前記メモリラック部材は、前後方向に延長されていることを特徴とする請求項1に記載のシートトラック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008049458A JP5192261B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | シートトラック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008049458A JP5192261B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | シートトラック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009202813A JP2009202813A (ja) | 2009-09-10 |
JP5192261B2 true JP5192261B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=41145494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008049458A Expired - Fee Related JP5192261B2 (ja) | 2008-02-29 | 2008-02-29 | シートトラック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5192261B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014104353A1 (ja) * | 2012-12-31 | 2014-07-03 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
US8998331B2 (en) | 2012-12-31 | 2015-04-07 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
US9050914B2 (en) | 2012-12-31 | 2015-06-09 | Ts Tech Co., Ltd. | Vehicle seat |
JP6163787B2 (ja) * | 2013-02-28 | 2017-07-19 | アイシン精機株式会社 | 車両用シートスライド装置 |
DE102015221070B4 (de) * | 2015-10-28 | 2018-10-18 | Adient Luxembourg Holding S.À R.L. | Längseinsteller für einen fahrzeugsitz, fahrzeugsitz |
KR102263737B1 (ko) * | 2015-11-13 | 2021-06-14 | 현대트랜시스 주식회사 | 시트용 워크인장치 |
US12044301B2 (en) | 2020-02-21 | 2024-07-23 | Lear Corporation | Track system with a support member |
DE102021104008B4 (de) * | 2020-02-21 | 2024-05-29 | Lear Corporation | Schienensystem mit einem Stützelement, Verfahren zum Betreiben eines Schienensystems |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5330215B2 (ja) * | 1973-05-28 | 1978-08-25 | ||
JPH0431142Y2 (ja) * | 1987-08-13 | 1992-07-27 | ||
US6017090A (en) * | 1998-09-03 | 2000-01-25 | Fisher Dynamics Corporation | Seat recliner |
-
2008
- 2008-02-29 JP JP2008049458A patent/JP5192261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009202813A (ja) | 2009-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5192261B2 (ja) | シートトラック装置 | |
JP5499604B2 (ja) | 乗物用格納式シート | |
CN203228664U (zh) | 座椅倾斜装置以及座椅装置 | |
JP5169146B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
US8573674B2 (en) | Vehicle seat | |
JP4631327B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP5203658B2 (ja) | ウォークインシート | |
JP2008285025A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP6163787B2 (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
JP5109543B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2005212554A (ja) | シート収納装置 | |
JP2005289228A (ja) | 車両用回転・スライド式シート | |
JP5023806B2 (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
JP3972774B2 (ja) | 車両用収納テーブル装置 | |
JP2006264454A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP5087991B2 (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
JP4555734B2 (ja) | 車両用シート構造 | |
JP2007182153A (ja) | チップアップ・ダイブダウン式自動車用リクライニングシート | |
JP2008087679A (ja) | シートロック装置 | |
JP5838917B2 (ja) | 車両のシートスライド装置 | |
JP2010095139A (ja) | 格納式車両用シート | |
JP2011251644A (ja) | 車両用格納式シート | |
JP2010149664A (ja) | 格納式車両用シート | |
JP2006327291A (ja) | 車両のシート装置 | |
JP4947497B2 (ja) | 自動車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101202 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5192261 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |