JP5087991B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートが前後左右に移動可能に構成された車両用シートスライド装置に関し、車両の内装技術の分野に属する。
自動車等の車両においては、車室内空間の利用性の向上のため、シートを、前後スライド機構及び横スライド機構により車両前後方向及び横方向に移動可能に設ける場合がある。
ここで、例えばセカンドシートやサードシートは、車室内に膨出するリヤホイールハウスの近傍に設けられることがあるが、このような場合、前述のようにシートを前後方向及び横方向に移動可能とすると、その座部(シートクッション)とリヤホイールハウスとが干渉する虞がある。例えば、セカンドシートが、リヤホイールハウスの前方において、その座部の車幅方向外側の側端がリヤホイールハウスの車幅方向内端よりも車幅方向外側に位置する状態と内側に位置する状態との間で横方向に移動可能とされ、かつこの範囲内において後方に移動可能とされている場合、座部の前記側端がリヤホイールハウスの車幅方向内端よりも車幅方向内側に位置するときは、シートを後方に移動させてもリヤホイールハウスに当接することはないが、車幅方向外側に位置するときは、シートを後方に移動させると、座部がリヤホイールハウスに当接する虞がある。これを解決するには、シートの前後移動可能範囲を、シートが横方向のいずれの位置にあるときでも、シートを後方に移動させてもリヤホイールハウスに当接することがない範囲に制限することが考えられるが、これは、車室内空間を十分有効に利用できないことを意味する。
この問題に対処するものとして、例えば特許文献1には、座部の車幅方向外側の側端(一側端)が前記リヤホイールハウスの前方となる横方向の所定範囲外に位置するときには、該座部の後端がリヤホイールハウスの側方まで移動可能とする一方で、前記一側端がリヤホイールハウスの前方となる横方向の所定範囲内に位置するときには、該座部の後端がリヤホイールハウスに当接することとなる所定の前後位置よりも後方に移動するのを規制する前後移動規制機構を設けたものが開示されている。
特開2003−205775号公報
ところで、前記特許文献1に記載のものにおいては、前後スライド機構が横スライド機構上に配置されているので、前後スライド機構を前後に大型化しにくく、前後移動可能範囲を拡大するのは困難である。
また、前記特許文献1に記載の前後移動規制機構は、多数の部材で構成され、構造が複雑となるという問題がある。
そこで、本発明は、座部の前後移動範囲を拡大することができ、かつ横方向の所定範囲における座部の前後移動規制を簡素な構造で実現可能な車両用シートスライド装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、座部を車両前後方向に移動可能とする前後スライド機構と、該座部を横方向に移動可能とする横スライド機構とを備え、前記座部が横スライド機構による横スライド範囲の一端側に移動したときに、該座部の一側端の後方に車両部材が位置することとなる車両用シートスライド装置であって、前記前後スライド機構は前後方向に平行に延設された一対のレールで構成されてフロア上に配設されていると共に、前記横スライド機構は該前後スライド機構上に配設されており、前記フロア及び座部側には、前記一対のレールの間に配置され、座部の前記一側端が前記車両部材の前方となる横方向の所定範囲内に位置する状態で該座部を後方へ移動させたときに、互いに当接することにより、該座部の後端が前後方向の所定位置よりも後方に移動するのを規制する一対の前後移動規制部材がそれぞれ設けられていると共に、前記フロア及び座部側には、座部の前記一側端が前記横方向の所定範囲外に位置し、かつ座部の後端が前記前後方向の所定位置よりも後方に位置する状態で該座部を前記横方向の所定範囲側へ移動させたときに、互いに当接することにより、該座部の前記一側端が前記横方向の所定範囲内に進入するのを規制する一対の横移動規制部材がそれぞれ設けられており、かつ、前記一対の前後移動規制部材のうちのフロア側の前後移動規制部材は、フロア上面よりも上方に突出した状態と下方に退避した状態との間で上下移動可能に設けられていると共に、該フロア側の前後移動規制部材が座部の下方に位置しないときに、該フロア側の前後移動規制部材をフロア上面よりも下方に退避させる退避手段が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、前記退避手段は、前記横スライドレールのロアレールから下方に延びる下方延設部材と、フロアに上下に移動可能に設けられ、フロア側の前後移動規制部材が座部の下方に位置しないときに前記下方延設部材に当接して下方に移動する当接部材と、該当接部材に一端が連結され、他端が、前記当接部材の下方移動時に前記フロア側前後移動規制部材を下方に退避させるように該前後移動規制部材に連結された連結部材とを有していることを特徴とする。
次に、本発明の効果について説明する。
まず、請求項1に記載の発明によれば、座部が前後スライド機構及び横スライド機構により前後方向及び横方向に移動可能となる。
その場合に、前後スライド機構をフロアに設けるので、該機構を容易に前後に大型化することができる。したがって、座部の前後移動範囲を容易に拡大することができる。
また、座部の一側端が車両部材の前方となる横方向の所定範囲内に位置する状態で該座部を後方へ移動させたときに、前記フロア及び座部側にそれぞれ設けられた一対の前後移動規制部材が互いに当接することで、該座部の後端が所定の前後位置よりも後方に移動するのが規制されることとなる。したがって、座部を後方に移動させたときに例えばリヤホイールハウスのトリム等の車両部材に当接するのを防止することができる。特に、後方移動時には、足で床面を前後に蹴ることにより横方向移動時と比べて大きな力が加わりやすく、座部がリヤホイールハウスのトリム等に当接した場合、トリム等の破損を起こす虞があるが、そのような破損を良好に防止することができる。
ここで、前記特許文献1に記載のものにおいては、前後移動規制機構と横方向の移動を規制する横移動規制機構とが一体で設けられている。すなわち、これらの規制機構は、前後スライド機構のロアレールに揺動可能に支持されると共に、座部に取り付けられた係合部材に係合可能な前後揺動部材と、横スライド機構のアッパレールにブラケットを介して揺動可能に支持されると共に、該横スライド機構のロアレールに取り付けられた係合部材に係合可能な横揺動部材と、両揺動部材を連結する連結ケーブル等を有している。つまり、前後移動規制と横移動規制とは互いに連関しており、一方のみを取り出すことができない構造である。換言すれば、前後方向の規制のみを実現したい場合でも、構造を簡素化できないという問題がある。しかし、本発明においては、一対の前後移動規制部材を設けるだけで前後移動規制を行うことができる。つまり、前後移動規制を簡素な構造で実現することができる。
また、本発明によれば、座部の前記一側端が横方向の所定範囲外に位置し、かつ座部の後端が前記所定の前後位置よりも後方に位置する状態で該座部を前記横方向の所定範囲側へ移動させたときに、前記フロア及び座部側にそれぞれ設けられた一対の横移動規制部材が互いに当接することにより、該座部の前記一側端が前記横方向の所定範囲内に進入するのが規制されることとなる。すなわち、前後方向及び横方向の両方向についてスライド規制が実現されることとなる。しかも、一対の横移動規制部材を追加するだけでこのような効果が実現される。
また、本発明によれば、前記一対の前後移動規制部材は、前後方向に平行に延設された一対のレールの間に配置されているから、レールの外側に配置されている場合よりも、該前後移動規制部材が目立ちにくくなる。したがって、車室内の美観を損なうのが防止される。
さらに、本発明によれば、例えば座部の前後移動量を大きくしたことにより、フロア側の前後移動規制部材が座部の下方に位置しないときに、退避手段により前記フロア側の前後移動規制部材がフロア上面よりも下方に退避することとなる。したがって、車室内で乗員が移動するときや着座時に前後移動規制部材が障害となるのが防止される。
そして、請求項2に記載の発明によれば、座部を所定の前後位置よりも前側から後方に移動させると、前記座部が所定前後位置よりも後側となったときに、下方延設部材が当接部材と当接し、その結果、当接部材が下方に移動すると共に、フロア側の前後移動規制部材が連結部材を介して下方に退避することとなる。しかも、そのような退避手段を比較的簡単な構造で実現することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る車両用シートスライド装置について説明する。
まず、本発明の実施の形態の基本的構成を備えた参考例について説明すると、図1、図2(シートクッション40(座部)が最前方位置でかつ最外方位置に位置した状態を示している)に示すように、この参考例に係る車両1のフロア2上には、リヤシート3が配設されている。また、車体側部には、このリヤシート3の側方において、乗降用開口部4が設けられていると共に、該開口部4の後方において、後輪5を収容するリヤホイールハウス6が車室内に膨出して設けられている。リヤホイールハウス6及びその上方の車体内面には、トリム7が取り付けられている。このトリム7は樹脂等を用いて成形されている。
このリヤシート3は、フロア2に前後方向に設けられた前後スライド機構10と、該前後スライド機構10上により前後方向に移動可能に支持されたシート基部20と、該シート基部20上に設けられた横スライド機構30と、該横スライド機構30により車幅方向に移動可能に支持されたシートクッション40と、該クッション40の後端部に下端部が支持されたシートバック50とを有している。
前後スライド機構10は、図3、図4に示すように、フロア2に固定され、車両前後方向に延びる左右一対のロアレール11,11と、ローラ及びボールを介して該ロアレール11,11に前後方向に摺動可能に支持された左右一対のアッパレール12,12と、アッパレール12,12をロアレール11,11に対して移動不能にロックする前後ロック機構60と、該前後ロック機構60を操作する前後ロック操作レバー61とを有している。なお、ロアレール11,11の上面はカバー部材13,13により覆われている。
シート基部20は、アッパレール12,12の前端部及び後端部に形成された上方延出部に前端部及び後端部が固定されたベースフレーム21,21と、該ベースフレーム21,21に固定されたカバー部材22,22とを有している。
横スライド機構30は、図5、図6に示すように、シート基部20のベースフレーム21,21の前部上面及び後部上面に固定され、車幅方向に延びる前後一対のロアレール31,31と、図示しないローラ及びボールを介して該ロアレール31,31に車幅方向に摺動可能に支持された前後一対のアッパレール32,32と、アッパレール32,32をロアレール31,31に対して移動不能にロックする横ロック機構80と、該横ロック機構80を操作する横ロック操作レバー81とを有している。この横ロック操作レバー81の操作部81aと、前記前後ロック操作レバー61の操作部61aとは、持ち替えが容易となるように、近接して配置されている。
シートクッション40は、図3、図4に示すように、横スライド機構30の前後のアッパレール32,32の左右の端部に前部及び後部の下部がそれぞれ固定された左右のサイドフレーム41,41と、該左右のサイドフレーム41,41の間において、横スライド機構30の前後のアッパレール31,31の上方でそれぞれ車幅方向に延び、該アッパレール31,31に固着されると共に両サイドフレーム41,41を連結する断面コ字状のフロントフレーム42及びリヤフレーム43と、該左右のサイドフレーム41,41の前後方向中間よりもやや前方で車幅方向に延び、両サイドフレーム41,41を連結するクロスフレーム44と、左右のサイドフレーム41,41に固定されたクッション材45(図1参照)と、該クッション材45の左右の側部の下方にそれぞれ配設され、前記シート基部20、横スライド機構30、シートバック50の下部を側方から覆うカバー部材46とを有している。このカバー部材46は樹脂で成形されている。
ここで、前後ロック機構60について詳しく説明する。図3、図4に示すように、この前後ロック機構60は、シートクッション40の左右のサイドフレーム41,41間において前記クロスフレーム44よりも後方で車幅方向に延び、左右の端部が該フレーム44に対して回動可能にかつ車幅方向に移動不能に支持された回動軸62と、略L字状とされて、該回動軸62に車幅方向内側のサイドフレーム41,41近傍で屈曲部が固定され、前端部に前記前後ロック操作レバー61の後端部が固着された揺動部材63と、回動軸62に前端部が左右のサイドフレーム41,41の車幅方向中間付近で固着され、後方にほぼ水平に延びるレバー部材64と、前記シートクッション40のクロスフレーム44と前記揺動部材62の上端部とを前後に連結し、該揺動部材62を図4において反時計回り方向に付勢するバネ部材65と、該揺動部材62の反時計回り方向への所定量以上の揺動を規制するストッパ66と、前記シート基部20の左右のベースフレーム21,21間において前記回動軸62の下方で車幅方向に延び、左右の端部が該ベースフレーム21,21に固定された支持軸67と、前後に長い形状とされ、後端部が前記レバー部材64の下方に位置し、前後方向中間部が該支持軸67に左右のベースフレーム21,21のシート内方側近傍でそれぞれ回動可能にかつ車幅方向に移動不能に支持された左右の揺動部材68、68と、該揺動部材68,68を図4において反時計回り方向に付勢するバネ部材(図示していないが支持軸67上に設けらている)と、左右の揺動部材68,68の後端部間で車幅方向に延び左右の端部が該後端部に固着された連結棒69と、左右の揺動部材68,68の前部下部に固着され、前後方向に一定間隔で下方に突出する突起を有する櫛歯部材70と、前記前後スライド機構10のロアレール11の上面部に、その前端部近傍から後端部近傍に渡って前記櫛歯部材70の突起の前後間隔と等間隔で形成され、該突起と係合可能な孔部(図示せず)とを有している。
そして、前後ロック操作レバー61を操作すると、すなわち該操作レバー61の前端部を符号aで示すように上方に引き上げると、揺動部材63の前端部が符号bで示すように引き上げられることにより、該揺動部材63及びレバー部材64が回動軸62を中心として符号cで示すように回動する。また、このとき、レバー部材64の後端部が連結棒69に当接してレバー部材64を符号dで示すように下方に押し下げることにより、揺動部材63が支持軸62を中心として、図4において時計回り方向に揺動する。つまり、揺動部材63の前端部側が符号eで示すように上方に移動し、その結果、櫛歯部材70の突起とロアレール11の孔部との係合が解除され、ロックが解除される。そして、前後ロック操作レバー61をこの状態で維持することにより、アッパレール12より上方のシート基部20、シートクッション40及びシートバック50が、前後方向に移動可能となる。
そして、前後方向に移動させた後、前後ロック操作レバー61から手を離すと、バネ部材65により揺動部材63が図4において反時計回り方向に付勢されていることにより、該揺動部材63はストッパ66に当接した状態まで反時計回りに回動し、初期位置に復帰する。また、シート基部20側の揺動部材68は、図示しないバネ部材65により反時計回り方向に付勢されていることにより、該揺動部材68は櫛歯部材70がロアレール11の上面部に当接するまで反時計回りに回動する。そして、この状態で、シート3を若干前後に移動させると、櫛歯部材70の突起とロアレール11の孔部との前後位置が一致したときに、揺動部材68がさらに反時計回りに微量揺動して、櫛歯部材70の突起とロアレール11の孔部とが係合し、アッパレール12とロアレール11とがロックされることとなる。
次に、前記横ロック機構80について詳しく説明する。図5、図6に示すように、この横ロック機構80は、シートクッション40の前記クロスフレーム44の下方で車幅方向に延びると共に、該クロスフレーム44に下垂状態で固着された左右一対のブラケット47,47の下部に回動可能にかつ車幅方向に移動不能に支持された回動軸82と、該回動軸82における車幅方向内側のサイドフレーム41側に固定され、前記横ロック操作レバー81の後端部に形成された歯部81bと噛み合うギヤ83と、前記回動軸82の他方の端部側に固着されたレバー部材84と、シートクッション40のリヤフレーム43の前壁に前後に揺動可能に支持され、車幅方向に一定間隔で後方に突出する突起を有する櫛歯部材85と、横スライド機構30のアッパレール32の前壁における前記櫛歯部材85の突起に対応する位置に形成された孔部と、ロアレール31の前面部にその車幅方向一端部近傍から他端部近傍に渡って前記櫛歯部材85の突起の車幅方向間隔と等間隔で形成され、該突起と係合可能な多数の孔部と、前記レバー部材84の先端部と櫛歯部材85の縦壁の下端部とを弛みなく連結する連結ケーブル86と、横ロック操作レバー81を図6において反時計回り方向に付勢するバネ部材87(図示せず)と、横ロック操作レバー81の反時計回り方向への所定量以上の揺動を規制するストッパ88と、横ロック操作レバー81の時計回り方向への所定量以上の揺動を規制するストッパ89とを有している。
そして、横ロック操作レバー81を操作すると、すなわち該操作レバー81の前端部を符号fで示すように上方に引き上げると、該操作レバー81が支持軸90を中心として回動することにより、該操作レバー81の後端部の歯部81b側が符号fで示すように前方下方に移動し、その結果、ギヤ部材83が符号hで示すように回動する。また、このとき、ギヤ部材83と固着された回動軸82、及び該回動軸82に固着されたレバー部材84が同方向に回動することとなる。その結果、連結ケーブル86を介して、櫛歯部材85が符号iで示すように回動して、櫛歯部材85の突起とロアレール31の孔部との係合が解除され、ロックが解除される。そして、横ロック操作レバー81をこの状態で維持することにより、アッパレール32より上方のシートクッション40及びシートバック50が、前後方向に移動可能となる。
そして、車幅方向に移動させた後、横ロック操作レバー81から手を離すと、バネ部材87により横ロック操作レバー81が図6において反時計回り方向に付勢されていることにより、該横ロック操作レバー81はストッパ88に当接した状態まで反時計回りに回動し、初期位置に復帰する。また、これに伴って他の部材も初期位置方向へ移動し、櫛歯部材85がロアレール31の前面部に当接するまで反時計回りに回動する。そして、この状態で、シートクッション40を若干車幅方向に移動させると、櫛歯部材85の突起とロアレール31の孔部との前後位置が一致したときに、櫛歯部材85がさらに符号iで示すように微量揺動して、櫛歯部材85の突起とロアレール31の孔部とが係合し、アッパレール32とロアレール31とがロックされることとなる。
ところで、図7(シートバック50等の記載は省略して簡略化している。図8〜図12において同じ)に示すように、シートクッション40が最前方位置でかつ最外方位置に位置した状態では、シートクッション40の外端(一側端)が、リヤホイールハウス6のトリム7の前方に位置している。したがって、シートクッション40を後方に移動させると、クッション40のカバー部材46とリヤホイールハウス6のトリム7とが当接する虞がある。また、図9に示すように、シートクッション40が最後方位置でかつ最内方位置に位置した状態では、シートクッション40が、リヤホイールハウス6のトリム7の側方に位置している。したがって、シートクッション40を横方向(外側)に移動させると、クッション40のカバー部材46とリヤホイールハウス6のトリム7とが当接する虞がある。そこで、この参考例においては、このような当接を防止するため、シートクッション40の車両前後方向及び横方向への移動を規制する移動規制機構を設けている。
すなわち、横スライド機構30のアッパレール32の前面の車幅方向ほぼ中央には、正面視で略U字状のゲート状部材101が配設されている。このゲート状部材101は、上端部がアッパレール32の前面部に固着されている。
また、フロア2には、平面視で略L字状のボックス部材102がフロア2の上面から突出するように設けられている。このボックス部材102の高さ及びゲート状部材101の高さ(上下長)は、ボックス部材102の上端部とゲート状部材101の下端部とが正面視及び側面視で所定量重なるように設定されている。
ここで、ボックス部材102は、ゲート状部材101が前述の位置に設けられていることを条件として、以下のような位置に設けられている。すなわち、前後方向においては、ゲート状部材101が後方移動中にボックス部材102の前面に当接したときに、シートクッション40の後端が所定の前後位置L1に位置することとなる位置に設けられている。ここで、この所定の前後位置L1は、シートクッション40の後端がトリム7の傾斜する前面に対して所定の間隔を確保可能な位置に設定されている。
一方、横方向においては、ゲート状部材101がボックス部材102の内方から外方に向かって移動中にボックス部材102の側面(車幅方向内側の側面)に当接したときに、シートクッション40の外端が所定の横範囲W1の内端に位置することとなる位置に設けられている。ここで、この所定の横範囲W1の内端は、シートクッション40の外端がトリム7の側面に対して所定の間隔を確保可能な位置に設定されている。
次に、この参考例に係るシートスライド装置の作用について説明する。
図7は、図1と同様の状態を簡略化したものであり、シートクッション40が最前方位置でかつ最外方位置に位置した状態を示している。この状態から、横方向(車幅方向内方)に移動させると、図8に示すように、シートクッション40を最前方位置でかつ最内方位置に位置させることができる。そして、この状態から後方に移動させると、図9に示すように、シートクッション40を最後方位置でかつ最内方位置に位置させることができる。
一方、図7に示すようにシートクッション40の外端が横方向の所定範囲W1内にある状態で、該シートクッション40を後方へ移動させると、図10に示すようにフロア2側及びシートクッション40側に設けられたゲート状部材101とボックス状部材102とが当接し、シートクッション40の後端が所定の前後位置L1よりも後方に移動するのが規制されることとなる。しがって、シートクッション40を後方に移動させたときにリヤホイールハウス6のトリム7に当接するのを防止することができる。特に、後方移動時には、足で床面を前後に蹴ることにより横方向移動時と比べて大きな力が加わりやすく、シートクッション40のカバー部材46がリヤホイールハウス6のトリム7に当接した場合、トリム7等の破損を起こす虞があるが、そのような破損を良好に防止することができる。また、ゲート状部材101及びボックス状部材102を設けるだけで前後移動規制を行うことができる。つまり、前後移動規制を簡素な構造で実現することができる。
そして、この状態から例えばシートクッション40を最後方位置でかつ最内方位置に移動させるには、図11に示すように、まず、シートクッション40を最内方位置まで横方向に移動させる。次いで、この状態からシートクッション40を、図9に示すように、最後方位置まで移動させる。
そして、この状態からシートクッション40を横方向外側に移動させると、図12に示すように、ゲート状部材101とボックス状部材102とが当接し、シートクッション40の一側端が横方向の所定範囲W1内に進入するのが規制されることとなる。しがって、シートクッション40を横方向に移動させたときにリヤホイールハウス6のトリム7に当接するのを防止することができる。また、ゲート状部材101及びボックス状部材102を設けるだけで横移動規制を行うことができる。つまり、前後移動規制及び横移動規制を簡素な構造で実現することができる。
また、前後スライド機構10をフロア2に設けるので、該機構10を容易に前後に大型化することができる。したがって、シートクッション40の前後移動範囲を容易に拡大することができる。
また、前記ゲート状部材101及びボックス状部材102は、前後方向に平行に延設された一対のレール11,11,12,12の間に配置されているから、レール11,11,12,12の外側に配置されている場合よりも、ゲート状部材101及びボックス状部材102が目立ちにくくなる。したがって、車室内の美観を損なうのが防止される。
また、図7〜図12でわかるように、シートクッション40の前後移動範囲は、該クッション40が最前方位置にあるときの後部側と最後方位置にあるときの前部側とが平面視で重なるように設定されていると共に、フロア2側のボックス部材102は、この重なる範囲に位置するように設けられているから、該ボックス部材102がシートクッション40により上方から覆い隠されることとなる。したがって、車室内の美観を損なうのが防止される。また、歩行の邪魔になることもない。
次に、本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態においては、前記ボックス部材が所定の条件においてフロア2面よりも下方に退避可能に構成されていると共に、シートクション及びシートバックが所定の領域にあるときに、該ボックス部材を自動的に下方に退避させる退避機構110が設けられている。以下、詳しく説明する。
すなわち、図13〜図15に示すように、フロア2には、ボックス部材112が配置される位置において、該ボックス部材112と平面視でほぼ同形状の略L字状の孔部が設けられると共に、該孔部には、ボックス部材112が嵌る箱状の受け部材113が取り付けられている。この受け部材113の底面とボックス部材113の下面との間には、ボックス部材113を上方に付勢するバネ部材114…114が設けられている。また、受け部材113の前壁及び左右の側壁には、上下に延びる溝部113a…113aが形成されていると共に、ボックス部材112の下部には該溝部113aに対応する位置において該溝部113aに係合する凸部112aが形成されている。受け部材113の溝部の上端位置は、ボックス部材112が最上方位置に移動したときに、ボックス部材112の上端部とゲート状部材111の下端部とが正面視及び側面視で所定量重なることとなる位置に設定されている。一方、溝部113aの下端位置は、ボックス部材112が最下方位置に移動したときに、その上面部がフロア面とほぼ同じ高さとなる位置に設定されている。
また、フロア2には、前記ボックス部材112よりも後方において、前後に長い孔部が設けられると共に、該孔部には、前後に長い受け部材115が取り付けられている。そして、この受け部材115の後部側には、側面視で台形状の部材116が嵌めこまれていると共に、この受け部材115の底面と台形状部材116の下面との間には、台形状部材116を上方に付勢するバネ部材117…117が設けられている。なお、このバネ部材117…117の付勢力は、前記ボックス部材112用のバネ部材114よりも小さくされている。また、受け部材115の左右の側壁には、上下に延びる溝部115aが形成されていると共に、台形状部材116の下部には該溝部115aに対応する位置において該溝部115aに係合する凸部116aが形成されている。受け部材115の溝部115aの上端位置は、台形状部材116が最上方位置に移動したときに、その上面部がフロア2面とほぼ同じ高さとなる位置に設定されている。
ボックス部材112と台形状部材116とは、端部を除き被覆されたケーブル部材118によって連結されている。このケーブル部材118の被覆は、受け部材113の壁部、フロア2下面、受け部材115等に固定されている。また、ケーブル部材118のボックス部材112側は、受け部材113の底壁部を上下に貫通し、芯線118aのみが上下方向に延びた状態でボックス部材112の下面に固着されている。一方、ケーブル部材118の台形状部材116側は、受け部材117の側壁部の上部を車幅方向に貫通し、貫通した後、下方に折曲し、芯線118aのみが上下方向に延びた状態で台形状部材116の上面側に固着されている。
また、横スライド機構30の後側のロアレール31の下面部には、前記受け部材115の上方において、上下に延び、下端部が受け部材115内に嵌るバー部材119が固着されている。このバー部材119の下端部には、前記台形状部材116の傾斜面とほぼ同じ角度の傾斜面が形成されている。
次に、この退避機構110によるボックス部材111の退避動作について説明する。なお、シートクッション40の外端が横方向の所定範囲内にないものとして説明する。
すなわち、シートクッション40が、図14に示すようにバー部材119が受け部材115の溝部の前部側に位置し、台形状部材116に当接しない前後位置にあるときには、次のようになる。ここで、ボックス部材112及び台形状部材116はそれぞれバネ部材114…114,117,117により上方に付勢されていることにより、ケーブル部材118の芯線118aを介して相互に相手側に引っ張られることとなるが、前述のようにボックス部材112を上方に付勢する付勢力の方が台形状部材116を上方に付勢する付勢力よりも大きいことから、ボックス部材112が最上方位置まで移動し、台形状部材116が最下方位置に移動することとなる。
一方、シートクッション40が図16に示すように後方に移動して、仮想線で示すように台形状部材116の傾斜面とバー部材119の傾斜面とが当接し始めると、バー部材119により台形状部材116がバネ部材117の付勢力に抗して下方へ徐々に押し下げられると共に、ケーブル部材118の芯線118aが台形状部材116側に引き寄せられることにより、ボックス部材116が徐々に下方に移動する。そして、シートクッション40がさらに後方に移動して、バー部材119の下端が台形状部材116の上面部に達したときに、台形状部材116が最下方位置に達すると共に、ボックス部材116も最下方位置に達することとなる。つまり、ボックス部材116がフロア面の下方に退避したこととなる。ここで、このようにボックス部材116がフロア面の下方に退避することとなるときのシートクッション40の前後位置は、少なくともシートクッション40の前端がボックス部材112の前端よりも後方となる前にボックス部材112が退避完了することとなる位置に設定されている。したがって、さらにシートクッション40を後方に移動させたときに、フロア2の上面から上方にボックス部材112が突出することがなく、乗員の移動の邪魔になることがなく、また着座しているときにも足を置く邪魔になることがない。また、このように、比較的簡単な構成で退避機構110を構成することができる。
なお、以上の実施の形態においては、退避機構110を機械式に構成したが、電気式に構成してもよい。この場合、例えば、例えばシートクッションの位置を検出する位置センサ(例えば磁気センサ)と、該位置センサで検出された位置に基づいて制御されるモータ等を設け、該モータによりボックス部材を上下させるようにしてもよい。
また、前記参考例及び実施の形態においては、リヤシート3に対して本発明を適用したが、例えば3列シートのセカンドシートに対しても適用可能である。
また、前記参考例及び実施の形態においては、前後スライドレールが、車両前後方向に延びているが、車両前後方向に対して若干傾斜しているものに対しても適用可能である。
また、前記参考例及び実施の形態においては、ボックス部材の前面は、車幅方向に延びているが、リヤホイールハウスのトリムの前面の傾斜(車幅方向内側ほど後方となっている)にあわせて傾斜させてもよい。こうすることにより、クッション側ゲート状部材とボックス部材との当接位置が横方向内方側ほど後方となるので、内方側においてはシートクッションをより後方にまでスライドさせることができるようになる。
また、前記参考例及び実施の形態においては、前後移動規制部材及び横移動規制部材は、一つのゲート状部材、ボックス部材によりそれぞれ一体として構成されているが、別体としてもよい。そして、特に、実施の形態においては、少なくともフロア側のボックス部材を前後移動規制用及び横移動規制用として分離させ、独立して退避可能に構成してもよい。こうすることにより、シートクッションが最後方位置にあるときに、横方向の所定範囲側へ横方向に移動させても、横方向の所定範囲内への進入を規制することができるようになる。
本発明は、シートが前後左右に移動可能に構成された車両用シートスライド装置に広く適用することができる。
本発明の参考例に係る車両用シートスライド装置が適用された車両の概略側面図である。 同概略平面図である。 シートスライド機構の平面図である(前後スライド機構を主として記載)。 図3のA−A断面図である(前後スライド機構を主として記載)。 シートスライド機構の平面図である(横スライド機構を主として記載)。 図5のB−B断面図である(横スライド機構を主として記載)。 作用の説明図である(その1)。 作用の説明図である(その2) 作用の説明図である(その3) 作用の説明図である(その4) 作用の説明図である(その5) 作用の説明図である(その6) 本発明の実施の形態に係る車両用シートスライド装置についての図3相当の図である。 図13のC−C断面図である(横スライド機構を主として記載)。 図13のD−D断面図である(要部のみ記載)。 クッションを最後方位置までスライドさせた状態における図13相当の図である。
1 車両
2 フロア
3 リヤシート
6 リヤホイールハウス
10 前後スライド機構
20 シート基部
30 横スライド機構
40 シートクッション(座部)
101,111 ゲート状部材(クッション側の前後移動規制部材、横移動規制部材)
102,112 ボックス部材(フロア側の前後移動規制部材、横移動規制部材)
110 退避機構(退避手段)
116 台形状部材(当接部材)
118 ケーブル部材(連結部材)
119 バー部材(下方延長部材)

Claims (2)

  1. 座部を車両前後方向に移動可能とする前後スライド機構と、該座部を横方向に移動可能とする横スライド機構とを備え、前記座部が横スライド機構による横スライド範囲の一端側に移動したときに、該座部の一側端の後方に車両部材が位置することとなる車両用シートスライド装置であって、
    前記前後スライド機構は前後方向に平行に延設された一対のレールで構成されてフロア上に配設されていると共に、前記横スライド機構は該前後スライド機構上に配設されており、
    前記フロア及び座部側には、前記一対のレールの間に配置され、座部の前記一側端が前記車両部材の前方となる横方向の所定範囲内に位置する状態で該座部を後方へ移動させたときに、互いに当接することにより、該座部の後端が前後方向の所定位置よりも後方に移動するのを規制する一対の前後移動規制部材がそれぞれ設けられていると共に、
    前記フロア及び座部側には、座部の前記一側端が前記横方向の所定範囲外に位置し、かつ座部の後端が前記前後方向の所定位置よりも後方に位置する状態で該座部を前記横方向の所定範囲側へ移動させたときに、互いに当接することにより、該座部の前記一側端が前記横方向の所定範囲内に進入するのを規制する一対の横移動規制部材がそれぞれ設けられており、かつ、
    前記一対の前後移動規制部材のうちのフロア側の前後移動規制部材は、フロア上面よりも上方に突出した状態と下方に退避した状態との間で上下移動可能に設けられていると共に、
    該フロア側の前後移動規制部材が座部の下方に位置しないときに、該フロア側の前後移動規制部材をフロア上面よりも下方に退避させる退避手段が設けられていることを特徴とする車両用シートスライド装置。
  2. 前記請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記退避手段は、前記座部側から下方に延びる下方延設部材と、フロアに上下に移動可能に設けられ、フロア側の前後移動規制部材が座部の下方に位置しないときに前記下方延設部材に当接して下方に移動する当接部材と、該当接部材に一端が連結され、他端が、前記当接部材の下方移動時に前記フロア側前後移動規制部材を下方に退避させるように該前後移動規制部材に連結された連結部材とを有していることを特徴とする車両用シートスライド装置。
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