JP5186918B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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図1において、1は硬貨処理装置である。
2は円盤としての回転円盤であり、供給された硬貨を集積し、図示しない駆動源により回転する。
3は円盤ガイドであり、回転円盤2の回転により硬貨が遠心力で飛び出さないようにするために回転円盤2の外周を囲む円筒状の周壁である。
4はゲートであり、回転円盤2の上面から硬貨1枚分の厚さを超え、2枚分の厚さ未満の隙間が空くように円盤ガイド3の一部を切欠いて設けられ、回転円盤2に集積された硬貨を一枚ずつ分離する機能を有している。
搬送ベルト7は、図示しない駆動源によってプーリが回転したときに、その回転が伝達して駆動するようになっており、ゲート4から分離した硬貨を搬送面6との間に挟み込んで搬送する。
9は硬貨鑑別部であり、搬送部5により搬送された硬貨の真偽や正損、金種等を鑑別する機能を有する。
10はリジェクト孔であり、硬貨鑑別部9で鑑別した異物やリジェクト硬貨を落とすように搬送面6に設けられた開口であって、ガイド壁8側に設けた図示しないブレードが搬送面6の上方に傾いたときに異物がリジェクト孔10上に寄せられて落ちるようになっている。
図2は選別孔を示す説明図であって(a)は上面図、(b)は斜視図を示している。
図2において、15は誤落下防止スロープ(誤落下防止部)であり、各選別孔12のガイド壁8に近い辺に沿って設けられ、開口へと延びるように下方へ斜行するよう形成されている。
なお、図2(a)に示す選別孔12のガイド壁8から遠い端とガイド壁8までの間隔Lは、その選別孔12で選別する対象の硬貨Cの径よりも大きく、かつその選別孔12の上を通過する硬貨Cの径よりも小さくなるように定めている。
回転円盤2に硬貨Cが供給されると、硬貨処理装置1は回転円盤2を回転させることで、回転円盤2上の硬貨Cをゲート4を介して1枚ずつ分離して、その端部がガイド壁8に沿うようにして搬送部5に繰り出されていく。
そして、搬送部5の搬送面6と搬送ベルト7との間で硬貨Cを挟み込み、ガイド壁8に沿わせながら硬貨鑑別部9に搬送し、硬貨鑑別部9で硬貨Cの鑑別を行う。
ここで、図3はガイド壁から離れた状態で選別孔を通過する硬貨を示す正面図であり、図4は実施例1の選別孔に硬貨が正常に落下する様子を示す説明図である。
そして硬貨Cの径がその選別孔12に対して大きい場合、硬貨Cの端部が誤落下防止スロープ15に当接して支持されたままさらに搬送され、選別孔12の上を通り過ぎるが、このとき選別孔12に設けられている後縁スロープ16に硬貨Cが乗り上げてガイドされる。
以上説明したように、本発明では、選別孔に誤落下防止スロープを設けたことによって搬送されてくる硬貨がガイド壁から離れていて、その硬貨の一部が選別孔に落ちるように傾いても誤落下防止スロープによって受止め、硬貨の誤落下を防止することができるため、硬貨の違算の発生を防止して硬貨の検銭を安定して行うことができる。
また本実施例は、上記実施例1の誤落下防止スロープ15の代わりに上面ガイド材20を設けた点が相違する。
図5は実施例2の硬貨が選別孔を通過する様子を示す説明図である。
図5において、20は上面ガイド材(誤落下防止部)であり、選別孔12のガイド壁8から遠い辺に沿うようにして搬送面6に設けられ、搬送面6から垂直方向に延びる垂直部材20aと搬送面6との間で一定の間隔で選別孔12のガイド壁8に近い端部と対向する端部の上方に延びる上部材20bとで段差を形成するように構成され、上部材20bと搬送面6との間隔は最も厚みがある硬貨が通過できる程度の間隔となるように構成されている。
また、上記実施例2において、上面ガイド材を設けたことによって保守点検の際に上面ガイド材によって搬送面6の一部が隠れてしまい視認しづらくなってしまうことがある。そこで図6に示すように、上面ガイド材20を回転支点を介して搬送面6に取り付けるようにしてもよく、このようにしたことによって保守点検等の際に上面ガイド材20を持ち上げて保守員による視認可能な範囲が広がり、保守点検を容易に行うことができるという効果が得られる。
2 回転円盤
3 円盤ガイド
4 ゲート
5 搬送部
6 搬送面
7 搬送ベルト
8 ガイド壁
9 硬貨鑑別部
10 リジェクト孔
11 選別孔部
12 選別孔
13 硬貨通過検知センサ
15 誤落下防止スロープ
16 後縁スロープ
20 上面ガイド材
20a 垂直部材
20b 上部材
Claims (5)
- 硬貨が搬送される搬送面と、該搬送面に沿って設けられたガイド壁と、該ガイド壁に沿って搬送される硬貨を落下させて選別するために前記搬送面に設けた矩形状の複数の選別孔とを備え、前記選別孔は金種毎の硬貨の直径と同等の幅で、かつ硬貨の搬送方向の上流から幅の小さい順に並んでいる硬貨処理装置において、
前記ガイド壁から離れた状態で搬送された硬貨がその金種と異なる金種を選別する選別孔へ誤落下するのを防止する誤落下防止部を備え、
該誤落下防止部は、前記選別孔の前記ガイド壁に近い辺に沿って設けられ、前記ガイド壁と反対の方向に向かって下方へ傾斜するスロープとしたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
前記選別孔の硬貨搬送方向下流側の辺に沿ってガイド部を設け、該ガイド部は硬貨搬送方向上流側に向かって下方へ傾斜するスロープとしたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 硬貨が搬送される搬送面と、該搬送面に沿って設けられたガイド壁と、該ガイド壁に沿って搬送される硬貨を落下させて選別するために前記搬送面に設けた矩形状の複数の選別孔とを備え、前記選別孔は金種毎の硬貨の直径と同等の幅で、かつ硬貨の搬送方向の上流から幅の小さい順に並んでいる硬貨処理装置において、
前記ガイド壁から離れた状態で搬送された硬貨がその金種と異なる金種を選別する選別孔へ誤落下するのを防止する誤落下防止部を備え、
前記誤落下防止部は、前記選別孔の前記ガイド壁から遠い辺に沿って前記搬送面上に設けられた上面ガイド材とし、該上面ガイド材は前記搬送面との間に硬貨の外周部を挟むように段差を有することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項3に記載の硬貨処理装置において、
前記上面ガイド材を、回転支点を介して前記搬送面上に設けたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項3または請求項4に記載の硬貨処理装置において、
前記上面ガイド材を、透明材料によって構成したことを特徴とする硬貨処理装置。
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