JP5589795B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
図1において、1は硬貨処理装置である。
2は入金ホッパであり、上部に大きく開口した投入口2aを有し、該投入口2aの開口縁から下方に向かって徐々に径が縮小する逆円錐状や逆角錐状の斜面が形成されている。
回転軸4は、入金ホッパ2に対向する端部と反対側となる下端部にギア5aを取り付けている。ギア5aに、繰出しモータ6の駆動を伝達させるギア5bを噛み合わせたことによって繰出しモータ6の駆動がギア5b、ギア5aを介して回転軸4に伝達し、回転円盤3が回転する。
8は放出部であり、回転円盤3の上面から硬貨一枚分の厚さを超えて2枚分の厚さ未満の隙間が空くように円盤ガイド部材7の一部を切り欠いて設けられ、回転円盤3に集積された硬貨を1枚ずつ通過させて分離する機能を有する。
一対である搬送ローラ10は、一の側の搬送ローラ10が後述の図2に示すモータ10aからの駆動力を伝達するための図2で示す伝達機構10bと接続して回転し、他の側の搬送ローラ10は図示しない付勢部材によって一の側のローラ側に押し付けられることで、従動して回転する。
13は搬送ディスクユニットであり、外周壁面14や搬送ガイド底面15、搬送回転ディスク16等によって構成されている。
外周壁面14は、円筒状に形成された壁面であって硬貨通路9から続く部分に開口が設けられ、その開口を通して搬送ローラ10によって狭持搬送されてきた硬貨が搬送ディスクユニット13に進入する。
搬送回転ディスク16は、搬送ガイド底面15上に配置され、ディスク回転モータ19からの回転駆動がギア列20を介して中心部の回転軸18に伝達することによって回転する。
図2に示すように、搬送回転ディスク16の外周部には、硬貨を一枚だけ保持可能なU字状に切欠いた硬貨受容部(第1の受容部)17が等間隔で複数(本実施例では8箇所)形成されている。
図2に示すように搬送ローラ10による硬貨の搬送方向を直線的に延ばしたときに、その方向は搬送回転ディスク16の回転中心よりもわずかに上方にずれるように搬送ローラ10の向きや搬送ディスクユニット13の配置が決められている。
位置決め部材22のスリットは、硬貨受容部17と所定の位相ずれた状態で並ぶように所定の間隔で形成されている。
位置検知センサ23は、位置決め部材22の上端が凸状になっている部分が発光部と受光部の間にあるときは発光部から受光部へ向かう光が遮られ、この状態をON状態と認識し、位置決め部材22のスリットが形成された部分が発光部と受光部の間にあるときには発光部からの光が受光部に到達しこの状態をOFF状態と認識する。
本実施例ではOFF状態で搬送回転ディスク16を停止させたときに硬貨通路9から進入してくる硬貨が硬貨受容部17に搬入され、硬貨受容部17に保持される状態となる。
硬貨鑑別部25a、25b、25cは、搬送回転ディスク16による硬貨の移動経路上で、かつ上記の硬貨受容部17と略同様の間隔で配置される。
なお、リジェクト硬貨排出口26の下方には図示しないシュータが取り付けられており、リジェクト硬貨はそのシュータを介して硬貨返却口へと送られて返却される。
なお、搬送ディスクユニット13には、硬貨を検知する図示しないセンサを複数配置しており、その図示しないセンサによって搬送回転ディスク16によって移動する硬貨の位置を検知している。
図3に示すように、選別ディスク30は、搬送回転ディスク16と略同一の大きさと形状で、上述した硬貨受容部17と同様の硬貨受容部(第2の受容部)32を等間隔で複数形成し、その硬貨受容部32が搬送回転ディスク16に設けた硬貨受容部17と同期した箇所に位置する。
選別ガイド底面29は、上記搬送ガイド底面15と略同一の大きさと形状に形成され、硬貨を金種別に落下させるための複数の金種選別落下口31a、31b、31c、31d、31e、31fを有する。
落下した硬貨は、選別ガイド底面29よりも更に下方に設けられた図示しない金種別硬貨収納部等へと送られて金種別に収納される。
投入口2aに一括して投入された硬貨は、入金ホッパ2の斜面を滑り落ちて回転円盤3上に集積する。
回転円盤3は、繰出しモータ6の駆動によって回転し、遠心力により硬貨を円盤ガイド部材7側に寄せていく。円盤ガイド部材7側に寄せられた硬貨は、放出口8から1枚ずつ硬貨通路9に放出される。硬貨通路9に放出された硬貨は、搬送ローラ10間で狭持搬送されて搬送ディスクユニット13側へと搬送される。
そして、搬送回転ディスク16の回転を停止させてから、予め設定された時間停止した後、位置検知センサ23がON状態になって再びOFF状態になるように搬送回転ディスク16を回転させる。
なお、上記実施例1と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施例では、図4に示すように金種選別落下口31a、31b、31c、31d、31e、31fの上方を覆う複数の上蓋部40を設け、上蓋部40を図示しない移動機構によって金種選別落下口31a、31b、31c、31d、31e、31f上を覆う位置とその覆う位置から選別ガイド底面29の外側まで退避した位置の間をスライド移動によって往復可能に構成した点が上記実施例1と相違する。
また、上蓋部40は覆う位置にあるときにはその上を硬貨が通過するように、上面高さが選別ガイド底面29の上面と略同一の高さになっている。
上記実施例1と同様に、投入口2aに一括して投入された硬貨は、入金ホッパ2の斜面を滑り落ちて回転円盤3上に集積し、回転円盤3の回転の遠心力により円盤ガイド部材7側に寄せられる。
このような搬送回転ディスク16の回転制御を連続的に行っていくことで、硬貨通路9から1枚ずつ搬送されてくる硬貨を確実に硬貨受容部17に保持していき、既に硬貨受容部17に保持された硬貨については、搬送回転ディスク16の回転によって硬貨鑑別部25a、25b、25cに向けて移動し、硬貨鑑別部25a、25b、25cを通過する。
そして、鑑別結果からリジェクト硬貨と鑑別した硬貨については、その硬貨が搬送されてくるタイミングに合わせてリジェクト硬貨排出口シャッタ26aを開放し、リジェクト硬貨排出口26に落下させる。
正常硬貨排出口27から落下した硬貨は、下方に配されている金種選別ユニット28内の選別ガイド底面29上に落下する。
また、落下先となる金種選別落下口31fを開状態とするように該当する上蓋部40をスライド移動させて退避させる。
そのまま、選別ディスク30によって各硬貨を搬送することで、先行する硬貨を金種選別落下口31fに落下させ、後続の硬貨を金種選別落下口31dに落下させる。
2 入金ホッパ
2a 投入口
3 回転円盤
4 回転軸
5a、5b ギア
6 繰出しモータ
7 円盤ガイド部材
8 放出部
9 硬貨通路
10 搬送ローラ
12 繰出し前段センサ
13 搬送ディスクユニット
14 外周壁面
15 搬送ガイド底面
16 搬送回転ディスク
17、32 硬貨受容部
19 ディスク回転モータ
20 ギア列
22 位置決め部材
23 位置検知センサ
25a、25b、25c 硬貨鑑別部
26 リジェクト硬貨排出口
26a リジェクト硬貨排出口シャッタ
27 正常硬貨排出口
28 金種選別ユニット
29 選別ガイド底面
30 選別ディスク
31a、31b、31c、31d、31e、31f 金種選別落下口
Claims (3)
- 水平に回転し外周に硬貨を1枚ずつ保持する第1の受容部を複数配した搬送回転ディスクと、前記第1の受容部に保持された硬貨の搬送経路上に配されて搬送されてきた硬貨を鑑別する鑑別部と、前記鑑別部が鑑別した正常硬貨を落下させる正常硬貨排出口を配した搬送ガイド底面とを有する搬送ディスクユニットを備えた硬貨処理装置であって、
前記搬送ディスクユニットの下方に、前記回転ディスクと同形で前記正常硬貨排出口から落下した硬貨を保持する第2の受容部を複数配した選別ディスクと、前記第2の受容部によって保持された硬貨の搬送経路に沿って複数の落下口を配した選別ガイド底面とを有する金種選別ユニットを設け、
前記金種選別ユニットに落下し、前記第2の受容部で保持した硬貨を前記選別ディスクの回転によって搬送し、搬送している硬貨をその金種に対応する落下口から落下させることを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
複数の前記落下口は、それぞれ開口の大きさが異なり、硬貨の搬送方向に沿う上流側から下流側にかけて徐々に開口が大きくなる順番に並べたことを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の硬貨処理装置において、
前記落下口の上方とそこから退避した位置との間を往復移動する上蓋部を前記各落下口に設け、
搬送する硬貨の金種に対応した落下口を開放し、該硬貨がその落下口に到達する途中に配した他の落下口を閉じておくように、各上蓋部の位置を決定することを特徴とする硬貨処理装置。
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