JP6393977B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

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本発明は、硬貨処理装置に関し、より詳細には、搬送路にて硬貨を搬送する硬貨処理装置に関する。
近年、店舗等に設置されたレジスターの硬貨を管理する硬貨処理装置が利用されている。硬貨処理装置は、硬貨を受け入れた後、硬貨を搬送させながら硬貨認識を行って金種を判別する。そして、硬貨処理装置は、判別結果に応じて硬貨を選別し、金種に対応した排出口からダクト部へ落下する(特許文献1参照)。
上記の排出口には、排出口を閉塞する閉位置と、排出口を開放する開位置との間で回動する開閉部材が設けられている。また、開閉部材は、前記閉位置の際に硬貨が搬送される搬送面、及び前記開位置の際に硬貨を排出口に取り込む取込面が形成されたブレードを有する。
特開2013−69133号公報
ところで、開閉部材が閉位置に位置した場合には、搬送路を搬送される硬貨が開閉部材を通過する際に、硬貨が搬送面から飛散する恐れがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、搬送中の硬貨が開閉部材の搬送面から飛散することを適切に防止できる硬貨処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨の排出口が形成された搬送路と、前記排出口を閉塞する閉位置と、前記排出口を開放する開位置との間で回動する開閉部材と、前記搬送路上を回動する搬送ベルトと、前記搬送ベルトから前記搬送路に向かって突出した突起部と、を備え、前記開閉部材は、前記閉位置の際に前記硬貨が搬送される搬送面、及び前記開位置の際に前記硬貨を前記排出口に取り込む取込面が形成された搬送取込部と、前記搬送面に対向するように形成されたガイド部と、前記搬送ベルトの回動の際に前記突起部が通過する凹部と、を有し、前記突起部は、前記搬送ベルトの回動に伴い、硬貨を押しながら搬送し、前記突起部は、前記開閉部材が前記閉位置と前記開位置のいずれに位置する際にも、前記凹部を通過し、前記搬送取込部、及び前記ガイド部は、前記硬貨の搬送方向と交差する交差方向において前記凹部から見て一方の側に設けられている、硬貨処理装置が提供される。
かかる硬貨処理装置によれば、開閉部材は、閉位置の際に硬貨が搬送される搬送面、及び開位置の際に硬貨を排出口に取り込む取込面が形成された搬送取込部と、前記搬送面に対向するように形成されたガイド部と、を有する。かかる場合には、搬送中の硬貨が、開閉部材の搬送面から飛び上がろうとしても、搬送面に対向するガイド部が障害物となるため、飛び上がれない。このため、搬送中の硬貨が搬送面から飛散することを適切に防止できる。
また、上記の硬貨処理装置において、前記搬送路は、環状に設けられても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記開閉部材は、前記搬送取込部と前記ガイド部を繋げる壁部を更に有しても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記排出口は、前記交差方向において前記凹部から見て前記一方の側に位置し、前記開閉部材は、前記開位置に位置する際に、前記硬貨を前記排出口へ水平に移動させる案内部を更に有しても良い。
以上説明したように本発明によれば、搬送中の硬貨が開閉部材の搬送面から飛散することを適切に防止することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成の一例を示す概略図である。 第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部12、硬貨認識部14、及び選別搬送部20を示す概略平面図である。 図2のA−A矢視図である。 図3のB−B矢視図である。 図2のC−C矢視図である。 環状搬送路411と、閉位置に位置する開閉ブレード470とを示す斜視図である。 環状搬送路411と、開位置に位置する開閉ブレード470とを示す斜視図である。 閉位置に位置する開閉ブレード470を示す斜視図である。 開位置に位置する開閉ブレード470を示す斜視図である。 開閉ブレード470の構成の一例を示す斜視図である。 開閉ブレード470及び周辺の構成の一例を示す模式図である。 硬貨搬送の流れを示す図である。 リジェクト口460aからの硬貨の排出の一例を説明するための模式図である。 リジェクト口460aからの硬貨の排出の一例を説明するための模式図である。 第2の実施形態に係る開閉ブレード及び周辺の構成の一例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る開閉ブレード及び周辺の構成の一例を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
(1−1.硬貨処理装置の構成)
図1を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の構成の一例について説明する。図1は、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成の一例を示す概略図である。なお、図1(b)は、図1(a)に示す硬貨処理装置1を右側面側から見た図である。
硬貨処理装置1は、店舗等に設置されたレジスターで取り扱われる硬貨を管理する。硬貨処理装置1は、硬貨を一括して受け入れた後、各硬貨の硬貨認識を行って金種を判別する。その後、硬貨処理装置1は、判別結果に応じて金種毎に硬貨を選別し、選別した硬貨を収納した後に出金する。
図1に示すように、硬貨処理装置1は、硬貨受領部10と、硬貨繰り出し部12と、硬貨認識部14と、選別搬送部20と、リジェクト硬貨収容部26と、一時保留部30と、返却箱34と、金種別ホッパ36と、搬送切替部38と、出金箱40と、回収庫44と、制御ユニット90とを有する。
硬貨受領部10は、投入される硬貨Cを受ける部分である。硬貨受領部10は、硬貨処理装置1の上方、かつ前面側に位置する。硬貨受領部10は、硬貨が投入される投入口11を有する。投入口11は、硬貨を一括して投入し易いように、広く開口している。硬貨受領部10に投入された硬貨は、硬貨繰り出し部12に落下する。
硬貨繰り出し部12は、硬貨受領部10の下方に位置し、硬貨受領部10から落下した硬貨を一枚ずつ繰り出す。硬貨繰り出し部12内には、例えば回転円盤(不図示)が設けられている。硬貨繰り出し部12内の硬貨は、回転円盤が回転する際の遠心力により移動して、一枚ずつ硬貨認識部14へ繰り出される。
硬貨認識部14は、硬貨繰り出し部12から繰り出された硬貨の真偽、金種等の判別を行う。硬貨認識部14は、硬貨を認識するセンサを有し、センサで検出した硬貨の特徴に基づいて、硬貨の真偽、金種等を判別する。硬貨認識部14は、判別した硬貨を選別搬送路20に搬送する。
選別搬送部20は、硬貨認識部14による判別結果に基づいて、硬貨を選別して搬送する。選別搬送部20は、リジェクト口21と、金種別排出口22a〜22fとを有する。硬貨認識部14において真貨で無いと判別された硬貨は、リジェクト口21を通過する。真貨であると判別された硬貨は、金種別排出口22a〜22fを通過する。
リジェクト硬貨収容部26は、リジェクト口21を通過した硬貨を収容する。リジェクト口21の下方には、リジェクト口21を通過した硬貨をリジェクト硬貨収容部26へ導くリジェクトシュートが配置(図1に示す矢印Rのルートで配置)されている。リジェクト硬貨収容部26は、硬貨処理装置1の前面に開閉可能な扉28を有する。
一時保留部30は、金種別排出口22a〜22fから排出された硬貨を、金種別に一時的に収容する。金種別排出口22a〜22fの下方には、金種別排出口22a〜22fから排出された硬貨を一時保留部30へ導くシュート51a〜51fが設けられている。例えば、シュート51aは、金種別排出口22aから排出された硬貨を下方に設けられた一時保留部30の保留部31aへ導く。
また、一時保留部30は、周囲の4面を囲むフレーム内を金種別に区切って直線状に並んだ金種別の収容部の一例である保留部31a〜31fを含む。保留部31a〜31fは、対応するシュート51a〜51fから導かられた硬貨を収容する。また、一時保留部30は、底部を成すガイド32に対して、図1に示す矢印H及び矢印Sで示す方向に移動可能である。
返却箱34は、一時保留部30が矢印H方向に移動した際に、一時保留部30から落下する硬貨を収容する。返却箱34は、使用者によって硬貨処理装置1の正面から装置外へ引き出し可能になっている。
金種別ホッパ36は、一時保留部30が矢印S方向に移動した際に、一時保留部30から落下する硬貨を金種別に収納する。金種別ホッパ36は、金種別の保留部31a〜31fに対応するように直線状に並べられた複数の金種別ホッパ36a〜36fで構成されている。金種別ホッパ36a〜36fは、硬貨を一枚ずつ繰り出す繰り出し部も有する。
搬送切替部38は、金種別ホッパ36a〜36fの各々に対して設けられ、金種別ホッパ36a〜36fから繰り出された硬貨の搬送先を切り替える。搬送切替部38は、第1位置と第2位置の間で回動する切替ブレードを有する。切替ブレードが第1位置に位置する際には、硬貨の搬送先は図1の矢印Tで示すルートになり、切替ブレードが第2位置に位置する際には、硬貨の搬送先は矢印Uで示すルートになる。
出金箱40は、出金される硬貨を収容する。出金箱40には、搬送切替部38により矢印Tのルートで搬送された硬貨が収容される。出金箱40は、装置本体に対して着脱可能に設けられている。出金箱40には、個々に硬貨を取り出すことができる金種別の出金小箱42a〜42fが直線状に並べて収納されている。
回収庫44は、回収される硬貨を収容する。回収庫44には、搬送切替部38により矢印Uのルートで搬送された硬貨が収容される。
制御ユニット90は、硬貨処理装置1の全体動作を制御する。制御ユニット90は、上述した各構成要素の動作を制御する制御部と、制御部が実行するプログラムや各種のデータを記憶する記憶部と、を有する。
(1−2.硬貨繰り出し部12、及び硬貨認識部14の詳細構成)
図2及び図3を参照しながら、第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部12、硬貨認識部14の詳細構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る硬貨繰り出し部12、硬貨認識部14、及び選別搬送部20を示す概略平面図である。図3は、図2のA−A矢視図である。
(硬貨繰り出し部12)
硬貨繰り出し部12は、一括投入された硬貨Cを受け、一枚ずつ硬貨認識部14へ繰り出す。硬貨繰り出し部12は、図3に示すように、収容部220と、回転円盤230と、円盤駆動部240と、を有する。
収容部220は、硬貨受領部10から落下した硬貨Cを収容する部分である。収容部220内には回転円盤230が設けられており、収容部220の内周面は、回転円盤230が回転可能なように、回転円盤230の外周に沿った形状に形成されている。収容部220の側面には、硬貨認識部14へ硬貨Cを向かわせるための通過口222が設けられている。通過口222の幅及び高さは、硬貨Cが一枚ずつ通過できる大きさとなっている。
回転円盤230は、収容部220内に設けられた円形状の部材であり、回転することにより硬貨Cを硬貨認識部14へ繰り出す。回転円盤230は、硬貨受領部10の真下に位置しており、硬貨受領部10の硬貨は回転円盤230上に落下する。回転円盤230は、円盤駆動部240の回転駆動力を受けて、所定の回転方向に回転する。回転円盤230の回転により生じる遠心力を受けて、回転円盤230上の硬貨は、収容部220の側面側(回転円盤230の外周側)へ移動し、通過口222を通過する。
円盤駆動部240は、回転円盤230を所定の回転方向に回転させる駆動部である。円盤駆動部240は、円盤モータ242と、ギア列244とを有する。円盤モータ242は、ギア列244を介して回転駆動力を伝達し、回転円盤230に取り付けられた回転軸232を回転させる。
(硬貨認識部14)
硬貨認識部14は、硬貨繰り出し部12から繰り出された硬貨Cの認識を行う。硬貨認識部14は、図2及び図3に示すように、搬送路310と、送り出しローラ320と、搬送ベルト330と、認識センサ340とを有する。
搬送路310は、硬貨繰り出し部12と選別搬送部20の間に設けられており、硬貨Cが搬送される通路である。搬送路310は、例えば板状の搬送プレートであり、硬貨Cを搬送する搬送面を有する。
送り出しローラ320は、硬貨繰り出し部12の通過口222を通過した硬貨Cを、搬送ベルト330に向けて送り出す一対のローラである。送り出しローラ320は、送り出し駆動部322の駆動力を受けて、硬貨Cを一枚ずつ挟持しながら送り出す。
搬送ベルト330は、送り出しローラ320により送り出された硬貨Cを搬送路310の搬送面とで挟んだ状態で回転することにより、硬貨Cを搬送する。搬送ベルト330は、一対のプーリ332により張架され、プーリ332の回転に連動して回転する。プーリ332は、ベルト駆動部334の駆動力を受けて回転する。
認識センサ340は、搬送ベルト330により搬送中の硬貨Cを真偽や金種を認識する。具体的には、認識センサ340は、硬貨Cの直径、材質、厚み、硬貨Cの中央側の孔の有無等を判別して、硬貨Cの真偽を認識する。認識センサ340は、例えばラインセンサや磁気センサであり、硬貨Cの金種に加えて、ゴミ等の異物も判別しうる。
(1−3.選別搬送部20の詳細構成)
図2〜図5を参照しながら、第1の実施形態に係る選別搬送部20の詳細構成について説明する。図4は、図3のB−B矢視図である。図5は、図2のC−C矢視図である。
選別搬送部20は、硬貨認識部14による認識結果に基づいて、硬貨Cを搬送しながら選別して排出する。選別搬送部20は、図3や図5に示すように、水平に配置された硬貨繰り出し部12、及び硬貨認識部14に対して傾いている。これにより、選別搬送部20を階層状に配置することができ、水平方向における選別搬送部20の幅を抑制できる。ただし、選別搬送部20の配置構成はこれに限定されず、例えば、選別搬送部20は、硬貨認識部14と同様に水平に配置されても良い。
選別搬送部20は、選別ハウジング410と、搬送ベルト420と、金種別排出口440a〜440fと、リジェクト口460a、460bと、を有する。なお、金種別排出口440a〜440fは、図1の金種別排出口22a〜22fに対応し、リジェクト口460aは、図1のリジェクト口21に対応する。
(選別ハウジング410)
選別ハウジング410は、選別搬送部20の筐体である。選別ハウジング410は、硬貨を搬送する搬送路を有する。搬送路は、選別ハウジング410の表面を凹状に切り欠くことで形成される。そして、本実施形態においては、搬送路として、図4に示すように、環状に硬貨を搬送する環状搬送路411と、直線状に硬貨を搬送する直線搬送路412とが形成されている。
環状搬送路411は、硬貨認識部14からの硬貨が搬送される環状の経路である。環状搬送路411は、硬貨認識部14の搬送路310との接続部分に螺旋状に形成された螺旋搬送領域を有する。これにより、硬貨は螺旋搬送領域に沿って搬送されるので、水平に配置された硬貨認識部14の搬送路310から斜めに配置された環状搬送路411への硬貨の受け渡しが円滑に行われる。
環状搬送路411には、図2に示すように、硬貨認識部14から搬入された硬貨を検知するための搬入検知センサ415が設けられている。これにより、搬送路310から環状搬送路411に硬貨が実際に受け渡されたかを検知できる。
直線搬送路412は、搬送方向において環状搬送路411の下流側に位置し、環状搬送路411からの硬貨が搬送される経路である。本実施形態では、直線搬送路412において硬貨を金種別に排出する構成となっている。
(搬送ベルト420)
搬送ベルト420は、環状搬送路411と直線搬送路412上に搬送方向に沿って設けられ、回動することにより硬貨を搬送する機能を有する。搬送ベルト420は、図4に示すように、環状搬送路411上に設けられた駆動プーリ431と、直線搬送路412上に設けられた従動プーリ432とに巻き付けられており、駆動プーリ431と従動プーリ432の間を周回する。
駆動プーリ431は、回転軸433に固定されている。回転軸433は、駆動モータ434からベルト435を介して駆動力を受けて回転する。駆動プーリ431は、回転軸433に回転に伴い回動し、搬送ベルト420を回動させる。従動プーリ432は、リジェクト口460bの近傍に配置されている。また、直線搬送路412には、搬送ベルト420を駆動プーリ431に進入する方向にガイドするアイドルプーリ436が設けられている。
駆動プーリ431には、図4に示すように、回転を制御するためのスリット部437(図4では5箇所)が形成されている。駆動プーリ431のスリット部437上には、駆動プーリ431の回転を検知する回転検知センサ438が設けられている。回転検知センサ438の検知結果に基づき、駆動プーリ431の回転が制御される。
搬送ベルト420には、環状搬送路411や直線搬送路412に向かって突出した突起部の一例である複数の突起ピン422(図5)が取り付けられている。複数の突起ピン422は、突起ピン422間に一つの硬貨が位置可能な間隔で配置されている。突起ピン422は、搬送ベルト420の回動に伴い、環状搬送路411、及び直線搬送路412上の硬貨を押しながら搬送する。なお、環状搬送路411と直線搬送路412には、回動中の突起ピン422と干渉しないように逃げ凹部(不図示)が形成されている。
(リジェクト口460a)
リジェクト口460aは、環状搬送路411の搬送面に形成されている。リジェクト口460aは、硬貨認識部14で偽貨と認識されたリジェクト硬貨や、ゴミ等の異物を排出する排出口である。これにより、金種別排出口440a〜440fから誤ってリジェクト硬貨や異物(以下、単にリジェクト硬貨と呼ぶ)が排出されることを防止できる。
なお、搬送方向においてリジェクト口460aの下流側には、図4に示すように、リジェクト検知センサ468が設けられている。これにより、リジェクト硬貨がリジェクト口460aから実際に排出されたか否かを検知できる。
リジェクト口460aの下方には、図4に示すように、リジェクト口460aから落下したリジェクト硬貨をリジェクト硬貨収容部26(図1)に搬送するリジェクト搬送部462が形成されている。リジェクト搬送部462は、リジェクト硬貨を搬送する搬送ベルト463を有する。搬送ベルト463は、駆動モータ464からギヤ465を介して伝達された駆動力により、回動する。また、リジェクト搬送部462は、搬送ベルト463に沿って形成された壁466を有し、リジェクト硬貨が飛び出すことを防止している。
リジェクト口460aには、開閉可能な開閉部材の一例である開閉ブレード470が設けられている。開閉ブレード470は、開位置と閉位置の間を回動して、リジェクト硬貨をリジェクト口460aから排出させる。以下では、図6〜図11を参照しながら、開閉ブレード470の構成の一例について説明する。
(開閉ブレード470)
図6は、環状搬送路411と、閉位置に位置する開閉ブレード470とを示す斜視図である。図7は、環状搬送路411と、開位置に位置する開閉ブレード470とを示す斜視図である。図8は、閉位置に位置する開閉ブレード470を示す斜視図である。図9は、開位置に位置する開閉ブレード470を示す斜視図である。図10は、開閉ブレード470の構成の一例を示す斜視図である。図11は、開閉ブレード470及び周辺の構成の一例を示す模式図である。なお、図11(a)は、開閉ブレード470及び周辺の断面構成を示した図であり、図11(b)は、図11(a)を側面から見た図である。
開閉ブレード470は、リジェクト口460aを閉塞する閉位置と、リジェクト口460aを開放する開位置との間で回動する。開閉ブレード470が閉位置に位置する際には、正常な硬貨が開閉ブレード470上を通過し、開閉ブレード470が開位置に位置する際には、リジェクト硬貨がリジェクト口460aに取り込まれる。図10に示すように、開閉ブレード470は、搬送取込部472と、壁部474と、上ガイド部475と、案内部476と、凹部477と、を有する。
搬送取込部472は、板状に形成され、回転軸471(図10)を中心に回動する。搬送取込部472は、リジェクト口460aを閉塞する閉位置(図6に示す位置)、又はリジェクト口460aを開放する開位置(図7に示す位置)に位置する。搬送取込部472は、搬送面473aと、搬送面473aの裏側に形成された取込面473bとを有する。
搬送面473aは、搬送取込部472が閉位置に位置する際に、搬送中の硬貨が通過する。搬送面473aは、搬送取込部472が閉位置に位置する際に、図8に示すように環状搬送路411と同じ高さに位置する。このため、搬送面473aは、環状搬送路411と共に、硬貨を搬送する経路を成す。
取込面473bは、搬送取込部472が開位置に位置する際に、搬送中の硬貨をリジェクト口460aに取り込む。取込面473bは、搬送取込部472が開位置に位置する際に、図9に示すように環状搬送路411よりも上方に位置する。
壁部474は、搬送取込部472から立設するように形成されている。壁部474は、搬送取込部472と上ガイド部475を繋げる側壁である。そして、搬送取込部472、壁部474、及び上ガイド部475は、コの字状の断面形状を構成する。壁部474は、ガイドとしての機能も有する。これにより、搬送取込み部472の回動に併せて、上ガイド部475も連動して回動する。
上ガイド部475は、搬送面473aに対向するように形成されている。なお、上ガイド部475と搬送面473aの間の隙間は、硬貨の搬送の妨げにならない程度に、硬貨の厚みよりも若干大きく設定されている。このような上ガイド部475を設けることで、搬送中の硬貨が搬送面473aから飛散することを防止できる。特に、本実施形態の環状搬送路411のように、搬送路が環状になっている場合には、搬送中の硬貨に遠心力が作用するため、硬貨が外方へ飛び出しやすくなる。そこで、上ガイド475を設けることで、搬送面473aから硬貨が飛散することを効果的に防止できる。
案内部476は、図10に示すように、搬送面473aと直交するように、搬送取込部472と繋がっている。案内部476は、開閉ブレード470が開位置に位置する際に、リジェクト硬貨をリジェクト口460aへ水平に移動させる。具体的には、案内部476は、硬貨を水平方向(搬送方向と交差する交差方向)へ水平に移動させながらリジェクト口460aへ案内する。これにより、リジェクト硬貨は、リジェクト口460aから水平状態で排出されることになる。
凹部477は、案内部476の長手方向の中央側を切り欠いて形成されている。凹部477は、搬送ベルト420から突出した突起ピン422と干渉しないように、別言すれば、搬送ベルト420の回動の際に突起ピン422が凹部477を通過するように、形成されている。本実施形態では、突起ピン422は、開閉ブレード470が閉位置と開位置のいずれに位置する際にも、凹部477を通過する。これにより、搬送ベルト420の回動中に開閉ブレード470を開閉できるので、硬貨の搬送を円滑に行える。
ところで、リジェクト口460aは、硬貨の搬送方向(図11(b)に示すX方向)と交差する交差方向(図11(a)に示すY方向)において、凹部477から見て一方の側に位置する。ここで、一方の側とは、駆動プーリ431(図4参照)の半径方向において、搬送ベルト420よりも外側である。そして、搬送取込部472、及び上ガイド部475も、交差方向において凹部477から見て一方の側に設けられている。これにより、突起ピン422による硬貨の搬送を妨げること無く、リジェクト硬貨をリジェクト口460aに取り込むことができる。
また、交差方向においてリジェクト口460aの隣には、図11(a)に示すように、退避エリア480が形成されている。退避エリア480は、リジェクト硬貨収容部26と連結している。このため、例えば、案内部476で退避エリア480に排出された硬貨は、落下シュート482を経由してリジェクト硬貨収容部26に落下する。この際、硬貨は、退避エリア480に水平な状態で移動しているので、落下シュート482を落下する際も水平状態を維持しやすい。
なお、第1の実施形態においては、図11(a)に示すように、凹部477から見て上ガイド部475とは反対側には、ガイド板490が設けられている。ガイド板490は、開閉ブレード470と干渉しない位置に固定されており、硬貨が飛散を防止する。ガイド板490は、環状搬送路411上に搬送路に沿って配置されている。
(金種別排出口440a〜440f)
金種別排出口440a〜440fは、図4に示すように、直線搬送路412の搬送面の搬送方向上流側に形成されている。金種別排出口440a〜440fは、搬送ベルト420により搬送される硬貨を金種別(例えば、1円、5円、10円、50円、100円、500円の真性硬貨)に排出する排出口である。6つの金種別排出口440a〜440fは、等間隔で形成されている。
金種別排出口440a〜440fは、図5に示すように下方に配置されたシュート51a〜51fへ硬貨を排出させる。例えば、金種別排出口440aは、シュート51aへ対応する金種の硬貨を排出させる。
金種別排出口440a〜440fにも、図5に示すように、開閉ブレード450a〜450fが設けられている。6つの開閉ブレード450a〜450fの構成は、同一である。開閉ブレード450a〜450fの構成は、前述した開閉ブレード470と同一の構成であっても良い。かかる場合には、開閉ブレード450a〜450fを通過する硬貨の飛散を防止できる。ただし、これに限定されず、開閉ブレード450a〜450fの構成は、開閉ブレード470と異なっても良い。例えば、開閉ブレード450a〜450fは、開閉ブレード470から上ガイド部475を除いた構成と同一であっても良い。
交差方向において金種別排出口440a〜440fの隣には、退避エリアが形成されている。退避エリアは、直下に位置するシュート51a〜51fと連結している。このため、例えば、開閉ブレード450aで退避エリアに排出された硬貨は、シュート51aに落下する。
金種別排出口440a〜440fの搬送方向下流側には、図4に示すように、それぞれ硬貨検知センサ448a〜448fが設けられている。これにより、硬貨が対応する金種別排出口から実際に排出されたか否かを検知できる。
(リジェクト口460b)
リジェクト口460bは、図4に示すように、直線搬送路412の搬送面において金種別排出口440a〜440fの下流側に形成されている。リジェクト口460bは、金種別排出口440a〜440fから排出されずに搬送された硬貨を排出する排出口である。リジェクト口460bにより、金種別排出口440a〜440fから排出されなかった硬貨によって直線搬送路412で硬貨が詰まることを防止できる。
(1−4.硬貨処理装置の動作)
次に、上述した構成を有する硬貨処理装置1の動作例について説明する。硬貨処理装置1の動作は、制御ユニット90の制御部によって実行される。すなわち、制御部が、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、下記に説明する動作を実行する。
図12は、硬貨搬送の流れを示す図である。まず、硬貨受領部210に硬貨Cが一括して投入されると、投入された硬貨は硬貨繰り出し部12の回転円盤230上に落下して集積される。その後、回転円盤230が回転すると、回転円盤230上の硬貨は、回転による遠心力を受けて収容部220の内周面に沿って移動し、通過口222から硬貨認識部14の搬送路310へ一枚ずつ押し出される。
搬送路310へ押し出された硬貨Cは、搬送ベルト330によって搬送され、認識センサ340によって硬貨の真偽や金種が認識される。認識センサ340は、認識結果を制御ユニット90に出力する。制御ユニット90は、受信した認識結果に基づいて、6つの金種別排出口440a〜440fのうち、認識した硬貨を排出する硬貨排出口を決定する。認識後の硬貨は、搬送ベルト330によって更に搬送され、選別搬送部20の環状搬送路411(搬送ベルト420の突起ピン422間)へ搬入される。
その後、搬送ベルト330が回動することにより、突起ピン422が硬貨Cを押して搬送する。搬送中の硬貨は、制御ユニット90によって決定された排出口から排出される。例えば、リジェクト硬貨は、リジェクト口460aの開閉ブレード470が開いた状態で、リジェクト口460aからリジェクト搬送部462(図4)へ排出される。リジェクト搬送部462は、リジェクト硬貨をリジェクト硬貨収容部26へ搬送する。以下において、図13A及び図13Bを参照しながら、硬貨の排出の流れについて説明する。
図13A及び図13Bは、リジェクト口460aからの硬貨の排出の一例を説明するための模式図である。なお、図13及び図13Bの(a)〜(e)には、それぞれ3つの図が示されている。左図が開閉ブレード470及び周辺構成を示す平面図であり、中央図が左図の断面図であり、右図が中央図の側面図である。
図13Aの(a)に示すように、硬貨Cが突起ピン422によりリジェクト口460aの近傍まで搬送されると、図13Aの(b)に示すように、開閉ブレード470が閉状態から開状態へ回動する。その後、硬貨が更に搬送されると、図13Aの(c)に示すように硬貨は開閉ブレード470の案内部476によりガイドされて、図13Bの(d)に示すように退避エリア480へ排出される。退避エリア480に排出された水平状態の硬貨は、図13Bの(e)に示すように退避エリア480の直下に位置するリジェクト硬貨収容部26に落下する。硬貨が水平状態で落下するので、退避エリア480内にて姿勢が変動することを抑制でき、この結果、後続の硬貨と共に退避エリア480内で詰まることを防止できる。
一方で、真貨の硬貨は、閉位置の開閉ブレード470の搬送面473aを通過する。この際、開閉ブレード470の上ガイド部475によって、通過中の硬貨が搬送面473aから飛散することを防止できる。
開閉ブレード470を通過した硬貨Cは、対応する金種の金種別排出口440a〜440f(ここでは、金種別排出口440aを例に挙げて説明する)の開閉ブレード450aが開いた状態で、金種別排出口440aから排出されシュート51aへ落下する。
その後、シュート51a〜51fへ落下した硬貨は、一時保留部30の対応する保留部31a〜31fへ案内されて集積される。そして、一時保留部30のいずれかの保留部31a〜31fの集積量(集積枚数)が、予め設定されている設定量に達し、又は硬貨繰り出し部12が繰り出す硬貨が無くなると、硬貨の繰り出し処理を停止した後、一旦処理を終了する。
その後、制御ユニット90は、表示画面(不図示)に上述した計数結果に基づく金種別の金額や合計金額等を表示させて、硬貨処理装置1の操作者に確認させる。操作者は、現在の処理が入金処理の場合には、表示画面中の操作ボタンにより硬貨の収納を選択入力する。すると、制御ユニット90は、一時保留部30をガイド32上から矢印S方向(図1)に移動させる。これにより、ガイド32上に集積された硬貨が、金種別ホッパ36a〜36fに落下して金種別に収納される。
一方で、硬貨を収納しない場合、現在の処理が計数処理の場合、及び入金処理中にジャムが発生した場合には、制御ユニット90は、一時保留部30をガイド32上から矢印H方向(図1)に移動させる。これにより、ガイド32上に集積された硬貨が、返却箱34へ落下する。
なお、上記では、開閉ブレード470が設けられた搬送路(環状搬送路411)が水平に配置されていることとしたが、これに限定されない。例えば、搬送路が斜めに配置されても良い。斜めに配置されている場合には、硬貨が飛散しやすくなるが、開閉ブレード470に搬送面473aに対向するガイド部を設けることで、搬送面473aからの硬貨の飛散を有効に防止できる。
(1−5.硬貨処理装置の有効性)
上述した硬貨処理装置1によれば、開閉部材(開閉ブレード470)は、図6〜図11に示すように、閉位置の際に硬貨が搬送される搬送面473a、及び開位置の際に硬貨を排出口(リジェクト口460a)に取り込む取込面473bが形成された搬送取込部472と、搬送面473aに対向するように形成されたガイド部(上ガイド部475)と、を有する。
かかる場合には、搬送中の硬貨が、開閉ブレード470の搬送面473aから飛び上がろうとしても、搬送面473aに対向する上ガイド部475が障害物となるため、飛び上がれない。このため、搬送中の硬貨が搬送面473aから飛散することを適切に防止できる。
特に、開閉ブレード470は、図6に示すように、環状に形成された環状搬送路411に設けられている。かかる場合には、環状搬送路411を搬送中の硬貨に遠心力が作用するため、硬貨が遠心力により搬送面473aから飛び上がろうとしやすい。そこで、搬送面473aに対向するように上ガイド部475を設けることで、搬送面473aからの硬貨の飛散を効果的に防止できる。
<2.第2の実施形態>
図14及び図15を参照しながら、第2の実施形態について説明する。図14及び図15は、第2の実施形態に係る開閉ブレード及び周辺の構成の一例を示す模式図である。なお、図15(a)は、図14のE−E断面図であり、図15(b)は図15(a)を側面から見た図である。
第1の実施形態では、開閉ブレード570の搬送取込部472、及び上ガイド部475は、凹部477から見てリジェクト口460aが位置する一方側(図11(a)に示す搬送方向と直交するY方向の一方側)に設けられている。
これに対して、第2の実施形態では、図15(a)に示すように、リジェクト口560aが、搬送ベルト420の真下に設けられている。また、開閉ブレード570の搬送取込部572、壁部574、及び上ガイド部575は、凹部577の両側(図15(a)に示すY方向の両側)に設けられている。これにより、開閉ブレード570が開位置に位置する際に、開閉ブレード570の真下に位置するリジェクト口560aから排出される。かかる構成のため、第2の実施形態では、第1の実施形態とは異なり退避エリアが不要となり、省スペースを実現できる。
また、凹部577の両側に搬送取込部572があるため、開閉ブレード570は、第1の実施形態の開閉ブレード470とは異なり、案内部476(図10参照)を有しない。このため、第2の実施形態では、開閉ブレード570が開位置に位置する際に、硬貨は搬送取込部572の取込面573bに衝突する。そして、取込面573bに衝突した硬貨は、姿勢を変えて落下し、リジェクト口560aから排出される。
なお、第2の実施形態の開閉ブレード570も、搬送面573aに対向する上ガイド部575を有するので、第1の実施形態と同様に、搬送中の硬貨が搬送面573aから飛散することを適切に防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 硬貨処理装置
411 環状搬送路
420 搬送ベルト
422 突起ピン
460a リジェクト口
470 開閉ブレード
472 搬送取込部
473a 搬送面
473b 取込面
474 壁部
475 上ガイド部
476 案内部
477 凹部
560a リジェクト口
570 開閉ブレード
572 搬送取込部
575 上ガイド部
577 凹部

Claims (4)

  1. 硬貨の排出口が形成された搬送路と、
    前記排出口を閉塞する閉位置と、前記排出口を開放する開位置との間で回動する開閉部材と、
    前記搬送路上を回動する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトから前記搬送路に向かって突出した突起部と、
    を備え、
    前記開閉部材は、
    前記閉位置の際に前記硬貨が搬送される搬送面、及び前記開位置の際に前記硬貨を前記排出口に取り込む取込面が形成された搬送取込部と、
    前記搬送面に対向するように形成されたガイド部と、
    前記搬送ベルトの回動の際に前記突起部が通過する凹部と、
    を有し、
    前記突起部は、前記搬送ベルトの回動に伴い、硬貨を押しながら搬送し、
    前記突起部は、前記開閉部材が前記閉位置と前記開位置のいずれに位置する際にも、前記凹部を通過し、
    前記搬送取込部、及び前記ガイド部は、前記硬貨の搬送方向と交差する交差方向において前記凹部から見て一方の側に設けられている、硬貨処理装置。
  2. 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
    前記搬送路は、環状に設けられている、硬貨処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の硬貨処理装置において、
    前記開閉部材は、前記搬送取込部と前記ガイド部を繋げる壁部を更に有する、硬貨処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記排出口は、前記交差方向において前記凹部から見て前記一方の側に位置し、
    前記開閉部材は、前記開位置に位置する際に、前記硬貨を前記排出口へ水平に移動させる案内部を更に有する、硬貨処理装置。
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