JP5185848B2 - ボックスファイル - Google Patents

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JP5185848B2
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Description

この発明は、ボックスファイルに関する。
従来、ボックスファイルの本体内に仕切部を固定したり(例えば特許文献1及び特許文献2)、或いは本体内に丁度納まる大きさ、すなわち本体内の厚みと同一の厚みを有する仕切部を、本体内に収納していた(例えば特許文献3の段落番号「0040」、図1及び図5参照)。
意匠登録第1341858号公報 意匠登録第1113146号公報 登録実用新案第3105241号公報
しかし、上記したような従来のボックスファイルは、種々の問題点があった。
(1)例えば、本体内にカタログ等の重いものが入った状態で本体が倒れると、仕切部に負荷が掛かり、このとき、仕切部と本体との取付部分に負荷が集中し、取付部分を破損するおそれがあるといった問題点があった。
(2)仕切部を本体に対して着脱自在とする着脱機構を設けた場合に、仕切部の本体への着脱によって着脱機構及び当該周辺部等に負荷がかかってしまい、破損等してしまうという問題点があった。
(3)仕切部と本体とで区画された収納空間内に規定量以上の収納物を入れた場合に、本体側が膨らんでしまう問題点があった。これにより、書庫などのボックスファイルの収納位置に所定数のボックスファイルが納まりきらなくなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点に鑑みなされたものである。
本発明に係る第1のボックスファイルは、少なくとも一面が開口可能な開口部を備えている。当該開口部は常時開口していても良く、例えば蓋等により閉口可能であっても良いが、本体及び仕切部を備える。本体は、開口部に対して立設する方向に互いに略平行に設けられた一対の側面材を少なくとも備えている。仕切部は、各側面材の内側面それぞれと接続することで、本体の内部を仕切る(仕切として機能する。)。そして、仕切部は、各側面材との接続箇所を結ぶ直線を基準として回動可能に側面材に支持されている。
したがって、例えば紙製のボックスファイルにおいて仕切部により仕切られた収納空間にラップトップパソコンなどの重量物を収納した場合、仕切部が上記のように回動することで、収納物たるラップトップパソコン若しくはこれと当接する仕切部が本体の内面(重力方向下側の内面)に当接させることができる。これにより、重量物が本体内面(当該面は台等の上側に当接している)によっても支えられることとなり、当該重量物による負荷が仕切部と本体との接合箇所のみに集中することを防止できる。
また、上記のように回動可能なため、本体に仕切部を着脱可能とした場合、本体に対する仕切部の装着方向(差し込み方向)/抜き取り方向(引き抜き方向)の範囲が広くなり、係合機構(例えば下記係合孔部や係合片)への負荷を少なくできる。
さらに、仕切部と本体(内面)とによって仕切られた収納空間に規定量以上の収納物が収納された場合、仕切部が本体に対して相対的に回動するため、本体が外部方向へ膨らみにくい。
本発明に係る第2のボックスファイルは、本体が、前面材、後面材、ボックスファイル内に収納する書類等の厚み方向に対向する左右の側面材、及び底面材が薄肉のヒンジの部分により折り合わせて上面開口の箱形に形成されている。仕切部は、左右の側面材の対向間隔内に取り付けられ、本体の内部を厚み方向に仕切る。そして、仕切部の両端部は、両側面材のそれぞれの内側面にそれぞれ一点で、本体の厚み方向に回動可能に支持されるように構成されている。
すなわち、上記ボックスファイルは、仕切部を本体の厚み方向に回動可能に取り付けられているため、仕切部に負荷が掛かったときに、仕切部が回動することで負荷を分散し、本体との取付部分の破損を未然に防止することができるようにしたものである。言い換えると、仕切部に負荷が掛かって回動した際に、例えば本体の内面に接触するようにしておくことで、仕切部に掛かる負荷を本体でも支えることができる。当然第1のボックスファイルと同様の他の作用・効果も奏する。
上記ボックスファイルには、さらに、仕切部の両端部に、下方に延びる係合片をそれぞれ設け、各側面材の内側面に、係合片をそれぞれ差し込み/抜き取り可能な係合孔部をそれぞれ設け、各係合孔部に、係合孔部の孔の縁から下方に向かって切り込まれた切込部をそれぞれ設けると良い。
このように構成することで、本体から仕切部を取り外し可能となる。
また、本体から仕切部を取り外す際、係合孔部の下方部が仕切部の引き抜き方向に対して曲がり、本体に仕切部を取り付ける際、係合孔部の下方部が仕切部の差し込み方向に応じて曲がる。したがって、係合孔部への係合部の抜き差し時に係合孔部の端部に負荷がかかり、破損等してしまう/破損等しやすくなってしまうことを防止できる。
また、上記ボックスファイルの仕切部の厚みを、本体を構成する各材の厚みより薄く設定すると良い。
このように構成すれば、仕切部と本体とで構成される収納空間に規定量以上の収納物が収納された場合(多数の収納物が収納された場合や分厚い収納物が収納された場合など)、本体側と比較して仕切部側が撓みやすくなるため、本体が外側方向へ膨らんでしまうことを抑制できる。
上記ボックスファイルの仕切部の両端部を、本体の厚み方向にスライド可能に支持しても良い。
このように構成すれば、収納空間の大きさ(容量)を変更することができるとともに、収納部と本体とで構成される収納空間に規定量以上の収納物が収納された場合、収納部が当該収納空間を構成する本体(前面材又は後面材)とは反対側にスライド移動できる。すなわち、本願の発明は、仕切部を本体の厚み方向に回動可能に取り付けることで、仕切部に負荷が掛かったときに、仕切部が回動することで負荷を分散し、本体との取付部分の破損を未然に防止することができるようにしたものである。
すなわち、本願の発明によれば、仕切部に負荷が掛かって回動した際に、例えば本体の内面に接触するようにしておくことで、仕切部に掛かる負荷を本体でも支えることができる。
このボックスファイルであって、仕切部を、本体の厚み方向にスライドさせることで、本体の厚み方向における相対位置を変更することができるようにしていることが好ましい。
このように構成すれば、仕切部と本体とで構成される収納空間の大きさを変更できるとともに、当該大きさを一定の大きさで安定的に維持できる。
本発明に係る第3のボックスファイルの本体は、少なくとも一部が開口可能な開口部と、開口部に立設する方向に延在する一対の側面部と、側面部それぞれに設けられた係合孔部と、を有する。仕切部は、仕切板と、仕切板の両端部側に設けられた各係合孔部に着脱自在に係合可能な一対の係合片とを備え、各係合片がそれぞれ前記各係合孔部に係合されることで仕切板が本体内部を仕切る。係合孔部は、開口部と側面部の接続辺の延在方向側の略端部において、係合片が差し込まれる方向に延在する切込部と連通している。
本発明に係る第4のボックスファイルの本体は、少なくとも一部が開口可能な開口部を有する。仕切部は、本体の内面材と両端側が接続され、本体の内面を仕切る。仕切部における仕切として機能する部位は、当該部位に対向する本体の部位よりも撓みやすくされている。
本発明に係る第5のボックスファイルの本体は、少なくとも一部が開口可能な開口部と、開口部に対して立設する方向に延在する互いに略平行な一対の側面部とを備えている。仕切部は、本体に対して各側面部における開口部と側面部の接続辺の略垂直方向以外の方向に相対移動可能に各側面部とそれぞれ接続されている。
このボックスファイルは、仕切部の本体に対する相対移動方向において少なくとも一箇所以上で相対位置を安定的に維持する相対位置維持機構を備えることが好ましい。
上記したようなボックスファイルの一例としては、上面が開口された箱形のボックスファイルであって、ボックスファイルは、前面材、後面材、ボックスファイル内に収納する書類等の厚み方向に対向する左右の側面材、及び底面材が薄肉のヒンジの部分により折り合わせて上面開口の箱形に形成された本体と、左右の側面材の対向間隔内に取り付けられ、本体の内部を厚み方向に仕切る仕切部とを備え、仕切部の両端部は、仕切板部の各内側面とそれぞれ一点で、本体の厚み方向に回動可能に支持されているものを挙げることができる。
本願各発明は、以上のように構成されているので、それぞれ例えば上記したような好適な作用・効果を奏する。
ボックスファイルを、本体と仕切部とに分離した状態を示す斜視図である。 なお、本明細書においては、特に断りのない限り、図1紙面における上方向を「上」方向と、当該方向に対して垂直な方向を「左右」方向や「横」方向と表記する。例えば2つの側面材130と140は「左右方向に配置される」と表記し、係合孔部131,141の長手方向も「左右方向に延在する」や「横方向に延在する」等と表記する。 本体に仕切部を組み込んだ状態を示す斜視図である。 本体の右側面材の内側面を説明するための説明用の断面図である。 仕切部の右側面板の外側面を説明するための説明用の断面図である。 図4の状態の仕切部の係合片を上方に持ち上げた状態を説明するための説明用の断面図である。 本体と仕切部との係合状態を説明するための説明用の断面図である。 図6のA−A線に沿う部分断面図である。 図6のB−B線に沿う部分断面図である。 仕切部が本体に対し、スライドした状態を説明するための説明用の断面図である。 本体を展開した状態を示す展開図である。
本発明の実施例を、図面を用いて以下に説明する。
この実施例に係るボックスファイル10は、図1に示すように、大別すると、次のパーツを備える。
(1)本体100
(2)仕切部200
(本体100)
本体100は、図10に示すように、例えば薄板状の合成樹脂素材をプレス裁断機などを用いて裁断した1枚の板状部材から形成されていて、図1及び図10に示すように、板状部材の薄肉のヒンジH1〜H11の部分で折り合わせることにより形成される。
本体100は、図1及び図10に示すように、次の各部を備える。
(1)前面材110
(2)後面材120
(3)左右の側面材130,140
(4)底面材150
(前面材110)
前面材110には、図1及び図2に示すように、ボックスファイル10内に収納された書類等や仕切部200を取り出しやすいように、前面材110の上端から斜めにカットされ本体100の開口より低く形成された第1の窪み111と、第1の窪み111から更に斜めにカットされ第1の窪み111より低く形成された第2の窪み112が形成されている。
(後面材120)
後面材120は、図1及び図10に示すように、前面材110に対向する位置に設けられ、上端部側にボックスファイル10を持ち上げる際などに使用される取っ手穴121が設けられている。
取っ手穴121の上縁には、図1及び図10に示すように、当該上縁に沿って細長く延び、ボックスファイル10内側へ折り曲げられた折り曲げ片122が設けられている。
折り曲げ片122は、取っ手穴121に手指を掛けてボックスファイル10を持ち上げる際などに痛くないように取っ手穴121の上縁に厚みを持たせるための手当部分として機能する。
(左右の側面材130,140)
左右の側面材130,140は、図1に示すように、ボックスファイル10内に収納する書類等の厚み方向に互いに対向するものである。
左右の側面材130,140には、図1及び図3に示すように、次の各部を備える。
(1)折り返し片130a,140a
(2)係合孔部131,141
(折り返し片130a,140a)
折り返し片130a,140aは、それぞれ側面材130,140の上方部分を薄肉のヒンジH10,H11で本体内側へ折り返してなるものであり、好適にはその端辺において側面材130,140と溶着等される。したがって、側面材130,140の内側面と折り返し片130a,140aの外側方向の面(非内側面)とによって空間(係合片収納空間)が形成されている。
(係合孔部131,141)
係合孔部131,141は、折り返し片130a,140aに設けられ、後述する仕切部200の係合片221,231を係合片収納空間にそれぞれ差し込み/抜き出し可能なものである。
係合孔部131,141は、図3に示すように縦方向よりも横方向が長い横長のスロット状をなしており、係合孔部131,141の横幅yは、図8に示すように係合片221,231の第1段目221a、221b(図5参照)における横幅Yより長く形成されており(y>Y)、図9に示すように、係合片221,231が係合孔部131,141に組み付けられた状態において係合片221,231が本体100の厚み方向にスライド可能となっている。
これにより、本体100と仕切部200との間に規定量以上の厚みの書類が入れられた場合であっても、本体100が外側方向に膨らむことを防止することができる。
また、本体100の厚み方向における相対位置を変更可能とすることで、収納物に合わせた収納空間を形成することができる。
また、係合孔部131,141の縦方向の高さtは、図6に示すように、係合片221,231の厚さTよりも高く形成されている(t>T)。
これにより、係合片221,231の幅方向の一端側が係合孔部131,141の上辺側に、他端側が係合孔部131,141の下辺側に接触するように、孔内で、仕切部200が係合片221,231を中心に回動可能となっている。
各係合孔部131,141の左右両端側には、図3に示すように、係合孔部131,141の孔の縁から下方に向かって切り込まれた切込部131a,141aが設けられており、当該切込部131a,141aが広がることにより係合片221,231の抜き差しを容易にしている。
側面材130,140の少なくとも一方、例えば右側面材130には、図1及び図3に示すように、係合孔部131の他に、次の各部を備える。
(1)背見出し用紙入れ132
(2)背見出し用紙操作穴133
(3)指掛け穴134
(背見出し用紙入れ132)
背見出し用紙入れ132は、右側面材130の外側に設けられ、ボックスファイル10の表紙となる背見出し用紙を収納するためのものであり、背見出し用紙が視認可能な透明のシートにより構成されている。
(背見出し用紙操作穴133)
背見出し用紙操作穴133は、背見出し用紙を引き出すことを補助するためのものである。
具体的には、背見出し用紙操作穴133は、ボックスファイル10の内側から例えば人差し指などで背見出し用紙を徐々に上側に持ち上げて、背見出し用紙を背見出し用紙入れ132から取り除くためのものである。
(指掛け穴134)
指掛け穴134は、右側面材130の下部側に設けられ、ボックスファイル10を棚などから引き出すためのものである。
指掛け穴134は、例えば人差し指を挿入できる程の大きさに構成されている。
(本体100の組み立て方法の説明)
つぎに、図10を用いて、本体100の組み立て方法を説明する。
本体100は、4つの側壁部分を構成する前面材110、後面材120、及び左右の側面材130,140と、底面材150とが、図10に示すように、薄肉のヒンジH1〜H8の部分より折り合わされて上面開口の箱形に形成されている。
前面材110、後面材120、右側面材130、及び左側面材140の、互いに隣り合う面材同士を折り曲げ可能に連続させる薄肉のヒンジH1〜H4については、この実施例では、5mm前後の間隔をおいて並行に一対ずつ設けられている。これにより、本体100の四隅部分が滑らかな角部に形成されている。
本体100の左側面材140には、図10に示すように、前面材110との接続片142が薄肉のヒンジH4を介して設けられている。接続片142は、本体100の折り合わせ時に、前面材110の内側へ折り込まれて超音波溶着等により一体化される。
また、前面材110、右側面材130、左側面材140の上辺側には、薄肉のヒンジH9〜H11の部分を介してそれぞれ内面側へ折り返される折り返し片120a,130a,140aがそれぞれ設けられている。これらの折り返し片120a,130a,140aは同じく超音波溶着されて一体化される。これらの折り返し片120a,130a,140aは、それぞれ対応する部分の補強機能を発揮すると共に、本体100の上辺部分が滑らかなRに形成されるように配慮されている。
本体100の底面材150は、第1底面材151、第2底面材152、第3底面材153、第4底面材154を有する4つの底面材からなり、これらが一つの底面として組み合わされる構成とされている。すなわち、第1底面材151には係合舌片151aが設けられ、この係合舌片151aが第2底面材152に形成されたスロット状切り込み152aに差し込まれて組み合わされる。また、第3底面材153には係合舌片153aが設けられ、この係合舌片153aが第4底面材154に形成されたスロット状切り込み154aに差し込まれて組み合わされる。
さらに、第1底面材151には突出長の小さい差込片151bが設けられ、この差込片151bが第3底面材153に形成されたスロット状切り込み153bに差し込まれて組み合わされる。また、第3底面材153には突出長の小さい差込片153cが設けられ、この差込片153cが第1底面材151に形成されたスロット状切り込み151cに差し込まれて組み合わされる。
(仕切部200)
仕切部200は、左右の側面材130,140の対向間隔内に取り付けられ、本体100の内部を厚み方向(側面材130,140における短辺方向)に仕切るものである。
仕切部200は、当該仕切部200が本体100に取り付けられた場合に、底面材150に接触しない高さに構成される。
また、好ましくは、仕切部200が、スライドする際や回動する際、仕切部200を取り付けた状態のまま本体200を折り畳む際等に、底面材150を構成する差し込み片151b等がヒンジH5等において本体内側方向へ回動するが、これらの部材により阻害されないようにする(接触しないようにする)ことができる。
仕切部200は、図1に示すように、次の各部を備え、断面四角形状をなすように構成されている。
(1)仕切板210,210
(2)左右の側面板220,230
(仕切板210)
仕切板210は、本体100の厚み方向に例えば2枚設けられる。
なお、仕切板210は、2枚に限定されず、1枚又は3枚以上であっても良い。
また、仕切板210は、本体100に比べ、撓みやすく形成されている。
これにより、本体100と仕切部200との間に規定量以上の厚みの書類が入れられた場合であっても、仕切部200が撓むことで、本体100が外側方向に膨らむことを防止・抑制することができる。
具体的には、本実施例における仕切り板210は、本体100を構成する素材と同じ素材で、本体100を構成する各材の厚みより薄く形成されている。
なお、仕切り板210は、本体100と同じ素材で薄く形成されている場合に限定されず、本体100とは異なる柔らかい素材で形成する等しても良い。
仕切板210には、図1及び図2に示すように、仕切部200内に収納された書類等を取り出しやすいように、仕切板210の上端から斜めにカットされ、本体100の開口より低く形成された窪み211が形成されている。
これにより、図2に示すように、仕切部200が本体100に取り付けられた場合に、本体100の第2の窪み112と相まって、前面材110と仕切板210との間の書類等、後面材120と仕切板210との間の書類を取り出す際に、仕切板210や前面材110に邪魔されずに、書類のみを取り出しやすくすることができる。
(左右の側面板220,230)
左右の側面板220,230は、図1に示すように、前面材110及び後面材120と対向するように、仕切部200の両端部に設けられ、2枚の仕切板210を連結するものである。
左右の側面板220,230のうち、少なくとも一方、例えば右の側面板220は、図6に示すように、本体100の指掛け穴134に指を挿入するときに、当該側面板220が指掛け穴134を塞いで、当該指掛け穴134に指を挿入することを邪魔しないようにするために、指掛け穴134より上側に下端部が来る高さに設定されている。
左右の側面板220,230には、図1に示すように、次の各部を備える。
(1)係合片221,231
係合片221,231は、左右の側面材220,230の係合孔部131,141に差し込まれ、仕切部200を一点で、当該係合片221,231を結ぶ直線を略中心として仕切部200を本体100の厚み方向に回動可能に支持するものである。
これにより、ボックスファイル10を倒した場合でも、仕切部200に掛かる負荷を分散し、本体100との取付部分の破損を未然に防止することができる。
また、本体100の上端側に設けられた係合孔部131,141に支持されているため、上端側は係合孔部131,141の端部で止まる一方、下端側が前面材又は後面材の内側と接触するまで回動することから、ボックスファイル10が倒れた場合でも、仕切部200の負荷を分散することができるとともに、仕切部200に収納された書類等がボックスファイル10から外部に投げ出されることを防止することができる。
本体100と仕切板210とで構成された収納空間に規定量以上の収納物が収納された場合、仕切板210が回動するため、本体100が外部方向へ膨らみにくい。
本体100に仕切板210を取り付ける際/取り外す際の方向の許容度が広いため、取り付け・取り外しが容易なだけでなく、係合機構(係合孔部131,141及び係合片221,231)への負荷を小さくできる。
係合片221,231は、左右の側面板220,230に設けられ、図5に示す状態から図4に示す状態に折り曲げることで、それぞれ下方に延びるように形成されている。
具体的には、係合片221,231は、図7に示すように、左右の側面板220,230の上端部を下方に2段階に折り返した断面コ字状に形成されている。また、図7に示すように、1段階目221a,231aは係合孔部131,141の厚さとほぼ同じ幅に、2段階目221b,231bは側面材とその折り返し部との間にはまり込むように形成されている。
また、係合片221,231は、図4に示すように、先端部分を半円形状に形成している。
これにより、係合片221,231を係合孔部131,141に差し込みし易くしている。
さらに、図8に示すように、係合片221,231の横幅Yは、係合孔部131,141の横幅yに比べ、小さく形成されている(y>Y)。
これにより、仕切部200を本体100に取り付けた状態で、図9に示すように、仕切部200を本体100の厚み方向にスライドさせることができる。
また、係合片221,231は、図4及び図5に示すように、第1段階目221a,231aより第2段階目221b,231bの横幅が広くなるように形成されている。
これにより、仕切部200が本体100の厚み方向にスライドした場合等に、係合孔部131,141の両端に第2段階目221b,231bが引っかかり、係合片221,231が係合孔部131,141から抜け難くすることができる。
左右の側面板220,230のうちの少なくとも一方、例えば右側面材220には、図1に示すように、次の各部を備える。
(1)操作穴222
操作穴222は、背見出し用紙を引き出すことを補助するためにものであり、本体100に取り付けられた際、背見出し用紙操作穴133と連結する。
具体的には、仕切部200を本体100に取り付けた状態で背見出し用紙を引き出す際に、仕切部200の内側から例えば人差し指などを操作穴222及び背見出し用紙操作穴133に差し込み、背見出し用紙を徐々に上側に持ち上げて、背見出し用紙を背見出し用紙入れ132から取り除くためのものである。
これにより、仕切部200を本体100に取り付けた状態であっても、背見出し用紙を引き出し易くすることができる。
(係合片221,231と係合孔部131,141との取付方法)
つぎに、図7を用いて、係合片221,231と係合孔部131,141との取付方法を説明する。
まず、係合片221,231を下向きに2段階で折り曲げた後に、係合孔部131,141から半円形状に形成された係合片221,231の先を差し込む。
係合片221,231は、撓みながら左右の側面材220,230と折り返し片130a,140aとの間をすすむ。
この際に、切込部131a,141aが広がり、係合片221,231の挿入を補助している。
その後、係合片221,231の1段階目221a,231aと2段階目221b,231bとの折り目まで係合片221,231が差し込まれたところで、撓んだ状態から図7に示すように元に戻り、安定的に本体100に取り付けられる。
10 ボックスファイル
100 本体 110 前面材
111,112 窪み 120 後面材
120a 折り返し片 121 取っ手穴
122 折り曲げ片 130 右側面材
130a 折り返し片 131 係合孔部
131a 切込部 132 背見出し用紙入れ
133 背見出し用紙操作穴 134 指掛け穴
140 左側面材 140a 折り返し片
141 係合孔部 141a 切込部
142 接続片 150 底面材
151 第1底面材 151a 係合舌片
151b 差込片 151c スロット状切り込み
152 第2底面材 152a スロット状切り込み
153 第3底面材 153a 係合舌片
153b スロット状切り込み 153c 差込片
154 第4底面材 154a スロット状切り込み
H1〜H11 ヒンジ
200 仕切部 210 仕切板
211 窪み 220 右側面板
221 係合片 221a 1段階目
221b 2段階目 222 操作穴
230 左側面板 231 係合片
231a 1段階目 231b 2段階目

Claims (5)

  1. 少なくとも一面が開口可能な開口部を備えたボックスファイルであって、
    前記ボックスファイルは、
    前記開口部に対して立設する方向に略平行に設けられた一対の側面材を有する本体と、
    前記一対の側面材の内側面それぞれと接続し、前記本体の内部を仕切る仕切部とを備え、
    前記仕切部は、
    前記各側面材との接続箇所を結ぶ直線を基準にして回動可能に前記側面材に支持されているボックスファイル。
  2. 少なくとも一部が開口可能な開口部と、当該開口部に立設する方向に延在する一対の側面部と、当該側面部それぞれに設けられた係合孔部と、を有する本体と、
    仕切板と、当該仕切板の両端部側に設けられた各係合孔部に着脱自在に係合可能な一対の係合片とを備え、当該各係合片がそれぞれ前記各係合孔部に係合されることで前記仕切板が本体内部を仕切る仕切部と、を備え、
    前記係合孔部は、前記開口部と前記側面部の接続辺の延在方向側の略端部において、前記係合片が差し込まれる方向に延在する切込部と連通している、ボックスファイル。
  3. 少なくとも一部が開口可能な開口部を有する本体と、
    当該本体の内面材と両端側が接続され、前記本体の内面を仕切る仕切部と、を備え、
    前記仕切部における仕切として機能する部位は、当該部位に対向する本体の部位よりも撓みやすくされている、ボックスファイル。
  4. 少なくとも一部が開口可能な開口部と、当該開口部に対して立設する方向に延在する互いに略平行な一対の側面部とを備えた本体と、
    前記本体に対して前記各側面部における前記開口部と前記側面部の接続辺の略垂直方向以外の方向に相対移動可能に各側面部それぞれと接続された仕切部と、を備えたボックスファイル。
  5. 前記仕切部の前記本体に対する相対移動方向において少なくとも一箇所以上で相対位置を安定的に維持する相対位置維持機構を備えた、請求項4に記載のボックスファイル。
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