JP2020187194A - シート掲示具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成でありながらも装飾性を高めることのできるシート掲示具10を提供する。【解決手段】 印刷物などのシート状物Pを掲示する為のシート掲示具10であって、透明なシートからなるカバー部材11と、当該カバー部材11の背面側に相互に離間させて設けた2つ以上の取付部材12とからなり、前記取付部材12は、シート状物Pを掲示する掲示面に対して接面して取り付け可能に形成されており、前記取付部材12におけるカバー部材11の設置個所には、取付部材12におけるカバー部材11との対向面の露出を遮蔽する遮蔽部13が設けられているシート掲示具10とする。【選択図】図1

Description

本発明は印刷物などのシート状物を壁面やガラス面などに掲示する為のシート掲示具に関し、特に掲示したシート状物を保護することができ、簡易な構造としたシート掲示具に関する。
従来から、広告や注意書き等の印刷物を壁面に掲示することが行われており、その際には画鋲や糊などが使用されていた。またスチール製の書庫などに印刷物を掲示する際には、円形や棒状等の各種のマグネットが使用されていた。
しかしながら、これら従来の経時方法では、広告物の表面が保護されていない事から、汚れたり破損するなどの問題があることから、特許文献1(登録実用新案第3060326号公報)では、不燃性又は難燃性のフィルム状の透明シートと、この透明シートの中央部分の広告表示部と、この広告表示部を囲むようにこの透明シートの裏面に帯状で且つロの字状に接着剤を塗布した接着剤塗布部とで構成した広告用保護シートを提案している。
また、特許文献2(登録実用新案第3160023号公報)では、簡易な構成で、被掲示物を壁面等の被張り付け面に対して着脱自在にピッタリと張り付けて提示でき、被掲示物を保護し、必要に応じて透明の壁面の裏側にいる者に対しても被掲示物を提示することができるシート掲示具を提案している。即ちこの文献では、透明シートからなる矩形形状の本体カバーと、本体カバーの上辺と下辺の各裏面に沿って浅い段差をもって帯状に積層され、被張り付け面に接面して取り付くことができる一対の接面取り付け部とからなり、上下一対の接面取り付け部の段差間を被掲示物の収容部とすると共に、段差間寸法と本体カバーの上下辺の辺寸法との組み合わせ寸法を、日本工業規格A列、B列に属する寸法若しくは規格化された複数の写真寸法の何れか1つに該当する大きさの被掲示物が丁度入る平面寸法に構成してあるシート掲示具が提案されている。
登録実用新案第3060326号公報 登録実用新案第3160023号公報
上述の通り、従前においても印刷物などのシート状物を掲示する為のシート掲示具は提案されており、印刷物を保護する為に、印刷物の表面をカバーするものも提供されている。更に、前記特許文献2では、透明シートからなる矩形形状の本体カバーの裏面の上下辺に沿って、被張り付け面に接面して取り付くことができる一対の接面取り付け部を設けたシート掲示具も提案されている。
しかしながら、前記特許文献2で提案されているシート掲示具は、接面取り付け部が本体カバーを透過して表に見えてしまい、装飾性の点で未だ改良の余地を有するものとなっていた。そこで本発明では、簡易な構成でありながらも装飾性を高めることのできるシート掲示具を提供することを課題の1つとする。
また、前記特許文献2に係るシート掲示具は、上下一対の接面取り付け部の段差間を被掲示物の収容部としていたことから、屋外やエアコンの風などが当たる場所では、被掲示物が当該収容部から脱落してしまうおそれもあった。そこで本発明では、風などによっても掲示したシート状物が脱落しにくいようにしたシート掲示具を提供することも課題の1つとする。
更に本発明では、掲示しているシート状物の交換を容易に行う事のできるシート掲示具を提供することも課題の1つとする。
上記課題の少なくとも何れかを解決するべく、本発明では、主として印刷物などのシート状物をカバーするシート部材に工夫を施したシート掲示具を提供する。
即ち本発明では、印刷物などのシート状物を掲示する為のシート掲示具であって、透明なシートからなるカバー部材と、当該カバー部材の背面側に相互に離間させて設けた2つ以上の取付部材とからなり、前記取付部材は、シート状物を掲示する掲示面に対して接面して取り付け可能に形成されており、前記取付部材におけるカバー部材の設置個所には、取付部材におけるカバー部材との対向面の露出を遮蔽する遮蔽部が設けられているシート掲示具を提供する。
かかるシート掲示具においては、カバー部材が遮蔽部材によって遮蔽され、カバー部材の表面への露出を避けることができる為、意匠性が重要となる印刷物などのシート状物の美観を損なうことなく、当該シート状物を掲示することができる。
上記カバー部材は四角形である他、五角形、六角形など多角形状に形成する他、円形、星形、ハート形、各種キャラクター形状等、様々な形状に形成することができる。そして取付部材は、当該カバー部材の背面側(裏側)に、相互に離間させて2つ以上設け、各取付部材同士は相互に対向状に設けることができる。また当該取付部材は、シート状物を掲示する掲示面に対して接面して取り付け可能に形成される。よって掲示面が金属面である場合には、当該取付部材は磁性材料、粘着剤、接着剤、又は吸盤等を用いて形成することができ、当該掲示面がガラス面である場合には、粘着剤、接着剤、又は吸盤等を用いて形成することができ、更に当該掲示面が布地面である場合には、面ファスナ―、又は微細なフックなどを用いて形成することができる。
上記本発明のシート掲示具において、前記カバー部材には、シート状物を保持又は固定する脱落防止部を設けることが望ましい。かかる脱落防止部は、前記取付部材が設けられていない縁部側を背面側(裏側)に曲折させた折返し部、前記カバー本体の背面に設けた粘着又は接着剤、及びシート状部とを掲示面に押圧する取付部材の少なくとも何れかで構成することができる。
かかるシート掲示具では、脱落防止部により、カバー部材の背面に配置したシート状物を保持乃至は固定することができる為、風などによるシート状物の脱落を阻止することが可能となる。
また、上記本発明に係るシート掲示具では、前記カバー部材には、シート状物の一部を露出させる開口部又は切り欠き部が設けることができる。即ち、当該カバー部材の面内であれば開口部を形成し、縁部であれば切り欠きを形成することができる。特に開口部として形成する場合には、前記取付部材の延伸方向に沿って長尺な長孔として形成することが望ましい。かかる開口部乃至は切り欠きを設ける事により、シート掲示具で保持しているシート状物を、カバー部材の表側からスライド移動させることができる為、当該シート状物の差し替えを容易に行うことができる。
上記本発明のシート掲示具は、透明なシートからなるカバー部材と、当該カバー部材の背面側に相互に離間させて設けた2つ以上の取付部材とからなり、前記取付部材は、シート状物を掲示する掲示面に対して接面して取り付け可能に形成されており、前記取付部材におけるカバー部材の設置個所には、取付部材におけるカバー部材との対向面の露出を遮蔽する遮蔽部が設けていることから、簡易な構成でありながらも装飾性を高めることのできるシート掲示具が実現する。
また本発明に係るシート掲示具において脱落防止部を設けた場合には、風などによっても掲示したシート状物が脱落しにくいようにしたシート掲示具が実現する。
更に前記カバー部材に、シート状物の一部を露出させる開口部又は切り欠き部を設けた場合には、掲示しているシート状物の交換を容易に行う事のできるシート掲示具が実現する。
第1の実施の形態に係るシート掲示具を示す(A)分解斜視図、(B)Y-Y矢視断面図 第2の実施の形態に係るシート掲示具を示す(A)分解斜視図、(B)正面図 第3の実施の形態に係るシート掲示具を示す(A)分解斜視図、(B)X-X矢視断面図 第4の実施の形態に係るシート掲示具を示す(A)分解斜視図、(B)X-X矢視断面図 第5の実施の形態に係るシート掲示具を示す(A)分解斜視図、(B)正面図
以下、図面を参照しながら、本実施の形態にかかるシート掲示具10を具体的に説明する。特に本実施の形態は日本工業規格A列、B列に属する寸法、又は規格化された複数の写真寸法の何れか1つに該当する大きさのシート状物Pを掲示するのに適したシート掲示具10としたものである。ただし、当該シート掲示具10は掲示するシート状物Pの大きさに合わせて任意の大きさに形成することは勿論可能である。
図1は第1の実施の形態に係るシート掲示具10を示す(A)分解斜視図、(B)Y-Y矢視断面図である。この実施の形態に示すシート掲示具10は、最も基本的な形態を示しており、四角形に形成されたカバー部材11と、このカバー部材11の背面側に設けられた2本の取付部材12と、当該取付部材12の透過を遮蔽するようにカバー部材11の正面側に設けた遮蔽部13材とで構成されている。
上記カバー部材11は、本実施の形態では透明な樹脂を用いて形成されている。かかるカバー部材11は無色透明である他、有彩色透明であっても良く、望ましくは紫外線の透過を阻止する紫外線カットシートを用いることが望ましい。また、当該カバー部材11は可撓性を有する柔軟なシートとして形成する他、弾性変形可能なある程度の固さを有するシートとして形成することもできる。更に当該カバー部材11は必ずしも平板状である必要はなく、湾曲乃至は曲折部によって任意の領域を凹凸上に形成しても良い。よって例えば中央部を膨らませて形成することもできる。そして当該カバー部材11の表面は、ノングレア加工やエンボス加工などを施して反射を防止して形成することもできる。
特に本実施の形態では、当該カバー部材11は四角形に形成しているが、その他にも五角形や六角形などの多角形状の他、円形に形成することもでき、更にはハート形や星形、或いはキャラクターを模した形状など各種形状に形成することができる。
そして上記カバー部材11の背面側には、2つ以上の取付部材12を相互に離間(一定の間隔をあけて)させて設けている。かかる取付部材12は、前記カバー部材11をシート状物Pの掲示面Wに保持する為に機能することができる。よって当該取付部材12は、掲示面Wに対して接面して取る付けできるように形成される必要がある。具体的には、掲示面Wが金属面である場合には、当該取付部材12は磁性材料、粘着剤、接着剤、又は吸盤等を用いて形成することができ、当該掲示面Wがガラス面である場合には、粘着剤、接着剤、又は吸盤等を用いて形成することができ、更に当該掲示面Wが布地面である場合には、面ファスナ―、又は微細なフックなどを用いて形成することができる。特にこれら取付部材12は、カバー部材11と共に曲折自在に形成することが望ましく、よって磁性材料で形成する場合には軟磁性材料を用いて形成することが望ましい。
また当該取付部材12は、直線状又は曲折した帯状に形成する他、複数の取付部材12を所定間隔で直線状又は曲折状に配置して形成することができる。そして離間させた取付部材12同士の間には、シート状物Pを収容することができる。よって、当該取付部材12は掲示するシート状物Pの大きさに応じて、適宜間隔をあけて配置する。また当該取付部材12は、掲示するシート状物Pの落下を阻止して支持する必要があることから、少なくとも掲示するシート状物Pの下側を支持できるように配置するのが望ましい。よって当該取付部材12は、カバー本体の背面側であって、掲示するシート状物Pの下部と上部、又は当該シート状物Pの下部と側部に位置するように設けることができる。
本実施の形態においては、前記カバー部材11を四角形に形成しており、前記取付部材12は上下の縁部に沿って帯状に沿うように設けており、両取付部材12を対向状に配置している。その結果、当該取付部材12間に配置されるシート状物Pは、静電気によって前記カバー部材11に貼り付き、当該カバー部材11は貼付面に対して前記取付部材12によって貼り付いている。
そして前記取付部材12の正面側、より具体的にはカバー部材11における取付部材12を設置した領域の正面側には、取付部材12を遮蔽する遮蔽部13を設けている。かかる遮蔽部13は、前記取付部材12におけるカバー部材11との対向面を覆い隠す様に設けており、当該対向面の露出を遮蔽している。これにより、当該取付部材12が正面側に露出することが無くなり、全体の意匠性を高めることができる。かかる遮蔽部13には、各種意匠を施すことができ、また企業名やメッセージなどを表示して、広告的機能を高めることもできる。
上記遮蔽部13は、取付部材12を覆い隠す大きさのシート又はフィルムとして形成し、これをカバー部材11の正面側に貼付して設ける他、当該カバー部材11の正面側に印刷を施して形成することもできる。
以上のように構成した本実施の形態に係るシート掲示具10では、図1(B)に示す様に、壁や窓ガラスなどの貼付面(壁面など)に対して、前記取付部材12が接面し、当該取付部材12がカバー部材11を当該貼付面に固定している。そして貼付面とカバー部材11と2つの取付部材12間に確保された収容空間内に印刷物などのシート状物Pを収容し、これを掲示面Wに保持しておくことができる。この時、本実施の形態に係るシート掲示具10では、前記取付部材12の正面側には遮蔽部13を設けていることから、掲示したポスターやPOPなどのシート状物Pの意匠性を損なうことなく、むしろ当該遮蔽部13に施したデザインによって、これらシート状物Pを装飾することができる。よって当該シート掲示具10によって、簡易な構成でありながらも装飾性を高めることができる。
図2は第2の実施の形態に係るシート掲示具10を示す(A)分解斜視図、(B)正面図である。この実施の形態に示すシート掲示具10は、特に取付部材12の形状及び位置を前記第1の実施の形態に係るシート掲示具10とは異ならせて形成したシート掲示具10となっている。
即ち、本実施の形態に係るシート掲示具10において、カバー部材11の下方に設けた取付部材12は、前記第1の実施の形態と同じように帯状に形成しているが、本実施の形態では当該カバー部材11の上部には取付部材12を設けていない。そして当該上部の取付部材12に変えて、カバー部材11の両側方側に円盤状に形成した取付部材12を上下に2つづつ設けている。そして当該円盤状の取付部材12を遮蔽するように、カバー部材11の正面側には、左右測縁部に沿って延伸する遮蔽部13を設けている。
以上のように構成した本実施の形態に係るシート掲示具10によれば、図2(B)に示す様に、掲示面Wとカバー部材11との間に存在するシート状物Pは、下方への脱落はシート部材の下方に設けられた取付部材12によって支持され、また側方への抜け出しはシート部材の両側方に設けられた円盤状乃至は平板状の取付部材12によって阻止することができる。そして当該カバー部材11は下方の取付部材12と側方の取付部材12によって、確実に掲示面Wに保持されることから、印刷物などのシート状物Pを確実に掲示面Wに保持することができる。
そして各取付部材12は、いずれも遮蔽部13によって隠されていることから、前記第1の実施の形態に示したシート掲示具10と同じように、遮蔽部13に施したデザインによって、これらシート状物Pを装飾することができることから、当該シート掲示具10によって、簡易な構成でありながらも装飾性を高めることができる。特に本実施の形態に係るシート掲示具10では、カバー部材11の下方と両側方で掲示面Wに接面させていることから、当該シート掲示具10で保持しているシート状部材は上方から抜き差し自在とすることができ、その交換を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態に係るシート掲示具10において、カバー部材11の下方に設けた取付部材12も円盤状に形成したものを整列配置させても良く、また側方に設けた円盤状の取付部材12を直線状乃至は帯状の取付部材12としても良い。更に当該取付部は円盤状に限らず四角形やその他の形状に形成しても良い。
図3は第3の実施の形態に係るシート掲示具10を示す(A)分解斜視図、(B)X-X矢視断面図である。この実施の形態に示すシート掲示具10は、特に掲示しているシート状物Pの脱落を防止する為の脱落防止部14を設けている。
即ち、この第3の実施の形態に係るシート掲示具10は、前記第1の実施の形態に示したシート掲示具10に対し、更にカバー部材11の背面の側方側に粘着剤又は接着剤からなる脱落防止部14を帯状に設けている。かかる脱落防止部14は、前記カバー部材11と掲示面Wとの間に保持されるシート状物Pを保持する為に機能することができ、前記シート状物Pをカバー部材11の背面側に接着又は粘着して固定するようにしている。当該脱落防止部14材は、本実施の形態ではカバー部材11の側方に帯状に設けているが、必ずしもカバー部材11の側部側に設ける必要はなく、保持するシート状物Pが存在する領域内であればどこに設けても良い。また必ずしも帯状に形成する必要はなく、円盤状に形成しても良く、または微細なドット状にして当該カバー部材11の背面側全体又は任意の領域に偏在若しくは遍在させても良い。
以上のように構成した本実施の形態に係るシート掲示具10は、前記脱落防止部14を設けていることから、当該シート掲示具10で掲示しているシート状物Pは、カバー部材11と掲示面Wとの間に風などが吹き込んだ場合であっても、脱落することはなく、確実に掲示面Wに保持しておくことができる。
なお、当該脱落防止部14として、前記取付部材12を用いることも当然に可能である。即ち、前記第1の実施の形態に係るシート掲示具10において、更にカバー部材11の背面側に、掲示するシート部材の側縁側にも取付部を形成することにより、収容したシート状物Pの脱落を阻止することができる。更に、前記取付部材12同士の離間距離をわずかに短くして、掲示するシート状物Pの縁部分を掲示面Wに押さえ付けるように配置すれば、当該取付部材12によりシート状物Pの脱落を阻止することができ、よって当該取付部材12を脱落防止部14として機能させることができる。
そして図4は第4の実施の形態に係るシート掲示具10を示す(A)分解斜視図、(B)X-X矢視断面図である。この実施の形態に示すシート掲示具10も脱落防止部14を設けた実施の形態を示している。特に本実施の形態に係るシート掲示具10では、前記カバー部材11の側縁部を背面側に折り曲げることにより脱落防止部14を形成している。本実施の形態では、前記カバー部材11の片側の側縁を背面側に折り返して形成しているが、両側縁を背面側に折り曲げて、左右両側に脱落防止部14を形成することもできる。更に、本実施の形態では、当該カバー部材11の高さ方向全体にわたって脱落防止部14を形成しているが、高さ方向の一部に形成しても良い。
以上の様に、カバー部材11の側縁を背面側に折り曲げて脱落防止部14を形成したシート掲示具10においては、図4(B)に示す様に、シート掲示具10で支持するシート状物Pは、この折り曲げた脱落防止部14に入り込むことができる。その結果、カバー部材11と掲示面Wとの間に風などが吹き込んだ場合であっても、脱落することはなく、確実に掲示面Wに保持しておくことができる。
そして図5は第5の実施の形態に係るシート掲示具10を示す(A)分解斜視図、(B)正面図である。この実施の形態に示すシート掲示具10は、特に掲示しているシート状物Pの取り出しを容易にするための開口部15又は切り欠き部16を設けたシート掲示具10を示している。
即ち、本実施の形態に係るシート掲示具10は、カバー部材11の面内に開口部15と、側縁部分に切りかけを設けており、当該開口部15及び切り欠き部16において収容しているシート状物Pが露出するように構成している。かかる開口部15及び切り欠き部16は、必ずしも両者を形成する必要はなく、何れか一方だけであっても良い。また本実施の形態では、カバー部材11の上下端部側に取付部材12を設けており、収容したシート状物Pは左右方向にスライド移動可能となっている。そこで前記開口部15は当該シート状物Pのスライド方向に長尺な長楕円形状に形成している。また前記切り欠き部16は、前記カバー部材11の側縁であって、収容するシート状物Pを横方向に引き出すことができるように形成している。
本実施の形態において、前記開口部15はカバー部材11の下方側略中央に設けているが、情報より、または左右何れか側方寄りに形成することもでき、また前記切り欠き部16も高さ方向の中央ではなく、上下何れかに偏らせて形成することもできる。また、当該開口部15や切り欠き部16は収容するシート状物Pの引き出し方向を考慮した上で形成することができ、例えば前記図2に示したように、シート状物Pを上方に引き出し可能に形成した場合には、前記開口部15は上下方向に長尺な長楕円とすることができ、また前記切り欠き部16はカバー部材11の上縁部に形成することができる。
更に本実施の形態では、前記第3又は第4の実施の形態に示したように、脱落防止部14を設けた上で、更に前記開口部15や切り欠き部16を設けることもできる。
本発明にかかるシート掲示具は、ポスター、POP、写真、メッセージなどの印刷物に代表されるシート状物を、壁面や窓ガラス、或いはスチール製ロッカーやに乗整パーティションなどに掲示する為に利用することができる。そして当該シート掲示具における取付部材を掲示面に対して着脱自在な材料で形成した場合には、繰り返し使用する物できるシート掲示具として利用することができる。
10 シート掲示具
11 カバー部材
12 取付部材
13 遮蔽部
14 脱落防止部
15 開口部
16 切り欠き部
P シート状物
W 掲示面

Claims (3)

  1. 印刷物などのシート状物を掲示する為のシート掲示具であって、
    透明なシートからなるカバー部材と、当該カバー部材の背面側に相互に離間させて設けた2つ以上の取付部材とからなり、
    前記取付部材は、シート状物を掲示する掲示面に対して接面して取り付け可能に形成されており、
    前記取付部材におけるカバー部材の設置個所には、取付部材におけるカバー部材との対向面の露出を遮蔽する遮蔽部が設けられていることを特徴とする、シート掲示具。
  2. 前記カバー部材には、シート状物を保持又は固定する脱落防止部が設けられており、
    当該脱落防止部は、前記取付部材が設けられていない縁部側を背面側に曲折させた折返し部、前記カバー本体の背面に設けた粘着又は接着剤、及びシート状部とを掲示面に押圧する取付部材の少なくとも何れかで構成されている請求項一に記載のシート掲示具。
  3. 前記カバー部材には、シート状物の一部を露出させる開口部又は切り欠き部が設けられている、請求項1又は2に記載のシート掲示具。
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