JP5183798B2 - 無線通信システム、送信装置および受信装置 - Google Patents

無線通信システム、送信装置および受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、信号の送信および受信にそれぞれ複数のアンテナを用いる無線通信システムに関する。
従来、無線通信におけるフェージングによる伝送特性の劣化を軽減する空間ダイバーシチの技術がある。送信装置は、2本のアンテナを具備し、変調波を放射する一方のアンテナに対して、1タイムスロット以上遅延させた変調波を他方のアンテナより送信する。受信装置は、受信波に含まれる主波成分を強調して抽出するマルチパス処理を行う。これにより、帯域を拡大することなく、空間、周波数ダイバーシチによるダイバーシチ効果を得ることができる。このような技術が、下記特許文献1において開示されている。
特許第2572765号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、送信アンテナ本数は2本、受信アンテナ本数は1本の送信ダイバーシチに限定されている。そのため、送受に複数のアンテナを用いる場合には適用できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、送受に複数のアンテナを用いる場合に、適切な遅延量を付与することが可能な無線通信システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の送信アンテナを備える送信装置と、複数の受信アンテナを備える受信装置と、から構成される無線通信システムであって、前記送信装置は、信号を複数の前記送信アンテナに対応した複数の信号路を通る複数の送信信号に分岐する分岐手段と、前記信号路の少なくとも1つに設けられ送信信号に遅延を付加する送信遅延手段と、を備え、前記分岐手段により分岐された送信信号が前記送信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された送信信号を送信信号とし、前記各送信信号を前記複数の送信アンテナを介して前記受信装置へ送信し、前記受信装置は、前記複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を通す複数の信号路の少なくとも1つに設けられ受信信号に遅延を付加する受信遅延手段と、前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記各受信信号を加算する加算手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、送受に複数のアンテナを用いる場合においても、ダイバーシチ効果を得ることができる、という効果を奏する。
図1は、無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は、送信装置の構成例を示す図である。 図3は、受信装置の構成例を示す図である。 図4は、ストリームの合成を説明する図である。 図5は、送信装置の構成例を示す図である。 図6は、送信装置の構成例を示す図である。 図7は、受信装置の構成例を示す図である。 図8は、ストリームの合成を説明する図である。 図9は、送信装置の構成例を示す図である。 図10は、受信装置の構成例を示す図である。 図11は、送信装置の構成例を示す図である。 図12は、受信装置の構成例を示す図である。 図13は、ストリームの合成を説明する図である。 図14は、送信装置の構成例を示す図である。 図15は、受信装置の構成例を示す図である。 図16は、送信装置の構成例を示す図である。 図17は、受信装置の構成例を示す図である。 図18は、送信装置の構成例を示す図である。 図19は、受信装置の構成例を示す図である。 図20は、送信装置の構成例を示す図である。 図21は、受信装置の構成例を示す図である。 図22は、送信装置の構成例を示す図である。 図23は、受信装置の構成例を示す図である。
以下に、本発明にかかる無線通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本実施の形態では、送信装置の送信アンテナ数をM本、空間多重数を1とし、受信装置の受信アンテナ数をN本、空間多重数を1として、変調部および復調部ではマルチパス伝送対策を行っている無線通信システムについて説明する。
図1は、本実施の形態の無線通信システムの構成例を示す図である。M本の送信アンテナを備える送信装置と、N本の受信アンテナを備える受信装置から構成される。以下、それぞれの装置について具体的に説明する。
図2は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部11と、信号線12−1〜12−Mと、遅延部13−2〜13−Mと、利得付与部14−1〜14−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。変調部11は、送信信号を生成する。信号線12−1〜12−Mは、図示しない分岐手段により送信信号を送信アンテナの本数と同数に分岐した信号線である。遅延部13−2〜13−Mは、送信信号に対して遅延処理を行う。利得付与部14−1〜14−Mは、送信信号に対して複素利得を付与する。送信アンテナ15−1〜15−Mは、送信信号を受信装置へ送信する。
図3は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ21−1〜21−Nと、利得付与部22−1〜22−Nと、遅延部23−2〜23−Nと、加算部24と、復調部25と、を備える。受信アンテナ21−1〜21−Nは、送信装置からの受信信号を受信する。利得付与部22−1〜22−Nは、受信信号に対して複素利得を付与する。遅延部23−2〜23−Nは、受信信号に対して遅延処理を行う。加算部24は、遅延後の受信信号を加算する。復調部25は、加算後の受信信号の復調を行う。
送信装置では、変調部11が送信信号を生成し、信号線12−1〜12−MのM本の系列に分岐する。このうち、信号線12−2〜12−Mが、送信信号をそれぞれ接続している遅延部13−2〜13−Mへ入力する。ここでは、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、ある一定時間Dを基準時間として用いて、遅延部13−i(2≦i≦M)においてD(i−1)を与える。送信アンテナ毎の遅延量の設定方法としては、例えば、信号の帯域幅をΔfとして、一定時間Dを「D=1/((MN−1)Δf)」とする方法があるが、これに限定するものではない。
利得付与部14−1〜14−Mでは、信号線12−1からの送信信号および遅延部13−2〜13−Mからの遅延後の送信信号を入力し、それぞれに複素利得を乗積する。送信アンテナ15−i(1≦i≦M)の送信信号に乗積する複素利得Aiは、実数利得Gi(0<Gi)と位相θi(0≦θi<2π)とを用いて、以下の(1)式により表現される。利得付与部14−i(1≦i≦M)では、実数利得Gi=1として信号の位相のみθiだけ変化させても良く、θi=0として信号の振幅のみをGi倍してしても良く、振幅をGi倍し、かつ、位相をθi変化させても良い。なお、ここでの利得付与の処理は任意であり、ダイバーシチ効果を得る上で必要でなければ行わなくてもよい。また、遅延部13−2〜13−Mと利得付与部14−2〜14−Mの位置は前後してもよい。送信アンテナ15−1〜15−Mは、利得付与部14−1〜14−Mからの利得付与後の送信信号を受信装置へ送信する。
Figure 0005183798
受信装置では、受信アンテナ21−1〜21−Nが、受信したそれぞれの受信信号を、利得付与部22−1〜22−Nへ入力する。利得付与部22−1〜22−Nでは複素利得付与を行うが、ここでの利得付与の処理は任意であり、ダイバーシチ効果を得る上で必要がなければ行わなくてもよい。遅延部23−2〜23−Nが、利得付与部22−2〜22−Nからの受信信号を入力し、ダイバーシチ効果を得る上で適切な遅延量の一例として、送信信号の装遅延量DMを用いて、遅延部23−j(2≦j≦N)においてDM(j−1)を与える。受信アンテナ毎の遅延量の設定方法は、この限りではない。なお、利得付与部22−2〜22−Nと遅延部23−2〜23−Nの位置は前後してもよい。加算部24が、信号線22−1からの受信信号および遅延部23−2〜23−Nからの遅延後の受信信号を合成する。その後、復調部25が、合成後の受信信号の復調処理を行う。
具体的に、送信アンテナを4本、受信アンテナを2本、遅延波なし、各伝送路の到来時間差がない場合のストリームの合成例について説明する。図4は、ストリームの合成を説明する図である。点線の間隔が遅延量Dによるサンプリング間隔を表し、実線が主信号を表す。
送信装置は、変調部11から出力された信号と、遅延部13−2〜13−4において遅延量D、2D、3Dだけ遅延された信号を、それぞれ4つの送信アンテナ15−1〜15−4から出力する。受信装置は、2つの受信アンテナ21−1〜21−2で、それぞれ4つの信号を受信し、一方の受信アンテナ21−2で受信した信号を遅延部23−2において4Dだけ遅延させる。その後、受信装置は、遅延処理をした一方の受信アンテナ21−2の信号と、遅延処理をしていない他方の受信アンテナ21−1の信号を加算部24で加算する。このような遅延量を与えることにより、加算部24の出力においても実線部分である各主信号のタイミングが重複しない。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置が、複数の送信アンテナから送信する信号に対して、受信アンテナで主信号のタイミングが重複しないように独立に遅延を与える。また、受信装置が、複数の受信アンテナで受信した信号に対して、加算時に主信号のタイミングが重複しないように独立に遅延を与えることとした。これにより、無線通信システムとして、伝送路が有するパス利得を有効利用したパスダイバーシチ効果を得るとともに、複数の送受信アンテナを利用した空間ダイバーシチ効果を得ることができる。
また、受信装置の復調部では、マルチパス伝送に対して有効な受信処理を行っているため、加算後の信号を直接入力しても、ダイバーシチ効果を得た復調が可能である。
本実施の形態では、遅延部13−2〜13−M、23−2〜23−Nで処理する信号を、アナログ信号またはデジタル信号に限定していないが、アナログ信号であっても、本実施の形態で述べた遅延量と相当量の遅延処理が可能である。
なお、上記の実施の形態においては、送信遅延時間はD、…、D(M−1)としたので各アンテナから送信される信号の遅延時間はそれぞれ異なるが、例えば遅延部13−2、13−3で付加される送信遅延時間がそれぞれDであるように、送信遅延時間に同じものがあっても良い。この場合、図4に示す返信アンテナ出力はT2とT3とで異なるが、例えば送信アンテナ15−3から受信アンテナ21−1、21−2までの伝送路の到来時間が、送信アンテナ15−2から受信アンテナ21−1、21−2までの伝送路の到来時間よりも1サンプリング間隔だけ遅延する場合には、受信アンテナ21−1、21−2では図4に示す受信アンテナ入力と同様の主信号のタイミングとなるという効果がある。
また、上記の実施の形態においては、受信遅延時間はDM、…、DM(N−1)としたので受信装置における受信遅延時間はそれぞれ異なるが、例えば遅延部23−2、23−3で付加される送信遅延時間がそれぞれDMであるように、受信遅延時間に同じものがあってもよい。送信アンテナ15−1〜15−Mから受信アンテナ21−3までの伝送路の到来時間が、送信アンテナ15−1〜15−Mから受信アンテナ21−2までの伝送路の到来時間よりもDMだけ遅延する場合には、加算部24への入力は本実施の形態で述べた主信号のタイミングと同様のタイミングとなるという効果がある。
本実施の形態では、送信装置の構成を以下のように変更することも可能である。図5は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、信号線12−1〜12−Mと、遅延部13−2〜13−Mと、変調部31−1〜31−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。変調部31−1〜31−Mは、信号線12−1からの入力データおよび遅延部13−2〜13−Mからの遅延後の入力データを変調する。例えば、変調部の出力がアナログ信号で遅延処理がハードウエアの制約上困難である場合に有効である。
なお、本実施の形態で説明した送信装置および受信装置の構成を、1つの装置に搭載した無線通信装置を得ることも可能である。
実施の形態2.
本実施の形態では、送信装置および受信装置において、実施の形態1と異なる遅延量を付与する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図6は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部11と、信号線12−1〜12−Mと、遅延部41−2〜41−Mと、利得付与部14−1〜14−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。遅延部41−2〜41−Mは、送信信号に対して遅延処理を行う。
図7は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ21−1〜21−Nと、利得付与部22−1〜22−Nと、遅延部51−2〜51−Nと、加算部24と、復調部25と、を備える。遅延部51−2〜51−Nは、受信信号に対して遅延処理を行う。
送信装置では、信号線12−2〜12−Mが、送信信号をそれぞれ接続している遅延部41−2〜41−Mへ入力する。ここでは、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、ある一定時間Dを用いて、遅延部41−i(2≦i≦M)においてDM(i−1)を与える。利得付与部14−1〜14−Mでは、信号線12−1からの送信信号および遅延部41−2〜41−Mからの遅延後の送信信号を入力し、それぞれに複素利得を付与する。
受信装置では、遅延部51−2〜51−Nが、利得付与部22−2〜22−Nからの受信信号を入力し、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、ある一定時間Dを用いて、遅延部51−j(2≦j≦N)においてD(j−1)を与える。
具体的に、送信アンテナを4本、受信アンテナを2本、遅延波なし、各伝送路の到来時間差がない場合のストリームの合成例について説明する。図8は、ストリームの合成を説明する図である。
送信装置は、変調部11から出力された信号と、遅延部41−2〜41−4において遅延量2D、4D、6Dだけ遅延された信号を、それぞれ4つの送信アンテナ15−1〜15−4から出力する。受信装置は、2つの受信アンテナ21−2〜21−2で、それぞれ4つの信号を受信し、一方の受信アンテナ21−2で受信した信号を遅延部51−2においてDだけ遅延させる。その後、受信装置は、遅延処理をした一方の受信アンテナ21−2の信号と、遅延処理をしていない他方の受信アンテナ21−1の信号を加算部24で加算する。このような遅延量を与えることにより、加算部24の出力においても実線部分である各主信号のタイミングが重複しない。
本実施の形態では、遅延部41−2〜41−M、51−2〜51−Nで処理する信号を、アナログ信号またはデジタル信号に限定していないが、アナログ信号であっても、本実施の形態で述べた遅延量と相当量の遅延時間が可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置において、受信装置の受信アンテナの本数を考慮した遅延量を付与することとした。このような方法においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、送信装置の送信アンテナ数をLK本、変調部の出力数をLとし、受信装置の受信アンテナ数をPQ本、復調部の入力数をPとして、変調部および復調部ではMIMO(Multiple Input Multiple Output)空間多重伝送を行い、受信装置では周波数領域での復調処理を行う無線通信システムについて説明する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図9は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部61と、信号線62−1〜62−LKと、遅延部63−2〜63−K、63−K+2〜63−K+K、…、63−(L−1)K+2〜63−LKと、利得付与部64−1〜64−LKと、送信アンテナ65−1〜65−LKと、を備える。変調部61は、送信信号を生成する。信号線62−1〜62−LKは、送信信号を送信アンテナの本数と同数に分岐した信号線である。遅延部63−2〜63−K、63−K+2〜63−K+K、…、63−(L−1)K+2〜63−LKは、送信信号に対して遅延処理を行う。利得付与部64−1〜64−LKは、送信信号に対して複素利得を付与する。送信アンテナ65−1〜65−LKは、送信信号を受信装置へ送信する。送信装置は、K本の送信アンテナを備える送信ブロックをL個備えているといえる。
図10は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ71−1〜71−PQと、利得付与部72−1〜72−PQと、遅延部73−2〜73−Q、73−Q+2〜73−Q+Q、…、73−(P−1)Q+2〜73−PQと、加算部74−1〜74−Pと、復調部75と、を備える。受信アンテナ71−1〜71−PQは、送信装置からの受信信号を受信する。利得付与部72−1〜72−PQは、受信信号に対して複素利得を付与する。遅延部73−2〜73−Q、73−Q+2〜73−Q+Q、…、73−(P−1)Q+2〜73−PQは、受信信号に対して遅延処理を行う。加算部74−1〜74−Pは、遅延後の受信信号を加算する。復調部75は、加算後の受信信号の復調を行う。受信装置は、Q本の受信アンテナを備える受信ブロックをP個備えているといえる。
送信装置では、変調部61が送信信号を生成してL個の系列の信号を出力する。さらに各系列の信号をK本に分岐し、信号線62−1〜62−LKのLK本の系列の信号を得る。このうち、信号線62−2〜62−K、…、62−(L−1)K+2〜62−LKが、送信信号をそれぞれ接続している遅延部63−2〜63−K、…、63−(L−1)K+2〜63−LKへ入力する。ここでは、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、ある一定時間Dを用いて、遅延部63−lK+k(0≦l≦L−1、2≦k≦K)においてD(k−1)を与える。送信アンテナ毎の遅延量の設定方法は、この限りではない。
利得付与部64−1〜64−LKでは、信号線62−1、…、62−(L−1)K+1からの送信信号および遅延部63−2〜63−K、…、63−(L−1)K+2〜63−LKからの遅延後の送信信号を入力し、それぞれに複素利得を付与する。なお、ここでの利得付与の処理は任意であり、ダイバーシチ効果を得る上で必要でなければ行わなくてもよい。また、遅延部63−2〜63−K、…、63−(L−1)K+2〜63−LKと利得付与部64−2〜64−K、…、64−(L−1)K+2〜64−LKの位置は前後してもよい。送信アンテナ65−1〜65−LKは、利得付与部64−1〜64−LKからの利得付与後の送信信号を受信装置へ送信する。
受信装置では、受信アンテナ71−1〜71−PQが、受信したそれぞれの受信信号を、利得付与部72−1〜72−PQへ入力する。利得付与部72−1〜72−PQでは複素利得付与を行うが、ここでの利得付与の処理は任意であり、ダイバーシチ効果を得る上で必要がなければ行わなくてもよい。遅延部73−2〜73−Q、…、73−(P−1)Q+2〜73−PQが、利得付与部72−2〜72−Q、…、72−(P−1)Q+2〜72−PQからの受信信号を入力し、ダイバーシチ効果を得る上で適切な遅延量の一例として、ある一定時間Dを用いて、遅延部73−pQ+q(0≦p≦P−1、2≦q≦Q)においてDK(q−1)を与える。受信アンテナ毎の遅延量の設定方法は、この限りではない。なお、利得付与部72−2〜72−Q、…、72−(P−1)Q+2〜72−PQと遅延部73−2〜73−Q、…、73−(P−1)Q+2〜73−PQの位置は前後してもよい。加算部74−1〜74−Pが、利得付与部72−1、…、72−(P−1)Q+1からの受信信号および遅延部73−2〜73−Q、…、73−(P−1)Q+2〜73−PQからの遅延後の受信信号を合成する。その後、復調部75が、合成後の受信信号の復調処理を行う。
各送信ブロック単位および各受信ブロック単位でみると、遅延量の付与の方法は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、遅延部63−2〜63−K、63−K+2〜63−K+K、…、63−(L−1)K+2〜63−LK、73−2〜73−Q、73−Q+2〜73−Q+Q、…、73−(P−1)Q+2〜73−PQで処理する信号を、アナログ信号またはデジタル信号に限定していないが、アナログ信号であっても、本実施の形態で述べた遅延量と相当量の遅延処理が可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置の送信ブロックおよび受信装置の受信ブロックごとに、実施の形態1と同様の遅延を与えることとした。これにより、MIMO空間多重伝送の場合においても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。更に、本実施の形態で述べた遅延処理は、等価的に伝送路のマルチパス数を増加させるため、送受信ブランチ間の空間相関を低減する効果が働き、空間多重伝送時には空間多重信号の受信分離性能を高めることができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、送信装置および受信装置において、マルチパス伝送路における信号の遅延を考慮した遅延量を付与する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図11は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部11と、信号線12−1〜12−Mと、遅延部81−2〜81−Mと、利得付与部14−1〜14−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。遅延部81−2〜81−Mは、送信信号に対して遅延処理を行う。
図12は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ21−1〜21−Nと、利得付与部22−1〜22−Nと、遅延部91−2〜91−Nと、加算部24と、復調部25と、を備える。遅延部91−2〜91−Nは、受信信号に対して遅延処理を行う。
ここでは、送信アンテナ15−i(1≦i≦M)から受信アンテナ21−j(1≦j≦N)までの伝送路Hi,jがMN通り存在する。ここで、送信アンテナ15−iから全N受信アンテナに対する伝送路において、到来波の最大の遅延量をDiとする。すなわち、Diは、伝送路中で最も早く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到達する到来波の到来時刻と、伝送路中で最も遅く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到達する到来波の到来時刻との時間差を表している。次に、「Di’>Di」を満たすM個(送信アンテナの本数と同数)のDi’を決定する。これらの遅延量の算出については、例えば、受信装置にてパイロットシンボルを利用した伝送路推定などによって伝送路を推定し、送信装置に通知するなどの方法で遅延プロファイルを取得することによって実現可能である。
送信装置では、遅延部81−2〜81−Mが、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部81−i(2≦i≦M)において下記(2)式で表す遅延量を与える。すなわち、遅延部81−i(2≦i≦M)では、遅延部81−1〜81−(i−1)までの総遅延量を与える。利得付与部14−1〜14−Mでは、信号線12−1からの送信信号および遅延部81−2〜81−Mからの遅延後の送信信号を入力し、それぞれに複素利得を付与する。なお、送信アンテナ毎の遅延量の設定方法は、この限りではない。
Figure 0005183798
受信装置では、遅延部91−2〜91−Nが、利得付与部22−2〜22−Nからの受信信号を入力し、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部91−j(2≦j≦N)において下記(3)式で表す遅延量を与える。なお、受信アンテナ毎の遅延量の設定方法は、この限りではない。
Figure 0005183798
具体的に、送信アンテナを2本、受信アンテナを2本、最大遅延量1シンボル、各伝送路の到来時間差がない場合のストリームの合成例について説明する。図13は、ストリームの合成を説明する図である。
送信装置は、変調部11から出力された信号と、遅延部81−2において遅延量2Dだけ遅延された信号を、それぞれ2つの送信アンテナ15−1〜15−2から出力する。受信装置は、2つの受信アンテナ21−1〜21−2で、それぞれ3つの信号を受信し、一方の受信アンテナ21−2で受信した信号を遅延部91−2において4Dだけ遅延させる。その後、受信装置は、遅延処理をした一方の受信アンテナ21−2の信号と、遅延処理をしていない他方の受信アンテナ21−1の信号を加算部24で加算する。このような遅延量を与えることにより、加算部24の出力においても実線部分である各主信号のタイミングが重複しない。
本実施の形態では、遅延部81−2〜81−M、91−2〜91−Nで処理する信号を、アナログ信号またはデジタル信号に限定していないが、アナログ信号であっても、本実施の形態で述べた遅延量と相当量の遅延処理が可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置が、送信信号がマルチパス伝送路を通過する場合においても、受信アンテナで主信号のタイミングが重複しないように遅延を与える。また、受信装置が、複数の受信アンテナで受信した信号に対して、加算時に主信号のタイミングが重複しないように遅延を与えることとした。これにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、この実施の形態で説明した遅延量の決定法は、実施の形態3に対しても適用可能である。
実施の形態5.
本実施の形態では、送信装置および受信装置において、マルチパス伝送路における信号の遅延を考慮した遅延量を付与する。実施の形態4と異なる部分について説明する。
送信装置および受信装置の構成は、実施の形態4と同様である。ここでは、送信アンテナ15−i(1≦i≦M)から受信アンテナ21−j(1≦j≦N)までの伝送路Hi,jがMN通り存在する。ここで、送信アンテナ15−iから全N受信アンテナに対する伝送路において、伝送路中で最も早く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到達する到来波の遅延量(送信時刻と到来時刻との時間差)をDi *とする。また、伝送路中で最も遅く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到達する到来波の遅延量(送信時刻と到来時刻との時間差)をDiとする。次に、「Di’>(Di−Di+1 *)」を満たすM個(送信アンテナの本数と同数)のDi’を決定する。
送信装置では、遅延部81−2〜81−Mが、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部81−i(2≦i≦M)において前記(2)式で表す遅延量を与える。
受信装置では、遅延部91−2〜91−Nが、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部91−j(2≦j≦N)において前記(3)式で表す遅延量を与える。
本実施の形態では、遅延部81−2〜81−M、91−2〜91−Nで処理する信号を、アナログ信号またはデジタル信号に限定していないが、アナログ信号であっても、本実施の形態で述べた遅延量と相当量の遅延処理が可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置が、送信信号がマルチパス伝送路を通過する場合に、伝送路の先頭波の遅延を考慮して遅延を与えることとした。これにより、実施の形態4と比較して、少ない遅延量の付与で同等の効果を得ることができる。
なお、この実施の形態で説明した遅延量の決定法は、実施の形態3に対しても適用可能である。
実施の形態6.
本実施の形態では、送信装置および受信装置において、符号間干渉を考慮した遅延量を付与する。ここでは、伝送路の遅延波による符号間干渉に対応するため、変調シンボルの先頭には、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)等のマルチキャリア通信で広く用いられる、ガードインターバルまたはガードタイムが付加されることを想定している。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図14は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部11と、信号線12−1〜12−Mと、遅延量制御部101と、遅延部102−2〜102−Mと、利得付与部14−1〜14−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。遅延量制御部101は、各遅延部の遅延量を制御する。遅延部102−2〜102−Mは、送信信号に対して遅延処理を行う。
図15は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ21−1〜21−Nと、利得付与部22−1〜22−Nと、遅延量制御部111と、遅延部112−2〜112−Nと、加算部24と、復調部25と、を備える。遅延量制御部111は、各遅延部の遅延量を制御する。遅延部112−2〜112−Nは、受信信号に対して遅延処理を行う。
送信装置では、ガードインターバルまたはガードタイムの長さをG_lenとし、全伝送路で最も早く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到来する先頭波の到来時刻と、全伝送路で最も遅く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到来する遅延波の到来時刻との時間差を最大遅延量D_lenとした場合に、遅延量制御部101が、「G_len≧D_len+D(MN−1)」を満たすようにDを決定する。また、遅延部102−2〜102−Mが、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部102−i(2≦i≦M)においてD(i−1)を与える。これらの遅延量の算出については、例えば、受信装置にてパイロットシンボルを利用した伝送路推定などによって伝送路を推定し、送信装置に通知するなどの方法で遅延プロファイルを取得することによって実現可能である。
受信装置では、遅延量制御部111が、遅延量制御部101と同様の方法により遅延量を決定する。また、遅延部112−2〜112−Nが、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部112−j(2≦j≦N)においてDM(j−1)を与える。
本実施の形態では、遅延部102−2〜102−M、112−2〜112−Nで処理する信号を、アナログ信号またはデジタル信号に限定していないが、アナログ信号であっても、本実施の形態で述べた遅延量と相当量の遅延処理が可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置が、送信信号が受信アンテナで符号間干渉しないように遅延を与える。また、受信装置が、複数の受信アンテナで受信した信号に対して、加算時に符号間干渉しないように遅延を与えることとした。これにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態7.
本実施の形態では、送信装置および受信装置において、符号間干渉を考慮した遅延量を付与する。実施の形態6と異なる部分について説明する。
図16は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部11と、信号線12−1〜12−Mと、遅延量制御部121と、遅延部122−2〜122−Mと、利得付与部14−1〜14−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。遅延量制御部121は、各遅延部の遅延量を制御する。遅延部122−2〜122−Mは、送信信号に対して遅延処理を行う。
図17は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ21−1〜21−Nと、利得付与部22−1〜22−Nと、遅延量制御部131と、遅延部132−2〜132−Nと、加算部24と、復調部25と、を備える。遅延量制御部131は、各遅延部の遅延量を制御する。遅延部132−2〜132−Nは、受信信号に対して遅延処理を行う。
ここでは、送信アンテナ15−i(1≦i≦M)から受信アンテナ21−j(1≦j≦N)までの伝送路Hi,jがMN通り存在する。ここで、送信アンテナ15−iから全N受信アンテナに対する伝送路において、伝送路中で受信電力が所定の値γを超える到来波のうち、最も早く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到来する到来波の遅延量(送信時刻と到来時刻との時間差)をDi *とする。また、伝送路中で受信電力が所定の値γを超える到来波のうち、最も遅く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到達する波の遅延量(送信時刻と到来時刻との時間差)をDiとする。
送信装置および受信装置では、ガードインターバルまたはガードタイムの長さをG_lenとし、全伝送路で最も早く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到来する先頭波の到来時刻と、全伝送路で最も遅く受信アンテナ21−1〜21−Nのいずれかに到来する遅延波の到来時刻との時間差を最大遅延量D_lenとした場合に、遅延量制御部121、131が、「Di’>(Di−Di+1 *)(ただし、DM’=DMとする)を満たし、かつ、下記(4)式を満たすようにγを決定して、M個(送信アンテナの本数と同数)のD1’、…、DM’を設定する。これらの遅延量の算出については、例えば、受信装置にてパイロットシンボルを利用した伝送路推定などによって伝送路を推定し、送信装置に通知するなどの方法で遅延プロファイルを取得することによって実現可能である。
Figure 0005183798
送信装置では、遅延部122−2〜122−Mが、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部122−i(2≦i≦M)において、遅延量制御部121で決定したDi’を用いて、前記(2)式で表す遅延量を与える。利得付与部14−1〜14−Mでは、信号線12−1からの送信信号および遅延部122−2〜122−Mからの遅延後の送信信号を入力し、それぞれに複素利得を付与する。
受信装置では、遅延部132−2〜132−Nが、ダイバーシチ効果を実現するための適切な遅延量の一例として、遅延部132−j(2≦j≦N)において前記(3)式で表す遅延量を与える。
本実施の形態では、遅延部122−2〜122−M、132−2〜132−Nで処理する信号を、アナログ信号またはデジタル信号に限定していないが、アナログ信号であっても、本実施の形態で述べた遅延量と相当量の遅延処理が可能である。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置および受信装置が、所定の受信電力を超える信号が符号間干渉しないように遅延を与えることで、受信装置では、所定の受信電力を超える主信号同士を時間的に重複せずに加算できることとした。これにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、この実施の形態で説明した遅延量の決定法は、実施の形態3に対しても適用可能である。
実施の形態8.
本実施の形態では、送信装置および受信装置において、遅延処理を行うアンテナを選択する。実施の形態1と異なる部分について説明する。
図18は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部11と、信号線12−1、18−1〜18−Mと、送信アンテナ選択部17と、遅延部141−2〜141−Mと、利得付与部14−1〜14−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。送信アンテナ選択部17は、遅延処理後の信号を送信するアンテナ候補15−2〜15−Mから、実際に送信するアンテナを選択する。遅延部141−2〜141−Mは、送信信号に対して遅延処理を行う。
図19は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ21−1〜21−Nと、利得付与部22−1〜22−Nと、遅延部142−2〜142−Nと、受信アンテナ選択部27と、加算部24と、復調部25と、を備える。受信アンテナ選択部27は、受信アンテナ候補21−2〜21−Nから、受信アンテナ21−1で受信した信号と実際に合成するアンテナを選択する。遅延部142−2〜142−Nは、受信信号に対して遅延処理を行う。
送信装置では、変調部11で生成された送信信号を、信号線12−1と18−1に分岐する。信号線12−1に分岐された信号は、実施の形態1と同様に処理され、送信アンテナ15−1から送信される。信号線18−1に分岐された信号は、送信アンテナ選択部17へ入力される。送信アンテナ選択部17は、送信アンテナ15−2〜15−Mからアンテナを選択し、選択したアンテナに対応する信号線と接続する。アンテナを選択する基準として、伝送路利得が最も高いアンテナを選択することなどが挙げられる。伝送路利得の算出については、パイロットシンボルを利用した伝送路推定期間などにおいて、送信アンテナ選択部17が送信アンテナを切り替えて伝送路推定することによって算出可能である。例えば、伝送路推定期間において、送信アンテナ選択部17は、初めに送信アンテナ15−2を選択して受信装置において伝送路推定を行い、伝送路利得を求め送信装置にフィードバックし、送信アンテナ選択部17は、次に送信アンテナ15−3を選択して受信装置において伝送路推定を行い、伝送路利得を求め送信装置にフィードバックする。以上の手順を、送信アンテナ15−2〜15−Mについて実施することにより、送信アンテナの全組み合わせでの伝送路利得が得られる。
選択された送信アンテナを15−i(2≦i≦M)とする。遅延部141−iでは信号線18−iから入力された信号に遅延を与える。ここで与える遅延量は、実施の形態1〜7のいずれかの方法で決定することとする。利得付与部14−1、14−iでは、信号線12−1からの送信信号および遅延部141−iからの遅延後の送信信号を入力し、それぞれに複素利得を付与する。
受信装置では、受信アンテナ選択部27が、受信アンテナ21−2〜21−Nから、アンテナを選択し、選択したアンテナに対応する信号線と加算部24とを接続する。アンテナを選択する基準は、前記送信アンテナ選択部17での選択基準と同様、伝送路利得が最も高いアンテナを選択することなどが挙げられる。例えば、伝送路推定期間において、受信アンテナ選択部27は、初めに受信アンテナ21−2を選択して伝送路推定を行い伝送路利得を求め、受信アンテナ選択部27は、次に受信アンテナ21−3を選択して伝送路推定を行い伝送路利得を求める。以上の手順を、受信アンテナ21−2〜21−Nについて実施することにより、受信アンテナの全組み合わせでの伝送路利得が得られる。
選択された受信アンテナを21−j(2≦j≦N)とする。遅延部142−jでは利得付与部22−jから入力された信号に遅延を与える。ここで与える遅延量は、実施の形態1〜7のいずれかの方法で決定することとする。加算部24では、利得付与部22−1からの受信信号と、遅延部142−jからの遅延後の受信信号を合成する。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置において、遅延処理を行う送信アンテナを選択することとし、受信装置において、遅延処理を行う受信アンテナを選択することとした。これにより、実際に使用するアンテナおよび関連する回路の駆動数を最小数に抑え、使用しないアンテナおよび関連する回路の消費電力を低減することができる。
実施の形態9.
本実施の形態では、送信装置および受信装置において、送信および受信に使用するアンテナを選択する。実施の形態8と異なる部分について説明する。
図20は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部11と、選択分岐部19と、信号線151−1〜151−Mと、遅延部161−1〜161−Mと、利得付与部14−1〜14−Mと、送信アンテナ15−1〜15−Mと、を備える。選択分岐部19は、信号を送信するアンテナ候補15−1〜15−Mから、実際に送信するアンテナを選択する。遅延部161−1〜161−Mは、送信信号に対して遅延処理を行う。
図21は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ21−1〜21−Nと、利得付与部22−1〜22−Nと、遅延部162−1〜162−Nと、信号線152−1〜152−Nと、選択合成部29と、復調部25と、を備える。選択合成部29は、受信アンテナ候補21−1〜21−Nから、合成するアンテナを選択する。遅延部162−1〜162−Nは、受信信号に対して遅延処理を行う。
送信装置では、変調部11で生成された送信信号を、選択分岐部19にて分岐する。選択分岐部19では、送信アンテナ15−1〜15−Mから、アンテナを1本以上選択する。アンテナを選択する基準として、各アンテナ選択時の伝送路利得を求めランキングし、規定されたアンテナ本数以下の条件下で伝送路利得が高いアンテナをランキング上位から順に選択することや、規定された総伝送路利得を満足する条件下でランキング上位から順にアンテナを選択し最小のアンテナ数に抑制すること、などが挙げられる。
ここでは、選択分岐部19において3本の送信アンテナが選択されたとする。選択された送信アンテナを15−i、15−j、15−k(1≦i、j、k≦M、i≠j、j≠k、k≠i)とする。選択分岐部19は、信号線151−i、151−j、151−kに信号を分岐する。遅延部161−i、161−j、161−kでは、入力された信号に遅延を与える。ここで与える遅延量は、実施の形態1〜7のいずれかの方法で決定するが、総遅延量を最小量に抑えるため、選択されたアンテナのうち1本に対しては遅延を与えず、その他のアンテナに対しては相対的な遅延量を設定することとしても良い。利得付与部14−i、14−j、14−kでは、遅延部161−i、161−j、161−kからの遅延後の送信信号を入力し、それぞれに複素利得を付与する。
受信装置では、選択合成部29が、受信アンテナ21−1〜21−Nからアンテナを選択し、選択したアンテナに対応する信号線からの受信信号を加算し、復調部25へ出力する。アンテナを選択する基準は、前記選択分岐部19での選択基準と同様である。
ここでは、選択合成部29において2本の送信アンテナが選択されたとする。選択された受信アンテナを21−l、21−m(1≦l、m≦N、l≠m)とする。信号線152−l、152−mと選択合成部29が接続される。遅延部162−l、162−mでは利得付与部22−l、22−mから入力された信号に遅延を与える。ここで与える遅延量は、実施の形態1〜7のいずれかの方法で決定するが、総遅延量を最小量に抑えるため、選択されたアンテナのうち1本に対しては遅延を与えず、その他のアンテナに対しては相対的な遅延量を設定することとしても良い。選択合成部29では、遅延部162−l、162−mからの受信信号を合成する。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置において、分岐する送信アンテナを選択することとし、受信装置において、信号を合成する受信アンテナを選択することとした。これにより、伝送路利得の高いアンテナを選択することで効率良く通信性能を改善できる。また、実際に使用するアンテナおよび関連する回路の駆動数を最小数に抑え、使用しないアンテナおよび関連する回路の消費電力を低減することができる。
実施の形態10.
本実施の形態では、送信装置の送信アンテナ数をLK本、変調部の出力数をLとし、受信装置の受信アンテナ数をPQ本、復調部の入力数をPとして、変調部および復調部ではMIMO空間多重伝送を行う無線通信システムについて説明する。実施の形態3と異なる部分について説明する。
図22は、送信装置の構成例を示す図である。送信装置は、変調部61と、選択分岐部69−1〜69−Lと、信号線171−1〜171−LKと、遅延部181−1〜181−LKと、利得付与部64−1〜64−LKと、送信アンテナ65−1〜65−LKと、を備える。選択分岐部69−l(1≦l≦L)は、信号を送信するアンテナ候補65−(l−1)K+1〜65−lKから、実際に送信するアンテナを選択し、信号線171−(l−1)K+1〜171−lKから、選択したアンテナに対応する信号線と接続する。遅延部181−1〜181−LKは、送信信号に対して遅延処理を行う。
図23は、受信装置の構成例を示す図である。受信装置は、受信アンテナ71−1〜71−PQと、利得付与部72−1〜72−PQと、遅延部182−1〜182−PQと、信号線172−1〜172−PQと、選択合成部79−1〜79−Pと、復調部75と、を備える。遅延部182−1〜182−PQは、受信信号に対して遅延処理を行う。選択合成部79−p(1≦p≦P)は、信号を合成するアンテナ候補71−(p−1)Q+1〜71−pQから、実際に合成するアンテナを選択し、信号線172−(p−1)Q+1〜171−pQから、選択したアンテナに対応する信号線と接続する。
送信装置では、変調部61にてL個の信号系列が生成される。簡単のため、l番目(1≦l≦L)の信号系列について説明する。以下の説明は、L個の送信ブロック全てに共通であり、L個独立に動作する。l番目の信号系列は、選択分岐部69−lに入力される。選択分岐部69−lの処理は、実施の形態9と同様である。ただし、アンテナを選択する基準として、実施の形態9の基準に加え、他の選択分岐部69−1〜69−l−1、69−l+1〜69−Lで選択されたアンテナと空間相関が低くなるアンテナを選択することや、伝送路容量が高くなるアンテナを選択すること、などが挙げられる。空間相関や伝送路容量の算出については、パイロットシンボルを利用した伝送路推定期間などにおいて、送選択分岐部69−lが送信アンテナを切り替えて伝送路推定することによって算出可能である。
ここでは、選択分岐部69−lにおいて3本の送信アンテナが選択されたとする。選択された送信アンテナを65−(l−1)K+i、65−(l−1)K+j、65−(l−1)K+k(1≦i、j、k≦K、i≠j、j≠k、k≠i)とする。選択分岐部69−lは、信号線171−(l−1)K+i、171−(l−1)K+j、171−(l−1)K+kに信号を分岐する。遅延部181−(l−1)K+i、181−(l−1)K+j、181−(l−1)K+kでは、入力された信号に遅延を与える。ここで与える遅延量は、実施の形態1〜7のいずれかの方法で決定するが、総遅延量を最小量に抑えるため、選択されたアンテナのうち1本に対しては遅延を与えず、その他のアンテナに対しては相対的な遅延量を設定することとしても良い。
受信装置では、P個の受信信号系列を復調部75へ入力する。簡単のため、p番目(1≦p≦P)の信号系列について説明する。以下の説明は、P個の受信ブロック全てに共通であり、P個独立に動作する。選択合成部79−p(1≦p≦P)が、受信アンテナ71−(p−1)Q+1〜71−pQからアンテナを選択し、選択したアンテナに対応する信号線からの受信信号を加算し、復調部75へ出力する。アンテナを選択する基準は、前記選択分岐部69−l(1≦l≦L)での選択基準と同様である。
ここでは、選択合成部79−pにおいて2本の送信アンテナが選択されたとする。選択された受信アンテナを71−(p−1)Q+l、71−(p−1)Q+m(1≦l、m≦Q、l≠m)とする。信号線172−(p−1)Q+l、172−(p−1)Q+mと選択合成部79−pが接続される。遅延部182−(p−1)Q+l、182−(p−1)Q+mでは利得付与部72−(p−1)Q+l、72−(p−1)Q+mから入力された信号に遅延を与える。ここで与える遅延量は、実施の形態1〜7のいずれかの方法で決定するが、総遅延量を最小量に抑えるため、選択されたアンテナのうち1本に対しては遅延を与えず、その他のアンテナに対しては相対的な遅延量を設定することとしても良い。選択合成部79−pでは、遅延部182−(p−1)Q+l、182−(p−1)Q+mからの受信信号を合成する。
以上説明したように、本実施の形態では、送信装置の送信ブロックおよび受信装置の受信ブロックごとに、実施の形態9と同様の処理を行うこととした。これにより、MIMO空間多重伝送の場合においても、実施の形態9と同様の効果を得ることができる。更に、本実施の形態で述べたアンテナ選択基準は、送受信ブランチ間の空間相関を低減する、または伝送路容量を増加させるよう作用するため、空間多重伝送時には空間多重信号の受信分離性能を高めることができる。
なお、上記実施の形態1〜10で説明した装置構成と遅延量の設定は、適宜組み合わせることが可能である。
以上のように、本発明にかかる無線通信システムは、複数のアンテナを使用した通信に有用であり、特に、送受に複数のアンテナを用いる場合に適している。
11 変調部
12−1、…、12−M 信号線
13−2、…、13−M 遅延部
14−1、…、14−M 利得付与部
15−1、…、15−M 送信アンテナ
17 送信アンテナ選択部
18−1、…、18−M 信号線
19 選択分岐部
21−1、…、21−N 受信アンテナ
22−1、…、22−N 利得付与部
23−2、…、23−N 遅延部
24 加算部
25 復調部
27 受信アンテナ選択部
29 選択合成部
31−1、…、31−M 変調部
41−2、…、41−M 遅延部
51−2、…、51−N 遅延部
61 変調部
62−1、…、62−LK 信号線
63−2、…、63−K、…、63−(L−1)K+2、…、63−LK 遅延部
64−1、…、64−LK 利得付与部
65−1、…、65−LK 送信アンテナ
69−1、…、69−L 選択分岐部
71−1、…、71−PQ 受信アンテナ
72−1、…、72−PQ 利得付与部
73−2、…、73−Q、…、73−(P−1)Q+2、…、73−PQ 遅延部
74−1、…、74−P 加算部
75 復調部
79−1、…、79−P 選択合成部
81−2、…、81−M 遅延部
91−2、…、91−N 遅延部
101 遅延量制御部
102−2、…、102−M 遅延部
111 遅延量制御部
112−2、…、112−N 遅延部
121 遅延量制御部
122−2、…、122−M 遅延部
131 遅延量制御部
132−2、…、132−N 遅延部
141−2、…、141−M 遅延部
142−2、…、142−N 遅延部
151−1、…、151−M 信号線
152−1、…、152−N 信号線
161−1、…、161−M 遅延部
162−1、…、162−N 遅延部
171−1、…、171−LK 信号線
172−1、…、172−PQ 信号線
181−1、…、181−LK 遅延部
182−1、…、182−PQ 遅延部

Claims (26)

  1. 複数の送信アンテナを備える送信装置と、複数の受信アンテナを備える受信装置と、から構成される無線通信システムであって、
    前記送信装置は、
    信号を複数の前記送信アンテナに対応した複数の信号路を通る複数の送信信号に分岐する分岐手段と、
    前記信号路の少なくとも1つに設けられ、少なくとも、遅延時間の基準となる基準時間と、送信アンテナごとに設定され各送信アンテナを識別する番号とを用いて、前記複数の送信信号ごとに異なる遅延を付加する送信遅延手段と、
    を備え、
    前記分岐手段により分岐された送信信号が前記送信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された送信信号を送信信号とし、前記各送信信号を前記複数の送信アンテナを介して前記受信装置へ送信し、
    前記受信装置は、
    前記複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を通す複数の信号路の少なくとも1つに設けられ、少なくとも、前記基準時間と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号とを用いて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記各受信信号を加算する加算手段と、
    を備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 複数の送信アンテナを備える送信装置と、複数の受信アンテナを備える受信装置と、から構成される無線通信システムであって、
    前記送信装置は、
    信号を複数の前記送信アンテナに対応した複数の信号路を通る複数の送信信号に分岐する分岐手段と、
    前記信号路の少なくとも1つに設けられ、前記送信装置と前記受信装置の間の伝送遅延量から送信アンテナごとに設定した遅延時間の基準となる基準時間と、送信アンテナごとに規定された遅延時間の設定とに基づいて、前記複数の送信信号ごとに異なる遅延を付加する送信遅延手段と、
    を備え、
    前記分岐手段により分岐された送信信号が前記送信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された送信信号を送信信号とし、前記各送信信号を前記複数の送信アンテナを介して前記受信装置へ送信し、
    前記受信装置は、
    前記複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を通す複数の信号路の少なくとも1つに設けられ、前記送信アンテナごとに設定された基準時間の総和と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号とに基づいて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記各受信信号を加算する加算手段と、
    を備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 複数の送信アンテナを備える送信装置と、複数の受信アンテナを備える受信装置と、から構成される無線通信システムであって、
    前記送信装置は、
    信号を複数の前記送信アンテナに対応した複数の信号路を通る複数の送信信号に分岐する分岐手段と、
    前記信号路の少なくとも1つに設けられ、少なくとも、前記送信装置と受信装置の間の伝送遅延量とガードインターバルまたはガードタイムの長さとに基づいて設定した遅延時間の基準となる基準時間と、送信アンテナごとに設定され各送信アンテナを識別する番号とを用いて、前記複数の送信信号ごとに異なる遅延を付加する送信遅延手段と、
    を備え、
    前記分岐手段により分岐された送信信号が前記送信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された送信信号を送信信号とし、前記各送信信号を前記複数の送信アンテナを介して前記受信装置へ送信し、
    前記受信装置は、
    前記複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を通す複数の信号路の少なくとも1つに設けられ、少なくとも、前記基準時間と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号を用いて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記各受信信号を加算する加算手段と、
    を備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 前記送信遅延手段が複数ある場合、前記送信遅延手段のうちの少なくとも2つが送信信号に付加する遅延量は異なる
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
  5. 前記受信遅延手段が複数ある場合、前記受信遅延手段のうちの少なくとも2つが受信信号に付加する遅延量は異なる
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
  6. 前記複数の送信アンテナの一部は選択された場合に送信信号を送信する選択送信アンテナであり、前記選択送信アンテナから送信信号の送信に使用する送信アンテナを選択し、前記分岐手段により分岐された送信信号を前記選択された送信アンテナに対応する信号路に出力する送信アンテナ選択手段を備える
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
  7. 前記複数の受信アンテナの一部は選択された場合に受信信号を受信する被選択受信アンテナであり、前記被選択受信アンテナから受信信号の受信に使用する受信アンテナを選択し、前記選択された受信アンテナで受信した受信信号を前記加算手段に出力する受信アンテナ選択手段を備える
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
  8. 前記分岐手段は、前記複数の送信アンテナの中から送信信号の送信に使用する送信アンテナを選択し、前記選択された送信アンテナに対応する信号路に対して送信信号を分岐する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
  9. 前記加算手段は、前記複数の受信アンテナから受信信号の受信に使用する受信アンテナを選択し、前記選択された受信アンテナで受信された受信信号を加算する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の無線通信システム。
  10. 複数の送信アンテナを備える送信装置と、複数の受信アンテナを備える受信装置と、から構成される無線通信システムであって、
    前記送信装置は、
    前記送信アンテナの数よりも小さい複数の系列の信号を出力する信号生成手段と、
    前記信号生成手段から出力された各系列の信号に対応し1以上の送信アンテナを含む複数の送信ブロックからなり、
    1の前記送信ブロックは、
    当該送信ブロックに対応する系列の信号を、当該送信ブロックが備える送信アンテナに対応した複数の信号路を通る複数の送信信号に分岐する分岐手段と、
    前記信号路の少なくとも1つに設けられ、遅延時間の基準となる基準時間と、送信アンテナごとに設定され各送信アンテナを識別する番号とに基づいて、前記複数の送信信号ごとに異なる遅延を付加する送信遅延手段と、
    を備え、
    前記分岐手段により分岐された送信信号が前記送信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された送信信号を送信信号とし、前記各送信信号を当該送信ブロックが備える送信アンテナを介して前記受信装置へ送信し、
    前記受信装置は、
    1以上の受信アンテナを含む複数の受信ブロックからなり、
    前記受信ブロックにそれぞれ対応する入力端子を備え、前記各入力端子から入力された受信信号を復調する復調手段、
    を備え、
    1の前記受信ブロックは、
    当該受信ブロックが備える受信アンテナで受信した受信信号を通す信号路の少なくとも1つに設けられ、前記基準時間と、前記送信ブロックの送信アンテナの本数と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号とに基づいて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記受信信号を加算して前記復調手段へ出力する加算手段と、
    を備える
    ことを特徴とする無線通信システム。
  11. 1の前記送信ブロック内に前記送信遅延手段が複数ある場合、前記送信遅延手段のうちの少なくとも2つが送信信号に付加する遅延量は異なる
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信システム。
  12. 1の前記受信ブロック内に前記受信遅延手段が複数ある場合、前記受信遅延手段のうちの少なくとも2つが受信信号に付加する遅延量は異なる
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信システム。
  13. 前記送信ブロックの分岐手段は、当該送信ブロックに含まれる送信アンテナの中から送信信号の送信に使用する送信アンテナを選択し、前記選択された送信アンテナに対応する信号路に対して送信信号を分岐する
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信システム。
  14. 前記受信ブロックの加算手段は、当該受信ブロックに含まれる受信アンテナの中から受信信号の受信に使用する受信アンテナを選択し、前記選択された受信アンテナに対応する受信信号を加算する
    ことを特徴とする請求項10に記載の無線通信システム。
  15. 複数の受信アンテナを備える受信装置と無線通信システムを構成する、複数の送信アンテナを備える送信装置であって、
    前記送信アンテナの数よりも小さい複数の系列の信号を出力する信号生成手段と、
    前記信号生成手段から出力された各系列の信号に対応し1以上の送信アンテナを含む複数の送信ブロックからなり、
    1の前記送信ブロックは、
    当該送信ブロックに対応する系列の信号を、当該送信ブロックが備える送信アンテナに対応した複数の信号路を通る複数の送信信号に分岐する分岐手段と、
    前記信号路の少なくとも1つに設けられ、遅延時間の基準となる基準時間と、送信アンテナごとに設定され各送信アンテナを識別する番号とに基づいて、前記複数の送信信号ごとに異なる遅延を付加する送信遅延手段と、
    を備え、
    前記分岐手段により分岐された送信信号が前記送信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された送信信号を送信信号とし、前記各送信信号を当該送信ブロックが備える送信アンテナを介して前記受信装置へ送信する
    ことを特徴とする送信装置。
  16. 1の前記送信ブロック内に前記送信遅延手段が複数ある場合、前記送信遅延手段のうちの少なくとも2つが送信信号に付加する遅延量は異なる
    ことを特徴とする請求項15に記載の送信装置。
  17. 前記送信ブロックの分岐手段は、当該送信ブロックに含まれる送信アンテナの中から送信信号の送信に使用する送信アンテナを選択し、前記選択された送信アンテナに対応する信号路に対して送信信号を分岐する
    ことを特徴とする請求項15に記載の送信装置。
  18. 複数の送信アンテナを備える送信装置と無線通信システムを構成する、複数の受信アンテナを備える受信装置であって、
    前記複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を通す複数の信号路の少なくとも1つに設けられ、少なくとも、遅延時間の基準となる基準時間と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号とを用いて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記各受信信号を加算する加算手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  19. 複数の送信アンテナを備える送信装置と無線通信システムを構成する、複数の受信アンテナを備える受信装置であって、
    前記複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を通す複数の信号路の少なくとも1つに設けられ、前記送信装置と前記受信装置の間の伝送遅延量から送信アンテナごとに設定された基準時間の総和と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号とに基づいて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記各受信信号を加算する加算手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  20. 複数の送信アンテナを備える送信装置と無線通信システムを構成する、複数の受信アンテナを備える受信装置であって、
    前記複数の受信アンテナで受信した複数の受信信号を通す複数の信号路の少なくとも1つに設けられ、少なくとも、前記送信装置と自装置の間の伝送遅延量とガードインターバルまたはガードタイムの長さとに基づいて設定した遅延時間の基準となる基準時間と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号を用いて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記各受信信号を加算する加算手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  21. 前記受信遅延手段が複数ある場合、前記受信遅延手段のうちの少なくとも2つが受信信号に付加する遅延量は異なる
    ことを特徴とする請求項18、19または20に記載の受信装置。
  22. 前記複数の受信アンテナの一部は選択された場合に受信信号を受信する被選択受信アンテナであり、前記被選択受信アンテナから受信信号の受信に使用する受信アンテナを選択し、前記選択された受信アンテナで受信した受信信号を前記加算手段に出力する受信アンテナ選択手段を備える
    ことを特徴とする請求項18、19または20に記載の受信装置。
  23. 前記加算手段は、前記複数の受信アンテナから受信信号の受信に使用する受信アンテナを選択し、前記選択された受信アンテナで受信された受信信号を加算する
    ことを特徴とする請求項18、19または20に記載の受信装置。
  24. 複数の送信アンテナを備える送信装置と無線通信システムを構成する、複数の受信アンテナを備える受信装置であって、
    前記送信装置が、前記送信アンテナの数よりも小さい複数の系列の信号を出力する信号生成手段から出力された各系列の信号に対応し1以上の送信アンテナを含む複数の送信ブロックを備える場合に、
    1以上の受信アンテナを含む複数の受信ブロックからなり、
    前記受信ブロックにそれぞれ対応する入力端子を備え、前記各入力端子から入力された受信信号を復調する復調手段、
    を備え、
    1の前記受信ブロックは、
    当該受信ブロックが備える受信アンテナで受信した受信信号を通す信号路の少なくとも1つに設けられ、遅延時間の基準となる基準時間と、前記送信ブロックの送信アンテナの本数と、受信アンテナごとに設定され各受信アンテナを識別する番号とに基づいて、前記複数の受信信号ごとに異なる遅延を付加する受信遅延手段と、
    前記受信信号が前記受信遅延手段により遅延を付加された場合は該遅延を付加された受信信号を受信信号とし、前記受信信号を加算して前記復調手段へ出力する加算手段と、
    を備える
    ことを特徴とする受信装置。
  25. 1の前記受信ブロック内に前記受信遅延手段が複数ある場合、前記受信遅延手段のうちの少なくとも2つが受信信号に付加する遅延量は異なる
    ことを特徴とする請求項24に記載の受信装置。
  26. 前記受信ブロックの加算手段は、当該受信ブロックに含まれる受信アンテナの中から受信信号の受信に使用する受信アンテナを選択し、前記選択された受信アンテナに対応する受信信号を加算する
    ことを特徴とする請求項24に記載の受信装置。
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