JP2002084217A - 基地局装置および到来方向推定方法 - Google Patents

基地局装置および到来方向推定方法

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JP2002084217A
JP2002084217A JP2000272543A JP2000272543A JP2002084217A JP 2002084217 A JP2002084217 A JP 2002084217A JP 2000272543 A JP2000272543 A JP 2000272543A JP 2000272543 A JP2000272543 A JP 2000272543A JP 2002084217 A JP2002084217 A JP 2002084217A
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Masayuki Hoshino
正幸 星野
Takaaki Kishigami
高明 岸上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アレーアンテナを備えた基地局装置にお
いて、パスダイバーシチ利得を得ることができ、しかも
到来方向推定時の演算量を削減して装置規模を削減する
こと。 【解決手段】 RAKE合成部104−1〜104−n
が、第1パス〜第mパスの各パスを通って到来した信号
を各アンテナ毎に合成することにより、アンテナ間での
位相回転量を示す成分を複数含む信号を生成し、通信端
末毎に1つ備えられた到来方向推定部105が、RAK
E合成部104−1〜104−nで生成された信号より
1つの角度スペクトラムを求め、その角度スペクトラム
の複数のピーク位置を検出することにより複数の到来方
向を一括して推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムにおいて使用されるアレーアンテナを備えた
基地局装置および到来方向推定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】基地局装置が受信する信号は、様々な信
号による干渉を受けて、受信品質の劣化が生ずる。この
干渉を抑制し、所望の方向から到来する信号のみを強く
受信する技術として、アレーアンテナが知られている。
アレーアンテナとは、複数のアンテナ素子で構成され、
各アンテナ素子で受信する信号に各々振幅と位相の調整
を与えることにより任意の指向性を設定できるアンテナ
である。アレーアンテナでは、受信信号に乗算する重み
付け係数(以下、この重み付け係数を「ウェイト」とい
う。)を調整して受信信号に対して与える振幅と位相を
調整することにより、所望の方向から到来する信号のみ
を強く受信することができる。
【0003】また、受信品質を高める技術として、RA
KE受信がある。RAKE受信では、マルチパス環境下
においてそれぞれ異なるパスを通って到来する信号を時
間軸上で合成することにより、パスダイバーシチ利得を
得ることができる。アレーアンテナを備えた基地局装置
でも、一般にこのRAKE受信を併せて行うことが多
い。
【0004】この場合、基地局装置は、各パスを通って
到来する信号の到来方向をそれぞれ推定し、アレーアン
テナによってその推定した方向に指向性を形成して信号
を受信する。以下、アレー受信とRAKE受信とを併せ
て行う従来の基地局装置について説明する。
【0005】図4は、従来の基地局装置の構成を示すブ
ロック図である。この基地局装置では、アンテナ11−
1〜11−nにて受信された信号は、各アンテナに対応
して設けられた無線部12−1〜12−nにて所定の無
線処理(ダウンコンバート、A/D変換等)を施された
後、逆拡散部13−1〜13−mに入力される。
【0006】逆拡散部13−1〜13−mは、第1パス
〜第mパスを通ってそれぞれ到来する信号に対して逆拡
散処理を行う。つまり、逆拡散部13−1〜13−m
は、各パスを通って到来する信号の受信タイミングに合
わせて逆拡散処理を行う。これにより、各逆拡散部13
−1では、アンテナ11−1〜11−nで受信された第
1パスの信号(以下、「パス1の信号」という。)がそ
れぞれ取り出され、各逆拡散部13−mでは、アンテナ
11−1〜11−nで受信された第mパスの信号(以
下、「パスmの信号」という。)がそれぞれ取り出され
る。n個のパス1の信号は、到来方向推定部14−1お
よびアレー受信部15−1に入力され、n個のパスmの
信号は、到来方向推定部14−mおよびアレー受信部1
5−mに入力される。
【0007】到来方向推定部14−1〜14−mでは、
パス1〜パスmの信号の到来方向θ 1〜θmが推定され
る。推定された到来方向θ1〜θmはそれぞれ、アレー受
信部15−1〜15−mに入力される。
【0008】アレー受信部15−1では、到来方向θ1
を用いて生成した受信ウェイトを各アンテナで受信され
たパス1の信号にそれぞれ乗算した後、乗算後の信号を
合成する。これにより、アレー受信部15−1からは、
アレー合成されたパス1の信号が出力される。同様に、
アレー受信部15−mからは、アレー合成されたパスm
の信号が出力される。
【0009】アレー合成後の信号は、RAKE合成部1
6にて、チャネル推定値h1 〜hm の複素共役h1 *
〜hm *をそれぞれ乗算されて回線変動h1〜hmが補償
された後、RAKE合成される。RAKE合成された信
号は、復調部17で復調され、これにより復調データが
得られる。
【0010】次いで、上記従来の基地局装置で行われる
到来方向の推定動作について説明する。なお、ここで
は、説明を簡単にするため、受信信号はパス1およびパ
ス2の2つのパスを通って到来するものとし、アレーア
ンテナは、アンテナ11−1および11−2の2本のア
ンテナ素子で構成されているものとする。つまり、図4
に示すブロック図において、m=2、n=2として説明
する。また、各アンテナ素子は、直線状に搬送波の半波
長の間隔で配置されているものとする。
【0011】一般に、n番目のアンテナ素子で受信され
たパスmの信号は、下記式(1)のように示すことがで
きる。
【数1】 上記式(1)において、hmはパスmの回線変動、θm
パスmの信号の到来方向、s(t)は希望信号を示す。ま
た、ej π (n-1)sin θ mは、各アンテナ素子間での位相回
転量を示す。なお、ここでは、説明を簡単にするため
に、受信信号に含まれる干渉成分と雑音成分は無視して
考えるものとする。
【0012】よって、アンテナ11−1で受信されたパ
ス1の信号は下記式(2)、アンテナ11−2で受信さ
れたパス1の信号は下記式(3)、アンテナ11−1で
受信されたパス2の信号は下記式(4)、アンテナ11
−2で受信されたパス2の信号は下記式(5)のように
示される。
【数2】
【数3】
【数4】
【数5】
【0013】到来方向推定部14−1では、上記式
(2)に示す信号と上記式(3)に示す信号とを使用し
て、到来方向θ1を推定する。同様に、到来方向推定部
14−2では、上記式(4)に示す信号と上記式(5)
に示す信号とを使用して、到来方向θ2を推定する。具
体的には、以下のようにして到来方向を推定する。な
お、ここでは、到来方向の推定方法の一例として、ビー
ムフォーマ法を用いるものとする。
【0014】ビームフォーマ法では、各アンテナにて受
信された信号に乗算する受信ウェイトベクトルW(θ)を
下記式(6)とする。
【数6】
【0015】そして、受信信号Xの自己相関行列Rxx
用いて表現した下記式(7)に示す角度スペクトラムP
BF(θ)のピーク位置を検出することにより各パスの信号
の到来方向を推定する。
【数7】 なお、上記式(7)において、Hは複素共役転置、Eは
平均を示す。
【0016】つまり、到来方向推定部14−1では、上
記式(2)に示す信号と上記式(3)に示す信号に上記
式(6)に示す受信ウェイトベクトルを乗算した後、上
記式(7)によって、パス1の信号に対する角度スペク
トラムをθを変化させながら求める。そして、その角度
スペクトラムのピーク位置をパス1の信号の到来方向θ
1として推定する。今、例えば、パス1の信号に対する
角度スペクトラムが図5(a)に示すようになった場
合、到来方向θ1は−40°方向と推定される。
【0017】同様に、到来方向推定部14−2では、上
記式(4)に示す信号と上記式(5)に示す信号に上記
式(6)に示す受信ウェイトベクトルを乗算した後、上
記式(7)によって、パス2の信号に対する角度スペク
トラムをθを変化させながら求める。そして、その角度
スペクトラムのピーク位置をパス2の信号の到来方向θ
2として推定する。今、例えば、パス2の信号に対する
角度スペクトラムが図5(b)に示すようになった場
合、到来方向θ2は0°方向と推定される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成を採る従来の基地局装置では、各パス毎に角度スペク
トラムを求めているため、同一の動作をする到来方向推
定部を各パス毎に備える必要があり、装置規模が増大し
てしまうという問題がある。m個のパスの信号をRAK
E合成する場合には、同一の動作をするm個の到来方向
推定部を備えなければならない。
【0019】また、角度スペクトラムを求めるには上記
式(6)および上記式(7)に示したような演算を行う
ため、上記従来の基地局装置では、アンテナ素子数の増
加およびRAKE合成の対象とするパス数の増加に応じ
て、演算量が指数関数的に増大してしまうという問題が
ある。
【0020】さらに、上記構成は図4に示すように通信
端末毎に用意されるため、基地局装置が同時に通信可能
な通信端末数(すなわち、チャネル数)を増加させる
と、さらに装置規模および演算量が増大してしまう。最
近の通信端末ユーザ数の飛躍的な増加に伴ない、基地局
装置の装置規模および演算量はますます増大する傾向に
ある。
【0021】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、アレーアンテナを備えた基地局装置において、パ
スダイバーシチ利得を得ることができ、しかも到来方向
推定時の演算量を削減して装置規模を削減することがで
きる基地局装置および到来方向推定方法を提供すること
を目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の基地局装置は、
異なるパスを通って複数の方向から到来した同一信号を
複数のアンテナ素子で構成されるアレーアンテナを用い
て受信する受信手段と、各アンテナ素子で受信された複
数の前記同一信号を各アンテナ素子毎に合成する第1合
成手段と、前記第1合成手段にて合成された信号を用い
て前記複数の方向を一括して推定する到来方向推定手段
と、を具備する構成を採る。
【0023】本発明の基地局装置は、第1合成手段にて
合成された信号は、アンテナ素子間での位相回転量を示
す成分を複数含む信号である構成を採る。
【0024】本発明の基地局装置は、到来方向推定手段
が、第1合成手段にて合成された信号より1つの角度ス
ペクトラムを求め、前記角度スペクトラムの複数のピー
ク位置を検出することにより複数の方向を一括して推定
する構成を採る。
【0025】これらの構成によれば、到来方向推定手段
に入力する信号を各アンテナ素子毎に合成した信号とす
るため、到来方向推定手段では、アンテナ素子間での位
相回転量を示す成分を複数含む信号を用いて到来方向を
推定することができる。よって、到来方向推定手段で
は、1つの角度スペクトラムから複数の到来方向を一括
して推定することができる。これにより、基地局装置の
演算量および装置規模を削減することができる。
【0026】本発明の基地局装置は、到来方向推定手段
にて推定された方向を用いて生成した受信ウェイトを第
1合成手段にて合成された信号に乗算した後、乗算後の
信号を合成する第2合成手段を具備し、前記方向に指向
性を形成して信号を受信する構成を採る。
【0027】この構成によれば、到来方向推定手段と第
1合成手段とを結ぶ線が1本で足りるため、装置規模を
さらに削減することができるとともに、製造コストも抑
えることができる。
【0028】本発明の基地局装置は、到来方向推定手段
にて推定された方向を用いて生成した送信ウェイトを送
信信号に乗算した後、乗算後の信号を送信する送信手段
を具備し、前記方向に指向性を形成して信号を送信する
構成を採る。
【0029】この構成によれば、到来方向推定手段と送
信手段とを結ぶ線が、1本で足りるため、装置規模を削
減することができるとともに、製造コストも抑えること
ができる。
【0030】本発明の到来方向推定方法は、異なるパス
を通って複数の方向から到来した同一信号を複数のアン
テナ素子で構成されるアレーアンテナを用いて受信し、
各アンテナ素子で受信された複数の前記同一信号を各ア
ンテナ素子毎に合成することにより、アンテナ素子間で
の位相回転量を示す成分を複数含む信号を生成し、その
生成した信号より1つの角度スペクトラムを求め、前記
角度スペクトラムの複数のピーク位置を検出することに
より前記複数の方向を一括して推定するようにした。
【0031】この方法によれば、各アンテナ素子毎に合
成した信号を生成することによりアンテナ素子間での位
相回転量を示す成分を複数含む信号を生成するため、1
つの角度スペクトラムから複数の到来方向を一括して推
定することができる。これにより、演算量および装置規
模を削減することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明者らは、到来方向の推定に
必要となる信号の成分に着目し、到来方向推定部に入力
する信号をRAKE合成後の信号とすることにより、1
つの角度スペクトラムから複数パスの信号の到来方向を
一括して推定できることを見出し、本発明をするに至っ
た。
【0033】すなわち、本発明の骨子は、到来方向推定
部に入力する信号を、各アンテナ素子間での位相回転量
を示す成分(すなわち、ej π (n-1)sin θ m)を複数含む
信号にして、一度の到来方向推定処理で複数パスの信号
の到来方向を一括して推定することにより、基地局装置
の装置規模および演算量を削減することである。
【0034】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0035】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。なお、この基地局装置では、複数のアンテナ101
−1〜101−nを搬送波の半波長の間隔で直線状に配
置した場合を想定している。
【0036】図1に示す基地局装置において、アンテナ
101−1〜101−nにて受信された信号は、各アン
テナに対応して設けられた無線部102−1〜102−
nにて所定の無線処理(ダウンコンバート、A/D変換
等)を施された後、逆拡散部103−1〜103−mに
入力される。
【0037】逆拡散部103−1〜103−mは、第1
パス〜第mパスを通って各アンテナ101−1〜101
−nに到来する信号に対して逆拡散処理を行う。つま
り、逆拡散部103−1〜103−mは、各パスを通っ
てアンテナ101−1〜101−nに到来する信号の受
信タイミングに合わせて逆拡散処理を行う。
【0038】これにより、アンテナ101−1と接続さ
れた逆拡散部103−1〜103−mでは、アンテナ1
01−1で受信された第1パス〜第mパスの信号がそれ
ぞれ取り出される。同様に、アンテナ101−nと接続
された逆拡散部103−1〜103−mでは、アンテナ
101−nで受信された第1パス〜第mパスの信号がそ
れぞれ取り出される。アンテナ101−1で受信された
第1パス〜第mパスの信号はそれぞれ、RAEK合成部
104−1に入力され、アンテナ101−nで受信され
た第1パス〜第mパスの信号はそれぞれ、RAEK合成
部104−nに入力される。
【0039】RAKE合成部104−1は、アンテナ1
01−1で受信された第1パス〜第mパスの信号に対し
てチャネル推定値h1 〜hm の複素共役h1 *〜hm
*をそれぞれ乗算して回線変動h1〜hmを補償した
後、それらの信号をRAKE合成する。同様に、RAK
E合成部104−nは、アンテナ101−nで受信され
た第1パス〜第mパスの信号に対してチャネル推定値h
1 〜hm の複素共役h1 *〜hm *をそれぞれ乗算し
て回線変動h1〜hmを補償した後、それらの信号をRA
KE合成する。つまり、RAKE合成部104−1〜1
04−nはそれぞれ、各アンテナ毎にパス1〜パスmの
信号を合成する。RAKE合成された各アンテナ毎の信
号は、それぞれ到来方向推定部105およびアレー受信
部106に入力される。
【0040】なお、チャネル推定の方法は特に限定され
ない。例えば、受信信号に含まれるパイロットシンボル
等の既知信号を用いてチャネル推定する方法等を採るこ
とができる。
【0041】到来方向推定部105は、RAKE合成さ
れた各アンテナ毎の信号を用いて、パス1〜パスmの信
号の到来方向θ1〜θmを一括して推定する。すなわち、
到来方向推定部105は、1つの角度スペクトラムから
複数パスの信号の到来方向を一括して推定する。到来方
向の推定動作については後述する。推定された到来方向
θ1〜θmは、アレー受信部106に入力される。
【0042】アレー受信部106は、到来方向θ1〜θm
を用いて生成した受信ウェイトを、各アンテナ毎の信号
にそれぞれ乗算した後、乗算後の信号を合成する。アレ
ー合成の方法については後述する。アレー合成された信
号は、復調部107で復調され、これにより復調データ
が得られる。
【0043】次いで、上記構成を有する基地局装置で行
われる到来方向の推定動作およびアレー合成動作につい
て説明する。なお、ここでは、説明を簡単にするため、
受信信号はパス1およびパス2の2つのパスを通って到
来するものとし、アレーアンテナは、アンテナ101−
1および101−2の2本のアンテナ素子で構成されて
いるものとする。つまり、図1に示すブロック図におい
て、m=2、n=2として説明する。
【0044】上述したように、n番目のアンテナ素子で
受信されたパスmの信号は、上記式(1)のように示す
ことができる。よって、アンテナ101−1で受信され
たパス1の信号は下記式(8)、アンテナ101−1で
受信されたパス2の信号は下記式(9)、アンテナ10
1−2で受信されたパス1の信号は下記式(10)、ア
ンテナ101−2で受信されたパス2の信号は下記式
(11)のように示される。
【数8】
【数9】
【数10】
【数11】 なお、ここでは、説明を簡単にするために、受信信号に
含まれる干渉成分と雑音成分は無視して考えるものとす
る。
【0045】そして、上記式(8)と上記式(9)で示
される信号がRAKE合成部104−1に入力され、上
記式(10)と上記式(11)で示される信号がRAK
E合成部104−2に入力される。
【0046】RAKE合成部104−1では、上記式
(8)と上記式(9)で示される信号が、チャネル推定
値h1 、h2 の複素共役h1 *、h2 *をそれぞれ乗
算された後、RAKE合成される。よって、アンテナ1
01−1で受信された信号のRAKE合成後の信号は下
記式(12)に示すようになる。
【数12】
【0047】また、RAKE合成部104−2では、上
記式(10)と上記式(11)で示される信号が、チャ
ネル推定値h1 、h2 の複素共役h1 *、h2 *をそ
れぞれ乗算された後、RAKE合成される。よって、ア
ンテナ101−2で受信された信号のRAKE合成後の
信号は下記式(13)に示すようになる。
【数13】
【0048】上記式(12)および上記式(13)に示
す信号はそれぞれ、到来方向推定部105に入力され
る。そして、到来方向推定部105では、上記式(1
2)および上記式(13)に示す信号を用いて、一度の
到来方向推定処理で、パス1の信号の到来方向θ1とパ
ス2の信号の到来方向θ2とが一括して推定される。具
体的には、到来方向推定部105は、上記従来の方法と
同一の方法(一例として挙げたビームフォーマ-法)を
用いて、以下のようにして到来方向を一括して推定す
る。
【0049】すなわち、到来方向推定部105は、上記
式(12)に示す信号と上記式(13)に示す信号に上
記式(6)に示す受信ウェイトベクトルを乗算した後、
上記式(7)によって、角度スペクトラムをθを変化さ
せながら求める。
【0050】ここで、RAKE合成部104−2でRA
KE合成された上記式(13)に示す信号に着目する
と、上記式(13)に示す信号には、アンテナ素子間で
の位相回転量を示す成分が複数含まれている。すなわ
ち、上記式(13)に示す信号には、到来方向θ1を用
いて表される位相回転量ej π sin θ 1と到来方向θ2を用
いて表される位相回転量ej π sin θ 2との双方が含まれ
ている。
【0051】よって、到来方向推定部105では、上記
式(12)および上記式(13)に示す信号を用いて角
度スペクトラムを求めた場合には、図2に示すように、
1つの角度スペクトラム上に2つのピークが現れること
となる。つまり、θ1の位置に1つ目のピークが現れ、
θ2の位置に2つ目のピークが現れる。
【0052】そして、到来方向推定部105では、1つ
目のピーク位置がパス1の信号の到来方向θ1として推
定され、2つ目のピーク位置がパス2の信号の到来方向
θ2として推定される。つまり、1つの角度スペクトラ
ムから、到来方向θ1は−40°方向と推定され、到来
方向θ2は0°方向と推定される。このように、到来方
向推定部105では、1つの角度スペクトラムから2つ
の到来方向が一括して推定される。推定された到来方向
θ1とθ2は、アレー受信部106へ出力される。
【0053】アレー受信部106では、到来方向θ1
θ2を用いて生成した受信ウェイトを、上記式(12)
に示す信号と上記式(13)に示す信号とにそれぞれ乗
算した後、乗算後の信号を合成する。
【0054】例えば、アレー受信部106は、上記式
(6)に到来方向θ1を代入して生成したW(θ1)と上記
式(6)に到来方向θ2を代入して生成したW(θ2)とを
用いて、下記式(14)に示す受信ウェイトを生成す
る。
【数14】
【0055】そして、アレー受信部106は、上記式
(14)に示す受信ウェイトを、上記式(12)に示す
信号と上記式(13)に示す信号とにそれぞれ乗算した
後、乗算後の信号を合成する。これにより、基地局装置
は、θ1の方向から到来する信号とθ2の方向から到来す
る信号のみを強く受信することができる。
【0056】このように、本実施の形態によれば、到来
方向推定部に入力する信号をRAKE合成後の信号とす
るため、到来方向推定部では、各アンテナ素子間での位
相回転量を示す成分(すなわち、ej π (n-1)sin θ m)を
複数含む信号を用いて到来方向を推定することができ
る。よって、到来方向推定部では、1つの角度スペクト
ラムから複数の到来方向を一括して推定することができ
る。これにより、演算量を削減することができる。
【0057】また、本実施の形態によれば、到来方向推
定部は1つの角度スペクトラムからすべての到来方向を
推定することができるため、基地局装置では通信端末毎
に1つの到来方向推定部を備えれば足りる。よって、基
地局装置の装置規模を削減することができる。
【0058】また、上記従来の基地局装置では、パス数
分の到来方向推定部が必要だったため、到来方向推定部
とアレー受信部とを結ぶ線もパス数分必要だった。しか
し、本実施の形態によれば、通信端末毎に1つの到来方
向推定部を備えれば足りるため、到来方向推定部とアレ
ー受信部とを結ぶ線は1本で足りる。よって、装置規模
をさらに削減することができるとともに、製造コストも
抑えることができる。
【0059】また、本実施の形態によれば、従来の方法
と同一の方法を用いて複数の到来方向を一括して推定す
ることができるため、到来方向推定部を新たに開発する
必要がなく従来の到来方向推定部をそのまま用いること
ができる。よって、装置規模の小さい基地局装置を開発
する場合に、開発コストを抑えることができる。
【0060】なお、図1に示す構成と図4に示す従来の
構成とを比べると、図1に示す構成ではRAKE合成部
がアンテナ数分必要となる。よって、本実施の形態で
は、RAKE合成部が従来に比べ増加する。しかしなが
ら、RAKE合成部での演算量は、到来方向推定に必要
となる行列演算等の演算量に比べて大幅に少ない。よっ
て、到来方向推定部を削減することにより、RAKE合
成部が増加しても、基地局装置全体として装置規模およ
び演算量を削減することができる。
【0061】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。図3に示す基地局装置は、図1に示す構成に、さら
に変調部301とアレー送信部302と拡散部303と
を備えて構成され、到来方向推定部105で推定された
到来方向θ1〜θmを信号送信時にも用いるものである。
なお、図3において図1に示す構成と同じ構成には図1
と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0062】図3に示す基地局装置において、変調部3
01は、送信データを変調してアレー送信部302に出
力する。また、到来方向推定部105は、推定した到来
方向θ1〜θmをアレー送信部302に出力する。
【0063】アレー送信部301は、到来方向推定部1
05にて推定された到来方向θ1〜θmを用いて送信ウェ
イトを生成する。そして、アレー送信部302は、変調
部301から出力された信号に送信ウェイトを乗算す
る。これにより、送信信号に対してθ1〜θmの角度方向
に指向性が形成される。送信ウェイト乗算後の送信信号
は、拡散部303に出力される。
【0064】拡散部303は、アレー送信部302から
の出力信号を拡散して、拡散後の信号を無線部102に
出力する。無線部102は、拡散部303からの出力信
号に所定の無線処理(D/A変換、アップコンバート
等)を施した後、アンテナ101−1〜101−nを介
して通信端末に送信する。
【0065】このように、本実施の形態によれば、通信
端末毎に1つ備えられた到来方向推定部で推定された到
来方向θ1〜θmを信号送信時にも用いる。このため、到
来方向推定部とアレー送信部とを結ぶ線が、従来では通
信端末毎に複数必要だったものが、本実施の形態では1
本で足りる。よって、アレーアンテナを用いて指向性を
形成して信号を送信する基地局装置において、装置規模
を削減することができるとともに、製造コストも抑える
ことができる。
【0066】なお、上記実施の形態では、RAKE合成
を用いて各パスを通って到来した信号を合成した。しか
し、これに限られるものではなく、本発明では、各パス
を通って到来した信号をアンテナ毎に合成できる方法で
あれば、いかなる合成方法を用いてもよい。
【0067】また、上記実施の形態では、到来方向の推
定方法の一例としてビームフォーマ法を挙げた。しか
し、これに限られるものではなく、本発明は、ビームフ
ォーマ法以外の推定方法を用いる基地局装置にも適用可
能である。
【0068】また、上記実施の形態では、複数のアンテ
ナを搬送波の半波長の間隔で直線状に配置した場合を想
定して説明した。しかし、これに限られるものではな
く、本発明は、複数のアンテナを備えて指向性を形成す
る基地局装置にはすべて適用可能である。つまり、アン
テナ毎に合成された信号がアンテナ間での位相回転量を
示す成分を複数含む信号になりさえすれば、各アンテナ
の配置状態には拘わらず本発明を実施することが可能で
ある。
【0069】また、上記実施の形態では、多重方式とし
てCDMA方式を用いる通信システムに使用される基地
局装置について説明した。しかし、これに限られるもの
ではなく、本発明は、TDMA方式やOFDM方式等の
多重方式を用いる通信システムに使用される基地局装置
にも適用可能なものである。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アレーアンテナを備えた基地局装置において、パスダイ
バーシチ利得を得ることができ、しかも到来方向推定時
の演算量を削減して装置規模を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成
を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る基地局装置の到来
方向推定部で求められる角度スペクトラムの一例
【図3】本発明の実施の形態2に係る基地局装置の構成
を示すブロック図
【図4】従来の基地局装置の構成を示すブロック図
【図5】従来の基地局装置の到来方向推定部で求められ
る角度スペクトラムの一例
【符号の説明】
101−1〜101−n アンテナ 103−1〜103−m 逆拡散部 104−1〜104−n RAKE合成部 105 到来方向推定部 106 アレー受信部 107 復調部 301 変調部 302 アレー送信部 303 拡散部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 B Fターム(参考) 5J021 AA05 AA06 AA11 DB01 EA07 FA13 GA02 HA06 HA10 JA07 JA10 5K059 CC02 CC04 DD33 DD39 5K067 AA02 AA42 CC10 CC24 EE10 GG11 KK03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるパスを通って複数の方向から到来
    した同一信号を複数のアンテナ素子で構成されるアレー
    アンテナを用いて受信する受信手段と、各アンテナ素子
    で受信された複数の前記同一信号を各アンテナ素子毎に
    合成する第1合成手段と、前記第1合成手段にて合成さ
    れた信号を用いて前記複数の方向を一括して推定する到
    来方向推定手段と、を具備することを特徴とする基地局
    装置。
  2. 【請求項2】 第1合成手段にて合成された信号は、ア
    ンテナ素子間での位相回転量を示す成分を複数含む信号
    であることを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  3. 【請求項3】 到来方向推定手段は、第1合成手段にて
    合成された信号より1つの角度スペクトラムを求め、前
    記角度スペクトラムの複数のピーク位置を検出すること
    により複数の方向を一括して推定することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の基地局装置。
  4. 【請求項4】 到来方向推定手段にて推定された方向を
    用いて生成した受信ウェイトを第1合成手段にて合成さ
    れた信号に乗算した後、乗算後の信号を合成する第2合
    成手段を具備し、前記方向に指向性を形成して信号を受
    信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の基地局装置。
  5. 【請求項5】 到来方向推定手段にて推定された方向を
    用いて生成した送信ウェイトを送信信号に乗算した後、
    乗算後の信号を送信する送信手段を具備し、前記方向に
    指向性を形成して信号を送信することを特徴とする請求
    項1から請求項4のいずれかに記載の基地局装置。
  6. 【請求項6】 異なるパスを通って複数の方向から到来
    した同一信号を複数のアンテナ素子で構成されるアレー
    アンテナを用いて受信し、各アンテナ素子で受信された
    複数の前記同一信号を各アンテナ素子毎に合成すること
    により、アンテナ素子間での位相回転量を示す成分を複
    数含む信号を生成し、その生成した信号より1つの角度
    スペクトラムを求め、前記角度スペクトラムの複数のピ
    ーク位置を検出することにより前記複数の方向を一括し
    て推定する到来方向推定方法。
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