JP5182690B2 - スピーカユニットの取付け構造およびスピーカ用取付けブラケット - Google Patents
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Description
本発明は、上記事情に鑑みて発明されたものであって、その解決しようとする課題は、電線コードによる電気配線を電気部品間で要する電気部品の取付構造において、電線コードの一部が特定部位に干渉することを防止し、もって作業効率を向上することができる技術を提供することにある。
すなわち本発明は、電線コードが配線される電気部品の取付構造である。本発明の電気部品の取付構造は、予め定められている配線経路に前記電線コードをしたときに、少なくとも電線コードの一部が前記電気部品の特定部位に干渉することを防止する干渉防止部を、前記配線経路と前記特定部位との間に有することを特徴とする。
このため、干渉防止部により、電線コードの一部が電気部品の特定部位に干渉することが抑制される。その結果、特定部位が有する機能を電線コードが阻害しない。
特定部位が螺子穴であれば、この螺子穴に螺子を通す際に電線コードが邪魔にならず作業性が向上する。
また、電線が螺子穴に干渉することがないので、螺子と電線とが接触することがない。よって螺子穴に螺子を通す際に螺子により電線を切断してしまったり、ショートさせてしまったりすることも未然に防止できる。
以上本発明につきその概略を説明したが、以下本発明のさらなる特徴点を説明する。
電気部品の取付けブラケットは本来備えられている場合が多い。このため元からある取付けブラケットに干渉防止部を設けることで部品点数増加の抑制が可能である。
そしてこの場合、前記特定部位としては、スピーカ用の取付けブラケットに形成され、かつスピーカを所望の箇所に螺子止めにより固定するための螺子を通す通し穴が挙げられる。
また前記干渉防止部は、前記スピーカ用の取付けブラケットに形成することも考えられる。
本発明に係るブラケットは、予め定められている配線経路に前記電線コードが配線された場合に、前記配線経路と前記電気部品の特定部位との間に位置する干渉防止部を有することを特徴とする。
スピーカ1は、スピーカユニット11と、車両の図示しない内壁面やシート内に嵌め込み状態でスピーカユニット11を取り付けるためのスピーカ用取付けブラケット12とを有する(図1〜3参照)。車両の内壁面やシート内の図示しないフレームは、スピーカユニット11の取り付け先部材である。
また、両者の嵌合が外れないように、嵌合板部160aにはロック穴160a1が形成され、嵌合溝131の内壁にはロック穴160a1と係合する係合突起131aが形成されている(図3、4A、4B参照)。なお、さらに結合力を強めるために、嵌合板部160aと嵌合溝131との嵌合部分に接着剤を用いるとよい。
スピーカユニット11と電気コネクタ13とを連結する電線コード14は、予め定められている経路に沿って配線される。またこの経路は、電線コード14を配線したときに、電線コード14がSの字を反転させたごとき形状でかつ扁平になるような形態をしている(図1参照)。当該経路のことを以下配線経路ということにし、符号Rで示す。
第2の直線部L2は電気コネクタ13とほぼ平行に延びる。
最初の湾曲部Cu1と最後の湾曲部Cu2が形成されることにより、これら湾曲部の曲率に応じて、電線コード14は弾性を有するようになる。
よって、立て板部162のことを、少なくとも電線コードの一部が電気部品であるスピーカ1の特定部位である通し穴121aに干渉することを防止する干渉防止部又は干渉防止壁(電線コードを規制する機能を有するのでコード規制用壁でもある)ということができる。
また、立て板部162により電線コード14の動きが制限されるので、バンドクランプにて電線コード14を固定する必要もない。よって、バンドクランプにて固定する工程が不要になり、その分作業性が向上するばかりか、部品点数の削減にもなる。
実施例2に係る部品取付け構造が実施例1と相違する点は、干渉防止部である立て板部
162が、コネクタ専用ブラケット16に形成されずに、スピーカ用取付けブラケット12に形成されているという点であり、それ以外は実施例1と同じである。よって同一箇所には同一符合を付して説明を省略する。
例えば、上記実施例1、2では、通し穴121aを除く通し穴121bや、その他の通し穴121に対しては立て板部162を設けていない場合を示したが、これらの通し穴121bに対しても、又は通し穴121以外の部位であって電線コード14が干渉すると作業性に影響を及ぼす箇所に立て板部162を設けるようにしてもよい。
なお、立て板部162の位置を上下にもスライドできるようにスピーカ用取付けブラケット12に対し、コネクタ専用ブラケット16が設置されるようにしてもよい。このようにすることで電線コード14のコネクタ専用ブラケット16による規制範囲の自由度を高められる。
11 スピーカユニット
11a フレーム
12 スピーカ用取付けブラケット(取付けブラケット)
12b 螺孔
13 電気コネクタ(電気部品)
14 電線コード
16 コネクタ専用ブラケット(取付けブラケット)
111 接続端子
121 通し穴
121a 通し穴(特定部位)
121b 通し穴
131 嵌合溝
131a 係合突起
131o1 嵌合溝の右側の開口
131o2 嵌合溝の下側の開口
133 接続部
160 固定板部
160a 嵌合板部
160a1 ロック穴
160b 螺子通し穴
162 立て板部(干渉防止部、干渉防止壁)
164 螺子
Cp スピーカユニットの中心線のうち鉛直方向に延びる中心線
Cu1 湾曲部
Cu2 湾曲部
L1 第1の直線部
L2 第2の直線部
R 配線経路
S 電線コードが侵入できないように立て板部で仕切られることで形成された空間
c11 通し穴の中心線
Claims (4)
- 電線コードが配線されるスピーカユニットの取付け構造であって、
前記スピーカユニットを取付先の部材に取付けるためのスピーカ用取付けブラケットと、
前記スピーカユニットに対し前記電線コードを介して接続される電気コネクタを、前記スピーカ用取付けブラケットに取付けるためのコネクタ専用ブラケットと、
予め定められている配線経路に前記電線コードを配線したときに、少なくとも前記電線コードの一部が前記スピーカ用取付けブラケットの特定部位に干渉することを防止する、前記配線経路と前記特定部位との間に立設する干渉防止壁と、を有し、
前記配線経路に前記電線コードを配線したときに、少なくとも前記電線コードの一部には該電線コードを折り返すように湾曲する湾曲部が形成され、
前記干渉防止壁は前記コネクタ専用ブラケットの一部として形成され、かつ前記配線経路に配線された前記電線コードの前記湾曲部と当接または近接する位置に配置されることを特徴とするスピーカユニットの取付け構造。 - 前記特定部位は、前記スピーカ用取付けブラケットに形成されかつ前記スピーカユニットを所望の箇所に螺子止めにより固定するための螺子を通す通し穴であることを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニットの取付け構造。
- 前記コネクタ専用ブラケットは、前記スピーカ用取付けブラケットに対して前記干渉防止壁の位置を上下にスライド可能に該スピーカ用取付けブラケットに設置されることを特徴とする請求項1に記載のスピーカユニットの取付け構造。
- 電線コードが配線されるスピーカユニットを取付先の部材に取付けるためのスピーカ用取付けブラケットであって、
前記スピーカユニットに対し前記電線コードを介して接続される電気コネクタを、前記スピーカ用取付けブラケットに取付けるためのコネクタ専用ブラケットと、
予め定められている配線経路に前記電線コードが配線された場合に、少なくとも前記電線コードの一部が前記スピーカ用取付けブラケットの特定部位に干渉することを防止する、前記配線経路と前記特定部位との間に立設する干渉防止壁と、を有し、
前記配線経路に前記電線コードを配線したときに、少なくとも前記電線コードの一部に
は該電線コードを折り返すように湾曲する湾曲部が形成され、
前記干渉防止壁は、前記コネクタ専用ブラケットの一部として形成され、かつ前記配線経路に配線された前記電線コードの前記湾曲部と当接または近接する位置に配置されることを特徴とするスピーカ用取付けブラケット。
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