JP4245463B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカ装置に関し、特にボイスコイルに接続されるワイヤーハーネスの接触構造に関する。
一般的に、車両用のスピーカ装置などにおいては、スピーカ装置に電気信号を供給するための配線(以下、「ワイヤーハーネス」と呼ぶ)は、スピーカ装置の近傍で引き回されている(例えば、特許文献1及び2参照)。ワイヤーハーネスが引き回される部分としては、一般的に金属製のフレームやスピーカ装置の取付用ブラケットなどがあり、例えば、ワイヤーハーネスはフレームの外周に沿うように引き回される。ワイヤーハーネスはスピーカ装置を駆動するボイスコイルに接続されているため、ある程度の長さにわたってスピーカ装置の周囲に引き回さざるを得ない。
前述のようにワイヤーハーネスがスピーカ装置の近傍に位置するため、車両の振動などによりワイヤーハーネスが振動して、フレームなどに接触を繰り返してしまう場合がある。このようにワイヤーハーネスが振動してフレームに接触を繰り返すと、出力される音に異常音が発生する場合がある。
以上のようなワイヤーハーネスの振動により異常音を生じさせないために、ワイヤーハーネスが接触し得る箇所にクッションや不織布を貼って対処するという方法が用いられる場合がある。しかし、このような対処方法はコストがかかるという問題があった。
特開平11−321483号公報 特開平7−222282号公報
本発明が解決しようとする課題には、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、ワイヤーハーネスの振動などに起因する異常音の発生を低コストで防止することが可能なスピーカ装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、スピーカ装置において、電気信号を供給する配線と、フレームと、前記フレームに取り付けられた絶縁体よりなるパッキンと、を備え、前記パッキンの外周壁には複数の凸部が設けられ、前記配線は前記複数の凸部により支持された状態で前記パッキンに固定されていることを特徴する。
本発明の好適な実施形態では、スピーカ装置は、電気信号を供給する配線と、フレームと、前記フレームに取り付けられた絶縁体よりなるパッキンと、を備え、前記パッキンの外周壁には複数の凸部が設けられ、前記配線は前記複数の凸部により支持された状態で前記パッキンに固定されている。
上記のスピーカ装置は、例えば車載用のスピーカ装置とすることができ、配線と、フレームと、フレームに取り付けられたパッキンと、を備える。パッキンは、絶縁材料により構成され、例えば当該スピーカ装置を車両に搭載する際の緩衝部材としての役割を有するものとすることができる。パッキンの外周壁には複数の凸部が設けられ、配線は複数の凸部に支持された状態でパッキンの周囲に固定されている。よって、配線は凸部によりパッキンの外周壁から浮いた状態でパッキンに固定されるので、車両の振動などにより配線が振動した場合でも、配線がパッキンの外周壁と接触を繰り返すことにより発生する異常音を低減することができる。
好適な例では、前記凸部は半円柱型であり、前記配線の長さ方向と垂直に設けられる。これにより、凸部と配線との接触面積が小さくなり、配線の振動がパッキンにさらに伝達されにくくなる。
上記のスピーカ装置の一態様では、前記パッキンは樹脂材料により構成され、前記凸部部は前記パッキンと一体成型されている。凸部を樹脂材料のパッキンと一体成型することにより、パッキンの外周壁上における凸部の数や位置を比較的容易に変更することができ、配線の引き回し位置について設計上の自由度が向上する。
上記のスピーカ装置の他の一態様では、前記フレームは樹脂材料により構成されているとともに複数の凸部が形成されており、前記配線は前記複数の凸部により支持された状態で前記フレームに固定されている。フレームが樹脂材料やアルミニウムの鋳造(アルミダイキャスト)により構成されている場合には、フレームにも同様の凸部を形成することにより、振動する配線とフレームとの接触により生じる異常音を低減することができる。また、フレームが鉄やアルミニウムなどの板状金属材料の加工(例えば、プレス加工)により構成されている場合には、ビード状の凸部を形成しても同様の効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[スピーカ装置の構成]
図1及び図2に、本発明の実施例に係るスピーカ装置100の概略構成を模式的に示す。なお、本実施例のスピーカ装置100は車載用スピーカとして好適に用いることができる。図1(a)は、スピーカ装置100の平面図を示している。図1(b)は、図1(a)におけるスピーカ装置1の切断線A−A’に沿った断面図を示している。図2(a)は、スピーカ装置100の背面図を示している。図2(b)は、図1(a)におけるスピーカ装置100の矢印B方向からの側面図を示している。以下、図1及び図2を参照して、本実施例のスピーカ装置100の構成等について説明する。
スピーカ装置100は、図1(b)に示すように、主として、フレーム8と、振動板1、ダンパー2、ボイスコイルボビン3及びボイスコイル4を有する振動系10と、ツボ型ヨーク5、マグネット6及びプレート7を有する磁気回路系11と、その他各種の部材を備えている。なお、本スピーカ装置100は、一般にダブルボイス或いはデュアルボイスと呼ばれるタイプのスピーカ装置であり、大音量の出力で放音することができる。
先ず、振動系10の各構成要素について説明する。
振動板1は、いわゆるコーン形状の振動板であり、別体のエッジ部1aと接着して接合するか、あるいはエッジ部1aと一体的に形成されている。振動板1には、各種の用途に応じ、紙系、高分子系、金属系などの各種の材料を適用することができる。振動板1の外周縁部、即ちエッジ部1aの下端部は、フレーム8の外周縁部の上面に固着している。フレーム8には、スピーカ装置100の様々な構成部品が固定され、スピーカ装置100を支持する役目も担うので、強度がある金属材料を用いることが好ましい。一方、振動板1の内周縁部は、ボイスコイルボビン3の外周壁の上端近傍に固着している。
ダンパー2は、例えば、複数の波型が形成された布製の材料からなる。本例のスピーカ装置100ではダンパー2が複数設けられている。これにより、駆動力の大きなボイスコイルボビン3を移動自在に支持することができる。各ダンパー2の内周縁部は、ボイスコイルボビン3の外周壁に固着している。一方、各ダンパー2の外周縁部は、フレーム8の内面に固着している。
ボイスコイルボビン3は、下面に開口部分を有し、略円筒状の形状をなす。ボイスコイルボビン3の下端部の外壁には、ボイスコイル4が巻回されている。ボイスコイルボビン3の下端部の外周壁は、上面に開口部分を有するツボ型ヨーク5の内周壁と一定の間隔を隔てて対向している。一方、ボイスコイルボビン3の内周壁は、環状のプレート7の外周壁、及びその環状のプレート7より若干小なる大きさの環状のマグネット6の外周壁と夫々一定の間隔を隔てて対向している。これにより、プレート7の外周壁と、ツボ型ヨーク5の内周壁との間に空隙(磁気ギャップ20)が形成されている。
ボイスコイル4は、2つの独立したボイスコイル4a及び4b(図3参照)から構成されている。2つのボイスコイルには、アンプ側から2組の1チャンネル分の電気信号が入力される。例えば、当該スピーカ装置100がLチャンネル用として使用される場合、同一のLチャンネル用音声信号が2つのボイスコイル4a及び4bにそれぞれ入力される。ボイスコイル4は、2組のプラス/マイナスのリード端子を有しており、各リード端子は、振動板1の所定の位置において、2組の錦糸線9に夫々電気的に接続されている。プラス側のリード端子はLチャンネル信号の入力端子であり、マイナス側のリード端子はグランド(GND:接地)信号の入力端子である。
次に、磁気回路系11の各構成要素について説明する。
磁気回路系11は、内磁型の磁気回路系として構成されている。本磁気回路は、環状のマグネット6と、そのマグネット6の上部に重なり合うように配置される環状のプレート7と、それらを収容するツボ型ヨーク5とを有する。磁気回路系11では、マグネット6及びプレート7により磁気回路を構成し、プレート7の外周面とツボ型ヨーク5の内周面との間に形成される磁気ギャップ20にマグネット6の磁束を集中させている。
次に、各種の構成部材について説明する。
各種の構成部材には、防塵キャップ12、パッキン13、緩衝部材14、及びワイヤーハーネス15などの部材が含まれる。
防塵キャップ12は、ドーム型の形状をなしている。防塵キャップ12の外周縁部は、振動板1の内周縁部の近傍に固着している。このため、防塵キャップ12は、磁気回路系11などに粉塵などの異物が侵入するのを防止する機能を果たしている。
パッキン13は、環状をなし、絶縁性を有する部材である。パッキン13の材料としては、例えば、樹脂などの材料が好適である。パッキン13の下面は、フレーム8の外周縁部の上面に固着している。
緩衝部材14は、スピーカ装置100を車両の所定位置に取り付ける際の緩衝材としての機能を有するとともに、スピーカ装置100の本体に対して、外部からの振動が伝達するのを防止する機能などを果たす部材である。このため、緩衝部材14の材料としては、例えば、クッション性のあるスポンジなどの部材が好適である。また、緩衝部材14は、棒状をなし、片面に接着剤が塗布、又は両面テープが貼り付けてある。緩衝部材14は、環状に変形された状態で、その接着剤又は両面テープを介してパッキン13の上面に貼着される。
ワイヤーハーネス15は、4線式の配線であり、アンプから出力される1チャンネル分の電気信号を、各錦糸線9を介してボイスコイル4へ出力する。ワイヤーハーネス15の一端は半田17により接続端子16に接続されており、ワイヤーハーネス15の他端は、コネクタ端子18に接続されている。これにより、ワイヤーハーネス15、錦糸線9、及びボイスコイル4が電気的に接続されている。
次に、図3を参照して、スピーカ装置100への電気信号の供給方法について簡単に述べる。スピーカ装置100への電気信号の供給は、音響ソース30、アンプ31、及びアンプ32などを通じてなされる。音響ソース30としては、CD(Compact Disc)プレーヤやMD(Mini Disc)プレーヤなどが該当する。音響ソース30は、Lチャンネル(又はRチャンネル)の1チャンネル分の音声信号を夫々アンプ31及び32へ出力する(信号S1)。例えば、スピーカ装置100がLチャンネル用として使用されるものとすると、アンプ31及びアンプ32は、その出力されたLチャンネルの音声信号を所定の増幅率で増幅し、各錦糸線9などを介して、各ボイスコイル4a及び4bへ出力する。このため、スピーカ装置100は、大音量の出力を放音できる。
以上に述べたスピーカ装置100において、アンプ側からワイヤーハーネス15に電気信号が入力されると、その電気信号は接続端子16、錦糸線9、及びボイスコイル4のリード端子を介してボイスコイル4へ供給される。これにより、磁気ギャップ20内でボイスコイル4に駆動力が発生し、振動板1をスピーカ装置100の軸方向に振動させる。こうして、スピーカ装置100は、図1(b)及び図2(b)に示す矢印50の方向に音声を発生する。
[ワイヤーハーネスの取付構造]
前述したように、車両の振動などにより、ワイヤーハーネスが振動してフレームなどと接触を繰り返して異常音が発生してしまう場合がある。本発明に係るスピーカ装置100では、このような異常音の発生を低コストで防止することを可能にする。以下で、本発明に係るワイヤーハーネスの取付構造について、図4及至7を用いて説明する。
本発明の実施例においては、ワイヤーハーネス15が振動してパッキン13と接触することにより発生する異常音を低減するために、パッキン13の外周壁13bにワイヤーハーネス15を支持する凸部13aを設けている。図4に、本実施例に係るパッキン13を示す。図4(a)は、パッキン13の平面図を示し(即ち、図1(a)において、パッキン13のみを抽出した図)、図4(b)は図4(a)に示した切断線X−X’に沿った断面図を示す。
図4に示すように、パッキン13aの外周壁13b上に3箇所の凸部13aが設けてある。これら凸部13aは、ワイヤーハーネス15をパッキン13の外周壁13bから浮かせた状態で支持する。即ち、ワイヤーハーネス15を、パッキン13の外周壁13b全てに接触させるのではなく、複数の凸部13aによってのみワイヤーハーネス13を支持する。
次に、この凸部13aの形状を、図5を参照して説明する。図5は、図4(a)における部分Dを拡大して示した斜視図である。図示のように、凸部13aは略半円柱型であり、パッキン13の外周面13bから外側へ突出している。なお、ワイヤーハーネス15自体も円形又は楕円形の断面形状を有するので、ワイヤーハーネス15と凸部13aとの接触面積を小さくすることができる。
図6に、凸部13aによりワイヤーハーネス15を支持した状態を示す。図6(a)は、図4(a)の部分Dに対応する位置におけるパッキン13及びワイヤーハーネス15の平面図を示し、図6(b)は図6(a)の下方向から見た側面図である。
図6に示すように、複数の凸部13aで支持されることにより、ワイヤーハーネス15とパッキン13の外周壁13bとの間にある程度の隙間を確保することができるので、ワイヤーハーネス15が振動しても、ワイヤーハーネス15が凸部13a以外の箇所でパッキン13の外周壁13bと接触することが防止できる。また、凸部13aとワイヤーハーネス15は、矢印30に示す部分にて点接触する。このようにワイヤーハーネス15が凸部13aと点接触しているので、ワイヤーハーネス15の振動はパッキン13には伝わりにくい。以上より、ワイヤーハーネス15が振動しても、スピーカ装置100からの異常音の発生を低減することができる。
次に、ワイヤーハーネス15をパッキン13の外周に引き回した状態の全体図を図7に示す。図示のように、ワイヤーハーネス15がパッキン13の外周壁13bを引き回される際、ワイヤーハーネス15は複数の凸部13aとのみ接触し、凸部13aによってのみ支持される。これにより、パッキン13の外周壁13bの周りにおいて、ワイヤーハーネス15のいずれの部分が振動しても、その振動がパッキン13に伝わることを抑制することができる。
以上のように、本実施例では、パッキン13の外周壁13bに設けた複数の凸部13aによって、ワイヤーハーネス15をパッキン13の外周壁13bから浮かせた(所定間隔だけ離隔させた)状態で支持する。これにより、スピーカ装置を搭載する車両などの振動がワイヤーハーネス15に伝わった場合でも、ワイヤーハーネス15がパッキン13の外周壁13bと接触したり、振動がパッキン13に伝達されることを抑制することができ、パッキン13の振動に起因する異常音の発生を低減することができる。
パッキン13は樹脂材料の射出成形などにより製作されるので、複数の凸部13aはパッキン13と一体成形することにより、低コストで容易に作成することができる。また、複数の凸部13aの位置もパッキン13の成形型の変更により比較的容易に変更することができる。これにより、ワイヤーハーネス15の引き回しの設計上の自由度を増加させることができる。
なお、パッキン13の外周に設ける凸部13aの数は上記したものに限定されない。スピーカ装置の外周におけるワイヤーハーネス15の引き回しの長さが長い場合は、凸部13aの数を増加させればよい。また、凸部13aの形状も上記したものに限定されず、例えば断面が略円錐形状又は台形形状の凸部など、ワイヤーハーネス15をパッキン13の外周壁13aから離間させて支持することができる形状であればよい。また、凸部13aは、凸部13aとワイヤーハーネス15の接触面積を小さくすることができる形状であることが好ましい。
さらに、フレーム8が樹脂やアルミニウムの成形品やアルミダイキャストにより構成されていれば、上記した凸部aをフレーム8の外周壁上にも設けることが好ましい。図8にフレーム8に同様の凸部8aを設けた例を示す。即ち、ワイヤーハーネス15を、パッキン13に設けた凸部13a及びフレーム8に設けた凸部8aにより支持し、ワイヤーハーネス15が振動したときにパッキン13やフレーム8に接触しないようにする。これにより、ワイヤーハーネス15のほぼ全ての部分においてパッキン13やフレーム8との接触を抑制することができるので、異常音の発生を低減することができる。
フレーム8が樹脂やアルミニウムや鉄で構成されている場合における凸部8aの形状等について、具体的に説明する。図9はフレーム8に設けた凸部8aとワイヤーハーネス15とを接触させた状態を示す図であり、図8の切断線P−P’にて切断した図を示す。図9(a)は、フレーム8に設ける凸部8aの例としてリブ8cを示している(後述するビード8dと区別するために、図9(a)で示す凸部8aを「リブ」と呼ぶ)。このようなリブ8cは、フレーム8が樹脂材料やアルミダイキャストにより構成されている場合に適用することが好ましい。
また、図9(b)は、フレーム8に設ける凸部8aの他の例としてビード8dを示している(凸部8aがビード状の形状をしているので、この凸部8aを「ビード」と呼ぶ)。このようなビード8dは、フレームが鉄やアルミニウムなどの板状金属材料の加工(例えば、プレス加工)により構成されている場合に適用することが好ましい。また、このビード8dは、フレーム8を製作する際の絞り工程と同時に作成することができるので、別工程を行う必要はない。さらに、ビート8dは、プレス金型によりなめらかな面となるので、接触するワイヤーハーネス15が断線することがない。
以上のように、フレーム8にリブ8cやビード8dのような凸部8aを設けても、振動するワイヤーフレーム15とフレーム8との接触により生じる異常音を低減することができる。
本発明の実施例に係るスピーカ装置の構成を示す図であり、図1(a)は真上から見た平面図、図1(b)は図1(a)におけるスピーカ装置の切断線A−A’に沿った断面図を示す。 本発明の実施例に係るスピーカ装置の構成を示す図であり、図2(a)は背面図であり、図2(b)は図1(a)におけるスピーカ装置の矢印B方向からの側面図を示す。 スピーカ装置への電気信号の供給方法を示す図である。 本発明の実施例に係るパッキンを示す図であり、図4(a)は平面図であり、図4(b)は図4(a)における切断線X−X’に沿った断面図を示す。 図4(a)のD部分の斜視図を示す。 パッキンの凸部とワイヤーハーネスを接触させた状態を示す図であり、図6(a)は平面図であり、図6(b)は図6(a)の下方向から見た側面図を示す。 ワイヤーハーネスをパッキンに引き回した状態の全体図を示す。 ワイヤーハーネスをフレームに引き回した状態の全体図を示す。 フレームに設ける凸部の形状を示す。
符号の説明
1 振動板
4 ボイスコイル
5 ヨーク
8 フレーム
8a、13a 凸部
13 パッキン
14 緩衝材
15 ワイヤーハーネス
100 スピーカ装置

Claims (6)

  1. 電気信号を供給する配線と、
    フレームと、
    前記フレームに取り付けられた絶縁体よりなるパッキンと、を備え、
    前記パッキンの外周壁には複数の凸部が設けられ、前記配線は前記複数の凸部により支持された状態で前記パッキンに固定されていることを特徴するスピーカ装置。
  2. 前記凸部は半円柱型であり、前記配線の長さ方向と垂直に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 前記パッキンは樹脂材料により構成され、前記複数の凸部は前記パッキンと一体成型されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  4. 前記フレームは樹脂材料により構成されており、前記フレームには複数の凸部が形成されており、前記配線は前記複数の凸部により支持された状態で前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項1及至3のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  5. 前記フレームは鉄、又はアルミニウムの板状金属材料の加工により構成されており、前記フレームには絞り加工による複数の凸部が形成されており、前記配線は前記複数の凸部により支持された状態で前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項1及至3のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
  6. 前記フレームはアルミニウムの鋳造により構成されており、前記フレームには鋳造による複数の凸部が形成されており、前記配線は前記複数の凸部により支持された状態で前記フレームに固定されていることを特徴とする請求項1及至3のいずれか一項に記載のスピーカ装置。
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