JP4075728B2 - スピ−カ - Google Patents

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本発明は各種音響機器に使用されるスピ−カの音質や品質の改善に関するものである。
従来のスピ−カについて、図3の側断面図により説明する。
同図によると、4は底面の外周に複数の空気孔4aを設けたヨークであり、3はこのヨーク4に重畳して接着結合されたマグネットであり、2はこのマグネット3上に接着結合されたプレートであり、前記ヨーク4とマグネット3とプレート2で磁気回路1を形成している。
5はこの磁気回路1に接着結合されたフレームであり、6は前記磁気回路1の磁気ギャップ1aに一端側が挿入され、他端が振動板8に接着結合されるボイスコイルであり、7は外周が前記フレーム5に接着結合され、内周が前記ボイスコイル6に接着結合されるダンパーであり、8は外周がエッジ部8aを介して前記フレーム5に接着結合され、内周が前記ボイスコイル6に接着結合される振動板であり、9は前記ボイスコイル6を覆うようにボイスコイル6の上部に接着結合されたダストキャップである。
なお、5aは前記ヨーク4に設けた空気孔4aに対応して前記フレーム5に設けられた孔部である。
これによって、ボイスコイル6が外部からの音声入力信号に応じて上下駆動して振動板8を振動させ発音させるときに、磁気ギャップ1a内や磁気回路1と前記振動板8間の空気抵抗を減少させ、音質の向上を図るものである。
尚、磁気ギャップに空気孔を設けた先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1や特許文献2が知られている。
実開昭62−109594号公報 特開昭62−140598号公報
以上の従来のスピーカは、音質向上のために前述の構成で磁気ギャップ1a内や磁気回路1の空気抵抗を減少させていたが、この種スピーカを密閉ボックス内に装着、密閉ボックス内の鉄粉や磁粉を除去して使用する場合を除き、この種密閉ボックスを使用しない場合には前記孔部5aを防塵ネット等でカバ−し、鉄粉や磁粉の進入を防止して磁気ギャップ内に鉄粉や磁粉が進入して発生する可能性のある異常音を防止する必要があった(特に車載用のスピーカではその必要があった。)。
しかしながら、防塵ネット等の使用は孔部5aの通気度を低下させ、また、組み立て工数の増加や部品点数の増加によるコスト上昇を招く、また、防塵ネット等の貼り付けに使用する接着剤のはみ出しによる外観不良を発生する可能性があるという課題を有するものであった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のスピーカは、フレームの底面中央近傍に形成された中央孔を設け、前記フレーム底面と前記磁気回路底面間に隙間を設ける前記フレームおよび/または前記磁気回路に設けられた隙間形成手段を設けたため、スピーカ外にある鉄粉や磁紛がスピーカに後部から進入したとしても、鉄粉や磁紛はフレームに設けた中央孔を通り、磁気回路の底面とフレームの間を通って磁気ギャップ内の底部に設けられた空気孔に到達することになり、磁気ギャップ内に進入する前に磁気回路に吸着することで磁気ギャップ内に鉄粉や磁粉が進入して発生する異常音の防止を部品点数や組み立て工数の増加を伴うことなく行えるものである。
本発明の請求項2に記載のスピーカの発明は、請求項1に記載のスピーカの磁気回路の底面中央に磁気回路を貫通する貫通孔を設けたものであり、鉄粉や磁紛はフレームに設けた中央孔を通り、前記貫通孔に進入することになり、磁気ギャップ内に鉄粉や磁粉が進入して発生する異常音の防止をより確実に行えるものである。
以上のように、本発明のスピーカは、磁気ギャップ内に空気孔を設けて磁気回路内の空気抵抗を減じて音質の向上を図ったスピーカを部品点数・組み立て工数の増加によるコストアップを招くことなく実現できるものである。
以下、本発明の一実施の形態を図1〜図2により説明する。
なお、本発明の背景技術に記載した従来の技術で説明した部分と同一部分には同一番号を付与し、説明を省略して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の発明のスピーカの一実施の形態の側断面図であり、図2は同底面図であり、主として請求項1および請求項2について説明するものである。
同図により、背景技術との相違点について説明すると、10は磁気回路1をその底面に配置してなるフレームであり、このフレーム10と磁気回路1との接合面のフレーム10側には、フレーム10の内側に向かう凸加工部10aが複数箇所施され、磁気回路1のヨーク12とフレーム10間に微小な隙間Bを設けている。
なお、フレーム10の略中央には中央孔10bが形成され、ヨーク12には前記フレーム10と対応する位置にマグネット3まで到達する貫通孔12bが設けられ、また、磁気ギャップ1a内のヨーク12の底部には空気孔12aが設けられている。
以上のように形成されたスピーカにおいては、フレーム10の中央孔10bから鉄紛や磁紛は進入するが、磁気ギャップ1aまで到達するには磁気回路1とフレーム10の隙間Bを通る必要があり、これらに吸着されて進入が阻止されることになる。
なお、本実施の形態においてはヨーク12にマグネット3まで到達する貫通孔12b
を設けたことで、磁紛や鉄紛は貫通孔12bの方向にも吸着されることになり、より鉄粉や磁紛の磁気キャップ1aへの進入抑制の効果が向上することとなる。
また、磁気回路1のヨーク12とフレーム10間の微小な隙間は空気の流入を妨げない程度(通気度)で且つ貫通孔12bにおける磁力やスピーカとしての寸法的な制約等から決められるものであるが、0.5mm〜3mm程度の範囲が最適である。
また、この隙間Bを本実施の形態ではフレーム10に凸状の加工を行うことで設定したが、これはプレスのような曲げ加工で設定しても良く、ヨーク12の底部に突起を形成することでも可能であり、以上のような隙間形成手段のうち最適なものを選択することが可能である。
なお、ヨーク12の貫通孔12bおよびフレーム10の中央孔10bはスピーカ組み立て時の位置決めや搬送時のガイド穴としても利用できるものである。
また、15は前記ボイスコイル6の両端部が引き出されて夫々接続される端子板である。
本発明にかかるスピーカは、音質の向上を図ることが可能となるので映像・音響機器をはじめとする各種電子機器に搭載されるスピーカに使用されるものである。
本発明のスピーカの一実施の形態の側断面図 同底面図 従来のスピーカの側断面図
符号の説明
1 磁気回路
1a 磁気ギャップ
6 ボイスコイル
7 ダンパー
8 振動板
8a エッジ
10 フレーム
10a 凸加工部
10b 中央孔
12 ヨーク
12a 空気孔
12b 貫通孔
B 隙間

Claims (2)

  1. 少なくとも磁気ギャップを設けた磁気回路と、この磁気ギャップ内の底部に設けられた空気孔と、前記磁気回路を底部に配置してなるフレームと、一端側が前記磁気ギャップに挿入され、他端が振動板に固着されるボイスコイルと、内周がこのボイスコイルに結合され、外周がエッジ部を介して前記フレームと結合される振動板と、内周が前記ボイスコイルに結合され、外周が前記フレームに結合されたダンパーとで構成されるスピーカであって、前記フレームの底面中央近傍に中央孔を設け、前記フレーム底面と前記磁気回路底面間に隙間を設ける前記フレームおよび/または前記磁気回路に設けられた隙間形成手段を設けたスピーカ。
  2. 請求項1に記載のスピーカにおいて、磁気回路の底面中央に磁気回路を貫通する貫通孔を設けたスピーカ。
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