JP3112372U - 耐工率向上のスピーカーボイスコイル及び振動膜組合せ構造 - Google Patents

耐工率向上のスピーカーボイスコイル及び振動膜組合せ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ボイスコイルと振動膜の張り合わせ面積を広げることによって、二者の結合強度を向上させる耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造を提供する。
【解決手段】耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造は、主に振動膜もしくは防塵蓋の適する箇所にL字型環状貼り合わせ部を成形し、ボイスコイルの側面及び底面に接着し、二側面立体貼り合わせにより、結合強度を高め、振動による脱落及び故障を防止する。
【選択図】図1

Description

本考案は、耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造に関するもので、特にスピーカーの振動膜、防塵蓋とボイスコイルの結合を強化して耐工率を高めるものである。
公知のスピーカーのボイスコイルと振動膜の結合方式は、振動膜をボイスコイル上端に貼り合わせる。しかしながら、ボイスコイル上端の面積はかなりの制限があるため、振動膜とボイスコイルの結合面積は小さく、そのため強度が弱く、ボイスコイル脱落現象が起こりやすい。市場では、これらを改善したものがあり、銅線を薄膜筒外形に巻きつけてボイスコイルとする。その薄膜筒の最上面を封鎖状態にし、且つ薄膜筒の最上面を振動膜下方に貼り付け、振動膜とボイスコイルの結合面積を増やし、結合を強化して脱落を防止する。しかし、この種のボイスコイルと振動膜の結合方式は、貼り付け面積を増やすことはできるが、振動膜は振動によって音を出す構造であるため、振動膜中央部分と薄膜筒を全面的に張り合わせると音質に影響を及ぼし、ひずみ現象を起こす。また公知の別の実施例では振動膜中心に穿孔を形成し、薄膜筒最上面を円弧面にする。薄膜筒円弧面周辺に粘着面を成形し、薄膜筒の粘着面を振動膜中心穿孔の周囲と結合し、上述の欠点を改善する。しかし、構造的に粘着面積が増えてもやはり制限があり、品質的に問題があり、実用的でない。
台湾 特許第542506号
解決しようとする問題点は、振動膜と薄膜筒の粘着面が有限であるため、脱落現象を起こしやすい点である。
本考案は、主に振動膜もしくは防塵蓋の適する箇所にL字型環状貼り合わせ部を成形し、ボイスコイルの側面及び底面に接着し、二側面立体貼り合わせにより、結合強度を高め、振動による脱落及び故障を防止することを最も主要な特徴とする。
本考案の耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造は、ボイスコイルと振動膜の張り合わせ面積を広げることによって、結合強度を向上させるという利点がある。
図1及び図4に示すとおり、本考案は主に底フレーム1、ボイスコイル2、ボイスコイル3、防塵蓋4及び前蓋5を含む。そのうち、
底フレーム1中央に磁気センサーを固定する。その磁気センサーは磁気を誘導する極片111、下片113と磁力を提供する磁石112から構成される。その磁気センサーはボイスコイル2に必要な磁場を生み出す。また底フレーム1外側上端には定位部12を成形し、その定位部12に振動膜3を設置し、前蓋5で振動膜3を固定する。
このボイスコイル2は金属コイルを巻きつけたもので、そのコイルは磁気センサーの磁場が発生することによって、駆動力を与え、振動膜3が振動して音を出す。
振動膜3は円盤状で、その中央下端はL字型の環状貼り合わせ部31を形成する。この貼り合わせ部31によって、ボイスコイル2と振動膜3間の貼り合わせ面積が増えるだけでなく、L字型の貼り合わせ部31とボイスコイル2の外側及び下側も貼り合わさり、立体貼り合わせ方式によって、二者が更に密着し、ボイスコイル2と振動膜3の結合強度及び耐工率が強まる。
防塵蓋4は、埃などのゴミがボイスコイル2へ入るのを防止するもので、スピーカーの音質に影響が及ぶのを防止する。この防塵蓋4はボイスコイル2の上側に張り合わす。
前蓋5中央には複数個の音孔51が成形される。この音孔51によって振動膜3が発した音周波が外へ伝わる。前蓋5の両側は、底フレーム1の定位部12に合わさり、振動膜3を両者によって挟んで固定する。
本考案を組み立てる時、ボイスコイル2を振動膜3の貼り合わせ部31に貼り付け、貼り合わせ部31のL字型構造を利用して、コイルの外側と下側を結合する。この結合方式は、従来と異なり、両面立体貼り合わせ方式で、ボイスコイル2と振動膜3を緊密に接着する。防塵蓋4をボイスコイル2の上側に貼り、埃等がボイスコイル2内へ落ちないようにする。振動膜3を底フレーム1の定位部12にはめ込み、ボイスコイル2を磁気センサーの下片113と極片111の間に置き、最後に前蓋5を底フレーム1の定位部12上に嵌め、振動膜3を固定する。このようにして本考案を組み立て、組立後は図3に示すとおりである。
本考案を使用する時、振動膜3とボイスコイル2は、L字型の貼り合わせ部31が立体貼り合わせ状態であるため、ボイスコイル2と振動膜3が振動しても分離脱落現象は起こらず、製品の故障を減少させ、更にはスピーカーの耐工率を向上させる。
図5及び図6に示すとおり、主なユニットは第一実施例と同じであるため、その部分の説明は省く。異なる部分は、本考案のボイスコイル2と振動膜3の結合がよりしっかりと結合されるもので、振動膜3は凹槽を具えたU字型環状貼り合わせ部31によって実施され、ボイスコイル2の外側、底側、内側の三側面が張り合わされ、振動膜3とボイスコイル2の結合強度及び耐工率がより向上する。
図7から図9に示すとおり、主なユニットは第一実施例と同じであるため、説明を省く。異なる部分として、防塵蓋4外周辺下端がL字型の環状貼り合わせ部41で、その貼り合わせ部41とボイスコイル2の内側及び下側が接着することによって、立体貼り合わせ方式で、二者がより緊密に結合し、振動膜3中央部はボイスコイル2上側と相対した平面を形成し、ボイスコイル2の上側に固定される。
図10及び図11に示すとおり、主なユニットは第一実施例と同じであるため、説明を省く。異なる部分として、防塵蓋4の貼り合わせ部41はU字型環状で実施され、そのためボイスコイル2の内側、底側、外側の三側面が接着し、防塵蓋4とボイスコイル2の結合強度及び耐工率が向上する。
本考案の構造分解断面図である。 図1の局部拡大断面図である。 本考案の組立断面図である。 図3の局部拡大断面図である。 本考案第二実施例の組立断面図である。 図5の局部拡大断面図である。 本考案第三実施例構造分解断面図である。 本考案第三実施例組立断面図である。 本考案第三実施例局部拡大断面図である。 本考案第四実施例組立断面図である。 本考案第四実施例局部拡大断面図である。
符号の説明
1 底フレーム
111 極片
112 磁石
113 下片
12 定位部
2 ボイスコイル
3 振動膜
31 貼り合わせ部
4 防塵蓋
41 貼り合わせ部
5 前蓋
51 音孔

Claims (9)

  1. 底フレーム上に振動膜を設置し、その振動膜下方にボイスコイルを設置し、そのボイスコイル下方は底フレーム上の磁気センサーとする耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造において、
    振動膜の中央下端は、L字型環状貼り合せ部が成形され、その貼り合せ部とボイスコイルの二側面を結合し、結合面積と結合強度を高め、ボイスコイルと振動膜の結合を確実にすることを特徴とする耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  2. 底フレーム上に振動膜を設置し、その振動膜下方にボイスコイルを設置し、そのボイスコイル下方は底フレーム上の磁気センサーとする耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造において、
    振動膜の中央下端は、U字型環状貼り合せ部が成形され、その貼り合せ部とボイスコイルの三側面を結合し、結合面積と結合強度を高め、ボイスコイルと振動膜の結合を確実にすることを特徴とする耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  3. 前記ボイスコイルは、上端に防塵蓋を設置することを特徴とする請求項1もしくは2記載の耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  4. 底フレーム上に振動膜を設置し、その振動膜下方にボイスコイルを設置し、そのボイスコイル中央上方に防塵蓋を結合し、ボイスコイル下方は底フレーム上の磁気センサーとする耐工率向上のスピーカーボイスコイル及び振動膜組合せ構造において、
    防塵蓋外側下端にL字型環状貼り合せ部を成形し、その貼り合せ部とボイスコイルの二側面を貼り合せ、結合面積と結合強度を高め、ボイスコイルと防塵蓋の結合を確実にすることを特徴とする耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  5. 底フレーム上に振動膜を設置し、その振動膜下方にボイスコイルを設置し、そのボイスコイル中央上方に防塵蓋を結合し、ボイスコイル下方は底フレーム上の磁気センサーとする耐工率向上のスピーカーボイスコイル及び振動膜組合せ構造において、
    防塵蓋外側下端にU字型環状貼り合せ部を成形し、その貼り合せ部とボイスコイルの三側面を貼り合せ、結合面積と結合強度を高め、ボイスコイルと防塵蓋の結合を確実にすることを特徴とする耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  6. 前記底フレームは、その上端に定位部を成形し、その定位部を振動膜に嵌合することを特徴とする請求項1、2、4もしくは5記載の耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  7. 前記磁気センサーは、極片、磁石、下片から構成されることを特徴とする請求項1、2、4もしくは5記載の耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  8. 前記底フレームは、前蓋を嵌合し、スピーカー内部ユニットを保護することを特徴とする請求項1、2、4もしくは5記載の耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
  9. 前記前蓋は、中央に少なくとも一個の音孔を設置することを特徴とする請求項8記載の耐工率向上のスピーカーのボイスコイル及び振動膜組合せ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017212713A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. スピーカー

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