JP2006217452A - スピーカ - Google Patents

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一樹 本田
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Abstract

【課題】携帯電話等に使用されるスピーカに関し、振動板裏面の空気の流通経路が長くなって空気抵抗が大きくなるために低域の再生音圧が抑制されるという課題を解決し、低域の再生音圧を上昇させることができるスピーカを提供することを目的とする。
【解決手段】磁気ギャップ5を有する磁気回路1を結合したフレーム6と、このフレーム6に外周が結合されると共に上記磁気ギャップ5に嵌まり込むボイスコイル7を中心に結合した振動板8からなるスピーカにおいて、上記振動板8裏面とボイスコイル7内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段を設けた構成により、振動板8裏面の空気の流通経路を短くして振動板8に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は各種音響機器や情報通信機器に使用されるスピーカに関し、特に、携帯電話等に適した小型、薄型のスピーカに関するものである。
各種音響機器や情報通信機器の小型化、多機能化に伴ってこれらに使用されるスピーカも従来にも増して小型化が進み、特に携帯電話に使用されるスピーカにおいては小型化のみならず高音質化やステレオ対応までも要求されてきている。
図18はこの種の従来のスピーカの構成を示した断面図であり、図18において、31は磁気回路を示し、この磁気回路31は壷形のヨーク32内に円板状のマグネット33とプレート34を積層して結合することにより構成され、これにより円環状の磁気ギャップ35を形成した磁気回路31が構成されているものである。
36は上記磁気回路31を中央に結合したフレーム、36aはこのフレーム36に設けられた通気孔である。37はこのフレーム36に外周が結合されると共に上記磁気ギャップ35に嵌まり込むボイスコイル38を中心に結合した振動板、37aはこの振動板37の周縁に一体で設けられたエッジ部であり、このエッジ部37aの外周がフレーム36の周縁に結合されているものであり、一般に樹脂製の振動板が多く用いられている。
このように構成された従来のスピーカは、上記磁気回路31を構成するマグネット33に高エネルギー積を有した希土類マグネットを用い、これにより小型・薄型で高性能なスピーカを実現したものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−134585号公報
しかしながら上記従来のスピーカでは、振動板37裏面の空気はボイスコイル38によって流通経路を遮断された構造のため、振動板37の振幅運動に伴って振動板37裏面の空気はボイスコイル38に沿ってボイスコイル38の内周から外周へと磁気ギャップ35内を移動し、最終的にフレーム36に設けられた通気孔36aを介して排出、またはこれとは逆に導入されるものであった。
従って、空気の流通経路が長くなって空気抵抗が大きくなるために、振動板37の振幅運動に制動が加わることになり、この結果、低域の再生音圧が抑制されてしまうという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解決し、振動板裏面の空気の流通経路を短くして振動板に加わる空気の流通抵抗を低減することにより、低域の再生音圧を上昇させることが可能なスピーカを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路を結合したフレームと、このフレームに外周が結合されると共に上記磁気ギャップに嵌まり込むボイスコイルを中心に結合した振動板からなるスピーカにおいて、上記振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段を設けた構成にしたものである。
以上のように本発明によるスピーカは、振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段を設けた構成により、振動板裏面の空気の流通経路を短くして振動板に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1、2に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1によるスピーカの構成を示した断面図、図2は同スピーカに使用されるボイスコイルを示した正面図、図3は同ボイスコイルを振動板に結合した状態を示した正面図である。
図1〜図3において、1は磁気回路を示し、この磁気回路1は壷形のヨーク2内に円板状のマグネット3とプレート4を積層して結合することにより構成され、これにより円環状の磁気ギャップ5を形成した磁気回路1が構成されているものである。
6は上記磁気回路1を中央に結合した樹脂製のフレーム、6aはこのフレーム6に設けられた通気孔である。7は上記磁気回路1に形成された磁気ギャップ5内に可動自在に嵌まり込むボイスコイル、7aはこのボイスコイル7を構成するボビンの上端に複数設けられた切り欠きである。
8は上記ボイスコイル7を中心に結合すると共に外周が上記フレーム6の周縁に結合された振動板、8aはこの振動板8の周縁に一体で設けられたエッジ部であり、このエッジ部8aの外周がフレーム6の周縁に結合されているものである。また、上記ボイスコイル7と振動板8の結合は接着剤9を用いて行われ、図3に示すようにボイスコイル7のボビン上端に設けられた切り欠き7aを接着剤9が塞がないようにして貼り付けられているものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、ボイスコイル7のボビン上端に設けた切り欠き7aにより、振動板8裏面とボイスコイル7内部との間に形成される空隙部が外部と連通するようになるため、振動板8の振幅運動に伴う振動板8の裏面の空気は上記切り欠き7aから直接外部に排出または導入されるようになり、振動板8裏面の空気の流通経路を短くして振動板8に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
図4はこのような本実施の形態によるスピーカの周波数特性を測定した結果を比較例としての従来品と比較して示したものであり、図4から明確なように、低域の再生音圧が上昇していることが分かるものである。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項3に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段が異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図5は本発明の実施の形態2によるスピーカの構成を示した断面図、図6(a)、(b)は同スピーカに使用されるヨークを示した平面図と正面断面図であり、図5と図6において、10は壷形のヨーク、10aはこのヨーク10の底面周縁に複数設けられた孔であり、これにより円環状の磁気ギャップ11を形成した磁気回路12が構成されているものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、ヨーク10の底面周縁に設けた孔10aにより、振動板8裏面とボイスコイル13内部との間に形成される空隙部が外部と連通するようになるため、振動板8の振幅運動に伴う振動板8の裏面の空気は上記孔10aから直接外部に排出または導入されるようになり、振動板8裏面の空気の流通経路を短くして振動板8に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
図7はこのような本実施の形態によるスピーカの周波数特性を測定した結果を比較例としての従来品と比較して示したものであり、図7から明確なように、低域の再生音圧が上昇していることが分かるものである。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項4に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段が異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図8は本発明の実施の形態3によるスピーカの構成を示した断面図、図9(a)、(b)は同スピーカに使用されるヨークを示した平面図と正面断面図であり、図8と図9において、14は壷形のヨーク、14aはこのヨーク14の側壁に複数設けられた切り欠きであり、これにより円環状の磁気ギャップ15を形成した磁気回路16が構成されているものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、ヨーク14の側壁に設けた切り欠き14aにより、振動板8裏面とボイスコイル13内部との間に形成される空隙部が外部と連通するようになるため、振動板8の振幅運動に伴う振動板8の裏面の空気は上記切り欠き14aから直接外部に排出または導入されるようになり、振動板8裏面の空気の流通経路を短くして振動板8に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項5に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段が異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図10は本発明の実施の形態4によるスピーカの構成を示した断面図、図11(a)、(b)は同スピーカに使用されるヨークを示した平面図と正面断面図であり、図10と図11において、17は壷形のヨーク、17aはこのヨーク17の底面周縁から側壁に亘って複数設けられた切り欠きであり、これにより円環状の磁気ギャップ18を形成した磁気回路19が構成されているものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、ヨーク17の底面周縁から側壁に亘って設けた切り欠き17aにより、振動板8裏面とボイスコイル13内部との間に形成される空隙部が外部と連通するようになるため、振動板8の振幅運動に伴う振動板8の裏面の空気は上記切り欠き17aから直接外部に排出または導入されるようになり、振動板8裏面の空気の流通経路を短くして振動板8に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
(実施の形態5)
以下、実施の形態5を用いて、本発明の特に請求項6に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段が異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図12は本発明の実施の形態5によるスピーカの構成を示した断面図、図13(a)、(b)は同スピーカに使用されるプレートを示した平面図と正面断面図、図14(a)、(b)は同スピーカに使用されるマグネットを示した平面図と正面断面図であり、図12〜図14において、2は壷形のヨーク、20と21はこのヨーク2の内底面に積層して結合されたプレートとマグネットであり、これにより円環状の磁気ギャップ22を形成した磁気回路23が構成されているものである。
また、上記プレート20とマグネット21の周縁には複数の切り欠き20aと21aが夫々設けられており、これによりプレート20とマグネット21を積層した状態で切り欠き20aと21aが繋がって一体に形成された状態になるように構成されたものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、プレート20とマグネット21の周縁に夫々設けた切り欠き20aと21aにより、振動板8裏面とボイスコイル13内部との間に形成される空隙部が外部と連通するようになるため、振動板8の振幅運動に伴う振動板8の裏面の空気は上記切り欠き20aと21aから直接外部に排出または導入されるようになり、振動板8裏面の空気の流通経路を短くして振動板8に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
(実施の形態6)
以下、実施の形態6を用いて、本発明の特に請求項7に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段が異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図15は本発明の実施の形態6によるスピーカの構成を示した断面図であり、図15において、24は壷形のヨーク、25と26はこのヨーク24の内底面に積層して結合されたマグネットとプレートであり、これにより円環状の磁気ギャップ27を形成した磁気回路28が構成されているものである。
また、上記ヨーク24、マグネット25、プレート26には、厚み方向に連通して繋がる孔24a、25a、26aが夫々中心に設けられており、これによりヨーク24とマグネット25とプレート26を積層した状態でこれらの孔24a、25a、26aが一体となって繋がった状態になるように構成されたものである。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、ヨーク24とマグネット25とプレート26の中心に夫々設けた孔24a、25a、26aにより、振動板8裏面とボイスコイル13内部との間に形成される空隙部が外部と連通するようになるため、振動板8の振幅運動に伴う振動板8の裏面の空気は上記一体となった孔24a、25a、26aから直接外部に排出または導入されるようになり、振動板8裏面の空気の流通経路を短くして振動板8に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
図16はこのような本実施の形態によるスピーカの周波数特性を測定した結果を比較例としての従来品と比較して示したものであり、図16から明確なように、低域の再生音圧が上昇していることが分かるものである。
(実施の形態7)
以下、実施の形態7を用いて、本発明の特に請求項8、9に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で説明したスピーカの振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段が異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
図17は本発明の実施の形態7によるスピーカの構成を示した断面図であり、図17において、29は振動板、29aはこの振動板29の周縁に設けられたエッジ部、29bは振動板29の中心に設けられた孔である。30は上記振動板29に設けた孔29bを塞ぐように貼り付けられた通気性を有した防塵部材である。
このように構成された本実施の形態によるスピーカは、振動板29の中心に設けた孔29bにより、振動板29裏面とボイスコイル13内部との間に形成される空隙部が外部と連通するようになるため、振動板29の振幅運動に伴う振動板29の裏面の空気は上記孔29bから直接外部に排出または導入されるようになり、振動板29裏面の空気の流通経路を短くして振動板29に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果が得られるものである。
さらに、上記防塵部材30の通気度を変化させることによって空気の流通抵抗、即ち、音響負荷を調整し、最適な低域特性を得ることも可能になるものである。
本発明によるスピーカは、振動板裏面の空気の流通経路を短くして振動板に加わる空気の流通抵抗を低減することができるようになるため、低域の再生音圧を上昇させることが可能になるという効果を有し、特に、小型高性能が要求される携帯電話用のスピーカ等として有用である。
本発明の実施の形態1によるスピーカの構成を示した断面図 同スピーカに使用されるボイスコイルを示した正面図 同ボイスコイルを振動板に結合した状態の正面図 同スピーカの周波数特性を示した特性図 本発明の実施の形態2によるスピーカの構成を示した断面図 (a)同スピーカに使用されるヨークを示した平面図、(b)同正面断面図図 同スピーカの周波数特性を示した特性図 本発明の実施の形態3によるスピーカの構成を示した断面図 (a)同スピーカに使用されるヨークを示した平面図、(b)同正面断面図図 本発明の実施の形態4によるスピーカの構成を示した断面図 (a)同スピーカに使用されるヨークを示した平面図、(b)同正面断面図図 本発明の実施の形態5によるスピーカの構成を示した断面図 (a)同スピーカに使用されるプレートを示した平面図、(b)同正面断面図図 (a)同スピーカに使用されるマグネットを示した平面図、(b)同正面断面図図 本発明の実施の形態6によるスピーカの構成を示した断面図 同スピーカの周波数特性を示した特性図 本発明の実施の形態7によるスピーカの構成を示した断面図 従来のスピーカの構成を示した断面図
符号の説明
1、12、16、19、23、28 磁気回路
2、10、14、17、24 ヨーク
3、21、25 マグネット
4、20、26 プレート
5、11、15、18、22、27 磁気ギャップ
6 フレーム
6a 通気孔
7、13 ボイスコイル
7a、14a、17a、20a、21a 切り欠き
8、29 振動板
8a、29a エッジ部
9 接着剤
10a、24a、25a、26a 孔
30 防塵部材

Claims (9)

  1. 磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路を結合したフレームと、このフレームに外周が結合されると共に上記磁気ギャップに嵌まり込むボイスコイルを中心に結合した樹脂製の振動板からなるスピーカにおいて、上記振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段を設けたスピーカ。
  2. 振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段として、振動板と結合されるボイスコイルのボビン部上端に切り欠きを設けた請求項1に記載のスピーカ。
  3. 振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段として、磁気回路を構成するヨークの底面周縁に孔を設けた請求項1に記載のスピーカ。
  4. 振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段として、磁気回路を構成するヨークの側壁に切り欠きを設けた請求項1に記載のスピーカ。
  5. 振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段として、磁気回路を構成するヨークの底面周縁から側壁に亘って切り欠きを設けた請求項1に記載のスピーカ。
  6. 振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段として、磁気回路を構成するプレート及びマグネットの周縁に夫々同形状の切り欠きを設けた請求項1に記載のスピーカ。
  7. 振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段として、磁気回路を構成するプレート、マグネット、ヨークに夫々厚み方向に連通して繋がる孔を設けた請求項1に記載のスピーカ。
  8. 振動板裏面とボイスコイル内部との間に形成される空隙部を外部と連通させる連通手段として、振動板の中心に孔を設けた請求項1に記載のスピーカ。
  9. 振動板の中心に設けた孔に通気性を有した防塵部材を貼り付けた請求項8に記載のスピーカ。
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