JP2003134585A - 撥水ネット付きスピーカ - Google Patents

撥水ネット付きスピーカ

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JP2003134585A JP2001328442A JP2001328442A JP2003134585A JP 2003134585 A JP2003134585 A JP 2003134585A JP 2001328442 A JP2001328442 A JP 2001328442A JP 2001328442 A JP2001328442 A JP 2001328442A JP 2003134585 A JP2003134585 A JP 2003134585A
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正二 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性の高い撥水ネット付きスピーカを提供
する。 【解決手段】 フレーム6に保持された磁気回路4と、
前記磁気回路4の磁気ギャップ10に配置されるボイス
コイル8を結合し前記フレーム6の外周部に結合された
振動板7とを有し、前記磁気回路10や振動板7への外
界からの水進入を防止する撥水ネット12が装着された
撥水ネット付きスピーカにおいて、前記撥水ネット12
は、フッ素系樹脂による撥水加工処理が施されるととも
に、被装着部材であるフレーム6に対する装着面に、接
着性改善表面改質処理が施され、前記装着面において粘
着材14により前記フレーム6に結合された構成とす
る。撥水ネット12は、十分な撥水性を有しながら装着
面の接着性が向上したものとなるため、所望の位置に高
い結合生産性にて設けることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音響機器や情報通信
機器に使用される撥水ネット付きスピーカに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は、携帯電話に用いられている防水
性を備えたスピーカの断面を示す。このスピーカでは、
マグネット1を上部プレート2とヨーク3とで挟み込ん
で内磁型の磁気回路4を構成し、ヨーク3の外周部にフ
レーム6を結合し、振動板7を、フレーム6の外周縁部
の立ち上がり部6aで支持して磁気回路4の上方に配置
し、振動板7を駆動するためのボイスコイル8を、磁気
回路4の磁気ギャップ10にはまり込むように振動板7
に結合している。また、振動板7を適当間隙をおいて覆
うプロテクタ11をフレーム6の立ち上がり部6aに接
着して設け、このプロテクタ11を覆うように通気通音
性を有する撥水ネット12を設けている。
【0003】図9は撥水ネット12の断面を示し、樹脂
や天然繊維等の材料を編成加工等したネット基材に、フ
ッ素系樹脂により撥水加工を施したものである。このよ
うな撥水ネット12は、ハウジングにセットされた電気
/電子部品への外界からの水進入を防止するために特
に、従来より使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のスピ
ーカで使用されている撥水ネット12は、上記したよう
にフッ素系樹脂で撥水加工が施されているため、接着剤
がなじまず、接着による結合が困難である。フッ素系樹
脂の難接着性は充分に知られるところである。
【0005】そこで、撥水ネット12をフレーム6に対
して結合する際に、樹脂製のガスケット13を用いて、
その一方の面を、フレーム6に接着されたプロテクタ1
1(プロテクタがない場合は振動板7)の外周部に接着
し、他方の面を熱溶融させて撥水ネット11の結合に利
用するようにしている。そのため、樹脂製のガスケット
13が必須であるだけでなく、熱溶着設備や熱溶着とい
う非常に時間のかかる工程が必要になるという問題があ
る。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、生産
性の高い撥水ネット付きスピーカを提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、フッ素系樹脂による撥水性を有しながら、
表面改質処理によって粘接着性が付与された撥水ネット
を用いることで、フレームなどに対して接着結合するよ
うにしたものである。
【0008】すなわち請求項1記載の本発明は、フレー
ムに保持された磁気回路と、ボイスコイルを結合し前記
フレームの外周部に結合された振動板とを有し、通気通
音性を有する撥水ネットが開口部に装着された撥水ネッ
ト付きスピーカであって、前記撥水ネットは、フッ素系
樹脂による撥水加工処理が施されるとともに、被装着部
材への装着面に接着性改善表面改質処理が施され、前記
装着面において粘着材により前記被装着部材に結合され
たことを特徴とする。
【0009】上記したような撥水ネットは、十分な撥水
性を維持しながら装着面の接着性が向上したものとなる
ため、被装着部材に対して高い結合生産性にて結合する
ことが可能である。よって、所望の位置に容易に撥水ネ
ットを設けて、外界からの水侵入を防止し、音響負荷の
制御を実現することができ、スピーカの性能および品質
を向上できるとともに、生産性を大幅に向上できる。
【0010】撥水ネットは、フッ素系樹脂による撥水加
工処理の後に、フッ素減少率4〜54%、酸素増加率1
4〜143%となる接着性改善表面改質処理が施された
ものを好適に使用できる。
【0011】撥水ネットはたとえば、以下のように装着
される。 a)フレームに展張されフレーム外周部に結合される、 b)フレームに設けられた空気孔を覆い前記空気孔の周
囲部分に結合される、 c)磁気回路を構成する下部プレートのセンターポール
を貫通する空気孔を覆い前記空気孔の周囲部分に結合さ
れる、 d)振動板に設けられた空気孔を覆い前記空気孔の周囲
部分に結合される、 e)ボイスコイルのボビンに設けられた空気孔を覆い前
記空気孔の周囲部分に結合される、 f)ボイスコイルを覆うダストキャップの少なくとも一
部を構成し、前記ボイスコイルあるいは振動板あるいは
フレームに結合される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
撥水ネット付きスピーカの断面を示す。
【0013】このスピーカは、先に図8を用いて説明し
た従来のスピーカとほぼ同様の構成を有しており、マグ
ネット1を上部プレート2とヨーク3とで挟み込んで内
磁型の磁気回路4を構成している。そして、ヨーク3の
外周部にフレーム6を結合し、振動板7を、フレーム6
の外周縁部の立ち上がり部6aで支持して磁気回路4の
上方に配置し、振動板7を駆動するためのボイスコイル
8を、磁気回路4の磁気ギャップ10にはまり込むよう
に振動板7に結合している。また、振動板7を適当間隙
をおいて覆うプロテクタ11をフレーム6の立ち上がり
部6aに接着して設け、このプロテクタ11を覆うよう
に通気通音性を有する撥水ネット12を設けている。
【0014】このスピーカが従来のものと異なるのは、
前記撥水ネット12を、その外周縁部において粘着材1
4によりフレーム6に立ち上がり部6aの上端面に接着
結合している点である。
【0015】詳細には、撥水ネット12は、ネット基材
の片面にフッ素系樹脂による撥水加工が施され、もう片
面に接着性改善表面改質処理が施されている。そして、
それにより接着性が良好となった前記片面の外周縁部
に、図2に示すように適当な大きさの前記粘着材14が
接着され、この粘着材14を介して、フレーム6に接着
結合されている。
【0016】つまり、接着性が向上した撥水ネット12
を用いることにより、従来のような樹脂ガスケットを要
することなく、粘着材14によって、撥水ネット12を
フレーム6に対して結合しているのである。このことに
より、装着工程の生産性が大幅に向上し、装着品質も向
上する。通気通音性・撥水性は、上記のような表面改質
処理が施されていない撥水ネットとほぼ同等である。
【0017】なお、撥水ネット12のネット基材の材料
としては、撥水性を発揮するのに十分な量のフッ素系樹
脂を担持することができ、かつ担持したフッ素系樹脂に
よって通気通音性が損なわれないものが使用される。そ
のような材料には、樹脂や天然繊維等を編成加工した材
料の他、不織布、織物、綱、孔あきシート、メッシュ構
造体等がある。
【0018】フッ素系樹脂による撥水加工処理は、PT
FE(ポリテトラフルオロエチレン)やPFA(テトラ
フルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテ
ル共重合体)などのフッ素系樹脂を用いる、一般的な撥
水加工処理である。
【0019】接着性改善表面改質処理は、スパッタエッ
チング処理、プラズマジェット処理、コロナ放電処理等
の乾式放電処理に代表される、既知の表面改質処理であ
り、撥水加工処理を終了した撥水ネットに対して、装着
面の全面に、あるいは装着面の接合部分に施される。
【0020】粘着材としては、両面テープ状のもの、装
着面に塗布あるいはスプレー可能な液状のものなど、種
々の粘接着材(粘接着剤)を使用可能である。撥水ネッ
ト12の撥水性および接着性について詳述する。
【0021】ポリエステル繊維よりなるクロスをネット
基材とし、フッ素系樹脂を含浸させる両面撥水加工処理
が施された撥水ネットに対して、片面のみ、プラズマジ
ェット処理またはコロナ放電処理を実施し、この表面改
質処理済みの撥水ネットの接着性を評価するために、両
面粘着テープ(日東電工株式会社、NO.500)を用
いて180度剥離力を試験した。
【0022】その結果、フッ素系樹脂としてPTFEが
用いられた撥水ネットは、フッ素減少率10%、かつ酸
素増加率30%となる表面改質処理(X線光電子分光分
析を用いて構成元素の比率を計算)で、処理面に、シー
ル加工に必要な500g/19mmを満足する780g
/19mmの接着力を有し、非処理面(背面)は、表面
改質処理しないものと同等に水をはじいた。また、フッ
素減少率4〜54%、かつ酸素増加率14〜143%の
範囲で、処理面に500g/19mmを満足する粘接着
性を有し、非処理面(背面)に十分な撥水性を維持して
いた。
【0023】フッ素および酸素が上記した範囲より小さ
いと、500g/19mmを満足する粘接着性は得られ
ず、上記した範囲より大きいと、両面ともに改質されて
しまい必要な撥水性が残らなかった。この結果は、PF
Aなどの他のフッ素系樹脂が用いられた撥水ネットでも
同様であった。
【0024】よって、フッ素減少率4〜54%、酸素増
加率14〜143%となる接着性改善表面改質処理が装
着面に施された撥水ネットを用いることにより、撥水加
工処理にされた従来の撥水ネットとほぼ同等の通気通音
性・撥水性は維持しながら、高い接着信頼性を確保でき
る。 (実施の形態2)図3は本発明の実施の形態2における
撥水ネット付きスピーカの断面を示す。
【0025】このスピーカが実施の形態1のスピーカと
相違するのは、フレーム6に形成された空気孔6bを覆
うように、振動板7に背反する側に撥水ネット12aが
配置され、空気孔6bの周囲部分のフレーム6に対して
接着されている点である。
【0026】この撥水ネット12aは、フレーム6への
接合部分に対して実施の形態1と同様の表面改質処理が
施されていて、その改質処理部分で、実施の形態1と同
様に(図示せず)を介してフレーム6に接着されてい
る。
【0027】このような構成のスピーカにおいても、撥
水ネット12aを設けたことで、空気孔6bからの水滴
侵入防止と音響負荷の制御を実現でき、しかも撥水ネッ
ト12aの接着性が高いことから、装着工程の生産性、
装着品質の向上を実現できる。 (実施の形態3)図4は本発明の実施の形態3における
撥水ネット付きスピーカの断面を示す。
【0028】このスピーカは、従来よりある外磁型の磁
気回路を採用したものであって、マグネット1と上部プ
レート2と下部プレート5とで磁気回路4を構成してお
り、下部プレート5のセンターポール15の外周側に磁
気ギャップ10を形成している。そして、コーン状のフ
レーム6をその内周部において上部プレート2に結合
し、同じくコーン状の振動板7をその外周部においてフ
レーム6の外周部に結合し、振動板7を駆動するボイス
コイル8のボビン16を、ボイスコイル8が磁気ギャッ
プ10にはまり込むように振動板7の内周端に結合して
いる。また、ボイスコイル8のボビン15をボイスコイ
ル8と振動板7とのほぼ中間位置でフレーム6に結合す
るルーズな支持部材17を設け、振動板7の中央穴7a
を覆うようにダストキャップ18を配置して振動板7に
結合している。
【0029】このスピーカが従来のものと相違するの
は、センターポール15の貫通孔15aを振動板7に背
反する側から覆うように、実施の形態1で説明したのと
同様の撥水ネット12bを配置し、貫通孔15aの周囲
部分の下部プレート5に対して(図示せず)で接着して
いる点である。
【0030】このような構成のスピーカでは、撥水ネッ
ト12bを設けたことで、貫通孔15aからの水滴侵入
防止と音響負荷の制御を実現でき、しかも撥水ネット1
2bの接着性が高いことから、装着工程の生産性、装着
品質の向上を実現できる。 (実施の形態4)図5は本発明の実施の形態4における
撥水ネット付きスピーカの断面を示す。
【0031】このスピーカは実施の形態3のスピーカと
ほぼ同様の構成を有しているが、振動板7におけるボイ
スコイル8の結合部近傍に空気孔7bが形成されてい
て、この空気孔7bをボイスコイル8に背反する側から
覆うように、実施の形態1で説明したのと同様の撥水ネ
ット12cを配置し、空気孔7bの周囲部分の振動板7
に対して(図示せず)で接着している点で異なってい
る。
【0032】このような構成のスピーカでは、撥水ネッ
ト12cを設けたことで、空気孔7bからの水滴侵入防
止と音響負荷の制御を実現でき、しかも撥水ネット12
cの接着性が高いことから、装着工程の生産性、装着品
質の向上を実現できる。 (実施の形態5)図6は本発明の実施の形態5における
撥水ネット付きスピーカの断面を示す。
【0033】このスピーカは実施の形態3のスピーカと
ほぼ同様の構成を有しているが、ボイスコイル8の結合
部近傍のボビン16に空気孔16aが形成されていて、
この空気孔16aを覆うように、実施の形態1で説明し
たのと同様の撥水ネット12dを配置し、空気孔16a
の周囲部分のボビン16に対して(図示せず)で接着し
ている点で異なっている。
【0034】このような構成のスピーカでは、撥水ネッ
ト12dを設けたことで、空気孔16aからの水滴侵入
防止と音響負荷の制御を実現でき、しかも撥水ネット1
2dの接着性が高いことから、装着工程の生産性、装着
品質の向上を実現できる。 (実施の形態6)図7は本発明の実施の形態6における
撥水ネット付きスピーカの断面を示す。
【0035】このスピーカは実施の形態3のスピーカと
ほぼ同様の構成を有しているが、ダストキャップ18の
全体を撥水ネットで構成している点で異なっている。こ
のような構成のスピーカでは、ダストキャップ18によ
って、水滴侵入防止と音響負荷の制御を実現でき、しか
もダストキャップ18の接着性が高いことから、装着工
程の生産性、装着品質の向上を実現できる。
【0036】なお、ダストキャップ18の一部のみ撥水
ネットで構成してもよく、その場合も同様の効果が得ら
れる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明のスピーカは、装着
面の接着性を改善した撥水ネットを用いることで、所望
の位置に高い結合生産性にて配置することを可能ならし
め、水滴侵入防止と音響負荷の制御を実現したものであ
る。よって、スピーカの性能と品質の向上を実現できる
とともに、生産性の大幅向上、コスト削減を実現するこ
とができ、その工業的価値は非常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における撥水ネット付き
スピーカの断面図
【図2】図1のスピーカに装着された撥水ネットの側面
【図3】本発明の実施の形態2における撥水ネット付き
スピーカの断面図
【図4】本発明の実施の形態3における撥水ネット付き
スピーカの断面図
【図5】本発明の実施の形態4における撥水ネット付き
スピーカの断面図
【図6】本発明の実施の形態5における撥水ネット付き
スピーカの断面図
【図7】本発明の実施の形態6における撥水ネット付き
スピーカの断面図
【図8】従来の撥水ネット付きスピーカの断面図
【図9】図8のスピーカに装着された撥水ネットの側面
【符号の説明】
4 磁気回路 6 フレーム 7 振動板 8 ボイスコイル 10 磁気ギャップ 12 撥水ネット 14 粘着材 18 ダストキャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下川床 剛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中島 正二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 奥澤 和朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 隅山 昌英 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上井 正次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上森 一好 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)発明者 坂上 平治郎 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 5D012 BA09 BD00 FA09 5D017 AF08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに保持された磁気回路と、ボイ
    スコイルを結合し前記フレームの外周部に結合された振
    動板とを有し、通気通音性を有する撥水ネットが開口部
    に装着された撥水ネット付きスピーカであって、 前記撥水ネットが、フッ素系樹脂による撥水加工処理が
    施されるとともに、被装着部材への装着面に接着性改善
    表面改質処理が施され、前記装着面において粘着材によ
    り前記被装着部材に結合された撥水ネット付きスピー
    カ。
  2. 【請求項2】 撥水ネットは、フッ素系樹脂による撥水
    加工処理の後に、フッ素減少率4〜54%、酸素増加率
    14〜143%となる接着性改善表面改質処理が施され
    た請求項1記載の撥水ネット付きスピーカ。
  3. 【請求項3】 撥水ネットは、フレームに展張されフレ
    ーム外周部に結合された請求項1記載の撥水ネット付き
    スピーカ。
  4. 【請求項4】 撥水ネットは、フレームに設けられた空
    気孔を覆い前記空気孔の周囲部分に結合された請求項1
    記載の撥水ネット付きスピーカ。
  5. 【請求項5】 撥水ネットは、磁気回路を構成する下部
    プレートのセンターポールを貫通する空気孔を覆い前記
    空気孔の周囲部分に結合された請求項1記載の撥水ネッ
    ト付きスピーカ。
  6. 【請求項6】 撥水ネットは、振動板に設けられた空気
    孔を覆い前記空気孔の周囲部分に結合された請求項1記
    載の撥水ネット付きスピーカ。
  7. 【請求項7】 撥水ネットは、ボイスコイルのボビンに
    設けられた空気孔を覆い前記空気孔の周囲部分に結合さ
    れた請求項1記載の撥水ネット付きスピーカ。
  8. 【請求項8】 撥水ネットは、ボイスコイルを覆うダス
    トキャップの少なくとも一部を構成し、前記ボイスコイ
    ルあるいは振動板あるいはフレームに結合された請求項
    1に記載の撥水ネット付きスピーカ。
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