JPH10336778A - スピーカ - Google Patents
スピーカInfo
- Publication number
- JPH10336778A JPH10336778A JP9142774A JP14277497A JPH10336778A JP H10336778 A JPH10336778 A JP H10336778A JP 9142774 A JP9142774 A JP 9142774A JP 14277497 A JP14277497 A JP 14277497A JP H10336778 A JPH10336778 A JP H10336778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tinsel wire
- gasket
- diaphragm
- support member
- supporting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/06—Arranging circuit leads; Relieving strain on circuit leads
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/06—Loudspeakers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
れ、出力音圧周波数特性に悪影響が生じるという課題が
あった。 【解決手段】 錦糸線支持部材30をガスケット24に
設け、錦糸線支持部材30に、錦糸線26を支持し錦糸
線支持部材30の先端部から端子ラグ28の近傍まで案
内する2本の溝部を所定の間隔で設け、錦糸線支持部材
30に設けた2本の溝部間に中空部30aを設ける。
Description
張り出すように錦糸線支持部材を設け、錦糸線を錦糸線
支持部材に案内することによって防水性を高めた構造の
スピーカに関するものである。
4号公報に記載された従来の動電型のスピーカの構成を
示す断面図である。図において、1は振動板、2は振動
板1の防塵の役割をするダストキャップ、3は振動板1
を支持するエッジ、4はエッジ3を押さえて固定するガ
スケット、5はボイスコイル13の引き出し線、6は入
力された信号をボイスコイル13へ導く可撓性導体から
成る錦糸線、7は振動板1の表面に設けられたハト目、
8は信号を入力するための端子板、9は錦糸線6を支持
し端子板8の近傍まで導く錦糸線支持部材、10はスピ
ーカを構成する部品を支えるフレーム、11は環状の磁
石、12は磁石11が発する磁束を導くプレート、13
はボイスコイル、14はボイスコイル13が巻き回され
たボビン、15はボビン14を支持するダンパ、16は
磁石が発する磁束を導くポールピースである。
の基端部はボビン14の前端部に接着され、振動板1の
外周縁部はエッジ3の内周縁に接着されている。また、
ダストキャップ2は振動板1の前面中心部に接着されて
いる。また、引き出し線5はボイスコイル13から振動
板1の表面に沿ってハト目7まで引き出され、錦糸線6
の一端と接続されている。また、錦糸線6の他端は錦糸
線支持部材9によって案内され、端子板8に接続されて
いる。また、端子板8はフレーム10のフランジに取り
付けられている。また、錦糸線支持部材9はガスケット
4の上面を横切り、振動板1の前方に張り出すように、
端子板8に取り付けられている。また、磁石11はプレ
ート12とポールピース16とで挟持されている。ま
た、プレート12はフレーム10に取り付けられてい
る。また、ボビン14はダンパ15によって支持され
て、ポールピース16とプレート12の間隙に配置され
ている。また、ダンパ15は、フレーム10に取り付け
られている。
1、プレート12およびポールピース16により磁気回
路が構成され、この磁気回路により、プレート12とポ
ールピース16との間隙に磁束分布が形成される。
用いる場合には、端子板8がドアの内側の車室側に位置
するようにして、ドアのインナーパネルにネジなどによ
り取り付ける。
号が入力すると、磁束の中に置かれたボイスコイル13
に電流が流れ、フレミングの左手の法則に従い、起電力
が発生する。そして、この起電力により振動板1が振動
し、音波が発せられる。
のように構成され、錦糸線支持部材9がスピーカから発
せられる音波のはね返りなどを考慮した形状になってい
なかった。このため、スピーカから発せられる音波の音
圧特性が乱れ、出力音圧周波数特性に悪影響が生じると
いう課題があった。
9が、ガスケット4の上面よりも高いところに位置して
いるため、振動板1が前方に振動したときに、錦糸線6
はガスケットの上面から容易に突出し、スピーカの前方
に取り付けられたグリルや防塵用のネットと錦糸線6と
が接触して異常音を発するという課題があった。
めになされたもので、スピーカから発せられる音波の音
圧特性の乱れを防止できる構成のスピーカを得ることを
目的とする。
られたグリルや防塵用のネットと接触して異常音を発す
ることを防止できる構成のスピーカを得ることを目的と
する。
るスピーカは、錦糸線支持部材をガスケットに設け、錦
糸線支持部材に、錦糸線を支持し錦糸線支持部材の先端
部からガスケットの外部に設けた入力端子の近傍まで案
内する2本の溝部を所定の間隔で設け、錦糸線支持部材
に設けた2本の溝部間に中空部を設けたものである。
糸線支持部材の先端部をガスケットの上面より低い位置
に配置したものである。
糸線支持部材の先端部に、振動板が前方に振動し錦糸線
が上昇した場合に、錦糸線が錦糸線支持部材に設けた溝
部から脱離することを防止する脱離防止部を設けたもの
である。
糸線支持部材をガスケットと一体成形したものである。
説明する。 実施の形態1.図1〜図3はこの発明の実施の形態1の
スピーカを示す構成図である。図1は斜視図、図2は断
面図、図3は振動板の前方から眺めた平面図である。図
1〜図3において、20はスピーカ、21は振動板、2
2は振動板1の防塵の役割をするダストキャップ、23
は振動板21を支持するエッジ、24はエッジ23を押
さえて固定するガスケット、24aはガスケット24に
設けられた位置決め突起、25はボイスコイル35の引
き出し線、26は入力された信号をボイスコイル35へ
導く可撓性導体から成る錦糸線、27は振動板21の表
面に設けられたハト目、28は信号を入力するための端
子ラグ(入力端子)、29は端子ラグ28を囲んで保護
する端子ハウジング、30は錦糸線26を支持し端子ラ
グ28の近傍まで導く錦糸線支持部材、30aは錦糸線
支持部材30に設けられた中空部、30bは錦糸線支持
部材30を補強するブリッジ、32はスピーカ20を構
成する部品を支えるフレーム、32aはフレーム32の
縁を折り曲げて形成された切り起こし部、33は環状の
磁石、34は磁石33が発する磁束を導くプレート、3
5はボイスコイル、36はボイスコイル35が巻き回さ
れたボビン、37はボビン36を支持するダンパ、38
は磁石が発する磁束を導くポールピースである。
を乗用車のドアに取り付けた状態を示す断面図である。
図4において、39は乗用車のドア、40はドア39を
構成する車室内側のパネルであるインナーパネル、41
はドア39を構成する外側のパネルであるアウターパネ
ル、42はインナーパネル40に取り付けられた意匠パ
ネルのドアトリム、43は振動板21の前方に位置する
ドアトリム42の部分に設けられたスピーカが発する音
波を透過させるグリル、44はドア39に設けられた窓
ガラス、45は窓ガラス44を伝わってドア39の内部
に浸入した水滴である。なお、図4において、図1〜図
3と同一あるいは同等部分には同一符号を付し、その説
明を省略する。
ーカ20では、振動板21の基端部はボビン36の前端
部に接着され、振動板21の外周縁部はエッジ23の内
周縁に接着されている。また、ダストキャップ22は振
動板21の前面中心部に接着されている。また、引き出
し線25はボイスコイル35から振動板21の表面に沿
ってハト目27まで引き出され、錦糸線26の一端と接
続されている。また、錦糸線支持部材30には錦糸線2
6を支持し、錦糸線支持部材30の先端部から端子ラグ
28の近傍まで案内する2本の溝部が約20mmの間隔
で設けられており、錦糸線26の他端は錦糸線支持部材
30によって案内され、端子ラグ28に接続されてい
る。また、端子ラグ28はガスケット24の外部に設け
られている。また、錦糸線支持部材30は振動板21の
前方に張り出すように、ガスケット24と一体成形して
ガスケット24に設けられている。また、中空部30a
は錦糸線支持部材30に設けられた2本の溝部間に設け
られている。また、磁石33はプレート34とポールピ
ース38とで挟持されている。また、プレート34はフ
レーム32に取り付けられている。また、ボビン36は
ダンパ37によって支持されて、ポールピース38とプ
レート34の間隙に配置されている。また、ダンパ37
は、フレーム32に取り付けられている。
ピーカ20では、錦糸線支持部材30に設けた2本の溝
部間に中空部30aを設け、振動板21と対向する側の
錦糸線支持部材30の面の面積を小さくするとともに、
錦糸線支持部材30を軽くしている。これによって、ス
ピーカ20から発せられる音波が錦糸線支持部材30に
よって妨げられることによる音圧特性の乱れを防止して
いる。図5および図6は錦糸線支持部材30に中空部3
0aを設けた場合の音圧特性と設けなかった場合の音圧
特性とを、縦軸に音圧レベル(dB)を取り、横軸に周
波数(Hz)を取って比較して示している。図6は図5
の主要部分の拡大図である。図5および図6は口径16
cmのフルレンジタイプのスピーカの例を示している。
振動板21と対向する側の錦糸線支持部材30の面での
中空部30aの大きさは、約20mm×15mmであ
る。図5および図6中、曲線aが中空部30aを設けた
場合であり、曲線bが中空部30aを設けなかった場合
である。図5および図6に示すように、中空部30aを
設けた場合、周波数が4kHz〜8kHz程度の範囲で
音圧レベルが向上する。具体的には、周波数が4kHz
のとき、音圧レベルが2dB向上し、周波数が5kHz
のとき、音圧レベルが3dB向上し、周波数が6kHz
のとき、音圧レベルが4dB向上し、周波数が7kHz
のとき、音圧レベルが2.5dB向上し、周波数が8k
Hzのとき、音圧レベルが1dB向上する。
溝部間の間隔を約20mmとしている。これによって、
錦糸線26が撓んだ場合に、錦糸線26同士が接触する
ことを防止している。
溝部間に、錦糸線支持部材30を補強するブリッジ30
bを設けている。これによって、一方の溝部に加わった
曲げ応力を他方の溝部に分散し、一方の溝が切断される
ことを防止している。
置で引き出し線25と接続し、他端を端子ラグ28と接
続し、錦糸線支持部材30の先端部から端子ラグ28の
近傍までの位置で、錦糸線26を錦糸線支持部材30に
設けた溝部に支持し、錦糸線26を、ハト目27と錦糸
線支持部材30の先端部とで固定している。また、ハト
目27から錦糸線支持部材30の先端までに位置する錦
糸線26の長さを振動板21が最も後方に振動した場合
のハト目27と錦糸線支持部材30の先端部との距離よ
りも大きくなるようにし、さらに、振動板21が前方に
も後方にも振動していない状態においてハト目27から
錦糸線支持部材30の先端までの位置で、錦糸線26が
緩やかな円弧、例えば、半径が3mm〜10mmの円弧
を描くようにしている。これによって、振動板21が後
方に振動した場合において、錦糸線26に張力が働くこ
とによる錦糸線26の断線を防止し、振動板21が前方
に振動した場合において、錦糸線26が鋭角に曲がり曲
げ応力が錦糸線26に働くことによる錦糸線の断線を防
止している。
2aを3カ所設け、各切り起こし部32aのほぼ中央に
約5mm×4mmの四角い開口を設けている。そして、
各切り起こし部32aに設けた開口と嵌合するように、
ガスケット24の外周部に、各切り起こし部32aに設
けた開口より僅かに小さな位置決め突起24aを3カ所
設けている。これによって、スピーカ20を各位置決め
突起24aを切り起こし部32aに設けた開口と嵌合さ
せて組み立てるとき、ガスケット24の中心とフレーム
32の中心とを一致させることができ、スピーカ20の
組立作業が容易になる。また、ガスケット24をフレー
ム32に密着させることができ、ガスケット24とフレ
ーム32との接着作業が容易になる。なお、切り起こし
部32aに設けた開口とガスケット24に設けた位置決
め突起24aとが嵌合する位置が4カ所以上あっても、
この場合と同様の効果が得られる。
4と一体成形している。これによって、部品数が少なく
なり、スピーカ20の製造効率が高くなる。
に信号が入力すると、錦糸線26および引き出し線25
を介して、磁束の中に置かれたボイスコイル35に電流
が流れ、フレミングの左手の法則に従い、起電力が発生
する。そして、この起電力により振動板21は振動し、
音波が発せられる。2つの端子ラグ28のうち、一方の
端子ラグがプラスの端子ラグであり、他方の端子ラグが
マイナスの端子ラグである。通常、振動板21は、プラ
スの端子ラグに正の電圧を印加すると前方に振動し、負
の電圧を印加すると後方に振動する。振動板21が前方
に振動し、ハト目27と錦糸線支持部材30の先端部と
の距離が小さくなるとき、ハト目27から錦糸線支持部
材30の先端までに位置する錦糸線26が描く円弧の半
径が小さくなるように撓み、振動板21が後方に振動
し、ハト目27と錦糸線支持部材30の先端部との距離
が大きくなるとき、ハト目27から錦糸線支持部材30
の先端までに位置する錦糸線26が描く円弧の半径が大
きくなるように撓む。このように、振動板21が振動す
ると、ハト目27から錦糸線支持部材30の先端までに
位置する錦糸線26が、ハト目27と錦糸線支持部材3
0の先端部との距離に応じて撓む。なお、プラスの端子
ラグに正の電圧を印加する場合および負の電圧を印加す
る場合のいずれの場合においても、マイナスの端子ラグ
の電位をGNDに設定しておく。
ば、錦糸線支持部材30に設けた2本の溝部間に中空部
30aを設けているので、スピーカ20から発せられる
音波が錦糸線支持部材30によって妨げられることによ
る音圧特性の乱れを防止することができ、出力音圧周波
数特性を良好に保つことができるという効果が得られ
る。
4と一体成形しているので、部品数が少なくなり、スピ
ーカ20の製造効率が高くなるという効果が得られる。
態2のスピーカを示す構成図である。図7は斜視図、図
8は断面図、図9は振動板の前方から眺めた平面図であ
る。図7〜図9において、50はスピーカ、51はグリ
ル(図示せず)とスピーカ50との間を気密に保つため
にガスケット24の上面に貼られたクッションである。
なお、図7〜図9において、図1〜図3と同一あるいは
同等部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
態2のスピーカの錦糸線支持部材、端子ラグ、端子ハウ
ジングを拡大して示す斜視図である。図10は錦糸線が
ない状態を示し、図11は錦糸線がある状態を示してい
る。図10および図11において、30c,3Odは錦
糸線支持部材30に設けられた溝部、30e,30fは
錦糸線支持部材30の先端部に設けられた、錦糸線26
が溝部30c,3Odから脱離すること防止する脱離防
止部、52は窪み、53は側穴である。なお、図10お
よび図11において、図1〜図3と同一あるいは同等部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
カの錦糸線支持部材の先端部を拡大して示す斜視図であ
る。図12は錦糸線がない状態を示している。図12
(A)は振動板の前方から眺めた平面図、図12(B)
は図12(A)のX方向から眺めた側面図である。図1
2において、図10および図11と同一あるいは同等部
分には同一符号を付し、その説明を省略する。
ピーカ50では、振動板21の基端部はボビン36の前
端部に接着され、振動板21の外周縁部はエッジ23の
内周縁に接着されている。また、ダストキャップ22は
振動板21の前面中心部に接着されている。また、引き
出し線25はボイスコイル35から振動板21の表面に
沿ってハト目27まで引き出され、錦糸線26の一端と
接続されている。また、錦糸線支持部材30には錦糸線
26を支持し、錦糸線支持部材30の先端部から端子ラ
グ28の近傍まで案内する2本の溝部30c,3Odが
約20mmの間隔で設けられており、錦糸線26の他端
は錦糸線支持部材30によって案内され、端子ラグ28
に接続されている。また、端子ラグ28はガスケット2
4の外部に設けられている。また、錦糸線支持部材30
は振動板21の前方に張り出すように、ガスケット24
および端子ハウジング29と一体成形してガスケット2
4に設けられ、その先端部はガスケット24の上面より
低い位置であって、振動板21が前方に振動しても振動
板21に接触しない位置に配置されている。また、中空
部30aは錦糸線支持部材30に設けられた2本の溝部
30c,3Od間に設けられている。また、磁石33は
プレート34とポールピース38とで挟持されている。
また、プレート34はフレーム32に取り付けられてい
る。また、ボビン36はダンパ37によって支持され
て、ポールピース38とプレート34の間隙に配置され
ている。また、ダンパ37は、フレーム32に取り付け
られている。
ピーカ50では、錦糸線支持部材30の先端部をガスケ
ット24の上面より低い位置に配置している。これによ
って、振動板21が前方に振動し、ハト目27と錦糸線
支持部材30の先端部との距離が小さくなり、ハト目2
7から錦糸線支持部材30の先端までに位置する錦糸線
26が湾曲しながら上昇したときでも、錦糸線26がガ
スケット24の上面から突出しにくくなり、スピーカ5
0の前方に取り付けたグリルや防塵用のネットと錦糸線
26とが接触して異常音が発することを防止することが
できる。
防止部30e,3Ofを設けている。これによって、振
動板21が前方に振動し錦糸線26が上昇したときで
も、錦糸線26の動きが規制され、錦糸線26が溝部3
0c,3Odから脱離しにくくなる。例えば、図12に
は、脱離防止部30e,3Ofとしてのコの字型部材
を、その凹部を下側に向けかつ凹部が溝部30c,3O
dの延長線上に位置するように溝部30c,3Odの先
端からわずかに離れた位置に配置した場合について示し
ている。
4および端子ハウジング29と一体成形している。これ
によって、部品数が少なくなり、スピーカ50の製造効
率が高くなる。また、部品間の結合強度が高くなり、外
力に対して強くなる。
9との間に位置する端子ラグの左右にガスケット24か
ら端子ハウジング29に到る側壁を設け、端子ラグ28
を、ガスケット24、端子ハウジング29および側壁で
取り囲まれて形成される窪み52の内部に位置するよう
に設けている。また、側壁の下側には、側穴53を設け
ている。これによって、スピーカ50の運搬中や取り付
け作業中に、端子ラグ28に横方向から力が加わって、
端子ラグ28が横方向に変形して隣接する端子ラグ28
同士が接触することを防止することができる。なお、こ
のような場合でも、端子ラグ28に上方向から力が加わ
る場合があるが、端子ラグ28が下方向に変形しても隣
接する端子ラグ28同士が接触する恐れはない。また、
錦糸線26を端子ラグ28に接続する際に発生する半田
屑や錦糸線屑を側穴53から排出することができる。
ば、錦糸線支持部材30の先端部をガスケット24の上
面より低い位置に配置しているので、振動板21が前方
に振動したときでも、スピーカ50の前方に取り付けた
グリルや防塵用のネットと錦糸線26と接触して異常音
が発することを防止することができる効果が得られる。
防止部30e,3Ofを設けているので、振動板21が
前方に振動し錦糸線26が上昇したときでも、錦糸線2
6が溝部30c,3Odから脱離しにくくなる効果が得
られる。
4と一体成形しているので、部品数が少なくなり、スピ
ーカ50の製造効率が高くなるという効果が得られる。
れば、錦糸線支持部材をガスケットに設け、錦糸線支持
部材に、錦糸線を支持し錦糸線支持部材の先端部からガ
スケットの外部に設けた入力端子の近傍まで案内する2
本の溝部を所定の間隔で設け、錦糸線支持部材に設けた
2本の溝部間に中空部を設けるように構成したので、ス
ピーカから発せられる音波が錦糸線支持部材によって妨
げられることによる音圧特性の乱れを防止することがで
き、出力音圧周波数特性を良好に保つことができるとい
う効果がある。
部材の先端部をガスケットの上面より低い位置に配置す
るように構成したので、振動板が前方に振動したときで
も、スピーカの前方に取り付けたグリルや防塵用のネッ
トと錦糸線と接触して異常音が発することを防止するこ
とができる効果がある。
部材の先端部に、振動板が前方に振動し錦糸線が上昇し
た場合に、錦糸線が錦糸線支持部材に設けた溝部から脱
離することを防止する脱離防止部を設けるように構成し
たので、振動板が前方に振動し錦糸線が上昇したときで
も、錦糸線が溝部から脱離しにくくなるという効果があ
る。
部材をガスケットと一体成形するように構成したので、
部品数が少なくなり、製造効率の高いスピーカ50が得
られるという効果がある。
成を示す斜視図である。
成を示す断面図である。
成を示す平面図である。
用車のドアに取り付けた状態を示す断面図である。
音圧特性の比較図である。
成を示す斜視図である。
成を示す断面図である。
成を示す平面図である。
錦糸線支持部材、端子ラグ、端子ハウジングを拡大して
示す錦糸線がない状態での斜視図である。
錦糸線支持部材、端子ラグ、端子ハウジングを拡大して
示す錦糸線がある状態での斜視図である。
錦糸線支持部材の先端部を拡大して示す斜視図である。
端子ラグ(入力端子)、30 錦糸線支持部材、30
a 中空部、30c,30d 溝部、30e,30f
脱離防止部。
Claims (4)
- 【請求項1】 振動板の前方に張り出すように錦糸線支
持部材を設け、錦糸線を該錦糸線支持部材に案内するこ
とによって防水性を高めた構造のスピーカにおいて、 上記錦糸線支持部材をガスケットに設け、上記錦糸線支
持部材に、上記錦糸線を支持し上記錦糸線支持部材の先
端部から上記ガスケットの外部に設けた入力端子の近傍
まで案内する2本の溝部を所定の間隔で設け、上記錦糸
線支持部材に設けた2本の上記溝部間に中空部を設けた
ことを特徴とするスピーカ。 - 【請求項2】 錦糸線支持部材の先端部をガスケットの
上面より低い位置に配置したことを特徴とする請求項1
記載のスピーカ。 - 【請求項3】 錦糸線支持部材の先端部に、振動板が前
方に振動し錦糸線が上昇した場合に、上記錦糸線が上記
錦糸線支持部材に設けた溝部から脱離することを防止す
る脱離防止部を設けたことを特徴とする請求項1または
請求項2記載のスピーカ。 - 【請求項4】 錦糸線支持部材をガスケットとを一体成
形したことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの
いずれか1項記載のスピーカ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14277497A JP3462040B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | スピーカ |
US09/048,262 US5838809A (en) | 1997-05-30 | 1998-03-26 | Speaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14277497A JP3462040B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | スピーカ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10336778A true JPH10336778A (ja) | 1998-12-18 |
JP3462040B2 JP3462040B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=15323286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14277497A Expired - Fee Related JP3462040B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | スピーカ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5838809A (ja) |
JP (1) | JP3462040B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003521184A (ja) * | 2000-01-27 | 2003-07-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 可動コイル及び可動コイルの接続リード線用の弾性保持要素を有する電気音響変換器 |
JP4551581B2 (ja) * | 2001-03-27 | 2010-09-29 | スター精密株式会社 | スピーカ |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6665415B1 (en) * | 1999-09-09 | 2003-12-16 | Harman International Industries, Incorporated | Loudspeaker overcurrent protection |
US6922477B1 (en) * | 1999-11-04 | 2005-07-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker |
US6351544B1 (en) | 1999-12-10 | 2002-02-26 | Harman International Industries Incorporated | Regressively hinged spider |
US6438249B1 (en) * | 2000-02-15 | 2002-08-20 | Soundtube Entertainment, Inc | Open back acoustic speaker module |
EP1233646B1 (en) * | 2000-10-02 | 2008-01-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker |
KR20020045483A (ko) * | 2000-12-08 | 2002-06-19 | 이형도 | 마이크로 스피커 |
US6672650B2 (en) * | 2001-04-11 | 2004-01-06 | Patent Holding Company | Plastic panel with integrally molded speaker grille |
US7093688B2 (en) * | 2001-09-05 | 2006-08-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Structure for preventing the generation of standing waves and a method for implementing the same |
WO2003032505A2 (en) * | 2001-10-04 | 2003-04-17 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Electroacoustic transducer having a moving coil and having movable holding elements for the connecting leads of the moving coil |
JP4159408B2 (ja) * | 2003-05-26 | 2008-10-01 | パイオニア株式会社 | スピーカ |
JP2005277876A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Pioneer Electronic Corp | スピーカー装置 |
JP4469652B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2010-05-26 | 京セラ株式会社 | 携帯型電子機器 |
JP2006303578A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Pioneer Electronic Corp | スピーカー装置 |
US20090074227A1 (en) * | 2007-09-17 | 2009-03-19 | Renner G Stewart | Crimping tinsel leads |
US9980050B2 (en) * | 2015-09-29 | 2018-05-22 | Coleridge Design Associates Llc | System and method for a loudspeaker with a diaphragm |
US10560778B2 (en) * | 2015-09-29 | 2020-02-11 | Coleridge Design Associates Llc | System and method for a loudspeaker with a diaphragm |
TWI596958B (zh) * | 2015-12-08 | 2017-08-21 | 富祐鴻科技股份有限公司 | Assembly method for thin mini speaker bracket and slim mini speaker lead |
US9942680B1 (en) * | 2016-02-22 | 2018-04-10 | Sonos, Inc. | Transducer assembly |
CN110392328A (zh) * | 2018-04-18 | 2019-10-29 | 惠州迪芬尼声学科技股份有限公司 | 扬声器及其端子组件 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3609652A (en) * | 1969-02-14 | 1971-09-28 | Molex Products Co | Solderless terminal strip connector assembly |
US5583944A (en) * | 1992-10-28 | 1996-12-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speaker |
JP3354633B2 (ja) * | 1993-06-25 | 2002-12-09 | 富士通テン株式会社 | ステッピングモータ駆動装置 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14277497A patent/JP3462040B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-03-26 US US09/048,262 patent/US5838809A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003521184A (ja) * | 2000-01-27 | 2003-07-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 可動コイル及び可動コイルの接続リード線用の弾性保持要素を有する電気音響変換器 |
JP4876292B2 (ja) * | 2000-01-27 | 2012-02-15 | ノウルズ、エレクトロニクス、アジア、プライベート、リミテッド | 可動コイル及び可動コイルの接続リード線用の弾性保持要素を有する電気音響変換器 |
JP4551581B2 (ja) * | 2001-03-27 | 2010-09-29 | スター精密株式会社 | スピーカ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5838809A (en) | 1998-11-17 |
JP3462040B2 (ja) | 2003-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10336778A (ja) | スピーカ | |
US7167573B2 (en) | Full range loudspeaker | |
US8213671B2 (en) | Speaker | |
KR101052825B1 (ko) | 초슬림형 스피커 | |
EP1509061A2 (en) | Speaker and method of installing the same | |
JP2005277872A (ja) | スピーカー装置 | |
CN212785585U (zh) | 一种发声面板及背板组件 | |
JP4042732B2 (ja) | リング型スピーカー | |
KR102517896B1 (ko) | 스피커용 진동부 어셈블리 | |
JP2008118477A (ja) | スピーカ、及びスピーカシステム | |
EP1445980A1 (en) | Speaker | |
KR20050075789A (ko) | 스피커 | |
JP2005277866A (ja) | 樹脂フレーム、スピーカーユニット及びスピーカー装置 | |
KR102510712B1 (ko) | 이너 엣지형 스피커 | |
JP2003116197A (ja) | スピーカ | |
JP4245463B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP2005057640A (ja) | スピ−カ | |
JP2008167238A (ja) | スピーカー装置 | |
JPH11168799A (ja) | スピーカ装置 | |
JP2000308194A (ja) | スピーカ装置 | |
KR970003652Y1 (ko) | 고출력용 스피커 | |
KR200170866Y1 (ko) | 소형 스피커 | |
WO2022099804A1 (zh) | 发声器件 | |
KR20230123677A (ko) | 마이크로스피커 | |
KR200168099Y1 (ko) | 스피커 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030708 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090815 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100815 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |